JP2006067350A - 信号発生装置 - Google Patents

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康英 田中
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Abstract

【課題】基準クロック信号が途絶えた場合の動作を実現する構成が、その基準クロック信号の周波数に依存しない信号発生装置を提供する。
【解決手段】第1の位相比較器22は、基準クロック信号と電圧制御発振器12が出力する信号との位相関係に基づく信号PD1を出力する。第2の位相比較器24は、自走クロック発生器が出力する信号と電圧制御発振器12が出力する信号との位相関係に基づく信号PD2を出力する。外部/自走切り換えスイッチ60は、PD1とPD2のいずれかを選択して、ループフィルタ14に入力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、基準クロック信号の位相に基づいて信号を発生する信号発生装置に関する。
一般に、無線通信システムにおける基地局やその下位局に設置される無線装置には、局部発振器が設けられている。局部発振器の出力信号は、送受信信号の周波数変換を行う周波数変換器や、無線装置において信号処理を行うディジタル回路の基準クロック信号などに用いられる。
局部発振器の回路方式としてはPLL方式が広く用いられている。この方式を用いた信号発生器、すなわちPLL信号発生器は、一般に、電圧制御発振器の出力信号と基準クロック信号の位相関係に基づいて制御信号を生成する位相比較器を備え、生成された制御信号をループフィルタで平滑して電圧制御発振器に入力するフィードバックループ構成となっている。また、信号発生器の出力信号は電圧制御発振器の出力から取り出される。このフィードバックループが定常状態にあるときは、電圧制御発振器は基準クロック信号の周波数誤差と同程度の周波数誤差を呈する信号を出力するため、基準クロック信号の周波数誤差を小さくすることでPLL信号発生器の出力信号の周波数誤差を小さくすることができる。
PLL信号発生器が動作するためには基準クロック信号が必要とされる。もし、基準クロック信号を供給する回路の故障などによって基準クロック信号の入力が途絶えた場合には、出力信号の周波数が揺らぐ、いわゆるロック外れの状態となる。PLL信号発生器をクロック同期回路としてディジタル伝送装置に設けている場合においても、ロック外れによる出力クロック周波数の揺らぎは伝送クロック周波数の揺らぎとして現れるため、公共の用に供する基地局やディジタル多重化装置に適用する場合にあっては著しく公益性を害することとなる。
そこで、ディジタル伝送システムにおける基地局やディジタル多重化装置などに設けられるディジタル伝送装置に用いるクロック同期用PLL信号発生器は、基準クロック信号が途絶えた場合にも出力クロック信号の周波数に変化が現れない構成としておく必要がある。
図6に示す従来構成によるPLL信号発生器5は、このような背景に鑑みて構成されたものである。この構成では、基準クロック信号を供給する回路の故障などによって基準クロック信号が途絶えた場合には、PLL信号発生器5が備える自走クロック信号発生器10が出力する自走クロック信号を基準クロック信号の代わりに用いる。この構成によって、基準クロック信号が途絶えた後においても引き続き出力信号の周波数が定まった状態、すなわちロックされた状態が維持される。また、基準クロック信号から自走クロック信号へ切り換えることによる出力信号の周波数の揺らぎは、次に説明する動作によって抑制される。
まず、基準クロック信号が入力されている状態から基準クロック信号が途絶えた状態となった場合の動作について図6および図7を参照して説明する。基準クロック信号が入力されている状態においては、スイッチ切り換え信号Sはハイに設定されており、外部/自走切り換えスイッチ60は、基準クロック信号を第1のN分周器46でN分周した信号であるREF1を選択して位相比較器20に入力している。また、REF1の立ち上がり時点と、自走クロック信号を第2のN分周器48でN分周した信号であるREF2の立ち上がり時点とが一致するように位相調整がなされている。この位相調整は、第2のN分周器48の出力信号の立ち上がり時点が、第1のN分周器46の出力信号の立ち上がり時点と一致するよう、第2のN分周器48が位相合わせを行いつつ自走クロック信号をN分周することで行われる。第2のN分周器48はカウンタを備えており、当該カウンタをリセットするとともに入力された信号の周期をカウントし、Nカウントごとに予め定められたカウント数に相当するパルス長を有するパルス信号を出力する。すなわち、第2の分周器は、位相を合わせようとする信号の立ち上がり時点において自らが備えるカウンタをリセットし、N分周を実現するパルス信号を出力することで位相調整およびN分周を行うわけである。ただし、第2のN分周器48が位相合わせを行うのは、位相制御タイミング信号生成部70から出力される第2の位相制御タイミング信号PCNT2がハイのときに限られる。
基準クロック信号がある時間で途絶えると、基準クロック断続検出部80はその旨を検出し、外部/自走切り換え信号CHをローに設定する。これによって、位相制御タイミング信号生成部70は第2のN分周器48に入力される第2の位相制御タイミング信号PCNT2をローに設定し、スイッチ切り換え信号Sは切り換え遅延部82を介してローに設定される。これによって、外部/自走切り換えスイッチ60はREF2を選択して位相比較器20に入力し、第2のN分周器48は位相調整を停止する。このとき、REF1の位相とREF2の位相は既に一致している状態にあるので、外部/自走切り換えスイッチ60がREF2を位相比較器20に入力するよう切り換えられても、位相比較器20に入力される信号に位相不連続は生じない。なお、切り換え遅延部82は、位相比較器20に入力される信号の位相状態の収束を待って外部/自走切り換えスイッチ60の動作を遅延させるものである。しかしながら、基準クロック信号が入力されている状態から基準クロック信号が途絶えた状態となった場合は、既に位相比較器20に入力される信号、すなわちREF2の位相状態は収束しているので、外部/自走切り換えスイッチ60の動作を遅延させる必要はないわけである。
このように、基準クロック信号から自走クロック信号への切り換え時には、位相比較器20に入力される信号に位相不連続が生じないため、図6の電圧制御発振器12、M分周器50、位相比較器20およびループフィルタ14から構成されるPLL発振部100の出力には周波数の揺らぎは生じない。
次に、基準クロック信号が途絶えている状態において基準クロック信号が入力された場合の動作について図6および図8を参照して説明する。基準クロック信号がある時間において入力されると、基準クロック断続検出部80はその旨を検出し、外部/自走切り換え信号CHをハイに設定する。これによって、位相制御タイミング信号生成部70は予め定められたカウント数だけ基準クロックパルスをカウントした後、第1のN分周器46に入力される第1の位相制御タイミング信号PCNT1をハイに設定する。これに伴い第1のN分周器46は、REF1の立ち上がり時点がREF2の立ち上がり時点と一致するよう位相調整を行う。この位相調整は、第1のN分周器46の出力信号の立ち上がり時点が、第2のN分周器48の出力信号の立ち上がり時点と一致するよう、第1のN分周器46が位相合わせを行いつつ基準クロック信号をN分周することで行われる。第1のN分周器46はカウンタを備えており、当該カウンタをリセットするとともに入力された信号の周期をカウントし、Nカウントごとに予め定められたカウント数に相当する時間のパルス長を有するパルス信号を出力する。すなわち、第1のN分周器46は、位相を合わせようとする信号の立ち上がり時点において自らが備えるカウンタをリセットし、N分周を実現するパルス信号を出力することで位相調整およびN分周を行うわけである。ただし、第1のN分周器46が位相合わせを行うのは、位相制御タイミング信号生成部70から出力される第1の位相制御タイミング信号PCNT1がハイのときに限られる。
第1のN分周器46に入力される第1の位相制御タイミング信号PCNT1は、予め定められた時間ハイを維持した後ローに切り変わる。PCNT1がハイに維持されている間に第1のN分周器46は位相調整を完了する。また、基準クロック断続検出部80は基準クロックが信号が入力された旨を検出すると、外部/自走切り換え信号CHをハイに設定する。これによって切り換え遅延部82は予め定められたカウント数だけ基準クロックパルスをカウントした後、スイッチ切り換え信号Sをハイに設定する。このカウント数は、第1のN分周器46が位相調整を完了した後にスイッチ切り換え信号Sがハイに設定されるよう決定されている。すなわち、切り換え遅延部82は、このように決定されたカウント数に基づいて外部/自走切り換えスイッチ60の動作を遅延させるわけである。ここで、REF1の位相とREF2の位相は既に一致している状態にあるので、外部/自走切り換えスイッチ60がREF1を位相比較器20に入力するよう切り換えられても、位相比較器20に入力される信号に位相不連続は生じない。
位相比較器20に入力される信号に位相不連続が生じないため、図6の電圧制御発振器12、M分周器50、位相比較器20およびループフィルタ14から構成されるPLL発振部100の出力には周波数の揺らぎは生じないこととなる。
基準クロック信号が途絶えた場合において、PLL信号発生器が備える自走クロック発生器が出力する自走クロック信号を基準クロック信号の代わりに用いる構成については、特開平8−102665号公報にも開示されている。
特開平8−102665号公報
基地局の無線装置などPLL信号発生器を適用するシステムは、自走クロック信号発生器の他にも様々なシステムクロック信号発生器を搭載していることが一般的である。そこで、実装スペース削減および製造原価削減のため、自走クロック信号供給源としては自走クロック信号発生器に代えて、他に搭載されているシステムクロック信号発生器を用いることが考えられる。
しかしながら、図6に示す従来構成のPLL信号発生器5では、基準クロック信号と自走クロック信号の位相関係を調整する必要があるため、基準クロック信号の周波数と自走クロック信号の周波数を一致させなければならず、自走クロック信号発生源とは異なる用途に用いられているシステムクロック信号発生器をそのまま自走クロック信号供給源として用いることができない場合が多い。
本発明は、このような課題に対してなされたものであり、基準クロック信号が途絶えた場合の動作を実現する構成が、その基準クロック信号の周波数に依存しない信号発生装置を提供する。
本発明は、周波数制御信号に基づいて出力信号の周波数が制御される信号制御発振部を含み、信号制御発振部が出力する信号を出力信号とする信号発生装置であって、第1の入力クロック信号と信号制御発振部が出力する信号との位相関係に基づいて第1の周波数制御信号を生成する第1の周波数制御信号生成部と、第2の入力クロック信号と信号制御発振部が出力する信号との位相関係に基づいて第2の周波数制御信号を生成する第2の周波数制御信号生成部と、第1の周波数制御信号と第2の周波数制御信号のいずれかを選択し、前記周波数制御信号として信号制御発振部に入力する周波数制御信号選択部と、を含むことを特徴とする。
また、本発明による信号発生装置においては、第1の入力クロック信号の位相を信号制御発振部が出力する信号の位相に基づいて調整する第1の位相調整部と、第2の入力クロック信号の位相を信号制御発振部が出力する信号の位相に基づいて調整する第2の位相調整部と、を含み、周波数制御信号選択部が第1の周波数制御信号を選択するのに先立って、第1の位相調整部は第1の入力クロック信号の位相を調整し、周波数制御信号選択部が第2の周波数制御信号を選択するのに先立って、第2の位相調整部は第2の入力クロック信号の位相を調整する構成とすることが好適である。
また、本発明による信号発生装置においては、第1の入力クロック信号の断続を検知する断続検知部を含み、第1の入力クロック信号が入力されている状態から断たれた状態になったと検知されたときは、周波数制御信号選択部は第2の周波数制御信号を選択し、前記周波数制御信号として信号制御発振部に入力し、第1の入力クロック信号が断たれた状態から入力されている状態になったと検知されたときは、周波数制御信号選択部は第1の周波数制御信号を選択し、前記周波数制御信号として信号制御発振部に入力する構成とすることが好適である。
また、本発明による信号発生装置においては、自走クロック信号発生器を含み、第2の入力クロック信号は自走クロック信号発生器の出力信号である構成とすることが好適である。
また、本発明は、周波数制御信号に基づいて出力信号の周波数が制御される第1の発振状態と、当該周波数制御信号に基づかないで出力信号の周波数を定める第2の発振状態のいずれかの状態を選択する発振状態選択部を有する信号制御発振部を含み、信号制御発振部が出力する信号を出力信号とする信号発生装置であって、入力クロック信号と信号制御発振部が出力する信号との位相関係に基づいて周波数制御信号を生成する周波数制御信号生成部と、発振状態選択部が第2の発振状態を選択しているときに信号制御発振部に入力される擬似周波数制御信号を、信号制御発振部が出力する信号に基づいて生成する擬似周波数制御信号生成部と、発振状態選択部が第1の発振状態を選択しているときは、周波数制御信号を選択して信号制御発振部に入力し、発振状態選択部が第2の発振状態を選択したときから第1の発振状態を選択するまでの間に、擬似周波数制御信号を選択して信号制御発振部に入力する周波数制御信号選択部と、を含むことを特徴とする。
また、本発明による信号発生装置においては、入力クロック信号の断続を検知する断続検知部を含み、入力クロック信号が入力されている状態から断たれた状態になったと検知されたときは、発振状態選択部は第2の発振状態を選択し、入力クロック信号が断たれた状態から入力されている状態になったと検知されたときは、発振状態選択部は第1の発振状態を選択する構成とすることが好適である。
また、本発明による信号発生装置においては、擬似周波数制御信号生成部は、擬似周波数制御信号の振幅の時間平均値が、第1の発振状態における周波数制御信号の振幅の時間平均値と等しくなるよう、擬似周波数制御信号を生成する構成とすることが好適である。
また、本発明による信号発生装置においては、周波数制御信号生成部は、2つの信号の排他的論理和演算を行い演算結果を出力する排他的論理和演算器を含み、擬似周波数制御信号生成部は、信号制御発振部が出力する信号の周波数を分周する分周器を含む構成とすることが好適である。
また、本発明による信号発生装置においては、電圧制御用定電圧源を含み、第2の発振状態においては、電圧制御用定電圧源の呈する電圧に基づいて出力信号の周波数が定まる構成とすることが好適である。
本発明によれば、基準クロック信号が途絶えた場合に用いられる自走クロック信号の周波数を基準クロック信号の周波数に無関係に設定できるため、自走クロック信号供給源として、自走クロック信号発生源とは異なる用途に用いられているシステムクロック信号発生器を用いる構成とすることができる。また、そもそも自走クロック信号を用いない構成とすることで、基準クロック信号が途絶えた場合の動作を実現する構成を基準クロック信号の周波数に無関係に決定する構成とすることができる。更に、基準クロック信号の断続時において、出力信号の周波数変動を低減する構成とすることができる。
本発明の第1の実施形態につき説明する。図1は第1の実施形態のPLL信号発生器1の構成を示す。この構成では、図6に示す構成と同様、基準クロック信号が途絶えた場合には、自走クロック信号発生器10が出力する自走クロック信号を基準クロック信号の代わりに用いる。この構成によって、基準クロック信号が途絶えた後においても、引き続き出力信号の周波数が定まった状態、すなわちロックされた状態が維持される。基準クロック信号から自走クロック信号へ切り換えることによる出力信号の周波数の揺らぎは、次に説明する動作によって抑制される。
まず、基準クロック信号が入力されている状態から基準クロック信号が途絶えた状態となった場合の動作について図1および図2を参照して説明する。基準クロック信号が入力されている状態においては、スイッチ切り換え信号Sはハイに設定されており、外部/自走切り換えスイッチ60は第1の位相比較器22の出力信号であるPD1を選択してループフィルタ14に入力している。
また、電圧制御発振器12の出力信号をJ分周器34によってJ分周した信号であるCNT1と基準クロック信号をI分周器32によってI分周した信号であるREF1は、第1の位相比較器22に入力され、これらの信号の位相差に基づく信号PD1がループフィルタ14に入力されており、電圧制御発振器12の出力信号の周波数は基準クロック信号の周波数のI分のJにロックしている。
このとき、電圧制御発振器12の出力信号をY分周器38でY分周した信号であるCNT2の立ち上がり時点と、自走クロック信号をX分周器36でX分周した信号であるREF2の立ち上がり時点とが一致するように位相調整がなされている。この位相調整は、X分周器36の出力信号の立ち上がり時点が、Y分周器38の出力信号の立ち上がり時点と一致するよう、X分周器36が位相合わせを行いつつ自走クロック信号をX分周することで行われる。X分周器36はカウンタを備えており、当該カウンタをリセットするとともに入力された信号の周期をカウントし、Xカウントごとに予め定められたカウント数に相当する時間のパルス長を有するパルス信号を出力する。すなわち、X分周器36は、位相を合わせようとする信号の立ち上がり時点において自らが備えるカウンタをリセットし、X分周を実現するパルス信号を出力することで位相調整およびX分周を行うわけである。ただし、X分周器36が位相合わせを行うのは、第2の位相制御タイミング信号生成部74から出力される第2の位相制御タイミング信号PCNT2がハイのときに限られる。
基準クロック信号がある時間で途絶えると、基準クロック断続検出部80はその旨を検出し、外部/自走切り換え信号CHをローに設定する。これによって、第2の位相制御タイミング信号生成部74はX分周器36に入力する位相制御タイミング信号PCNT2をローに設定する。また、切り換え遅延部82は、外部/自走切り換え信号CHに基づいてスイッチ切り換え信号Sをローに設定し、これによって外部/自走切り換えスイッチ60はPD2を選択してループフィルタ14に入力し、X分周器36は位相調整を停止する。このとき、CNT2の位相とREF2の位相は既に一致している状態にあるので、外部/自走切り換えスイッチ60がPD2をループフィルタ14に入力するよう切り換えられても、電圧制御発振器12から出力される信号に位相不連続は生じない。なお、切り換え遅延部82は、ループフィルタ14に入力される信号の位相状態の収束を待って外部/自走切り換えスイッチ60の動作を遅延させるものである。しかしながら、基準クロック信号が入力されている状態から基準クロック信号が途絶えた状態となった場合は、既にループフィルタ14に入力される信号、すなわちPD2の位相状態は収束しているので、外部/自走切り換えスイッチ60の動作を遅延させる必要はないわけである。
次に、基準クロック信号が途絶えている状態において基準クロック信号が入力された場合の動作について図1および図3を参照して説明する。基準クロック信号が途絶えており、自走クロック信号が入力されている状態においては、スイッチ切り換え信号Sはローに設定されており、外部/自走切り換えスイッチ60は第2の位相比較器24の出力信号であるPD2を選択してループフィルタ14に入力している。
また、CNT2とREF2は、第2の位相比較器24に入力され、これらの信号の位相差に基づく信号PD2がループフィルタ14に印加されており、電圧制御発振器12の出力信号の周波数は自走クロック信号の周波数のX分のYにロックしている。
基準クロック信号がある時間において入力されると、基準クロック断続検出部80はその旨を検出し、外部/自走切り換え信号CHをハイに設定する。これによって、第1の位相制御タイミング信号生成部72は予め定められたカウント数だけ基準クロックパルスをカウントした後、I分周器32に入力される第1の位相制御タイミング信号PCNT1をハイに設定する。これに伴いI分周器32は、REF1の立ち上がり時点がCNT1の立ち上がり時点と一致するよう位相調整を行う。この位相調整は、I分周器32の出力信号の立ち上がり時点が、J分周器34の出力信号の立ち上がり時点と一致するよう、I分周器32が位相合わせを行いつつ基準クロック信号をI分周することで行われる。I分周器32はカウンタを備えており、当該カウンタをリセットするとともに入力された信号の周期をカウントし、Iカウントごとに予め定められたカウント数に相当する時間のパルス長を有するパルス信号を出力する。すなわち、I分周器32は、位相を合わせようとする信号の立ち上がり時点において自らが備えるカウンタをリセットし、I分周を実現するパルス信号を出力することで位相調整およびN分周を行うわけである。ただし、I分周器32が位相合わせを行うのは、第1の位相制御タイミング信号生成部72から出力される第1の位相制御タイミング信号PCNT1がハイのときに限られる。
I分周器32に入力される第1の位相制御タイミング信号PCNT1は、予め定められた時間ハイを維持した後ローに切り変わる。PCNT1がハイに維持されている間に、I分周器32は位相調整を完了する。また、基準クロック断続検出部80は基準クロック信号が入力された旨を検出すると外部/自走切り換え信号CHをハイに設定し、これによって切り換え遅延部82は、予め定められたカウント数だけ基準クロックパルスをカウントした後、スイッチ切り換え信号Sをハイに設定する。このカウント数は、I分周器32が位相調整を完了した後にスイッチ切り換え信号Sがハイに設定されるよう決定されている。すなわち、切り換え遅延部82は、このように決定されたカウント数に基づいて外部/自走切り換えスイッチ60の動作を遅延させるわけである。ここで、REF1の位相とCNT1の位相は既に一致している状態にあるので、外部/自走切り換えスイッチ60がPD1をループフィルタ14に入力するよう切り換えても、電圧制御発振器12から出力される信号に位相不連続は生じない。
以上説明した第1の実施形態では、基準クロック信号の位相は出力信号の位相に基づいて調整され、自走クロック信号の位相もまた出力信号の位相に基づいて調整されるので、基準クロック信号と自走クロック信号との間で位相関係を調整する必要がない。したがって、自走クロック信号の周波数を基準クロック信号の周波数に合わせる必要がなく、基準クロック信号の周波数に直接関係なく自走クロック発振器の発振周波数を決定することができる。そのため、自走クロック信号供給源として、PLL信号発生器1に自走クロック信号発生器10を備える構成とする他、外部に設けられている任意のシステムクロック信号発生器を用いることができ、実装スペース削減および製造原価削減に対して有利である。
ところで、第1の実施形態では自走クロック信号が必要とされ、分周器など自走クロック信号の入力に伴う回路が備えられているため構成が複雑になっている。また、クロック信号発生器などの高い周波数精度が要求される回路は設計製造コストが嵩むため、なるべく使用数を削減することが好ましい。そこで、基準クロック断時には自走クロック信号発生器10を用いない構成として構成を簡単にしたものが、次に説明する第2の実施形態である。この構成では、そもそも自走クロック信号を用いないので、基準クロック信号が途絶えた場合の動作を実現する構成を基準クロック信号の周波数に無関係に決定することができる。
図4は第2の実施形態のPLL信号発生器3の構成を示す。基準クロック信号が途絶えたときには、電圧制御発振器12の制御電圧入力端子は定電圧源90に接続され、電圧制御発振器12はこの定電圧源90の呈する電圧に基づいて定まる周波数の信号を出力する。
まず、基準クロック信号が入力されている状態から基準クロック信号が途絶えた状態となった場合の動作について図4を参照して説明する。基準クロック信号が入力されている状態においては、スイッチ切り換え信号Sはハイに設定されている。これによって第1の外部/自走切り換えスイッチ62は、EOR型位相比較器26の出力信号であるPD1を選択してループフィルタ14に入力し、第2の外部/自走切り換えスイッチ64はループフィルタ14の出力信号を選択して電圧制御発振器12の制御電圧入力端子に入力している。
また、電圧制御発振器12の出力信号をL分周器42によってL分周した信号であるCNTと基準クロック信号をK分周器40によってK分周した信号であるREFは、EOR型位相比較器26に入力され、これらの信号の位相差に基づく信号であるPD1がループフィルタ14に入力されており、電圧制御発振器12の出力信号の周波数は基準クロック信号の周波数のK分のLにロックしている。
基準クロック信号がある時間で途絶えると、基準クロック断続検出部80はその旨を検出し、外部/自走切り換え信号CHをローに設定する。これによってスイッチ切り換え信号Sは、切り換え遅延部82を介してローに設定される。スイッチ切り換え信号Sがローに設定されると、第2の外部/自走切り換えスイッチ64は定電圧源90を選択して電圧制御発振器12の制御電圧入力端子に入力する。電圧制御発振器12はこの定電圧源90の呈する電圧に基づいて定まる周波数の信号を出力する。図4の構成では、定電圧源90の呈する電圧を、PLL信号発生器3がロックしている状態においてループフィルタ14が出力する電圧と等しく設定しているので、第2の外部/自走切り換えスイッチ64が定電圧源90を選択したとしても電圧制御発振器12から出力される信号に位相不連続は生じない。
次に、基準クロック信号が途絶えている状態において基準クロック信号が入力された場合の動作について図4および図5を参照しつつ説明する。
基準クロック信号がある時間において入力されると、基準クロック断続検出部80はその旨を検出し、外部/自走切り換え信号CHをハイに設定する。これによって位相制御タイミング信号生成部70は、予め定められたカウント数だけ基準クロックパルスをカウントすると、K分周器40に入力される位相制御タイミング信号PCNTをハイに設定する。これに伴いK分周器40は、基準クロック信号をK分周した信号であるREFの立ち上がり時点が、電圧制御発振器12の出力信号をL分周器42でL分周した信号であるCNTのパルス中央における時点と一致するよう位相調整を行う。この位相調整は、K分周器40の出力信号の立ち上がり時点がCNT信号のパルス中央における時点と一致するよう、K分周器40が位相合わせを行いつつ基準クロック信号をK分周することで行われる。K分周器40はカウンタを備えており、当該カウンタをリセットするとともに入力された信号の周期をカウントし、Kが偶数であればK/2周期カウントした後に、Kカウントごとに予め定められたカウント数に相当する時間のパルス長を有するパルス信号を出力する。また、Kが奇数であれば(K−1)/2周期または(K+1)2周期カウントした後に、Kカウントごとに予め定められたカウント数に相当する時間のパルス長を有するパルス信号を出力する。すなわち、K分周器40は、位相を合わせようとする信号の立ち上がり時点において自らが備えるカウンタをリセットし、所定の周期カウントした後に、K分周を実現するパルス信号を出力することで位相調整およびK分周を行うわけである。ただし、K分周器40が位相合わせを行うのは、位相制御タイミング信号生成部70から出力される位相制御タイミング信号PCNTがハイのときに限られる。
K分周器40によって位相調整を受けたREF信号と、位相調整の基準となったCNT信号はEOR型位相比較器26に入力される。EOR型位相比較器26は、信号振幅が重なる時間をローとし、信号振幅が重ならない時間をハイとすることで2信号の位相差をデューティ比に反映させるものである。本実施形態においては、デューティ比0.5においてPLL信号発生器3がロック状態となるようにしており、それゆえ、REFがCNTのパルス中央で立ち上がるよう位相調整を行っている。
K分周器40に入力される位相制御タイミング信号PCNTは、予め定められた時間ハイを維持した後ローに切り変わる。PCNTがハイに維持されている間に、K分周器40は位相調整を完了する。また、基準クロック断続検出部80は基準クロック信号が入力された旨を検出すると、外部/自走切り換え信号CHをハイに設定する。これによって、切り換え遅延部82は予め定められたカウント数だけ基準クロックパルスをカウントした後、スイッチ切り換え信号Sをハイに設定する。このカウント数は、K分周器40が位相調整を完了した後にスイッチ切り換え信号Sがハイに設定されるよう決定されている。すなわち、切り換え遅延部82は、このように決定されたカウント数に基づいて第1の外部/自走切り換えスイッチ62および第2の外部/自走切り換えスイッチ64の動作を遅延させるわけである。
スイッチ切り換え信号Sがハイに設定されると、第1の外部/自走切り換えスイッチ62はPD1信号を選択してループフィルタ14に入力する。また、第2の外部/自走切り換えスイッチ64はループフィルタ14の出力電圧を選択して、電圧制御発振器12の制御電圧入力端子に入力する。
スイッチ切り換え信号Sがローに設定されている間、第1の外部/自走切り換えスイッチ62は、電圧制御発振器12の出力信号をZ分周器44によってZ分周し、疑似位相比較信号調整部28によって振幅およびデューティ比の調整を受けた信号であるPD2を選択している。いまの場合、ZはL分の2に設定されデューティ比は0.5に設定されている。したがって、第2の外部/自走切り換えスイッチ64が定電圧源90を選択して、ループフィルタ14の出力が開放状態となっている間は、このPD2がループフィルタ14に入力されることとなる。
一般的にループフィルタは、キャパシタンスを備えるローパスフィルタによって構成されている。このようなループフィルタにおいて、出力端が開放されている状態で全く信号を入力しないこととすると、ループフィルタを構成するキャパシタンスは自然放電された状態となる。この状態において過渡電圧を入力すると、出力には固有振動を伴う応答電圧が現れる。この応答電圧は、電圧制御発振器12の制御電圧入力端子にそのまま印加されることとなるため、電圧制御発振器12の出力信号の周波数が応答電圧に応じて変動してしまう。本実施形態は、このような問題に鑑みて、PLL信号発生器3のロック状態においてループフィルタ14に入力される信号と等価な信号をZ分周器44および疑似位相比較信号調整部28によって生成し、基準クロック断時にはこれをループフィルタ14に入力しておく構成としたものである。
このような構成にすることで、基準クロック信号が途絶えている状態から基準クロック信号が入力された状態となったことによりPD1がループフィルタ14に入力され、ループフィルタ14の出力電圧が制御電圧端子に入力されたとしても、ループフィルタ14の過渡応答に基づく出力周波数の変動は極力抑えられる。
第1の外部/自走切り換えスイッチ62がPD1を選択してループフィルタ14に入力し、第2の外部/自走切り換えスイッチ64がループフィルタ14の出力電圧を選択して電圧制御発振器12の制御電圧入力端子に入力する時点においては、REFとCNTはロック状態と同等の位相関係に調整されており、ループフィルタ14にはロック状態において入力されるものと等価な信号が入力されている。これによって、電圧制御発振器12から出力される信号に位相不連続は生じない。
なお、本実施形態においては、EOR型位相比較器26が出力する信号のデューティ比が0.5となった場合に出力信号の周波数がロック状態となる構成としている。しかしながら、このデューティ比を0.5とする必然性はなく任意の値とすることができる。仮にデューティ比を0から1までの任意の値αとした場合、K分周器40による位相調整は、K分周器40の出力信号の立ち上がり時点がCNT信号の立ち上がりから(1−α)tW経過した時点と一致するよう、K分周器40が位相合わせを行いつつ基準クロック信号をK分周する。ここに、tWはCNT信号のパルス幅である。また、疑似位相比較信号調整部28はPD2のデューティ比がαとなるようZ分周器44の出力信号のデューティ比を調整する。
以上、本発明の第1の実施形態および第2の実施形態について、その構成と動作について説明した。本発明は、これらの実施形態に何ら限定されるものではない。例えば、信号のハイ、ローに応じてその動作状態が決定される構成部については、ハイ、ローの動作論理を反転させて構成することが可能である。
また、本発明に係る信号発生装置は、無線装置などに用いられることはもちろん、より一般的な汎用の信号発生装置として用いることができることはいうまでもない。
第1の実施形態のPLL信号発生器の構成を示す図である。 第1の実施形態のPLL信号発生器において、基準クロック信号が途絶えた場合の動作タイミングを示す図である。 第1の実施形態のPLL信号発生器において、基準クロック信号が途絶えた後、再び入力された場合の動作タイミングを示す図である。 第2の実施形態のPLL信号発生器構成を示す図である。 第2の実施形態のPLL信号発生器において、基準クロック信号が途絶えた後、再び入力された場合の動作タイミングを示す図である。 従来構成によるPLL信号発生器の構成を示す図である。 従来構成によるPLL信号発生器において、基準クロック信号が途絶えた場合の動作タイミングを示す図である。 従来構成によるPLL信号発生器において、基準クロック信号が途絶えた後、再び入力された場合の動作タイミングを示す図である。
符号の説明
1,3,5 PLL信号発生器、10 自走クロック信号発生器、12 電圧制御発振器、14 ループフィルタ、20,22,24 位相比較器、26 EOR型位相比較器、28 疑似位相比較信号調整部、32 I分周器、34 J分周器、36 X分周器、38 Y分周器、40 K分周器、42 L分周器、44 Z分周器、46,48 N分周器、50 M分周器、60,62,64 外部/自走切り換えスイッチ、70,72,74 位相制御タイミング信号生成部、80 基準クロック断続検出部、82 切り換え遅延部、90 定電圧源、100 PLL発振部。

Claims (9)

  1. 周波数制御信号に基づいて出力信号の周波数が制御される信号制御発振部を含み、
    信号制御発振部が出力する信号を出力信号とする信号発生装置であって、
    第1の入力クロック信号と信号制御発振部が出力する信号との位相関係に基づいて第1の周波数制御信号を生成する第1の周波数制御信号生成部と、
    第2の入力クロック信号と信号制御発振部が出力する信号との位相関係に基づいて第2の周波数制御信号を生成する第2の周波数制御信号生成部と、
    第1の周波数制御信号と第2の周波数制御信号のいずれかを選択し、前記周波数制御信号として信号制御発振部に入力する周波数制御信号選択部と、
    を含むことを特徴とする信号発生装置。
  2. 請求項1に記載の信号発生装置であって、
    第1の入力クロック信号の位相を信号制御発振部が出力する信号の位相に基づいて調整する第1の位相調整部と、
    第2の入力クロック信号の位相を信号制御発振部が出力する信号の位相に基づいて調整する第2の位相調整部と、
    を含み、
    周波数制御信号選択部が第1の周波数制御信号を選択するのに先立って、第1の位相調整部は第1の入力クロック信号の位相を調整し、
    周波数制御信号選択部が第2の周波数制御信号を選択するのに先立って、第2の位相調整部は第2の入力クロック信号の位相を調整することを特徴とする信号発生装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の信号発生装置であって、
    第1の入力クロック信号の断続を検知する断続検知部を含み、
    第1の入力クロック信号が入力されている状態から断たれた状態になったと検知されたときは、周波数制御信号選択部は第2の周波数制御信号を選択し、前記周波数制御信号として信号制御発振部に入力し、
    第1の入力クロック信号が断たれた状態から入力されている状態になったと検知されたときは、周波数制御信号選択部は第1の周波数制御信号を選択し、前記周波数制御信号として信号制御発振部に入力することを特徴とする信号発生装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の信号発生装置であって、
    自走クロック信号発生器を含み、
    第2の入力クロック信号は自走クロック信号発生器の出力信号であることを特徴とする信号発生装置。
  5. 周波数制御信号に基づいて出力信号の周波数が制御される第1の発振状態と、当該周波数制御信号に基づかないで出力信号の周波数を定める第2の発振状態のいずれかの状態を選択する発振状態選択部を有する信号制御発振部を含み、
    信号制御発振部が出力する信号を出力信号とする信号発生装置であって、
    入力クロック信号と信号制御発振部が出力する信号との位相関係に基づいて周波数制御信号を生成する周波数制御信号生成部と、
    発振状態選択部が第2の発振状態を選択しているときに信号制御発振部に入力される擬似周波数制御信号を、信号制御発振部が出力する信号に基づいて生成する擬似周波数制御信号生成部と、
    発振状態選択部が第1の発振状態を選択しているときは、周波数制御信号を選択して信号制御発振部に入力し、発振状態選択部が第2の発振状態を選択したときから第1の発振状態を選択するまでの間に、擬似周波数制御信号を選択して信号制御発振部に入力する周波数制御信号選択部と、
    を含むことを特徴とする信号発生装置。
  6. 請求項5に記載の信号発生装置であって、
    入力クロック信号の断続を検知する断続検知部を含み、
    入力クロック信号が入力されている状態から断たれた状態になったと検知されたときは、発振状態選択部は第2の発振状態を選択し、
    入力クロック信号が断たれた状態から入力されている状態になったと検知されたときは、発振状態選択部は第1の発振状態を選択することを特徴とする信号発生装置。
  7. 請求項5または請求項6に記載の信号発生装置であって、
    擬似周波数制御信号生成部は、擬似周波数制御信号の振幅の時間平均値が、第1の発振状態における周波数制御信号の振幅の時間平均値と等しくなるよう、擬似周波数制御信号を生成することを特徴とする信号発生装置。
  8. 請求項7に記載の信号発生装置であって、
    周波数制御信号生成部は、2つの信号の排他的論理和演算を行い演算結果を出力する排他的論理和演算器を含み、
    擬似周波数制御信号生成部は、信号制御発振部が出力する信号の周波数を分周する分周器を含むことを特徴とする信号発生装置。
  9. 請求項5から請求項8のいずれか1項に記載の信号発生装置であって、
    電圧制御用定電圧源を含み、
    第2の発振状態においては、電圧制御用定電圧源の呈する電圧に基づいて出力信号の周波数が定まることを特徴とする信号発生装置。
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