JP2003241076A - オートフォーカス信頼度表示装置 - Google Patents

オートフォーカス信頼度表示装置

Info

Publication number
JP2003241076A
JP2003241076A JP2002046143A JP2002046143A JP2003241076A JP 2003241076 A JP2003241076 A JP 2003241076A JP 2002046143 A JP2002046143 A JP 2002046143A JP 2002046143 A JP2002046143 A JP 2002046143A JP 2003241076 A JP2003241076 A JP 2003241076A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reliability
focus
evaluation value
focus evaluation
autofocus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002046143A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4023182B2 (ja
Inventor
Tadashi Sasaki
正 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority to JP2002046143A priority Critical patent/JP4023182B2/ja
Publication of JP2003241076A publication Critical patent/JP2003241076A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4023182B2 publication Critical patent/JP4023182B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Focusing (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】映像信号の高周波成分から取得した焦点評価値
に基づいてAFの信頼度を判断し、表示することによ
り、AFによる誤動作を未然に防止することができるオ
ートフォーカス信頼度表示装置を提供する。 【解決手段】HPF18、A/D変換器20、ゲート回
路22及び加算回路24により、映像信号から焦点評価
値を検出する。CPU14はその焦点評価値をAF信頼
度として表示器26に表示する。また、10フィールド
分(10個分)の焦点評価値のバラツキをAF信頼度と
して表示器26に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオートフォーカス信
頼度表示装置に係り、特にテレビカメラ用のレンズ装置
におけるオートフォーカスの信頼度を表示するオートフ
ォーカス信頼度表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、オートフォーカス(以下、AFと
いう)を用いているカメラ・レンズシステムが多くなっ
ているが、放送用カメラにおいてはカメラマンの意図も
反映させなければ良い映像を得ることはできないため、
完全にAF化することは将来的にも難しいと予想され
る。この一方において、今後、ハイビジョンなどの高精
細テレビが普及していくと、カメラマンがビューファイ
ンダーでピントを十分に確認することが困難となるた
め、それを補助するためのAFが要求されてくることが
考えられる。このため、マニュアルフォーカス(MF)
とAFとを切替えながらフォーカス調整を行うことが多
くなると考えられる。また、特開平1―158881号
公報等には、カメラマンがビューファインダーで確認で
きるレベルまでマニュアル(MF)によりフォーカス調
整を行うと自動でAFに切り替わり、AFがそれ以上の
精度でフォーカス調整を行うことで、MFによるフォー
カス調整をAFにより補助する方法が既に提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、AF方式に
もコントラスト方式やアクティブ方式等の各種方式があ
るが、いずれの方式においても長所、短所がある。例え
ば、映像信号(ビデオ信号)の高周波成分を検出するコ
ントラスト方式の場合の短所として、コントラストの低
い被写体や暗い場所での撮影は、検出できる高周波成分
が小さくなり、S/Nが確保できなくなって誤動作し易
くなる。このため、被写体の条件が悪いときにAFを作
動させるとMFによるフォーカス調整より却って精度を
悪化させる事態を招くおそれがある。しかしながら、従
来は、AFによるフォーカス調整が信頼できるか否かを
AFを作動させる前に判断することが困難であったた
め、上述のような不測の事態を招くおそれが高かった。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、AFの誤動作を未然に防止することができるオ
ートフォーカス信頼度表示装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、撮影レンズのフォーカス
調整を自動で行うオートフォーカス手段と、前記オート
フォーカス手段による前記フォーカス調整の信頼度を判
断する信頼度判断手段と、前記信頼度判断手段によって
判断された信頼度を表示する信頼度表示手段と、を備え
たことを特徴としている。
【0006】本発明によれば、オートフォーカス(A
F)によるフォーカス調整の信頼度を判断し、表示する
ようにしたため、信頼度が低い場合にはAFを作動させ
ないというような措置が可能となりAFの誤動作を未然
に防止することができる。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記オートフォーカス手段は、
前記撮影レンズにより結像された被写体像を映像信号と
して取得する映像信号取得手段と、前記映像信号取得手
段により取得された映像信号に基づいて合焦の程度を評
価する焦点評価値を検出する焦点評価値検出手段と、を
備え、前記信頼度判断手段は、前記焦点評価値検出手段
により検出された焦点評価値に基づいて前記信頼度を判
断することを特徴している。
【0008】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記オートフォーカス手段は、
前記撮影レンズにより結像された被写体像を光路長の異
なる複数の撮像素子により撮像して映像信号に変換する
撮像手段と、前記撮像手段の複数の撮像素子により得ら
れた映像信号のそれぞれに基づいて各撮像素子に対する
合焦の程度を評価する焦点評価値を検出する焦点評価値
検出手段と、前記焦点評価値検出手段により検出された
各撮像素子に対する焦点評価値に基づいて合焦を検出す
る合焦検出手段とを備え、前記信頼度判断手段は、前記
焦点評価値検出手段により検出された各撮像素子に対す
る焦点評価値のうち、少なくとも1つの焦点評価値に基
づいて前記信頼度を判断することを特徴としている。
【0009】請求項2又は請求項3のように映像信号か
ら得た焦点評価値に基づいてAFの信頼度を判断するこ
とによって適切に信頼度を判断し、表示することができ
る。
【0010】また、請求項4に記載の発明は、請求項2
又は請求項3に記載の発明において、前記信頼度判断手
段は、前記焦点評価値検出手段により検出された焦点評
価値を前記信頼度として判断すると共に、前記信頼度表
示手段は、前記焦点評価値を前記信頼度として表示する
ことを特徴としている。即ち、AFの信頼度は焦点評価
値自体の値であってもよい。
【0011】また、請求項5に記載の発明は、請求項2
又は請求項3に記載の発明において、前記信頼度判断手
段は、前記焦点評価値検出手段により検出された所定個
分の焦点評価値のバラツキに基づいて前記信頼度を判断
することを特徴としている。即ち、所定個分の焦点評価
値のバラツキに基づいてAFの信頼度を判断することに
よって適切に信頼度を判断し、表示することができる。
【0012】また、請求項6に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記オートフォーカス手段は、
被写体に測定波を照射すると共に、前記該被写体で反射
した測定波を検出することにより前記被写体の距離を測
定する測距手段を備え、前記信頼度判断手段は、前記測
定波の反射率を検出する反射率検出手段を備え、該反射
率検出手段により検出された反射率に基づいて前記信頼
度を判断することを特徴としている。即ち、オートフォ
ーカス手段がアクティブ方式の場合には、被写体に照射
する測定波の反射率に基づいてAFの信頼度を判断する
ことによって適切にAFの信頼度を判断し、表示するこ
とができる。
【0013】また、請求項7に記載の発明は、請求項6
に記載の発明において、前記信頼度判断手段は、前記反
射率検出手段により検出された所定個分の反射率のバラ
ツキに基づいて前記信頼度を判断することを特徴として
いる。即ち、測定波の所定個分の反射率のバラツキに基
づいて信頼度を判断することによって適切にAFの信頼
度を判断し、表示することができる。
【0014】また、請求項8に記載の発明は、請求項1
乃至請求項7のうちいずれか1に記載の発明において、
前記撮影レンズのフォーカス調整を手動で行うマニュア
ルフォーカス手段を備えると共に、前記オートフォーカ
ス手段によるフォーカス調整、又は、前記マニュアルフ
ォーカス手段によるフォーカス調整を切り替える切替手
段と備え、前記信頼度判断手段による前記信頼度の判断
及び前記信頼度表示手段による前記信頼度の表示は、前
記切替手段より前記オートフォーカス手段によるフォー
カス調整と前記マニュアルフォーカス手段によるフォー
カス調整のいずれが選択されているかにかかわらず実行
可能であることを特徴としている。即ち、オートフォー
カス(AF)によるフォーカス調整とマニュアルフォー
カス(MF)によるフォーカス調整の切り替えが可能な
場合に、AFの選択時かMFの選択時かにかかわらず、
請求項1乃至請求項7に記載の信頼度を表示することに
よって、信頼度が低い場合に、MFからAFへの切替え
を防止し、又は、AFからMFへの切替えを促すことが
でき、AFの誤動作を適切に防止することできる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るオートフォーカス信頼度表示装置の好ましい実施の形
態について詳説する。
【0016】同図に示すレンズシステムは、例えば周知
のズームレンズ(群)ZL、フォーカスレンズ(群)F
L、ワブリングレンズ(群)WL等が配置される撮影光
学系(撮影レンズ)を備えており、撮影光学系により結
像された被写体像は、図示しないテレビカメラ本体の撮
像素子によって受光されるようになっている。
【0017】上記ズームレンズZLやフォーカスレンズ
FLは、ズームデマンド10やフォーカスデマンド12
等のコントローラによってマニュアル操作することがで
きるようになっており、これらのデマンド10、12に
は、ズームレンズZLやフォーカスレンズFLの設定す
べき位置(目標位置)又は速度(目標速度)を操作者が
指示操作するための操作部材が設けられている。その操
作部材の操作に基づいて、ズームデマンド10からはズ
ームレンズZLの目標位置又は目標速度を指令する指令
信号が出力され、フォーカスデマンド12からはフォー
カスレンズFLの目標位置又は目標速度を指令する指令
信号が出力される。
【0018】尚、本実施の形態では、各デマンド10、
12からズームレンズZL、フォーカスレンズFLの目
標位置を指令する指令信号が出力されるものとする。
【0019】各デマンド10、12から出力された指令
信号は、A/D変換器13を介してCPU14に読み取
られ、それらの指令信号により指令された目標位置に基
づいて、ズーム用モータZMとフォーカス用モータFM
の回転速度を指令する駆動信号(指令する回転速度に応
じた電圧信号)がCPU14からD/A変換器16を介
して各モータZM、FMのズーム用アンプZA及びフォ
ーカス用アンプFAに出力される。ここで、CPU14
は、図示しない位置検出器によりズームレンズZLやフ
ォーカスレンズFLの現在位置を取得しており、各レン
ズZL、FLの現在位置と、各デマンド10、12から
の指令信号により与えられた目標位置とを比較しなが
ら、各レンズZL、FLが目標位置に停止するように各
モータZM、FMの回転速度を決定している。
【0020】CPU14からの駆動信号が各アンプZ
A、FAに与えられると、各モータZM、FMが、その
駆動信号により指令された回転速度となるように各アン
プZA、FAにより駆動される。これにより、モータZ
Mに連結されたズームレンズZL及びモータFMに連結
されたフォーカスレンズFLが光軸方向に移動すると共
に、各デマンド10、12から指令された目標位置に設
定される。
【0021】ところで、本レンズシステムでは、通常は
オフになる自動復帰式のオートフォーカス(AF)スイ
ッチS1が設けられており、AFスイッチS1がオフの
場合には、マニュアルフォーカス(以下、MF)が選択
され、上記フォーカスデマンド12に設けられた所定の
操作部材を操作してカメラマンがMFによりフォーカス
調整を行うことができるようになっている。即ち、AF
スイッチS1がオフの場合には、CPU14は、上述の
ようにフォーカスデマンド12から与えられた指令信号
に基づいてフォーカスレンズFL(フォーカス用モータ
FM)を駆動する。
【0022】一方、AFスイッチS1を一旦オンする
と、MFからオートフォーカス(以下、AF)に切り替
わり、CPU14の処理によって一度だけAFが実行さ
れ、自動でフォーカスレンズFLの位置が合焦位置に設
定されるようになっている。尚、一度だけAFが実行さ
れるという意味は、AFによってフォーカスレンズFL
が合焦位置に一度設定されると、その後、合焦位置が変
化してもAFが実行されないという意味であり、本実施
の形態では、一度だけAFが実行されるとAFスイッチ
S1がオフに復帰している場合にはMFに復帰する。
【0023】ここで、本レンズシステムには、映像表示
用の映像信号(輝度信号)をカメラ本体から取得し、そ
の映像信号に基づいて合焦の程度を評価する焦点評価を
検出する回路が構成されている。尚、カメラ本体から取
得される映像信号は、上記撮影光学系により結像された
被写体像をカメラ本体の撮像素子により撮像して得られ
た例えばNTSC方式の映像信号である。また、焦点評
価値は、画像のコントラストの高低(鮮鋭度)を示す値
であり、その検出方法はコントラスト方式のAFにおい
て従来から周知のものである。
【0024】図1には、焦点評価値を検出する回路が簡
単に示されており、カメラ本体から取得された映像信号
は、まず、ハイパスフィルタ(HPF)18によって高
周波成分のみが抽出されてA/D変換器20によりデジ
タル信号に変換される。そして、デジタル信号に変換さ
れた高周波成分のうち、撮影範囲内に設定された所定の
フォーカスエリア内のみの信号がゲート回路22により
抽出され、ゲート回路22により抽出された高周波成分
の信号が1フィールドごとに加算回路24により積算さ
れる。加算回路24の積算によって得られた信号は、フ
ォーカスエリア内の被写体に対する合焦の程度(コント
ラストの高低)を示す上記焦点評価値としてCPU14
に読み取られる。尚、映像信号から焦点評価値を検出す
る方法は、上述の場合に限らない。
【0025】AFスイッチS1がオンされた場合には、
上記焦点評価値に基づいてCPU14によりフォーカス
用モータFMを駆動するための駆動信号が生成され、M
Fの場合と同様にその駆動信号がフォーカス用アンプF
Aに出力されてフォーカスレンズFLが合焦位置に移動
する。具体的には、CPU14は、ワブリング用モータ
WMを駆動するための駆動信号をD/A変換器16を介
してワブリング用アンプWAに適宜出力し、ワブリング
レンズWLを光軸方向に前後動(ワブリング)させなが
ら、上記加算回路24から焦点評価値を取得する(例え
ば1フィールドごとに取得する)。これによって、撮影
光学系の焦点位置が前後動し、フォーカスレンズFLを
現在の設定位置から前後動させた場合に等しい焦点評価
値が検出される。CPU14は、そのワブリングの間に
取得した焦点評価値に基づいて、フォーカスレンズFL
の現在位置において焦点評価値が極大か否かを判断す
る。焦点評価値が極大であれば合焦が得られており、フ
ォーカスレンズFLをその合焦位置で停止させる。ま
た、MFの処理に復帰する。一方、焦点評価値が極大で
ない場合には、ワブリングの間に取得した焦点評価値の
大小関係から合焦位置が現在位置よりも無限方向にある
か至近方向にあるかを判断する。そして、アンプFAに
駆動信号を出力して、その判断した方向にフォーカスレ
ンズFLを移動させる。このようにワブリングレンズW
LのワブリングとフォーカスレンズFLの移動を繰り返
すことによってフォーカスレンズFLが合焦位置に自動
的に設定され、MFによるフォーカスレンズFLの設定
位置が、高精細のカメラにおいてより適切な合焦位置に
補正される。
【0026】また、本レンズシステムには、AFによる
フォーカス調整の信頼度(AF信頼度)を表示する表示
器26が設置されており、上記加算回路24から取得さ
れる焦点評価値に基づいてCPU14によりAF信頼度
が判断され、そのAF信頼度が表示器26に表示される
ようになっている。尚、このAF信頼度の判断及び表示
は、AFスイッチS1のオン/オフ(AFか否か)に関
係なく行われる。このAF信頼度の表示によってカメラ
マンはAFが適正に行われるか(又は、適正に行われて
いるか)を容易に判断することができ、AFが適正に行
われない場合にはAFスイッチS1をオンすることなく
MFによりフォーカス調整を行うことによってAFの誤
動作を未然に防止することができる。
【0027】具体的には、加算回路24から取得した焦
点価値自体の値がAF信頼度としてCPU14により判
断され、その評価値自体の値がAF信頼度として表示器
26により表示される。また、このAF信頼度の判断及
び表示と共に、加算回路24から連続的に取得した所定
フィールド分(所定個分)の複数の焦点評価値(例え
ば、10フィールド分の焦点評価値)のバラツキ(例え
ば、標準偏差)がAF信頼度としてCPU14により算
出され、そのバラツキがAF信頼度として表示器26に
より表示される。
【0028】表示器26でのAF信頼度(焦点評価値及
びバラツキ)の表示は例えばデジタル表示により行われ
る。
【0029】尚、AF信頼度の判断及び表示は、焦点評
価値自体の値と所定フィールド分の焦点評価値のバラツ
キのうちいずれか一方のみでもよい。
【0030】また、焦点評価値を所定の範囲内の値(例
えば0〜1の値)に変換してその変換した値をAF信頼
度として判断し、表示してもよい。
【0031】また、上述のように判断されたAF信頼度
の値(焦点評価値、バラツキ、変換値)に対して更にそ
の値が所定のしきい値以上か否かを判断し、所定のしき
い値以上の場合には、AF信頼度が高く、所定のしきい
値未満の場合には、AF信頼度が低いというように、焦
点評価値を複数のレベルに分類してそのレベルをAF信
頼度として判断し、表示するようにしてもよい。この場
合にレベルを示す数値をデジタル表示してよいし、又
は、LED等のランプの点灯/消灯によって簡易に表示
してもよい。例えば、AF信頼度が高い、又は、低いの
2つのレベルを表示する場合には、1つのランプを用
い、AF信頼度が高い場合にはランプを消灯させ、AF
信頼度が低い場合にはランプを点灯させるというように
警告表示することができる。
【0032】更に、このようにAF信頼度が低い場合に
は、MFからAFへの切替えを不能にしてもよい。
【0033】次に、上記CPU14の処理手順の概略を
図2のフローチャートを用いて説明する。まず、CPU
14は所要の初期設定を行った後(ステップS10)、
AF以外の処理を実行する(ステップS12)。尚、こ
のAF以外の処理には、MFの処理が含まれる。続い
て、AF信頼度表示の処理を実行し(ステップS1
4)、上記表示器26にAF信頼度を表示させる。尚、
AF信頼度表示の処理手順については後述する。
【0034】次に、AFスイッチS1がオンされたか否
かを判断する(ステップS16)。もし、NOと判定し
た場合には、上記ステップS10からの処理を繰り返
す。一方、YESと判定した場合には、AFの処理に移
行し、まず、ステップS14と同様のAF信頼度表示の
処理を実行し(ステップS18)、AF信頼度を表示器
26に表示させる。そして、ワブリングレンズWLを駆
動してワブリングを行いながら(ステップS20)、焦
点評価値を上記加算回路24から例えば1フィールドご
とに取得し、フォーカスレンズFLの現在の設定位置に
おいて合焦しているか否かを判断する(ステップS2
2)。ここで、YESと判定した場合には、上記ステッ
プS12に戻る。即ち、MFに切り替える。一方、NO
と判定した場合には、ワブリングの間に取得した焦点評
価値に基づいて合焦位置がフォーカスレンズFLの現在
位置よりも無限方向にあるか否かを判定する(ステップ
S24)。YESと判定した場合には、フォーカスレン
ズFLを無限方向に移動させる(ステップS26)。一
方、ステップS24においてNOと判定した場合には、
フォーカスレンズFLを至近方向に移動させる(ステッ
プS28)。上記ステップS18からステップS28の
処理を繰り返すことによってステップS22の処理で合
焦していると判断された場合には、その合焦位置にフォ
ーカスレンズFLが停止すると共にAFが終了し、MF
に切り替わる。
【0035】次に、上記ステップS14及びステップS
18におけるAF信頼度表示の処理手順について図3の
フローチャートを用いて説明する。尚、ここでの処理手
順は、上述のようにAF信頼度として焦点評価値自体の
値と10フィールド分の焦点評価値のバラツキを表示す
る場合を示している。CPU14は、加算回路24から
1フィールド分の焦点評価値を読み取り(ステップS4
0)、その焦点評価値をAF信頼度として判断すると共
に、その焦点評価値をAF信頼度として表示器26に表
示させる(ステップS42)。次に、その焦点評価値を
記憶すると共に(ステップS44)、記憶されている焦
点評価値が10フィールド分を超えた場合には、一番古
い焦点評価値を削除する(ステップS46)。そして、
10フィールドの焦点評価値からバラツキを算出し(ス
テップS48)、そのバラツキをAF信頼度として表示
器26に表示させる(ステップS50)。
【0036】以上、上記実施の形態では、AFの方式と
して、カメラ本体の撮像素子によって得られた映像信号
に基づいて焦点評価値を求め、その焦点評価値が極大と
なるようにフォーカスレンズFLの位置を設定するコン
トラスト方式の場合について説明したが、AF信頼度の
表示は、以下のようなコントラスト方式又はコントラス
ト方式と異なる方式の場合にも適用できる。
【0037】例えば、上記実施の形態では、ワブリング
レンズWLをワブリングさせることにより、フォーカス
レンズFLの現在位置において焦点評価値が極大か否か
(合焦が得られているか否か)、又は、合焦位置がフォ
ーカスレンズFLの現在位置よりも無限方向にあるか至
近方向にあるかを判断するようにしていたが、ワブリン
グを行うことなく、光路長の異なる位置に配置された複
数の撮像素子(全ての撮像素子がAF専用の場合もある
し、映像表示用の映像信号を生成するための撮像素子が
AF用の複数の撮像素子の1つとして兼用される場合も
ある。)を用いたコントラスト方式においても本発明を
適用できる。具体的には、光路長の異なる複数の撮像素
子から得られた複数の映像信号に基づいて各映像信号ご
とに上記実施の形態と同様に焦点評価値を求め、それら
の焦点評価値の大小関係からフォーカスレンズFLの現
在位置において合焦が得られているか否か、合焦してい
ない場合には合焦位置がフォーカスレンズFLの現在位
置よりも無限方向にあるか至近方向にあるかが判断され
る。この場合のAF信頼度は、複数の映像信号のうちの
いずれか1つの映像信号から検出された焦点評価値に基
づいて判断するようにしてもよいし、複数の映像信号か
ら検出された複数の焦点評価値のそれぞれに基づいて個
別にAF信頼度を判断し、複数のAF信頼度を個別に表
示するようにしてもよい。又は、個別に判断された複数
のAF信頼度の平均などにより、AF信頼度を総合的に
判断し、表示するようにしてもよい。
【0038】また、AFの方式として、アクティブ方式
を採用した場合においても本発明を適用することができ
る。例えば、アクティブ方式では、発光部から測定光を
被写体に照射し、被写体で反射した測定光を受光部で受
光することにより、三角測距の原理や測定光の往復時間
等から被写体までの距離が測定される。そして、測定し
た距離に対応する位置にフォーカスレンズが設定され
る。この場合において、例えば、発光部から出射した測
定光の光量と、受光部で受光した測定光の光量とに基づ
いて、被写体での測定光の反射率を求め、その反射率を
AF信頼度とすることができる。または、受光部で受光
した測定光の光量をAF信頼度とすることもできる。更
に、連続的に検出した複数個のAF信頼度(測定光の反
射率又は受光した測定光の光量)又は測距値のバラツキ
(標準偏差)をAF信頼度とすることもできる。なお、
アクティブ方式で使用する測定波は、光に限らず電波や
音波等で有ってもよい。
【0039】また、コントラスト方式とアクティブ方式
の両方を組み合わせてAFを行う場合があり、この場合
にも本発明を適用することができる。特にこの場合に
は、コントラスト方式により設定されるフォーカスレン
ズFLの合焦位置と、アクティブ方式により設定される
フォーカスレンズFLの合焦位置との違いが大きくなる
場合は、AF信頼度が低いとして警告表示するようにし
てもよい。
【0040】また、上記実施の形態では、MFからAF
への切り替えをAFスイッチS1によって行う場合につ
いて説明したが、これに限らず、MFによるフォーカス
調整後、自動的にAFに切り替わる場合にも本発明を適
用することもできる。この場合に、AF信頼度を表示す
るだけでなく、AF信頼度が低い場合には、MFによる
フォーカス調整後にAFを行わないようにすると好適で
ある。
【0041】また、上記実施の形態では、AFスイッチ
S1によってAFに切り替えると、一度だけAFを実行
した後、自動でMFに切り替わる場合について説明した
が、このようにAFをMFの補助として使用するのでは
なく、AFとMFの所望のフォーカス調整方法を継続的
に選択できるようにした場合(AFからMFの意図的な
切替操作を要するようにした場合)においても本発明を
適用すると効果的である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るオート
フォーカス信頼度表示装置によれば、オートフォーカス
によるフォーカス調整の信頼度を判断し、表示するよう
にしたため、信頼度が低い場合にはAFを作動させない
というような措置が可能となりAFの誤動作を未然に防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明が適用されるレンズシステムの
全体構成を示した制御ブロック図である。
【図2】図2は、CPUの処理手順の概略を示したフロ
ーチャートである。
【図3】図3は、AF信頼度表示の処理手順を示したフ
ローチャートである。
【符号の説明】
10…ズームデマンド、12…フォーカスデマンド、1
4…CPU、18…ハイパスフィルタ、20…A/D変
換器、22…ゲート回路、24…加算回路、26…表示
器、ZL…ズームレンズ、FL…フォーカスレンズ、W
L…ワブリングレンズ、ZM…ズーム用モータ、FM…
フォーカス用モータ、WM…ワブリング用モータ、ZA
…ズーム用アンプ、FA…フォーカス用アンプ、WA…
ワブリング用アンプ、S1…オートフォーカス(AF)
スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/225 G02B 7/11 B 5/232 K G03B 3/00 A Fターム(参考) 2H011 AA03 BA14 BA31 BB03 DA05 2H051 AA08 BA04 BB11 CB22 CE14 CE28 DA39 DB00 GA02 GA03 GA12 2H102 AA33 BB01 5C022 AA01 AB29 AC14 AC18 AC31 AC69 AC74

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズのフォーカス調整を自動で行
    うオートフォーカス手段と、 前記オートフォーカス手段による前記フォーカス調整の
    信頼度を判断する信頼度判断手段と、 前記信頼度判断手段によって判断された信頼度を表示す
    る信頼度表示手段と、 を備えたことを特徴とするオートフォーカ信頼度表示装
    置。
  2. 【請求項2】 前記オートフォーカス手段は、前記撮影
    レンズにより結像された被写体像を映像信号として取得
    する映像信号取得手段と、前記映像信号取得手段により
    取得された映像信号に基づいて合焦の程度を評価する焦
    点評価値を検出する焦点評価値検出手段と、を備え、 前記信頼度判断手段は、前記焦点評価値検出手段により
    検出された焦点評価値に基づいて前記信頼度を判断する
    ことを特徴とする請求項1のオートフォーカス信頼度表
    示装置。
  3. 【請求項3】 前記オートフォーカス手段は、前記撮影
    レンズにより結像された被写体像を光路長の異なる複数
    の撮像素子により撮像して映像信号に変換する撮像手段
    と、前記撮像手段の複数の撮像素子により得られた映像
    信号のそれぞれに基づいて各撮像素子に対する合焦の程
    度を評価する焦点評価値を検出する焦点評価値検出手段
    と、前記焦点評価値検出手段により検出された各撮像素
    子に対する焦点評価値に基づいて合焦を検出する合焦検
    出手段とを備え、 前記信頼度判断手段は、前記焦点評価値検出手段により
    検出された各撮像素子に対する焦点評価値のうち、少な
    くとも1つの焦点評価値に基づいて前記信頼度を判断す
    ることを特徴とする請求項1のオートフォーカス信頼度
    表示装置。
  4. 【請求項4】 前記信頼度判断手段は、前記焦点評価値
    検出手段により検出された焦点評価値を前記信頼度とし
    て判断すると共に、前記信頼度表示手段は、前記焦点評
    価値を前記信頼度として表示することを特徴とする請求
    項2又は請求項3のオートフォーカス信頼度表示装置。
  5. 【請求項5】 前記信頼度判断手段は、前記焦点評価値
    検出手段により検出された所定個分の焦点評価値のバラ
    ツキに基づいて前記信頼度を判断することを特徴とする
    請求項2又は請求項3のオートフォーカス信頼度表示装
    置。
  6. 【請求項6】 前記オートフォーカス手段は、被写体に
    測定波を照射すると共に、前記該被写体で反射した測定
    波を検出することにより前記被写体の距離を測定する測
    距手段を備え、 前記信頼度判断手段は、前記測定波の反射率を検出する
    反射率検出手段を備え、該反射率検出手段により検出さ
    れた反射率に基づいて前記信頼度を判断することを特徴
    とする請求項1のオートフォーカス信頼度表示装置
  7. 【請求項7】 前記信頼度判断手段は、前記反射率検出
    手段により検出された所定個分の反射率のバラツキに基
    づいて前記信頼度を判断することを特徴とする請求項6
    のオートフォーカス信頼度表示装置。
  8. 【請求項8】 前記撮影レンズのフォーカス調整を手動
    で行うマニュアルフォーカス手段を備えると共に、前記
    オートフォーカス手段によるフォーカス調整、又は、前
    記マニュアルフォーカス手段によるフォーカス調整を切
    り替える切替手段と備え、 前記信頼度判断手段による前記信頼度の判断及び前記信
    頼度表示手段による前記信頼度の表示は、前記切替手段
    より前記オートフォーカス手段によるフォーカス調整と
    前記マニュアルフォーカス手段によるフォーカス調整の
    いずれが選択されているかにかかわらず実行可能である
    ことを特徴とする請求項1乃至7のうちいずれか1に記
    載のオートフォーカス信頼度表示装置。
JP2002046143A 2002-02-22 2002-02-22 オートフォーカス信頼度表示装置 Expired - Fee Related JP4023182B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002046143A JP4023182B2 (ja) 2002-02-22 2002-02-22 オートフォーカス信頼度表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002046143A JP4023182B2 (ja) 2002-02-22 2002-02-22 オートフォーカス信頼度表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003241076A true JP2003241076A (ja) 2003-08-27
JP4023182B2 JP4023182B2 (ja) 2007-12-19

Family

ID=27784479

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002046143A Expired - Fee Related JP4023182B2 (ja) 2002-02-22 2002-02-22 オートフォーカス信頼度表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4023182B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005173163A (ja) * 2003-12-10 2005-06-30 Canon Inc 自動焦点調整装置及びこれを有する撮像装置
JP2005283776A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Fuji Photo Film Co Ltd カメラの自動焦点調節方法及び装置
JP2006064971A (ja) * 2004-08-26 2006-03-09 Fujinon Corp フォーカス駆動装置
JP2007155921A (ja) * 2005-12-01 2007-06-21 Pentax Corp 焦点調節装置
JP2007295240A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Canon Inc 撮像装置
JP2008205642A (ja) * 2007-02-16 2008-09-04 Fujinon Corp レンズシステム及びフォーカス操作装置
JP2011085945A (ja) * 2010-12-02 2011-04-28 Casio Computer Co Ltd 撮影装置及びプログラム
JP2013254194A (ja) * 2012-05-11 2013-12-19 Canon Inc 撮像装置およびその制御方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005173163A (ja) * 2003-12-10 2005-06-30 Canon Inc 自動焦点調整装置及びこれを有する撮像装置
JP4510436B2 (ja) * 2003-12-10 2010-07-21 キヤノン株式会社 自動焦点調整装置及びこれを有する撮像装置
JP2005283776A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Fuji Photo Film Co Ltd カメラの自動焦点調節方法及び装置
JP2006064971A (ja) * 2004-08-26 2006-03-09 Fujinon Corp フォーカス駆動装置
EP1637910A1 (en) * 2004-08-26 2006-03-22 Fujinon Corporation Focusing drive apparatus
JP2007155921A (ja) * 2005-12-01 2007-06-21 Pentax Corp 焦点調節装置
JP2007295240A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Canon Inc 撮像装置
JP2008205642A (ja) * 2007-02-16 2008-09-04 Fujinon Corp レンズシステム及びフォーカス操作装置
JP2011085945A (ja) * 2010-12-02 2011-04-28 Casio Computer Co Ltd 撮影装置及びプログラム
JP2013254194A (ja) * 2012-05-11 2013-12-19 Canon Inc 撮像装置およびその制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4023182B2 (ja) 2007-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8264592B2 (en) Image pickup apparatus having improved contrast autofocus accuracy
US7773146B2 (en) Focus control apparatus and optical apparatus
US20040057712A1 (en) Camera system and camera
KR101003773B1 (ko) 오토포커스 시스템을 구비한 카메라
US20070071434A1 (en) Camera with autofocus system
JP2004309866A (ja) カメラの自動焦点調節装置
JP3651996B2 (ja) フランジバック調整方法及びそれを用いた撮影レンズ
CN108712601B (zh) 图像模糊校正设备、控制方法、摄像设备和镜头设备
JP5794661B2 (ja) 光学機器
WO2003001795A1 (fr) Procede de commande d'exposition pour appareil photographique numerique
JP4074911B2 (ja) レンズシステム
JP2003241076A (ja) オートフォーカス信頼度表示装置
WO2010073508A1 (en) Imaging apparatus and imaging method
JP3296687B2 (ja) オートフォーカスビデオカメラ
US20060290800A1 (en) Lens actuating device and image pickup apparatus
JPH11103408A (ja) カメラのレンズ駆動装置
JP4847352B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP6014974B2 (ja) 焦点調節装置およびカメラ
JP2008298956A (ja) 撮像装置
JP5402053B2 (ja) 撮像装置
JP2008026672A (ja) 自動焦点調節装置および撮像装置
JP4639404B2 (ja) オートフォーカスシステム
JP2003279832A (ja) レンズシステム
JP4161174B2 (ja) レンズシステム
JPH10232339A (ja) パワーズーム機能を備えた合焦検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070514

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070621

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070817

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070911

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070924

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101012

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101012

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101012

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111012

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121012

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121012

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131012

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees