JP5097478B2 - 芝刈機 - Google Patents

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Description

本発明は、刈刃で刈った刈り芝を搬送風によって刈り芝収納容器へ搬送することにより、刈り芝を刈り芝収納容器に収納することが可能な芝刈機に関する。
刈り芝を収納するための刈り芝収納容器は、搬送風を大気へ放散させるように多数の通風孔を有している。このような刈り芝収納容器は、例えば通気性を有した素材(網目を有した素材)によって構成されたバッグから成る。刈り芝を刈り芝収納容器へ搬送した後の搬送風は、刈り芝収納容器を通過して大気に放散される。
刈り芝収納容器に刈り芝を効率良く収納するには、刈り芝を搬送した後の搬送風を刈り芝収納容器から速やかに大気へ放散させることが好ましい。そのためには、刈り芝収納容器に有している多数の通風孔を大きくする(例えば網目を粗くする)ことが考えられる。しかし、刈り芝収納容器に流入した搬送風には刈り芝の他に塵埃や細かい異物などが多く含有している。塵埃や細かい異物が搬送風と共に刈り芝収納容器から大気へ放散してしまう。これでは、芝刈機による作業環境を高める上で不利である。
これに対し、近年、刈り芝収納容器の周囲をカバーで覆うことによって、芝刈機による作業環境を高める技術の開発が進められている(例えば、特許文献1−4参照。)。
実開昭62−204423号公報 実開昭64−45927号公報 特許第3662199号公報 特許第3734424号公報
これらの従来技術は、刈り芝収納容器の周囲を下方が開放されたカバーによって覆うものである。つまり、刈り芝収納容器をインナー部材とし、カバーをアウター部材とした、いわゆる二重構造である。従来技術によれば、多数の通風孔を通過した搬送風を、カバーの下端から地面に向けて放散することができる。
上記従来技術によれば、刈り芝収納容器に有している多数の通風孔を大きくすることによって、刈り芝収納容器の総通風面積を増大させることができる。しかしながら、カバーの下端における開口面積は、比較的限定されたものにならざるを得ない。なぜなら、開口面積を大きくするには、カバー全体を大きくする必要があるからである。カバーが大型になると、芝刈機の取り扱い性、つまり、操縦性に影響を及ぼすので得策ではない。
従って、刈り芝収納容器の総通風面積に対して、カバーの下端における開口面積を大きくすることはできない。結果として、刈り芝を搬送した後の搬送風を刈り芝収納容器から速やかに大気へ放散させるには限界がある。このため、刈り芝収納容器に刈り芝を効率良く収納するには、改良の余地がある。
本発明は、刈り芝収納容器に刈り芝を効率良く収納することができるとともに、芝刈機による作業環境を高めることができる、技術を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、刈刃で刈った刈り芝を搬送風によって刈り芝収納容器へ搬送することにより、刈り芝を刈り芝収納容器に収納するようにした芝刈機において、刈り芝収納容器は、側壁に搬送風が通過可能な多数の通風孔を有するとともに、側壁に上下に並べて配列され搬送風の風圧に応じて側壁から離れる方向へ撓む複数の導風カバーにより覆われており、複数の導風カバーは、それぞれ、多数の通風孔を通過した搬送風を地面に向けて案内するとともに、案内した搬送風が地面へ向けて放散するように下端が開放されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、複数の導風カバーは、側壁のうち搬送風が流入する方の端部に接合されることで、側壁に対し外方へ撓むときの撓み量が制限されるように構成されていることを特徴とする。
請求項に係る発明では、請求項1において、複数の導風カバーは、それぞれ、上端が側壁に取り付けられるとともに下端が側壁から所定の寸法だけ離れて形成され、複数の導風カバーの下端が最も大きく開放されたときに、複数の導風カバーは、縦壁状の側壁に対し45°を越えない範囲で撓むことを特徴とする。
請求項に係る発明では、請求項1〜請求項3のいずれか1項において、複数の導風カバーにおいて、互いに隣接し合う導風カバー同士の上下の端は、重なり合っていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、刈り芝収納容器における多数の通風孔を有した側壁の周囲が、複数の導風カバーによって覆われるので、多数の通風孔を通過した搬送風がそのまま大気に放散されることはない。複数の導風カバーは、それぞれ、多数の通風孔を通過した搬送風を地面に向けて案内するとともに、開放された下端から搬送風を地面へ向けて放散する。搬送風に含有している塵埃や細かい異物も、搬送風とともに地面へ向けて放散される。このため、搬送風に含有している塵埃や細かい異物が作業者へ向かって放散されることはなく、芝刈機による作業環境を高めることができる。
さらに、請求項1に係る発明では、刈り芝収納容器における側壁の周囲を、側壁に上下に並べて配列された複数の導風カバーによって覆ったので、導風カバーの下端における開口面積は、導風カバーの個数に応じて増大する。導風カバーの開口面積が増大するので、搬送風の流れを妨げることはない。この結果、刈り芝を搬送した後の搬送風を、多数の通風孔及び導風カバーの開放された下端から、速やかに大気へ放散させることができる。刈り芝収納容器に流入した搬送風を円滑に且つ速やかに大気へ放散させるので、刈り芝収納容器に刈り芝を効率良く収納することができる。しかも、開口面積を大きくするのに、複数の導風カバー全体を大型にすることはない。このため、芝刈機の取り扱い性、つまり、操縦性を十分に確保することができる。
請求項に係る発明では、複数の導風カバーは、それぞれ上端が側壁に取り付けられている。さらに、各導風カバーの下端は、側壁から所定の寸法だけ離れることによって開放されている。その開放された部分から搬送風及び搬送風に含有している塵埃や細かい異物を、地面へ向けて放散することができる。このように、複数の導風カバーをスカート状に形成しただけの簡単な構成によって、前記開放された部分の面積、つまり、導風カバーの開口面積を極めて容易に増大させることができる。
さらに、請求項に係る発明では、複数の導風カバーは可撓性を有しており、多数の通風孔から排出された搬送風の風圧に応じて側壁から離れる方向へ撓む。導風カバーの下端が最も大きく開放されたときであっても、導風カバーは側壁に対して45°を越えて撓むことがない。従って、導風カバーは、通風孔から排出された搬送風を十分に遮るとともに、地面へ向けて案内し、開放された下端から地面へ向けて放散させることができる。搬送風に含有している塵埃や細かい異物も、搬送風とともに地面へ向けて放散される。このため、芝刈機による作業環境を、より高めることができる。
請求項に係る発明では、互いに上下隣接し合う導風カバー同士の上下の端が、重なり合っている。従って、刈り芝収納容器を側方から見たときに、側壁が露出していない。このため、側壁に有している通風孔から排出された搬送風は、直接に放散されることはなく、導風カバーによって地面に向けて案内されるとともに、開放された下端から地面へ向けて放散される。搬送風に含有している塵埃や細かい異物も、搬送風とともに地面へ向けて放散される。このため、芝刈機による作業環境を、より一層高めることができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は芝刈機を操作する作業者から見た方向に従い、Frは前側、Rrは後側、Leは左側、Riは右側を示す。
図1は左側方から見た芝刈機10を示している。芝刈機10は、作業者が乗車して運転する形式の乗用芝刈機であり、刈刃30で刈った刈り芝を搬送風によって刈り芝収納容器50へ搬送することにより、刈り芝を刈り芝収納容器50に収納するものである。
この芝刈機10は、車体フレーム11と、車体フレーム11の前後に備えた左右の前輪12及び左右の後輪13と、車体フレーム11の後上部に備えた乗員用シート14と、操舵装置15と、車体フレーム11の前部に備えた動力源16と、車体フレーム11の中央に且つ下部に備えたハウジング20と、ハウジング20内に備えた刈刃30及び補助ファン40と、ハウジング20の後方に配置され車体フレーム11の後部に備えた刈り芝収納容器50と、ハウジング20から刈り芝収納容器50まで接続されたシュータ60とから成る。
動力源16は、後輪13を駆動する動力と、刈刃30及び補助ファン40を駆動する動力を発生するものであり、例えばエンジンや電動モータから成る。刈刃30は、回転することにより芝草を刈るとともに、ハウジング20内に旋回する空気の流れ、すなわち、旋回流(搬送風)を発生させる。補助ファン40は、刈刃30が発生した搬送風の風量を増すために設けられたものであり、ハウジング20の内部において刈刃30の真上に配置されている。
このような芝刈機10は、刈刃30を回転させることにより、芝草を刈取るとともにハウジング20内に搬送風を発生させ、補助ファン40により搬送風の風量を増し、この搬送風により刈り芝を刈り芝収納容器50に送り込むことができる。また、芝刈機10を前方へ自走させることで、芝刈り作業を進めることができる。
図2は図1に示された刈り芝収納容器50を示している。図3は図2に示された刈り芝収納容器50の左側面の構成を、一部を断面して示している。図4は図3に示された刈り芝収納容器50の要部を拡大して示している。
図1及び図2に示されるように、刈り芝収納容器50は、刈刃30によって刈られた芝草(以下、「刈り芝」という。)を収納するものであり、シュータ60の後端における排出口61に取り外し可能に取り付けられている。
以下、刈り芝収納容器50を詳細に説明する。図2及び図3に示すように、刈り芝収納容器50は、概ね四角形のバスケット状に構成されるとともに、前面及び上面が開放されている。開放された前面は、シュータ60の排出口61(図1参照)に取り付けられる。開放された上面は、取り外し可能なリッド51によって覆われている。前面及び上面が開放された刈り芝収納容器50は、底板52と側壁53と枠54とから成る。底板52は、平板状の部材から成る。枠54は、刈り芝収納容器50の形状を保持する部材であって、必要に応じて設けられる。
側壁53は、上から見たときに、前方が開放された略U字状に形成されており、搬送風Wtが通過可能な多数の通風孔53aを有した部材から成る。この側壁53は、例えば、織り目の粗い布や網などの素材や、多数の通風孔53aを有したパンチングプレートなどの薄板から成る。側壁53が織り目の粗い布や網などの素材から成る場合には、織り目や網目が多数の通風孔53aに相当する。多数の通風孔53aは、ハウジング20から刈り芝を刈り芝収納容器50へ搬送した後の搬送風Wtが、外方へ速やかに通過可能な大きさに設定されている。
ところで、刈り芝収納容器50は、側壁53に上下に並べて配列された(多段に配置された)複数の導風カバー55により覆われている。つまり、複数の導風カバー55は、平面視略U字状に形成された側壁53の外面を全周にわたって覆っている。これらの複数の導風カバー55は、それぞれ、多数の通風孔53aを通過した搬送風Wtを地面GF(図1参照)に向けて案内するとともに、案内した搬送風Wtが地面GFへ向けて放散するように下端55bが開放されている。図3に示すように、最も下に配列された導風カバー55の下端55bは、底板52よりも下方に位置している
複数の導風カバー55の詳細な構成は次の通りである。図3及び図4に示すように、複数の導風カバー55は、それぞれ、上端55aが側壁53に取り付けられるとともに、下端55bが側壁53から離れている、スカート状に形成されている。互いに隣接し合う導風カバー55同士の上下の端(上端55aと下端55b)は、予め設定された所定の重なり代Hiだけ重なり合っている。重なり代Hiについては、刈り芝収納容器50の大きさや形状、導風カバー55の材質に応じて最適な値となるように選択的に決定される。
導風カバー55の下端55bが側壁53から離れている離間寸法(予め設定された所定の寸法)はL1である。このときに、側壁53に対して導風カバー55が外方へ開く、開き角はαである。互いに隣接し合う導風カバー55同士の上下の端55a,55bが重なり合っているので、重なり合っている部分の水平距離L2を離間寸法L1から差し引くと、実質的な開口寸法はL3である。これらの離間寸法L1、水平距離L2、開口寸法L3の各寸法については、刈り芝収納容器50の大きさや形状、導風カバー55の材質に応じて最適な値となるように選択的に決定される。
複数の導風カバー55は、刈り芝収納容器50における側壁53の多数の通風孔53aを通過した搬送風Wtを通過しない(全く通過しない又はほとんど通過しない)、可撓性を有したシートから成る。
上述のように、複数の導風カバー55は、平面視略U字状に形成された側壁53の外面を全周にわたって覆っている。このため、各導風カバー55も平面視略U字状に形成されている。しかも、図2及び図3に示すように、各導風カバー55における左右の前端55cは、側壁53の前端53bに結合されている。従って、導風カバー55は、側壁53に対し外方へ撓むときの撓み量が制限される。つまり、導風カバー55の左右の面が外方へ撓むときには、この左右の面は、導風カバー55の後面と側壁53の前端53bとによって、撓み量が制限される。また、導風カバー55の後面が外方へ撓むときには、この後面は、導風カバー55の左右の面によって、撓み量が制限される。
本発明では、図4に示すように、複数の導風カバー55の下端55bが最も大きく開放されたときに、複数の導風カバー55は、刈り芝収納容器50の側壁53に対し実質的に45°を越えない範囲で外方へ撓むべく、可撓性を有した構成にしたものである。
次に、上記構成の芝刈機10の作用を図1及び図5に基づき説明する。図5は図2に示された刈り芝収納容器50の作用図である。
ハウジング20から刈り芝収納容器50に流入した搬送風Wtには刈り芝(図示せず)の他に塵埃や細かい異物(図示せず)などが多く含有している。
これに対して、刈り芝収納容器50における多数の通風孔53aを有した側壁53の周囲が、複数の導風カバー55によって覆われるので、多数の通風孔53aを通過した搬送風Wtがそのまま大気に放散されることはない。複数の導風カバー55は、それぞれ、多数の通風孔53aを通過した搬送風Wtを地面GF(図1参照)に向けて案内するとともに、開放された下端55bから搬送風Wtを地面GFへ向けて放散する。搬送風Wtに含有している塵埃や細かい異物も、搬送風Wtとともに地面GFへ向けて放散される。このため、搬送風Wtに含有している塵埃や細かい異物が作業者へ向かって放散されることはなく、芝刈機10による作業環境を高めることができる。
さらには、刈り芝収納容器50における側壁53の周囲を、側壁53に上下に並べて配列された複数の導風カバー55によって覆ったので、導風カバー55の下端55bにおける開口面積Acは、導風カバー55の個数に応じて増大する。導風カバー55の開口面積Acが増大するので、搬送風Wtの流れを妨げることはない。この結果、刈り芝を搬送した後の搬送風Wtを、多数の通風孔53a及び導風カバー55の開放された下端55bから、速やかに大気へ放散させることができる。刈り芝収納容器50に流入した搬送風Wtを円滑に且つ速やかに大気へ放散させるので、刈り芝収納容器50に刈り芝を効率良く収納することができる。しかも、開口面積Acを大きくするのに、複数の導風カバー55全体を大型にすることはない。このため、芝刈機10の取り扱い性、つまり、操縦性を十分に確保することができる。
さらには、図4に示すように、複数の導風カバー55は、それぞれ上端55aが側壁53に取り付けられたスカート状に形成されている。さらに、各導風カバー55の下端55bは、側壁53から所定の寸法L1だけ離れることによって開放されている。その開放された部分から搬送風Wt及び搬送風Wtに含有している塵埃や細かい異物を、地面GFへ向けて放散することができる。このように、複数の導風カバー55をスカート状に形成しただけの簡単な構成によって、前記開放された部分の面積、つまり、導風カバー55の開口面積Acを極めて容易に増大させることができる。
さらは、図4に示すように、複数の導風カバー55は可撓性を有しており、多数の通風孔53aから排出された搬送風Wtの風圧に応じて側壁53から離れる方向へ撓む。
導風カバー55が側壁53に対して45°を越えて撓んだ場合には、通風孔53aから排出された搬送風Wtを導風カバー55で遮り難い。
これに対して、本発明では、導風カバー55の下端55bが最も大きく開放されたときであっても、導風カバー55は側壁53に対して45°を越えて撓むことがない。従って、導風カバー55は、通風孔53aから排出された搬送風Wtを十分に遮るとともに、地面GFへ向けて案内し、開放された下端55bから地面GFへ向けて放散させることができる。搬送風Wtに含有している塵埃や細かい異物も、搬送風Wtとともに地面GFへ向けて放散される。このため、芝刈機10による作業環境を、より高めることができる。
さらには、図4に示すように、互いに上下隣接し合う導風カバー55同士の上下の端55a,55bが、重なり合っている。従って、刈り芝収納容器50を側方から見たときに、側壁53が露出していない。このため、側壁53に有している通風孔53aから排出された搬送風Wtは、直接に放散されることはなく、導風カバー55によって地面GFに向けて案内されるとともに、開放された下端55bから地面GFへ向けて放散される。搬送風Wtに含有している塵埃や細かい異物も、搬送風Wtとともに地面へ向けて放散される。このため、芝刈機10による作業環境を、より一層高めることができる。
なお、本発明では、刈り芝収納容器50において、底板52は側壁53と同様の素材によって構成されてもよい。
また、複数の導風カバー55の段数(個数)は任意である。
本発明の芝刈機10は、乗用芝刈機や歩行型芝刈機に好適である。
本発明に係る芝刈機の左側面図である。 図1に示された刈り芝収納容器の斜視図である。 図2に示された刈り芝収納容器の左側面図である。 図3に示された刈り芝収納容器の要部拡大図である。 図2に示された刈り芝収納容器の作用図である。
符号の説明
10…芝刈機、20…ハウジング、30…刈刃、50…刈り芝収納容器、53…側壁、53a…通風孔、55…導風カバー、55a…上端、55b…下端、60…シュータ、L1…離れている寸法、Ac…開口面積、GF…地面、Wt…搬送風、α…開き角。

Claims (4)

  1. 刈刃で刈った刈り芝を搬送風によって刈り芝収納容器へ搬送することにより、前記刈り芝を前記刈り芝収納容器に収納するようにした芝刈機において、
    前記刈り芝収納容器は、側壁に前記搬送風が通過可能な多数の通風孔を有するとともに、前記側壁に上下に並べて配列され前記搬送風の風圧に応じて前記側壁から離れる方向へ撓む複数の導風カバーにより覆われており、
    前記複数の導風カバーは、それぞれ、前記多数の通風孔を通過した前記搬送風を地面に向けて案内するとともに、案内した前記搬送風が地面へ向けて放散するように下端が開放されていることを特徴とした芝刈機。
  2. 前記複数の導風カバーは、前記側壁のうち前記搬送風が流入する方の端部に接合されることで、前記側壁に対し外方へ撓むときの撓み量が制限されるように構成されていることを特徴とした請求項1記載の芝刈機。
  3. 前記複数の導風カバーは、それぞれ、上端が前記側壁に取り付けられるとともに前記下端が前記側壁から所定の寸法だけ離れて形成され、
    前記複数の導風カバーの下端が最も大きく開放されたときに、前記複数の導風カバーは、縦壁状の前記側壁に対し45°を越えない範囲で撓むことを特徴とした請求項1又は請求項2記載の芝刈機。
  4. 前記複数の導風カバーにおいて、互いに隣接し合う前記導風カバー同士の上下の端は、重なり合っていることを特徴とした請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の芝刈機。
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