JP2006052063A - 搬送台車システム - Google Patents

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聡 神出
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Abstract


【構成】 左右の走行レール4,4の間に給電ダクト6を設け、スタッカークレーン10にユニバーサルジョイントを介して接続した集電台車24を給電ダクト6内を走行させる。給電ダクト6にFFU8を接続して、トロリー内での発塵を吸引してグレーティング3側へ排気する。
【効果】 給電トロリーとの接触による発塵を防止できる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、スタッカークレーン等の搬送台車を用いたシステムに関し、特に給電トロリーからの発塵の防止に関する。
クリーンルームなどでの搬送装置として、スタッカークレーンなどの搬送台車が用いられている。搬送台車には、給電トロリーのトロリー線に集電用のシューを接触させて摺動させながら給電する例が多いが、このようにすると摺動部からの発塵が問題になる。そこで発明者は、給電トロリーからの発塵を少なくした搬送台車システムを開発し、この発明に到った。
この発明の課題は、搬送台車システムの給電トロリーからの発塵を少なくすることにある。
請求項2の発明での追加の課題は、作業者の通路を確保すると共に、給電トロリーからの発塵で物品が汚染されるのをより確実に防止することにある。
請求項3の発明での追加の課題は、搬送台車の原点位置の調整とスタッカークレーンに設ける集電台車のメンテナンスとを同じ位置で行えるようにすることにある。
この発明の搬送台車システムでは、トロリー線とガイドローラのガイド面とを内蔵し、かつダクト内の空気を排気するためのファンを備えた給電ダクトを、搬送台車の走行経路に沿って敷設し、前記トロリー線と接触して集電する集電子を備え、かつ前記ガイド面によりガイドされるガイドローラで前記ダクト内を走行する集電台車を設けて、該集電台車を上下左右にシフト自在な接続部材を介して搬送台車に接続する。
好ましくは、平面視で前記搬送台車の底部を通過するように前記給電ダクトを敷設する。
また好ましくは、前記搬送台車の走行原点位置の付近で、前記給電ダクトの上部を開閉自在にしたエリアを設け、特に好ましくは搬送台車が走行原点に停止した際に、前記エリアで給電ダクトの上部を開くことにより、集電台車のメンテナンスができるようにする。
この発明では、トロリー線を給電ダクト内に設け、集電台車をダクト内を走行させて、集電する。そして集電子とトロリー線との接触で発塵した空気を、ファンを介して床下側へ排気する、もしくはファンからフィルタを介して排気するなどにより、発塵を少なくする。ダクト内を走行する集電台車はガイドローラを備え、ダクト内部に設けたガイド面にガイドされて走行する。集電台車は接続部により搬送台車に対して上下左右にシフト自在なので、トロリー線と集電子とを小さな接触圧で均一に接触させることができ、発塵をさらに少なくすると共に、集電子の摩耗を少なくして、集電子を長寿命化できる。
請求項2の発明では、給電ダクトを搬送台車の底部を通過するように、言い換えると搬送台車が給電ダクトの上部を通過し、搬送台車が通過する際に、平面視で給電ダクトが搬送台車で覆われるように敷設する。このため、集電台車から搬送台車の走行スペースの左右の処理装置や保管設備などへの距離を大きくでき、また搬送台車により集電台車から周囲の処理装置や保管設備への気流を妨害し、発塵による物品の汚染をより少なくできる。また給電ダクトを搬送台車の底部を通過するように敷設するので、これ以外の場所に敷設する場合に比べ、人などの通行を容易にできる。
請求項3の発明では、搬送台車の走行原点位置の付近で、給電ダクトの上部を開閉自在にしたエリアを設ける。このため搬送台車を走行原点へ移動させると、簡単に給電ダクトの上部を開いて集電台車のメンテナンスを行える。
以下に本発明を実施するための最適実施例を示す。
図1〜図4に実施例を示す。実施例では搬送台車としてスタッカークレーンを示すが、他の有軌道台車や無軌道で走行する無人搬送車などでもよい。
図において、2は例えばクリーンルーム内に設けた走行スペースで、その床面には例えばグレーティング3などを施して、気流は天井側から床下側へ流れるようにする。そして例えば左右一対の走行レール4,4の間に給電ダクト6を設けるが、走行レールが1本の場合、これに平行にスタッカークレーン10の底部を通過するように敷設する。8は給電ダクト6に付属して設けたFFU(フィルターファンユニット)で、給電ダクト6で発塵した空気をフィルターで処理し、ファンによりグレーティング3側へと排気する。実施例ではフィルターファンユニット8を設けるが、フィルタを除いて単なるファンを設け、給電ダクト6内の発塵空気をグレーティング3側へと排気しても良い。
10はスタッカークレーンで、12は例えば前後左右計4輪の走行車輪で、各走行車輪12に各々走行モータ14を設け、16は軸受け、18は左右の走行車輪を連結する中空軸である。20,21はスタッカークレーン10の下部フレームを連結する連結部で、例えば連結部20に集電ボックス22を設け、例えば一対のユニバーサルジョイント25,26を介して集電台車24を接続する。28は、集電ボックス22と集電台車24とを接続するケーブルである。図2,図3などに示すように、集電台車24と集電ボックス22とを、アーム30〜32とその間のユニバーサルジョイント25,26により接続したが、ユニバーサルジョイントに限らず、集電台車24と集電ボックス22とを、上下左右にシフト自在に接続するものであればよい。集電台車24にはガイドローラ34〜36を設け、左右のガイドローラ34,36を給電ダクト6の内部のガイド面38,40でガイドして集電台車24の荷重を支持し、ガイドローラ36を給電ダクト6の内部の奥側の壁面に鉛直面に設けたガイド面42でガイドして、集電台車24の左右方向位置を規制する。実施例ではガイドローラ34〜36をそれぞれ前後一対設けたが、例えばガイドローラ34,35を前後一対設け、ガイドローラ36は1輪のみ設けても良い。また44は複数個のシューで、給電ダクト6のトロリー線48に摺動しながら接触して集電する。
図3等により、給電ダクト6側の構成を説明すると、46はトロリー本体で、例えば給電ダクト6の内側の上部に設けられ、その下側に複数のトロリー線48が突き出して、前記のシュー44と接触する。給電ダクト6にはFFU8の反対側の側面に開口50を設けて、アーム30やケーブル28が通過し得るようにする。そして周囲の空気は開口50から負圧の給電ダクト6内に吸引され、FFU8のファンによりフィルタを介して、グレーティング3側へ排気される。
スタッカークレーン10の他の部分の構成を説明すると、52はマストで、図示しない昇降台を昇降させ、54は昇降モータ、56はドラムである。そして走行スペース2の左右両側にはラックや処理装置などを設けて、これらの間で半導体カセットや液晶基板などの物品をスタッカークレーン10により搬送する。
実施例の基本的動作を示す。集電台車24は給電ダクト6内を走行するので、トロリー線48とシュー44との摺動などにより発塵した空気を、ダクト6内に閉じこめることができる。そして発塵により汚染された空気をフィルターファンユニット8により処理することにより、汚染した空気が漏れ出すことを防止できる。また給電ダクト6内はフィルターファンユニット8により負圧に保たれ、開口50から汚染空気が漏れ出すことはほとんど無い。集電台車24はユニバーサルジョイント25,26を介して上下左右にシフト自在にスタッカークレーン10に接続され、またガイドローラ34〜36により給電トロリー6のガイド面38〜42でガイドされるので、シュー44とトロリー線48との接触は滑らかで、小さな接触圧で均一に接触させることができる。従ってシュー44とトロリー線48との摺動による発塵を少なくできる。なお給電ダクト6は、左右一対の走行レール4,4の間に設けたが、走行レールがスタッカークレーン10の底面中央に1本のみある場合、給電ダクト6を走行レール4の左右で、スタッカークレーン10の左右の縁よりも中央寄りに敷設すればよい。
図4等に、スタッカークレーン10のメンテナンスステーション60の配置を示す。メンテナンスステーション60でのスタッカークレーン10の停止位置で、給電ダクト6には開閉自在なカバー62を設けてその上部を覆い、カバー62を取り外すと、開口64が表れて、トロリー本体46aが露出するエリアを設けておく。そして原点位置に停止したスタッカークレーンの集電台車がこのエリア内にあるようにしておく。66は、例えば走行レール4などに設けた原点マークで、この位置がスタッカークレーンの走行原点である。そしてスタッカークレーンのメンテナンスや原点調整などを行う場合、メンテナンスステーション60へスタッカークレーンを走行させ、スタッカークレーンの所定の位置が原点マーク66と一致するように停止させる。この状態でスタッカークレーンのエンコーダの値などを0にリセットすると、原点調整が行われる。なお68はショックアブソーバである。
メンテナンスステーション60では例えば床面にグレーティング3などを施さず、走行レール4よりも低い位置に人が潜り込んでスタッカークレーンの底面のメンテナンスを行えるようにする。あるいはスタッカークレーンの下部フレームの隙間や走行車輪と走行車輪の間などからメンテナンスできるようにする。何れの場合も、カバー62を開けると、着脱自在なトロリー本体46aなどが露出し、ここから例えばトロリー本体46aを取り外す、もしくはユニバーサルジョイントを操作して、集電台車24を、トロリー本体46aを設けていないスペースまで引き出すなどのことにより、集電台車24をメンテナンスし、シューなどを交換できるようにする。
実施例で用いたスタッカークレーンと走行スペースの要部平面図 実施例でのスタッカークレーンと走行スペースとを示す要部正面図 実施例での給電トロリーと集電台車とを示す鉛直方向断面図 実施例において、メンテナンスステーションで給電トロリーのカバーを外した状態を示す要部平面図
符号の説明
2 走行スペース
3 グレーティング
4 走行レール
6 給電ダクト
8 FFU(フィルターファンユニット)
10 スタッカークレーン
12 走行車輪
14 走行モータ
16 軸受け
18 中空軸
20,21 連結部
22 集電ボックス
24 集電台車
25,26 ユニバーサルジョイント
28 ケーブル
30〜32 アーム
34〜36 ガイドローラ
38〜42 ガイド面
44 シュー
46 トロリー本体
48 トロリー線
50 開口
52 マスト
54 昇降モータ
56 ドラム
60 メンテナンスステーション
62 カバー
64 開口
66 原点マーク
68 ショックアブソーバ

Claims (3)

  1. トロリー線とガイドローラのガイド面とを内蔵し、かつダクト内の空気を排気するためのファンを備えた給電ダクトを、搬送台車の走行経路に沿って敷設し、
    前記トロリー線と接触して集電する集電子を備え、かつ前記ガイド面によりガイドされるガイドローラで前記ダクト内を走行する集電台車を設けて、該集電台車を上下左右にシフト自在な接続部材を介して搬送台車に接続した、搬送台車システム。
  2. 平面視で前記搬送台車の底部を通過するように、前記給電ダクトを敷設したことを特徴とする、請求項1の搬送台車システム。
  3. 前記搬送台車の走行原点位置の付近で、前記給電ダクトの上部を開閉自在にしたエリアを設けたことを特徴とする、請求項1または2の搬送台車システム。
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