JP2006053392A - 稼働情報通知方法と稼働情報通知システム - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置において発生する種々の項目別の稼働情報を迅速に最適な連絡先に伝達する稼働情報通知技術を提供することである。
【解決手段】入力された画像データに基づいて画像を記録媒体に形成する画像形成装置には、前記稼働情報を項目別に記録している稼働記録テーブル41と、ネットワーク2上で識別可能な識別データとして登録されている外部端末の送信先を前記項目にリンクするリンク情報を格納するリンクテーブル42とが備えられ、稼働情報送信指令に応答して前記リンクテーブルのリンク情報に基づいて前記項目別の稼働情報が適合する送信先に送信される稼働情報通知システム。
【選択図】 図1

Description

本発明は、入力された画像データに基づいて画像を記録媒体に形成する画像形成装置の稼働情報をネットワーク管理プロトコルに基づいて外部端末にネットワークを通じて送信する稼働情報通知方法及び稼働情報通知システムに関する。
上述した稼働情報通知に関する従来技術において、画像形成装置として写真プリント装置が投入されているDPE分野を例にとれば、顧客は買い物など外出のついでに写真プリントを注文する傾向があり、無駄にDP店の前で待つといった事態を避けるために、注文した写真プリントの処理状況、例えば、既に仕上がっているかどうか、あとどれぐらいかかるか、もし何らかのトラブルで遅延が生じているという事実を適時に顧客が簡単に知ることのできるシステムが所望されている。そのため、写真プリントが出来上がったときに顧客に対してプリントの出来上がりを知らせる機能、例えば顧客に発行する受領書に受付番号を付与しておき、順番が来たときにその受付番号をディスプレイ等に表示することや、さらにはより顧客の注意を引くために、出来上がった写真プリントを注文した顧客の画像を写真処理装置に備えられたディスプレイに表示する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。しかしながら、この技術では、顧客は写真処理装置の前に、つまりそのDP店に来ない限り、注文した写真プリントの出来上がりを知ることができないので、上述した問題点を十分に解決することにはならない。
写真プリント装置のためのより優れた稼働情報通知システムとして、顧客が有する端末のアドレスを含む顧客情報を格納している顧客情報格納部と、プリント処理情報を格納するプリント処理情報格納部と、顧客情報格納部とプリント処理情報格納部からの情報を用いて注文された写真プリントに関するプリント処理情報、例えば写真プリントの仕上がり予定時刻を、顧客の端末に伝送する通信サーバ手段とを備え、注文された写真プリントの処理情報を通信を使って顧客の端末、例えば携帯電話、PDA、携帯パソコンなどに伝送することができるシステムも提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
また、写真プリント装置の稼働情報は、顧客以上に、DP店側にとって重要である。例えば、印画紙等の写真感光材料を露光して現像する過程において、装置本体での印画紙の紙詰まりや処理液温度の異常、更には印画紙や補充液がなくなる等の種々のトラブルが発生することがあり、オペレータはそのトラブルに即座に対応しなければならないし、トラブルによってはDP店側では対処できないので特定のサービスセンタに連絡する必要がある。このように、写真プリント装置の稼働中に発生する稼働情報の1つとしての処理装置本体のトラブル等の内容が、処理装置本体から遠く離れていても判別出来て、適切な対応が可能となるように、 写真プリント装置の運転状態に対応した複数の異なる信号を発信するモデムユニットから成る発信手段と、この発信手段から発信する信号を受信して、処理装置本体の運転状態を文字表示可能なポケットベルからなる受信手段とを設けて、発信手段と受信手段とを一般公衆電話回線により接続したシステムも提案されている(例えば、特許文献3参照。)。
特開平10−20407 号公報(段落番号0007−0012、図3) 特開2002−122949号公報(段落番号0006−0008、図1) 特開平11−125891号公報(段落番号0012−0015、図4)
上述した従来技術では、写真プリント装置(画像形成装置の一例)における特定の稼働情報を特定の連絡先に伝達することだけが可能であった。しかしながら、写真プリント装置で生成される稼働情報が多くの種類からなり、しかも稼働情報の種類によって連絡する相手先が顧客、オペレータ、店主(オーナ)、サービスセンタ等に分かれているため、種々の項目からなる稼働情報を迅速に最適な連絡先に伝達することができるシステム望まれている。
上記実状に鑑み、本発明の課題は、画像形成装置において発生する種々の項目別の稼働情報を迅速に最適な連絡先に伝達する稼働情報通知技術を提供することである。
入力された画像データに基づいて画像を記録媒体に形成する画像形成装置の稼働情報をネットワーク管理プロトコルに基づいて外部端末にネットワークを通じて送信する稼働情報通知方法において、上記課題を解決するため、本発明では、前記稼働情報が項目別に記録され、前記外部端末の送信先が前記ネットワーク上で識別可能な識別データとして登録され、前記送信先と項目をリンクするリンク情報が格納され、稼働情報送信指令に応答して前記リンク情報に基づいて前記項目別の稼働情報が適合する送信先に送信される。
この方法では、画像形成装置の稼働中に発生する稼働情報はトラブル関係やプリント処理スケジュール関係や売り上げ関係などの項目別に記録されるとともに、その項目に応じた送信先に稼働情報を送信することが可能となり、紙詰まりといった簡単なトラブル情報はオペレータの外部端末に、プリントヘッドの不良といった重大なトラブルはメーカサービスセンタの外部端末に、そして注文(オーダ)別の写真プリント完了といった顧客用情報は顧客の外部端末に通知することができる。
画像形成装置から稼働情報が通知される送信先としての好適な外部端末は、例えば携帯電話、PDA、携帯パソコンなどの携帯端末であるが、デスクトップ型パソコンなど携帯できない端末であってもよく、要するに送信先において利用することができる端末であればその種別は限定されない。しかしながら、画像形成装置と外部端末を接続するネットワークがIPネットワークであるならば、画像形成装置及び外部端末のそれぞれにグローバルなIPアドレスを付与しておくことで、外部端末はいつでもどこでも画像形成装置からの稼働情報を確実に受け取ることができ、好都合である。
画像形成装置から外部端末への稼働情報送信のトリガーとなる稼働情報送信指令は、外部端末側で生成して画像形成装置に送り出す構成と、画像形成装置自らが所定条件に基づいて生成する構成が可能である。前者の構成の場合、外部端末側から送り込まれた稼働情報送信指令に応答してリンク情報を参照することでその外部端末に適合する項目の稼働情報が選択されその外部端末に送信される。その際、外部端末と画像形成装置との間のネットワークとしてTCP/IPが採用されている場合、この稼働情報通知システムはSNMP(Simple Network Management Protocol)といったネットワーク管理プロトコルを用い、外部端末にSNMPマネージャを実装するとともに画像形成装置にSNMPエージェントを実装し、MIB(Management Information Base)化された稼働情報の送出をリンク情報に基づいて通知制限することで簡単に構築することができる。後者の構成の場合、画像形成装置が稼働情報送信指令を生成して適合する外部端末に稼働情報を定期的又は不定期に送信することになるが、画像形成装置が送信先を含む擬似的な稼働情報送信指令を所定条件が満たされたタイミングで、例えば前設定された時間スケジュールに基づいてあるいは緊急の稼働情報が発生したタイミングで生成するようにすれば、上述したSNMPに類似するようなネットワーク管理プロトコルで稼働情報通知システムを構築することが可能である。
上述したような稼働情報通知方法がDPE分野に採用される場合、前記画像形成装置がDP店に配置される写真プリント装置となり、前記稼働情報の項目として写真プリント装置の稼働異常情報と写真プリント装置の写真プリント管理情報と顧客別の写真プリント仕上がり情報が含まれ、前記写真プリント装置のオペレータに対する送信先と前記DP店のオーナに対する送信先と前記DP店にプリント注文を行った顧客に対する送信先が登録されると好都合である。これにより、顧客に対しては写真プリントの仕上がり時刻を、DP店オーナに対しては当日の稼働状況を、オペレータに対しては紙詰まりや紙無しトラブルを、サービスセンタに対してはプリントヘッド不良を、といったように適切な送信先に稼働情報を確実に通知することができる。
本発明では、さらに、上述した稼働情報通知方法を採用したシステムも権利の対象としており、そのような稼働情報通知システムには、前記稼働情報を項目別に記録している稼働記録テーブルと、前記ネットワーク上で識別可能な識別データとして登録されている前記外部端末の送信先を前記項目にリンクするリンク情報を格納するリンクテーブルとが備えられ、稼働情報送信指令に応答して前記リンクテーブルのリンク情報に基づいて前記項目別の稼働情報が適合する送信先に送信されるように構成されている。当然ながら、このような稼働情報通知システムも上述した各好適な実施形態を含む稼働情報通知方法におけるすべての構成と作用効果を流用することができる。
本発明によるその他の特徴及び利点は、以下図面を用いた実施形態の説明により明らかになるだろう。
本発明による稼働情報通知技術がDP店に配置された写真形成装置としての写真プリント装置における稼働情報の通知に用いられている例を取り上げて、本発明の実施の形態を以下に説明する。
図1には第1実施例が模式的に示されている。このDP店には2台の写真プリント装置10aと10bが設置されており、この写真プリント装置10a、10bに対して各種外部端末50がTCP/IPネットワーク(無線又は有線のLANやインターネット)2を通じて接続されているか又は接続可能となっている。外部端末50として、写真プリント装置10を操作するオペレータが携帯しているPDAタイプの第1外部端末50_1、DP店にプリント注文を行った顧客が携帯している携帯電話タイプの第2外部端末50_2、DP店のオーナが携帯するポータブルパソコンタイプの第3外部端末50_3、写真プリント装置メーカのサービスセンタに設置されたパソコンタイプの第4外部端末50_4などが挙げられるが、特に区別する必要がない場合は単に外部端末50と略称する。写真プリント装置10a、10bも特に区別する必要がない場合には写真プリント装置10と総称するが、区別する必要がある場合は、Aタイプ写真プリント装置10a、Bタイプ写真プリント装置10bと呼ぶことにする。ネットワーク2にはルータやDNSなど種々の機能機器が必須となるが、よく知られたことであるのでここではその説明や図示は省略されている。
この第1実施例では、各外部端末50にネットワーク管理マネージャ20(例えばSNMPマネージャのようなもの)が、写真プリント装置10のコントローラユニット(パソコンを中核とする制御ユニット)に稼働情報管理部として機能するネットワーク管理エージェント30(例えばSNMPエージェントのようなもの)が実装されている。さらに写真プリント装置10のコントローラユニットには、この写真プリント装置10におけるトラブル情報やプリント処理情報など種々の稼働情報を項目別に記録する稼働記録テーブル41と、この写真プリント装置10との間で稼働情報に関する通信を行う外部端末50の送信先として登録されているIPアドレスを、稼働記録テーブル41で用いられている項目にリンクさせているリンクテーブル42も実装されており、稼働情報管理部30がこのIPアドレスと稼働情報の項目別のリンクを管理している。
稼働記録テーブル41には、図2に例示されているように、稼働情報の発生毎に付与される移動情報番号、移動情報を項目分けするための大項目としての稼働情報項目と小項目してのサブ項目、実際の移動情報の内容を示す情報内容などが含まれている。稼働情報項目は、稼働情報を、ハードウエアトラブルやソフトウエアトラブルなどのトラブル情報、操作上の注意情報、仕上がり完了などのプリント処理情報、処理量や売上金などの経営情報などに分類するものであり、サブ項目は、稼働情報項目で分類された情報をさらに細かく分類するものであり、情報内容は稼働情報の内容そのものである。例えば、稼働情報番号が「001002」の稼働情報では、その稼働情報項目は同時プリント注文の完了を意味する「仕上がりA」であり、サブ項目はその同時プリント注文の注文者氏名などとリンクする「オーダID=AA010011」であり、情報内容は「同時プリント完了2004-07-11-13:23」となっており、この稼働情報は1つのプリント注文が完了したことを通知する内容である。また、稼働情報番号が「001100」の稼働情報では、その稼働情報項目はこの写真プリント装置10aの売り上げを意味する「売り上げA」であり、サブ項目は当日午前中の処理量つまり売り上げ金を意味する「午前中売上金」であり、情報内容は「2004-07-11-AM\17,800」となっており、この稼働情報は1つのプリント注文が完了したことを通知する内容である。
リンクテーブル42には、図3に例示されているように、稼働情報項目とサブ項目と送信先がテーブル化されており、稼働情報項目とサブ項目は稼働記録テーブル41のものと一致しており、予め登録されているが、送信先は稼働情報項目とサブ項目によって規定される項目の稼働情報を送信すべき外部端末50のIPアドレスが予め又はその都度書き込まれるようになっている。例えば、トラブルに関する稼働情報項目はそのサブ項目により、オペレータが携帯する外部端末50_1又はメーカサービスセンタが所有する外部端末50_4のいずれかに送信されるものであるか決まるので、適切な外部端末50のIPアドレスが予め登録されている。経営情報等に関する情報の送信先はオーナが所有する外部端末50_3のIPアドレスということになる。これに対して、仕上がり情報など顧客に通知すべき稼働情報は、オーダID毎に送信先が異なり、そのプリント注文発生時にサブ項目としてのオーダIDとともに顧客が携帯する外部端末50_2のIPアドレスが登録されることになる。このリンクテーブル42の働きにより、稼働情報管理部30は稼働記録テーブル41に記録された稼働情報を通知すべき相手のアドレス(送信先)、ここではIPアドレスを即座に知ることができる。また、外部端末50のネットワーク管理マネージャ20にも適切な時期に、写真プリント装置のIPアドレスを記録させておく。
このような第1実施例における顧客に対する稼働情報通知の一例を図4の模式図を用いて説明する。外部端末50_2としての携帯電話を携帯した顧客がDP店に出向いて写真プリントを注文する(#01)。DP店では、注文受付処理として、写真プリントのソースとなる記録メディアを受け取るとともに写真プリントの仕上がり状況を連絡するための送信先として外部端末50_2のIPアドレスも受け取る(#02)。プリント枚数やプリントサイズなどプリント注文データだけでなく送信先のIPアドレスをも含むオーダ情報を写真プリント装置10に与える(#03)。その際、記録メディアが写真フィルムであればフィルムスキャナを用いて取得された画像データが写真プリント装置10のコントローラユニットのメモリに送り込まれ、記録メディアが直接画像データを記録しているメモリカードなどであれば直接画像データがコントローラユニットのメモリに転送される。顧客の外部端末50_2と撮像機器がカメラ付き携帯電話のように兼用されている場合、画像データの転送とともにそのIPアドレスもコントローラユニットに送り込まれるように構成を採用することも可能である。また、外部端末50_2のネットワーク管理マネージャ20にこのDPショップの写真プリント装置10のIPアドレスが登録されていない場合、この時点で写真プリント装置10のIPアドレスを登録しておくとよい。
オーダ情報を受け取ったコントローラユニットは、オーダIDを発行し(#04)、ミニラボ装置における写真プリント処理として良く知られている写真プリント処理を開始する(#05)。さらにこのオーダIDとIPアドレスを稼働情報管理部30に転送する(#06)。稼働情報管理部30は、リンクテーブル42に、新たなレコードの作成を要求して、その稼働情報項目に「仕上がりA」を、そのサブ項目に「オーダID」を、そしてその送信先に今転送されてきた「IPアドレス」を登録する(#07)。
この注文された全ての写真プリントが出力されるとプリント完了となり(#08)、コントローラユニットからプリント完了の稼働情報が生成され、仕上がり完了に関する新たな稼働情報として稼働記録テーブル41に書き込まれるが、その際そのオーダIDがサブ項目に、仕上がり完了日時などを含むデータが情報内容に記録される(#09)。
顧客は、適当な時点で、外部端末50_2に実装されたネットワーク管理マネージャ20の働きの下で、写真プリント装置10の稼働情報管理部30に稼働情報送信指令をネットワーク2を通じて送信する(#10)。稼働情報管理部30がこの稼働情報送信指令を受け取ると、この稼働情報送信指令に含まれている外部端末50_2のIPアドレスを取り出し(#11)、このIPアドレスと一致するリンクテーブル42の送信先欄をチェックし、このIPアドレスに送信しなければならない稼働情報項目とサブ項目を読み出す(#12)。ここで得られた稼働情報項目とサブ項目を検索キーとして稼働記録テーブル41に与え(#13)、稼働記録テーブル41からこの顧客(=外部端末50_2)に通知するべき情報内容を抽出する(#14)。抽出された情報内容はネットワーク2を通じて外部端末50_2に送信される(#15)。これにより、顧客は、外部端末50_2の画面から注文プリントが完了していることを知ることができる。
上記の説明では、写真プリント注文を行った顧客(=外部端末50_2)への写真プリント装置10からの稼働情報通知が主題となっていたが、写真プリント装置10からオペレータ(=外部端末50_1)やオーナ(=外部端末50_3)やメーカサービスセンタ(=外部端末50_4)への稼働情報通知の類似したステップで行われる。これらの外部端末50のIPアドレスは予めリンクテーブル42に対応する稼働情報項目やサブ項目にリンクさせて登録されているので、外部端末50からの稼働情報送信指令の送信により、その発信元に通知すべき稼働情報がリンクテーブル42と稼働記録テーブル41へのアクセスを通じて抽出されて、その外部端末50に送信されることになる。従って、オペレータは自分がチェック又は修復しなければならにトラブルなどの情報を、オーナは知りたい経営情報を、メーカサービスセンタはオペレータが対処できないようなトラブルを知ることができる。
図5には、第2実施例が模式的に示されている。
図1で示した第1実施例では各外部端末50に実装されたネットワーク管理マネージャ20が写真プリント装置10の稼働情報管理部30に稼働情報送信指令を送信していたが、この第2実施例では、写真プリント装置10のコントローラユニット内に疑似的な稼働情報送信指令を稼働情報管理部30に与える疑似稼働情報送信指令生成部43が実装されている。
第1実施例のシステムでは外部端末50のネットワーク管理マネージャ20が写真プリント装置10の稼働情報管理部30に稼働情報送信指令を送信することによって適切な写真プリント装置10の稼働情報を写真プリント装置10から受け取ることができるが、外部端末50側の要求とは無関係で写真プリント装置10側から稼働情報を適切な外部端末50に送信するしくみは備えられていなかった。第2実施例のシステムは、写真プリント装置10側から、好ましくは所定条件が満たされたタイミングで適切な外部端末50に稼働情報を送信することを可能とするため、外部端末50のネットワーク管理マネージャ20が生成して送信していた稼働情報送信指令に類似する擬似的な稼働情報送信指令を生成する疑似稼働情報送信指令生成部43が写真プリント装置10内に追加実装されている。
稼働情報送信指令には、稼働情報の送信先としてのIPアドレスを含ませる必要があるので、疑似稼働情報送信指令生成部43は、所定条件に基づいて、例えば前設定された時間スケジュールであるいは場合によって生じる緊急事態を示す稼働情報送信のための割り込み処理に基づいて、稼働情報を送信したい外部端末50のIPアドレスを発信元として含ませた稼働情報送信指令を生成して稼働情報管理部30に与えることになる。
前設定された時間スケジュールで疑似稼働情報送信指令を生成する典型例は、写真プリント装置10と顧客又はオーナとの間の稼働情報通知である。例えば、プリント注文を依頼した顧客に対しては所定時間スケジュールでその顧客の外部端末50_2のIPアドレスを含む疑似稼働情報送信指令を稼働情報管理部30に与えると、稼働情報管理部30は図4のステップ#11〜ステップ#15の処理手順を経て一般にはプリント仕上がり情報である稼働情報を顧客の外部端末50_2に送信することになる。もちろん、稼働記録テーブル42に該当するIPアドレスに対する稼働情報が記録されていない場合この稼働情報送信処理は中断される。オーナに対しては、定期的にトータル処理量ないしは売り上げを通知することが一般的である。
割り込み処理的に疑似稼働情報送信指令を生成する典型例としては、緊急の対処が要求されるトラブルに関する稼働情報が発生した時であり、発生した稼働情報を稼働記録テーブル41から検知すると、その項目(サブ項目を含む)からリンクテーブル42を逆引きしてその稼働情報を送信すべきIPアドレスを抽出して、疑似稼働情報送信指令を生成することで、緊急の稼働情報を適切な外部端末50に送信することができる。緊急を要しない稼働情報も少なくなく、そのような稼働情報は、所定時間スケジュールに沿ったタイミングでオペレータやメーカサービスセンタの外部端末50_2、50_4のIPアドレスを含む疑似稼働情報送信指令を生成して、外部端末50_2、50_4に適切な稼働情報を送信させるとよい。
いずれにしても、本発明による稼働情報通信システムでは、写真プリント装置10に稼働中に生成される多くの稼働情報が、その項目別にネットワーク2と適切な外部端末50を通じて適切な関係者に通知される。
上述した実施の形態では、写真プリント装置10を稼働情報管理部30や稼働記録テーブル41やリンクテーブル42が実装される最小単位として説明したが、実際には写真プリント装置10は、フィルムスキャナ、操作ステーション、プリントステーション、受付ステーションといったような多くの構成要素に分割されている構成も少なくなく、そのような場合、各構成要素に稼働情報管理部30や稼働記録テーブル41やリンクテーブル42を実装して、つまり各構成要素をIP化して、互いに独立して稼働情報を外部端末に送信したり、必要の場合各構成要素も外部端末として機能させるとともにそれらの構成要素間で稼働情報を交換するようにしてもよい。
本発明による稼働情報通知システムの第1実施例における全体構成図 稼働記録テーブルのデータ内容を説明する説明図 リンクテーブルのデータ内容を説明する説明図 稼働情報通知システムにおける稼働情報通知の流れを説明する説明図 本発明による稼働情報通知システムの第2実施例における全体構成図
符号の説明
2:ネットワーク
10:写真プリント装置(画像形成装置)
20:外部端末の稼働情報管理部(ネットワーク管理マネージャ)
30:写真プリント装置の稼働情報管理部(ネットワーク管理エージェント)
41:稼働記録テーブル
42:リンクテーブル
43:疑似稼働情報通知指令生成部

Claims (6)

  1. 入力された画像データに基づいて画像を記録媒体に形成する画像形成装置の稼働情報をネットワーク管理プロトコルに基づいて外部端末にネットワークを通じて送信する稼働情報通知方法において、
    前記稼働情報が項目別に記録され、前記外部端末の送信先が前記ネットワーク上で識別可能な識別データとして登録され、前記送信先と項目をリンクするリンク情報が格納され、稼働情報送信指令に応答して前記リンク情報に基づいて前記項目別の稼働情報が適合する送信先に送信されることを特徴とする稼働情報通知方法。
  2. 前記稼働情報送信指令は前記外部端末から受け取ることを特徴する請求項1に記載の稼働情報通知方法。
  3. 前記稼働情報送信指令は所定条件に基づいて前記画像形成装置において生成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の稼働情報通知方法。
  4. 前記画像形成装置がDP店に配置される写真プリント装置であり、前記稼働情報の項目として写真プリント装置の稼働異常情報と写真プリント装置の写真プリント管理情報と顧客別の写真プリント仕上がり情報が含まれており、前記写真プリント装置のオペレータに対する送信先と前記DP店のオーナに対する送信先と前記DP店にプリント注文を行った顧客に対する送信先が登録されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の稼働情報通知方法。
  5. 前記ネットワークがIPネットワークであり、前記識別データがIPアドレスであり、ネットワーク管理プロトコルとしてSNMP又はそれに類似するものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の稼働情報通知方法。
  6. 入力された画像データに基づいて画像を記録媒体に形成する画像形成装置の稼働情報をネットワーク管理プロトコルに基づいて外部端末にネットワークを通じて送信する稼働情報通知システムにおいて、
    前記画像形成装置には、前記稼働情報を項目別に記録している稼働記録テーブルと、前記ネットワーク上で識別可能な識別データとして登録されている前記外部端末の送信先を前記項目にリンクするリンク情報を格納するリンクテーブルとが備えられ、稼働情報送信指令に応答して前記リンクテーブルのリンク情報に基づいて前記項目別の稼働情報が適合する送信先に送信されることを特徴とする稼働情報通知システム。
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