JP2006064971A - フォーカス駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】クラッチのオン/オフを伴ってAFとMFとの切替えを行うフォーカス駆動装置において、ピントが大きくずれてAFが不能な状態ではクラッチを自動でオフ状態にしてMFを有効にし、AFが可能な状態ではクラッチを自動でオン状態にしてAFによるフォーカス調整を行うことによって、AFとMFの切替操作を行う手間をなくすことができるフォーカス駆動装置を提供する。
【解決手段】CPU10は、ワブリングレンズWLを微小振動させて焦点評価値をAF処理部12から取得する。これによって、合焦状態であることが検出された場合、又は、合焦方向が検出された場合にはクラッチFCをオン状態にしてフォーカスレンズFLをAFにより制御する。一方、合焦状態でなく、且つ、合焦方向が検出されない場合にはクラッチFCをオフ状態にしてフォーカスレンズFLをフォーカス操作リングFRの手動操作によって駆動できるようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明はフォーカス駆動装置に係り、特に手動によるフォーカス調整と、オートフォーカス(AF)によるフォーカス調整とが可能なフォーカス駆動装置に関する。
主にテレビ放送用のハンディカメラでは、ENGレンズと呼ばれるハンディタイプのレンズ装置が使用されている。ENGレンズではレンズ鏡胴の前側にフォーカス操作リングが設けられており、そのフォーカス操作リングを手動で回動動作することによってフォーカス調整を行うことができるようになっている。
また、ENGレンズのレンズ鏡胴には通常、ドライブユニットと呼ばれる駆動装置が設置されており、そのドライブユニットに搭載されたモータを駆動することによってフォーカス操作リングを電動で回動操作することができ、電動でフォーカス調整を行うこともできるようになっている。従って、ドライブユニット等にオートフォーカス(AF)機能を搭載することによって、AF用レンズとしても使用することができる。
ところで、AF用レンズの場合であっても放送用では特に手動(マニュアルフォーカス(MF))によるフォーカス調整を行えるようにし、AFとMFとを併用できるようにすることが必要である。例えば、特許文献1にはAFとMFとを所定のスイッチによって切り替えるものが記載されている。一方、プロカメラマンの間では、フォーカスレンズ群に機械的に直結したフォーカス操作リング等の操作部材によってMFの操作を行うことに根強い人気がある。上記ENGレンズでは、フォーカス操作リングとドライブユニットのモータとをクラッチによって連結し、所定のスイッチによってクラッチを切り離すことによって、フォーカス操作リングによりMFの操作を行うことができるようになっている。
特開2003−337278号公報
しかしながら、従来のENGレンズのように所定のスイッチによってクラッチを接続状態(オン)又は切離し状態(オフ)してAFとMFとを切り替える場合、その切替操作に手間と時間を要し、AFとMFとを迅速に切り替えることができないという問題があった。例えば、フォーカス調整をAFで行いたい場合にAFを実行させても、大ボケの状態であった場合にはAFが有効に作動せずフォーカス調整が適切に行われないことがある。そのような場合、カメラマンはクラッチをオンからオフにしてAFからMFに切り替え、MFによってフォーカス調整を行うことが必要となる。更に最終的なピント合わせを高精度に行いたい場合には、再度、クラッチをオフからオンにしてMFからAFに切り替えるという操作が必要となる。そのため、クラッチのオン/オフを切り替える操作などに手間と時間を要し、迅速にピント合わせを行うことができないという問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、クラッチのような動力伝達機構の接続状態と切離し状態との切替えを伴ってAFとMFとの切替えを行うフォーカス駆動装置において、AFの実行時に、AFが有効に作動しないときにはMFに自動的に切り替えることによって、操作者がそのAFとMFとの切替操作に要する手間や時間をなくすことができるフォーカス駆動装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載のオートフォーカスシステムは、撮影レンズのフォーカス調整のために光軸方向に前後移動可能に配置されたフォーカスレンズ群と、前記フォーカスレンズ群を駆動するためのモータと、前記モータの動力を前記フォーカスレンズ群に伝達可能にする接続状態と伝達不能にする切離し状態とで切り替えられる動力伝達機構と、撮影光学系を介して撮影される被写体画像のコントラストに基づいて前記モータによって前記フォーカスレンズ群を合焦位置に移動させるAF手段と、前記フォーカスレンズ群を手動力によって移動させる手動操作手段と、前記AF手段によって前記フォーカスレンズ群を合焦位置に移動させることが可能なAF可能状態であるか、又は、前記AF手段によって前記フォーカスレンズ群を合焦位置に移動させることが不能なAF不能状態であるかを判定する判定手段と、前記判定手段によってAF可能状態と判定された場合には前記動力伝達機構を前記接続状態に設定することにより、前記AF手段によって前記フォーカスレンズ群を合焦位置に移動させ、前記判定手段によってAF不能状態と判定された場合には前記切替手段によって前記動力伝達機構を前記切離し状態に設定することにより、前記手動操作手段によって前記フォーカスレンズ群を移動させるための手動操作力を低減する切替制御手段と、を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、AF可能状態、即ち、AFが有効に作動する状態では、モータの動力をフォーカスレンズ群に伝達する動力伝達機構を接続状態にしてAFを実行させ、AF不能状態、即ち、AFが有効に作動しない状態では、動力伝達機構を切離し状態にして、手動(MF)によるフォーカス調整を通常の操作力によって行えるようにしている。従って、操作者は、AFが有効に作動するか否かを判断や、それに応じてAFとMFとを切り替えため操作を行う必要がなく、状況に応じて迅速にAFからMFの操作に切り替えることができる。また、MFの操作のための操作部材を常に把持していることによってその操作部材の操作感等からAFが有効に作動しているか否かの判別も容易に可能であり、AFが有効に作動していないという判断も迅速に行うことができ、MFの操作への移行も迅速に行うことができる。
請求項2に記載のオートフォーカスシステムは、請求項1に記載の発明において、前記判定手段による判定、及び、該判定に基づく前記切替制御手段による前記動力伝達機構の前記接続状態と前記切離し状態との切替えは繰り返し実行されることを特徴としている。本発明によれば、AFが有効に作動する状態か否の判断はAF時やMF時にも繰り返し行われ、もし、MF時にAFが有効に作動する状態となれば自動的にAFに切り替わる。
請求項3に記載のオートフォーカスシステムは、請求項1に記載の発明において、前記判定手段は、前記撮影光学系のフォーカス位置を変化させたときに生じる前記被写体画像のコントラストの変化に基づいて、合焦位置に移動させるための前記フォーカスレンズの移動方向の検出が可能な場合にはAF可能状態と判定し、合焦位置に移動させるための前記フォーカスレンズの移動方向の検出が不能な場合にはAF不能状態と判定することを特徴としている。本発明は、AF可能状態か否かの判定内容の一形態を示している。
請求項4に記載のオートフォーカスシステムは、前記AF手段は、前記撮影光学系に入射して記録又は再生用の被写体画像を撮像する映像用撮像素子の撮像面に入射する被写体光からオートフォーカス用の被写体光を分岐し、該オートフォーカス用の被写体光によって結像される被写体画像を光路長が異なる位置に配置された複数のAF用撮像面によって撮像すると共に、各AF用撮像面によって撮像された被写体画像のコントラストを比較することによって前記フォーカスレンズ群を合焦位置に移動させる手段であって、前記判定手段は、前記各AF用撮像面によって撮像された被写体画像のコントラストを比較に基づいて、合焦位置に移動させるための前記フォーカスレンズの移動方向の検出が可能な場合にはAF可能状態と判定し、合焦位置に移動させるための前記フォーカスレンズの移動方向の検出が不能な場合にはAF不能状態と判定することを特徴としている。本発明は、いわゆる光路長差方式のAFにおいてAF可能状態か否かの判定内容の一形態を示している。
本発明に係るフォーカス駆動装置によれば、AFの実行時に、AFが有効に作動しないときにはMFに自動的に切り替わり、操作者がそのAFとMFとの切替操作に要する手間や時間をなくすことができる
以下、添付図面に従って本発明に係るフォーカス駆動装置の好ましい実施の形態について詳説する。
図1は、本発明に係るフォーカス駆動装置の構成を示したブロック図である。同図に示すフォーカス駆動装置は、主にテレビ放送用のハンディカメラ(ENGカメラ)に使用される撮影レンズ(例えばENGレンズ)のフォーカス駆動に関する装置であり、撮影レンズのレンズ鏡胴内においてフォーカス調整のために光軸方向に前後移動可能に配置されたフォーカスレンズ(群)FLと、ワブリングのために光軸方向に前後移動可能に配置されたワブリングレンズ(群)WLと、レンズ鏡胴の周部に回動可能に配設されたフォーカス操作リングFRと、レンズ鏡胴の側部に設置されたドライブユニット内に配置される各構成部とから構成されている。
ドライブユニット内には、フォーカスレンズFLを駆動するフォーカス用モータFMと、フォーカス用モータFMの動力をフォーカスレンズFLに伝達する動力伝達機構に組み込まれたクラッチFCと、クラッチFCを接続状態(オン状態)又は切離し状態(オフ状態)に切り替えるクラッチ用モータCMと、ワブリングレンズWLを駆動するワブリング用モータWMと、フォーカスやクラッチFCの制御に関して後述する処理を実行するCPU10と、オートフォーカス時におけるピント情報(焦点評価値情報)を検出するAF処理部12等が配置されている。
フォーカスレンズFLは、レンズ鏡胴内で光軸方向に前後移動するようになっており、フォーカスレンズFLの位置を調整することによって撮影レンズのフォーカス調整が行われる。クラッチON/OFFスイッチ14をオフにすると、CPU10の出力ポートからクラッチ用アンプCAに出力される制御信号によってクラッチ用モータCMが駆動されクラッチFCがオフ状態となる。このとき、フォーカス用モータFMがフォーカスレンズFLから切り離されるため、フォーカス操作リングFRを手動により通常の操作力で回動操作することができ、フォーカス操作リングFRに機械的に連結されたフォーカスレンズFLをその手動力によって動かすことができるようになっている。尚、クラッチFCがオフ状態となっている状態をマニュアルフォーカス(MF)の状態という。
一方、クラッチON/OFFスイッチ14をオンにすると、CPU10の出力ポートからクラッチ用アンプCAに出力される制御信号によってクラッチFCがオン状態となり、フォーカス用モータFMがフォーカスレンズFLに動力伝達可能に連結される。従って、このときCPU10の出力ポートからフォーカス用アンプFAに出力される制御信号によってフォーカス用モータFMが駆動されると、その動力によってフォーカスレンズFLが移動するようになっている。また、フォーカスレンズFLの位置情報は位置センサFPによって検出されCPU10に与えられている。
尚、実際の機構としてはフォーカス用モータFMは例えばフォーカス操作リングFRに連結され、フォーカス用モータFMによってフォーカス操作リングFRを回動させることによってフォーカスレンズFLを駆動する構成となっている。また、クラッチFCは、例えばその機構内においてオフ状態で離間している部材間をオン状態で接触させ、その部材間の摩擦力によって動力を伝達するようになっており、クラッチFCをオン状態にしている場合であってもその部材間を摩擦力に抗して滑らせてフォーカス操作リングFRを手動で回動操作することは可能である。但し、クラッチFCがオフ状態の場合に比べるとフォーカス操作リングFRを回動させるために必要な操作力が大きくなる。
このようにクラッチON/OFFスイッチ14をオンに設定しておくと、オートフォーカス(AF)によるフォーカス調整が可能な状態となる。尚、この状態をAFモードという。
ワブリングレンズWLは、例えばレンズ鏡胴のリヤ側(絞りの後)に配置され、CPU10の出力ポートからワブリング用アンプWAに出力される制御信号によってワブリング用モータWMが駆動されると、光軸方向に前後移動するようになっている。ワブリングレンズWLは、後述のようにAFでの合焦方向の判断等においてフォーカスを微小変動させるために使用される。
次に、AFモードでの処理について以下詳説すると、ドライブユニットには、本レンズ鏡胴が装着されたカメラによって撮影されている映像(被写体画像)の映像信号がカメラから入力されており、その映像信号はAF処理部12に取り込まれるようになっている。
AF処理部12に取り込まれた映像信号は、まずA/D変換器20によってデジタル信号に変換される。そして、ハイパスフィルタ(HPF)22によってその映像信号から高域周波数成分の信号が抽出され、その信号がゲート回路24に入力される。ゲート回路24では、入力された映像信号(高域周波数成分の信号)のうち、画面内に設定された所定のAFエリア(例えば、画面中央部の矩形状のエリア)内の信号のみが抽出され、その抽出された範囲の映像信号が加算回路26に入力される。加算回路26は、入力された映像信号を1画面分(1フィールド分)ずつ積算する。その積算値は、カメラで撮影されているAFエリア内の被写体画像のコントラストの大きさを示し、本明細書では焦点評価値というものとする。
CPU10はこのようにしてAF処理部12で得られる焦点評価値をピント情報として取得しながらAFモードの処理を実行する。
CPU10におけるAFモードの処理を図2のフローチャートを用いて説明する。CPU10は、電源がオンされ、クラッチON/OFFスイッチ14がオンされている場合、以下のAFモード時の処理を実行する。尚、クラッチON/OFFスイッチ14がオンされている場合にAFモード以外のモードを選択できるようにすることも可能であり、その場合には、クラッチON/OFFスイッチ14がオンされ、且つ、所定のスイッチによってAFモードが選択された場合にAFモードの処理を実行する。AFモード時においてCPU10は、まず、所要の初期設定を行った後(ステップS10)、フォーカス以外の処理を実行する(ステップS12)。尚、CPU10は、フォーカス以外にズームやアイリス等の制御も行っている。
続いて、CPU10は、ワブリングを実行する(ステップS14)。即ち、ワブリング用モータWMを駆動し、ワブリングレンズWLを基準位置に対して前後に微小振動させ、フォーカスを至近側と無限遠側に微小振動させる。そして、ワブリングレンズWLを振動させている間に基準位置に対して至近側に変位させた位置(至近側位置)と無限遠側に変位させた位置(無限遠側位置)での焦点評価値をAF処理部12から取得する。
次にCPU10は、至近側位置と無限遠側位置での焦点評価値に基づいてAFが有効に作動するAF可能状態か否かを判定する(ステップS16)。即ち、至近側位置と無限遠側位置での焦点評価値を比較し、合焦状態であるか、又は、合焦方向の検出が可能な状態であるかを判定する。例えば、至近側位置の焦点評価値と無限遠側位置の焦点評価値との差が0とみなせる程の大きさで、且つ、いずれの焦点評価値も所定のしきい値以下(合焦状態のときと明らかに相違するレベル)の場合には、AF可能状態でない(AF不能状態)と判定し、それ以外のときにはAF可能状態と判定する。
ここで、図3は、一定の被写体を撮影しながらフォーカスレンズFLを至近端から無限遠端まで移動させたと仮定した場合に各フォーカスレンズ位置において得られる焦点評価値のグラフの一例を示した図である。同図に示すように焦点評価値のグラフは焦点評価値が最大となる合焦点付近において山型の分布を示し、フォーカスレンズ位置が合焦点から大きく離れると、焦点評価値が殆ど変化せず且つ小さい値となる。
上記ワブリングを行った場合に、至近側位置の焦点評価値と無限遠側位置の焦点評価値との差が0とみなせる程度の大きさの場合には、フォーカスレンズ位置(ワブリングの始動位置)が合焦点の位置か、又は、合焦点から大きく離れた位置のいずれかにあることが分かる。そして、それらの焦点評価値のいずれもが小さい値、即ち、所定のしきい値以下の値の場合には、合焦点から大きく離れた位置であり、合焦点の方向を判別することができない状態、即ち、AF不能状態と判定される。
一方、至近側位置の焦点評価値と無限遠側位置の焦点評価値との差が0とみなせる程度の大きさの場合に、それらの焦点評価値のいずれもが上記しきい値より大きい値の場合には、ワブリングの始動位置は合焦点の位置であり、AF可能状態と判定される。また、至近側位置の焦点評価値と無限遠側位置の焦点評価値との差が0とみなせる程度の差より大きい場合には、フォーカスレンズ位置が山型分布の傾斜範囲にあることが分かる。この場合、至近側位置の焦点評価値と無限遠側位置の焦点評価値の大小関係から合焦点の方向(合焦方向)を知ることができ、AF可能状態と判定される。
CPU10は、図2のステップS16の判定においてYESと判定した場合には、続いて、上記ワブリングによって検出した焦点評価値に基づいて合焦か否かを判定する(ステップS18)。NOと判定した場合にはクラッチFCをオン状態にし(ステップS20)、上記ワブリングによって検出した焦点評価値に基づいてフォーカスレンズFLを合焦方向に所定量又は所定速度で移動させる(ステップS22)。そして、ステップS14に戻る。
一方、ステップS18においてYES、即ち、合焦と判定した場合には、ステップS12に戻る。
上記ステップS16においてNO、即ち、AF不能状態と判定した場合、CPU10は、クラッチFCをオフ状態にし、MFの状態に切り替える(ステップS24)。これによって、操作者はAFによるフォーカス調整が不能の場合に、フォーカス操作リングFRを手動で操作してフォーカス調整を行うことができる。ステップS24の後、CPU10はステップS12に戻り、ステップS12からの処理を繰り返し実行する。
ここで、ステップS24においてクラッチFCがオフ状態になっている場合でもステップS14においてワブリングが行われる。もし、操作者によるフォーカス操作リングFRの操作によってAF可能状態となり、ステップS16においてYESと判定された場合には、その後、クラッチFCがオン状態に切り替えられ、AFによってフォーカスレンズFLが合焦点に移動する。一方、AF不能状態の場合にはクラッチFCがオフ状態のままMFの状態が継続される。
以上のAFモードの処理によれば、大ボケの状態のようにAFが有効に作動しないような状況ではクラッチFCが自動でオフされるため、操作者は、フォーカス操作リングFRの操作感が軽くなったときにAFによるフォーカス調整が不能な状態であることを認識することができる。また、そのとき、クラッチFCをオフ状態に切り替える操作を行うことなくフォーカス操作リングFRを手動操作してMFでフォーカス調整を行うことができる。更に、フォーカス操作リングFRを手動操作によって合焦点付近までフォーカスレンズFLを移動させると、自動的にクラッチFCがオン状態に切り替わり、AFによってフォーカス調整が行われるようになる。
尚、クラッチFCがオン状態でAFが有効に作動している場合であっても、クラッチFCがオフ状態のときよりも大きな操作力によってフォーカス操作リングFRを強制的に手動で回動させることが可能であり、例えば、その手動操作によって、AFで合わせられた合焦点と異なる位置にフォーカスレンズFLを移動させて停止させておくことや、合焦点が複数ある場合に、AFで合わせられた合焦点と異なる合焦点にフォーカスレンズFLを誘導することができる。
以上の実施の形態において、強制MFボタンを設け、AF可能状態でクラッチFCがオン状態となっている場合であってもその強制MFボタンを押している間、クラッチFCがオフ状態となるようにし、通常の操作力によってフォーカス操作リングFRを回動操作できるようにしてもよい。また、クラッチFCのクラッチトルクを調整してクラッチFCがオン状態であってもフォーカス操作リングFRを容易に手動で回動操作できるようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、撮影レンズがワブリングレンズWLを備えている場合について説明したが、撮影レンズがワブリングレンズWLを備えていない場合であってもフォーカスレンズFLを微小振動させることによってワブリングを行うことが可能であり、上記実施の形態と同様にAFモードの処理を行うことができる。その場合、ステップS16においてAF不能状態と判定されてクラッチFCがオフ状態となっているときに、その後、AF可能状態となったか否かを判定するためにステップS14でワブリングを行うときにはクラッチFCを一旦オン状態に切り替えることが必要である。
また、ステップS16においてAF不能状態と判定され、クラッチFCがオフ状態となっている場合に、その後、AF可能状態となったか否かの判定は、ワブリングを行うのではなく、MFの操作によってフォーカスレンズFLが移動している際に焦点評価値を取得し、その焦点評価値に基づいて判定するようにしてもよい。これによれば、上述のように撮影レンズがワブリングレンズWLを備えていない場合にワブリングを行うためにクラッチFCをオン状態にすることが不要となる利点がある。
次に、本発明を光路長差方式のAFを行うフォーカス駆動装置に適用した場合の実施の形態について説明する。図4は、光路長差方式のAFにおいて使用される撮影レンズ(光学系)の構成を示した図である。
撮影レンズ110には、光軸Oに沿った本線光路においてフォーカスレンズ(群)FL、ズームレンズ(群)ZL、絞りI、前側リレーレンズ(群)RA及び後側リレーレンズ(群)RBからなるリレーレンズ(リレー光学系)等が順に配置されている。フォーカスレンズFLやズームレンズZLは光軸方向に移動可能なレンズ群であり、フォーカスレンズFLが移動するとピント位置(被写体距離)が変化し、ズームレンズZLが移動すると、像倍率(焦点距離)が変化するようになっている。絞りIは開閉動作し、絞りIの開閉度によって像の明るさが変化する。
撮影レンズ110に入射してこれらの本線光路の光学系を通過した被写体光はカメラ本体114に入射する。カメラ本体114には、撮影レンズ110から入射した被写体光を赤(R)、緑(G)、青(B)の3色の波長に分解する色分解光学系124と、色分解された各色の被写体光の像を撮像するR、G、Bごとの映像用撮像素子(例えばCCD)が配置されている。尚、光学的に等価な光路長の位置に配置されたR、G、Bの映像用撮像素子を同図に示すように1つの映像用撮像素子126で表すものとする。映像用撮像素子126の撮像面に入射した被写体光は、映像用撮像素子126によって光電変換されてカメラ本体114内の所定の信号処理回路によって記録又は再生用の映像信号が生成される。
一方、撮影レンズ110のリレー光学系の前側リレーレンズRAと後側リレーレンズRBとの間には、ハーフミラー116が配置されている。このハーフミラー116によって、撮影レンズ110の本線光路からAF用光路が分岐される。撮影レンズ110に入射した被写体光のうち、ハーフミラー116を透過した被写体光は、本線用の被写体光としてそのまま光軸Oに沿った本線光路を通過してカメラ本体114へと導かれる。ハーフミラー116で反射した被写体光は、AF用の被写体光として上記光軸Oに略垂直な光軸O′に沿ったAF用光路へと導かれる。
AF用光路には、上記後側リレーレンズRBと同等のAF用リレーレンズ118と、2つのプリズム120A、120Bから構成される光分割光学系120と、AF用撮像素子122A、122Bが配置されている。ハーフミラー116で反射してAF用光路へと導かれた被写体光は、AF用リレーレンズ118を通過した後、光分割光学系120に入射する。光分割光学系120に入射した被写体光は、第1プリズム120Aと第2プリズム120Bとが接合する部分のハーフミラー面Mで光量が等価な2つの被写体光に分岐される。ハーフミラー面Mで反射した被写体光は、一方のAF用撮像素子122Aの撮像面に入射し、ハーフミラー面Mを透過した被写体光は他方のAF用撮像素子122Bの撮像面に入射する。
図5は、カメラ本体116の映像用撮像素子126とAF用撮像素子122A、122Bとを同一の光軸上に表した図である。同図に示すように、一方のAF用撮像素子122Aに入射する被写体光の光路長は、他方のAF用撮像素子122Bに入射する被写体光の光路長よりも短く設定され、映像用撮像素子126の撮像面に入射する被写体光の光路長は、その中間の長さとなるように設定されている。すなわち、1対のAF用撮像素子122A、122B(の撮像面)は、それぞれ映像用撮像素子126の撮像面に対して前後等距離dの位置となるように配置されている。
このように撮影レンズ110に配置された1対のAF用撮像素子122A、122Bによって、撮影レンズ110に入射した被写体光を映像用撮像素子126の撮像面に対して前後等距離の位置の撮像面で撮像した場合と等価な映像信号が得られるようになっている。尚、AF用撮像素子122A、122Bはカラー映像を撮像するものである必要はなく、本実施の形態ではAF用撮像素子122A、122Bから白黒の映像信号(輝度信号)が取得されるものとする。
撮影レンズ110のフォーカスレンズFLは、図1に示したフォーカス駆動装置と同様に構成されたフォーカス駆動装置によって制御されるようになっており、そのフォーカス制御装置を図6に示す。尚、図6において図1の構成部と同一又は類似の構成部には同一符号を付しその説明を省略する。
同図においてAF処理部12には、上記AF用撮像素子122A、122Bによって得られた各々の映像信号が入力される。尚、AF用撮像素子122Aから得られる映像信号をchAの映像信号といい、AF用撮像素子122Bから得られる映像信号をchBの映像信号という。
AF処理部12には図1のAF処理部12に示したA/D変換器20、HPF22、ゲート回路24、及び、加算回路26と一致した処理を行うA/D変換器20A、20B、HPF22A、22B、ゲート回路24A、24B、及び、加算回路26A、26BがchAの映像信号とchBの映像信号のそれぞれに対して設けられている。これによって、chAの映像信号とchBの映像信号のそれぞれから焦点評価値が得られる。尚、chAの映像信号から得られた焦点評価値をchAの焦点評価値といい、chBの映像信号から得られた焦点評価値をchBの焦点評価値という。
CPU10はこれらのchAの焦点評価値とchBの焦点評価値をAF処理部12から取得しながらAFモードの処理を実行する。
CPU10におけるAFモードの処理を図7のフローチャートを用いて説明する。CPU10は、電源がンされ、クラッチON/OFFスイッチ14がオンされている場合、以下のAFモード時の処理を実行する。まず、所要の初期設定を行った後(ステップS50)、フォーカス以外の処理を実行する(ステップS52)。
続いて、CPU10は、AF処理部12からchAとchBの焦点評価値を取得し(ステップS54)、chAとchBの焦点評価値に基づいてAF可能状態か否かを判定する(ステップS56)。
ここで、図8は、一定の被写体を撮影しながらフォーカスレンズを至近端から無限遠端まで移動ささせたときに各フォーカスレンズ位置において得られるchAの焦点評価値とchBの焦点評価値のグラフの一例を示した図である。同図において、実線で示す曲線A、Bは、それぞれchA、chBの焦点評価値を示し、図中点線で示す曲線Cは、映像用撮像素子126から得られた映像信号により焦点評価値を求めたと仮定した場合の焦点評価値を示している。
これによれば、曲線Cの焦点評価値が最大(極大)となる点が合焦点であり、そのときchAの焦点評価値とchBの焦点評価値が一致する。従って、chAの焦点評価値とchBの焦点評価値が一致していれば合焦と判断される。
一方、chAの焦点評価値の方がchBの焦点評価値より大きい場合には、フォーカスレンズ位置が合焦点よりも至近側に設定されている状態であり、合焦方向は無限遠方向と判断される。
逆にchBの焦点評価値の方がchAの焦点評価値より大きい場合には、フォーカスレンズ位置が合焦点よりも無限遠側に設定されている状態であり、合焦方向は至近方向と判断される。
これに対して、chAの焦点評価値とchBの焦点評価値との差が0とみなせる大きさで、且つ、いずれの焦点評価値も所定のしきい値より小さい場合には、合焦点ではなくフォーカスレンズ位置が合焦点から大きく離れていると判断することができる。その場合、合焦方向の検出は不能となり、AF不能状態と判定される。これ以外の場合、即ち、フォーカスレンズFLが合焦点にある場合又は合焦方向の検出が可能な場合にはAF可能状態と判定される。
CPU10は、上記ステップS56においてYES、即ち、AF可能状態と判定した場合には、続いて、合焦か否かを判定する(ステップS58)。NOと判定した場合には、クラッチFCをオン状態にし(ステップS60)、上記ステップS54において取得したchAとchBの焦点評価値に基づいてフォーカスレンズFLを合焦方向に所定量又は所定速度で移動させる(ステップS62)。そして、ステップS54に戻る。ステップS58においてYES、即ち、合焦と判定した場合には、ステップS52に戻る。
一方、ステップS56においてNO、即ち、AF不能状態と判定した場合には、クラッチFCをオフ状態にし、MFの状態に切り替える(ステップS64)。これによって、操作者はAFによるフォーカス調整が不能の場合に、フォーカス操作リングFRを手動で操作してフォーカス調整を行うことができる。ステップS64の後、CPU10は、ステップS52に戻り、ステップS52からの処理を繰り返し実行する。
以上、上記実施の形態では、MFの操作をレンズ鏡胴に設けられたフォーカス操作リングFRで行う場合について説明したが、他の形態の操作部材によってMFの操作を行う場合についても本発明を適用できる。
図1は、本発明に係るフォーカス駆動装置の構成を示したブロック図である。 図2は、CPUにおけるAFモードの処理手順を示したフローチャートである。 図3は、一定の被写体を撮影しながらフォーカスレンズを至近端から無限遠端まで移動させたと仮定した場合に各フォーカスレンズ位置において得られる焦点評価値のグラフの一例を示した図である。 図4は、光路長差方式のAFにおいて使用される撮影レンズ(光学系)の構成を示した図である。 図5は、カメラ本体の映像用撮像素子とAF用撮像素子とを同一の光軸上に表した図である。 図6は、図4のフォーカスレンズを制御するフォーカス駆動装置の構成を示したブロック図である。 図7は、光路長差方式のAFにおけるCPUでのAFモードの処理手順を示したフローチャートである。 図8は、一定の被写体を撮影しながらフォーカスレンズを至近端から無限遠端まで移動ささせたときに各フォーカスレンズ位置において得られるchAの焦点評価値とchBの焦点評価値のグラフの一例を示した図である。
符号の説明
10…CPU、12…AF処理部、14…クラッチON/OFFスイッチ、20…A/D変換器、22…ハイパスフィルタ、24…ゲート回路、26…加算回路、110…撮影レンズ、114…カメラ本体、122A、122B…AF用撮像素子、126…映像用撮像素子、FL…フォーカスレンズ、FR…フォーカス操作リング、FM…フォーカス用モータ、FC…クラッチ、CM…クラッチ用モータ、WL…ワブリングレンズ、WM…ワブリング用モータ

Claims (4)

  1. 撮影レンズのフォーカス調整のために光軸方向に前後移動可能に配置されたフォーカスレンズ群と、
    前記フォーカスレンズ群を駆動するためのモータと、
    前記モータの動力を前記フォーカスレンズ群に伝達可能にする接続状態と伝達不能にする切離し状態とで切り替えられる動力伝達機構と、
    撮影光学系を介して撮影される被写体画像のコントラストに基づいて前記モータによって前記フォーカスレンズ群を合焦位置に移動させるAF手段と、
    前記フォーカスレンズ群を手動力によって移動させる手動操作手段と、
    前記AF手段によって前記フォーカスレンズ群を合焦位置に移動させることが可能なAF可能状態であるか、又は、前記AF手段によって前記フォーカスレンズ群を合焦位置に移動させることが不能なAF不能状態であるかを判定する判定手段と、
    前記判定手段によってAF可能状態と判定された場合には前記動力伝達機構を前記接続状態に設定することにより、前記AF手段によって前記フォーカスレンズ群を合焦位置に移動させ、前記判定手段によってAF不能状態と判定された場合には前記切替手段によって前記動力伝達機構を前記切離し状態に設定することにより、前記手動操作手段によって前記フォーカスレンズ群を移動させるための手動操作力を低減する切替制御手段と、
    を備えたことを特徴とするフォーカス駆動装置。
  2. 前記判定手段による判定、及び、該判定に基づく前記切替制御手段による前記動力伝達機構の前記接続状態と前記切離し状態との切替えは繰り返し実行されることを特徴とする請求項1のフォーカス駆動装置。
  3. 前記判定手段は、前記撮影光学系のフォーカス位置を変化させたときに生じる前記被写体画像のコントラストの変化に基づいて、合焦位置に移動させるための前記フォーカスレンズの移動方向の検出が可能な場合にはAF可能状態と判定し、合焦位置に移動させるための前記フォーカスレンズの移動方向の検出が不能な場合にはAF不能状態と判定することを特徴とする請求項1のフォーカス駆動装置。
  4. 前記AF手段は、前記撮影光学系に入射して記録又は再生用の被写体画像を撮像する映像用撮像素子の撮像面に入射する被写体光からオートフォーカス用の被写体光を分岐し、該オートフォーカス用の被写体光によって結像される被写体画像を光路長が異なる位置に配置された複数のAF用撮像面によって撮像すると共に、各AF用撮像面によって撮像された被写体画像のコントラストを比較することによって前記フォーカスレンズ群を合焦位置に移動させる手段であって、前記判定手段は、前記各AF用撮像面によって撮像された被写体画像のコントラストを比較に基づいて、合焦位置に移動させるための前記フォーカスレンズの移動方向の検出が可能な場合にはAF可能状態と判定し、合焦位置に移動させるための前記フォーカスレンズの移動方向の検出が不能な場合にはAF不能状態と判定することを特徴とする請求項1のフォーカス駆動装置。
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