JP4196884B2 - オートフォーカスシステム - Google Patents

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Description

本発明はオートフォーカスシステムに係り、特に撮影画面のうちオートフォーカスの対象範囲として設定されるAFエリアの範囲が変更可能なオートフォーカスシステムに関する。
放送用テレビカメラ等のビデオカメラで採用されるオートフォーカス(AF)としてコントラスト方式のAFが知られている。コントラスト方式のAFは、撮影レンズによって結像された被写体画像を撮像素子によって取得し、その被写体画像のコントラスが最大となるように撮影レンズのフォーカスを制御する方式である。
また、コントラスト方式のAFでは、撮影画面(撮影範囲)全体をAFの対象範囲とするのではなく、撮影画面のうち例えば矩形状の一部のエリア(AFエリア)をAFの対象範囲とするのが一般的である。従来、撮影画面上でのAFエリアの範囲(位置等)を変更できるようにし、撮影範囲内の所望の被写体にAFによりピント合わせを行えるようにしたものも知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、ビデオカメラは一般的にビューファインダと呼ばれる表示器(モニタ)を備えており、例えば、ビューファインダには、カメラで撮影中の映像がリアルタイムに表示され、これによってカメラマン等の操作者が構図の確認等を行えるようになっている。また、ビューファイダには、撮影中の映像だけではなく、カメラやレンズの設定情報等の様々な情報を表示するためのモニタとしても利用されており、例えば、上記AFエリアの範囲を示すAF枠が撮影映像に重畳して表示されるものも知られている。
特許文献2には、ビューファインダにAFエリアが表示されるビデオカメラが開示されており、AFエリアの位置をカメラマンの視線によって変更する視線AFモードを備えたものが開示されている。これによれば、AFエリアの位置が変更されると、それに応じてビューファインダでのAFエリアの位置の表示が変更されるようになっている。尚、特許文献2では、視線モードの他にAFエリアの位置を変更しないモード(中央重点AFモード)を選択できるようになっており、そのようなモードではビューファインダの画面の煩雑化を避けるためにAFエリアの表示を行わないようにしている。
特開平10−173980号公報 特開平7−283993号公報
ところで、テレビカメラのように撮影レンズを備えたレンズ装置がカメラ(カメラヘッド)に着脱可能となっている撮影システムでは、ビューファインダに各種情報を表示するための必要な情報をカメラが収集し、カメラ内の回路で撮影映像に各種情報を重畳した映像信号を生成してビューファインダに出力するのが一般的である。このような撮影システムにおいて上述のようにAFエリアの範囲を変更可能にしたオートフォーカスシステムを組み込む場合、例えば、次のようにシステムが構築される場合がある。AFの処理を実行するための主要回路はレンズ装置に搭載され、コントラスト方式のAFで必要な被写体画像の信号(AF用の映像信号)は、カメラからレンズ装置に与えられる。また、AFエリアの範囲を操作者が指示する操作装置がレンズ装置に接続され、その操作装置によって操作者の操作が受入されると共に、受入した操作に基づくAFエリアの範囲を指示する情報が操作装置からレンズ装置に送られる。
このようにオートフォーカスシステムを組み込んだ撮影システムにおいて、ビューファインダにAF枠のようなAFエリアの範囲に関するAFエリア情報を表示させる場合には、上記操作装置によって指定されたAFエリアの範囲をレンズ装置や操作装置からカメラが取得し、カメラがそのAFエリアの範囲に対応するAFエリア情報を撮影映像に重畳してビューファンダに表示させる必要がある。
しかしながら、既存のカメラでは、ビューファインダにAFエリア情報を表示させる機能を有しているものと有していないものとが混在している。尚、AFエリア情報を表示させる機能を有していないカメラでもビューファインダの画面中央部にAF枠に類似した矩形状の枠を固定で表示させるものがあるが、実際のAFエリアの範囲とは一致していない。
そのため、撮影システムを構成するカメラがAFエリア情報を表示させる機能を有していない場合も考えられ、その場合に操作者が操作装置を操作してAFエリアの範囲を変更してもそのAFエリアの範囲をビューファインダで確認することができず、所望の範囲をAFエリアとして指定することは困難である。また、AFエリアを既定の範囲から一度変更してしまうと、AFエリアが撮影画面上のどの範囲に設定されているのかを推測することも難しい。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、AFエリアの範囲が変更可能なオートフォーカスシステムにおいて、AFエリア情報をビューファインダに表示させる機能がない場合にAFエリアの範囲を変更することによる不具合を防止するオートフォーカスシシテムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載のオートフォーカスシステムは、カメラの撮影画面内にAFエリアを設定すると共に、該AFエリア内の被写体にピントが合うように撮影レンズのフォーカスを制御するフォーカス制御手段と、前記カメラで撮影されている映像を表示するビューファインダに前記AFエリアの範囲に関するAFエリア情報を表示させるためのAFエリア表示情報を、前記ビューファインダの表示を制御するビューファインダ制御手段に出力するAFエリア表示情報出力手段とを備えたオートフォーカスシステムにおいて、前記撮影画面内におけるAFエリアの範囲を指示するAFエリア指示手段と、前記AFエリア指示手段により指示されたAFエリアの範囲に前記フォーカス制御手段において設定するAFエリアの範囲を変更するAFエリア変更手段と、前記AFエリア変更手段によるAFエリアの範囲の変更であって、少なくともAFエリアの位置に関する変更を可能又は不能に切り替える切替手段であって、前記ビューファインダ制御手段が前記AFエリア情報を前記ビューファインダに表示させる機能を有していない場合にAFエリアの範囲の変更を不能にする切替手段と、を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、AF枠等のAFエリア情報がビューファインダに表示されるか否かによってAFエリアの範囲の変更を可能又は不能に切り替えることができる。例えば、AFエリア情報がビューファインダに表示されない場合にAFエリアの範囲(特に位置)を変更しても所望の範囲にAFエリアを設定することは難しく、また、AFエリアの範囲を変更するとどの範囲に設定されているかを推察することも難しくなるため、このような場合にAFエリアの範囲の変更を不能にすると好適である。そして、AFエリア情報がビューファインダに表示されない場合には自動的にAFエリアの変更が不能になるため、操作者がAFエリアの変更を可能にするか不能にするかを判断、選択する手間が不要となる。
請求項2に記載のオートフォーカスシステムは、請求項1に記載の発明において、前記切替手段は、前記ビューファインダ制御手段が前記AFエリア表示情報出力手段からのAFエリア表示情報を要求しない場合に、前記ビューファインダ制御手段が前記AFエリア情報を前記ビューファインダに表示させる機能を有していないと判断することを特徴としている。例えば、AFエリア情報をビューファインダに表示させる機能がない場合には、ビューファインダ制御手段がAFエリア表示情報を要求することがなくAFエリア情報を受入しないため、それによってその機能を有しているか否かを判断することができる。
請求項3に記載のオートフォーカスシステムは、前記切替手段がAFエリアの範囲の変更を不能にした場合に、少なくとも前記フォーカス制御手段によって設定するAFエリアの位置を予め決められた位置に固定することを特徴としている。AFエリアの範囲の変更を不能にした場合、少なくともAFエリアの位置を予め固定位置に固定することによって仮にAFエリア情報がビューファインダに表示されない場合でもAFエリアの範囲を容易に推測することができる。
請求項4に記載のオートフォーカスシステムは、前記予め決められた位置はメモリから読み出した位置であることを特徴としている。
本発明に係るオートフォーカスシステムによれば、AFエリア情報をビューファインダに表示させる機能がない場合にAFエリアの範囲(主に位置)を変更することによる不具合を防止することができる。
以下、添付図面に従って本発明に係るオートフォーカスシステムの好ましい実施の形態について詳説する。
図1は、本発明のオートフォーカスシステムを適用した撮影システムの構成を示したブロック図である。同図の撮影システムは、例えば放送用テレビカメラに適用されるシステムであり、カメラ10(カメラヘッド)と、カメラ10にマウントによって装着される撮影レンズ(光学系)及び撮影レンズを制御する制御系とを備えたレンズ装置12と、ビューファンダ14等から構成されている。尚、レンズ装置12の撮影レンズと制御系とは一体の装置として構成される場合の他に制御系の一部又は全体が撮影レンズとは別体として構成される場合でもある。
レンズ装置12の撮影レンズには、光軸Oに沿ってフォーカスレンズ(群)FL、ズームレンズ(群)ZL、絞りI、リレーレンズ(群)RL等が順に配置されている。フォーカスレンズFLやズームレンズZLは光軸方向に移動可能なレンズ群であり、フォーカスレンズFLが移動するとピント位置(被写体距離)が変化し、ズームレンズZLが移動すると、像倍率(焦点距離)が変化するようになっている。絞りIは開閉動作し、絞りIの開閉度によって像の明るさが変化する。
カメラ10には、撮影レンズを通過して入射した被写体光を赤(R)、緑(G)、青(B)の3色の波長に分解する色分解光学系16や、色分解された各色の被写体光の像を撮像するR、G、Bごとの撮像素子(例えばCCD)が配置されている。尚、光学的に等価な光路長の位置に配置されたR、G、Bの撮像素子を同図に示すように1つの撮像素子18で表すものとする。撮像素子18の撮像面に入射した被写体光は、撮像素子18によって光電変換されてカメラ10内の所定の信号処理部20によって信号処理される。この信号処理部20の信号処理によって、所定形式の映像信号が生成され、レコーダ等の外部機器に出力される。また、信号処理部20の信号処理によって後述のAFエリアに関する情報(AFエリア情報)等を撮影映像に重畳した映像信号が生成され、カメラ10等に設置されたビューファインダ14に出力される。尚、AFエリア情報として例えばAFエリアの範囲(輪郭)を示すAF枠Fがビューファインダ14の画面に表示される。
撮影レンズのフォーカスレンズFL、ズームレンズZL、絞りIは、レンズ装置12の制御系によって電動で制御されるようになっている。本実施の形態ではオートフォーカス(AF)に関連する制御のみについて説明するものとし、同図には、AFによってフォーカスレンズFLを制御する制御系のみが示されている。
レンズ装置12の制御系には、CPU30、駆動回路32、モータ34、AF処理部36等が搭載されている。撮影レンズのフォーカスレンズFLは、モータ34に連結されており、モータ34は、CPU30から駆動回路32に出力される制御信号に従って駆動される。これによってフォーカスレンズFLが移動し、フォーカスレンズFLの位置や移動速度がCPU30によって制御されるようになっている。
一方、カメラ10の信号処理部20からは上述のように生成される映像信号(輝度信号)がレンズ装置12に送られ、AF処理部36に入力される。AF処理部36は、A/D変換器40、ハイパスフィルタ(HPF)42、ゲート回路44、加算回路46等から構成されている。カメラ10からAF処理部36に入力した映像信号は、まず、A/D変換器40によりデジタル信号に変換される。次に、その映像信号は、HPF42によって高域周波数成分の信号のみが抽出される。その高域周波数成分の映像信号は続いてゲート回路44に入力され、撮影画面内に設定された所定のAFエリアに対応する範囲内の映像信号のみが抽出される。尚、ゲート回路44で映像信号を抽出するAFエリアの範囲はCPU30から与えられるAFエリア信号によって設定される。そして、ゲート回路44によって抽出されたAFエリア内の映像信号は加算回路46に入力され、1フィールド分(1画面分)ずつ積算される。このようにして加算回路46で得られる積算値は、AFエリア内の被写体画像のコントラストの高低を示す焦点評価値である。
CPU30は、AF処理部36から焦点評価値を取得しながらフォーカスレンズFLを制御し、焦点評価値が最大(極大)となる位置(合焦位置)にフォーカスレンズFLを移動させる。これによってAFエリア内の被写体にピントが合うように撮影レンズのフォーカスが制御される。また、焦点評価値が最大となる合焦位置にフォーカスレンズFLを移動させる方法としていわゆる山登り方式が採用され、例えば次のような処理が行われる。CPU30は、AFの処理を開始すると、まず、フォーカスレンズFLを至近側と無限遠側に微小量変位させて(いわゆるワブリング)各変位点での焦点評価値をAF処理部36から取得し比較する。これによって、焦点評価値が増加するフォーカスレンズFLの移動方向を検出する。そして、焦点評価値が増加する方向が検出されない場合には合焦状態と判断してフォーカスレンズFLをワブリング前の位置に設定する。一方、焦点評価値が増加する方向を検出した場合にはその方向にフォーカスレンズFLを移動させながら、AF処理部36から焦点評価値を逐次取得する。これによって焦点評価値が最大となる位置をフォーカスレンズFLが通過すると、CPU30によって焦点評価値の最大値が検出される。CPU30は、焦点評価値の最大値を検出すると、その最大値を検出した位置にフォーカスレンズFLを移動させて停止させる。これによって撮影レンズのフォーカスが合焦状態に設定される。このようなAFの処理をCPU30が繰り返し実行することによってAFによるピント合わせが連続して行われる。
次に、AFエリアに関するCPU30の処理について説明する。図2に示すように撮影画面(又はビューファインダ14の画面)Pに対してAFの対象範囲であるAFエリアFが設定される。
レンズ装置12にはAFエリア操作部48(AFエリア操作装置)が接続されており、カメラ10がAFエリアFの範囲に関するAFエリア情報、例えば、図2のようにAFエリアFの範囲(輪郭)を示すAF枠をビューファインダ14に表示させる機能を有する場合には、AFエリア操作部48を操作することによってAFエリアFの範囲を変更することができるようになっている。
AFエリア操作部48には、撮影画面上におけるAFエリアの位置、大きさ、形状等のAFエリアの範囲を操作者が所望の範囲に指定(変更)するための操作部材が配置されており、例えば、AFエリアの位置を指定するための操作部材としてトラックボールやジョイスティック等が配置されている。これによって、図2のようにAFエリアFの位置を上下左右(又は斜め)方向に変更することができるようになっている。尚、電源投入時等における初期のAFエリアの範囲は、例えば標準的な範囲に予め決められている。
AFエリア操作部48は操作者の操作に従ってAFエリアの範囲を指示するAFエリア指示情報を出力し、レンズ装置12のCPU30にそのAF指示情報を与える。CPU30は、カメラ10がAFエリア情報をビューファインダ14に表示させる機能を有する場合には、AFエリア操作部48から与えられたAFエリア指示情報に基づいてAFエリアの範囲を設定し、そのAFエリアFの範囲に対応したAFエリア信号をAF処理部36のゲート回路44に与える。これによって、そのAFエリアの範囲の映像信号がゲート回路44によって抽出され、AFエリア内の映像信号に基づいて焦点評価値が求められる。CPU30がその焦点評価値に基づいてAFの処理を実行することにより、AFエリア内の被写体にピントが合うようにフォーカス制御が行われる。
また、CPU30とカメラ10のCPU22との間では各種信号のやり取りが通信(シリアル通信等)により行われるようになっている。カメラ10がAFエリア情報をビューファインダ14に表示させる機能を有している場合には、その通信によりレンズ装置12のCPU30に対してカメラ10のCPU22からAFエリア情報をビューファインダ14に表示させるためのAFエリア表示情報を送信するように要求される。CPU30は、カメラ10のCPU22からそのAFエリア表示情報の要求があると、現在設定しているAFエリアの範囲に対応するAFエリア表示情報をカメラ10のCPU22に送信する。カメラ10のCPU22がAFエリア表示情報を取得すると、信号処理部20にそのAFエリア表示情報が与えられる。
信号処理部20は、取得したAFエリア表示情報に基づいて、ビューファインダ14に出力する撮影映像の映像信号にAFエリアの範囲(輪郭)を示すAF枠の映像信号を合成する。これによって、ビューファインダ14に撮影映像と共にAF枠をAFエリア情報として表示させる。操作者はビューファインダ14のAF枠を見ながらAFエリア操作部48を操作することによって、撮影画面上の所望の範囲をAFエリアに設定することができる。
これに対して、カメラ10が上述のようにAFエリア情報をビューファインダ14に表示させる機能を持たないものがある。そのような場合にはレンズ装置12のCPU30に対してカメラ10からAFエリア表示情報の送信を要求することがないため、レンズ装置12のCPU30は、カメラ10がそのような機能を有するか否かをAFエリア表示情報の要求があるか否かで判断することができる。CPU30は、カメラ10からAFエリア情報の要求がない場合には、AFエリアの変更を不能にする。即ち、AFエリア操作部48からのAFエリア指示情報に従ってAFエリアの範囲を変更しないようにする。そして、予め決められているAFエリアの範囲をEEPROM48から読み出してその範囲をAFエリアとして設定する。これによって、AFエリア情報をビューファインダ14に表示させる機能を持たないカメラを使用した場合に、AFエリアを任意に変更することの不具合が防止される。尚、EEPROM48に記憶させておくAFエリアの範囲はユーザが所望の範囲に変更できるようにしてもよい。また、カメラ10がAFエリア情報をビューファインダ14に表示させる機能を有しているか否かの判断は、カメラ10からAFエリア表示情報の要求があるか否かによる判断方法以外の方法で行ってもよい。
上述のCPU30の一連の処理手順を図3のフローチャートで説明する。CPU30は、カメラ10(CPU22)と通信を開始すると、カメラ10からAFエリア表示情報の要求があるか否かを判定する(ステップS10)。NOと判定した場合にはEEPROM38から既定のAFエリアの範囲を示す設定情報を読み込み、AFエリアをその設定情報によって示された範囲に設定する(ステップS12)。
一方、ステップS10においてYESと判定した場合、AFエリア操作部48からAFエリア指示情報を取得する(ステップS14)。そして、そのAFエリア指示情報によって指示された範囲にAFエリアを設定すると共に、その設定したAFエリアの範囲をビューファインダ14にAFエリア情報として表示させるため(カメラ10にAFエリアの範囲の情報を送信するための形式)のAFエリア表示情報に変換し(ステップS16)、カメラ10にそのAFエリア表示情報を送信する(ステップS18)。以上のステップS10〜ステップS18の処理を他の処理と共に繰り返し実行する。
以上、上記実施の形態では、AFエリア操作部48によって変更可能なAFエリアの範囲をAFエリアの位置、大きさ、形状等としたが、AFエリアの範囲を決める要素の全てが変更可能である場合に限らず、いずれか1つの要素、又は、いずれか複数の要素が変更可能で残りの要素は不変であってもよい。例えば、AFエリアの位置のみが変更可能で形状が矩形状に固定されると共に大きさも固定されている場合であってもよい。また、AFエリアの位置と大きさが変更可能で形状が矩形状に固定されている場合であってもよい。
また、AFエリアの範囲を決める要素のうち、位置を含む複数の要素が変更可能な場合であって、カメラ10がAFエリア情報をビューファインダ14に表示させる機能を有していない場合において、AFエリアの位置のみを既定の位置(例えば画面中央)に固定して変更不能とし、他の要素は変更可能であってもよい。ビューファインダ14にAF枠のようなAFエリア情報が表示されない場合であっても、AFエリアの位置が固定されていればそれ以外の要素(例えば大きさ)を変更しても大きな不具合は生じないと考えられる。
また、上記実施の形態では、カメラ10がAFエリア情報をビューファインダ14に表示させる機能を有するか否かによってAFエリアの範囲の変更を可能にするか不能(無効)にするかを自動で切り替えるようにしたが、これに限らず、所定の選択手段(スイッチ)によって操作者が選択するようにしてもよい。
また、上記実施の形態ではコントラスト方式のAFにおいて本発明を適用した場合について説明したが、本発明は上記実施の形態に示したようなコントラスト方式のAF以外においても適用することができる。
図1は、本発明のオートフォーカスシステムを適用した撮影システムの構成を示したブロック図である。 図2は、ビューファインダの画面上におけるAF枠を示した図である。 図3は、レンズ装置のCPUにおける処理手順を示したフローチャートである。
符号の説明
10…カメラ、12…レンズ装置、14…ビューファインダ、18…撮像素子、20…信号処理部、22、30…CPU、32…駆動回路、34…モータ、36…AF処理部、38…EEPROM、40…A/D変換器、42…ハイパスフィルタ、44…ゲート回路、46…加算回路、48…AFエリア操作部、FL…フォーカスレンズ(群)

Claims (4)

  1. カメラの撮影画面内にAFエリアを設定すると共に、該AFエリア内の被写体にピントが合うように撮影レンズのフォーカスを制御するフォーカス制御手段と、前記カメラで撮影されている映像を表示するビューファインダに前記AFエリアの範囲に関するAFエリア情報を表示させるためのAFエリア表示情報を、前記ビューファインダの表示を制御するビューファインダ制御手段に出力するAFエリア表示情報出力手段とを備えたオートフォーカスシステムにおいて、
    前記撮影画面内におけるAFエリアの範囲を指示するAFエリア指示手段と、
    前記AFエリア指示手段により指示されたAFエリアの範囲に前記フォーカス制御手段において設定するAFエリアの範囲を変更するAFエリア変更手段と、
    前記AFエリア変更手段によるAFエリアの範囲の変更であって、少なくともAFエリアの位置に関する変更を可能又は不能に切り替える切替手段であって、前記ビューファインダ制御手段が前記AFエリア情報を前記ビューファインダに表示させる機能を有していない場合にAFエリアの範囲の変更を不能にする切替手段と、
    を備えたことを特徴とするオートフォーカスシステム。
  2. 前記切替手段は、前記ビューファインダ制御手段が前記AFエリア表示情報出力手段からのAFエリア表示情報を要求しない場合に、前記ビューファインダ制御手段が前記AFエリア情報を前記ビューファインダに表示させる機能を有していないと判断することを特徴とする請求項1のオートフォーカスシステム。
  3. 前記切替手段がAFエリアの範囲の変更を不能にした場合に、少なくとも前記フォーカス制御手段によって設定するAFエリアの位置を予め決められた位置に固定することを特徴とする請求項1又は2のオートフォーカスシステム。
  4. 前記予め決められた位置はメモリから読み出した位置であることを特徴とする請求項3のオートフォーカスシステム。
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