JP2006055799A - 超音波ピーニング処理装置の先端部構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 超音波を発生させるトランスデューサーと、該トランスデューサーでの前方に取り付けられ、超音波を前方に導くためのウエーブガイドと、該ウエーブガイドの先端に取り付けられ、前記超音波により振動する1本または複数本の打撃ピンを有する超音波ピーニング処理装置の先端部構造であって、前記打撃ピンの少なくとも1本は、その軸方向が、前記ウエーブガイドの振動伝播方向に対して、傾斜角度を有して配置されていることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
また、建設機械などにおいては、使用時の衝撃的な繰り返し荷重に曝されるブームでの疲労亀裂の発生が問題となっている。自動車においても、シャーシー、駆動シャフト等において疲労亀裂が問題となることもある。
このように、鋼部材を使用して構造物や装置を構成する場合には、疲労による材料の性能低下や溶接部の性能低下などを考慮して、部材の設計厚さや、溶接形態などを設計している。
ところで、最近、材料の表面に超音波ピーニング処理を施すことにより、材料表面に塑性変形を与え,表面の結晶組織を改善し,或いは残留応力を開放することによって耐疲労性能を改善できることが知られており、例えば特許文献1には、金属材料の表層部を改質する場合の処理条件の設定方法などが提案されている。
また、溶接部や切欠き部などに超音波ピーニング処理を施し、組織を改善すると共に、切欠き部の形状を曲率を持った形状に改善して応力集中を緩和し、これらの部位の耐疲労性を向上させることが研究されている。
そして、このような超音波ピーニング処理装置として、例えば特許文献2には超音波を発生させるトランスデューサー、超音波を先端に導くためのウエーブガイド、その先端部に設けられ、超音波により振動する打撃用のピンを備えた超音波ピーニング処理装置が提案されている。
図12は、従来の超音波ピーニング処理装置の概要を示す断面模式図であり、狭隘な溶接部でピーニング処理する際の状態と併せて示している。超音波ピーニング処理装置1は、トランスデューサー2、ホーン3、導波体4とからなるウエーブガイド5、打撃ピン7及びこれを把持するホルダー6と、ホルダーをウエーブガイドに支持する支持体12とから基本的に構成されている。
図13は、図12の超音波ピーニング処理装置の部分を示す斜視図であり、(a)は先端部構造、(b)は、導波体、(c)は打撃ピンを示している。しかしながら、図12、図13(a)に示すように、打撃ピンの軸がウエーブガイドの振動伝播方向に対して平行に取り付けられているため、ピーニング処理が必要な個所に対して打撃ピンが十分なピーニング効果を与えるようにし、かつ効率的に作業を行うという観点では改善すべき点がある。
例えば、鋼構造物の溶接部においては、材料の降伏応力に相当する程度の引張り残留応力が存在し、かつ、溶接止端部は、材料表面と溶接金属とが鋭角を成す形で1種の切欠き部(ノッチ)を形成していることもあってこの部位が応力集中箇所となり、疲労強度が低下し、クラックの発生しやすい箇所となる。
疲労強度を向上させるため、このような箇所に対して超音波ピーニングを行ない、溶接部近傍の組織の改善や切欠き形状を緩和することが求められるが、このような箇所は、構造物の狭隘な箇所であることが多く、狭い場所での超音波ピーニング処理作業が必要となる。
具体的には、超音波ピーニング処理装置の先端部に取り付けられた打撃ピンの軸を溶接部の材料面に対して30〜60°程度傾け、溶接止端部に沿って揺動(ウイービング)させながら処理を進めるのが効率的である。
しかしながら、上述のように、従来の超音波ピーニング処理装置の打撃ピンは、その軸方向がウエーブガイドの振動伝播方向(ウエーブガイド軸の方向、或いは本体軸の方向ともいう)に対して平行に取り付けられているため、溶接止端部に対して30〜60°の角度を確保するにはウエーブガイドを含む処理装置本体を30〜60°傾ける必要がある。しかしながら、上述のように、溶接部のような狭隘な場所に処理を施す際には、そのような角度を確保することは困難である。
このように、所要の箇所に十分なピーニング効果を与えるのには制約があった。
しかしながら、従来のピーニング処理装置の打撃ピンは、1種類の径の打撃ピンしか備えておらず、このため、ピーニング処理装置の先端部、すなわち、打撃ピン、ホルダー、導波体を含めて交換し、所要の径の打撃ピンが使用できるようにしている。この交換には時間を要する上、構造物の処理部位の関係で、通常はこの交換作業を高所や足場の上で行わねばならず、極めて高度な注意が要求されるものである。
このように、従来の超音波ピーニング処理装置には、その処理対象の部位や処理時の作業効率などに問題があり、更に改善が必要であった。
本発明は、上記の状況に鑑み、広範囲な部位に使用でき、かつ作業効率に優れた超音波ピーニング処理装置を提供するものであり、特に、先端部構造が改善された超音波ピーニング処理装置を提供するものである。
(1)超音波を発生させるトランスデューサーと、該トランスデューサーでの前方に取り付けられ、超音波を前方に導くためのウエーブガイドと、該ウエーブガイドの先端に取り付けられ、前記超音波により振動する1本または複数本の打撃ピンを有する超音波ピーニング処理装置の先端部構造であって、前記打撃ピンの少なくとも1本は、その軸方向が、前記ウエーブガイドの振動伝播方向に対して、傾斜角度を有して配置されていることを特徴とする超音波ピーニング処理装置の先端部構造。
図1は、本発明の一実施形態の超音波ピーニング処理装置の概要を示す断面模式図である。超音波ピーニング処理装置1は、トランスデューサー2、ホーン3、導波体4、打撃ピン7及びこれを把持するホルダー6とから基本的に構成されている。
なお、図1において、導波体側を前方或いは前面、トランスデューサー側を後方又は後面、紙面に垂直な方向を左右、図の上下方向を上下として説明する。
トランスデューサー3、ホーン4、導波体4、ホルダー6の長手方向の中心軸は、前方に向かってこの順序で、同軸Cとなるように配列されている。
なお、ホーン3と導波体4を含めてウエーブガイド5とも記す。また、この同軸の中心軸Cは、後述するように、振動伝播方向であり、本体軸、或いはウエーブガイド軸とも記す。
本発明の先端部構造とは、詳細に説明するように、ウエーブガイドおよびホルダー及び打撃ピンを含む構造をいうものとする。
ホーン3の軸方向の中立軸(節)にはフランジ11が設けられており、このフランジを介して、ホーン3が後述するケース20および支持体12とリングネジ14により連結、固定される。
この貫通孔18は、その軸が打撃ピンの軸Pの方向と同じ方向となるように設けられる。すなわち、この貫通孔18の軸は、本体軸Cの方向に対して傾斜角度を有するように設けられており、これによって打撃ピンの軸が本体軸に対して傾斜角度を有することになる。
導波体4との関係で言えば、貫通孔18の軸、すなわち打撃ピンの軸Pは、導波体の前面の傾斜面16に対してほぼ垂直な角度を有している。すなわち、本体軸と導波体の傾斜面の成す傾斜角度と本体軸と打撃ピンの軸の成す傾斜角度とを余角の関係とすることによって振動エネルギーが打撃ピンに効率的に伝播することとなり好ましい。
このホルダー6は、上述のように、支持体12の内側に挿入され、支持体12の周囲に設けられた締め付けリング15により支持固定される。これによって、ホルダー6の打撃ピン7は、その軸が導波体の前方の傾斜面16に対して垂直、かつ近接した状態、すなわち、本体の軸方向とは傾斜角度を有して配置された状態となる。
以下、図2〜図7の本発明の超音波ピーニング処理装置の先端部構造を示す模式図を参照して、本発明の先端部構造をさらに具体的に説明する。
図2の実施形態では、複数の打撃ピン7はその軸Pが本体軸Cの方向に対して下方向に傾斜角度α1を有してホルダー6に配置されている例である。なお、下方向としたが、これは図1において説明したように、図1においてはこの関係が上下方向の関係となり、図2の場合は下方向に相当することを表すためである。
これによって、本体軸Cに対して傾斜角度を有している打撃ピン7に振動エネルギーが効率的に伝えられ、狭隘な箇所に対して超音波ピーニング処理を施すことができる。
なお、この実施形態では、打撃ピンの軸に下方向の傾斜角度を設けて配置したが、逆に上方向とし得ることは言うまでもない。また、打撃ピンは複数本に限られず、1本のみを設けてもよいことは言うまでもない。
図2の実施形態では、複数本の打撃ピン7がその軸方向が本体軸Cの方向に対して上下方向に傾斜角度を有してホルダー6に配置された例を示したが、図3の実施形態では、複数の打撃ピン7がその軸が本体軸の方向に対して右方向に傾斜角度α2を有してホルダー6に配置されている例である。
なお、右方向としたが、これは図1において説明したように、図1においてはこの関係が左右の関係となり、図3の場合は右方向に相当することを表すためである。
これによって、本体軸に対して傾斜角度を有している打撃ピン7に振動エネルギーが効率的に伝えられ、狭隘な箇所に対して超音波ピーニング処理を施すことができる。この例では、打撃ピンの軸に右方向の傾斜角度を設けて配置したが、逆に左方向としうることは言うまでもない。
また、図3では、打撃ピンを複数本設けた例を示したが、1本のみ設けても良いことは言うまでもない。
図4の実施形態では、複数の打撃ピンのうち、1本以上の打撃ピン7の軸が本体軸Cの方向に対して下方向に傾斜角度α3を有し、他の打撃ピン7’はその軸Pが本体軸Cに対して傾斜角度を有することなくてホルダー6に配置されている例である。なお、下方向としたが、これは図1において説明したように、図1においてはこの関係が上下方向の関係となり、図4の場合は下方向に相当することを表すためである。
これによって、本体軸に対して傾斜角度を有している打撃ピン7および傾斜角度を有さない打撃ピン7’にも振動エネルギーが効率的に伝えられる。そして、本体軸に対して傾斜角度を有している打撃ピン7および傾斜角度を有さない打撃ピン7’の2方向の打撃ピンを有しているので、狭隘な箇所に対して超音波ピーニング処理を施すことができることは勿論、本体軸に対して直角方向にある対象物に対しても、打撃ピンを取り替えることなく作業姿勢を変更するだけで超音波ピーニング処理を継続して施すことができる。
また、傾斜角度を有している打撃ピンおよび傾斜角度を有さない打撃ピンの本数は任意に選定することができる。
図5の実施形態では、複数の打撃ピンのうち、1本以上の打撃ピン7の軸方向Pが本体軸Cの方向に対して右方向に傾斜角度α4を有し、他の打撃ピン7’はその軸P’の方向が傾斜角度を有することなくホルダー6に配置されている例である。なお、右方向としたが、これは図1において説明したように、図1においてはこの関係が左右の関係となり、図5の場合は右方向に相当することを表すためである。
これによって、本体軸に対して傾斜角度を有している打撃ピン7および傾斜角度を有さない打撃ピン7’にも振動エネルギーが効率的に伝えられる。そして、本体軸に対して傾斜角度を有している打撃ピン7および傾斜角度を有さない打撃ピン7’の2方向の打撃ピンを有しているので、狭隘な箇所に対して超音波ピーニング処理を施すことができることは勿論、本体軸に対して直角方向にある対象物に対しても、打撃ピンを取り替えることなく作業姿勢を変更するだけで超音波ピーニング処理を継続して施すことができる。
また、傾斜角度を有している打撃ピンおよび傾斜角度を有さない打撃ピンの本数は任意に選定することができる。
図6の実施形態においては、複数の打撃ピンのうち、1本以上の打撃ピン7-1の軸P1の方向が本体軸Cの方向に対して右方向に傾斜角度α5を有し、また、1本以上の打撃ピン7−2の軸P2が本体軸Cの方向に対して左方向に傾斜角度α6を有し、かつ、他の打撃ピン7’がその軸P’の方向が傾斜角度を有することなくホルダー6に配置されている例である。なお、右方向、左方向は、図1において説明したように、図1においてはこの関係が左右の関係となり、図5の場合は左右に相当することを表すためである。
これによって、本体軸に対して右方向の傾斜角度を有している打撃ピン7−1、本体軸に対して左方向の傾斜角度を有している打撃ピン7−2および傾斜角度を有さない打撃ピン7’にも振動エネルギーが効率的に伝えられる。そして、本体軸に対して左右の傾斜角度を有している打撃ピン7−1,7−2および傾斜角度を有さない打撃ピン7’の3方向の打撃ピンを有しているので、図5に示した実施形態よりさらに適用範囲を拡げることができ、狭隘な箇所に対して超音波ピーニング処理を施すことができることは勿論、本体軸に対して直角方向にある対象物に対しても、打撃ピンを取り替えることなく作業姿勢を変更するだけで超音波ピーニング処理を継続して施すことができる。
この例では、図3に示したように、複数の打撃ピンは本体軸に対して右方向に同じ傾斜角度α2を有して配置されているが、各打撃ピンはそれぞれ径が異なっている。なお、異なる打撃ピンの径は、処理対象物の処理部位の形状を勘案して選定すればよく、通常3〜5mmの範囲で異なる径とすることが好ましい。また、図1〜図6において説明した先端構造においても、複数本の打撃ピンを備える場合は、相互の径の異なる打撃ピンを配置することが可能であることは言うまでもない。
図8(a)に示すように、溶接部22の溶接止端部23の断面形状は材料面との間に急激に角度が変化しており引っ張り残留応力が集中して疲労亀裂の起点となりやすい。これを防止するために、超音波ピーニング処理を施して曲率を持った断面形状とするが、図8(b)に示すように、先ず、径の大きな打撃ピン、例えば図7に示したような打撃ピン7−5、により止端部23の周辺に超音波ピーニング処理を施し、周辺部を曲率の緩やかな断面とする。次に、図8(c)に示すように、径の小さな打撃ピン、例えば図7に示したような打撃ピン7−3により止端部に超音波ピーニング処理を施し、止端部を曲率を持った断面をとし、次いで図8(d)に示すように、止端部及びその周辺部の曲率と連続させて止端部及びその周辺を一つの曲率を持った断面形状とする。なお、この処理順序は、図8に示したものに限定されず、(b)、(c)を逆の順序としても良いし、更に多段階としても良いことはいうまでもない。
このように、本発明の先端構造を備えた超音波ピーニング処理装置によれば、複数の打撃ピンの径が異なっているので、所用の曲率を形成するのに必要な打撃ピン選択して使用できるので、その都度、打撃ピンを交換する必要が無く、作業を連続して行うことができ、作業効率が極めて高い。
〔実施例1〕
これにより、従来の装置では処理できなかった狭隘な箇所での溶接部、溶接止端部などの部位に超音波ピーニング処理を施すことが可能となり、鋼製桁の30mにわたって疲労対策を施すことができた。
従来、数年毎に検査と補修が必要であったが、この超音波ピーニング処理を施すことができたので、数十年間毎の検査、補修で十分対処できると考えられる。
〔実施例2〕
この構造物は波力による外荷重受けることから、溶接部の疲労対策は大きな課題であり、従来は、溶接部での発生応力を軽減するよう構造形式を設計したり、鋼管の肉厚を大きく選定している。
図11に示した実施例の構造物の場合は、溶接部32に超音波ピーニング処理を施すことを前提として疲労設計応力を増加して設計しており、垂直部材30は外径800mm、肉厚12mm、斜め部材31は外径600mm、肉厚9mmのそれぞれ鋼管とした。
なお、従来の構造設計では、このような超音波ピーニング処理は施せないとの前提で、鋼管の肉厚は大きく設計され、垂直部材30の肉厚は19mm、斜め部材31の肉厚は12mmとなる。
図11から判るように、垂直部材30と斜め部材31の溶接部32は、両鋼管部材の軸の成す角度が30°程度になることから、33で示されるような、両鋼管部材が対向し、かつその基端部となる狭隘部33の溶接部には、従来の超音波ピーニング処理装置では十分なピーニング処理を施すことができない。
すなわち、処理部位の状況に応じて、傾斜角度を有する打撃ピン、傾斜角度を有さない打撃ピンの何れかを選択してピーニング処理を施すことができた。
本実施例の形態では、このように傾斜角度を有するものと、有しないものとの2種類の打撃ピンを備えることにより、ホルダーの途中交換、加えて、ホルダーの形状に対応した先端面形状を有する導波管をも取り替える必要がなく、1種類の傾斜角度を有するのみの場合に比べて、更に作業効率を30%以上向上させることができた。
なお、狭隘部以外の部位では、両鋼管部材の外面の間隔が広がるため、従来のような本体軸方向に対して平行な、すなわち傾斜角度のない打撃ピンを備えた超音波ピーニング処理装置でもピーニング処理を施すことができる。
2 トランスデューサー
3 ホーン
4 導波体
5 ウエーブガイド
6 ホルダー
6a ホルダーの支持部
7、7’、7”、7−1〜7−5 打撃ピン
8 磁歪体
9 コイル
10 電源
11 フランジ
12 支持体
13 ネジ
14 リングネジ
15 締め付けリング
16、16−1,16−2 傾斜面
17 垂直面
18 貫通孔
19 係止部
20 ケース
21 ハンドル
22 溶接部
23 溶接止端部
24 鋼製桁
25u 上フランジ
25l 下フランジ
26f 前ウエブ
26b 後ウエブ
27 リブ
28 溶接部
29 ジャケット式構造物
30 垂直部材
31 斜め部材
32 溶接部
33 狭隘部
α、α1〜α6 打撃ピンの傾斜角度
β、β1〜β6 傾斜面の傾斜角度
C 本体軸(ウエーブガイド軸)
P、P’、P”、P1、P2 打撃ピンの軸
T 処理対象物
Claims (5)
- 超音波を発生させるトランスデューサーと、該トランスデューサーでの前方に取り付けられ、超音波を前方に導くためのウエーブガイドと、該ウエーブガイドの先端に取り付けられ、前記超音波により振動する1本または複数本の打撃ピンを有する超音波ピーニング処理装置の先端部構造であって、前記打撃ピンの少なくとも1本は、その軸方向が、前記ウエーブガイドの振動伝播方向に対して、傾斜角度を有して配置されていることを特徴とする超音波ピーニング処理装置の先端部構造。
- 前記複数本の打撃ピンが、全て同一傾斜角度を有して配置されていることを特徴とする請求項1に記載の超音波ピーニング処理装置の先端部構造。
- 前記複数本の打撃ピンが、異なる傾斜角度を有して配置されていることを特徴とする請求項1に記載の超音波ピーニング処理装置の先端部構造。
- 前記複数本の打撃ピンが、異なる外径を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の超音波ピーニング処理装置の先端部構造。
- 前記打撃ピンの前記傾斜角度が20〜45°であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の超音波ピーニング処理装置の先端部構造。
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