JP6978301B2 - 防火ブロック及びその敷設方法 - Google Patents

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Description

本発明は、防火ブロック及びその敷設方法に関する。
従来より、法面をパネル等で覆うことで、法面の防火が行われている。例えば、高速道路等の法面の法尻をパネル等で覆うことが行われている。これにより、雑草が法面に繁殖することを防止することができ、枯草の発生を防止することができる。したがって、枯草への引火を防止でき、法面における火災の発生を防止することができる。
このようなパネルとして、製作及び施工コストの低減を図った防草ボードが提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、法面の法尻に並べて敷設される防草ボードの間から雑草が繁殖することを防止した防草パネルが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−102453号公報 実用新案登録第3165624号公報
一般的に、雑草が繁殖するには、水が必要であるとされている。また、雑草が繁殖するには、日光が必要であるとされている。即ち、法面から日光を得ることができる位置までの距離が長ければ長い程、雑草の繁殖を抑えることができるとされている。そこで、法面から水を除去できるとともに、法面から日光を得ることができる位置までの距離を長くすることができるパネルであれば、雑草の繁殖防止により効果的である。
特許文献1に記載の防草ボードでは、法尻に並べて敷設されるボードの敷設方向両端に凹溝が形成されている。そして、法尻に並べて敷設された防草ボードの凹溝にモルタルを流し込むことで、隣接する防草ボード間の隙間を塞いでいる。防草ボードの間の隙間が塞がれるので、雑草の繁殖防止には効果的であるが、敷設に手間がかかる。
特許文献2に記載の防草パネルでは、法尻に並べて敷設されるパネルの敷設方向両端のそれぞれに、互い違いに重ね合わせることが可能な下部突出部及び上部突出部が形成されている。そして、隣接して敷設される防草パネルのうち、一方の防草パネルの下部突出部に他方の防草パネルの上部突出部を重ねて敷設される。これにより、隣接する防草パネルの間の隙間を塞ぐことができる。一方で、隣接する防草パネルの間から法面に到達する水を排出することができない。そのため、雑草の繁殖に必要な水が法面に供給されてしまうという問題があった。
本発明は、雑草が法面に繁殖することをより防止することで、法面の防火をより効果的にする防火ブロック及びその敷設方法を提供することを目的とする。
本発明は、法面に連続して敷設される防火ブロックであって、裏面が前記法面に対向して敷設される矩形の板体と、隣接する防火ブロックと相欠け継ぎ構造を構成するように、前記板体の左右の側面のそれぞれから突出し、前記側面に沿って伸びる一対の継手部と、を備え、一対の前記継手部のうち、前記板体の厚さ方向において裏面側に位置する一方は、前記板体の表面側を向く面に、その延伸方向に沿って伸びる溝部を有する防火ブロックに関する。
また、防火ブロックは、前記板体を厚さ方向に貫通し、裏面から表面に向けて徐々に拡径する一対のテーパ状の貫通孔を更に備え、前記貫通孔は、前記板体の上下方向において対称となるように配置されることが好ましい。
また、前記貫通孔は、それぞれ同一形状を有することが好ましい。
また、一対の前記貫通孔のうち、下方側に位置する貫通孔は、その下方側の内面が、前記板体が法面に敷設された状態で下方に傾斜することが好ましい。
また、前記板体は、表面から裏面に向けてテーパ状に凹む一対の凹部を備え、一対の前記凹部は、前記板体の上下方向において対称になるように、上下に並んで配置されることが好ましい。
また、一対の前記凹部のそれぞれの凹部に、一対の前記貫通孔のそれぞれの貫通孔が配置されることが好ましい。
また、本発明は、上記いずれかに記載の防火ブロックを連続して敷設する、防火ブロックの敷設方法であって、法面の傾斜方向に沿って前記溝部が配置されるように、前記継手部の延伸方向を合わせて防火ブロックを配置する工程と、前記継手部に対して、他の防火ブロックの継手部を、相欠け継ぎ構造を構成するように重ねて配置することで、防火ブロックを順次連続して配置する工程と、を備える、防火ブロックの敷設方法に関する。
本発明によれば、雑草が法面に繁殖することをより防止することで、法面の防火をより効果的にする防火ブロック及びその敷設方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る防火ブロックを示す一平面図である。 一実施形態の防火ブロックを示す他の平面図である。 図1のA矢視図である。 図1のB矢視図である。 図1のC矢視図である。 一実施形態の防火ブロックを示す斜視図である。 図1のD−D線断面図である。 図1のE−E線断面図である。 図1のF−F線断面図である。 図1のG−G線断面図である。 一実施形態の防火ブロックを法面に敷設した概略平面図である。 図11のH−H線断面図である。 図11のI−I線断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る防火ブロック1及びその敷設方法について、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る防火ブロック1は、図1〜図6に示すように、平面視矩形又は略矩形である。また、本実施形態に係る防火ブロック1は、板状体である。この防火ブロック1は、法面に連続して敷設される。具体的には、防火ブロック1は、法尻に連続して配置される。防火ブロック1は、板体10と、一対の継手部20と、を備える。なお、本実施形態において、「上方」とは、法面の傾斜方向に沿って上側に向かう方向を示す。また、「下方」とは、「上方」とは反対側に向かう方向を示す。したがって、法面に敷設される防火ブロック1のうち、法尻側に配置される側を「下方側」という。また、法面に敷設される防火ブロック1のうち、法肩側に配置される側を「上方側」という。そして、法面に敷設された防火ブロックの法尻に沿う方向を「左右方向」又は「幅方向」という。
板体10は、例えば、コンクリートブロックである。板体10の裏面は、法面に対向して敷設される。一方、板体10の表面は、露出面として敷設される。板体10は、板体本体11と、一対の貫通孔12と、一対の凹部13と、を備える。
板体本体11は、法面を覆う矩形又は略矩形の部材である。
貫通孔12のそれぞれは、図7に示すように、板体10(板体本体11)を厚さ方向に貫通する。また、貫通孔12のそれぞれは、板体10の裏面から表面に向けて徐々に拡径するテーパ状である。貫通孔12は、それぞれ同一形状を有する。貫通孔12のそれぞれは、板体10の上下方向において対称となるように配置される。換言すると、一対の貫通孔12は、板体10の長さ方向(上下方向)において対称となるように配置される。また、一対の貫通孔12は、板体10の幅方向(左右方向)において、中央又は中央近傍に配置される。
一対の貫通孔12のうち、下方側に位置する貫通孔12は、その下方側の内面が、板体10が法面に敷設された状態で下方に傾斜する。具体的には、下方側に位置する貫通孔12の下方側の内面は、下方に向けて傾斜する。その内面の板体10の厚さ方向に対する傾斜角度(俯角)は、想定される法面の傾斜角度よりも大きい。即ち、板体10の裏面が法面に対向して敷設されたとしても、その内面は、必ず下方に向けて傾斜する。一方、下方側に位置する貫通孔12の上方側の内面は、板体10の厚さ方向に沿う。
本実施形態において、一対の貫通孔12のそれぞれは、図6,図7,図9に示すように、同一形状を有する。そして、本実施形態において、一対の貫通孔12のそれぞれは、板体10の上下方向中央を分割する仮想線に対して線対称となるように配置される。即ち、一対の貫通孔12のそれぞれは、傾斜する内面(下方側となる内面)が板体10の上端部側又は下端部側に位置するように配置される。そして、一対の貫通孔12のそれぞれは、後述する一対の凹部13のそれぞれの凹部13に配置される。
一対の凹部13は、図1及び図6に示すように、板体10(板体本体11)の上下方向に並べて配置される。具体的には、一対の凹部13のそれぞれは、板体10の上下方向において対称となるように、上下に並んで配置される。一対の凹部13のそれぞれは、図6〜図10に示すように、板体10の表面から裏面に向けてテーパ状に凹む。具体的には、一対の凹部13のそれぞれは、上下左右の4方から裏面に向けてテーパ状に凹む。したがって、一対の凹部13のそれぞれは、平面視矩形形状の内面を有する。また、一対の凹部13の内面のうち、貫通孔12が配置される内面は、傾斜する内面(下方側となる内面)と同じ又はより大きな傾斜角度(俯角)で傾斜する。
一対の継手部20は、板体10と同材料で一体的に形成される。即ち、一対の継手部20は、板体10と同じコンクリートブロックで板体10と一体的に形成される。一対の継手部20は、板体10の左右の側面のそれぞれから突出する。複数の防火ブロック1が法面に敷設される場合、一対の継手部20は、隣接する防火ブロック1と相欠け継ぎ構造を構成する。具体的には、一対の継手部20は、図3〜図5に示すように、一対の継手部20の一方は板体10の上下方向に沿って伸びる。また、一対の継手部20の一方は、板体10の厚さ方向において裏面側の端部から突出する。そして、一対の継手部20の他方は、板体10の厚さ方向において、表面側の端部から突出する。
本実施形態において、一対の継手部20の一方は、板体10の厚さ方向中央から裏面側までの位置(幅)で突出する。また、一対の継手部20の他方は、板体10の厚さ方向中央から表面側までの位置(幅)で突出する。一対の継手部20のうち、板体10の厚さ方向において裏面側に位置する一方は、溝部21を有する。
溝部21は、図1,図4,図5に示すように、一方の継手部20の延伸方向(板体10の上下方向)に沿って伸びる。溝部21は、一方の継手部20の表面側を向く面に配置される。具体的に、溝部21は、一方の継手部20の表面側を向く面から凹み、一方の継手部20の先端よりも基端側に配置されるのが好ましい。本実施形態において、溝部21は、一方の継手部20の表面側を向く面であって、一方の継手部20の突出方向基端に配置される。
以上の防火ブロック1によれば、複数の防火ブロック1が法尻に並べて敷設される。このとき、それぞれの防火ブロック1は、法面の傾斜方向に上下方向を沿わせて配置される。また、それぞれの防火ブロック1は、一対の継手部20を用いて、隣り合う防火ブロック1との間で相欠け継ぎ構造となるように配置される。そして、例えば、シール部材30(図12参照)によって隣り合う防火ブロック1の間の隙間が埋められる。また、上方側に位置する貫通孔12には、アンカー40(図13参照)が打ち込まれる。これにより、防火ブロック1が法面に固定される。
下方側の貫通孔12は、法面から湧き出す水の排水口として機能する。法面から湧き出した水は、板体10の裏面に開いている下方側の貫通孔12の開口121に流入する。貫通孔12の下方側の内面が裏面から表面に向けて下方に傾斜して配置されるので、開口121に流入した水は、貫通孔12を通って板体10の表面側に流出する。そして、凹部13の内面も板体10の裏面から表面に向けて下方に傾斜して配置されるので、板体10の表面側に流出した水は、防火ブロック1に滞留せずに下方側に配置される側溝100に排出される。
降雨等により、防火ブロック1に降り注いだ水の一部は、隣り合う防火ブロック1の間から法面に浸透しようとする。浸透しようとする水の一部は、シール部材30により阻止される。シール部材30により阻止された水は、シール部材30の表面に沿って下方側に流れる。下方側に流れた水は、側溝100に排出される。
一方、隣り合う防火ブロック1の間に浸透した水は、一対の継手部20の間から法面に到達しようとする。しかしながら、一方の継手部20が溝部21を備えることで、浸透した水は、溝部21に流入する。溝部21に流入した水は、溝部21に沿って下方に流れる。そして、溝部21に沿って流れた水は、排水溝に排出される。
次に、本実施形態に係る防火ブロック1の敷設方法について図11〜図13を参照して説明する。
本実施形態に係る防火ブロック1の敷設方法は、防火ブロック1を配置する工程と、アンカー40を打つ工程と、防火ブロック1を連続して配置する工程と、シールする工程と、を備える。
まず、防火ブロック1を配置する工程が実施される。具体的には、法面の傾斜方向に沿って溝部21が配置されるように、継手部20の延伸方向が法面の傾斜方向に合せて配置される。
次いで、アンカー40を打つ工程が実施される。アンカー40を打つ工程において、一対の貫通孔12のうち、上方側の貫通孔12にアンカー40が打ち込まれる。これにより、防火ブロック1が法面に固定される。上方側の貫通孔12は、アンカー40を打ちこんだ後に埋められる。
次いで、防火ブロック1を連続して配置する工程が実施される。防火ブロック1を連続して配置する工程では、既に配置されている防火ブロック1の継手部20に対して、他の防火ブロック1の継手部20が、相欠け継ぎ構造を構成するように重ねて配置される。このように配置された他の防火ブロック1は、アンカー40を打つ工程に戻って法面に固定される。そして、アンカー40を打つ工程と防火ブロック1を連続して配置する工程は、全ての防火ブロック1が配置されるまで繰り返し実行される。
全ての防火ブロック1が配置された後、シールする工程が実施される。シールする工程において、シール部材30は、隣り合う防火ブロック1の間に挿入される。シール部材30は、隣り合って配置された防火ブロック1の間を封止する。シール部材30は、一方の防火ブロック1の他方の継手部20の突出方向先端面と、他方の防火ブロック1の板体10側面との間に配置される。
これにより、防火ブロック1は、図11〜図13に示すように、法面に連続して敷設される。
以上のような一実施形態に係る防火ブロック1及びその敷設方法によれば、以下の効果を奏する。
(1)法面に連続して敷設される防火ブロック1であって、防火ブロック1は、裏面が法面に対向して敷設される矩形の板体10と、隣接する防火ブロック1と相欠け継ぎ構造を構成するように、板体10の左右の側面のそれぞれから突出し、側面に沿って伸びる一対の継手部20と、を備え、一対の継手部20のうち、板体10の厚さ方向において裏面側に位置する一方は、板体10の表面側を向く面に、その延伸方向に沿って伸びる溝部21を有する。これにより、隣り合う防火ブロック1の間に水が進入したとしても、水は、溝部21に流れ込む。溝部21に流れ込んだ水は、溝部21に沿って防火ブロック1の下方側に流れて排出されるので、法面に届かない。したがって、法面に水が浸透することを抑制でき、雑草が繁殖することを抑制できるので、法面における火災の発生を抑制できる。
(2)防火ブロック1は、板体10を厚さ方向に貫通し、裏面から表面に向けて徐々に拡径する一対のテーパ状の貫通孔12を更に備え、貫通孔12は、板体10の上下方向において対称となるように配置される。これにより、防火ブロック1の上下方向を問わずに配置できるので、施工性を向上することができる。
(3)貫通孔12は、それぞれ同一形状を有する。これにより、より施工性を向上することができる。
(4)一対の貫通孔12のうち、下方側に位置する貫通孔12は、その下方側の内面が、板体10が法面に敷設された状態で下方に傾斜する。これにより、法面から貫通孔12を通って流出する水を貫通孔12に滞留させることなく排出できる。したがって、土や埃等が貫通孔12に残ることを抑制できるので、貫通孔12の位置に草が繁殖することを抑制できる。したがって、法面における火災の発生をより抑制できる。
(5)板体10は、表面から裏面に向けてテーパ状に凹む一対の凹部13を備え、一対の凹部13は、板体10の上下方向において対称になるように、上下に並んで配置される。これにより、防火ブロック1の軽量化を実現しつつ、肉厚部分を残すことで、防火ブロック1の強度を保つことができる。したがって、防火ブロック1の施工性を向上するとともに、耐候性を維持することができる。さらには、板体10の表面で反射する光を散乱させることができ、ドライバー等に対する眩惑を抑制できる。
(6)一対の凹部13のそれぞれの凹部13に、一対の貫通孔12のそれぞれの貫通孔12が配置される。これにより、貫通孔12の下方側の傾斜と凹部13の傾斜とを用いて水を排出することができ、防火ブロック1における水の滞留を抑制できる。したがって、施工性を向上しつつ、火災の発生をより抑制できる。
(7)防火ブロック1を連続して敷設する、防火ブロック1の敷設方法であって、防火ブロック1の敷設方法は、法面の傾斜方向に沿って溝部21が配置されるように、継手部20の延伸方向を合わせて防火ブロック1を配置する工程と、継手部20に対して、他の防火ブロック1の継手部20を、相欠け継ぎ構造を構成するように重ねて配置することで、防火ブロック1を順次連続して配置する工程と、を備える。これにより、防火ブロック1を連続して並べていくだけで敷設できるので、施工性を向上しつつ、火災の発生を抑制できる。
以上、本発明の防火ブロック及びその敷設方法の好ましい一実施形態につき説明したが、本発明は、上述の実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、上記実施形態において、貫通孔12が一対に配置されるとしたが、これに制限されない。例えば、貫通孔12は、板体10の4つの角部にそれぞれ配置されるようにしてもよい。
また、上記実施形態において、シール部材30を隣り合う防火ブロック1の間に配置するとしたが、溝部21の位置に配置してもよい。予めシール部材30を溝部21に配置した上で、他の防火ブロック1を配置できるので、施工性を向上することができる。
1 防火ブロック
10 板体
11 板体本体
12 貫通孔
13 凹部
20 継手部
21 溝部

Claims (7)

  1. 法面に連続して敷設される防火ブロックであって、
    裏面が前記法面に対向して敷設される矩形の板体と、
    隣接する防火ブロックと相欠け継ぎ構造を構成するように、前記板体の左右の側面のそれぞれから突出し、前記側面に沿って伸びる一対の継手部と、
    を備え、
    一対の前記継手部のうち、前記板体の厚さ方向において裏面側に位置する一方は、前記板体の表面側を向く面に、その延伸方向に沿って伸びる溝部を有し、
    一対の前記継手部のうち、前記板体の厚さ方向において表面側に位置する他方は、前記板体の裏面側を向く面を面一に構成される防火ブロック。
  2. 前記板体を厚さ方向に貫通し、裏面から表面に向けて徐々に拡径する一対のテーパ状の貫通孔を更に備え、
    前記貫通孔は、前記板体の上下方向中央を分割する仮想線に対して線対称となるように配置される請求項1に記載の防火ブロック。
  3. 前記貫通孔は、それぞれ同一形状を有する請求項2に記載の防火ブロック。
  4. 一対の前記貫通孔のうち、下方側に位置する貫通孔は、その下方側の内面が、前記板体が法面に敷設された状態で下方に傾斜する、請求項2又は3に記載の防火ブロック。
  5. 前記板体は、表面から裏面に向けてテーパ状に凹む一対の凹部を備え、
    一対の前記凹部は、前記板体の上下方向において対称になるように、上下に並んで配置され
    下方側に位置する前記貫通孔は、下方側の内面が、下方側の前記凹部の下方側の内側面に連続して配置され、
    下方側の前記凹部の下方側の内側面の俯角は、前記貫通孔の下方側の内面の傾斜角度と同じ又はより大きい請求項2〜4のいずれかに記載の防火ブロック。
  6. 一対の前記凹部のそれぞれの凹部に、一対の前記貫通孔のそれぞれの貫通孔が配置される請求項5に記載の防火ブロック。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の防火ブロックを連続して敷設する、防火ブロックの敷設方法であって、
    法面の傾斜方向に沿って前記溝部が配置されるように、前記継手部の延伸方向を合わせて防火ブロックを配置する工程と、
    前記継手部に対して、他の防火ブロックの継手部を、相欠け継ぎ構造を構成するように重ねて配置することで、防火ブロックを順次連続して配置する工程と、
    を備える、防火ブロックの敷設方法。
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