JP4767885B2 - 脆性き裂伝播停止特性に優れた溶接継手、溶接構造体及び脆性き裂伝播停止特性の向上方法 - Google Patents
脆性き裂伝播停止特性に優れた溶接継手、溶接構造体及び脆性き裂伝播停止特性の向上方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4767885B2 JP4767885B2 JP2007057446A JP2007057446A JP4767885B2 JP 4767885 B2 JP4767885 B2 JP 4767885B2 JP 2007057446 A JP2007057446 A JP 2007057446A JP 2007057446 A JP2007057446 A JP 2007057446A JP 4767885 B2 JP4767885 B2 JP 4767885B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brittle crack
- ultrasonic
- weld bead
- welded
- crack propagation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Arc Welding In General (AREA)
Description
具体的には、溶接構造体の突合せ溶接継手に発生する可能性のある脆性き裂の伝播を妨げて、大型の船舶や建築物などの溶接構造体の安全性を向上させうる技術に関する。
通常は、溶接部に脆性き裂が発生しても、き裂は溶接残留応力によって母材側へ逸れるのが一般的であり、母材側の脆性き裂伝播停止特性が十分に高い場合には、母材でのき裂の伝播停止が期待できる。
また、構造上の制約から、主応力方向に対して直角に近い方向に沿って溶接部を形成さる場合もあり、この場合も同様にき裂が伝播する危険性が高い。
このため、通常の溶接材料を用いて溶接された溶接継手部において、たとえ脆性き裂が発生したとしても、脆性き裂の伝播方向を、脆性き裂伝播停止特性の低い溶接ビードに沿う溶接熱影響部から速やかに母材側に逸らして、脆性き裂伝播停止特性の高い部位へ誘導することにより、溶接継手部での脆性き裂の伝播を阻止する手段の開発が望まれている。
特許文献1は、突合せ溶接継手の一部をガウジングなどにより除去した後、除去した部分を補修溶接することにより、突合せ溶接部に比べて高い靭性を有する補修溶接部を形成するものであり、特許文献2は、き裂の初期伝播方向に沿った溶接ビード沿いに、圧縮予ひずみ部を溶接ビードの両側のほぼ線対称位置に一対以上配設して、溶接部近傍の内部応力の分布を調整するものである。
そして、そのような課題を達成できる溶接継手や溶接構造体を提供すること、及び、そのような溶接継手を得るための脆性き裂伝播停止特性の向上方法を提供することを目的とする。
そして、溶接継手部に超音波打撃処理を溶接ビードを横切って付加することにより、溶接ビード部及びビード止端部にき裂が母材側に逸れる際の起点を形成でき、かつ、溶接熱影響部にき裂を母材側に誘導する経路を形成できることを知見した。
以上の知見に基づく本発明の要旨は次のとおりである。
(2)前記超音波打撃処理による凹部を、溶接ビードに沿って600mm以下の間隔で複数設けたことを特徴とする上記(1)に記載の溶接継手。
(3)前記凹部の先端と溶接ビードの間の距離が板厚の2倍以上であることを特徴とする上記(1)または(2)に記載の溶接継手。
(4)鋼板を突合せ溶接した溶接継手部を有する溶接構造体であって、前記溶接継手部の少なくとも脆性き裂が伝播する可能性のある溶接継手部を、上記(1)〜(3)のいずれかに記載の溶接継手としたことを特徴とする脆性き裂伝播停止特性に優れた溶接構造体。
(5)前記鋼板の脆性き裂伝播停止性能がKca値で4000N/mm1.5以上であり、板厚が50mm以下であることを特徴とする上記(4)に記載の溶接構造体。
(6)前記鋼板の脆性き裂伝播停止性能がKca値で5000N/mm1.5以上であり、板厚が50mm超であることを特徴とする上記(4)に記載の溶接構造体。
(7)脆性き裂が伝播する可能性のある突合せ溶接継手に対し、超音波打撃処理を施すことによって脆性き裂伝播停止特性を向上させる方法であって、前記超音波打撃処理を、溶接ビードを横切るように、かつ、超音波打撃処理を施した領域に形成される凹部と溶接ビードのなす角が30度以上となるように施すことを特徴とする溶接継手における脆性き裂伝播停止特性の向上方法。
(8)前記超音波打撃処理を、溶接ビードに沿って600mm以下の間隔で複数施したことを特徴とする上記(7)に記載の溶接継手における脆性き裂伝播停止特性の向上方法。
(9)前記超音波打撃処理を、前記凹部の先端と溶接ビードの間の距離が板厚の2倍以上となるように施すことを特徴とする上記(7)または(8)に記載の溶接継手における脆性き裂伝播停止特性の向上方法。
(2)前記超音波打撃処理による凹部を、600mm以下の間隔で溶接ビードを横切るように、溶接ビードに沿って複数設けたことを特徴とする上記(1)に記載の溶接継手。
(3)鋼板を突合せ溶接した溶接継手部を有する溶接構造体であって、前記溶接継手部の少なくとも脆性き裂が伝播する可能性のある溶接継手部を、上記(1)または(2)に記載の溶接継手としたことを特徴とする脆性き裂伝播停止特性に優れた溶接構造体。
(4)前記鋼板の脆性き裂伝播停止性能がKca値で4000N/mm1.5以上であり、板厚が50mm以下であることを特徴とする上記(3)に記載の溶接構造体。
(5)前記鋼板の脆性き裂伝播停止性能がKca値で5000N/mm1.5以上であり、板厚が50mm超であることを特徴とする上記(3)に記載の溶接構造体。
(6)脆性き裂が伝播する可能性のある突合せ溶接継手に対し、超音波打撃処理を施すことによって脆性き裂伝播停止特性を向上させる方法であって、前記超音波打撃処理を、溶接ビードを横切るように施すとともに、超音波打撃処理を施した領域に形成される溝状の凹部の先端と溶接ビードの間の距離が板厚の2倍以上となるように、かつ、溝状の凹部と溶接ビードのなす角が30度以上となるように施すことを特徴とする溶接継手における脆性き裂伝播停止特性の向上方法。
(7)前記超音波打撃処理を、前記凹部が600mm以下の間隔で溶接ビードを横切るように、溶接ビードに沿って複数施したことを特徴とする上記(6)に記載の溶接継手における脆性き裂伝播停止特性の向上方法。
表裏の鋼板あるいは溶接部の表面に超音波打撃処理を実施することにより、図3(a)に示すように、該処理による塑性変形を受けて超音波打撃処理部4及びその近傍に隣接する表層に、板厚方向での深さが数ミリにおよぶ圧縮残留応力が付与され、同時に、この表層部に付与された圧縮残留応力とバランスをとる形で、板厚内部では引張り残留応力が作用する状態となる。
この結果、き裂の伝播の際、き裂先端の応力拡大係数は低下し、き裂を伝播させるドライビングフォースが小さくなるため、き裂が停止しやすくなる。
また、き裂の伝播を母材側に確実に逸らせるためには、超音波打撃処理を溶接継手部の両面にそれぞれ施す必要がある。その際、両面で同じ位置で同じ向きで施すのが好ましい。
また、この角度θは、図1(c)に示す例のように90度あるいはその近傍の角度であっても効果が得られるが、より効果の高い角度は80度以下である。
超音波打撃処理部4の凹部の深さは、必要な圧縮残留応力を付与するために0.2mm以上必要である。深さの上限は打撃圧力の点から1mm以下が好ましい。
また、凹部の幅は、凹部によって残留応力の分布を変化させるためには1mm以上必要である。幅は広いほうが望ましいが、幅が広くなると同様に打撃圧力が上昇するから10mmあれば十分である。
超音波打撃端子5としては、先端が滑らかな曲線状のピンが用いられ、先端部の幅は、凹部の幅に対応する1〜10mm程度のものが使用される。
なお、溶接後すぐに超音波打撃処理を施す場合は、突合せ溶接継手の温度が300℃以下の状態で行うことが好ましい。溶接継手の温度が300℃以上では、超音波振動端子による打撃時に、溶接金属および鋼板の降伏応力が低くなっているため好ましくない。
前述したように、溶接ビード部3または鋼板2の熱影響部に沿って伝播してきた脆性き裂が超音波打撃処理部4に沿う方向に逸れる際には、脆性き裂の伝播形態が板厚内部に埋没した形状となるため、き裂先端の応力拡大係数が低下し、き裂を伝播させるドライビングフォースが小さくなるため、き裂が停止しやすくなる。
しかし、板厚が50mm超である場合には、Kca値で4000N/mm1.5程度の性能では脆性き裂の伝播を停止できないことを、8000トン超大型破壊試験機を用いた実験により本発明者らは確認している。本発明者らは、板厚60mm、70mmの鋼板を用いて脆性き裂伝播試験を実施し、鋼板を使用する温度で、600m/秒以上の高速で伝播中の脆性き裂を停止するためには、Kca値で5000N/mm1.5以上の性能が必要であることがわかった。
本発明によれば、溶接ビード部3または鋼板2の熱影響部に沿って伝播してきたき裂は超音波打撃処理部4で鋼板母材部に逸れて母材部で確実に停止することができる。しかし、溶接ビードを横切って形成される超音波打撃処理部4間の間隔Lが600mmを超えると、上記のように伝播するき裂の長さが600mm以上となり、損傷が生じる可能性が高くなるため好ましくない。また、上記間隔Lが600mmを超えると、き裂が長大となってき裂を停止しにくくなる可能性も高くなる。
これらの理由から、本発明では、溶接ビードを横切って形成される超音波打撃処理部4(凹部)を、溶接ビードに沿って600mm以下の間隔で設けることが好ましい。
以下、本発明の実施例を説明するが、実施例で採用した条件は、本発明の実施可能性及び効果を確認するための一条件例であり、本発明は、この例に限定されるものではない。
試験片の端部近傍に、溶接継手の溶融線FLと切り欠き先端部が一致するように窓枠状に楔を入れる空間を設け、溶接ビード部に沿う切り欠き先端部から超音波打撃処理部までの距離Lと超音波打撃処理部間の距離Lを同じ距離とした。
脆性破壊試験では、試験片の公称応力を鋼板降伏点の1/2になるよう設定し、楔に衝撃荷重をあたえ、切り欠き先端部から脆性き裂を強制的に発生させ、その伝播挙動を観察した。なお、図4は、図1の(b)に示した超音波打撃処理を施した試験片を示すが、この他に、図1に示す(a)、(c)の処理パターンに対応する超音波打撃処理を施した試験片を用いて脆性破壊試験を行った。
表1において、溶接方法は、EG(エレクトロガス溶接)、CO2(炭酸ガスアーク溶接)、VEGA−II(2電極揺動式エレクトロガス溶接)、SAW(サブマージアーク溶接)、FAB(フラックスアスベスト裏当片面サブマージアーク溶接)、FCB(フラックス銅裏当片面サブマージアーク溶接)、VEGA(1電極揺動式エレクトロガス溶接)、及びSEG(簡易式エレクトロガス溶接)であり、また、超音波打撃処理において、図1に示されるように、Lは超音波打撃処理部の間隔であり、hは溶接ビードから超音波打撃処理部の端部までの距離であり、θは超音波打撃処理部と溶接ビードとのなす角度であり、Zは超音波打撃処理部の凹部の深さである。
また、表1に示された鋼板(鋼種)の化学成分を表2に示し、突合せ溶接に用いた溶接材料の化学成分を表3に示す。
2 鋼板(母材)
3 溶接ビード
4 超音波振動端子によって打撃された領域に形成された凹部(超音波打撃処理部)
5 超音波振動端子
L 超音波打撃処理部の間隔
h 溶接ビードから超音波打撃処理部の端部までの距離
θ 超音波打撃処理部と溶接ビードとのなす角度
Z 超音波打撃処理部の凹部の深さ
Claims (7)
- 鋼板の突合せ溶接継手において、超音波打撃処理による溝状の凹部が、溶接ビードを横切って形成されており、前記溝状の凹部の先端と溶接ビードの間の距離が板厚の2倍以上であり、かつ、前記溝状の凹部と溶接ビードのなす角が30度以上であることを特徴とする脆性き裂伝播停止特性に優れた溶接継手。
- 前記超音波打撃処理による凹部を、600mm以下の間隔で溶接ビードを横切るように、溶接ビードに沿って複数設けたことを特徴とする請求項1に記載の溶接継手。
- 鋼板を突合せ溶接した溶接継手部を有する溶接構造体であって、前記溶接継手部の少なくとも脆性き裂が伝播する可能性のある溶接継手部を、請求項1または2に記載の溶接継手としたことを特徴とする脆性き裂伝播停止特性に優れた溶接構造体。
- 前記鋼板の脆性き裂伝播停止性能がKca値で4000N/mm1.5以上であり、板厚が50mm以下であることを特徴とする請求項3に記載の溶接構造体。
- 前記鋼板の脆性き裂伝播停止性能がKca値で5000N/mm1.5以上であり、板厚が50mm超であることを特徴とする請求項3に記載の溶接構造体。
- 脆性き裂が伝播する可能性のある突合せ溶接継手に対し、超音波打撃処理を施すことによって脆性き裂伝播停止特性を向上させる方法であって、前記超音波打撃処理を、溶接ビードを横切るように施すとともに、超音波打撃処理を施した領域に形成される溝状の凹部の先端と溶接ビードの間の距離が板厚の2倍以上となるように、かつ、溝状の凹部と溶接ビードのなす角が30度以上となるように施すことを特徴とする溶接継手における脆性き裂伝播停止特性の向上方法。
- 前記超音波打撃処理を、前記凹部が600mm以下の間隔で溶接ビードを横切るように、溶接ビードに沿って複数施したことを特徴とする請求項6に記載の溶接継手における脆性き裂伝播停止特性の向上方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007057446A JP4767885B2 (ja) | 2007-03-07 | 2007-03-07 | 脆性き裂伝播停止特性に優れた溶接継手、溶接構造体及び脆性き裂伝播停止特性の向上方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007057446A JP4767885B2 (ja) | 2007-03-07 | 2007-03-07 | 脆性き裂伝播停止特性に優れた溶接継手、溶接構造体及び脆性き裂伝播停止特性の向上方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008213021A JP2008213021A (ja) | 2008-09-18 |
JP4767885B2 true JP4767885B2 (ja) | 2011-09-07 |
Family
ID=39833687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007057446A Expired - Fee Related JP4767885B2 (ja) | 2007-03-07 | 2007-03-07 | 脆性き裂伝播停止特性に優れた溶接継手、溶接構造体及び脆性き裂伝播停止特性の向上方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4767885B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011131260A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Jfe Steel Corp | 溶接部の疲労強度向上方法および溶接継手 |
WO2019102912A1 (ja) * | 2017-11-22 | 2019-05-31 | Jfeスチール株式会社 | 厚鋼板の脆性き裂伝播停止性能の評価方法 |
JP7475915B2 (ja) * | 2020-03-24 | 2024-04-30 | スタンレー電気株式会社 | 超音波接合方法及び超音波接合構造 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20050145306A1 (en) * | 1998-09-03 | 2005-07-07 | Uit, L.L.C. Company | Welded joints with new properties and provision of such properties by ultrasonic impact treatment |
JP4505368B2 (ja) * | 2004-04-21 | 2010-07-21 | 新日本製鐵株式会社 | 脆性き裂伝播停止特性に優れた溶接鋼構造物およびその製造方法 |
-
2007
- 2007-03-07 JP JP2007057446A patent/JP4767885B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008213021A (ja) | 2008-09-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100671037B1 (ko) | 강재의 용접 이음부에 있어서의 열 영향부의 인성 향상방법 | |
KR101134158B1 (ko) | 내피로 특성이 우수한 용접 이음부 및 그 제조 방법 | |
TWI396600B (zh) | 面外角板熔接接頭及其製作方法 | |
JP5052918B2 (ja) | 耐き裂発生伝播特性に優れた溶接継手、溶接構造体及び耐き裂発生伝播特性の向上方法 | |
JP4733955B2 (ja) | 耐脆性き裂伝播性に優れた溶接構造体の溶接方法 | |
JP4995066B2 (ja) | 耐脆性き裂伝播特性に優れた突合せ多パス溶接継手及び溶接構造体 | |
JP5088035B2 (ja) | 耐疲労特性に優れた溶接継手の製作方法 | |
JP2006026682A (ja) | 溶接部疲労強度に優れる建設機械のブーム・アーム部材およびその疲労強度向上方法 | |
JP5952085B2 (ja) | 鋼構造物の高耐久化処理方法 | |
JP4767885B2 (ja) | 脆性き裂伝播停止特性に優れた溶接継手、溶接構造体及び脆性き裂伝播停止特性の向上方法 | |
JP5130478B2 (ja) | 疲労特性に優れた突合せ溶接継手およびその製造方法 | |
JP4546995B2 (ja) | 耐脆性き裂伝播特性に優れた突合せ多パス溶接継手及び溶接構造体 | |
JP4757697B2 (ja) | 隅肉溶接部の疲労性能向上方法 | |
JP2004149880A (ja) | 耐環境助長割れ性の優れた金属構造製品および、金属構造製品の環境助長割れ抵抗性向上方法 | |
JP5052976B2 (ja) | 耐脆性き裂伝播特性に優れた多層盛突合せ溶接継手及び溶接構造体 | |
JP2007283355A (ja) | 溶接止端部の超音波衝撃処理方法および超音波衝撃処理された耐疲労特性に優れた溶接止端部 | |
JP6495569B2 (ja) | 打撃痕形成用工具 | |
JP4580220B2 (ja) | 継手溶接部の疲労性能向上構造及び疲労性能向上方法 | |
JP6042074B2 (ja) | 超音波衝撃処理方法 | |
JP5433928B2 (ja) | 耐脆性き裂伝播特性に優れた多層盛突合せ溶接継手及び溶接構造体 | |
JP3900490B2 (ja) | フランジガセットを持つ桁構造の疲労補強工法 | |
JP2023162133A (ja) | 溶接部の疲労亀裂発生抑制方法および溶接継手の製造方法 | |
JP2023162132A (ja) | 溶接部の疲労亀裂発生抑制方法および溶接継手の製造方法 | |
JP5955752B2 (ja) | 溶接構造物の疲労損傷抑制方法および打撃痕形成用工具 | |
JP2005113204A (ja) | 耐脆性破壊伝播性に優れた溶接構造体用溶接金属、その施工方法、および溶接構造体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090216 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100805 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100810 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101008 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110607 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110615 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4767885 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140624 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140624 Year of fee payment: 3 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140624 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |