JP2006060184A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】トレンチゲート構造を有する半導体装置を製造する際に、トレンチ内に埋め込まれる層間絶縁膜の、トレンチ内での落ち込み量を極めて小さくすること。
【解決手段】素子外周部にフィールド酸化膜11を形成し、素子活性部にpウェル領域3よりも深いトレンチ4を形成する。ゲート酸化膜7を形成し、ゲート電極8となるポリシリコンを堆積して、トレンチ4内のゲート酸化膜7の内側領域をポリシリコン膜で埋める。素子活性部においてポリシリコン膜がn型基板100の主面よりも下になるまで、ポリシリコン膜をエッチバックする。シリコン窒化膜13を形成し、その上に層間絶縁膜10を形成する。シリコン窒化膜13の、フィールド酸化膜11上の部分をストッパーとして化学的機械研磨を行い、層間絶縁膜10の表面を平坦化する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、半導体装置の製造方法に関し、特にトレンチ内に絶縁膜を介してゲート電極が埋め込まれたトレンチゲート構造を有するトランジスタ等の半導体装置の製造方法に関する。
従来より、パワー半導体素子においては、素子のオン抵抗の低減を図るため、トレンチゲート構造を有するMOSFET(金属−酸化膜−半導体構造を有する電界効果トランジスタ)素子が作製されている。このトレンチゲート型MOSFETでは、最近の微細加工技術の進展によりセルピッチの縮小化が進み、図34に示すデバイス構造のものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。図34は、従来のトレンチゲート型MOSFETの素子活性部を横切る断面の構成を示す図である。図34に示すように、n-エピタキシャル層2は、n型シリコン基板1の上に設けられている。pウェル領域3は、n-エピタキシャル層2の表面領域に設けられている。そして、pウェル領域3よりも深いトレンチ4が形成されている。
nソース領域5は、トレンチ4の側壁に沿ってpウェル領域3の表面領域に設けられている。また、pウェル領域3に対する高濃度のp+コンタクト領域6がpウェル領域3の表面領域に設けられている。ゲート酸化膜7は、トレンチ4の内周面に沿って設けられている。トレンチ4のゲート酸化膜7の内側部分は、ポリシリコンよりなるゲート電極8で埋め込まれている。表面に設けられたアルミニウムよりなるソース電極9は、nソース領域5とp+コンタクト領域6の両方に接触している。ソース電極9とゲート電極8とは、トレンチ4の上半部内に設けられたシリコン酸化膜よりなる層間絶縁膜10により、絶縁されている。なお、n型シリコン基板1の裏面には、図示省略したドレイン電極が設けられている。
図34に示す構成のトレンチゲート型MOSFET素子は、以下のようにして作製される。まず、n型シリコン基板1上にn-エピタキシャル層2をエピタキシャル成長させる。このエピタキシャル基板の表面に酸化膜を形成し、その酸化膜を介してn-エピタキシャル層2にp型のドーパントをイオン注入する。そして、注入されたドーパントを拡散させて、pウェル領域3を形成する。ついで、エピタキシャル基板の表面を覆う酸化膜をフォトリソグラフィーでパターニングして、マスク(マスク酸化膜)を形成する。そして、トレンチエッチングを行い、n-エピタキシャル層2に達するトレンチ4を形成する。
その後、トレンチ4内に残留するシリコン酸化膜系ポリマーとマスク酸化膜をHF(フッ酸)系のエッチング液を用いてエッチングする。ついで、エッチングによるダメージ層を除去するために、ソフトエッチングと犠牲酸化を行う。犠牲酸化膜とマスク酸化膜を除去した後に、ゲート酸化膜7を形成する。ついで、エピタキシャル基板の表面にポリシリコンを堆積し、トレンチ4をポリシリコンで埋める。そして、エピタキシャル基板の表面上のポリシリコンをエッチングして、ゲート電極8を形成する。ついで、nソース領域5を設けるためのパターニングを行い、n型のドーパントをイオン注入して拡散させる。
ついで、ゲート電極8とnソース領域5とを絶縁するためのシリコン酸化膜を堆積し、シリコン酸化膜のエッチバックを行って、トレンチ4内に層間絶縁膜10を埋め込む。その後、シリコン表面が露出するまで、素子活性部のメサ部をドライエッチングする。そして、nソース領域5とpウェル領域3とソース電極9とのp+コンタクト領域6を形成するためのパターニングをそれぞれ行ない、p型のドーパントのイオン注入を行う。その後、熱処理を行って、注入されたドーパントを活性化させる。ついで、ソース電極9を形成する。また、図示しないドレイン電極を形成する。
また、半導体基板表面にトレンチ素子分離領域を形成する際に、化学的機械研磨(CMP)プロセスにより絶縁膜を研磨する方法が公知である(例えば、特許文献2参照。)。特許文献2には、半導体基板表面に第1の絶縁膜と耐酸化性のある第2の絶縁膜とをこの順に積層しパターニングする工程と、第2の絶縁膜パターンをエッチングマスクにして半導体基板をドライエッチングし溝を形成する工程と、第2の絶縁膜パターンを酸化マスクにして半導体基板を熱酸化し溝の内壁に酸化膜を形成する工程と、熱酸化工程において第2の絶縁膜表面に形成される改質層をフッ素含有の中性ラジカルで除去する工程と、改質層を除去した後、第2の絶縁膜表面を所定の膜厚量エッチングする工程と、第2の絶縁膜表面のエッチング後に溝を充填するように全面に埋込み絶縁膜を堆積させ第2の絶縁膜を研磨ストッパとして埋込み絶縁膜を化学的機械研磨し溝埋込み絶縁体物を形成する工程と、を含む方法が開示されている。
さらに、縦型パワーMOSFETの製造方法において、トレンチ内に埋め込まれた絶縁膜を化学的機械研磨プロセスにより研磨する方法が公知である(例えば、特許文献3参照。)。特許文献3には、トレンチに埋め込まれるポリシリコンなどのゲート電極をシリコンなどの半導体基板主面から所定の深さだけ後退させ、この所定の深さをトレンチ端部からゲート絶縁膜の終端部までの距離より長くし、さらに、そのトレンチ内にリフロー性のある絶縁膜を埋め込み、トレンチの直上部のみに絶縁膜が残るようにドライエッチングもしくは異方性エッチングもしくは化学的機械研磨処理を行ったあとに絶縁膜をリフローさせ、その後ソース領域およびベース領域に電気的に接続されるソース電極およびドレイン電極となるメタルを形成する方法が開示されている。
特開2000−252468号公報 特開2002−110782号公報 特開2002−280553号公報
しかしながら、図34に示すトレンチゲート型MOSFETの製造方法は、横方向(素子の深さ方向に垂直な方向)の微細化、すなわちセルピッチの微細化には適しているが、深さ方向の微細化に対しては、以下のような問題点がある。すなわち、トレンチ4内でのゲート電極8の落ち込み量(以下、ゲート落ち込み量tpとする)が大きくなるため、pウェル領域3とn-エピタキシャル層2との接合位置が深くなり、精度よくチャネル長を制御することが難しい。ここで、ゲート落ち込み量tpについて考察すると、ゲート落ち込み量tpは以下の要因で決定される。
ゲート電極8とソース電極9とを絶縁するための層間絶縁膜10は、エッチバックによりトレンチ4の上部に埋め込まれる。そのエッチバックにより、図34に示すように、トレンチ4内で層間絶縁膜10の中央部が落ち込むため、トレンチ4の中央部で層間絶縁膜10が薄くなる。その一方で、ゲート電極8とソース電極9との絶縁性を確保するためには、層間絶縁膜10を一定の厚さ(tbとする)以上にする必要がある。
つまり、トレンチ4の中央部の、層間絶縁膜10が落ち込んで薄くなっている箇所において、層間絶縁膜10の厚さが一定の厚さtb以上になっている必要がある。従って、ゲート落ち込み量tpは、層間絶縁膜10の落ち込み量と層間絶縁膜10の一定の厚さtbを足した値となる。ただし、エッチングのばらつきによってゲート電極8と層間絶縁膜10の落ち込み量がウエハー面内で分布するので、ゲート電極8については最小の落ち込み量を基準とし、一方、層間絶縁膜10については最大の落ち込み量を基準とする。
また、層間絶縁膜10はトレンチ4内に埋め込まれるため、層間絶縁膜10の表面形状は凸凹状になる。例えば、トレンチ4内に層間絶縁膜10としてBPSGを埋め込んだ後にリフローした形状を図35に示す。図35に示すような形状であると、層間絶縁膜10の落ち込み量がさらに大きくなるため、ゲート落ち込み量tpを大きくする必要がある。以上、考察した通り、従来の製造方法において素子の深さ方向の微細化を妨げる主な要因は、ゲート電極8のエッチバック量のウエハー面内ばらつきと、埋め込み層間絶縁膜10の平坦性と、層間絶縁膜10のエッチバック量の面内分布の3つである。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、トレンチ内に埋め込まれる層間絶縁膜のエッチングに化学的機械研磨プロセスを用いることによって、層間絶縁膜の平坦性が低くても、トレンチ内での層間絶縁膜の落ち込み量を極めて小さくすることができる半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる半導体装置の製造方法は、第1導電型シリコン基板の主面に、素子外周部のフィールド酸化膜を形成する工程と、前記フィールド酸化膜に囲まれる素子活性部の、前記主面側の領域に、第2導電型半導体領域を形成する工程と、素子活性部内に前記第2導電型半導体領域を貫通するトレンチを形成する工程と、前記トレンチの内側に酸化膜を形成する工程と、素子活性部および素子外周部にポリシリコンを堆積して、前記トレンチ内の前記酸化膜の内側領域をポリシリコン膜で埋める工程と、素子活性部において前記ポリシリコン膜が前記主面よりも下になるまで、前記ポリシリコン膜をエッチバックする工程と、少なくとも、エッチバック後に前記フィールド酸化膜上に残った前記ポリシリコン膜、またはエッチバック後に前記フィールド酸化膜上に残った前記ポリシリコン膜の表面の酸化膜の上に、シリコン窒化膜を形成する工程と、前記シリコン窒化膜上に絶縁膜を形成する工程と、化学的機械研磨法により前記絶縁膜の表面を平坦化する工程と、素子活性部において前記絶縁膜が前記主面よりも下になるまで、平坦化された前記絶縁膜をエッチバックする工程と、を含むことを特徴とする。
この請求項1の発明によれば、化学的機械研磨法により、ポリシリコン上の絶縁膜の表面が平坦化される。その際、フィールド酸化膜上のシリコン窒化膜が研磨ストッパーとなる。その後、その凹凸のない絶縁膜をシリコン基板の主面よりも低くなるまでエッチバックすることによって、トレンチ内での絶縁膜の落ち込み量を低減することができる。
また、請求項2の発明にかかる半導体装置の製造方法は、第1導電型シリコン基板の主面に、素子外周部のフィールド酸化膜を形成する工程と、前記フィールド酸化膜に囲まれる素子活性部の、前記主面側の領域に、第2導電型半導体領域を形成する工程と、素子活性部内に前記第2導電型半導体領域を貫通するトレンチを形成する工程と、前記トレンチの内側に酸化膜を形成する工程と、素子活性部および素子外周部にポリシリコンを堆積して、前記トレンチ内の前記酸化膜の内側領域をポリシリコン膜で埋める工程と、素子活性部において前記ポリシリコン膜が前記主面よりも下になるまで、前記ポリシリコン膜をエッチバックする工程と、ポリシリコン膜のエッチバック後、素子全面にシリコン窒化膜を堆積する工程と、前記シリコン窒化膜上に絶縁膜を形成する工程と、素子活性部において前記シリコン窒化膜が露出するまで、化学的機械研磨法により前記絶縁膜を研磨する工程と、を含むことを特徴とする。
この請求項2の発明によれば、化学的機械研磨法により、素子活性部においてシリコン窒化膜が露出するまで絶縁膜の研磨を行うことによって、トレンチ内に埋め込まれた絶縁膜の表面は、素子活性部におけるシリコン窒化膜の露出面と面一となる。従って、トレンチ内での絶縁膜の落ち込みをなくすことができる。
また、請求項3の発明にかかる半導体装置の製造方法は、シリコン基板の主面にトレンチを形成する工程と、前記トレンチの内側に酸化膜を形成する工程と、前記トレンチ内の前記酸化膜の内側領域の、前記主面よりも下の部分をポリシリコン膜で埋める工程と、前記ポリシリコン膜および前記主面の上にシリコン窒化膜を堆積する工程と、前記シリコン窒化膜の上に絶縁膜を堆積する工程と、化学的機械研磨法により前記絶縁膜の表面を平坦化し、前記シリコン窒化膜が露出するまで、前記絶縁膜をエッチングする工程と、前記トレンチ内のポリシリコン膜に接触する導電性材料よりなる配線を形成する工程と、を含むことを特徴とする。
この請求項3の発明によれば、化学的機械研磨法により、トレンチの周囲のシリコン窒化膜が露出するまで絶縁膜の研磨を行うことによって、トレンチ内に埋め込まれた絶縁膜の表面は、トレンチの周囲におけるシリコン窒化膜の露出面と面一となる。従って、トレンチ内での絶縁膜の落ち込みをなくすことができる。
また、請求項4の発明にかかる半導体装置の製造方法は、請求項3に記載の発明において、前記配線を形成する工程は、前記シリコン窒化膜の、前記トレンチの周囲を覆う部分の一部をエッチングして、前記トレンチの周囲の一部に前記ポリシリコン膜、または前記ポリシリコン膜上の酸化膜を露出させる工程と、熱酸化により、前記ポリシリコン膜または前記ポリシリコン膜上の酸化膜の露出部分に、厚い酸化膜を形成する工程と、前記トレンチ内の前記絶縁膜および前記シリコン窒化膜の、前記厚い酸化膜に隣接する部分を除去して、前記トレンチ内の前記ポリシリコン膜の一部を露出させる工程と、導電性材料を堆積し、パターニングして、前記トレンチ内のポリシリコン膜の露出部分に接触する配線を形成する工程と、を有することを特徴とする。この請求項4の発明によれば、シリコン基板の主面よりも低くなるようにトレンチ内に埋め込まれたポリシリコン膜から配線を引き出すことができる。
また、請求項5の発明にかかる半導体装置の製造方法は、第1導電型シリコン基板の主面に、素子外周部に沿って第1のトレンチを形成する工程と、少なくとも前記第1のトレンチ内にフィールド酸化膜を形成する工程と、素子活性部の前記主面側の領域と素子外周部のガードリングとなる領域に、第2導電型半導体領域を形成する工程と、素子活性部内に前記第1のトレンチよりも深く、かつ前記第1のトレンチに接続する第2のトレンチを形成する工程と、前記第1のトレンチおよび前記第2のトレンチの内側に酸化膜を形成する工程と、素子活性部および素子外周部にポリシリコンを堆積して、前記第1のトレンチおよび前記第2のトレンチ内の前記酸化膜の内側領域をポリシリコン膜で埋める工程と、素子活性部において前記ポリシリコン膜が前記主面よりも下になるまで、前記ポリシリコン膜をエッチバックする工程と、ポリシリコン膜のエッチバック後、素子全面にシリコン窒化膜を堆積する工程と、前記シリコン窒化膜上に絶縁膜を形成する工程と、化学的機械研磨法により前記シリコン窒化膜上の前記絶縁膜を研磨して平坦にする工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項6の発明にかかる半導体装置の製造方法は、請求項5に記載の発明において、前記第1のトレンチの深さは、前記第2のトレンチの幅よりも浅いことを特徴とする。請求項5または6の発明によれば、化学的機械研磨法により、シリコン窒化膜上の絶縁膜の表面が平坦になるので、平坦性の低い絶縁膜を用いても、トレンチ内での絶縁膜の落ち込み量を低減することができる。
本発明にかかる半導体装置の製造方法によれば、トレンチ内に埋め込まれる層間絶縁膜の平坦性が低くても、化学的機械研磨プロセスを用いることによって、トレンチ内での層間絶縁膜の落ち込み量を極めて小さくすることができる。その結果、従来よりもトレンチを浅くすることができるので、精度のよい拡散構造を形成することができ、素子特性のばらつきを低減することができる。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる半導体装置の製造方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、実施の形態においては、第1導電型シリコン基板として、n型シリコン基板上にn-エピタキシャル層をエピタキシャル成長させたn型シリコンエピタキシャル基板を用いている。そして、添付図面において、素子の断面構成を示す図では、このn型シリコンエピタキシャル基板の主面の位置が点線で示されている。
実施の形態1.
図11は、実施の形態1におけるトレンチの平面パターンを示す平面図である。特に限定しないが、実施の形態1では、図11に示すように、トレンチ4の平面パターンをストライプパターンとする。図1〜図10は、実施の形態1にかかる製造方法により製造される半導体装置の製造途中の様子を示す断面図である。図1、図3、図5、図7および図9には、図11において切断線A−Aで示すように、トレンチ4の終端部を通って、トレンチ4をその長手方向に切断した断面の様子が示されている。また、図2、図4、図6、図8および図10には、図11において切断線B−Bで示すように、トレンチ4をその短手方向に切断した断面の様子が示されている。
まず、n型シリコン基板1上にn-エピタキシャル層2をエピタキシャル成長させて、n型シリコンエピタキシャル基板100を作製する。そして、このn型シリコンエピタキシャル基板100の主面を選択的に酸化して、素子外周部のフィールド酸化膜11を形成する。ついで、素子活性部と素子外周部の耐圧構造部に、例えば30keVの加速電圧で、例えば5×1012cm-2のドーズ量のp型のドーパント、例えばボロンをイオン注入し、拡散させる。これにより、素子活性部では、チャネル領域となるpウェル領域3が形成される。一方、耐圧構造部では、図には現れていないが、ガードリングが形成される。
ついで、n型シリコンエピタキシャル基板100の主面上に例えば厚さ400nmの酸化膜を形成する。そして、フォトリソグラフィーにより、n型シリコンエピタキシャル基板100上の酸化膜を例えば幅0.5μmの線状にパターニングして、トレンチエッチング用のマスクを形成する。その後、トレンチエッチングを行い、素子活性部において、n型シリコンエピタキシャル基板100の主面側の領域に、pウェル領域3よりも深いトレンチ4を形成する。トレンチ4の深さは、例えば2μmである。
トレンチエッチングのダメージ層を除去した後、ゲート酸化膜7を形成し、ポリシリコンを堆積する。そして、素子活性部においてポリシリコンの表面がn型シリコンエピタキシャル基板100の主面よりも下になるまで、ポリシリコンをエッチバックして、ゲート電極8を形成する。このときのゲート落ち込み量tpは、例えば0.5μmである。ついで、ソース領域5を形成するために、HF(フッ酸)系のエッチング液を用いてゲート酸化膜7をエッチングする。そして、素子活性部内のトレンチ側壁にn型のドーパント、例えばヒ素をイオン注入し、拡散させ、トレンチ側壁に沿ってソース領域5を形成する。
ついで、第1の層間絶縁膜12をCVD酸化膜もしくは熱酸化膜で形成し、その上にシリコン窒化膜13を堆積し、さらにその上にBPSGなどの第2の層間絶縁膜10を堆積し、リフローする。ここまでの状態が、図3および図4に示されている。なお、第2の層間絶縁膜10を堆積する前に、シリコン窒化膜13をパターニングして、シリコン窒化膜13がフィールド酸化膜11の上の部分にだけ残るようにしてもよい。
ついで、図1および図2に示すように、化学的機械研磨プロセスにより第2の層間絶縁膜10を研磨する。その際、シリコン窒化膜13の、フィールド酸化膜11上の部分は、素子活性部よりも高い位置にあるので、シリコン窒化膜13の、フィールド酸化膜11上の部分をストッパーとして、この部分のシリコン窒化膜13が露出するまで研磨を行う。ついで、図5および図6に示すように、RIE(反応性イオンエッチング)法などにより、第2の層間絶縁膜10の、平坦化された素子活性部の部分をエッチングする。
ついで、図7および図8に示すように、フィールド酸化膜11上に露出したシリコン窒化膜13とその下の第1の層間絶縁膜12をエッチングする。これによって、第2の層間絶縁膜10の、n型シリコンエピタキシャル基板100の主面からの落ち込み量は、例えば0.2μmである。ついで、図9および図10に示すように、ソース領域5と、pウェル領域3に対するp+コンタクト領域6を形成するためのパターニングを行い、p型のドーパント、例えばボロンをイオン注入し、拡散させる。
これによって、ソース領域5に対するコンタクト領域(図示省略)およびpウェル領域3に対するp+コンタクト領域6は、n型シリコンエピタキシャル基板100の主面に沿ってトレンチ4の短手方向に交互に形成される。ついで、電極材料を堆積し、これをパターニングして、ソース領域5とp+コンタクト領域6の両方に接触するソース電極9と、フィールド酸化膜11の上の部分でゲート電極8に接触するゲート配線14を形成する。ここまでの状態が、図9および図10に示されている。そして、表面保護膜を形成し、また、n型シリコン基板1の裏面にドレイン電極を形成し、素子が完成する。
実施の形態1によれば、化学的機械研磨法により第2の層間絶縁膜10の表面を平坦化した後に、この凹凸のない第2の層間絶縁膜10をn型シリコンエピタキシャル基板100の主面よりも低くなるまでエッチバックするので、トレンチ4内での第2の層間絶縁膜10の落ち込み量を低減することができる。従って、従来よりもトレンチ4を浅くすることができるので、精度のよい拡散構造を形成することができ、素子特性のばらつきを低減することができる。
実施の形態2.
特に限定しないが、実施の形態2では、図11に示すように、トレンチ4の平面パターンをストライプパターンとする。図12〜図17は、実施の形態2にかかる製造方法により製造される半導体装置の製造途中の様子を示す断面図である。図12、図14および図16には、図11において切断線A−Aで示すように、トレンチ4の終端部を通って、トレンチ4をその長手方向に切断した断面の様子が示されている。また、図13、図15および図17には、図11において切断線B−Bで示すように、トレンチ4をその短手方向に切断した断面の様子が示されている。
実施の形態2にかかる製造方法が実施の形態1と異なるのは、化学的機械研磨プロセスにより第2の層間絶縁膜10を研磨する際に、図12および図13に示すように、シリコン窒化膜13の、素子活性部における部分をストッパーにすることである。図12および図13は、化学的機械研磨プロセスが終了した時点での素子の断面構造を示している。その他のプロセスは、実施の形態1と同じであるので、図の記載も含めて、説明を省略する。実施の形態2は、素子活性部がシリコン窒化膜13で覆われている場合に適している。
なお、図14および図15に示すように、化学的機械研磨プロセスによって素子外周部の薄膜化した第1の層間絶縁膜12を保護するために、レジストでパターニングした後に、シリコン窒化膜13と第1の層間絶縁膜12をエッチングしてもよい。ソース電極9およびゲート配線14を形成した時点での素子の断面構造を図16および図17に示す。
実施の形態2によれば、化学的機械研磨法によりトレンチ4内に埋め込まれた第2の層間絶縁膜10の表面は、素子活性部におけるシリコン窒化膜13の露出面と面一となるので、トレンチ4内での第2の層間絶縁膜10の落ち込みをなくすことができる。従って、従来よりもトレンチ4を浅くすることができるので、精度のよい拡散構造を形成することができ、素子特性のばらつきを低減することができる。例えば、実施の形態2では、トレンチ4の深さを1.8μmとし、ゲート落ち込み量tpを0.3μmとすることができる。
実施の形態3.
図25は、実施の形態3におけるトレンチの平面パターンを示す平面図である。特に限定しないが、実施の形態3では、図25に示すように、トレンチ4の平面パターンを、ストライプパターンの終端部を連結したパターンとする。図18〜図24は、実施の形態3にかかる製造方法により製造される半導体装置の製造途中の様子を示す断面図である。図18および図22には、図25において切断線C−Cで示すように、トレンチ4の終端部を連結する部分を横切るように切断した断面の様子が示されている。また、図19、図21および図24には、図25において切断線D−Dで示すように、トレンチ4をその短手方向に切断した断面の様子が示されている。また、図20および図23には、図25において切断線E−Eで示すように、トレンチ4の終端部を通って、トレンチ4をその長手方向に切断した断面の様子が示されている。
まず、実施の形態1と同様に、n型シリコンエピタキシャル基板100を作製する。そして、このn型シリコンエピタキシャル基板100の素子活性部と素子外周部の耐圧構造部に、例えば30keVの加速電圧で、例えば5×1012cm-2のドーズ量のp型のドーパント、例えばボロンをイオン注入し、拡散させる。これにより、素子活性部では、チャネル領域となるpウェル領域3が形成される。一方、耐圧構造部では、図には現れていないが、ガードリングが形成される。
ついで、n型シリコンエピタキシャル基板100の主面上に例えば厚さ400nmの酸化膜を形成する。そして、フォトリソグラフィーにより、n型シリコンエピタキシャル基板100上の酸化膜を例えば幅0.5μmの線状部分と、その線状部分の終端部を連結する例えば幅2μmの部分をパターニングして、トレンチエッチング用のマスクを形成する。その後、実施の形態1と同様に、トレンチエッチングを行って、pウェル領域3よりも深いトレンチ4を形成する。トレンチ4の深さは、例えば1.8μmである。
トレンチエッチングのダメージ層を除去した後、ゲート酸化膜7を形成する。続いて、ポリシリコンを例えば1.2μmの厚さに堆積し、ポリシリコンをエッチバックして、ゲート電極8を形成する。このときのゲート落ち込み量tpは、例えば0.3μmである。ついで、実施の形態1と同様に、ゲート酸化膜7をエッチングし、n型のドーパントをイオン注入し、拡散させて、トレンチ側壁に沿ってソース領域5を形成する。ついで、実施の形態1と同様に、第1の層間絶縁膜12、シリコン窒化膜13および第2の層間絶縁膜10を順次堆積し、リフローする。ここまでの状態が、図18および図19に示されている。
ついで、図20および図21に示すように、化学的機械研磨プロセスにより、シリコン窒化膜13をストッパーとして、シリコン窒化膜13が露出するまで、第2の層間絶縁膜10を研磨する。これによって、トレンチ4の上部内に埋め込まれた第2の層間絶縁膜10の表面は、トレンチ4の周囲のシリコン窒化膜13の表面と面一になる。ついで、図22に示すように、トレンチ4の終端部のゲート配線引き出しメサ領域において、シリコン窒化膜13を除去する。さらに、そのメサ領域における第1の層間絶縁膜12と、第2の層間絶縁膜10の、トレンチ4の終端連結部分内に埋め込まれた部分を除去した後、熱酸化を行う。それによって、このメサ領域が選択的に酸化され、メサ領域に厚い酸化膜としてフィールド酸化膜11が形成される。
ついで、表面のシリコン窒化膜13と第1の層間絶縁膜12を除去する。その後、実施の形態1と同様に、ソース領域5に対するコンタクト領域とpウェル領域3に対するp+コンタクト領域6を形成する。ついで、実施の形態1と同様に、ソース電極9とゲート配線14を形成する。ゲート配線14は、トレンチ4の終端部において第2の層間絶縁膜10が除去された部分でゲート電極8に接触する。ここまでの状態が、図23および図24に示されている。そして、表面保護膜を形成し、また、n型シリコン基板1の裏面にドレイン電極を形成し、素子が完成する。
実施の形態3によれば、化学的機械研磨法によりトレンチ4内に埋め込まれた第2の層間絶縁膜10の表面は、トレンチ4の周囲におけるシリコン窒化膜13の露出面と面一となるので、トレンチ4内での第2の層間絶縁膜10の落ち込みをなくすことができる。従って、従来よりもトレンチ4を浅くすることができるので、精度のよい拡散構造を形成することができ、素子特性のばらつきを低減することができる。
実施の形態4.
図26、図28〜図30、図32および図33は、実施の形態4にかかる製造方法により製造される半導体装置の製造途中の様子を示す断面図である。また、図27および図31は、実施の形態4にかかる製造方法により製造される半導体装置の製造途中の様子を示す平面図である。図28には、図27において切断線F−Fで示すように、第1のトレンチ41を横切るとともに、第2のトレンチ42の終端部を通り、第2のトレンチ42をその長手方向に切断した断面の様子が示されており、図29には、図27において切断線G−Gで示すように、第1のトレンチ41を横切るとともに、第2のトレンチ42の終端部を連結する部分を横切るように切断した断面の様子が示されている。
図30は、図29と同じ箇所における断面図である。また、図32には、図31において切断線H−Hで示すように、第1のトレンチ41を横切るとともに、第2のトレンチ42の終端部を連結する部分を横切るように切断した断面の様子が示されており、図33には、図31において切断線J−Jで示すように、第1のトレンチ41を横切るとともに、第2のトレンチ42の終端部を通り、第2のトレンチ42をその長手方向に切断した断面の様子が示されている。なお、いずれの断面図も、素子表面の主要な構成のみを示しており、n型シリコンエピタキシャル基板100内やその裏面の構成については省略している。
まず、実施の形態1と同様に、n型シリコンエピタキシャル基板100を作製する。ついで、図26に示すように、素子外周部に沿って例えば20μmの幅でパターニングして、例えば0.4μmの深さの第1のトレンチ41を形成する。第1のトレンチ41を形成するにあたっては、例えば20μmの幅でパターニングしたマスクを用いて、トレンチエッチングを行えばよい。あるいは、耐熱性のマスクをパターニングし、その開口した部分に例えば800nmの厚さのLOCOS酸化膜を形成し、このLOCOS酸化膜をウェットエッチングにより剥離させることにより、第1のトレンチ41を形成してもよい。
ついで、n型シリコンエピタキシャル基板100の主面を選択的に酸化して、素子外周部にフィールド酸化膜11を形成する。そして、素子活性部と素子外周部の耐圧構造部に、例えば30keVの加速電圧で、例えば5×1013cm-2のドーズ量のp型のドーパント、例えばボロンをイオン注入し、拡散させる。これにより、素子活性部では、チャネル領域となるpウェル領域3が形成される。一方、耐圧構造部では、図には現れていないが、ガードリングが形成される。
ついで、図27〜図29に示すように、n型シリコンエピタキシャル基板100の主面上に例えば厚さ400nmのマスク酸化膜(図示せず)を形成する。そして、フォトリソグラフィーにより、このマスク酸化膜を例えば幅0.5μmの線状にパターニングして、トレンチエッチング用のマスクを形成する。その後、トレンチエッチングを行い、素子活性部において、n型シリコンエピタキシャル基板100の主面側の領域に、第2のトレンチ42を第1のトレンチ41に接続するように形成する。実施の形態4では、第2のトレンチ42の終端部が第1のトレンチ41の中央部に位置するように、パターニングされている。第2のトレンチ42の深さは、例えば2μmである。
トレンチエッチングのダメージ層を除去した後、ゲート酸化膜7を形成し、例えば0.5μmの厚さのポリシリコンを堆積する。そして、素子活性部においてポリシリコンの表面がn型シリコンエピタキシャル基板100の主面よりも下になるまで、ポリシリコンをエッチバックして、ゲート電極8を形成する。このときのゲート落ち込み量tpは、例えば0.2μmである。
ついで、図示省略するが、ソース領域5を形成するために、HF(フッ酸)系のエッチング液を用いてゲート酸化膜7をエッチングする。イオン注入を行うためのスクリーン酸化膜を例えば25nmの厚さに形成する。そして、素子活性部内の第2のトレンチ42の側壁にn型のドーパント、例えばヒ素をイオン注入する。また、pウェル領域3に対するp+コンタクト領域6を形成するためのパターニングを行い、p型のドーパント、例えばボロンをイオン注入する。その後、注入されたドーパントを拡散させる。
ついで、図30に示すように、第1の層間絶縁膜12をCVD酸化膜もしくは熱酸化膜で形成し、その上に例えば100nmの厚さのシリコン窒化膜13を堆積する。さらにその上に、第2の層間絶縁膜10となるCVD酸化膜を堆積する。ついで、化学的機械研磨プロセスにより、シリコン窒化膜13をストッパーとして、シリコン窒化膜13が露出するまで、第2の層間絶縁膜10を研磨する。これによって、第1のトレンチ41および第2のトレンチ42の上部内に埋め込まれた第2の層間絶縁膜10の表面は、その周囲のシリコン窒化膜13の表面と面一になる。
ついで、図31〜図33に示すように、素子活性部とゲート電極8のコンタクト領域を形成するために、コンタクト部をパターニングにより開口し、第2の層間絶縁膜10、シリコン窒化膜13および第1の層間絶縁膜12をエッチングする。そして、電極材料を堆積し、これをパターニングして、ソース領域5とp+コンタクト領域6の両方に接触するソース電極9と、第1のトレンチ41内においてゲート電極8に接触するゲート配線14を形成する。
ここまでの状態が、図31〜図33に示されている。そして、表面保護膜を形成し、また、n型シリコン基板1の裏面にドレイン電極を形成し、素子が完成する。ここで、上述したように、第1のトレンチ41は、ゲート電極8とゲート配線14との接続部分を形成するために設けられているので、第2のトレンチ42よりも浅くてよい。例えば、第1のトレンチ41の深さは、第2のトレンチ42の幅の寸法よりも浅くてよい。
実施の形態4によれば、化学的機械研磨法により第1のトレンチ41および第2のトレンチ42内に埋め込まれた第2の層間絶縁膜10の表面は、その周囲におけるシリコン窒化膜13の露出面と面一となるので、第2のトレンチ42内での第2の層間絶縁膜10の落ち込みをなくすことができる。従って、従来よりも第2のトレンチ42を浅くすることができるので、精度のよい拡散構造を形成することができ、素子特性のばらつきを低減することができる。
以上において、本発明は、上述した各実施の形態に限らず、種々変更可能である。例えば、上述した各実施の形態では、第1導電型をn型とし、第2導電型をp型としたが、本発明は、第1導電型をp型とし、第2導電型をn型としても同様に成り立つ。また、本発明は、トレンチゲート型MOSFETに限らず、トレンチゲート構造を有する半導体装置の製造に適用可能である。
以上のように、本発明にかかる半導体装置の製造方法は、トレンチゲート構造を有するパワー半導体装置の製造に有用であり、特に、トレンチゲート型MOSFETの製造に適している。
本発明の実施の形態1にかかる製造方法により製造される半導体装置の製造途中の様子を示す断面図である。 本発明の実施の形態1にかかる製造方法により製造される半導体装置の製造途中の様子を示す断面図である。 本発明の実施の形態1にかかる製造方法により製造される半導体装置の製造途中の様子を示す断面図である。 本発明の実施の形態1にかかる製造方法により製造される半導体装置の製造途中の様子を示す断面図である。 本発明の実施の形態1にかかる製造方法により製造される半導体装置の製造途中の様子を示す断面図である。 本発明の実施の形態1にかかる製造方法により製造される半導体装置の製造途中の様子を示す断面図である。 本発明の実施の形態1にかかる製造方法により製造される半導体装置の製造途中の様子を示す断面図である。 本発明の実施の形態1にかかる製造方法により製造される半導体装置の製造途中の様子を示す断面図である。 本発明の実施の形態1にかかる製造方法により製造される半導体装置の製造途中の様子を示す断面図である。 本発明の実施の形態1にかかる製造方法により製造される半導体装置の製造途中の様子を示す断面図である。 本発明の実施の形態1にかかる製造方法により製造される半導体装置のトレンチの平面パターンを示す平面図である。 本発明の実施の形態2にかかる製造方法により製造される半導体装置の製造途中の様子を示す断面図である。 本発明の実施の形態2にかかる製造方法により製造される半導体装置の製造途中の様子を示す断面図である。 本発明の実施の形態2にかかる製造方法により製造される半導体装置の製造途中の様子を示す断面図である。 本発明の実施の形態2にかかる製造方法により製造される半導体装置の製造途中の様子を示す断面図である。 本発明の実施の形態2にかかる製造方法により製造される半導体装置の製造途中の様子を示す断面図である。 本発明の実施の形態2にかかる製造方法により製造される半導体装置の製造途中の様子を示す断面図である。 本発明の実施の形態3にかかる製造方法により製造される半導体装置の製造途中の様子を示す断面図である。 本発明の実施の形態3にかかる製造方法により製造される半導体装置の製造途中の様子を示す断面図である。 本発明の実施の形態3にかかる製造方法により製造される半導体装置の製造途中の様子を示す断面図である。 本発明の実施の形態3にかかる製造方法により製造される半導体装置の製造途中の様子を示す断面図である。 本発明の実施の形態3にかかる製造方法により製造される半導体装置の製造途中の様子を示す断面図である。 本発明の実施の形態3にかかる製造方法により製造される半導体装置の製造途中の様子を示す断面図である。 本発明の実施の形態3にかかる製造方法により製造される半導体装置の製造途中の様子を示す断面図である。 本発明の実施の形態3にかかる製造方法により製造される半導体装置のトレンチの平面パターンを示す平面図である。 本発明の実施の形態4にかかる製造方法により製造される半導体装置の製造途中の様子を示す断面図である。 本発明の実施の形態4にかかる製造方法により製造される半導体装置の製造途中の様子を示す平面図である。 本発明の実施の形態4にかかる製造方法により製造される半導体装置の製造途中の様子を示す断面図である。 本発明の実施の形態4にかかる製造方法により製造される半導体装置の製造途中の様子を示す断面図である。 本発明の実施の形態4にかかる製造方法により製造される半導体装置の製造途中の様子を示す断面図である。 本発明の実施の形態4にかかる製造方法により製造される半導体装置の製造途中の様子を示す平面図である。 本発明の実施の形態4にかかる製造方法により製造される半導体装置の製造途中の様子を示す断面図である。 本発明の実施の形態4にかかる製造方法により製造される半導体装置の製造途中の様子を示す断面図である。 従来のトレンチゲート型MOSFETの素子活性部の構成を示す断面図である。 トレンチを埋める層間絶縁膜として堆積したBPSGをリフローした後の素子活性部の断面の様子を示すSEM像を示す説明図である。
符号の説明
3 第2導電型半導体領域(pウェル領域)
4 トレンチ
7 酸化膜(ゲート酸化膜)
8 ポリシリコン膜(ゲート電極)
10 絶縁膜(第2の層間絶縁膜)
11 フィールド酸化膜、厚い酸化膜
12 酸化膜(第1の層間絶縁膜)
13 シリコン窒化膜
14 配線(ゲート配線)
41 第1のトレンチ
42 第2のトレンチ
100 第1導電型シリコン基板(n型シリコンエピタキシャル基板)

Claims (6)

  1. 第1導電型シリコン基板の主面に、素子外周部のフィールド酸化膜を形成する工程と、
    前記フィールド酸化膜に囲まれる素子活性部の、前記主面側の領域に、第2導電型半導体領域を形成する工程と、
    素子活性部内に前記第2導電型半導体領域を貫通するトレンチを形成する工程と、
    前記トレンチの内側に酸化膜を形成する工程と、
    素子活性部および素子外周部にポリシリコンを堆積して、前記トレンチ内の前記酸化膜の内側領域をポリシリコン膜で埋める工程と、
    素子活性部において前記ポリシリコン膜が前記主面よりも下になるまで、前記ポリシリコン膜をエッチバックする工程と、
    少なくとも、エッチバック後に前記フィールド酸化膜上に残った前記ポリシリコン膜、またはエッチバック後に前記フィールド酸化膜上に残った前記ポリシリコン膜の表面の酸化膜の上に、シリコン窒化膜を形成する工程と、
    前記シリコン窒化膜上に絶縁膜を形成する工程と、
    化学的機械研磨法により前記絶縁膜の表面を平坦化する工程と、
    素子活性部において前記絶縁膜が前記主面よりも下になるまで、平坦化された前記絶縁膜をエッチバックする工程と、
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 第1導電型シリコン基板の主面に、素子外周部のフィールド酸化膜を形成する工程と、
    前記フィールド酸化膜に囲まれる素子活性部の、前記主面側の領域に、第2導電型半導体領域を形成する工程と、
    素子活性部内に前記第2導電型半導体領域を貫通するトレンチを形成する工程と、
    前記トレンチの内側に酸化膜を形成する工程と、
    素子活性部および素子外周部にポリシリコンを堆積して、前記トレンチ内の前記酸化膜の内側領域をポリシリコン膜で埋める工程と、
    素子活性部において前記ポリシリコン膜が前記主面よりも下になるまで、前記ポリシリコン膜をエッチバックする工程と、
    ポリシリコン膜のエッチバック後、素子全面にシリコン窒化膜を堆積する工程と、
    前記シリコン窒化膜上に絶縁膜を形成する工程と、
    素子活性部において前記シリコン窒化膜が露出するまで、化学的機械研磨法により前記絶縁膜を研磨する工程と、
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. シリコン基板の主面にトレンチを形成する工程と、
    前記トレンチの内側に酸化膜を形成する工程と、
    前記トレンチ内の前記酸化膜の内側領域の、前記主面よりも下の部分をポリシリコン膜で埋める工程と、
    前記ポリシリコン膜および前記主面の上にシリコン窒化膜を堆積する工程と、
    前記シリコン窒化膜の上に絶縁膜を堆積する工程と、
    化学的機械研磨法により前記絶縁膜の表面を平坦化し、前記シリコン窒化膜が露出するまで、前記絶縁膜をエッチングする工程と、
    前記トレンチ内のポリシリコン膜に接触する導電性材料よりなる配線を形成する工程と、
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 前記配線を形成する工程は、
    前記シリコン窒化膜の、前記トレンチの周囲を覆う部分の一部をエッチングして、前記トレンチの周囲の一部に前記ポリシリコン膜、または前記ポリシリコン膜上の酸化膜を露出させる工程と、
    熱酸化により、前記ポリシリコン膜または前記ポリシリコン膜上の酸化膜の露出部分に、厚い酸化膜を形成する工程と、
    前記トレンチ内の前記絶縁膜および前記シリコン窒化膜の、前記厚い酸化膜に隣接する部分を除去して、前記トレンチ内の前記ポリシリコン膜の一部を露出させる工程と、
    導電性材料を堆積し、パターニングして、前記トレンチ内のポリシリコン膜の露出部分に接触する配線を形成する工程と、
    を有することを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 第1導電型シリコン基板の主面に、素子外周部に沿って第1のトレンチを形成する工程と、
    少なくとも前記第1のトレンチ内にフィールド酸化膜を形成する工程と、
    素子活性部の前記主面側の領域と素子外周部のガードリングとなる領域に、第2導電型半導体領域を形成する工程と、
    素子活性部内に前記第1のトレンチよりも深く、かつ前記第1のトレンチに接続する第2のトレンチを形成する工程と、
    前記第1のトレンチおよび前記第2のトレンチの内側に酸化膜を形成する工程と、
    素子活性部および素子外周部にポリシリコンを堆積して、前記第1のトレンチおよび前記第2のトレンチ内の前記酸化膜の内側領域をポリシリコン膜で埋める工程と、
    素子活性部において前記ポリシリコン膜が前記主面よりも下になるまで、前記ポリシリコン膜をエッチバックする工程と、
    ポリシリコン膜のエッチバック後、素子全面にシリコン窒化膜を堆積する工程と、
    前記シリコン窒化膜上に絶縁膜を形成する工程と、
    化学的機械研磨法により前記シリコン窒化膜上の前記絶縁膜を研磨して平坦にする工程と、
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 前記第1のトレンチの深さは、前記第2のトレンチの幅よりも浅いことを特徴とする請求項5に記載の半導体装置の製造方法。


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