JP2021007358A - 芝刈機 - Google Patents

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文雄 南
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拓也 松本
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Yoshiji Oota
能司 太田
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Shota Tanabe
翔太 田辺
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Abstract

【課題】芝刈機において、刈った芝を、ブレードの回転により発生する気流によって効率よく搬送する。【解決手段】ブレード40と、ブレード40に連結されるモータ47と、ブレード40を収容するハウジング11と、を有し、ハウジング11の下方の芝を刈り取る芝刈機10であって、刈られた芝を収容する芝収容体21と、ハウジング11と芝収容体21とを接続する接続部材23と、を備え、ハウジング11には、接続部材23の内部の流路に連通する天井部開口16Aが設けられ、天井部開口16Aは、ブレード40の回転範囲を駆動軸45に沿って上方に投影した領域に重なる。【選択図】図1

Description

本発明は、芝刈機に関する。
従来、芝刈機において、刈り取った芝を芝収容体に回収するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の芝刈機は、カッタブレードを回転させることにより旋回風を発生させ、旋回風をスクロール部によって芝収容体へ流すことにより、刈った芝草を芝収容体に搬送する。
特開2018−102250号公報
特許文献1に記載の芝刈機は、カッタブレードによって発生する上向きの気流を、ハウジングの後方に配置された芝収容体に向けて導くため、風量或いは風速の損失を生じていた。このため、気流をより効率よく利用して、芝草を搬送することが望まれていた。
そこで、本発明は、ブレードにより芝草を刈る芝刈機において、ブレードの回転により発生する気流を、より効率よく利用して、刈った芝を搬送することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ブレードと、前記ブレードに連結される動力源と、前記ブレードを収容するハウジングと、を有し、前記ハウジングの下方の芝を刈り取る芝刈機であって、刈られた芝を収容する芝収容体と、前記ハウジングと前記芝収容体とを接続する接続部材と、を備え、前記ハウジングには、前記接続部材の内部の流路に連通する開口部が設けられ、前記開口部は、前記ブレードの回転範囲を前記ブレードの回転軸に沿って上方に投影した領域に重なることを特徴とする。
上記構成において、前記ブレードは、前記ブレードの回転によって上向きの気流を発生するフィンを有することを特徴とする。
上記構成において、前記ハウジングに、前記ブレードを下方から支持する支持部を備えることを特徴とする。
上記構成において、前記ブレードの下方に前記動力源が配置され、前記支持部は前記動力源と前記ブレードを支持することを特徴とする。
上記構成において、前記動力源は、アキシャルギャップモータであることを特徴とする。
上記構成において、前記芝収容体の上部に、前記接続部材の内部の流路に連通する流入口が設けられることを特徴とする。
上記構成において、前記芝収容体を、前記流入口を上にして前記ハウジングに固定する収容体支持部を備えることを特徴とする。
上記構成において、前記動力源は前記ハウジングの外に設置され、前記ブレードに前記動力源の動力を伝達する動力伝達機構を備えることを特徴とする。
上記構成において、前記動力源は、前記ハウジング内において前記領域に重ならない位置に設置され、前記ブレードに前記動力源の動力を伝達する動力伝達機構を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ブレードの回転により生じる気流を芝収容体に送る際の風量および/または風速の損失を抑え、より効率よく、刈芝を芝収容体に搬送できる。
第1実施形態の芝刈機の構成を示す側面視図。 芝刈機のブレードの斜視図。 芝刈機の平面図。 図3のA−A線における断面視図。 第2実施形態の芝刈機の構成を示す側面視図。
以下、図面を参照して本発明を適用した実施形態について説明する。
[1.第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る芝刈機10の側面図である。図3は、芝刈機10の平面図であり、図4は図3のA−A線断面視図である。各図において、芝刈機10を地面Gに設置した場合の前方、後方、上方、下方、右方向、および左方向を、それぞれ符号F、B、U、D、R、Lで示す。図中の符号Gは、芝刈機10の設置面である地面を示す。符号F、B、U、D、R、Lで示す各方向は、地面Gに芝刈機10を設置した設置状態、或いは芝刈機10が地面Gを走行する作業状態における方向を指す。
芝刈機10は、芝刈り作業を行う作業者(操縦者、運転者とも称する)に押されて移動する手押し式の芝刈機であり、歩行型芝刈機とも呼ばれる。芝刈機10は、本体12、本体12の前部に取り付けられた左右一対の前輪31、および、本体12の後部に取り付けられた左右一対の後輪33を有する。本体12には、後方に延びる操作ハンドル35が取り付けられる。作業者は、操作ハンドル35を把持して、芝刈機10を前方に押しながら歩行して、地面Gの芝刈りを行う。
本体12には、ドーム形状の中空部材である上部ハウジング16が連結され、本体12と上部ハウジング16とによってハウジング11が構成される。本体12の下面は地面Gに対向し、下面開口部14が開口する。下面開口部14には、本体12の下部に配置されたブレード40が露出しており、ブレード40が回転して地面Gの芝を刈り取る。
上部ハウジング16の後方には芝収容体21が設置される。芝収容体21は、ブレード40によって刈られた芝を収容する容器であり、合成樹脂や金属からなる剛体の箱であってもよいし、布、不織布または合成樹脂製のシートで構成される袋であってもよい。本実施形態の芝収容体21は、通気性を有する合成樹脂製のシートで構成される。以後の説明では、ブレード40により刈られた芝を刈芝Lと呼ぶ。
芝収容体21は、収容体支持部25によって本体12に固定される。収容体支持部25は、例えば、本体12に固定されたブラケットであり、芝収容体21の側面、または、図示しない芝収容体21のフレームを支持する。
芝刈機10は、上部ハウジング16と芝収容体21とを連結する接続部材23を有する。接続部材23は中空であり、接続部材23の内部空間は、上部ハウジング16の内部と芝収容体21の内部とに連通する流路を構成する。上部ハウジング16と接続部材23との接続部、および、接続部材23と芝収容体21との接続部は、気流や刈芝Lが外部に漏出しないように、隙間なく接合されることが好ましい。
芝収容体21は、ハウジング11に対し着脱自在である。すなわち、芝収容体21は、収容体支持部25に着脱可能に固定され、接続部材23と芝収容体21とは着脱可能である。芝収容体21を収容体支持部25および接続部材23から取り外すと、作業者は、芝収容体21の内部に溜まった刈芝Lを捨てることができる。
芝刈機10は、ブレード40を駆動する動力源として、モータ47を備える。モータ47は、ブレード40の下方に配置され、モータ47の下面にはステー51が連結される。ステー51は、本体12に固定され、モータ47及びブレード40を下方から支持する。ステー51は支持部の一例に相当する。
モータ47には、制御回路53、および、バッテリ55が接続される。バッテリ55は、制御回路53の制御により、モータ47を駆動する電力を供給する。制御回路53は、操作ハンドル35に設置されたスイッチ37の操作に応じてモータ47への電力供給をオン/オフすることにより、モータ47を回転/停止させる。
なお、制御回路53およびバッテリ55は本体12の外部に配置されてもよい。また、本実施形態では、バッテリ55から制御回路53に電力が供給される構成を例示するが、例えば、商用交流電源から制御回路53に電力が供給される構成としてもよい。
ブレード40は、モータ47の出力軸に直結された駆動軸45に固定され、モータ47の動力によって回転する。
図2は、ブレード40の斜視図である。
ブレード40は、例えば金属製の板材で構成されるブレード本体41を有し、ブレード本体41に刃部42およびフィン43が形成されている。ブレード本体41の中央には軸取付部46が形成され、軸取付部46に駆動軸45が固定される。ブレード40は、軸取付部46を中心として、図中符号ROで示す方向に回転する。
刃部42は、ブレード本体41のRO側の端であり、刃付けがされている。ブレード40が駆動軸45を中心として回転方向ROに回転すると、刃部42が芝に衝突して、芝を切断する。フィン43は、ブレード40の回転方向ROにおいて刃部42の反対側に形成された翼状部であり、ブレード40の設置状態においてブレード本体41の面よりも上に立ち上がる。フィン43は、ブレード40の回転に伴って上向きの気流を発生させる。
ブレード本体41において、軸取付部46が形成された面と、刃部42が設けられた面との間に段差部44が形成されている。すなわち、ブレード本体41は段付き形状となっており、刃部42と軸取付部46の高さが異なる。このため、刃部42が地面Gに近接している状態で、軸取付部46の下方に空間が確保され、この空間にモータ47が配置される。つまり、ブレード本体41を、段差部44を有する段付き形状とすることにより、モータ47をブレード本体41の下方に収めることができる。
モータ47は、ブレード本体41の下方の空間に収容されるため、低背であることが好ましい。本実施形態では、より好ましい一例として、モータ47を、アキシャルギャップモータにより構成した例を示す。この例では、図4に示すように、モータ47は、駆動軸45に連結されるロータ47Aと、ステータ47Bとを有し、ロータ47Aとステータ47Bとが駆動軸45の軸方向に対向して回転する三次元磁気回路を有する。アキシャルギャップモータは、ラジアル型モータに比べて駆動軸45の軸方向におけるサイズが小さいという特徴がある。
モータ47の動力によりブレード40が回転すると、フィン43によってハウジング11の内部に気流が発生する。ブレード40が生じる気流の方向を、図3及び図4中に符号Wで示す。図3に示すように、ブレード40が発生する気流は、ブレード40の回転方向ROと同方向の旋回風を含む。
ブレード40が発生する気流は、図4に示すように上昇気流を含む。この上昇気流は、地面Gの芝草を起こし、ブレード40による切断を容易にする効果がある。さらに、ブレード40が発生する上昇気流により、刈芝Lがハウジング11の内部で上方に搬送される。
上部ハウジング16の上部には、天井部開口16Aが形成されている。天井部開口16Aは、上部ハウジング16と接続部材23との接合部において、上部ハウジング16の内部空間と、接続部材23の内部の流路とを接続する開口部である。天井部開口16Aは、上部ハウジング16の高さ方向において中央より上にあり、好ましくは、上部ハウジング16の頂部または頂部の近傍に開口する。刈芝Lは、上昇気流により上部ハウジング16の上部に搬送され、天井部開口16Aを通って接続部材23に流入する。
図3には、ブレード40の回転範囲BAを、ブレード40の回転軸である駆動軸45に沿って投影した範囲を仮想線(二点鎖線)で示す。天井部開口16Aは、回転範囲BAに重なっているため、上部ハウジング16の内部の上昇気流が接続部材23に流れる際の抵抗が小さく、気流を効率よく接続部材23に導くことができる。このため、モータ47がブレード40を回転させるエネルギーを効率よく利用して、刈芝Lをハウジング11から接続部材23に搬送できる。
図3には、天井部開口16Aの一部が回転範囲BAに重なる構成を例示するが、天井部開口16Aが回転範囲BAに含まれてもよく、天井部開口16Aが回転範囲BAを含んでもよい。
また、図3の例では、天井部開口16Aが、駆動軸45に対し偏った位置に開口している。詳細には、天井部開口16Aが、気流方向Wに対向する面積が大きくなる位置に開口している。このため、RO方向の旋回風を含む気流を、より効率よく、天井部開口16Aから接続部材23に流入させることができる。
一方、芝収容体21の上部には、上部開口21Aが形成されている。上部開口21Aは、芝収容体21と接続部材23との接合部において、芝収容体21の内部空間と接続部材23の内部の流路とを接続する開口部であり、芝収容体21に刈芝Lが流入する流入口である。上部開口21Aは、芝収容体21の高さ方向において中央より上にあり、好ましくは、芝収容体21の最上部またはその近傍に開口する。刈芝Lは、接続部材23の流路を通り、上部開口21Aから芝収容体21の内部に流入する。このため、芝収容体21における刈芝Lの充填率が高いという利点がある。
例えば、特許文献1に開示された芝刈機のように、芝収容体に対して水平方向の気流により刈芝を送り込む場合、芝収容体の上部まで刈芝を充填することが難しい。このため、芝収容体における刈芝の充填率を高めることが望まれる。
本実施形態の芝刈機10は、刈芝Lが上部開口21Aから芝収容体21に流入し、芝収容体21の底部21Bに溜まる構成を有する。このため、芝収容体21に、隙間なく、高い充填率で刈芝Lを溜めることができる。芝収容体21の充填率を高めることにより、芝収容体21に溜まった刈芝Lを廃棄する作業の頻度が少なくて済み、作業性の向上を図ることができる。また、刈芝Lの回収能力を低下させずに芝収容体21を小型化できるという利点がある。
以上説明したように、第1実施形態の芝刈機10は、ブレード40と、ブレード40に連結されるモータ47と、ブレード40を収容するハウジング11と、を有し、ハウジング11の下方の地面Gの芝を刈り取る芝刈機10である。芝刈機10は、刈芝Lを収容する芝収容体21と、ハウジング11と芝収容体21とを接続する接続部材23と、を備える。ハウジング11には、接続部材23の内部の流路に連通する天井部開口16Aが設けられ、天井部開口16Aは、ブレード40の回転範囲BAをブレード40の駆動軸45に沿って上方に投影した領域に重なる。
これにより、ブレード40の回転により生じる気流を接続部材23に導く課程で、風量および/または風速の損失を抑え、より効率よく、刈芝Lを芝収容体21に搬送できる。
芝刈機10において、ブレード40は、ブレード40の回転によって上向きの気流を発生するフィン43を有する。これにより、ブレード40の回転に伴って発生する上昇気流により、刈芝Lをハウジング11の上部に導き、芝収容体21に搬送できる。
芝刈機10は、ハウジング11に、ブレード40を下方から支持するステー51を備える。この構成によれば、ブレード40が発生する上昇気流の流路に重ならない位置に配置された部材により、ブレード40を支持できる。このため、刈芝Lを搬送する気流が妨げられず、より効率よく刈芝Lを芝収容体21に搬送できる。
また、この構成によれば、ステー51が、ブレード40により刈られた刈芝Lの搬送経路上に位置しないため、ステー51に刈芝Lが付着しにくい。このため、ステー51に付着する刈芝Lを取り除く作業が不要、或いは低頻度で済むので、芝刈機10のメンテナンスに係る労力を軽減できる。
芝刈機10において、ブレード40の下方にモータ47が配置され、ステー51はモータ47とブレード40を支持する。このため、ブレード40と、ブレード40を駆動するモータ47とを、気流を妨げない構造によって支持できる。従って、より効率よく、刈芝Lを芝収容体21に搬送できる。
モータ47は、アキシャルギャップモータとすることができる。ラジアル型モータに比べて薄型となるアキシャルギャップモータを用いることにより、ブレード40の下にモータ47を容易に収めることができる。このため、芝刈機10の大型化を招くことなく、ステー51によってブレード40とモータ47とを支持する構造を実現できる。
芝刈機10において、芝収容体21の上部に、接続部材23の内部の流路に連通する上部開口21Aが設けられる。このため、芝収容体21に対し、芝収容体21の上部から刈芝Lが投入されるので、芝収容体21の充填率を高めることができる。これにより、芝収容体21から刈芝Lを除去する作業頻度を減らして、利便性の向上を図ることができる。また、刈芝Lの収容能力を削減することなく芝収容体21の小型化を実現できる。
芝刈機10は、芝収容体21を、上部開口21Aを上にしてハウジング11に固定する収容体支持部25を備える。収容体支持部25によって、上部開口21Aが上になる向きで芝収容体21を本体12に固定できるので、刈芝Lを効率よく、高い充填率で芝収容体21に詰めることができる。
[2.第2実施形態]
図5は、第2実施形態の芝刈機10Aの構成を示す側面視図である。
芝刈機10Aは、第1実施形態で説明した芝刈機10と同様に、作業者が操作ハンドル35を押して操作する手押し式の芝刈機である。芝刈機10Aにおいて、芝刈機10と共通する構成部には同符号を付して説明を省略する。
芝刈機10Aは、ブレード40を駆動する動力源として、動力源60を有する。動力源60は、例えば、モータ47と同様のアキシャルギャップモータ、ラジアル型モータ、或いは、エンジンにより構成される。芝刈機10Aは、図示しない制御装置により、スイッチ37の操作に従って動力源60を動作させる。
動力源60としてエンジンを用いる場合、芝刈機10Aは、動力源60とともに、燃料タンク、燃料供給装置、吸排気装置等を備えてもよいが、ここでは図示を省略する。
また、動力源60としてモータを用いる場合、芝刈機10Aは、動力源60に電力を供給するバッテリや制御回路を備えてもよいが、ここでは図示を省略する。
動力源60は、ブラケット61によって本体12に固定される。図5には、動力源60を本体12の後方に搭載した例を示すが、動力源60の位置は特に制限されず、動力源60を本体12の前や上に設置してもよい。
動力源60は、回転力を出力する出力軸62を有し、出力軸62は動力伝達機構64によってブレード駆動部63に連結される。動力伝達機構64は、例えば、ベルト、ギヤ、リンク、その他の機械構造を有し、出力軸62の回転をブレード駆動部63に伝達する。
ブレード駆動部63は、動力伝達機構64により伝達された回転力を出力する駆動軸65を有し、駆動軸65はブレード40に固定される。ブレード40は、ブレード駆動部63によって支持され、ブレード駆動部63はステー51によって下方から支持される。すなわち、ステー51は、本体12に固定され、ブレード駆動部63及びブレード40を下方から支持する支持部として機能する。
この構成により、動力源60が出力軸62を回転させると、駆動軸65とともにブレード40が回転し、芝刈機10と同様に、ブレード40が上昇気流および旋回風を含む気流を発生させる。
芝刈機10Aにおいては、芝刈機10と同様に、ブレード40が発生する気流が天井部開口16Aから芝収容体21に導かれ、この気流によって刈芝Lを芝収容体21に回収することができる。従って、ブレード40が発生する気流を利用して、刈芝Lを効率よく回収できる。また、芝収容体21に刈芝Lを収容する充填率を高めることが可能である。
さらに、芝刈機10Aにおいては、動力源60がハウジング11の外に配置され、動力源60が発生する動力を動力伝達機構64によってブレード40に伝達できる。このため、動力源60が特に小型のものでなくても、動力源60を、ブレード40が発生する気流を妨げない位置に設置できる。例えば、吸排気系を必要とするエンジンや、ブレード40の下方の空間に収容することが難しい大型のモータを、動力源60として芝刈機10Aに搭載することができる。従って、芝刈機10Aでは、動力源60の種類がアキシャルギャップモータ等の小型の動力源に限定されないという利点がある。
[3.他の実施形態]
上述した各実施形態は、本発明の一実施の態様に過ぎず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変形、及び応用が可能である。
例えば、第1実施形態で説明した芝刈機10において、ブレード40をステー51の下方に配置した構成とすることもできる。詳細には、ステー51の下方にモータ47が取り付けられ、モータ47から下方に駆動軸45が突出し、駆動軸45にブレード40が固定された構成が挙げられる。この場合、ブレード40は、段差部44を有しない水平または反りを有する板状部材とすることができる。この構成によれば、第1実施形態と同様に、ブレード40が刈り取った刈芝Lをフィン43によりハウジング11の内部に巻き上げて搬送することができ、同様の効果が期待できる。また、上記構成では、刃部42により刈り取られた刈芝Lが搬送される経路上にステー51が位置するため、ステー51に刈芝Lが付着する可能性があるが、ステー51の断面形状や太さを調整することで、刈芝Lの付着を抑制できる。また、この構成では、モータ47をブレード40の段差部44に収める必要がないため、モータ47としてアキシャルギャップモータの他、ラジアル型モータを用いてもよい。
また、芝刈機10および芝刈機10Aにおいて、段差部44を有しないブレード40を用いた構成とすることができる。すなわち、段差部44を有しないブレード40を用いた構成であっても、ブレード本体41が、下面開口部14から芝草を刈ることが可能な位置に達する構成とすることができる。例えば、芝刈機10の設置状態または使用状態における水平に対する駆動軸45の傾斜角、および/または、ブレード40の長さを調整することにより、ブレード本体41が地面Gに近接する構成を実現できる。
この場合、ブレード40は、平板形状であってもよいし、段差部44と同様に駆動軸45の近傍に凹部を形成する湾曲部を有していてもよい。
また、第2実施形態で説明した芝刈機10Aでは、動力源60がハウジング11の外に配置された構成としたが、本発明はこれに限定されない。例えば、動力源をハウジング11の内部に配置し、この動力源からブレード40に対し、動力伝達機構により動力を伝達する構成であってもよい。この場合、動力伝達機構として、動力伝達機構64と同様の構成を採用できる。動力源は、例えば、バッテリ55の電力により動作するモータを採用できる。この構成において、さらに、動力源が、ハウジング11内において、ブレード40の回転範囲BAをブレード40の駆動軸に沿って上方に投影した領域に重ならない位置に配置されることが好ましい。すなわち、前記領域の外に動力源が位置する構成が好ましい。この構成によれば、動力源が刈芝Lの搬送を妨げることがないため、刈芝Lを、より効率よく芝収容体21に搬送できるという利点がある。
また、例えば、芝刈機10、10Aは、刈芝Lを芝収容体21に収容するバギングモード、および、刈芝Lをハウジング11の中で更に細かく刻んで下面開口部14から排出するマルチングモードを、切り替えて実行可能な構成であってもよい。具体的には、天井部開口16Aを開閉するフラップと、フラップを動作させる開閉機構とを備える構成とすることができる。この場合、バギングモードでは、上記の各実施形態で説明したように、ブレード40が発生する気流によって刈芝Lが速やかに芝収容体21に回収される。また、マルチングモードでは、天井部開口16Aがフラップにより閉鎖されるため、ブレード40が発生する気流によって、刈芝Lがハウジング11の内部を循環する。ここで、刈芝Lは、ブレード40が発生する上昇気流と旋回風によって、上方に巻き上げられながら旋回する。このため、刈芝Lがハウジング11の内部空間の全体で大きく循環するので、刈芝Lの大きな塊を生じることなく、細かく分散されて地面Gに落ちることが期待できる。また、個々の刈芝Lがハウジング11内を循環しながら細かく切断されることが期待できる。従って、マルチングモードにおいてもブレード40が発生する気流を効率よく利用することが可能である。
芝刈機10、10Aは、ハウジング11の内部に、気流を開口部へ導く導風部を備えた構成であってもよい。例えば、上部ハウジング16の内面に、ブレード40の回転方向ROに添ったスクロール形状のリブを設けて、導風部としてもよい。この場合、ブレード40が発生する気流を、渦を巻くように接続部材23に導くことができるので、気流を、よりスムーズに流す効果が期待できる。また、ハウジング11の内部で気流の衝突や乱流を抑制する効果が期待できる。このため、ハウジング11から芝収容体21に流れる気流の流量および/または流速が減衰しにくくなり、より効率よく、ブレード40が発生する気流を利用できる。
また、制御回路53およびバッテリ55の位置は図1及び図4に示した位置に制限されず、任意に変更可能であり、ブレード40が発生する気流を妨げない位置とすることが好ましい。また、芝刈機10、10Aにおいて、ブレード40が発生する気流が流れる空間と、制御回路53およびバッテリ55が配置される空間とを区画する隔壁を設けてもよい。
また、本発明は、手押し式の芝刈機10、10Aに限らず適用可能である。例えば、使用者が搭乗するシートと走行用の駆動源とを備え、使用者の操縦により走行する自走式の芝刈機に、本発明を適用してもよい。また、走行用の駆動源を有する自律走行型の芝刈機に本発明を適用することも可能である。
10、10A 芝刈機
11 ハウジング
12 本体
14 下面開口部
16 上部ハウジング
16A 天井部開口(開口部)
21 芝収容体
21A 上部開口(流入口)
21B 底部
23 接続部材
25 収容体支持部
31 前輪
33 後輪
35 操作ハンドル
37 スイッチ
40 ブレード
41 ブレード本体
42 刃部
43 フィン
44 段差部
45 駆動軸
46 軸取付部
47 モータ(動力源)
47A ロータ
47B ステータ
51 ステー(支持部)
53 制御回路
55 バッテリ
60 動力源
61 ブラケット
62 出力軸
63 ブレード駆動部
64 動力伝達機構
65 駆動軸

Claims (9)

  1. ブレードと、前記ブレードに連結される動力源と、前記ブレードを収容するハウジングと、を有し、前記ハウジングの下方の芝を刈り取る芝刈機であって、
    刈られた芝を収容する芝収容体と、
    前記ハウジングと前記芝収容体とを接続する接続部材と、を備え、
    前記ハウジングには、前記接続部材の内部の流路に連通する開口部が設けられ、
    前記開口部は、前記ブレードの回転範囲を前記ブレードの回転軸に沿って上方に投影した領域に重なることを特徴とする芝刈機。
  2. 前記ブレードは、前記ブレードの回転によって上向きの気流を発生するフィンを有することを特徴とする請求項1記載の芝刈機。
  3. 前記ハウジングに、前記ブレードを下方から支持する支持部を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の芝刈機。
  4. 前記ブレードの下方に前記動力源が配置され、前記支持部は前記動力源と前記ブレードを支持することを特徴とする請求項3に記載の芝刈機。
  5. 前記動力源は、アキシャルギャップモータであることを特徴とする請求項4に記載の芝刈機。
  6. 前記芝収容体の上部に、前記接続部材の内部の流路に連通する流入口が設けられることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の芝刈機。
  7. 前記芝収容体を、前記流入口を上にして前記ハウジングに固定する収容体支持部を備えることを特徴とする請求項6記載の芝刈機。
  8. 前記動力源は前記ハウジングの外に設置され、
    前記ブレードに前記動力源の動力を伝達する動力伝達機構を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の芝刈機。
  9. 前記動力源は、前記ハウジング内において前記領域に重ならない位置に設置され、
    前記ブレードに前記動力源の動力を伝達する動力伝達機構を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の芝刈機。
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