JP6281476B2 - 草刈機 - Google Patents

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Description

本発明は、草刈機に関する。
草刈機において、車体フレームの後部にエンジンおよびラジエータが配置され、ラジエータに合わせて、コレクタバックの底部が上方に凹んだ形状に形成された構成が知られている(特許文献1)。
特開2006−325555号公報
特許文献1に記載の技術では、コレクタバックの底部が上方に凹んだ形状では、コレクタバックの容量が凹んだ分減少して、容量を十分に確保できない問題がある。
そこで、本発明の課題は、刈草の収容部の容量を十分に確保することである。
本発明の上記課題は、次の解決手段により解決される。
すなわち、請求項1に記載の発明は、走行する走行車体(2)と、該走行車体(2)の前部に配置されて、草を刈る草刈部(6)と、前記走行車体(2)の走行方向の後部に設けられたエンジン(12)と、前記エンジン(12)の前部に配置され且つ前記エンジン(12)を冷却するラジエータ(13)であって、前記エンジン(12)の上面よりも上方に突出する前記ラジエータ(13)と、前記エンジン(12)及び前記ラジエータ(13)の上方に配置され、前記草刈部(6)で刈られた刈草が内部に収容される収容部(14)であって、前記収容部(14)の前部の左右方向の中央部に上方に凹んだ凹部(50)が形成されると共に、前記収容部(14)の後部の底部(14b)が、前記収容部(14)の前部の底部(14a)に比べて、下方に配置された前記収容部(14)と、前記収容部(14)の後部に開閉可能に支持された刈草排出用の開閉扉(81)と、樹脂製の前記収容部(14)と、前記収容部(14)の底部の外側、且つ、左右両側に配置され、前後方向に延びる前後フレーム(202)と、前記収容部(14)の底部の外側、且つ、後部に配置され、左右方向に延びて、前記前後フレーム(202)間を連結する第1の左右フレーム(203)と、前後方向に間隔を開けて複数配置された前記第1の左右フレーム(203)と、前記前後フレーム(202)において、前後方向で前記第1の左右フレーム(203)の間の位置に取り付けられ、前記収容部(14)に収容された刈草を排出する場合に、前記収容部(14)を回転させる駆動部材(29)とを備えたことを特徴とする草刈機である。
請求項2に記載の発明は、前記収容部(14)の底部の外側且つ前部に配置され、左右方向に延び且つ前記収容部(14)の凹部(50)に沿った形状に形成され、前記前後フレーム(202)間を連結する第2の左右フレーム(204)を備えたことを特徴とする請求項1に記載の草刈機である。
請求項3に記載の発明は、前記ラジエータ(13)よりも前後方向の長さが長く、且つ、前記ラジエータ(13)の前方に配置された吸塵部材(13c)と、前記収容部(14)の前端まで形成された前記凹部(50)とを備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の草刈機である。
請求項1記載の発明によれば、収容部(14)に凹部(50)を設け且つ後部の底面(14b)が前部の底面(14a)に比べて下方に配置されることにより、上方に突出するラジエータ(13)を避けながら、収容部(14)の容量を確保することができる。また、収容部(14)の後部に刈草排出用の開閉扉(81)を備え、後部の底面(14b)が前部の底面(14a)に比べて下方に配置されているので、刈草排出の際に、収容部(14)の後部から前部に渡って良好に排出できる。
また、請求項1記載の発明によれば、前後フレーム(202)と第1の左右フレーム(203)とで、樹脂製の収容部(14)を良好に支持し、強度を確保することができる。
さらに、請求項1記載の発明によれば、複数の第1の左右フレーム(203)の間に駆動部材(29)が取り付けられているので、駆動部材(29)の駆動時の強度を確保することができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、前後フレーム(202)の前部に第2の左右フレーム(204)を設けることにより、収容部(14)の前部を良好に支持することができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1または2に記載の発明の効果に加えて、前後方向の長さが長く、且つ、前記ラジエータ(13)の前方に配置された吸塵部材を備えることにより、吸塵部材を大きくすることができ、吸引能力を確保できる。
本実施例の草刈機の一例としての乗用型芝刈機の側面図である。 本実施例の乗用型芝刈機の動力伝動構成の平面図である。 本実施例の乗用型芝刈機において、コレクタが上昇した状態の説明図である。 本実施例の乗用型芝刈機において、コレクタが回動した状態の説明図である。 本実施例のエンジン及びラジエータの説明図であり、図5(A)はフードがついた状態の説明図、図5(B)はフードが外された状態の説明図である。 本実施例の車体後方から見たコレクタとエンジンなどの配置関係を示す図である。 本実施例のコレクタを前斜め下方から見た斜視図である。 本実施例のコレクタの内部の斜視図である。 本実施例のコレクタの要部断面図である。 本実施例のコレクタの前端部の説明図である。 図10に示す状態からカバーが開放された状態の説明図である。 本実施例の排出筒と拡散部材の斜視説明図である。 本実施例のモータのロック防止機構の説明図であり、図13(A)は分解図、図13(B)は拡散部材が停止していない状態の説明図、図13(C)は拡散部材が停止した状態の説明図である。 本実施例のコレクタのドアの説明図である。 本実施例のコレクタに収容された刈草をトラックの荷台に排出する場合の説明図である。 本実施例のコレクタのドアのロック機構の説明図である。 図16の矢印XVII方向から見た図である。 本実施例のドアの取っ手部分の説明図であり、図18(A)は正面図、図18(B)は断面図、図18(C)は他の例の断面図、図18(D)は従来の取っ手の説明図である。 本実施例のダクトおよび接合口の接続部分の要部説明図である。 本実施例のダクトおよび接合口の接続部分における他の形態の要部説明図である。 本実施例のコレクタ昇降機構の要部拡大図である。 本実施例の他の形態の説明図であり、図15に対応するコレクタのドアの説明図であり、図22(A)はドアが閉じた状態の説明図、図22(B)はドアが開いた状態の説明図、図22(C)は引付ロッドの説明図である。
以下、図面に基づき、本発明の好ましい実施の形態について説明する。
本実施例の草刈機の一例としての乗用型芝刈機1の側面図を図1に、乗用型芝刈機の動力伝動構成の平面図を図2に示す。走行車体の一例としての車体フレーム2の前部と後部にそれぞれ前輪3,3と後輪4,4を備え、車体フレーム2の前部の下方には芝草刈り取り用の刈刃5,5を備えたモア6が設けられている。モア6により本実施例の草刈部が構成されている。車体フレーム2の前部上方のフロア7にはステアリングコラム8が立設され、該コラム8の上部にはハンドル10が設けられている。またハンドル10の後方には座席11があり、該座席11の後方にはエンジン12を搭載している。エンジン12の上方には、収容部の一例としてのコレクタ14が配置されている。
なお、本明細書において乗用型芝刈機1の前進方向を向いて左右方向をそれぞれ左、右といい、前進方向を前、後進方向を後ろということにする。
エンジン12の出力は、前方の変速装置ケース15内の変速装置(図示せず)に入力される。そして、エンジン12の回転動力は、変速装置で変速されて、該変速された走行動力が前輪3,3及び後輪4,4へ伝達される。
さらに、変速装置ケース15の前方上側に伝達軸16(図2)が延びており、前記伝達軸16からの動力により、刈草の搬送部材の一例としてのブロア23が駆動される。ブロア23はブロアケース24に収容されており、該ブロアケース24の上部にはブロアケース24とコレクタ14を連通する芝草搬送用のダクト26が設けられている。また、ブロア23とモア6の間にはシュータ27が配置されていて、モア6により刈り取られた芝草はシュータ27とダクト26を経由してブロア23により後方のコレクタ14に搬送される。コレクタ14には、図示しない通気口が形成されており、コレクタ14内に送られてくる空気を外部に排出することができる。
また、座席11の後方には、一対の支柱18,18が立設されている。支柱18,18には、コレクタ昇降機構19が支持されている。コレクタ昇降機構19は、支柱18,18に基端部が回転可能に支持された一対のコレクタ昇降リンク19a,19aを有する。コレクタ昇降リンク19a,19aの先端部は、コレクタ14の下方に配置された昇降台座19bに連結されている。
また、下側のコレクタ昇降リンク19aの基端側と、支柱18の下端部との間には、伸縮可能な昇降シリンダ28が連結されている。
昇降台座19bは、コレクタ14の底部に沿って前後方向に伸びる水平部19cと、水平部19cの前端から下方に伸びる鉛直部19dとを有する。なお、左右一対の水平部19cは、後端に左右方向に延びる図示しない連結バーにより連結されている。前記鉛直部19dには、前記コレクタ昇降リンク19a,19aの先端が回転可能に支持されている。
水平部19cの上方には、水平部19cの後端の回転軸19eを中心として、回転アーム19fの基端部が回転可能に支持されている。回転アーム19fの先端部と、鉛直部19dの下端との間には、伸縮可能な回動シリンダ29が連結されている。回転アーム19fには、コレクタ14の底部が固定支持されている。
図3は本実施例の乗用型芝刈機1において、コレクタが上昇した状態の説明図である。
図1、図3において、本実施例のコレクタ昇降機構19では、昇降シリンダ28が作動してロッド28aが伸びると、コレクタ昇降リンク19a,19aが回転して、昇降台座19bが上昇する。この時、コレクタ昇降リンク19a,19aの平行リンク構造により、昇降台座19bおよびコレクタ14は水平状態を維持したまま上昇して、図3に示す上昇位置(リフト位置)に移動する。なお、昇降シリンダ28のロッド28aが収納されると、コレクタ14は下降して、図1に示す通常位置(収容位置)に戻る。
図4は本実施例の乗用型芝刈機1において、コレクタが回動した状態の説明図である。
図3、図4において、回動シリンダ29が作動してロッド29aが伸びると、水平部19cに対して、回転アーム19fが回転軸19eを中心に回転する。これに伴って、回転アーム19fに固定されたコレクタ14も回動する。したがって、コレクタ14の内部に収容された刈草を外部に排出することが可能な排出位置(ダンプ位置)に移動する。なお、回動シリンダ29のロッド29aが収納されると、コレクタ14は、図3に示す状態に戻る。
エンジン12の回転動力は、変速装置ケース15から前方に伸びるモア駆動軸31や、モア駆動軸31の前端から左右方向に伸びるモア伝達軸32を介して、刈刃5,5の回転軸5a,5aに駆動が伝達される。本実施例では、左右一対の刈刃5,5は、互いに、矢印r方向に逆向きに回転する。
これにより、モアデッキ38内に入り込んだ芝草は前記一対の刈刃5,5によって刈り取られ、左右方向の中央で合流して、シュータ27及びダクト26を順次通過して車体フレーム2の後方にあるコレクタ14に回収される。
モアデッキ38の上部には、前方に延びる補助輪アーム41の基端部が支持されており、補助輪アーム41の前端には、補助輪42が回転可能に支持されている。
図5は本実施例のエンジン及びラジエータの説明図であり、図5(A)はフードがついた状態の説明図、図5(B)はフードが外された状態の説明図である。
図5(B)において、本実施例の乗用型芝刈機1では、エンジン12の前方には、エンジンの冷却装置の一例としてのラジエータ13が配置されている。本実施例のラジエータ13は、上端が、エンジン12の上面よりも上方に突出している。
ラジエータ13は、前部のラジエータ本体13aを有する。ラジエータ本体13aの後方には、ラジエータシュラウド13bが支持されている。ラジエータシュラウド13bは、気体を後方に吹き出してラジエータ本体13aを冷却する。ラジエータ本体13aの前方には、吸塵部材の一例としての吸塵ネット13cが支持されている。本実施例の吸塵ネット13cは、内部が空洞の箱型(ボックス状)の網により構成されている。なお、吸塵ネット13cは、ラジエータ本体13aの前面側に刈草が進入せず、且つ、吸気が可能な大きさの網目の網で構成されている。また、本実施例の吸塵ネット13cは、ラジエータ本体13aよりも前後方向の長さが長く形成されている。よって、本実施例の吸塵ネット13cは、ラジエータ本体13aに対して十分に大きく形成されており、吸塵ネット13cに刈草等が多少付着して目詰りしても、ラジエータシュラウド13bによる吸引能力を確保できる。よって、ラジエータ13によるエンジン12の冷却能力を長期にわたって維持できる。
図5(A)において、前記エンジン12およびラジエータ13は、フード12aの内部に収容されている。よって、フード12aは、ラジエータ13およびエンジン12の上端の形状に沿って、前部の上面12bが後部の上面12cよりも高い位置に配置されており、各上面12b,12cの間は傾斜面12dで接続されている。なお、本実施例のフード12aは、前部の前面および側面に、吸気用の孔12eが複数形成されており、後部の後面には、排気用の孔12fが複数形成されている。よって、本実施例のフード12aでは、エンジン12やラジエータ13の高さに応じて、上面12b,12cに段差が形成されており、ラジエータ13の高さに応じて、上面を平坦面とする場合に比べて、上方への突出部分の容積を減らすことができる。よって、コレクタ14の容量を増大させることができるとともに、コレクタ14の底面の位置を下げられるため、乗用型芝刈機1の全体の重心を下げることもできる。
図6は車体後方から見たコレクタとエンジンなどの配置関係を示す図である。
図7は本実施例のコレクタを前斜め下方から見た斜視図である。
図8は本実施例のコレクタの内部の斜視図である。
図6において、本実施例のコレクタ14は、フード12aの上方に配置されている。本実施例のコレクタ14は、回転成型による一体化した樹脂製で構成されている。図6〜図8において、コレクタ14は、フード12aの形状に対応する底部形状を有する。したがって、コレクタ14の底面には、フード12aの前部上面12bに対応して、上方に向けて凹んだ凹部50が形成されている。よって、凹部50に対応するコレクタ14の前部の底面14aは、エンジン12の上方に対応するコレクタ14の後部の底面14bに対して、重力方向で上方に配置されている。よって、前部の底面14aと、後部の底面14bとは段差状に形成されている。なお、コレクタ14の底面14a,14bの形状により、コレクタ14の底面とフード12aの上面との間は、予め設定された一定の隙間(クリアランス)を持った状態で支持されている。
また、凹部50は、コレクタ14の前端まで延びている。また、凹部50は、車幅方向の中央部に形成されている。よって、車幅方向の両端の端収容部51は、凹部50に比べて下方に延びている。よって、コレクタ14の前部は、エンジン12を覆うフード12aに対して、上方および左右両側方を囲む門型の形状を有する。
したがって、下方に延びる端収容部51が形成されていない場合に比べて、刈草を収容できるコレクタ14の容量を増大させることができる。特に、本実施例では、凹部50がコレクタ14の前部に形成され、後部には形成されていない。よって、後部まで凹部50が形成されている構成に比べて、コレクタ14の容量を増大させることができる。
また、本実施例では、前部の底面14aに対して後部の底面14bが重力方向で低く形成されている。コレクタ14を回転させて中の刈草を排出する場合に、仮に、後部が重力方向で上側の場合には、前部の刈草の一部が排出されない恐れがあるが、本実施例では、前部の刈草が詰まること無く排出できる。
また、フード12aを囲むように前部の底面14aや端収容部51が配置されているので、乗用型芝刈機1の全体の重心を下げることができる。よって、乗用型芝刈機1の低重心化により、傾斜地等での走行性を向上させることができる。
さらに、本実施例では、コレクタ14を外側から見た場合に、端収容部51により凹部50は見えず、実際の容量よりも大きく見え、デザイン的にも良い。
また、仮に、凹部50が前端まで形成されていない場合、コレクタ14の前端部分に端収容部51と同様の空間が形成される。この空間に刈草が進入すると、コレクタ14を回転させて刈草を排出しようとしても、凹部との段差で刈草が十分に排出できない恐れがある。これに対して、本実施例では、凹部50がコレクタ14の前端まで形成されている。よって、刈草が詰まる空間の発生が防止されている。
コレクタ14の底部には、補強部材の一例としての補強フレーム201が支持されている。補強フレーム201は、コレクタ14の左右両端部において、前後方向に延びる前後フレーム202を有する。本実施例の前後フレーム202は、左右一対の角パイプにより構成されている。
前後フレーム202の後部には、第1の左右フレーム203が支持されている。本実施例の第1の左右フレーム203は、左右方向(車幅方向)に延びる前後一対の角パイプにより構成されている。すなわち、本実施例の第1の左右フレーム203は、コレクタ14の後部の底面14bに沿って延びる2本の角パイプにより構成されている。
なお、本実施例の補強フレーム201では、第1の左右フレーム203どうしの間に対応する位置において、前後フレーム202が回転アーム19fに支持されている。すなわち、回転アーム19fから荷重を受けて強度が最も必要な位置に対応して、2つの第1の左右フレーム203が配置されている。
前後フレーム202の前部には、第2の左右フレーム204が支持されている。本実施例の第2の左右フレーム204は、左右方向に延び、且つ、コレクタ14の前部の凹部50に沿って延びている。本実施例の第2の左右フレーム204は、端収容部51に沿った端部204aと凹部50に沿った中央部204b、および、端部204aと中央部204bとを連結する傾斜部204cは、角パイプおよびプレートを組み合わせて溶接することで、コレクタ14の前部の底面の形状に沿った形状に形成されている。
したがって、本実施例の補強フレーム201では、凹部50に沿った第2の左右フレーム204により、ラジエータ13との干渉を防止しつつ、コレクタ14の前部の強度を補強できる。
図9はコレクタの要部断面図である。
図8、図9において、コレクタ14の内部の底部には、前端部の右寄りの位置に、搬送路の一例としてのダクト26に接続される接続口52が形成されている。コレクタ14の底面は、接続口52の近傍において、ダクト26に接続されるように前方に行くに連れて上方に傾斜している。なお、ダクト26は、前述の図1、図3に示すコレクタ14の昇降時に、接続口52に接続、離間される。
図10は本実施例のコレクタの前端部の説明図である。
図11は図10に示す状態からカバーが開放された状態の説明図である。
図9〜図11において、接続口52の上方には、駆動源が設置される凹部の一例として、前面に対して後方に凹んだ形状のモータ設置部53が形成されている。
図9において、モータ設置部53の右部には、通過部の一例として、左右方向に延びるスリット53aが形成されている。また、モータ設置部53の左右方向の中央部の下端には、ネジ穴53bが形成されている。
モータ設置部53には、駆動源の一例としてのモータユニット56が固定支持されている。モータユニット56の出力軸56aには、第1の伝達部材の一例としての伝達アーム57の基端が回転可能に支持されている。伝達アーム57の先端には、第2の伝達部材の一例として、右方に延びる首振りロッド58の基端が回転可能に支持されている。
図12は排出筒と拡散部材の斜視説明図である。
図9において、接続口52には、角筒状の排出筒61の下端が支持されている。排出筒61は、ダクト26の延長上に延びている。
排出筒61の上方には、拡散部材の一例としての拡散板62が配置されている。拡散板62は、排出筒61の延長上で上方に行くにつれて後方に湾曲する本体部62aと、本体部62aの左右両端に形成された側壁62b,62cとを有する。本体部62aの上部には、連結部の一例としての連結プレート63が支持されている。連結プレート63の後部は、上方に伸びる軸部64により回転可能に支持されている。軸部64は前方に延びる固定アーム66によりモータ設置部53の内面に固定支持されている。よって、拡散板62は、軸部64を中心として、排出筒61に対して回転可能に支持されている。
連結プレート63の前端部には、前方に延びる板状の連結アーム67の基端が回転可能に支持されている。図9、図11において、連結アーム67の先端は、スリット53aを通過して、モータ設置部53に延びており、連結アーム67の先端には、前記首振りロッド58の先端が回転可能支持される。
図13は本実施例のモータのロック防止機構の説明図であり、図13(A)は分解図、図13(B)は拡散部材が停止していない状態の説明図、図13(C)は拡散部材が停止した状態の説明図である。
図13において、連結アーム67と首振りロッド58との連結部分には、モータロック防止機構68が設置されている。本実施例のモータロック防止機構68は、連結アーム67側に配置された第1のロック防止プレート68aを有する。第1のロック防止プレート68aは、長細い平板状に形成されており、一端側に第1のネジ孔68bが形成され、他端側に第1の貫通孔68cが形成されている。第1のネジ孔68bには、スペーサ68dを介して、連結アーム67の外端がネジ68eにより連結されている。なお、連結アーム67の外端は、第1のロック防止プレート68aに対して回転可能に支持されている。
第1の貫通孔68cの下方には、スペーサ68fを介して、第2のロック防止プレート68gが配置されている。第2のロック防止プレート68gは、長細い平板が、段違いになるように折り曲げられた形状に形成されている。第2のロック防止プレート68gには、第1の貫通孔68cに対応して、第2の貫通孔68hが形成され、第1のネジ孔68bの軸方向の延長上に対応して、第2のネジ孔68jが形成されている。
第1のロック防止プレート68aと第2のロック防止プレート68gとは、各貫通孔68c,68hを貫通するボルト68k、ワッシャ68m、ナット68nにより、連結されている。なお、各ロック防止プレート68a,68gは、貫通孔68c,68hを中心として互いに回転可能な状態で連結されている。第2のネジ孔68jには、スペーサ68pを介して、首振りロッド58の先端部がネジ68qにより、回転可能な状態で連結されている。
そして、ワッシャ68mとナット68nとの間には、コイルばね68rが支持されている。コイルばね68rの両端は、図13(B)に示すように、2つのロック防止プレート68a,68gが重なった状態で挟みこむように支持される。したがって、コイルばね68rのバネ力により、2つのロック防止プレート68a,68gは、図13(B)に示すように、重なった状態で保持される。
図9〜図11において、モータユニット56が作動して、出力軸56aが回転すると、伝達アーム57、首振りロッド58により、回転運動が左右方向の往復運動に変換される。そして、首振りロッド58に連結された連結アーム67が左右に往復運動をして、連結アーム67が支持された拡散板62が軸部64を中心として左右に首をふるように揺動する。すなわち、伝達アーム57、首振りロッド58、連結アーム67からなる伝達部材の一例としてのリンク機構57,58,67により、モータユニット56の駆動が拡散板62に伝達される。なお、この時、モータロック防止機構68は、コイルばね68rのバネ力で、図13(B)に示す状態で保持されており、首振りロッド58と連結アーム67とが一体的に左右に往復運動する。
したがって、排出筒61を通じてコレクタ14の内部に搬入された刈草は、左右に揺動する拡散板62で左右に拡散される。仮に、拡散板が設けられない場合には、コレクタ14内の特定の場所に刈草が排出、堆積されて、コレクタ14内に、刈草が収容されない空間、いわゆるデッドスペースが発生するが、本実施例では、拡散板62で、刈草がコレクタ14内に拡散されるので、デットスペースの発生が抑制される。よって、拡散板62が設けられない場合に比べて、コレクタ14の収容空間が有効利用され、刈草の収容量が増大する。特に、本実施例のコレクタ14は、拡散板62で、左右の端収容部51の部分にも刈草が効率的に堆積でき、容量を有効活用できる。
また、本実施例では、モータ設置部53の前方には、駆動確認用の開閉部材の一例としてのカバー71が配置されている。本実施例のカバー71は、上端部のヒンジ72により、図10に示す覆う位置の一例としてのカバー位置と、図9に示す露出させる位置の一例としての開放位置との間で開閉可能に支持されている。カバー71の下端には、モータ設置部53のネジ穴53bに対応して、ネジ貫通孔73が形成されている。したがって、カバー71は、カバー位置において、ネジ貫通孔73を貫通し、ネジ穴53bにネジ止めされるネジ74によりカバー位置に固定可能である。よって、作業者がネジ74を外すことで、カバー71が開閉可能である。なお、本実施例のカバー71は、ヒンジ72により開閉可能な構成を例示したが、これに限定されない。例えば、カバー71をモータ設置部53に対して取り外し可能な板により構成して、板の四隅をネジ止めして固定したり、ネジを外してカバー71をモータ設置部53から取り外すことで、モータ設置部53を外部に対して露出させたり、隠したりする構成とすることも可能である。
したがって、本実施例の乗用型芝刈機1では、刈草が収容されるコレクタ14の内部ではなく、コレクタ14の外部であるコレクタ14の前部外側にモータユニット56や伝達アーム57、首振りロッド58、連結アーム67の外端が配置されている。よって、モータユニット56やリンク機構57,58,67がコレクタ14の内部に配置されている従来の構成では、モータユニット56等に草が絡みついて動作を阻害される問題があったが、本実施例では、モータユニット56等がコレクタ14の外部に配置されており、モータユニット56等に草が絡みつくことが防止される。
また、本実施例では、作業者が、座席11の後方にあるカバー71を開放することで、モータユニット56やリンク機構57,58,67の状況を確認することができる。刈草が詰まる等して拡散板62の動作が停止すると、リンク機構57,58,67の連結アーム67が揺動しなくなる。よって、従来技術のようにコレクタ14の内部にモータユニット56等が設置されている構成に比べて、刈草が詰まる等して拡散板62が停止しているか否か、すなわち、拡散板62が正常に動作しているか否かをカバー71を開閉するだけで、容易に確認する事ができる。
また、本実施例では、モータユニット56がコレクタ14の外部に設置されているため、モータユニット56や伝達アーム57、首振りロッド58の組付けや調整を行う際に、コレクタ14の外から行うことができる。すなわち、モータユニット56が内部に設けられていた従来の構成では、モータユニットやリンク機構の組付けや調整は、コレクタ14の奥に入って作業する必要があったが、本実施例では、これに比べて、作業が容易にできる。
また、本実施例では、カバー71が閉じられた状態では、モータユニット56やリンク機構57,58,67が覆われているので、雨や飛び石等でモータユニット56等が破損したり、作業者がモータユニット56等に誤って触れてしまうことも防止できる。
なお、拡散板62が停止して連結アーム67が左右に揺動しなくなった場合、第1のロック防止プレート68aが左右に揺動できなくなる一方で、モータユニット56は回転をしているため、首振りロッド58と第2のロック防止プレート68gは左右に揺動しようとする。仮に、モータロック防止機構68が設けられておらず、連結アーム67と首振りロッド58とが直接連結されていた場合、連結アーム67が停止すると、首振りロッド58も停止し、モータユニット56が駆動しようとしているにも関わらず、リンク機構57,58,67側のトルクが過大で回転できない状態、いわゆる、モータロックの状態になってしまう。モータロック状態になると、モータユニット56が発熱等で焼き付いて故障等する恐れがある。仮に、モータロックを防止するために、トルクリミッタ等の安全装置をモータユニットに設ける場合、駆動軸方向のサイズが長くなったりして大型化、コスト高になる問題もある。これに対して、本実施例では、第1ロック防止プレート68aが停止した場合でも、図13(C)に示すように、コイルばね68rが伸縮できる範囲内で、第2のロック防止プレート68gは、第1のロック防止プレート68aに対して回転でき、首振りロッド58の左右の往復運動が許容される。したがって、モータロック状態にならず、モータユニット56が保護される。よって、安全装置を設ける場合に比べて、本実施例のモータロック防止機構68により、コンパクト化、低コストな構成で、モータロックを防止できる。なお、モータロック防止機構68は設けることが望ましいが、トルクリミッタ等の安全装置を採用することも可能である。
図14は本実施例のコレクタのドアの説明図である。
図1、図3、図4において、本実施例のコレクタ14の後端壁76には、前後に貫通する排気口77が形成されている。排気口77は、コレクタ14の内部に吸引された空気を排気可能に構成されている。なお、排気口77の内側には、刈草が漏れ出さないように、図示しない網状の部材が支持されている。
コレクタ14には、排気口77の下方に、刈草排出用の開閉部材の一例としてのドア81が配置されている。図1、図3、図4、図14において、ドア81は、上端部でコレクタ14の本体に対して、ヒンジ81aにより開閉可能に支持されている。
図15はコレクタに収容された刈草をトラックの荷台に排出する場合の説明図である。
ここで、コレクタ14に収容された刈草を、トラック78の荷台78aに直接排出する場合に、ドア81の開放時の下端の高さが低いと、トラック78の荷台78aを囲むように設置されているフェンス79の高さを超えられず、荷台78aに排出できない場合がある。これに対して、本実施例のドア81では、排気口77がドア81に設けられ且つコレクタ14の上端部にヒンジ81aで回転可能に支持された従来の構成に比べて、回転する部分の長さが短くなる。よって、ドア81の開放時の下端の高さが高くなる。したがって、ドア81の下端の高さが、フェンス79の上端の高さを超えやすく、荷台78aに排出しやすくなっている。また、荷台78aに排出せずに、平地の刈草置場に刈草を堆積していく場合でも、ドア81の下端の高さを高くすることで、堆積可能な刈草の山の高さの限界を高くすることができ、より多くの刈草を山積みすることができる。
図16は本実施例のコレクタのドアのロック機構の説明図である。
図17は図16の矢印XVII方向から見た図である。
図14、図16〜図17において、本実施例のドア81の外周には、角パイプ状のドアフレーム82が固定支持されている。ドア81の左右方向の中央部の下端には、施錠の解除部の一例として、外方に膨出した形状のロック解除部83が形成されている。ロック解除部83の底面には、人の指の大きさに対応したロック解除口83aが形成されている。図17において、ロック解除部83の近傍には、ロックを解除することが可能であることを告知するための安全ラベル83bが貼り付けられている。
図16、図17において、コレクタ14の下面には、施錠部材の一例としてのロック機構84が配置されている。ロック機構84は、コレクタ14の下面に支持された回転軸部86を有する。回転軸部86には、後方に延びるロックアーム87の基端が回転軸部86を中心として回転可能に支持されている。ロックアーム87の後部には、後方に延びるロックプレート88が支持されている。ロックプレート88の後端には、ドアフレーム82の後端面に対応する位置に、上方に突出した爪部88aが形成されている。爪部88aの後端の上面は、ドア81が閉じられる際に、ドア81のドアフレーム82に接触して、ロックプレート88を下方に回動させるためのガイド面88bが形成されている。なお、本実施例のロック解除口83aは、ロックプレート88の上方に対応する位置に配置されている。
また、回転軸部86には、爪部88aを上方に押す方向の力を作用させるコイルばね89が支持されており、コイルばね89は一端がコレクタ14の下面に接触し、他端がロックアーム87に接触している。
また、ロックアーム87の下方には、保持機構の一例としてのトグル機構91が配置されている。トグル機構91は、前述した左右一対の水平部19cを連結する連結バー92に固定されたトグル固定部93を有する。トグル固定部93には、トグルリンク94の基端が回転可能に支持されている。トグルリンク94の先端側には、トグルリンク94の長手方向に沿って延びる長孔96が形成されている。前記長孔96には、ロックアーム87の後下端に支持されたピン97が貫通している。
したがって、本実施例では、ドア81が閉じられた場合に、コイルばね89により、ロックプレート88の爪部88aがドアフレーム82に引っ掛かって、ドア81が閉じられた状態で保持される(ロックが掛かる)。ここで、作業者がコレクタ14の中を清掃したり、拡散板82等の確認のために、コレクタ14の中に入った状態で、ロックが掛かってしまうと、ロック解除部83が設けられていない従来の構成では、コレクタ14の外で待機する人間がロックを解除しないと、作業者が閉じ込められてしまう。よって、コレクタ14の内部に人が入る場合には、外で待機する人間が必要となり、二人以上の人員を確保しなければならない問題があった。これに対して、本実施例では、中に入った作業者が外に出る場合に、ロック解除部83のロック解除口83aに指を挿し込んで爪部88aを押すことで、簡単にロックが解除でき、ドア81を開けて外に出られる。よって、二人以上の人員を確保しなくても、コレクタ14の内部に自由に立ち入ることが可能になっている。
なお、人の指の大きさ程度のロック解除口83aでは、ブロア23で吸入された空気により、刈草が吹き出すことも殆ど無く、回収した刈草が外部に漏れ出す心配も殆ど無い。
図18は本実施例のドアの取っ手部分の説明図であり、図18(A)は正面図、図18(B)は断面図、図18(C)は他の例の断面図、図18(D)は従来の取っ手の説明図である。
図14、図18(A)、図18(B)において、本実施例のドア81では、ロック解除部83の上方に、取手部の一例としてのドアグリップ101が形成されている。本実施例のドアグリップ101は、図18(B)に示すように、ドア81の後面81bから凹んだ形状に形成されている。そして、凹んだ奥の面には、ドア81を貫通するスリット102が形成されている。スリット102は、ドアグリップ101の下端に沿って左右方向に延びる水平スリット部102aと、水平スリット部102aの左右両端から連続して上方に半円状に形成された半円スリット部102bとを有する。したがって、ドアグリップ101は、スリット102が形成されていない上端を中心として回転可能な蓋部103を有する。
よって、本実施例のドアグリップ101では、作業者が指で蓋部103を押すと、蓋部103が回動する。したがって、作業者が、コレクタ14の内面側のドアグリップ101の下の段差部104に指を掛けて、ドア81を開閉することができる。なお、本実施例では、コレクタ14は、軽量化のため樹脂で形成されており、ドアグリップ101は、作業者が指を抜くと、蓋部103の上端を中心として、樹脂の弾性復元力により元の状態に戻る。
図18(D)において、従来のドアグリップ01は、ドア81の外面にグリップ01を固定する形となっており、別部品であるとともに、外面から突出していた。よって、別部品のグリップ01により、ドア81の重量が増量されるとともに、部品点数の増加によりコストが上昇していた。これに対して、本実施例では、スリット102を形成するだけで、ドアグリップ101が実現可能であり、従来の構成に比べて、軽量化、コストダウンが可能である。また、ドアグリップ101がドア81の外面から突出しておらず、全体としてコンパクト化が可能である。
また、本実施例のドアグリップ101では、蓋部103が弾性復元力で元の状態に戻る。仮に、蓋部103の全体が切除された開口が形成された場合、ブロア23でコレクタ14の内部に刈草を吸引する際に、開口から刈草が吹き出す恐れがある。これに対して、本実施例では、蓋部103で蓋がされており、開口が形成される場合に比べて、刈草が吹き出すことが低減されている。
図18(C)において、他の例としては、蓋部103′を、ドアグリップ101の凹んだ奥の部分ではなく、下面に形成することも可能である。図18(C)に示す構成でも、図18(B)に示す構成と同様に、軽量化、コストダウン、コンパクト化が可能であり、また、刈草の吹き出しを低減可能である。
図19は本実施例のダクトおよび接合口の接続部分の要部説明図である。
なお、本実施例のダクト26の上端部には、接合部材の一例としての接合筒211が支持されている。接合筒211は、ダクト26の後端部の回転中心211aを中心として回転可能に支持されている。したがって、接合筒211は、上端の接合面211bがダクト26の上端面26aに近接し且つ平行な状態となる接合位置(図19の実線で示す位置)と、接合筒211の接合面211bがダクト26の上端面26aよりも上方に突出する迎入位置(図19の一点鎖線で示す位置)と、の間で移動する。なお、接合筒211は、ダクト26の外面よりも一回り大きな内面を有する筒状に形成されている。
また、ダクト26と接合筒211との間には、弾性部材の一例としてのスプリング212が支持されている。スプリング212は、接合筒211を迎入位置にむけて押す力を作用させている。
コレクタ14が昇降する際に、接続口52がダクト26の上面から離間していく軌跡が、ダクト26の延びる方向と一致しない。よって、接合筒211が設けられていない従来の構成では、接続口52の下面とダクト26の上面とが擦れて、摩耗する。したがって、経時的に、接続口52とダクト26との間に隙間が発生し、空気漏れや刈草が漏れだす恐れがある。接続口52の下面やダクト26の上面が摩耗した場合に、部品を交換しようとすると、従来の構成では、コレクタ14全体やダクト26全体の交換となってしまい、費用もかさむ問題もある。
これに対して、本実施例では、接合筒211が設けられない場合に比べて、コレクタ14が昇降する場合、接続口52の移動の軌跡に、接合筒211の移動の軌跡を近づけることができる。よって、接続口52の下面と接合筒211の接合面211bとの摩耗が低減される。また、経時的な摩耗に伴って部品を交換する場合でも、接合筒211が接続口52よりも摩耗しやすい材料を使用することで、接合筒211のみを交換すれば済むようにすることもでき、費用も抑制可能である。
図20は本実施例のダクトおよび接合口の接続部分における他の形態の要部説明図である。
図20に示す形態では、接合筒211に替えて、接合部材の一例として、四角の枠状の接合筒221を有する。接合筒221は、回動アーム222により支持されている。
回動アーム222は、回転中心222aを中心としてダクト26に回転可能に支持されている。接合筒221は、回動アーム222の先端部に回転可能に支持されている。よって、接合筒221は、接合筒221がダクト26の上端面に近接する接合位置と、接合筒221がダクト26の上端面から上方に離間する迎入位置との間で移動可能に支持されている。
なお、接合筒221は、接合筒221の重心の位置221aに対して、回動アーム222に支持される支点221bの位置が前方になるように設定されている。よって、接合筒221は、自重で、後端が下方に傾くように設定されている。前記回動アーム222の先端には、接合筒221に接触して、傾斜角度を設定するストッパ222bが支持されている。なお、本実施例では、ストッパ222bで設定される接合筒221の傾斜角度は、コレクタ14の接続口52が接合筒221に接触する際の傾斜角度に対応する角度に設定されている。
回動アーム222の下端には、スプリング223が支持されている。前記スプリング223は、回動アーム222を前方に引っ張る力、すなわち、接合筒221を迎入位置に向けて移動させる力を作用させている。
図20に示す形態では、図19に示す形態と同様に、コレクタ14の昇降時の接続口52の移動軌跡に、接合筒221の移動軌跡が近づき、摩耗を低減することができる。特に、接合筒221は回動アーム222に回転可能に支持されており、コレクタ14が上昇し始めても、接続口52に接触した状態で一体的に上昇でき、接合筒221と接続口52とが面方向に擦れずに離間しやすくなっている。
また、接合筒221が自重で傾斜しており、コレクタ14が下降する場合に、接続口52を迎え入れやすい角度になっている。よって、コレクタ14が下降する場合も、接続口52と接合筒221が面方向にずれずに接触した後、一体的にダクト26の上端に接合するまで移動させやすくなっている。
図21は本実施例のコレクタ昇降機構の要部拡大図である。
図21において、本実施例のコレクタ昇降機構19では、コレクタ昇降リンク19a,19aの基端部は、被ガイド部材の一例としての調節プレート111を介して、支柱18,18に支持されている。調節プレート111は板状に形成されており、後端部に、コレクタ昇降リンク19a,19aの基端部が回転可能に支持されている。調節プレート111の前後方向の中央部には、左右方向の外側に起立する第1のボルト支持部111aが支持されている。
支柱18,18には、ガイド部の一例として、前後方向に延びる長孔112が上下一対形成されている。調節プレート111は、長孔112を貫通するネジ113により前後方向に移動可能に支持されている。また、支柱18,18には、ボルト支持部111aの前側に対向する位置に、左右方向の外側に起立する第2のボルト支持部114が形成されている。各ボルト支持部111a,114には、貫通孔が形成されており、貫通孔には、調節部材の一例としてのボルト115がナットを介して支持されている。したがって、ボルト115を締めたり、緩めたりして、ボルト支持部111a,114の間隔を調整することで、支柱18に対して、調節プレート111およびコレクタ昇降リンク19a,19aを前後方向に位置調節することができる。よって、コレクタ昇降リンク19a,19aに支持されたコレクタ14の前後方向の位置を調節することができる。
製造時やメンテナンスで分解、組み立てを行った場合、あるいは、経年劣化に伴って、排出筒61とダクト26との位置がずれたり、エンジン12後方のコレクタ受け部116に対して、昇降台座19bの後端部の位置がずれたりする場合がある。これに対して、ボルト115を調整することで、位置を調節でき、位置ずれに対応することができる。
また、図21において、本実施例のコレクタ昇降機構19では、微小ダンプ機構117が組み込まれている。微小ダンプ機構117は、連結部材の一例としての第1のクランクプレート117aを有する。
第1のクランクプレート117aは、略直角三角形状の板状に構成されている。第1のクランクプレート117aは、直角三角形の直角部分の回転中心117bにより、昇降リンク19aの下部に張り出した張出し部117cに対して回転可能に支持されている。また、第1のクランクプレート117aの1つの角部に、昇降シリンダ28のロッド28aが回転可能に連結されている。さらに、第1のクランクプレート117aの残りの角部には、ピン117dが支持されている。ピン117dは、昇降リンク19aに沿って形成されたストッパ長孔117eに沿って移動可能に支持されている。また、ピン117dには、連結ケーブル117fの一端が支持されている。
連結ケーブル117fの他端は、連結部材の一例としての第2のクランクプレート117gの上端部に連結されている。第2のクランクプレート117gは、中央部の回転中心117hにより、昇降台座19bに回転可能に支持されている。第2のクランクプレート117gの右下端部には、回動シリンダ29の基端部が回転可能に支持されている。
よって、本実施例の微小ダンプ機構117では、昇降シリンダ28が作動を開始して、ロッド28aが伸び始めると、コレクタ昇降リンク19aが上昇を始める前に、第1のクランクプレート117aが回転を開始する。第1のクランクプレート117aが回転すると、連結ケーブル117fを介して、第2のクランクプレート117gが回転を開始する。したがって、伸縮していない回動シリンダ29の基端部が後斜め上方に押し上げられ、回転アーム19fが回転して、コレクタ14が少し持ち上げられる。よって、排出筒61とダクト26とが離間する。
そして、ピン117dがストッパ長孔117eの上端に接触して、移動ができなくなると、第1のクランクプレート117aがそれ以上回転できなくなる。この状態から、昇降シリンダ28のロッド28aが伸びると、コレクタ昇降リンク19aが上昇を始める。よって、前述のように、図3に示す状態に移行する。
したがって、コレクタ14が回転せずに、コレクタ14が上昇し始める従来の構成では、排出筒61とダクト26が延びる方向と、コレクタ14の移動の軌跡が一致しないため、排出筒61とダクト26との接合面が擦れてしまう。よって、接合面が経時的に摩耗して、接合部分から空気や刈草が漏れる恐れがある。これに対して、本実施例では、コレクタ14が上昇を開始する前に、コレクタ14が少し回転して、接合部分を離間させているので、接合面の摩耗を低減することができる。
図22は本実施例の他の形態の説明図であり、図15に対応するコレクタのドアの説明図であり、図22(A)はドアが閉じた状態の説明図、図22(B)はドアが開いた状態の説明図、図22(C)は引付ロッドの説明図である。
図22において、本実施例の他の例では、コレクタ14のドア81′は、図15に示すドア81に比べて、上端部が後方に折れ曲がった形状(側面視L字状)に形成されている。これに合わせて、コレクタ14の後端部も、図15に示す構成に比べて、後方に張り出している。
そして、折れ曲がった部分81a′の先端部分の回転中心81b′が、コレクタ14の張り出した後端部14cに回転可能に支持されている。
また、コレクタ14の左右両端部には、開閉補助部材の一例としての引き付けロッド118が配置されている。引き付けロッド118は、固定部の一例としての固定プレート118aを有する。固定プレート118aの基端部118bは、コレクタ14の後端部14cに回転可能に支持されている。固定プレート118aの先端部には、固定プレート118aに対して起立したストッパプレート118cが形成されている。ストッパプレート118cには、図示しない貫通孔が形成されており、この貫通孔を貫通してロッド本体118dが配置されている。ロッド本体118dの基端部には、ストッパプレート118cに対向するワッシャ118eが配置されている。ロッド本体118dの基端部には、ネジが切られており、ネジの部分にスプリング力の調節用のナット118fが支持されている。ストッパプレート118cとワッシャ118eとの間には、スプリング118gが配置されている。本形態のスプリング118gは、ワッシャ118eをストッパプレート118cから離間する方向の力を作用させる。ロッド本体118dの先端部118hは、ドア81に回転可能に支持されている。なお、本形態の引き付けロッド118は、図22(A)に示すように、ドア81′が閉じた状態では、引き付けロッド118が延びる方向に対して、ドア81′の回転中心(支点)81b′が後方に位置し、且つ、図22(B)に示すように、ドア81′が開いた状態では、引き付けロッド118が延びる方向に対して、ドア81′の回転中心(支点)81b′が前方に位置するように設定されている。すなわち、ドア81′が開閉する途中で、ロッド本体118dの先端部118hは、ドア81′の回転中心81b′と、固定プレート118aの基端部118bとが直線上に並ぶ状態、いわゆる、死点を跨ぐように設定されている。
よって、本形態では、ドア81′が閉じた状態では、スプリング118gの弾性力で、ドア81′が閉じる状態を保持する力が作用し、草刈作業中に誤ってドア81′が開くことが低減される。また、コレクタ14が上昇後回転して、コレクタ14の内部の刈草の重量等でドア81′が途中まで開いて、死点を超えると、スプリング118gの弾性力が、ドア81′を開く方向に力として作用する。よって、図22(B)に示す状態までドア81′が開き、且つ、スプリング118gの力で、ドア81′が開いた状態で保持される。なお、コレクタ14が上昇していない状態で、作業者がドア81′を開く場合でも、途中までドア81′を開いて、死点を超えると、後はドア81′がスプリング118gの力で自然に開き、開いた状態で保持される。
また、本形態のドア81′では、ドア81a′が、途中で折れ曲がった(中折れした)形状、すなわち、略L字状に形成され、L字の先端の回転中心81b′で回転可能に支持されている。図22(B)に示すように、中折れ形状の形態では、ドア81′が開いた状態で、下端の高さが、中折れしていない図15の形態に比べて、更に高い位置にすることができる。よって、トラックの荷台への積載がさらに容易になるとともに、山積みの高さをさらに高くすることができる。
1 乗用型芝刈機(草刈機) 2 車体フレーム
3 前輪 4 後輪
5 刈刃 5a 回転軸
6 モア(草刈部) 7 フロア
8 ステアリングコラム 10 ハンドル
11 座席 12 エンジン
12a フード 12b 前部の上面
12c 後部の上面 12d 傾斜面
12e 吸気用の孔 12f 排気用の孔
13 ラジエータ 13a ラジエータ本体
13b ラジエータシュラウド 13c 吸塵ネット
14 コレクタ(収容部) 14a 前部の底面
14b 後部の底面 14c 後端部
15 変速装置ケース 16 伝達軸
18 支柱 19 コレクタ昇降機構
19a コレクタ昇降リンク 19b 昇降台座
19c 水平部 19d 鉛直部
19e 回転軸 19f 回転アーム
23 ブロア 24 ブロアケース
26 ダクト 26a 上端面
27 シュータ 28 昇降シリンダ
28a ロッド 29 回動シリンダ
29a ロッド 31 モア駆動軸
32 モア伝達軸 38 モアデッキ
41 補助輪アーム 42 補助輪
50 凹部 51 端収容部
52 接続口 53 モータ設置部(凹部)
53a スリット 53b ネジ穴
56 モータユニット(駆動源) 56a 出力軸
57 伝達アーム 57,58,67 リンク機構(伝達部材)
58 首振りロッド 61 排出筒
61a、61b 端壁 62 拡散板(拡散部材)
62a 本体部 62b 側壁
63 連結プレート 64 軸部
66 固定アーム 67 連結アーム
68 モータロック防止機構 68a 第1のロック防止プレート
68b 第1のネジ孔 68c 第1の貫通孔
68d スペーサ 68e ネジ
68f スペーサ 68g 第2のロック防止プレート
68h 第2の貫通孔 68j 第2のネジ孔
68k ボルト 68m ワッシャ
68n ナット 68p スペーサ
68q ネジ 68r コイルばね
71 カバー(開閉部材) 72 ヒンジ
73 ネジ貫通孔 74 ネジ
76 後端壁 77 排気口
78 トラック 78a 荷台
79 フェンス 81 ドア
81a 後面 81′ ドア
81a′ 折れ曲がった部分 81b′ 回転中心
82 ドアフレーム 83 ロック解除部
83a ロック解除口 83b 安全ラベル
84 ロック機構(施錠部材) 86 回転軸部
87 ロックアーム 88 ロックプレート
88a 爪部 88b ガイド面
89 コイルばね 91 トグル機構
92 連結バー 93 トグル固定部
94 トグルリンク 96 長孔
97 ピン 101 ドアグリップ(取手部)
102 スリット 102a 水平スリット部
102b 半円スリット部 103 蓋部
103′ 蓋部 104 段差部
111 調節プレート 111a 第1のボルト支持部
112 長孔 113 ネジ
114 第2のボルト支持部 115 ボルト
116 コレクタ受け部 117 微小ダンプ機構
117a 第1のクランクプレート
117b 回転中心 117c 張出し部
117d ピン 117e ストッパ長孔
117f 連結ケーブル 117g 第2のクランクプレート
117h 回転中心 118 引き付けロッド
118a 固定プレート 118b 基端部
118c ストッパプレート 118d ロッド本体
118e ワッシャ 118f スプリング力の調節用のナット
118g スプリング 118h 先端部
201 補強フレーム 202 前後フレーム
203 第1の左右フレーム 204 第2の左右フレーム
204a 端部 204b 中央部
204c 傾斜部 211 接合筒
211a 回転中心 211b 接合面
212 スプリング 221 接合筒
222 回動アーム 222a 回転中心
221a 重心の位置 221b 支点
222b ストッパ 223 スプリング

Claims (3)

  1. 走行する走行車体(2)と、
    該走行車体(2)の前部に配置されて、草を刈る草刈部(6)と、
    前記走行車体(2)の走行方向の後部に設けられたエンジン(12)と、
    前記エンジン(12)の前部に配置され且つ前記エンジン(12)を冷却するラジエータ(13)であって、前記エンジン(12)の上面よりも上方に突出する前記ラジエータ(13)と、
    前記エンジン(12)及び前記ラジエータ(13)の上方に配置され、前記草刈部(6)で刈られた刈草が内部に収容される収容部(14)であって、前記収容部(14)の前部の左右方向の中央部に上方に凹んだ凹部(50)が形成されると共に、前記収容部(14)の後部の底部(14b)が、前記収容部(14)の前部の底部(14a)に比べて、下方に配置された前記収容部(14)と、
    前記収容部(14)の後部に開閉可能に支持された刈草排出用の開閉扉(81)と
    樹脂製の前記収容部(14)と、
    前記収容部(14)の底部の外側、且つ、左右両側に配置され、前後方向に延びる前後フレーム(202)と、
    前記収容部(14)の底部の外側、且つ、後部に配置され、左右方向に延びて、前記前後フレーム(202)間を連結する第1の左右フレーム(203)と、
    前後方向に間隔を開けて複数配置された前記第1の左右フレーム(203)と、
    前記前後フレーム(202)において、前後方向で前記第1の左右フレーム(203)の間の位置に取り付けられ、前記収容部(14)に収容された刈草を排出する場合に、前記収容部(14)を回転させる駆動部材(29)と、
    を備えたことを特徴とする草刈機。
  2. 前記収容部(14)の底部の外側且つ前部に配置され、左右方向に延び且つ前記収容部(14)の凹部(50)に沿った形状に形成され、前記前後フレーム(202)間を連結する第2の左右フレーム(204)
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の草刈機。
  3. 前記ラジエータ(13)よりも前後方向の長さが長く、且つ、前記ラジエータ(13)の前方に配置された吸塵部材(13c)と、
    前記収容部(14)の前端まで形成された前記凹部(50)と
    を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の草刈機。
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