JPH0515224A - 芝刈機のキヤツチボツクス - Google Patents
芝刈機のキヤツチボツクスInfo
- Publication number
- JPH0515224A JPH0515224A JP3170229A JP17022991A JPH0515224A JP H0515224 A JPH0515224 A JP H0515224A JP 3170229 A JP3170229 A JP 3170229A JP 17022991 A JP17022991 A JP 17022991A JP H0515224 A JPH0515224 A JP H0515224A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- box
- catch box
- catch
- lawn mower
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 244000025254 Cannabis sativa Species 0.000 claims abstract description 26
- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims abstract description 7
- 241001494496 Leersia Species 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本機後部にキャッチボックスを有する芝刈機
において、キャッチボックス内に集めた刈草を確実に、
かつ、スムースに排出できるようにする。 【構成】 キャッチボックスを側面視で縦半割に構成
し、前側を固定ボックス、後側を可動ボックスとして、
集草時の重心位置を割面後側に位置させると共に、固定
ボックスの下側斜辺が水平線となす角度を可動ボックス
開時の下側斜辺が水平線となす角度を略同一とし、ま
た、前記割面周囲にボックスフレームをそれぞれのボッ
クスの内側から固定し、固定ボックス及び可動ボックス
の下側斜辺を側面視で直線状としたものである。
において、キャッチボックス内に集めた刈草を確実に、
かつ、スムースに排出できるようにする。 【構成】 キャッチボックスを側面視で縦半割に構成
し、前側を固定ボックス、後側を可動ボックスとして、
集草時の重心位置を割面後側に位置させると共に、固定
ボックスの下側斜辺が水平線となす角度を可動ボックス
開時の下側斜辺が水平線となす角度を略同一とし、ま
た、前記割面周囲にボックスフレームをそれぞれのボッ
クスの内側から固定し、固定ボックス及び可動ボックス
の下側斜辺を側面視で直線状としたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は芝刈機により刈り取った
後の刈草を集めるためのキャッチボックスの構成に関す
るものである。
後の刈草を集めるためのキャッチボックスの構成に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来からゴルフ場等の芝を刈り取るよう
に、機体の中央或いは前部に刈刃を有するモアを配設
し、該モアにスロワーを付設し、モアにより刈り取った
刈草をスロワーからシュートを介して後部に設けた集草
部へ送り溜める構成は公知となっており、該集草部は袋
式であったり、ボックス式であったりしていたのであ
る。例えば実公平1−35141号公報の技術である。
に、機体の中央或いは前部に刈刃を有するモアを配設
し、該モアにスロワーを付設し、モアにより刈り取った
刈草をスロワーからシュートを介して後部に設けた集草
部へ送り溜める構成は公知となっており、該集草部は袋
式であったり、ボックス式であったりしていたのであ
る。例えば実公平1−35141号公報の技術である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記集草部が袋式の場
合には排出する時にはオペレーターが袋を外して逆さに
して排出するのであるが、出口に刈草が溜まって一度に
排出することはできず、労力も要していたのである。ま
た、ボックス形状とし後方側へ蓋が開く構成とした場合
でも、開口部が小さいために一度に排出することはでき
ず、底部の傾斜が小さいために自然に落下して排出する
ことができなかったのである。
合には排出する時にはオペレーターが袋を外して逆さに
して排出するのであるが、出口に刈草が溜まって一度に
排出することはできず、労力も要していたのである。ま
た、ボックス形状とし後方側へ蓋が開く構成とした場合
でも、開口部が小さいために一度に排出することはでき
ず、底部の傾斜が小さいために自然に落下して排出する
ことができなかったのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点を解消するために、芝刈機の機体後部にモアにより刈
り取った後の刈草を収納するキャッチボックスを配設
し、該キャッチボックスを開閉可能に構成したものにお
いて、キャッチボックスを側面視で縦半割に構成し、後
側のボックスを開閉可能とし、集草時の重心位置を割面
後側に位置すべく構成したものである。
点を解消するために、芝刈機の機体後部にモアにより刈
り取った後の刈草を収納するキャッチボックスを配設
し、該キャッチボックスを開閉可能に構成したものにお
いて、キャッチボックスを側面視で縦半割に構成し、後
側のボックスを開閉可能とし、集草時の重心位置を割面
後側に位置すべく構成したものである。
【0005】また、キャッチボックスの形状を側面視で
頂部が下端に位置する多角形状とし、縦半割に構成して
前側を固定ボックス、後側を可動ボックスとし、該固定
ボックスの下側斜辺と水平線との間の角度を、可動ボッ
クス開時の下側斜辺と水平線との間の角度を略同一とす
べく構成したものである。また、前記前後の割面周囲に
それぞれボックスフレームを支持固定し、前記固定ボッ
クス及び可動ボックスの下側斜辺を側面視で直線状と
し、該下側斜辺の下方に下部のボックスフレームを固定
し、また、前記ボックスフレームをキャッチボックスの
内側から固定したものである。
頂部が下端に位置する多角形状とし、縦半割に構成して
前側を固定ボックス、後側を可動ボックスとし、該固定
ボックスの下側斜辺と水平線との間の角度を、可動ボッ
クス開時の下側斜辺と水平線との間の角度を略同一とす
べく構成したものである。また、前記前後の割面周囲に
それぞれボックスフレームを支持固定し、前記固定ボッ
クス及び可動ボックスの下側斜辺を側面視で直線状と
し、該下側斜辺の下方に下部のボックスフレームを固定
し、また、前記ボックスフレームをキャッチボックスの
内側から固定したものである。
【0006】
【実施例】本発明の解決すべき課題及び解決する手段は
以上の如くであり、次に添付の図面に示した実施例につ
いて説明する。図1は本発明の芝刈機全体側面図、図2
はキャッチボックス側面図、図3は同じく平面図、図4
は同じく側面断面図、図5は図2におけるX−X断面
図、図6は図4におけるY部拡大図、図7はキャッチボ
ックスの排風部の側面断面図、図8は同じく他の実施例
を示す側面断面図である。
以上の如くであり、次に添付の図面に示した実施例につ
いて説明する。図1は本発明の芝刈機全体側面図、図2
はキャッチボックス側面図、図3は同じく平面図、図4
は同じく側面断面図、図5は図2におけるX−X断面
図、図6は図4におけるY部拡大図、図7はキャッチボ
ックスの排風部の側面断面図、図8は同じく他の実施例
を示す側面断面図である。
【0007】図1において芝刈機の全体構成から説明す
ると、前輪1と後輪2の間のステップ3下方にローンモ
ア4が配設され、該ローンモア4はリンク5・6により
機体フレームに吊設支持され、昇降レバー7を回動する
ことによりローンモア4を昇降可能としている。該ロー
ンモア4はケース内に刈刃であるブレード9を回転可能
に収納し、ボンネット10内のエンジンよりベルト、プ
ーリー等を介してローンモア4に動力を伝え、ブレード
9を回動して刈取作業を可能としているのである。
ると、前輪1と後輪2の間のステップ3下方にローンモ
ア4が配設され、該ローンモア4はリンク5・6により
機体フレームに吊設支持され、昇降レバー7を回動する
ことによりローンモア4を昇降可能としている。該ロー
ンモア4はケース内に刈刃であるブレード9を回転可能
に収納し、ボンネット10内のエンジンよりベルト、プ
ーリー等を介してローンモア4に動力を伝え、ブレード
9を回動して刈取作業を可能としているのである。
【0008】前記ローンモア4のケース側部にはスロワ
ー12が付設され、該スロワー12にシュート13が連
通され、該シュート13は座席15側方から後上方へ延
設し、他端をキャッチボックスA内に挿入し、ブレード
9により刈り取った刈草を側方へ飛ばして、スロワー1
2からシュート13を介してキャッチボックスA内へ送
り溜めるようにしているのである。
ー12が付設され、該スロワー12にシュート13が連
通され、該シュート13は座席15側方から後上方へ延
設し、他端をキャッチボックスA内に挿入し、ブレード
9により刈り取った刈草を側方へ飛ばして、スロワー1
2からシュート13を介してキャッチボックスA内へ送
り溜めるようにしているのである。
【0009】該キャッチボックスAの構成は、図2、図
3に示すように全体で側面視で略五角形とし、頂部下端
に位置させて縦に半割にして固定ボックス26と可動ボ
ックス27から構成し、開口側の周囲にそれぞれボック
スフレーム30・31が固定されている。該固定ボック
ス26側のボックスフレーム30中央前面に、丸パイプ
を折り曲げて側面視逆L字状に構成した前フレーム29
の一端が固設され、キャッチボックスAが後傾になるよ
うにボックスフレーム30と前フレーム29下端がブラ
ケット23に支持固定され、該ブラケット23前端はメ
インフレーム19後端の取付フレーム20にボルト24
・24にて固設されている。
3に示すように全体で側面視で略五角形とし、頂部下端
に位置させて縦に半割にして固定ボックス26と可動ボ
ックス27から構成し、開口側の周囲にそれぞれボック
スフレーム30・31が固定されている。該固定ボック
ス26側のボックスフレーム30中央前面に、丸パイプ
を折り曲げて側面視逆L字状に構成した前フレーム29
の一端が固設され、キャッチボックスAが後傾になるよ
うにボックスフレーム30と前フレーム29下端がブラ
ケット23に支持固定され、該ブラケット23前端はメ
インフレーム19後端の取付フレーム20にボルト24
・24にて固設されている。
【0010】前記ボックスフレーム30上方には回動支
点が設けられ、該回動支点である回動軸32にはアーム
36と可動ボックス27が固設され、該アーム36先端
にアクチュエーターであるシリンダー37のピストンロ
ッド37a先端が枢結され、該シリンダー37の伸縮に
より、可動ボックス27を回動して開閉する構成として
いるのである。該アクチュエーターであるシリンダー3
7は油圧シリンダーまたは電動シリンダーからなる。
点が設けられ、該回動支点である回動軸32にはアーム
36と可動ボックス27が固設され、該アーム36先端
にアクチュエーターであるシリンダー37のピストンロ
ッド37a先端が枢結され、該シリンダー37の伸縮に
より、可動ボックス27を回動して開閉する構成として
いるのである。該アクチュエーターであるシリンダー3
7は油圧シリンダーまたは電動シリンダーからなる。
【0011】前記シリンダー37にはリミットスイッチ
40が固定され、ピストンロッド37aには両側に接当
片42a・42bを固定した摺動杆41が固定され、シ
リンダー37を伸縮させた限界位置で前記接当片42a
・42bが前記リミットスイッチ40と当接し、シリン
ダー37の駆動が停止されてオーバーランを防止してい
る。該シリンダー37はケース43に覆われており、該
ケース43に開閉スイッチ44が付設され、オペレータ
ーが固定ボックス26前面上部に開口した窓26aより
投入量を確認して、開閉スイッチ44の操作により可動
ボックス26を開閉できるようにしている。そして、シ
リンダー37反対側の側面にはロック装置Bが配設さ
れ、集草作業時に下部が開かないようにロックしてい
る。
40が固定され、ピストンロッド37aには両側に接当
片42a・42bを固定した摺動杆41が固定され、シ
リンダー37を伸縮させた限界位置で前記接当片42a
・42bが前記リミットスイッチ40と当接し、シリン
ダー37の駆動が停止されてオーバーランを防止してい
る。該シリンダー37はケース43に覆われており、該
ケース43に開閉スイッチ44が付設され、オペレータ
ーが固定ボックス26前面上部に開口した窓26aより
投入量を確認して、開閉スイッチ44の操作により可動
ボックス26を開閉できるようにしている。そして、シ
リンダー37反対側の側面にはロック装置Bが配設さ
れ、集草作業時に下部が開かないようにロックしてい
る。
【0012】本発明の要部であるキャッチボックスA
は、前記固定ボックス26と可動ボックス27をそれぞ
れ側面視台形状に形成されて、それぞれの長辺(開口
部)を合わせて収納部を形成し、可動ボックス27を固
定ボックス26側へ閉じて刈草を収納して溜めた状態で
は、その収納物の重心Gは図4に示すように常に割面
(下辺部分)、即ち固定ボックス26の開口面より外側
(後側)に位置するようにキャッチボックスAを後傾に
配置して可動ボックス27側に刈草が溜まるようにし、
わずかに可動ボックス27側の体積を大きくしているの
である。
は、前記固定ボックス26と可動ボックス27をそれぞ
れ側面視台形状に形成されて、それぞれの長辺(開口
部)を合わせて収納部を形成し、可動ボックス27を固
定ボックス26側へ閉じて刈草を収納して溜めた状態で
は、その収納物の重心Gは図4に示すように常に割面
(下辺部分)、即ち固定ボックス26の開口面より外側
(後側)に位置するようにキャッチボックスAを後傾に
配置して可動ボックス27側に刈草が溜まるようにし、
わずかに可動ボックス27側の体積を大きくしているの
である。
【0013】また、固定ボックス26の下側斜辺26b
と水平線との間の角度θは、刈草がその自重により自然
落下する程度の角度として、可動ボックス27を閉じた
時の下側斜辺27aと水平線との間の角度θ1よりも大
きくし、該可動ボックス27を開いたときの下側斜辺2
7a’と水平線との間の角度θ2は前記固定ボックス2
6の下側斜辺26bがなす角度θと略一致させ、排出時
に刈草を流れ出し易くしているのである。
と水平線との間の角度θは、刈草がその自重により自然
落下する程度の角度として、可動ボックス27を閉じた
時の下側斜辺27aと水平線との間の角度θ1よりも大
きくし、該可動ボックス27を開いたときの下側斜辺2
7a’と水平線との間の角度θ2は前記固定ボックス2
6の下側斜辺26bがなす角度θと略一致させ、排出時
に刈草を流れ出し易くしているのである。
【0014】前記固定ボックス26と可動ボックス27
の開口側が閉じる時の当接部において、側部及び上部の
当接部は図5に示すように、固定ボックス26端部をボ
ックスフレーム30側に90度折り曲げて縁部26cと
し、他方、可動ボックス27端部にはシール45を貼設
して、該可動ボックス27端部と固定ボックス26の縁
部26cが直交して当接するように配置し、シール45
により密着させて両者の間から刈草が漏れないようにし
ているのである。
の開口側が閉じる時の当接部において、側部及び上部の
当接部は図5に示すように、固定ボックス26端部をボ
ックスフレーム30側に90度折り曲げて縁部26cと
し、他方、可動ボックス27端部にはシール45を貼設
して、該可動ボックス27端部と固定ボックス26の縁
部26cが直交して当接するように配置し、シール45
により密着させて両者の間から刈草が漏れないようにし
ているのである。
【0015】そして、キャッチボックスA下部の当接部
は図6に示すように、刈草が落下するときに引っ掛かり
が生じないように前記下側斜辺26bと下側斜辺27a
を連続傾斜面とし、固定ボックス26の下端の縁部26
dは「く」の字状に折り曲げてブラケット23の後面と
一致され、略直角に落下するように形成している。そし
て、底側のボックスフレーム30a・31aは前記下側
斜辺26bと下側斜辺27aの面と平行にして一致させ
て、側部のボックスフレーム30b・31bに対しては
角度をつけて固定して、下側斜辺26bと下側斜辺27
aの補強を行っているのである。
は図6に示すように、刈草が落下するときに引っ掛かり
が生じないように前記下側斜辺26bと下側斜辺27a
を連続傾斜面とし、固定ボックス26の下端の縁部26
dは「く」の字状に折り曲げてブラケット23の後面と
一致され、略直角に落下するように形成している。そし
て、底側のボックスフレーム30a・31aは前記下側
斜辺26bと下側斜辺27aの面と平行にして一致させ
て、側部のボックスフレーム30b・31bに対しては
角度をつけて固定して、下側斜辺26bと下側斜辺27
aの補強を行っているのである。
【0016】また、ボックスフレーム30・31を固定
ボックス26、可動ボックス27に固定する構成は、固
定するための締結材(ボルトやビス、リベット等)47
が外から見えないように、図5に示すように、ボックス
フレーム30・31の固定側面にフロードリル加工等に
より内側にボスができるようにし、該ボスにネジ孔加工
を施し、固定ボックス26、及び可動ボックス27の内
側から締結材47にてボックスフレーム30・31を固
定しているのである。
ボックス26、可動ボックス27に固定する構成は、固
定するための締結材(ボルトやビス、リベット等)47
が外から見えないように、図5に示すように、ボックス
フレーム30・31の固定側面にフロードリル加工等に
より内側にボスができるようにし、該ボスにネジ孔加工
を施し、固定ボックス26、及び可動ボックス27の内
側から締結材47にてボックスフレーム30・31を固
定しているのである。
【0017】また、キャッチボックスAに刈草を投入す
る際に、スロワー12からの風がキャッチボックスA内
に充満して投入効率が悪くなるので、その風を抜くため
に図7に示すようにキャッチボックスA後部に開口部が
設けられており、可動ボックス27の後面上部に波状の
リブ27b・27b・・・が形成されて強度アップを図
ると共に、該リブ27b・27b・・・の下向き斜面に
排風孔27c・27c・・・が開口されて下向きに排風
されるようにして埃が舞い上がらないようにし、また、
刈草が溜まってもその出口が塞がれないように可動ボッ
クス27の上部位置に配置しているのである。そして、
前記リブ27b・27b・・・の内部の前面に網50が
貼設されて刈草や大きなゴミ等が排風孔27c・27c
・・・に詰まったり、飛び出して他の物を傷つけないよ
うにしている。また、前記リブ27bの取付位置は図8
に示すように固定ボックス26と可動ボックス27の上
面に設けて、その内側に網50’を設けてもよく、排風
孔26e・27c’は後方に向けて開口し、座席側へ埃
が舞い上がらないようにしている。また、リブ27bの
取付位置は図示していないが、側面上部に設けることも
可能である。
る際に、スロワー12からの風がキャッチボックスA内
に充満して投入効率が悪くなるので、その風を抜くため
に図7に示すようにキャッチボックスA後部に開口部が
設けられており、可動ボックス27の後面上部に波状の
リブ27b・27b・・・が形成されて強度アップを図
ると共に、該リブ27b・27b・・・の下向き斜面に
排風孔27c・27c・・・が開口されて下向きに排風
されるようにして埃が舞い上がらないようにし、また、
刈草が溜まってもその出口が塞がれないように可動ボッ
クス27の上部位置に配置しているのである。そして、
前記リブ27b・27b・・・の内部の前面に網50が
貼設されて刈草や大きなゴミ等が排風孔27c・27c
・・・に詰まったり、飛び出して他の物を傷つけないよ
うにしている。また、前記リブ27bの取付位置は図8
に示すように固定ボックス26と可動ボックス27の上
面に設けて、その内側に網50’を設けてもよく、排風
孔26e・27c’は後方に向けて開口し、座席側へ埃
が舞い上がらないようにしている。また、リブ27bの
取付位置は図示していないが、側面上部に設けることも
可能である。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するものである。即ち、請求項1の如く
キャッチボックス内に集草された刈草の重心が常に割面
より後側に位置するので、可動ボックスを開けたときに
は刈草の自重で落下し、刈草は確実にスムースに排出す
ることができ、該可動ボックスを開ける力も小さくて済
み、開閉装置の負担が小さく構造も簡単にできたのであ
る。
ような効果を奏するものである。即ち、請求項1の如く
キャッチボックス内に集草された刈草の重心が常に割面
より後側に位置するので、可動ボックスを開けたときに
は刈草の自重で落下し、刈草は確実にスムースに排出す
ることができ、該可動ボックスを開ける力も小さくて済
み、開閉装置の負担が小さく構造も簡単にできたのであ
る。
【0019】請求項2の如く構成したので、可動ボック
スを閉じたときには底部に溜まる刈草は下方へ流れ難
く、可動ボックスを開けようとする力が小さくなり、開
閉機構やロック機構への負担が小さくなり、可動ボック
スを開けたときには下部斜辺の角度が大きくなるので、
排出がスムースに確実に行うことができるようになった
のである。
スを閉じたときには底部に溜まる刈草は下方へ流れ難
く、可動ボックスを開けようとする力が小さくなり、開
閉機構やロック機構への負担が小さくなり、可動ボック
スを開けたときには下部斜辺の角度が大きくなるので、
排出がスムースに確実に行うことができるようになった
のである。
【0020】また、請求項3の如く構成したので、ボッ
クスフレームがキャッチボックスの中央部を支持し、キ
ャッチボックスを安定させることができ、割面周囲を固
定して補強しているので、ヒネリ等の力に対しても強く
変形し難くなり、割れ等も生じ難くなったのである。請
求項4の如く構成したので、排出する時に斜辺で引っ掛
かりがなくなり、スムースに流れ出て、刈草が残ること
がなく、斜辺と平行にボックスフレームを固定している
ので、ボックスフレームの面でキャッチボックス下部を
支持して補強できたのである。
クスフレームがキャッチボックスの中央部を支持し、キ
ャッチボックスを安定させることができ、割面周囲を固
定して補強しているので、ヒネリ等の力に対しても強く
変形し難くなり、割れ等も生じ難くなったのである。請
求項4の如く構成したので、排出する時に斜辺で引っ掛
かりがなくなり、スムースに流れ出て、刈草が残ること
がなく、斜辺と平行にボックスフレームを固定している
ので、ボックスフレームの面でキャッチボックス下部を
支持して補強できたのである。
【0021】また、請求項5の如く構成したので、ボッ
クスフレームを固定するためのボルトやネジ等が見えな
くなり、外観上きれいになり、固定部を簡単に構成する
ことができたので、部品点数を減少でき、軽量化及びコ
スト低減化が図れたのである。
クスフレームを固定するためのボルトやネジ等が見えな
くなり、外観上きれいになり、固定部を簡単に構成する
ことができたので、部品点数を減少でき、軽量化及びコ
スト低減化が図れたのである。
【図1】本発明の芝刈機全体側面図である。
【図2】キャッチボックス側面図である。
【図3】同じく平面図である。
【図4】同じく側面断面図である。
【図5】図2におけるX−X断面図である。
【図6】図4におけるY部拡大図である。
【図7】キャッチボックスの排風部の側面断面図であ
る。
る。
【図8】同じく他の実施例を示す側面断面図である。
A キャッチボックス
G 重心
4 ローンモア
26 固定ボックス
26b 斜辺
26c・26d 縁部
27 可動ボックス
27a 斜辺
30・31 ボックスフレーム
Claims (5)
- 【請求項1】 芝刈機の機体後部にモアにより刈り取っ
た後の刈草を収納するキャッチボックスを配設し、該キ
ャッチボックスを開閉可能に構成したものにおいて、キ
ャッチボックスを側面視で縦半割に構成し、後側のボッ
クスを開閉可能とし、集草時の重心位置を割面後側に位
置すべく構成したことを特徴とする芝刈機のキャッチボ
ックス。 - 【請求項2】 芝刈機の機体後部に開閉可能なキャッチ
ボックスを設ける構成において、キャッチボックスの形
状を側面視で頂部が下端に位置する多角形状とし、縦半
割に構成して前側を固定ボックス、後側を可動ボックス
とし、該固定ボックスの下側斜辺と水平線との間の角度
を、可動ボックス開時の下側斜辺と水平線との間の角度
を略同一とすべく構成したことを特徴とする芝刈機のキ
ャッチボックス。 - 【請求項3】 芝刈機の機体後部に開閉可能に設けたキ
ャッチボックスにおいて、キャッチボックスを側面視で
縦半割に構成し、この前後の割面周囲にそれぞれボック
スフレームを支持固定したことを特徴とする芝刈機のキ
ャッチボックス。 - 【請求項4】 請求項1又は請求項2又は請求項3記載
のキャッチボックスにおいて、固定ボックス及び可動ボ
ックスの下側斜辺を側面視で直線状とし、該下側斜辺の
下方に下部のボックスフレームを固定したことを特徴と
する芝刈機のキャッチボックス。 - 【請求項5】 請求項3または請求項4記載のボックス
フレームをキャッチボックスの内側から固定したことを
特徴とする芝刈機のキャッチボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3170229A JPH0515224A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 芝刈機のキヤツチボツクス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3170229A JPH0515224A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 芝刈機のキヤツチボツクス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0515224A true JPH0515224A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=15901064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3170229A Pending JPH0515224A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 芝刈機のキヤツチボツクス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0515224A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2715021A1 (fr) * | 1994-01-20 | 1995-07-21 | Delery Creations | Bac de récupération et de stockage pour tondeuse à gazon ou matériel similaire. |
US6602785B1 (en) * | 1999-09-02 | 2003-08-05 | Micron Technology, Inc. | Method of forming a conductive contact on a substrate and method of processing a semiconductor substrate using an ozone treatment |
JP2009050221A (ja) * | 2007-08-28 | 2009-03-12 | Honda Motor Co Ltd | 芝刈機 |
US7565790B2 (en) | 2005-09-13 | 2009-07-28 | Kubota Corporation | Grass collector for a mower |
JP2013048614A (ja) * | 2011-08-31 | 2013-03-14 | Mamiya Op Co Ltd | 刈かすの収集排出装置 |
-
1991
- 1991-07-10 JP JP3170229A patent/JPH0515224A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2715021A1 (fr) * | 1994-01-20 | 1995-07-21 | Delery Creations | Bac de récupération et de stockage pour tondeuse à gazon ou matériel similaire. |
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