JP2006052626A - 防草等を意図した構造物用の型枠と、この型枠利用の構造物と、同様な効果を有する防草等を意図したブロック - Google Patents

防草等を意図した構造物用の型枠と、この型枠利用の構造物と、同様な効果を有する防草等を意図したブロック Download PDF

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Abstract

【課題】 従来、防草を意図しコンクリートブロックの略垂直な前面及び背面の下部に切り欠き棚を突出形成した構成がある。しかし切り欠き棚が、防草に有効な傾斜角度と長さを備えていないので、雑草の繁殖に対して十分な効果が期待できるものとは考えにくい。よって、その改良が望まれている。
【構成】 本発明は、コンクリート構造物を構築する型枠で、型枠の長手方向の端面に下向き角度が略70°となる傾斜辺を凸設又は凹設し、端面に下向き角度が略70°となる傾斜辺の凸設又は凹設の長さを少なくとも5cm以上に形成し、下向き角度が略70°となる傾斜辺を前記長手方向に連設して設ける防草等を意図した構造物用の型枠である。
【選択図】 図1−2

Description

本発明は防草等を意図した構造物(構築物、建物、建屋等)用の型枠と、この型枠利用の構造物と、同様な効果を有する防草等を意図したブロックに関する。
従来、例えば、道路においては、車道と歩道や、車道と中央分離帯等の間の境界を仕切るコンクリート製の境界ブロック、例えば、縁石(一方の構造物)が設置されている。このような道路は、養生、乾燥されたコンクリート製の境界ブロック側面(壁面)に、現場打ちコンクリートやアスファルト等の流動性の舗装材(他方の構造物)を打設し、その後の乾燥硬化により形成する。従って、経時的(経年)によりコンクリート等の舗装材(以下、コンクリートとする)が乾燥収縮し、この境界ブロック壁面とコンクリート壁面との境目(間)に垂直方向の隙間(目地)が発生する。この隙間が問題となるのは、この境界ブロック側面とコンクリートの下側に存在する土中の種子が経年により成長し、またこの隙間に飛来及び/又は雨水の流れとともに侵入した種子が経年により成長し、雑草となり易い。そのメカニズムを説明すると、前記隙間に入り込んだ種子が発芽し、光合成により成長し、この種子より発芽した芽は、その屈光性により上記の隙間を通じて上方へ延び(背地性)、また根は屈地性により逆に下方へ伸びて(向地性)成長し繁殖する。その生命力のたくましさは万人が認める処である。しかし、この雑草の繁殖を許すことは問題である。例えば、雑草による車輌の察知が遅れることによる各種の事故、交通障害、又は雑草による転倒、怪我等のアクシデントが考えられ、現実にこのような由々しき状況がある。従って、雑草の処理に難渋することは万人が認める処である。また、この芽及び/又は根は少なくとも略水平に伸びる。尚、ブロックには、前記境界ブロックの他に、水路ブロック、側溝用ブロック、又は土留め用ブロック、L字ブロック、ウオール壁等が含まれる。
また他の隙間が発生する場合は、次のような状況が考えられる。例えば、コンクリートの駆体(一方の構造物)と、打設コンクリート路面、同床面等(他方の構造物)とで形成される隙間においても同様な状況となる。さらにコンクリート相互間(一方・他方の構造物)の隙間(目地)、或いは各種の水路ブロック、側溝用ブロック、又は土留め用ブロック、L字ブロック、ウオール壁(フェンスブロック)等のコンクリート構造物(一方の構造物)と、打設コンクリート路面、同床面等(他方の構造物)との隙間においても同様な状況となる。そして、前述の隙間が発生する他の状況は、例えば、インターロッキングブロック、ブロック等の構造物相互間(一方・他方の構造物)の隙間が考えられる。
このような草の繁殖を防止する方法として、従来、次のような構造が知られている。文献(1)は、特開平8−113906号の「コンクリートブロックとコンクリート壁およびコンクリート壁の製造のための部材」である。この発明の図3〜図6に示した構造のコンクリートブロックとアスファルト又はコンクリート等の流動性の舗装材との間における防草であって、具体的には、コンクリートブロックの略垂直な前面及び背面の下部に切り欠き棚を突出形成し、この切り欠き棚を埋めるように密着させて舗装材を打設し、雑草の発生及び成長を物理的に遮断するよう構成した、切り欠き棚を利用する防草である。また文献(2)は、特開平10−82012号の「雑草防止型歩車道境界ブロック」である。この発明は、片面歩車道境界ブロックの歩道側の側面上端角部に、切り込みを設ける構成であり、歩車道境界ブロックの歩道側の側面上端角部と、歩道のアスファルト舗装とを密着させた接合部からの雑草の発生及び成長を、物理的に遮断することを意図する。その詳細は、[0006]に記載されており、「歩道側の側面上端角部の切り込みに、歩道のアスファルト舗装の端部を重ね合わせて接合しておくだけで、接合部からの雑草の発生を防止する」内容である。
さらに文献(3)は、特開2004−169544の「防草等を意図した構造物の構造と構造物と構造物の防草等の工法」である。この発明は、各図に示すように、防草用凹部の先端形態を、曲面周辺部を備えた迂回形態とし、根の成長及び施工前に残存していた根や芽の成長を確実に防止できる防草等を意図する。従って、構造物等に存在する目地があっても、防草凹部の形状を特定することで、芽の屈光性と、根の屈地性に基づく成長を自然に止め、阻害する機能を付与した防草等が図れる画期的な発明である。
特開平8−113906号 特開平10−82012号 特開2004−169544
前記文献(1)の発明は、前述の如く、コンクリートブロックの略垂直な前面及び背面の下部に切り欠き棚を突出形成した構成であるが、この切り欠き棚が、防草に有効な傾斜角度と長さを備えていないので、雑草の繁殖に対して十分な効果が期待できるものとは考えにくい。この発明は、明細書の[0003]に記載の如く、雑草が生えることにより、より多くの雨水が入り込むことを回避することを意図し、コンクリートブロックの前面及び背面に貫通する排水孔を設けたことを特徴とする。しかし、この発明には、切り欠き棚に対する防草を図る構造が開示されていないことから、十分な防草効果を期待するには問題がある。
前記文献(2)の発明は、前述の如く、歩道側の側面上端角部の切り込みに、歩道のアスファルト舗装の端部を重ね合わせて接合し、接合部からの雑草の発生を防止する構造であるので、この接合部が経年変化で開放された場合、雑草が発生し問題である。その理由は、切り込みに対する防草を図る構造が示されていないのが原因と考えられる。
また文献(3)の発明は、前述の如く、防草凹部の形状を特定することで、芽の屈光性と、根の屈地性を阻害する機能を付与した防草等が図れる画期的な発明である。この発明で開示した防草用凹部の形状によっては、成形時の中子の取り扱いに苦慮する場合があり得る。従って、成形時に手間を要すること、またコスト高になること等の改良点が考えられる。そして、この発明は、境界ブロック等のブロック自体と、このブロックと構造物との関係に言及することから、活用されていない利用分野が挙げられる。
上記に鑑み本発明は、コンクリート構造物を構築する際に使用する型枠の長手方向の端面に下向き角度が略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜辺を凸設又は凹設し、この型枠を利用し、前記略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜辺を、打設コンクリートに凸設又は凹設するとともに、この凸設又は凹設した傾斜辺を隠蔽するように隣接打設コンクリートを構築し、この両コンクリートの接合面に、前記略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜辺に相当する傾斜接合面を形成する。この傾斜接合面は、略70°で少なくとも5cm以上の長さを有するため、飛来した種子の根(芽)の成長及び施工前に残存していた根、芽の成長を確実に防止できること、またこの傾斜接合面は、何れの構造もその先端形態を、曲面周辺部を備えた迂回形態とし、根の成長及び施工前に残存していた根や芽の成長を確実に防止できる防草等を意図した構造物用の型枠と、この型枠を利用した防草効果が図れる構造物(構築物、建物、建屋等)と、同様な効果を有する防草等を意図したブロックとを提供できる。
そして、また本発明が、最も特徴とすることは、構造物等に経時的に、目地が形成されても、略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜辺に相当する傾斜接合面を形成することで、根の屈地性及び芽の屈光性に基づく成長を阻害する機能があり、この機能を利用した画期的な防草等を意図した型枠と、構造物と、同様な効果を有する防草等を意図したブロックとを提供できる。
請求項1の発明は、コンクリート構造物を構築する際に使用する型枠の長手方向の端面に下向き角度が略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜辺を凸設又は凹設し、この型枠を利用し、前記略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜辺を、打設コンクリートに凸設又は凹設するとともに、この凸設又は凹設した傾斜辺を隠蔽するように隣接打設コンクリートを構築し、この両コンクリートの接合面に、前記略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜辺に相当する傾斜接合面を形成できる型枠の提供を図る。
またこの傾斜接合面は、略70°で少なくとも5cm以上の長さを有するため、飛来した種子の根や芽の成長及び施工前に残存していた根や芽の成長を確実に防止することを意図する。そして、必要により、傾斜接合面の先端形態を、曲面周辺部を備えた迂回形態とし、根の成長及び施工前に残存していた根や芽の成長を確実に防止できる防草等を意図した構造物用の型枠の提供を図る。またこの型枠を利用した防草効果が図れる構造物(構築物、建物、建屋等)の構築を意図する。
そして、また本発明が、最も特徴とすることは、構造物等に経時的に、目地が形成されても、略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜辺に相当する傾斜接合面を形成することで、根や芽の成長を阻害する機能があり、この機能を利用した画期的な防草効果等を意図した型枠の提供と、この画期的な防草効果等が図れる構造物の構築を意図する。
請求項1は、コンクリート構造物を構築する際に使用する型枠であって、
この型枠の長手方向の端面に下向き角度が略70°となる傾斜辺を凸設又は凹設し、しかもこの端面に下向き角度が略70°となる傾斜辺の凸設又は凹設の長さを少なくとも5cm以上に形成し、前記下向き角度が略70°となる傾斜辺を前記長手方向に連設して設ける構成としたことを特徴とする防草等を意図した構造物用の型枠である。
請求項2の発明は、請求項1の目的を達成し、またこの目的を達成するのに最適な型枠を提供する。
請求項2は、請求項1に記載の端面に下向き角度が略70°となる傾斜辺を、長手方向において高低又は異形形状にする構成としたことを特徴とする防草等を意図した構造物用の型枠である。
請求項3の発明は、請求項1の目的を達成し、またこの目的を達成するのに最適な他の型枠を提供する。
請求項3は、請求項1に記載の端面に下向き角度が略70°となる傾斜辺を、型枠本体に取付け、取外し自在に設ける構成としたことを特徴とする防草等を意図した構造物用の型枠である。
請求項4の発明は、長手方向の端面に下向き角度が略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜辺を凸設又は凹設した型枠を利用し、この略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜辺を、打設コンクリートに凸設又は凹設するとともに、この凸設又は凹設した傾斜辺を隠蔽するように隣接して打設コンクリートを構築し、この両コンクリートの接合面に、前記略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜辺に相当する傾斜接合面を形成したコンクリート構造物(構築物、建物、建屋等)の提供を図る。
またこの傾斜接合面は、略70°で少なくとも5cm以上の長さを有するため、飛来した種子の根(芽)の成長及び施工前に残存していた根、芽の成長を確実に防止すること、そして、必要により、傾斜接合面の先端形態を、曲面周辺部を備えた迂回形態とし、根の成長及び施工前に残存していた根や芽の成長を確実に防止できる防草効果等を意図した構造物の提供を図る。
そして、また本発明が、最も特徴とすることは、構造物等に経時的に、目地が形成されても、略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜辺に相当する傾斜接合面を形成することで、根や芽の成長を阻害する機能があり、この機能を利用した画期的な防草等を意図した構造物の構築を意図する。
請求項4は、請求項1〜3に記載の防草等を意図した構造物用の型枠利用の構造物であって、
この構造物は、防草等を意図した下向き角度が略70°となる傾斜辺を利用し、防草凹部又は防草凸部を形成し、この構造物の隣に設けた他の構造物は、前記防草凸部又は防草凹部を形成し、この構造物の防草凹部又は防草凸部と、前記他の構造物の防草凸部又は防草凹部との間に経時的に隙間が発生しても防草効果が維持できる構造とした防草等を意図した構造物用の型枠と、この型枠利用の構造物である。
請求項5の発明は、経年変化により、ブロックと舗装材との境目に垂直方向の隙間が発生し、この隙間に飛来した雑草の種子が雨水を糧として発芽しても、光合成により成長する性質、即ち、芽が屈光性により隙間を通じて上方へ延び(背地性)、根が屈地性により逆に下方へ伸び(向地性)成長(繁殖)することを阻害し、防草効果を達成することを意図する。
請求項5は、各種のブロックの長手方向の少なくとも一方端面に下向き角度が略70°となる傾斜辺を備えた当該ブロックの上面に達する凹部を設け、この凹部は金型の抜き勾配を備えてなり、またこの凹部の先端部及び/又は底部を面取り加工したことを特徴とする防草等を意図したブロックである。
請求項6の発明は、経年変化により、ブロックと舗装材との境目に垂直方向の隙間が発生し、この隙間に飛来した雑草の種子が雨水を糧として発芽しても、光合成により成長する性質、即ち、芽が屈光性により隙間を通じて上方へ延び(背地性)、根が屈地性により逆に下方へ伸び(向地性)成長(繁殖)することを略100%阻害し、防草効果を達成することを意図する。
請求項6は、各種のブロックの長手方向の少なくとも一方端面に下向き角度が略70°となる傾斜辺を備えた当該ブロックの上面に達する凹部を複数個設け、この各凹部は金型の抜き勾配を備えてなり、またこの各凹部の先端部及び/又は底部を面取り加工したことを特徴とする防草等を意図したブロックである。
請求項7の発明は、請求項6の目的を達成すること、またこの目的を達成するのに最適なブロックを提供すること等を意図する。
請求項7は、請求項6に記載の複数個の凹部を、ブロック上面の一方側及び/又は他方側にそれぞれ設けたことを特徴とする防草等を意図したブロックである。
請求項8の発明は、請求項6の目的を達成すること、またこの目的を達成するのに最適な上面構造のブロックを提供すること等を意図する。
請求項8は、請求項6に記載の複数個の凹部を、ブロック外周端面に繞設するとともに、当該ブロックの上面に達するよう設けたことを特徴とする防草等を意図したブロックである。
請求項9の発明は、請求項6の目的を達成すること、またこの目的を達成するのに最適な先端部を有するブロックを提供すること等を意図する。
請求項9は、請求項6に記載の複数個の凹部の先端部に、防草用の突起を設けることを特徴とする防草等を意図したブロックである。
請求項1の発明は、コンクリート構造物を構築する際に使用する型枠であって、
型枠の長手方向の端面に下向き角度が略70°となる傾斜辺を凸設又は凹設し、しかも端面に下向き角度が略70°となる傾斜辺の凸設又は凹設の長さを少なくとも5cm以上に形成し、下向き角度が略70°となる傾斜辺を長手方向に連設して設ける防草等を意図した構造物用の型枠である。
従って、請求項1は、コンクリート構造物を構築する際に使用する型枠の長手方向の端面に下向き角度が略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜辺を凸設又は凹設し、この型枠を利用し、前記略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜辺を、打設コンクリートに凸設又は凹設できるとともに、この凸設又は凹設した傾斜辺を隠蔽するように隣接打設コンクリートを構築し、この両コンクリートの接合面に、前記略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜辺に相当する傾斜接合面を形成できる型枠を提供できる特徴がある。
またこの傾斜接合面は、略70°で少なくとも5cm以上の長さを有するため、飛来した種子の根(芽)の成長及び施工前に残存していた根、芽の成長を確実に防止できる実益がある。そして、必要により、傾斜接合面の先端形態を、曲面周辺部を備えた迂回形態とし、根の成長及び施工前に残存していた根の芽の成長を確実に防止できる防草等を意図した構造物用の型枠を提供できる利点がある。またこの型枠を利用した防草効果が図れる構造物(構築物、建物、建屋等)を構築できる特徴がある。
そして、また本発明が、最も特徴とすることは、構造物等に経時的に、目地が形成されても、略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜辺に相当する傾斜接合面を形成できることで、根や芽の成長を阻害する機能があり、この機能を利用した画期的な防草効果等が図れる型枠を提供できること、また画期的な防草効果等が図れる構造物を構築できる特徴がある。
請求項2の発明は、請求項1に記載の端面に下向き角度が略70°となる傾斜辺を、長手方向において高低又は異形形状にする防草等を意図した構造物用の型枠である。
従って、請求項2は、請求項1の目的を達成できること、またこの目的を達成するのに最適な型枠を提供できること等の特徴がある。
請求項3の発明は、請求項1に記載の端面に下向き角度が略70°となる傾斜辺を、型枠本体に取付け、取外し自在に設ける構成とした防草等を意図した構造物用の型枠である。
従って、請求項3は、請求項1の目的を達成できること、またこの目的を達成するのに最適な他の型枠を提供できること等の特徴がある。
請求項4の発明は、請求項1〜3に記載の防草等を意図した構造物用の型枠利用の構造物であって、
構造物は、防草等を意図した下向き角度が略70°となる傾斜辺を利用し、防草凹部又は防草凸部を形成し、構造物の隣に設けた他の構造物は、防草凸部又は防草凹部を形成し、構造物の防草凹部又は防草凸部と、他の構造物の防草凸部又は構造物の防草凹部との間に経時的に隙間が発生しても防草効果が維持できる防草等を意図した型枠利用の構造物である。
従って、請求項4は、長手方向の端面に下向き角度が略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜辺を凸設又は凹設した型枠を利用し、この略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜辺を、打設コンクリートに凸設又は凹設できるとともに、この凸設又は凹設した傾斜辺を隠蔽するように隣接して打設コンクリートを構築し、この両コンクリートの接合面に、前記略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜辺に相当する傾斜接合面を形成できるコンクリート構造物(構築物、建物、建屋等)を提供できる特徴がある。
またこの傾斜接合面は、略70°で少なくとも5cm以上の長さを有するため、飛来した種子の根(芽)の成長及び施工前に残存していた根の芽の成長を確実に防止できること、そして、必要により、傾斜接合面の先端形態を、曲面周辺部を備えた迂回形態とし、根の成長及び施工前に残存していた根の芽の成長を確実に防止できる防草効果等を意図した構造物を提供できること等の利点がある。
そして、また本発明が、最も特徴とすることは、構造物等に経時的に、目地が形成されても、略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜辺に相当する傾斜接合面を形成することで、根の屈地性及び芽の屈光性に基づく成長を阻害する機能があり、この機能を利用した画期的な防草等を意図した構造物が構築できる特徴がある。
請求項5の発明は、各種のブロックの長手方向の少なくとも一方端面に下向き角度が略70°となる傾斜辺を備えたブロックの上面に達する凹部を設け、凹部は金型の抜き勾配を備えてなり、また凹部の先端部及び/又は底部を面取り加工した防草等を意図したブロックである。
従って、請求項5の発明は、経年変化により、ブロックと舗装材との境目に垂直方向の隙間が発生し、この隙間に飛来した雑草の種子が雨水を糧として発芽しても、光合成により成長する性質、即ち、芽が屈光性により隙間を通じて上方へ延び(背地性)、根が屈地性により逆に下方へ伸びる(向地性)成長(繁殖)を阻害でき、防草効果を達成できる特徴がある。
請求項6の発明は、各種のブロックの長手方向の少なくとも一方端面に下向き角度が略70°となる傾斜辺を備えたブロックの上面に達する凹部を複数個設け、各凹部は金型の抜き勾配を備えてなり、また各凹部の先端部及び/又は底部を面取り加工した防草等を意図したブロックである。
従って、請求項6の発明は、経年変化により、ブロックと舗装材との境目に垂直方向の隙間が発生し、この隙間に飛来した雑草の種子が雨水を糧として発芽しても、光合成により成長する性質、即ち、芽が屈光性により隙間を通じて上方へ延び(背地性)、根が屈地性により逆に下方へ伸びる(向地性)成長(繁殖)を略100%阻害でき、防草効果を達成できる特徴がある。
請求項7の発明は、請求項6に記載の複数個の凹部を、ブロック上面の一方側及び/又は他方側にそれぞれ設けた防草等を意図したブロックである。
従って、請求項7は、請求項6の目的を達成できること、またこの目的を達成するのに最適なブロックを提供できること等の特徴がある。
請求項8の発明は、請求項6に記載の複数個の凹部を、ブロック外周端面に繞設するとともに、ブロックの上面に達するよう設けた防草等を意図したブロックである。
従って、請求項8は、請求項6の目的を達成できること、またこの目的を達成するのに最適な上面構造のブロックを提供できること等の特徴がある。
請求項9の発明は、請求項6に記載の複数個の凹部の先端部に、防草用の突起を設ける防草等を意図したブロックである。
従って、請求項9は、請求項6の目的を達成できること、またこの目的を達成するのに最適な先端部を有するブロックを提供できること等の特徴がある。
図1−1〜図1−4は好ましい第一の型枠と、この型枠を使用したコンクリート構造物と、その経年変化を示したものであり、図1−1が第一の型枠の斜視図で、図1−2が第一の型枠を利用して一方側にコンクリートを打設した断面図、図1−3が第一の型枠を利用して一方側及び/又は他方側にコンクリートを打設したコンクリート構造物の断面図、図1−4は図1−3のコンクリート構造物が経時的に(経年を経て)変化した状態の断面図である。
図2−1〜図2−4は好ましい第二の型枠と、この型枠を使用したコンクリート構造物と、その経年変化を示したものであり、図2−1が第一の型枠の斜視図で、図2−2が第二の型枠を利用して一方側にコンクリートを打設した断面図、図2−3が第二の型枠を利用して一方側及び/又は他方側にコンクリートを打設したコンクリート構造物の断面図、図2−4は図2−3のコンクリート構造物が経時的に(経年を経て)変化した状態の断面図である。
図3−1〜図3−4は好ましい第三の型枠と、この型枠を使用したコンクリート構造物と、その経年変化を示したものであり、図3−1が第三の型枠の斜視図で、図3−2が第三の型枠を利用して一方側にコンクリートを打設した断面図、図3−3が第三の型枠を利用して一方側及び/又は他方側にコンクリートを打設したコンクリート構造物の断面図、図3−4は図3−3のコンクリート構造物が経時的に(経年を経て)変化した状態の断面図である。
図4−1〜図4−4は好ましい第四の型枠と、この型枠を使用したコンクリート構造物と、その経年変化を示したものであり、図4−1が第四の型枠の斜視図で、図4−2が第四の型枠を利用して一方側にコンクリートを打設した断面図、図4−3が第四の型枠を利用して一方側及び/又は他方側にコンクリートを打設したコンクリート構造物の断面図、図4−4は図4−3のコンクリート構造物が経時的に(経年を経て)変化した状態の断面図である。
図5−1〜図5−4は好ましい第五の型枠と、この型枠を使用したコンクリート構造物と、その経年変化を示したものであり、図5−1が第五の型枠の斜視図で、図5−2が第五の型枠を利用して一方側にコンクリートを打設した断面図、図5−3が第五の型枠を利用して一方側及び/又は他方側にコンクリートを打設したコンクリート構造物の断面図、図5−4は図5−3のコンクリート構造物が経時的に(経年を経て)変化した状態の断面図である。
図6〜図9はそれぞれ好ましい第六の型枠〜第九の型枠の一部を示した側面図である。
図10〜図16は前記第一の型枠〜第五の型枠を型枠の一部として利用して成形した境界ブロック又は歩道ブロック等のブロックの各例を示しているが、何れも側面(端面)に傾斜辺を設けた防草用ブロックを構築した状態の側面図である。
図17−1〜図17−4は従来の型枠と、この型枠を使用したコンクリート構造物と、その経年変化を示したものであり、図17−1が従来の型枠の斜視図で、図17−2が従来の型枠を利用して一方側にコンクリートを打設した断面図、図17−3が従来の型枠を利用して一方側及び/又は他方側にコンクリートを打設したコンクリート構造物の断面図、図17−4は図17−3のコンクリート構造物が経時的に変化(経年変化)した状態の断面図である。
図18−1は第一のブロックの側面図、図18−2は第一のブロックの施工状態を示した断面図、図19−1は第二のブロックの側面図、図19−2は第二のブロックの施工状態を示した断面図、図20−1は第三のブロックの側面図、図20−2は第三のブロックの施工状態を示した断面図、図21は第四のブロックの側面図、図22は第五のブロックの側面図、図23−1は第六のブロックの斜視図、図23−2は第七のブロックの斜視図を示す。
図24−1〜図24−6は第八〜第十三のブロックの側面図をそれぞれ示したものであり、複数個の凹部を形成する際の好ましい各一例を示す。
図25−1と図25−2はブロックと防草シールとの組合せ構造の好ましい一例であり、図25−1は第十四のブロックの側面図を示し、図25−2は第十四のブロックを切り欠いた第十五のブロックの側面図を示す。
尚、図26はブロックの外周端面に凹部を繞設した第十六のブロックを示した斜視図である。
図1−1〜図1−4に示した第一の型枠1−1を説明すると、木材、樹脂、鋼材等の板材で構成する縦一文字形式の型枠本体2−1と、この型枠本体2−1の何れかの端面(場合により両端面)より凸設した下向き角度が略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜辺3−1とで構成する。この傾斜辺3−1は取付具4を利用して固止又は取外し得る構造である。この第一の型枠1−1を利用して一方側のコンクリート構造物A−1を構築する。図中C−1はぐり石を示す。この一方側のコンクリート構造物A−1を構築した後、第一の型枠1−1を取外し、続いて他方側のコンクリート構造物B−1を構築すると、この一方側のコンクリート構造物A−1と他方側のコンクリート構造物B−1との接合面X−1に下向き角度が略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜接合面D−1(略U字型接合部となる)が形成される。この傾斜接合面D−1は接合面X−1の長手方向X’−1に形成され、図1−3に於いて、手前と奥面方向を云う。またこの傾斜接合面D−1は、接合面X−1の端面X"−1(長手方向と直交する方向)に一条又は数条設けることも可能であり、また端面X"−1に設ける下向き角度が略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜接合面D−1(型枠本体2−1に設ける下向き角度が略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜辺3−1)の位置及び/又は部位は自由であるが、略中心部が強度面又は防草等において有効性がある。そして、このコンクリート構造物A−1、B−1(両者とする)が経時的に(経年を経て)変化し、この両者間に隙間5(目地空間)が形成された状態においても、前記下向き角度が略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜接合面D−1による強度面又は防草等において有効性は確保されている。
前述の経年変化は、同じコンクリート同志でも施工時期が異なれば伸縮率が違い、当然、隙間5の発生する時期が早くなり問題である。また異物コンクリート同志の場合には、特に隙間5の発生する時期が早くなり問題である。従って、隙間5が発生しても、植物Hの生育を防止(防草)できる構造物と、この構造物を構築する第一の型枠1−1が要望される(各例の型枠も同じ)。即ち、この隙間5が本発明の下向き角度が略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜接合面D−1を備えていれば、植物Hの生長を自然に止め得る(防草効果がある)。また下向き角度が略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜接合面D−1の長手方向(適所及び/又は指定箇所)に凹凸、突起等の防草手段を設けることも有り得る(他の型枠等も同じ)。
図2−1〜図2−4に示した第二の型枠1−2を説明すると、木材、樹脂、鋼材等の板材で構成する上辺2−2aと下辺2−2bとで形成した型枠本体2−2と、この型枠本体2−2の何れかの端面(場合により両端面)で、前記上辺2−2aと下辺2−2bとの間を連結するとともに、この上辺2−2aと下辺2−2bとの位置関係(端面方向における。矢印で示す)を替える下向き角度が略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜辺3−2とで構成する。この第二の型枠1−2を利用して一方側のコンクリート構造物A−1を構築する。図中C−1はぐり石を示す。この一方側のコンクリート構造物A−1を構築した後、第二の型枠1−2を取外し、続いて他方側のコンクリート構造物B−1を構築すると、この一方側のコンクリート構造物A−1と他方側のコンクリート構造物B−1との接合面X−1に下向き角度が略70°となる5cm以上の長さを有する傾斜接合面D−1(略一文字型接合部となる)が形成される。この傾斜接合面D−1は接合面X−1の長手方向X’−1に形成され、図2−3に於いて、手前と奥面方向を云う。またこの傾斜接合面D−1は、接合面X−1の端面X"−1(長手方向と直交する方向)に一条又は数条設けることも可能であり、また端面X"−1に設ける下向き角度が略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜接合面D−1(型枠本体2−2に設ける下向き角度が略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜辺3−2)の位置及び/又は部位は自由であるが、略中心部が強度面又は防草等において有効性がある。そして、このコンクリート構造物A−1、B−1(両者とする)が経時的に(経年を経て)変化し、この両者間に隙間5が形成された状態においても、前記下向き角度が略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜接合面D−1による強度面又は防草等において有効性は確保されている。この例(他の各例も同じ)では、下辺2−2bと傾斜辺3−2との関係で防草が図れること、また上辺2−2aと傾斜辺3−2との関係でも防草が図れること等の特徴がある。また位置関係及び/又は傾斜辺3−2による連結構成とにより、両者間に発生する隙間5の減少が図れること、又は両者間の緊結の強化が図れること等の特徴がある。
前述の経年変化は、同じコンクリート同志でも施工時期が異なれば伸縮率が違い、当然、隙間5の発生する時期が早くなり問題である。また異物コンクリート同志の場合には、特に隙間5の発生する時期が早くなり問題である。従って、隙間5が発生しても、植物Hの生育を防止(防草)できる構造物と、この構造物を構築する第二の型枠1−2が要望される(各例の型枠も同じ)。即ち、この隙間5が本発明の下向き角度が略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜接合面D−1を備えていれば、植物Hの生長を自然に止め得る(各例の型枠も同じ)。そして、この第二の型枠1−2では、一方側のコンクリート構造物A−1を成形後に、この第二の型枠1−2を細工することなく取外しできる特徴がある。
図3−1〜図3−4に示した第三の型枠1−3を説明すると、木材、樹脂、鋼材等の板材で構成する上辺2−3aと下辺2−3bとで形成した型枠本体2−3と、この型枠本体2−3の何れかの端面(場合により両端面)で、前記上辺2−3aと下辺2−3bとの間を連結するとともに、この上辺2−3aと下辺2−3bとの位置関係(端面方向における。矢印で示す垂直の下辺2−3bと傾斜角度を有する上辺2−3a)を替える下向き角度が略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜辺3−3とで構成する。この第三の型枠1−3を利用して一方側のコンクリート構造物A−1を構築する。この一方側のコンクリート構造物A−1を構築した後、第三の型枠1−3を取外し、続いて他方側のコンクリート構造物B−1を構築すると、この一方側のコンクリート構造物A−1と他方側のコンクリート構造物B−1との接合面X−1に下向き角度が略70°となる5cm以上の長さを有する傾斜接合面D−1(略一文字型接合部となる)が形成される。この傾斜接合面D−1は接合面X−1の長手方向X’−1、図3−3に於いて、手前と奥面方向を云う。またこの傾斜接合面D−1は、接合面X−1の端面X"−1(長手方向と直交する方向)に一条又は数条設けることも可能であり、また端面X"−1に設ける下向き角度が略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜接合面D−1(型枠本体2−3に設ける下向き角度が略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜辺3−3)の位置及び/又は部位は自由であるが、略中心部が強度面又は防草等において有効性がある。そして、このコンクリート構造物A−1、B−1(両者とする)が経時的に(経年を経て)変化し、この両者間に隙間5が形成された状態においても、前記下向き角度が略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜接合面D−1による強度面又は防草等において有効性は確保されている。この例(他の各例も同じ)では、下辺2−3bと傾斜辺3−3との関係で防草が図れること、また傾斜した上辺2−3aと傾斜辺3−3との関係でも防草が図れること等の特徴があり。また両者間に発生する隙間5の減少が図れること、又は両者間の緊結の強化が図れること等の特徴がある。
その他は第二の型枠1−2に準ずる。
図4−1〜図4−4に示した第四の型枠1−4を説明すると、木材、樹脂、鋼材等の板材で構成する上辺2−4aと下辺2−4bとで形成した型枠本体2−4と、この型枠本体2−4の何れかの端面(場合により両端面)で、前記上辺2−4aと下辺2−4bとの間を連結するとともに、この上辺2−4aと下辺2−4bとの位置関係(端面方向における。矢印で示す垂直の下辺2−4bと傾斜角度を有する上辺2−4a)を替える下向き角度が略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜辺3−4とで構成する。この第四の型枠1−4を利用して一方側のコンクリート構造物A−1を構築する。この一方側のコンクリート構造物A−1を構築した後、第四の型枠1−4を取外し、続いて他方側のコンクリート構造物B−1を構築すると、この一方側のコンクリート構造物A−1と他方側のコンクリート構造物B−1との接合面X−1に下向き角度が略70°となる5cm以上の長さを有する傾斜接合面D−1(略一文字型接合部となる)が形成される。この傾斜接合面D−1は接合面X−1の長手方向X’−1、図4−3に於いて、手前と奥面方向を云う。またこの傾斜接合面D−1は、接合面X−1の端面X"−1(長手方向と直交する方向)に一条又は数条設けることも可能であり、また端面X"−1に設ける下向き角度が略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜接合面D−1(型枠本体2−4に設ける下向き角度が略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜辺3−4)の位置及び/又は部位は自由であるが、略中心部が強度面又は防草等において有効性がある。そして、このコンクリート構造物A−1、B−1(両者とする)が経時的に(経年を経て)変化し、この両者間に隙間5が形成された状態においても、前記下向き角度が略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜接合面D−1による強度面又は防草等において有効性は確保されている。この例(他の各例も同じ)では、下辺2−4bと傾斜辺3−4との関係で防草が図れること、また傾斜した上辺2−4aと傾斜辺3−4との関係でも防草が図れること等の特徴があり。また両者間に発生する隙間5の減少が図れること、又は両者間の緊結の強化が図れること等の特徴がある。
その他は第二の型枠1−2に準ずる。
図5−1〜図5−4に示した第五の型枠1−5を説明すると、木材、樹脂、鋼材等の板材で構成する上辺2−5aと下辺2−5bとで形成した型枠本体2−5と、この型枠本体2−5の何れかの端面(場合により両端面)で、前記上辺2−5aと下辺2−5bとの間を連結するとともに、この上辺2−5aと下辺2−5bとの位置関係(端面方向における。矢印で示す垂直の下辺2−5bと傾斜角度を有する上辺2−5a)を替える下向き角度が略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜辺3−5とで構成する。この第五の型枠1−5を利用して一方側のコンクリート構造物A−1を構築する。この一方側のコンクリート構造物A−1を構築した後、第五の型枠1−5を取外し、続いて他方側のコンクリート構造物B−1を構築すると、この一方側のコンクリート構造物A−1と他方側のコンクリート構造物B−1との接合面X−1に下向き角度が略70°となる5cm以上の長さを有する傾斜接合面D−1(略一文字型接合部となる)が形成される。この傾斜接合面D−1は接合面X−1の長手方向X’−1、図5−3に於いて、手前と奥面方向を云う。またこの傾斜接合面D−1は、接合面X−1の端面X"−1(長手方向と直交する方向)に一条又は数条設けることも可能であり、また端面X"−1に設ける下向き角度が略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜接合面D−1(型枠本体2に設ける下向き角度が略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜辺3−3)の位置及び/又は部位は自由であるが、略中心部が強度面又は防草等において有効性がある。そして、このコンクリート構造物A−1、B−1(両者とする)が経時的に(経年を経て)変化し、この両者間に隙間5が形成された状態においても、前記下向き角度が略70°となる少なくとも5cm以上の長さを有する傾斜接合面D−1による強度面又は防草等において有効性は確保されている。この例(他の各例も同じ)では、傾斜した下辺2−5bと傾斜辺3−5との関係で防草が図れること、また傾斜した上辺2−5aと傾斜辺3−5との関係でも防草が図れること等の特徴があり。また両者間に発生する隙間5の減少が図れること、又は両者間の緊結の強化が図れること等の特徴がある。
その他は第二の型枠1−2に準ずる。
図6〜図9に示した第六の型枠1−6〜第九の型枠1−9であり、この第六の型枠1−6〜第九の型枠1−9は傾斜辺3−1〜3−5の例を長手方向X’−1において形状を変更し、防草の状況に対応すること、又は地形等の条件に対応した防草を図ることを意図するものであり、それぞれの形状があり、何れの形状でも防草効果が可能である。
図10〜図16は前記第一の型枠1−1〜第五の型枠1−5を型枠の一部として利用して成形した境界ブロック又は歩道ブロック等のブロックEの各例を示しているが、何れも側面E−1(端面)に傾斜辺3−1〜3−5又は傾斜接合面D−1を設けた防草用ブロックであり、何れの構成でも防草効果が可能である。
また図17−1〜図17−4は従来の型枠と、この型枠を使用したコンクリート構造物と、その経年変化を示したものであり、図17−1が従来の型枠の斜視図で、図17−2が従来の型枠を利用して一方側にコンクリートを打設した断面図、図17−3が従来の型枠を利用して一方側及び/又は他方側にコンクリートを打設したコンクリート構造物の断面図、図17−4は図17−3のコンクリート構造物が経時的に変化(経年変化)した状態の断面図であり、この一方側及び/又は他方側のコンクリート構造物A−1、B−1の垂直方向の隙間5より、雑草等の植物Hの生育が確認できる。即ち、経年変化により、この垂直方向に隙間5が発生し、隙間5に飛来した雑草の種子が雨水等により流れて発芽すると、光合成により成長する性質から、芽が屈光性により隙間5を通じて上方へ延び(背地性があり)、根は屈地性により逆に下方へ伸びて(向地性で)成長し、繁殖する。従って、防草効果は期待できない。
図18−1〜図23−2に示した第一のブロックE〜第七のブロックEについて説明する。: 図18−1は第一のブロックEの側面図であり、この第一のブロックEの長手方向X’−1(図18−2参照)の一方の端面E−1・他方の端面E−1に下向き角度が略70°となる傾斜辺3−6・傾斜辺3−6を備えたブロックEの上面E−2・下面E−3に達する凹部6・凹部6を対峙関係に設け、この凹部6・凹部6は金型(図示せず)の抜き勾配F・抜き勾配Fを備えてなり、また凹部6・凹部6の先端部6−1・先端部6−1及び/又は底部6−2・底部6−2に面取り加工7・面取り加工7を形成する。そして、図18−2は第一のブロックEの施工状態を示しており、凹部6・凹部6の先端部6−1・先端部6−1の位置までぐり石C−1・ぐり石C−1を埋設し、その上に一方側のコンクリート構造物A−1及び/又は他方側のコンクリート構造物B−1を敷設する。その他の構造は、前述の各例に準ずる。: 図19−1は第二のブロックEの側面図であり、この第二のブロックEの長手方向X’−1(図19−2参照)の少なくとも一方の端面E−1に下向き角度が略70°となる傾斜辺3−6を備えたブロックEの上面E−2に達する凹部6を設け、この凹部6は金型(図示せず)の抜き勾配Fを備えてなり、また凹部6の先端部6−1及び/又は底部6−2に面取り加工7を形成する。そして、図19−2は第二のブロックEの施工状態を示しており、凹部6の先端部6−1の位置までぐり石C−1を埋設し、その上に一方側のコンクリート構造物A−1及び/又は他方側のコンクリート構造物B−1を敷設する。その他の構造は、前述の各例に準ずる。: 図20−1、図20−2に示した第三のブロックEと、図21に示した第四のブロックE、図22に示した第五のブロックE、並びに図23−1に示した第六のブロックE、図23−2に示した第七のブロックEは、前述の図19−1、図19−2に示した第二のブロックEに準ずる。但し、下記の点で相違するので説明する。: 図22では下向き角度が略70°となる傾斜辺3−6を備えたブロックEの上面E−2に達する凹部6が略楕円形を呈する。この略楕円形の凹部6であっても、下向き角度が略70°を備えておれば、防草効果は期待できる。また図23−1、図23−2は第六のブロックE、第七のブロックEの長手方向X’−1に一個又は数個の突条8を設け、この下向き角度が略70°となる突条傾斜辺(凹条傾斜辺)8−1を利用し、この長手方向X’−1における防草を図る。そして、図23−1の第六のブロックEの如く、長手方向X’−1の端部では、この第六のブロックEの繋目での防草に役立つ特徴がある。
図24−1〜図24−6に示した第八のブロックE〜第十三のブロックEは前述の図19−1、図19−2に示した第二のブロックEに準ずる。但し、下記の点で相違するので説明する。: 図24−1はブロックEの上面E−2に達する凹部6を複数個(二山)設ける構成である。図24−2はブロックEの上面E−2に達する凹部6を複数個(一山)設ける構成である。図24−3は図19−1、図19−2に示した第二のブロックEを採用し、更にブロックEの上面E−2に達する凹部6を複数個(一山)設ける構成である。図24−4はブロックEの上面E−2に達する凹部6を複数個(一山)上面E−2へと上昇するよう設ける構成である。図24−5はブロックEの上面E−2に達する凹部6をブロック上面E−2の一方側及び他方側にそれぞれ設ける構成である。図24−6はブロックEの上面E−2に達する凹部6をブロック上面E−2の一方側及び他方側に複数個(一山)設ける構成である。
図25−1〜図26に示した第十四のブロックE〜第十六のブロックEについて説明する。: 図25−1と図25−2はブロックEと防草シール9との組合せ構造の好ましい一例であり、ブロックEの特徴については、図24−1〜図24−6に示した第八のブロックE〜第十三のブロックEに準ずる。図25−1は第十四のブロックEの側面図であり、ブロックEの上面E−2に達する凹部6の先端部6−1に、防草シール9を貼り付ける構成である。図25−2は第十四のブロックを切り欠いた第十五のブロックEの側面図であり、ブロックEの上面E−2に達する凹部6の先端部6−1に窪み10を設け、この窪み10に防草シール9を嵌め込む構成である。この第十四のブロックE及び第十五のブロックEでは、経年変化によりブロックEに生じた隙間5を防草シール9によって塞ぐことができ、防草シール9と下向き角度略70°との相乗効果で確実な防草が図れる。尚、この防草シール9の幅、長さ等は適宜変更可能である。: 図26はブロックEの外周端面に凹部6を繞設した第十六のブロックEの斜視図であり、ブロックEの上面E−2に達する凹部6を、ブロック外周端面に繞設する構成である。
図1−1は第一の型枠の斜視図 図1−2は第一の型枠を利用して一方側にコンクリートを打設した断面図 図1−3は第一の型枠を利用して一方側及び/又は他方側にコンクリートを打設したコンクリート構造物の断面図 図1−4は図1−3のコンクリート構造物が経時的に(経年を経て)変化した状態の断面図 図2−1は第二の型枠の斜視図 図2−2は第二の型枠を利用して一方側にコンクリートを打設した断面図 図2−3は第二の型枠を利用して一方側及び/又は他方側にコンクリートを打設したコンクリート構造物の断面図 図2−4は図2−3のコンクリート構造物が経時的に(経年を経て)変化した状態の断面図 図3−1は第三の型枠の斜視図 図3−2は第三の型枠を利用して一方側にコンクリートを打設した断面図 図3−3は第三の型枠を利用して一方側及び/又は他方側にコンクリートを打設したコンクリート構造物の断面図 図3−4は図3−3のコンクリート構造物が経時的に(経年を経て)変化した状態の断面図 図4−1は第四の型枠の斜視図 図4−2は第四の型枠を利用して一方側にコンクリートを打設した断面図 図4−3は第四の型枠を利用して一方側及び/又は他方側にコンクリートを打設したコンクリート構造物の断面図 図4−4は図4−3のコンクリート構造物が経時的に(経年を経て)変化した状態の断面図 図5−1は第五の型枠の斜視図 図5−2は第五の型枠を利用して一方側にコンクリートを打設した断面図 図5−3は第五の型枠を利用して一方側及び/又は他方側にコンクリートを打設したコンクリート構造物の断面図 図5−4は図5−3のコンクリート構造物が経時的に(経年を経て)変化した状態の断面図 図6は第六の型枠の一部を示した側面図 図7は第七の型枠の一部を示した側面図 図8は第八の型枠の一部を示した側面図 図9は第九の型枠の一部を示した側面図 図10は第一の型枠〜第五の型枠等を利用して構築(成形)したブロックの側面図 図11は第一の型枠〜第五の型枠等を利用して構築(成形)したブロックの側面図 図12は第一の型枠〜第五の型枠等を利用して構築(成形)したブロックの側面図 図13は第一の型枠〜第五の型枠等を利用して構築(成形)したブロックの側面図 図14は第一の型枠〜第五の型枠等を利用して構築(成形)したブロックの側面図 図15は第一の型枠〜第五の型枠等を利用して構築(成形)したブロックの側面図 図16は第一の型枠〜第五の型枠等を利用して構築(成形)したブロックの側面図 図17−1は従来の型枠の斜視図 図17−2は従来の型枠を利用して一方側にコンクリートを打設した断面図 図17−3は従来の型枠を利用して一方側及び/又は他方側にコンクリートを打設したコンクリート構造物の断面図 図17−4は図17−3のコンクリート構造物が経時的に(経年を経て)変化した状態の断面図 図18−1は第一のブロックの側面図 図18−2は第一のブロックの施工状態を示した断面図 図19−1は第二のブロックの側面図 図19−2は第二のブロックの施工状態を示した断面図 図20−1は第三のブロックの側面図 図20−2は第三のブロックの施工状態を示した断面図 図21は第四のブロックの側面図 図22は第五のブロックの側面図 図23−1は第六のブロックの斜視図 図23−2は第七のブロックの斜視図 図24−1は第八のブロックの側面図 図24−2は第九のブロックの側面図 図24−3は第十のブロックの側面図 図24−4は第十一のブロックの側面図 図24−5は第十二のブロックの側面図 図24−6は第十三のブロックの側面図 図25−1は第十四のブロックの側面図 図25−2は第十四のブロックを切り欠いた第十五のブロックの側面図 図26はブロックの外周端面に凹部を繞設した第十六のブロックを示した斜視図
符号の説明
1−1〜1−9 第一の型枠〜第九の型枠
2−1〜2−5 型枠本体
2−2a〜2−5a 上辺
2−2b〜2−5b 下辺
3−1〜3−6 傾斜辺
4 取付具
5 隙間
6 凹部
6−1 先端部
6−2 底部
7 面取り加工
8 突条
8−1 突条傾斜辺(凹条傾斜辺)
9 防草シール
10 窪み
A−1 一方側のコンクリート構造物
B−1 他方側のコンクリート構造物
C−1 ぐり石
D−1 傾斜接合面
E ブロック
E−1 端面
E−2 上面
E−3 下面
F 抜き勾配
X−1 接合面
X’−1 長手方向
X”−1 端面
H 植物

Claims (9)

  1. コンクリート構造物を構築する際に使用する型枠であって、
    この型枠の長手方向の端面に下向き角度が略70°となる傾斜辺を凸設又は凹設し、しかもこの端面に下向き角度が略70°となる傾斜辺の凸設又は凹設の長さを少なくとも5cm以上に形成し、前記下向き角度が略70°となる傾斜辺を前記長手方向に連設して設ける構成としたことを特徴とする防草等を意図した構造物用の型枠。
  2. 請求項1に記載の端面に下向き角度が略70°となる傾斜辺を、長手方向において高低又は異形形状にする構成としたことを特徴とする防草等を意図した構造物用の型枠。
  3. 請求項1に記載の端面に下向き角度が略70°となる傾斜辺を、型枠本体に取付け、取外し自在に設ける構成としたことを特徴とする防草等を意図した構造物用の型枠。
  4. 請求項1〜3に記載の防草等を意図した構造物用の型枠利用の構造物であって、
    この構造物は、防草等を意図した下向き角度が略70°となる傾斜辺を利用し、防草凹部又は防草凸部を形成し、この構造物の隣に設けた他の構造物は、前記防草凸部又は防草凹部を形成し、この構造物の防草凹部又は防草凸部と、前記他の構造物の防草凸部又は防草凹部との間に経時的に隙間が発生しても防草効果が維持できる構造とした防草等を意図した型枠利用の構造物。
  5. 各種のブロックの長手方向の少なくとも一方端面に下向き角度が略70°となる傾斜辺を備えた当該ブロックの上面に達する凹部を設け、この凹部は金型の抜き勾配を備えてなり、またこの凹部の先端部及び/又は底部を面取り加工したことを特徴とする防草等を意図したブロック。
  6. 各種のブロックの長手方向の少なくとも一方端面に下向き角度が略70°となる傾斜辺を備えた当該ブロックの上面に達する凹部を複数個設け、この各凹部は金型の抜き勾配を備えてなり、またこの各凹部の先端部及び/又は底部を面取り加工したことを特徴とする防草等を意図したブロック。
  7. 請求項6に記載の複数個の凹部を、ブロック上面の一方側及び/又は他方側にそれぞれ設けたことを特徴とする防草等を意図したブロック。
  8. 請求項6に記載の複数個の凹部を、ブロック外周端面に繞設するとともに、当該ブロックの上面に達するよう構成したことを特徴とする防草等を意図したブロック。
  9. 請求項6に記載の複数個の凹部の先端部に、防草用の突起を設けることを特徴とする防草等を意図したブロック。


JP2004318476A 2004-07-14 2004-11-01 防草を意図した構造物用の型枠と、この型枠利用の構造物 Active JP4522820B2 (ja)

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