JP2006215284A - オートフォーカスシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 光路長差方式のAFにおいて、2つのAF用撮像素子のうち、一方のAF用撮像素子を移動可能にし、大ぼけの際に合焦方向の検出が不能な場合にそのAF用撮像素子を移動させて焦点評価値を検出することによって合焦方向を検出し、検出した合焦方向にフォーカスを移動させることによって大ぼけの状態でフォーカスが停止する不具合を防止し、フォーカスを適切に合焦状態に設定することができるオートフォーカスシステムを提供する。
【解決手段】 撮影レンズのフォーカス位置が大ぼけの状態で合焦方向の判断が不能な場合、1対のAF撮像素子22A、22Bのうち一方のAF用撮像素子22Aを移動させ、その映像信号から得られる焦点評価値に基づいて合焦方向を検出する。これよって合焦方向にフォーカスを移動させ、合焦方向の検出が可能となれば通常通りフォーカスを制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明はオートフォーカスシステムに係り、特に光路長差方式のオートフォーカスにより撮影レンズのピント合わせを行うオートフォーカスシステムに関する。
いわゆるコントラスト方式のオートフォーカス(AF)において、撮影される被写体画像のコントラストの高さを示す焦点評価値が最大となるようにフォーカスを制御する方式として、焦点評価値が増加する方向にフォーカスを動かし、焦点評価値が増加しなくなる位置でフォーカスを停止させるいわゆる山登り制御方式が知られている。
この山登り制御方式は一般的に、フォーカスを微小変動させるワブリングによってピント状態が前ピン、後ピン、合焦のいずれの状態かを検出し、それによって合焦の方向(ベストピント方向)、すなわち焦点評価値が増加する方向にフォーカスを動かす方式のため、ワブリングによるフォーカスの変動が画面上で視認できてしまうおそれがあった。また、ワブリングを行う分だけ合焦までに時間を要するという問題があった。
これに対して、例えば特許文献1には、光路長差を有する複数の撮像素子を用いることによりワブリングを行うことなくピント状態を検出できるようにしたオートフォーカスシステムが記載されている。
このオートフォーカスシステムは、撮影レンズに入射した被写体光がハーフミラーなどによって分岐され、分岐された一方の被写体光が記録または再生用の映像信号を取得する本来の撮像素子(本明細書では映像用撮像素子という)の撮像面に入射し、他方の被写体光(本明細書ではAF用被写体光という)がさらに分岐されてAF用の映像信号を取得するための2つの撮像素子(本明細書ではAF用撮像素子という)の撮像面に入射するものである。2つのAF用撮像素子は、それらの撮像面が映像用撮像素子の撮像面よりも等距離分だけ光路長が短くなる位置と長くなる位置とに配置されており、各AF用撮像素子にて取得された映像信号から求められる2つの焦点評価値の大小関係によってピント状態が検出される。すなわち、各AF用撮像素子から得られる焦点評価値は、撮影レンズのフォーカス(ピント位置)を現在位置から至近側と無限遠側とにそれぞれ等距離分だけ変位させた場合に映像用撮像素子によって得られる映像信号によって求められる焦点評価値に相当している。したがって、これら焦点評価値を比較した場合にそれぞれが一致していれば合焦と判断され、相違していればどのAF用撮像素子の焦点評価値が大きいかまたは小さいかによって前ピンまたは後ピンと判断される。これにより、フォーカスを至近側と無限遠側とに変位させたときの焦点評価値がフォーカスを実際に動かすことなくAF用撮像素子からの映像信号によって同時に取得されるため、ワブリングを行うことなく迅速にピント状態を検出することができる。
特開2003−270517号公報
ところで、特許文献1に開示されているような光路長差方式のオートフォーカスシステムにおいては、上記の2つのAF用撮像素子から得られた焦点評価値は、フォーカスが合焦状態から大きくずれた状態、即ち、大ぼけの状態でも一致する。このため、大ぼけの状態では、ピント状態を検出することができず、又は、合焦と誤検出してフォーカスが大ぼけの状態で停止するおそれがあった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、撮影レンズのフォーカスを合焦状態に適切に設定することができるオートフォーカスシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係るオートフォーカスシステムは、撮影レンズに入射した被写体光を記録又は再生用の映像信号を取得するための映像用撮像素子の撮像面に入射する本線用の被写体光とオートフォーカス用の被写体光とに分割する光分割手段と、前記光分割手段によって分割されたオートフォーカス用の被写体光によって結像される被写体画像を光路長が異なる位置に配置された撮像面によって撮像する第1のオートフォーカス用撮像素子の撮影面によって撮像された被写体画像のコントラストの高さを示す第1焦点評価値と、前記第2のオートフォーカス用撮像素子の撮像面によって撮像された被写体画像のコントラストの高さを示す第2焦点評価値とを算出する焦点評価値算出手段と、前記焦点評価値算出手段によって算出された第1焦点評価値と第2焦点評価値とに基づいて前記撮影レンズのフォーカスを制御し、第1焦点評価値と第2焦点評価値とが一致する合焦位置にフォーカスを設定するフォーカス制御手段とを備えたオートフォーカスシステムにおいて、前記第1のオートフォーカス用撮像素子を光軸に沿って前後移動させる駆動手段と、前記第1のオートフォーカス用撮像素子が基準位置に設定されている際に前記焦点評価値算出手段によって算出された第1焦点評価値と第2焦点評価値とが一致し、かつ、所定値より小さい場合には、前記駆動手段によって前記第1のオートフォーカス用撮像素子を前記基準位置から移動させると共に、前記焦点評価値算出手段によって第1焦点評価値を算出し、該第1焦点評価値に基づいて合焦方向を検出する合焦方向検出手段とを備え、前記フォーカス制御手段は、前記第1のオートフォーカス用撮像素子が前記基準位置に設定されている際に前記焦点評価値算出手段によって算出された第1焦点評価値と第2焦点評価値とが一致し、かつ、前記所定値より小さい場合には、前記撮影レンズのフォーカスを前記合焦方向検出手段によって検出された合焦方向に移動させることを特徴としている。
本発明によれば、第1焦点評価値と第2焦点評価値とが一致し、かつ、所定値より小さくなるような大ぼけの状態の場合に、その状態を合焦状態と誤って判断することがなく、フォーカスが大ぼけの状態で停止する不具合が防止される。
請求項2に記載のオートフォーカスシステムは、請求項1に記載の発明において、前記フォーカス制御手段は、前記撮影レンズのフォーカスを前記合焦方向検出手段によって検出された合焦方向に移動させている際に、前記焦点評価値算出手段によって算出された第1焦点評価値と第2焦点評価値とが不一致となった場合には、第1焦点評価値と第2焦点評価値に基づくフォーカスの制御に移行することを特徴としている。本発明は、オートフォーカス用撮像素子を移動させて検出した合焦方向にフォーカスを移動させることによって大ぼけの状態が解消された場合に、光路長差方式のAFでの通常のフォーカス制御に移動するようにしたものである。
請求項3に記載のオートフォーカスシステムは、請求項1又は2に記載の発明において、前記フォーカス制御における第1焦点評価値と第2焦点評価値に基づくフォーカスの制御は、第1焦点評価値と第2焦点評価値の大小関係から合焦方向を検出し、該検出した合焦方向にフォーカスを移動させる制御であることを特徴としている。本発明は、光路長差方式のAFでの通常のフォーカス制御の態様を示したものである。
本発明によれば、撮影レンズのフォーカスが大ぼけの状態で停止することなく合焦状態に適切に設定される。
以下、添付図面に従って本発明に係るオートフォーカスシステムの好ましい実施の形態について説明する。
図1は、本発明のオートフォーカスシステムを適用したレンズシステムの構成を示したブロック図である。同図のレンズシステムは、例えば放送用テレビカメラのカメラ本体14(カメラヘッド)にマウントによって装着される撮影レンズ10(光学系)と、撮影レンズ10を制御する制御系12とから構成されている。尚、撮影レンズ10と制御系12とは一部を除いて一体化されたレンズ装置として構成されている場合や、撮影レンズ10と制御系12とが別体の装置として構成される場合等のようにシステムを構成する装置の形態はどのようなものでもよい。また、制御系12には主にフォーカス(オートフォーカス)の制御に関連する構成のみが示されており、その他の制御(ズーム制御や絞り制御)に関する構成については省略している。
撮影レンズ10には、本線光路の光軸Oに沿ってフォーカスレンズ(群)FL、ズームレンズ(群)ZL、絞りI、前側リレーレンズ(群)RA及び後側リレーレンズ(群)RBからなるリレーレンズ(リレー光学系)等が順に配置されている。フォーカスレンズFLやズームレンズZLは光軸方向に移動可能なレンズ群であり、フォーカスレンズFLが移動するとピント位置(被写体距離)が変化し、ズームレンズZLが移動すると、像倍率(焦点距離)が変化するようになっている。絞りIは開閉動作し、絞りIの開閉度によって像の明るさが変化する。
撮影レンズ10に入射してこれらの本線光路の光学系を通過した被写体光はカメラ本体14に入射する。カメラ本体14には、撮影レンズ10から入射した被写体光を赤(R)、緑(G)、青(B)の3色の波長に色分解する色分解光学系24と、色分解された各色の被写体光の像を撮像するR、G、Bごとの映像用撮像素子(例えばCCD)が配置されている。尚、光学的に等価な光路長の位置に配置されたR、G、Bの映像用撮像素子を同図に示すように1つの映像用撮像素子26で表すものとする。映像用撮像素子26の撮像面に入射した被写体光は、映像用撮像素子26によって光電変換されてカメラ本体14内の所定の信号処理回路によって記録又は再生用の映像信号が生成される。
一方、撮影レンズ10のリレー光学系の前側リレーレンズRAと後側リレーレンズRBとの間には、本線光路の光軸Oに対して略45度に傾斜したハーフミラー16が配置されている。このハーフミラー16によって、撮影レンズ10の本線光路からAF用光路が分岐される。撮影レンズ10に入射した被写体光のうち、ハーフミラー16を透過した被写体光は、本線用被写体光としてそのまま光軸Oの本線光路を通過してカメラ本体14へと導かれる。ハーフミラー16で反射した被写体光は、AF用被写体光として光軸Oに略直交する光軸O′に沿ったAF用光路へと導かれる。尚、ハーフミラー16は、必ずしも入射光を透過光と反射光とに等しい光量比で分割するものではなく、所定の光量比で分割する(例えば透過光と反射光とに7:3の光量比で分割する)光分割手段である。
AF用光路には、上記後側リレーレンズRBと同等のAF用リレーレンズ(群)18と、ビームスプリッター20と、AF用撮像素子22A、22B(例えばCCD)が配置されている。
ハーフミラー16で反射してAF用光路へと導かれたAF用被写体光は、AF用リレーレンズ18を通過した後、ビームスプリッター20に入射する。ビームスプリッター20に入射した被写体光は、そのハーフミラー面Mで光量が等価な2つの被写体光に分岐される。ハーフミラー面Mで反射した被写体光は、一方のAF用撮像素子22Aの撮像面に入射し、ハーフミラー面Mを透過した被写体光は他方のAF用撮像素子22Bの撮像面に入射する。AF用撮像素子22Aは後述の駆動装置34によって光軸(光軸O″)に沿って前後移動するようになっているが、ここでは、所定の基準位置に固定されているものとする。
図2は、カメラ本体14の映像用撮像素子26とAF用撮像素子22A、22Bとを同一の光軸上に表した図である。同図に示すように、一方のAF用撮像素子22Aの撮像面に入射する被写体光の光路長は、他方のAF用撮像素子22Bの撮像面に入射する被写体光の光路長よりも短く設定され、映像用撮像素子26の撮像面に入射する被写体光の光路長は、その中間の長さとなるように設定されている。すなわち、1対のAF用撮像素子22A、22Bの撮像面は、それぞれ映像用撮像素子26の撮像面に対して前後等距離dの位置となるように配置され、光路長差2dを有している。
このように撮影レンズ10に配置された1対のAF用撮像素子22A、22Bによって、撮影レンズ10に入射した被写体光を映像用撮像素子26の撮像面に対して前後の等距離の位置の撮像面で撮像した場合と等価な映像信号が得られるようになっている。尚、AF用撮像素子22A、22Bはカラー映像を撮像するものである必要はなく、本実施の形態ではAF用撮像素子22A、22Bから白黒の映像信号(輝度信号)が取得されるものとする。
一方、撮影レンズ10を制御する制御系12には、図1に示すように制御部30、フォーカスレンズFLに連結されたモータFM、ポテンショメータFP等が配置されており、制御部30は、ポテンショメータFPによって検出されるフォーカスレンズFLの位置情報を参照しながらモータFMの回転速度等を制御することによってフォーカスレンズFLの位置や動作速度を制御することができるようになっている。尚、ズームレンズZLや絞りIも例えばフォーカスレンズFLと同様にモータによって制御されるが、その構成及び説明を省略する。
制御部30は、フォーカスレンズFLの制御に関して、例えばマニュアルフォーカス(MF)とオートフォーカス(AF)の制御を切り替えて行っており、MF時には、例えばカメラマン等によってマニュアル操作されるフォーカスコントローラ(図示せず)からの指令信号に従ってフォーカスレンズFLを制御する。一方、AF時には、後述するAF処理部32からの焦点評価値情報に基づいてフォーカスレンズFLを制御し、被写体に自動でピントを合わせる。
以下、AF時に動作する制御系12の構成及び処理について詳説する。AF時において、制御部30はAF用撮像素子22A、22Bによって撮影された被写体画像のコンラストの高さを示す焦点評価値をAF処理部32から読み込む。図3は、そのAF処理部32の構成を示したブロック図である。図2で示したように映像用撮像素子26の撮像面に対して光学的に前後等距離の位置に撮像面が配置された1対のAF用撮像素子22A、22BではAF用光路を通過して各撮像面に結像された被写体画像がフィールド周期で電気信号に変換され、映像信号として出力されている。そして、それらの映像信号はAF処理部32に入力されるようになっている。尚、AF用撮像素子22Aから得られる映像信号をchAの映像信号といい、AF用撮像素子22Bから得られる映像信号をchBの映像信号という。
AF処理部32は、chAの映像信号を処理するためのA/D変換器50A、ハイパスフィルタ(HPF)52A、ゲート回路54A、加算回路56Aと、chBの映像信号を処理するためのA/D変換器50B、ハイパスフィルタ(HPF)52B、ゲート回路54B、加算回路56Bとから構成されている。chAの映像信号を処理するための各回路50A〜56Aと、chBの映像信号を処理するための各回路50B〜56Bとでは同一の処理が施されるため、chAの映像信号に対する各回路50A〜56Aの処理のみを説明すると、AF処理部32に入力されたchAの映像信号は、まず、A/D変換器50Aによりデジタル信号に変換される。次に、その映像信号は、HPF52Aによって高域周波数成分の信号のみが抽出される。その高域周波数成分の映像信号は続いてゲート回路54Aに入力され、撮影範囲(画面)内に設定された所定のAFエリア(例えば画面中央の矩形エリア)に対応する範囲内の映像信号のみが抽出される。そして、ゲート回路54Aによって抽出されたAFエリア内の映像信号は加算回路56Aに入力され、1フィールド分(1画面分)ずつ積算される。
このようにして各加算回路56A、56Bで得られる積算値は、それぞれAF用撮像素子22A、22Bで撮像された被写体画像のコントラストの高さを示す焦点評価値であり、それぞれ、制御部30に読み込まれる。尚、chAの映像信号から得られた焦点評価値をchAの焦点評価値といい、chBの映像信号から得られた焦点評価値をchBの焦点評価値という。
制御部30は、AF処理部32から取得したchAとchBの焦点評価値に基づいて映像用撮像素子26に対する撮影レンズ10のピント状態を検出する。ピント状態の検出は、次のような原理で行われる。図4は、横軸に撮影レンズのフォーカスレンズFLの位置(フォーカス位置)、縦軸に焦点評価値をとり、ある被写体を撮影した際のフォーカス位置と焦点評価値との関係を例示した図である。図中実線で示す曲線A、Bは、それぞれchA、chBの映像信号から得られるchAとchBの焦点評価値をフォーカス位置に対して示している。一方、図中点線で示す曲線Cは、映像用撮像素子26から得られた映像信号により焦点評価値を求めたと仮定した場合の焦点評価値をフォーカス位置に対して示している。
同図において、ピント状態が合焦となるのは、曲線Cで示す映像用撮像素子26の焦点評価値が最大(極大)となるときのフォーカス位置F0にフォーカスが設定された場合である。もし、撮影レンズ10のフォーカスがその合焦位置F0よりも至近側のフォーカス位置F1に設定されている場合には、chAの焦点評価値は、フォーカス位置F1に対応する曲線Aの値VA1となり、chBの焦点評価値は、フォーカス位置F1に対応する曲線Bの値VB1となる。この場合、図から分かるようにchAの焦点評価値VA1の方が、chBの焦点評価値VB1よりも大きくなる。このことから、chAの焦点評価値VA1の方が、chBの焦点評価値VB1よりも大きい場合には、フォーカスが合焦位置F0よりも至近側に設定されている状態、すなわち、前ピンの状態であることが分かる。
一方、撮影レンズ10のフォーカスが合焦位置F0よりも無限遠側のフォーカス位置F2に設定されている場合には、chAの焦点評価値は、フォーカス位置F2に対応する曲線Aの値VA2となり、chBの焦点評価値は、フォーカス位置F2に対応する曲線Bの値VB2となる。この場合、chAの焦点評価値VA2の方が、chBの焦点評価値VB2よりも小さくなる。このことから、chAの焦点評価値VA2の方が、chBの焦点評価値VB2よりも小さい場合には、フォーカスが合焦位置F0よりも無限遠側に設定されている状態、すなわち、後ピンの状態であることが分かる。
これに対して、撮影レンズ10のフォーカスがフォーカス位置F0、即ち、合焦位置に設定されている場合には、chAの焦点評価値は、フォーカス位置F0に対応する曲線Aの値VA0となり、chBの焦点評価値は、フォーカス位置F0に対応する曲線Bの値VB0となる。この場合、chAの焦点評価値VA0とchBの焦点評価値VB0は等しくなる。このことから、chAの焦点評価値VA0とchBの焦点評価値VB0とが等しい場合にはフォーカスが合焦位置F0に設定されている状態、すなわち、合焦状態であることが分かる。
制御部30は、このようにchAとchBの焦点評価値によって撮影レンズ10の現在のピント状態が映像用撮像素子26に対して前ピン、後ピン、合焦のいずれの状態であるかを検出しながらフォーカスレンズFLを制御する。例えば、chAとchBの焦点評価値から検出したピント状態が前ピンの場合には合焦方向(ベストピント方向)である無限遠方向にフォーカスレンズFLを移動させ、ピント状態が後ピンの場合にはベストピント方向である至近方向にフォーカスレンズFLを移動させる。そして、ピント状態が合焦(ベストピント状態)の場合には、フォーカスレンズFLを停止させる。これによって、撮影レンズ10のピント状態が合焦状態となる位置にフォーカスレンズFLが移動して停止する。尚、フォーカスレンズFLを移動させる際の速度もchAとchBの焦点評価値の比や差などに基づいて制御される。このようにchAとchBの焦点評価値の大小関係に従ってフォーカスを制御し合焦させるAFの方式を光路長差方式と称している。また、ピント状態の検出とベストピント方向(合焦のためのフォーカスの移動方向)の検出とは実質的に同意義であり、ピント状態の検出(認識)は実際の処理上では必ずしも必要ではなく、chAとchBの焦点評価値から直接ベストピント方向を検出することができる。
次に、AF時において、フォーカス(フォーカスレンズFL)が大ぼけの状態で停止する不具合を防止する構成及び処理について説明する。図4のようにフォーカスがフォーカス位置F3やF4に設定されている場合、即ち、フォーカスが合焦位置F0から大きくずれた大ぼけの位置に設定されている場合、chAとchBの焦点評価値が一致する。この場合、焦点評価値の大きさが合焦位置での焦点評価値に比べると明らかに小さい値となるため、合焦状態でないことは判断できるが、前ピンとも後ピンとも判断することができないためピント状態を判断することができない。従って、ベストピント方向を判断することもできない状態となるためフォーカスレンズFLを移動させることができない。仮に、フォーカスレンズFLを適当な方向に移動させてピント状態の検出が可能な位置まで移動させるようにした場合、その方向がベストピント方向であればその後、光路長差方式の通常の処理によりchAとchBの焦点評価値に基づいてフォーカスレンズFLを合焦位置に移動させることができ、違和感無くピント合わせが行われる。しかしながら、最初にフォーカスレンズFLをベストピント方向と反対方向に移動させた場合には、その移動方向ではピント状態の検出が不能であることを判断した後、フォーカスレンズFLの移動方向を反転させることが必要となるため、フォーカスの動作に違和感が生じ、その動作が映像用撮像素子26で撮影される映像上でも視認されてしまう不具合が生じる。
そこで、本実施の形態では、chAとchBの焦点評価値が一致し、かつ、それらの焦点評価値の大きさが合焦状態でないと判断できる所定値Vsより小さい値の場合には、AF用撮像素子22A(の撮像面)を動かしてベストピント方向を検出し、その方向にフォーカスレンズFLを移動させて光路長差方式における通常の処理によりピント状態の検出が可能な位置までフォーカスレンズFLを移動させることによって大ぼけの状態でフォーカスレンズFLが停止する不具合を防止するようにしている。AF用撮像素子22Aを移動させる場合には、映像用撮像素子26で撮影される映像には何ら影響を及ぼすことが無いため、仮にAF用撮像素子22Aの最初の移動方向がベストピント方向でなくても撮像素子26で撮影される映像には違和感が生じることがない。
AF用撮像素子22Aは、図1において、駆動装置34によって光軸O″(撮像面に垂直な軸)に沿って前後方向に駆動されるようになっており、図5(a)、(b)はそれぞれその駆動装置34の側面図と正面図である。
図5(a)及び図5(b)に示すように駆動装置34は、主として撮影レンズ10の鏡胴に設置された保持枠60、AF用撮像素子22Aを支持するフレーム62、ばね64、モータ66、ポテンショメータ68、雄ねじを周面に備えた回転軸70などで構成されている。
保持枠60には光軸O″と平行に形成された案内溝60a、60bが形成されており、この案内溝60a、60bによってフレーム62が光軸O″と平行に摺動自在に支持される。案内溝60a、60bに沿ってフレーム62を摺動させれば、フレーム62に支持されたAF用撮像素子22Aを光軸O″に沿って前後に移動できる(図5(a)矢印)。
保持枠60の案内溝60bの縁部には、フレーム62に付勢力を与えるばね64が設けられ、このばね64によってフレーム62は図5(a)における右方向に向けて常時付勢される。
一方、保持枠60の前記ばね64に対向する案内溝60bの縁部には、回転軸70を回動自在に支持する支持孔72が形成され、この支持孔72の内周部には回転軸70の前記雄ねじと螺合する雌ねじが形成されている。回転軸70の前端部(図5(a)における左側)は前記フレーム62に当接しており、回転軸70の回動にともなうねじの送り作用および回転軸70の直進作用によって、フレーム62を前記ばね64の付勢力に抗して同図左方向に付勢する。
回転軸70の後端部にはギヤ74が取り付けられ、このギヤ74にはポテンショメータ68の回転検出用の入力軸76に取り付けられたギヤ78が噛合される。さらにこのギヤ78は、モータ66の出力軸80に取り付けられたギヤ82と噛合されている。
このような構成の駆動装置34によれば、図1の制御部30は、モータ66を駆動することによってフレーム62によって支持されたAF用撮像素子22Aを光軸O″に沿って前後に駆動できる。また、ポテンショメータ68によりギヤ78の回転位置をAF用撮像素子22Aの位置として検出することによってAF用撮像素子22Aを所望の位置に設定することができる。
次に、フォーカスレンズFLが大ぼけの状態で停止する不具合を防止するAF時の制御部30の処理について図6のフローチャートを用いて説明する。AFの処理を開始すると制御部30は、まず、AF処理部32からchAとchBの焦点評価値を読み込む(ステップS10)。そして、それらのchAとchBの焦点評価値が一致し、かつ、所定値Vsより小さいか否かを判定する(ステップS12)。即ち、大ぼけの状態か否かを判定する。NOと判定した場合には、chAとchBの焦点評価値によりピント状態(ベストピント方向)の検出が可能な状態であり、chAとchBの焦点評価値に基づいてステップS26からステップS32までの光路長差方式における通常のAFの処理を実行する。尚、ステップS26からステップS32の処理は、光路長差方式におけるAFの処理の一例を示したもので、他の処理態様であってもよい。
制御部30は、まず、chAとchBの焦点評価値が一致したか否かを判定する(ステップS26)。即ち、合焦状態か否かを判定する。NOと判定した場合には、chAとchBの焦点評価値に基づいてベストピント方向にフォーカスレンズFLを移動させる(ステップS28)。尚、単にchAとchBの焦点評価値により検出されるベストピント方向にフォーカスレンズFLを移動させるだけでなく、chAとchBの焦点評価値の比や差等からフォーカスレンズFLの移動速度等の制御等も行う。続いて、chAとchBの焦点評価値をAF処理部32から読み込み(ステップS30)、ステップS26の判定処理に戻る。ステップS26からステップS30の処理を繰り返し、ステップS26においてYES、即ち、合焦状態と判定した場合にはフォーカスレンズFLの移動を停止させる(ステップS32)。これによって撮影レンズ10のフォーカスが合焦状態、即ち、chAとchBの焦点評価値が一致し、かつ、所定値Vs以上の値となるフォーカス位置に設定される。
一方、ステップS12においてYES、即ち、ピント状態(ベストピント方向)の判断が不能な状態と判定した場合には、AF用撮像素子22Aを基準位置(図2のように映像用撮像素子26の撮像面に対して前後等距離dの位置にAF用撮像素子22Aの撮像面とAF用撮像素子22Bの撮像面とが配置されるような位置)に対して前後に移動させて、その移動の間、chAの焦点評価値をAF処理部32から読み込む(ステップS14)。例えば、初めにAF用撮像素子22Aを無限遠側(フォーカスを無限遠側に移動させた場合に相当するchAの焦点評価値を得る方向であって、AF用撮像素子22Bの撮像面との光路量差を広げる方向)に基準位置から所定移動量分の位置まで移動させながら所定時間間隔でchAの焦点評価値を読み込む。次に、AF用撮像素子22Aの移動方向を反転させて至近側(フォーカスを至近側に移動させた場合に相当するchAの焦点評価値を得る方向であって、AF用撮像素子22Bの撮像面との光路長差を狭める方向)に基準位置から所定移動量分の位置まで移動させながら所定時間間隔でchAの焦点評価値を読み込む。
このようにしてAF用撮像素子22Aを移動させている間に取得したchAの焦点評価値に基づいてベストピント方向を判断する(ステップS16)。即ち、AF用撮像素子22Aを基準位置に対して至近側と無限遠に移動させている間に取得したchAの焦点評価値が増加した方向、又は、ピーク点を検出した方向をベストピント方向とする。
尚、ステップS14及びステップS16の処理において、AF用撮像素子22Aを最初に移動させる方向は無限遠側と至近側のいずれでもよく、また、AF用撮像素子22Aの移動中にchAの焦点評価値を逐次読み込みながらその方向がベストピント方向か否かの判断を同時に行っても良い。その際、ベストピント方向であると判断した時点でAF用撮像素子22Aの移動を終了してもよい。特に、AF用撮像素子22Aを最初の移動方向に移動させている際にその方向がベストピント方向であると判断した場合には、その方向への移動を終了するだけでなく、移動方向を反転させてAF用撮像素子22Aを移動させることを行わないようにしてもよいし、逆に、最初の移動方向がベストピント方向でないと判断した場合に反対方向がベストピント方向であると判断し、移動方向を反転させてAF用撮像素子22Aを移動させることを行わないようにしてもよい。
以上のようにしてベストピント方向を判断すると、次に制御部30は、AF用撮像素子22Aを基準位置に戻す(ステップS18)。そして、フォーカスレンズFLをベストピント方向に移動させる。続いてその移動の間、chAとchBの焦点評価値をAF処理部32から取得する(ステップS22)。そして、そのchAとchBの焦点評価値が一致し、かつ、所定値Vsより小さいか否かを判定する(ステップS24)。即ち、大ぼけの状態か否かを判定する。YESと判定される間、ステップS22とステップS24の処理を繰り返す。一方、ステップS24においてNO、即ち、ピント状態の検出が可能な状態となったと判定された場合には、光路長差方式における通常のAFの処理に移行し、上述したようにステップS26からステップS32までの処理(説明を省略する)を実行する。
以上、上記実施の形態では、AF用撮像素子22Aを移動させて検出したベストピント方向にフォーカスレンズFLを移動させている際に、ステップS24の判定によりchAとchBの焦点評価値が不一致となった場合に光路長差方式における通常のAFの処理(chAとchBの焦点評価値に基づくフォーカス制御)に移行するようにしたが、必ずしも通常のAFの処理に移行することなく、そのままフォーカスレンズFLを移動させてchAとchBの焦点評価値に基づいて合焦状態となったか否かの判断のみを行うようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、光路長差方式のAFにおいて大ぼけの場合のベストピント方向を検出するためにAF用撮像素子22Aを移動させるようにしたが、AF用撮像素子22Aを移動可能にしたことによって光路長差方式のAFと通常のコントラスト方式のAFとを選択できるようにすることもできる。即ち、コントラスト方式のAFが選択された場合、AF用撮像素子22Aの撮像面を映像用撮像素子26の撮像面と同一の光路長となる位置(映像用撮像素子26と同一画像を撮像する位置)に設定すると共にその位置(基準位置)で得られるchAの焦点評価値が最大(極大)となるようにフォーカスを制御するものとし、AF用撮像素子22Aを基準位置に対して前後に微小量移動(ワブリング)させた際に得られたchAの焦点評価値の変化からフォーカスの移動方向であるベストピント方向を検出することによってフォーカスを合焦位置に移動させることができる。また、光路長差方式のAF時における大ぼけの状態の場合に限らず、また、通常のコントラスト方式のAFでのワブリングに限らず、フォーカスの移動方向(ベストピント方向)を決める目的としてAF用撮像素子22Aを移動可能にしたことを利用することができる。
また、上記実施の形態では、AF用撮像素子22Aを移動可能にしたが、AF用撮像素子22Aの代わりにAF用撮像素子22Bを移動可能にしてもよい。
図1は、本発明のオートフォーカスシステムを適用したレンズシステムの構成を示したブロック図である。 図2は、カメラ本体の映像用撮像素子とAF用撮像素子とを同一の光軸上に表した図である。 図3は、AF処理部の構成を示したブロック図である。 図4は、フォーカス位置を変えて得られるchAのchBの焦点評価値を例示した図である。 図5(a)、(b)はそれぞれ、AF用撮像素子を駆動する駆動装置の一実施の形態の構成を示した側面図及び正面図である。 図6は、フォーカスレンズが大ぼけの位置で停止する不具合を防止したAF時の制御部の処理手順を示したフローチャートである。
符号の説明
10…撮影レンズ、12…制御系、14…カメラ本体、16…ハーフミラー、18…AF用リレーレンズ、20…ビームスプリッター、22A、22B…AF用撮像素子、26…映像用撮像素子、30…制御部、32…AF処理部、34…駆動装置、50A、50B…A/D変換器、52A、52B…ハイパスフィルタ、54A、54B…ゲート回路、56A、56B…加算回路、60…保持枠、62…フレーム、64…ばね、70…回転軸、FL…フォーカスレンズ(群)、FM、66…モータ、FP、68…ポテンショメータ

Claims (3)

  1. 撮影レンズに入射した被写体光を記録又は再生用の映像信号を取得するための映像用撮像素子の撮像面に入射する本線用の被写体光とオートフォーカス用の被写体光とに分割する光分割手段と、前記光分割手段によって分割されたオートフォーカス用の被写体光によって結像される被写体画像を光路長が異なる位置に配置された撮像面によって撮像する第1のオートフォーカス用撮像素子の撮影面によって撮像された被写体画像のコントラストの高さを示す第1焦点評価値と、前記第2のオートフォーカス用撮像素子の撮像面によって撮像された被写体画像のコントラストの高さを示す第2焦点評価値とを算出する焦点評価値算出手段と、前記焦点評価値算出手段によって算出された第1焦点評価値と第2焦点評価値とに基づいて前記撮影レンズのフォーカスを制御し、第1焦点評価値と第2焦点評価値とが一致する合焦位置にフォーカスを設定するフォーカス制御手段とを備えたオートフォーカスシステムにおいて、
    前記第1のオートフォーカス用撮像素子を光軸に沿って前後移動させる駆動手段と、
    前記第1のオートフォーカス用撮像素子が基準位置に設定されている際に前記焦点評価値算出手段によって算出された第1焦点評価値と第2焦点評価値とが一致し、かつ、所定値より小さい場合には、前記駆動手段によって前記第1のオートフォーカス用撮像素子を前記基準位置から移動させると共に、前記焦点評価値算出手段によって第1焦点評価値を算出し、該第1焦点評価値に基づいて合焦方向を検出する合焦方向検出手段とを備え、
    前記フォーカス制御手段は、前記第1のオートフォーカス用撮像素子が前記基準位置に設定されている際に前記焦点評価値算出手段によって算出された第1焦点評価値と第2焦点評価値とが一致し、かつ、前記所定値より小さい場合には、前記撮影レンズのフォーカスを前記合焦方向検出手段によって検出された合焦方向に移動させることを特徴とするオートフォーカスシステム。
  2. 前記フォーカス制御手段は、前記撮影レンズのフォーカスを前記合焦方向検出手段によって検出された合焦方向に移動させている際に、前記焦点評価値算出手段によって算出された第1焦点評価値と第2焦点評価値とが不一致となった場合には、第1焦点評価値と第2焦点評価値に基づくフォーカスの制御に移行することを特徴とする請求項1のオートフォーカスシステム。
  3. 前記フォーカス制御における第1焦点評価値と第2焦点評価値に基づくフォーカスの制御は、第1焦点評価値と第2焦点評価値の大小関係から合焦方向を検出し、該検出した合焦方向にフォーカスを移動させる制御であることを特徴とする請求項1又は2のオートフォーカスシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008146458A1 (ja) * 2007-05-30 2008-12-04 Panasonic Corporation オートフォーカス機能付撮像装置、撮像方法、プログラムおよび集積回路
US8120698B2 (en) 2008-02-07 2012-02-21 Hitachi, Ltd. Focus control apparatus useful for image pick up apparatuses equipped with an auto focus function and method therefor

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