JP2006049557A - 半導体装置 - Google Patents

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    • H01L2224/16135Disposition the bump connector connecting between different semiconductor or solid-state bodies, i.e. chip-to-chip
    • H01L2224/16145Disposition the bump connector connecting between different semiconductor or solid-state bodies, i.e. chip-to-chip the bodies being stacked

Abstract

【課題】 信頼性の高い半導体装置を提供する。
【解決手段】 半導体装置は、複数のパッド12を有する半導体基板10と、半導体基板10を貫通する貫通穴20と、いずれかのパッド12と電気的に接続されて貫通穴20の内側を通り半導体基板10を貫通するように形成された第1の導電体30と、半導体基板10及び第1の導電体30と電気的に絶縁されて、貫通穴20の内側で第1の導電体30の側面を囲むように形成された第2の導電体40とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体装置に関する。
半導体チップを貫通する貫通電極を有する半導体装置が知られている。この場合、貫通電極の信号伝達精度を高めることができれば、電気的な信頼性の高い半導体装置を提供することができる。
本発明の目的は、信頼性の高い半導体装置を提供することにある。
特開2002−208655号公報
(1)本発明に係る半導体装置は、複数のパッドを有する半導体基板と、
前記半導体基板を貫通する貫通穴と、
いずれかの前記パッドと電気的に接続されて、前記貫通穴の内側を通り前記半導体基板を貫通するように形成された第1の導電体と、
前記半導体基板及び前記第1の導電体と電気的に絶縁されて、前記貫通穴の内側で前記第1の導電体の側面を囲むように形成された第2の導電体と、
を有する。本発明によれば、第2の導電体は、第1の導電体の側面を囲むように形成されてなる。そのため、第2の導電体がシールドの役割を果たし、第1の導電体の信号伝搬精度を高めることができる。そのため、電気的な信頼性の高い半導体装置を提供することができる。
(2)この半導体装置において、
前記第2の導電体は、いずれかの前記パッドと電気的に接続されていてもよい。
(3)この半導体装置において、
前記第2の導電体は、グランド用の前記パッドに電気的に接続されていてもよい。
(4)この半導体装置において、
前記第1の導電体は、いずれかの前記パッドを貫通するように形成されていてもよい。
(5)この半導体装置において、
前記半導体基板における前記パッドが形成された面とは反対側の面に、前記第2の導電体の先端面を覆うように形成された、前記第1の導電体の先端面を露出させる開口を有する絶縁層をさらに有してもよい。これによると、第1及び第2の導電体の電気的なショートの発生しにくい、信頼性の高い半導体装置を提供することができる。
(6)この半導体装置において、
前記第1の導電体と電気的に接続されてなり、前記絶縁層における前記半導体基板とは反対側の面から突出する突起電極をさらに有してもよい。これによると、電気的な信頼性が高く、かつ、積層に適した半導体装置を提供することができる。
(7)本発明に係る半導体装置は、複数のパッドを有し、積層されてなる複数の半導体チップと、
それぞれの前記半導体チップに形成された貫通穴と、
いずれかの前記パッドと電気的に接続されて、前記貫通穴の内側を通りいずれかの前記半導体チップを貫通するように形成された第1の導電体と、
前記半導体チップ及び前記第1の導電体と電気的に絶縁されて、前記貫通穴の内側で前記第1の導電体の側面を囲むように形成された第2の導電体と、
を有する。本発明によれば、第2の導電体は、第1の導電体の側面を囲むように形成されてなる。そのため、第2の導電体がシールドの役割を果たし、第1の導電体の信号伝搬精度を高めることができる。そのため、電気的な信頼性の高い半導体装置を提供することができる。
以下、本発明を適用した実施の形態について図面を参照して説明する。ただし、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。図1〜図3は、本発明を適用した実施の形態に係る半導体装置1について説明するための図である。なお、図1は、本発明を適用した実施の形態に係る半導体装置1の断面図の一部拡大図である。また、図2は、半導体装置1のうち、半導体基板10を説明するための図である。図3は、図1のIII−III線断面の一部拡大図である。
本実施の形態に係る半導体装置は、図1及び図2に示すように、半導体基板10を有する。半導体基板10は、例えばシリコン基板であってもよい。半導体基板10は、半導体チップであってもよい。あるいは、半導体基板10は、ウエハ状をなしていてもよい。ウエハ状の半導体基板10は、複数の半導体装置となる領域を含んでいてもよい。半導体基板10は、1つ又は複数の(半導体チップには1つの、半導体ウエハには複数の)集積回路を有してもよい(図示せず)。集積回路の構成は特に限定されないが、例えば、トランジスタ等の能動素子や、抵抗、コイル、コンデンサ等の受動素子を含んでいてもよい。半導体基板10は複数のパッド12を有する(図2参照)。パッド12は、半導体基板10の内部と電気的に接続されていてもよい。パッド12は、集積回路と電気的に接続されていてもよい。あるいは、集積回路に電気的に接続されていないパッドを含めて、パッド12と称してもよい。パッド12は、アルミニウム又は銅等の金属で形成されていてもよい。パッド12は、単層の金属層で形成されていてもよく、複数層で構成されていてもよい。半導体基板10は、図1及び図2に示すように、絶縁膜14を有していてもよい。このとき、パッド12は、絶縁膜14上に設けられていてもよい。絶縁膜14は、複数層から形成されていてもよい(図示せず)。このとき、各層間には配線パターン(図示せず)が形成されていてもよい。該配線パターンによって、パッド12は集積回路と電気的に接続されていてもよい。絶縁膜14の材料は特に限定されないが、例えば、SiOであってもよい。さらに、半導体基板10は、パッシベーション膜16を有してもよい。パッシベーション膜16はそれぞれのパッド12(例えば、パッド12の中央部)を露出させる開口を有する(図2参照)。パッシベーション膜は、例えば、SiO、SiN、ポリイミド樹脂等で形成してもよい。
本実施の形態に係る半導体装置は、半導体基板10を貫通する貫通穴20を有する(図2参照)。貫通穴20は、図2に示すように、パッド12を貫通するように形成されていてもよい。言い換えると、貫通穴20は、パッド12とオーバーラップするように形成されていてもよい。あるいは、貫通穴20は、パッド12を避けて形成されていてもよい(図示せず)。
本実施の形態に係る半導体装置は、図1に示すように、半導体基板10を貫通するように形成された第1の導電体30を有する。第1の導電体30は、貫通穴20の内側を通り半導体基板10を貫通するように形成されてなる。第1の導電体30は、いずれかのパッド12と電気的に接続されてなる。第1の導電体30は、パッド12を貫通するように形成されていてもよい。このとき、第1の導電体30は、自らが貫通するパッドに電気的に接続されていてもよい。ただし、第1の導電体30は、パッド12を貫通しないように形成されていてもよい。第1の導電体30は、単一の導電材料で形成されていてもよい。あるいは、第1の導電体30は、複数層に形成されていてもよい。
本実施の形態に係る半導体装置は、図1に示すように、第2の導電体40を有する。第2の導電体40は、半導体基板10及び第1の導電体30と電気的に絶縁されてなる。そして、第2の導電体40は、貫通穴20の内側で、第1の導電体30の側面を囲むように形成されてなる(図3参照)。第2の導電体40は第1の導電体30に対して電気的に絶縁されているため、シールド層としての役割を果たすことができる。すなわち、第2の導電体40によって、第1の導電体30以外の場所で発生した電磁波が、第1の導電体30によって伝搬される信号に与える影響を小さくすることができる。そのため、第1の導電体30の信号伝達精度を高めることができる。また、第2の導電体40によって第1の導電体30を伝達する信号により発生する電磁波の漏えいを防止することができる。そのため、第1の導電体30から発生した電磁波が、他の導電体によって伝搬される信号に与える影響を小さくすることができる。このことから、信号伝達精度に優れた、信頼性の高い半導体装置を提供することができる。特に、高い周波数特性を有する半導体装置に適用することで、半導体装置の信頼性を高めることができる。なお、第2の導電体40は、いずれかのパッド12と電気的に接続されていてもよい。このとき、第2の導電体40は、グランド用のパッド12と電気的に接続されていてもよい。また、第2の導電体40は、第1の導電体30における半導体基板10から突出した部分の側面を囲むように形成されていてもよい(図1参照)。
本実施の形態に係る半導体装置は、図1及び図3に示すように、第1の絶縁体50を有してもよい。第1の絶縁体50は、半導体基板10の貫通穴20の内側面を覆うように形成されていてもよい(図3参照)。第1の絶縁体50により、第2の導電体40と半導体基板10とを電気的に絶縁してもよい。また、本実施の形態に係る半導体装置は、第2の絶縁体60を有してもよい。第2の絶縁体60は、第1の導電体30の側面と第2の導電体40との間に配置されていてもよい(図3参照)。すなわち、第2の絶縁体60は、第1の導電体30の側面を覆うように形成されていてもよい。また、第2の導電体40は、貫通穴20の領域内で第2の絶縁体60の側面を覆うように形成されていてもよい(図3参照)。第2の絶縁体60により、第2の導電体40と第1の導電体30とを電気的に絶縁してもよい。第1及び第2の絶縁体50,60の材料は特に限定されないが、例えば、SiOであってもよい。
本実施の形態に係る半導体装置は、図1に示すように、絶縁層70を有してもよい。絶縁層70は、例えば、ポリイミド樹脂等で形成してもよい。更に感光性を有する材料であってもよい。絶縁層70は、半導体基板10におけるパッド12が形成された面とは反対側の面に形成されてなる。絶縁層70は、第2の導電体40の先端面を覆うように形成されてなる。また、絶縁層70は、第1の導電体30の先端面32を露出させる開口72を有する。これにより、第1及び第2の導電体30,40が電気的にショートすることを防止することができる。開口72は、先端面32の全面を露出させるように形成されていてもよく、先端面32の一部のみを露出させるように形成されていてもよい。本実施の形態に係る半導体装置は、突起電極75をさらに有してもよい。突起電極75は、第1の導電体30と電気的に接続されてなる。そして、突起電極75は、絶縁層70における半導体基板10とは反対側の面から突出してなる。これにより、積層に適した構造をなす半導体装置1を提供することができる。
本発明を適用した実施の形態に係る半導体装置は、以上のような構成をなしていてもよい。以下、本発明を適用した実施の形態に係る半導体装置の製造方法を説明する。図4〜図14は、本発明を適用した実施の形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための図である。
本実施の形態に係る半導体装置の製造方法は、図4に示す、半導体基板10を用意することを含んでいてもよい。半導体基板10は、複数のパッド12を有する。半導体基板10は、絶縁膜14を有していてもよい。絶縁膜14は、層間絶縁膜であってもよい。半導体基板10は、パッシベーション膜16を有していてもよい。このとき、パッシベーション膜16は、パッド12の一部を露出させる開口を有してもよい。
本実施の形態に係る半導体装置の製造方法は、図5に示すように、半導体基板10に凹部22を形成することを含んでいてもよい。凹部22を、図5に示すように、パッド12を貫通するように形成してもよい。言い換えると、凹部22を、パッド12とオーバーラップする領域に形成してもよい。ただし、凹部22を、パッド12を避けた領域に形成してもよい(図示せず)。半導体基板10に凹部22を形成する方法は特に限定されないが、凹部22は、例えばエッチング(ドライエッチング)によって形成してもよい。
本実施の形態に係る半導体装置の製造方法は、図6に示すように、第1の絶縁体50を形成することを含んでいてもよい。第1の絶縁体50を、図6に示すように、凹部22の内側面を覆うように形成してもよい。また、第1の絶縁体50を、パッド12の表面を覆うように形成してもよい。さらに、第1の絶縁体50を、半導体基板10のパッド12が形成された面を覆うように形成してもよい。これにより、半導体基板10と第2の導電体40とのショートを防止することができる。第1の絶縁体50を、凹部22とオーバーラップする領域に凹部52を有するように形成してもよい。これにより、第1の導電体30を、凹部22の内側を通るように形成することが可能になる。また、第1の絶縁体50を、図3に示すように、パッド12の一部を露出させる貫通穴54を有するように形成してもよい。これにより、第2の導電体40を、パッド12と電気的に接続するように形成することができる。
本実施の形態に係る半導体装置の製造方法は、図7に示すように、第2の導電体40を形成することを含んでいてもよい。第2の導電体40を、第1の絶縁体50の凹部52の内側面を覆うように形成してもよい。第2の導電体40を、凹部52とオーバーラップする領域に凹部42を有するように形成してもよい。これにより、第1の導電体30を、凹部22の内側を通るように形成することが可能になる。また、第2の導電体40は、いずれかのパッド12と電気的に接続するように形成してもよい。例えば、第1の絶縁体50の貫通穴54に導電材料を充填させることによって、第2の導電体40を、パッド12と電気的に接続させてもよい。このとき、第2の導電体40が電気的に接続されるパッド12は、グランド用のパッドであってもよい。第2の導電体40を形成する方法は特に限定されないが、例えば、第1の絶縁体50の表面に導体膜を形成し、該導体膜をパターニングすることによって第2の導電体40を形成してもよい。このとき、導体膜は、スパッタリングやCVD法などを適用して形成してもよい。なお、CVD法を適用して導体膜を形成すれば、第1の絶縁体50の表面に一様に導体膜を形成することができるため、また、貫通穴54を充填するように導体膜を形成することができるため、信頼性の高い半導体装置を効率よく形成することができる。第2の導電体40は、一層で形成してもよく、あるいは複数層で形成してもよい。このとき、第2の導電体40の材料も、特に限定されるものではない。
本実施の形態に係る半導体装置の製造方法は、図8に示すように、第2の絶縁体60を形成することを含んでいてもよい。第2の絶縁体60を、第2の導電体40を覆うように形成してもよい。これにより、第1の導電体30を、第2の導電体40と電気的に絶縁されるように形成することができる。なお、第2の絶縁体60を、凹部42の内側の領域に凹部62を有するように形成してもよい。これにより、第1の導電体30を、凹部22の内側を通るように形成することが可能になる。
本実施の形態に係る半導体装置の製造方法は、図9に示すように、パッド12の一部を露出させる開口65を形成することを含んでいてもよい。これにより、第1の導電体30を、パッド12と電気的に接続するように形成することができる。なお、開口65は、図9に示すように、第1及び第2の絶縁体50,60を貫通するように形成してもよい。
本実施の形態に係る半導体装置の製造方法は、第1の導電体30を形成することを含んでいてもよい(図12参照)。第1の導電体30を形成する方法は、特に限定されない。第1の導電体30を形成する方法は、図10に示すように、第2の絶縁体60の表面に導体膜35を形成することを含んでいてもよい。導体膜35は、図10に示すように、凹部62の内側面を覆うように形成してもよい。導体膜35は、また、開口65の内側面を覆うように形成してもよい。このとき、導体膜35は、パッド12と電気的に接続されるように形成してもよい。導体膜35は、例えば、CVD法によって形成してもよい。そして、導体膜35の表面にパターニングされたレジスト層37を形成し、電解めっき工程によって、レジスト層37の開口に導電体を形成してもよい(図11参照)。そして、レジスト層37を除去し、導体膜35をパターニングして、図12に示すように、導電体30を形成してもよい。
本実施の形態に係る半導体装置の製造方法は、図13に示すように、半導体基板10におけるパッド12が形成された面とは反対側の面から、第1の導電体30の一部を露出させることを含んでいてもよい。これにより、第1の導電体30が、半導体基板10を貫通する。半導体基板10を、パッド12が形成された面とは反対側から薄くして、第1の導電体30の一部を露出させてもよい。半導体基板10を薄くする方法は特に限られず、機械的な研磨や化学的なエッチングであってもよい。このとき、第1の絶縁体50及び第2の導電体40並びに第2の絶縁体60を除去することによって、第1の導電体30の先端面32を露出させてもよい。また、第1の導電体30の導体膜35を除去して、先端面32を露出させてもよい。これにより、電気的な接続信頼性の高い半導体装置を製造することができる。
本実施の形態に係る半導体装置の製造方法は、図14に示すように、半導体基板10におけるパッド12が形成された面とは反対側の面に、絶縁層70を形成することを含んでいてもよい。絶縁層70は、第2の導電体40の先端面を覆うように形成する。絶縁層70は、第1の導電体30の先端面を露出させる開口72を有するように形成する。これにより、第1の導電体30と第2の導電体40との電気的なショートを防止することができる。本実施の形態に係る半導体装置の製造方法は、さらに、突起電極75を形成することを含んでいてもよい。突起電極75を、絶縁層70における半導体基板10とは反対側の面から突出するように形成する。これにより、積層に適した構造を有する半導体装置1を製造することができる。突起電極75を、絶縁層70の開口72を充填するように形成してもよい。これにより、突起電極75を、第1の導電体30と電気的に接続するように形成することができる。
本実施の形態に係る半導体装置1は、以上の工程によって形成してもよい。そして、複数の半導体装置1を積層し、上下に配置された第1の導電体30を電気的に接続して、図15に示す、半導体装置100を形成してもよい。なお、図15は、半導体装置100の断面の一部拡大図である。このとき、各半導体装置1の間には、樹脂部102を設けてもよい。これにより、機械的及び電気的な信頼性の高い半導体装置100を形成することができる。半導体装置100は、複数の半導体基板10を有する。ここで、半導体基板10は、半導体チップであってもよい。それぞれの半導体基板10は、複数のパッド12を有する。それぞれの半導体基板10は積層されてなる。半導体装置100は、それぞれの半導体基板10に形成された貫通穴20を有する。半導体装置100は、第1の導電体30を有する。第1の導電体30は、いずれかのパッド12と電気的に接続されてなる。第1の導電体30は、貫通穴20の内側を通りいずれかの半導体基板10を貫通するように形成されてなる。半導体装置100は、第2の導電体40を有する。第2の導電体40は、半導体基板10及び第1の導電体30と電気的に絶縁されてなる。第2の導電体40は、貫通穴20の内側で第1の導電体30の側面を囲むように形成されてなる。そして、図16には、半導体装置100が実装された回路基板1000を示す。また、本実施の形態に係る半導体装置を有する電子機器として、図17にはノート型パーソナルコンピュータ2000を、図18には携帯電話3000を、それぞれ示す。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
図1は、本発明を適用した実施の形態に係る半導体装置について説明するための図である。 図2は、本発明を適用した実施の形態に係る半導体装置について説明するための図である。 図3は、本発明を適用した実施の形態に係る半導体装置について説明するための図である。 図4は、本発明を適用した実施の形態に係る半導体装置の製造方法について説明するための図である。 図5は、本発明を適用した実施の形態に係る半導体装置の製造方法について説明するための図である。 図6は、本発明を適用した実施の形態に係る半導体装置の製造方法について説明するための図である。 図7は、本発明を適用した実施の形態に係る半導体装置の製造方法について説明するための図である。 図8は、本発明を適用した実施の形態に係る半導体装置の製造方法について説明するための図である。 図9は、本発明を適用した実施の形態に係る半導体装置の製造方法について説明するための図である。 図10は、本発明を適用した実施の形態に係る半導体装置の製造方法について説明するための図である。 図11は、本発明を適用した実施の形態に係る半導体装置の製造方法について説明するための図である。 図12は、本発明を適用した実施の形態に係る半導体装置の製造方法について説明するための図である。 図13は、本発明を適用した実施の形態に係る半導体装置の製造方法について説明するための図である。 図14は、本発明を適用した実施の形態に係る半導体装置の製造方法について説明するための図である。 図15は、本発明を適用した実施の形態に係る半導体装置について説明するための図である。 図16は、本発明を適用した実施の形態に係る半導体装置が実装された回路基板を示す図である。 図17は、本発明を適用した実施の形態に係る半導体装置を有する電子機器を示す図である。 図18は、本発明を適用した実施の形態に係る半導体装置を有する電子機器を示す図である。
符号の説明
10 半導体基板、 12 パッド、 16 パッシベーション膜、 20 貫通穴、 30 第1の導電体、 40 第2の導電体、 50 第1の絶縁体、 60 第2の絶縁体、 70 絶縁層、 72 開口、 75 突起電極

Claims (7)

  1. 複数のパッドを有する半導体基板と、
    前記半導体基板を貫通する貫通穴と、
    いずれかの前記パッドと電気的に接続されて、前記貫通穴の内側を通り前記半導体基板を貫通するように形成された第1の導電体と、
    前記半導体基板及び前記第1の導電体と電気的に絶縁されて、前記貫通穴の内側で前記第1の導電体の側面を囲むように形成された第2の導電体と、
    を有する半導体装置。
  2. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記第2の導電体は、いずれかの前記パッドと電気的に接続されてなる半導体装置。
  3. 請求項2記載の半導体装置において、
    前記第2の導電体は、グランド用の前記パッドに電気的に接続されてなる半導体装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の半導体装置において、
    前記第1の導電体は、いずれかの前記パッドを貫通するように形成されてなる半導体装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の半導体装置において、
    前記半導体基板における前記パッドが形成された面とは反対側の面に、前記第2の導電体の先端面を覆うように形成された、前記第1の導電体の先端面を露出させる開口を有する絶縁層をさらに有する半導体装置。
  6. 請求項5記載の半導体装置において、
    前記第1の導電体と電気的に接続されてなり、前記絶縁層における前記半導体基板とは反対側の面から突出する突起電極をさらに有する半導体装置。
  7. 複数のパッドを有し、積層されてなる複数の半導体チップと、
    それぞれの前記半導体チップに形成された貫通穴と、
    いずれかの前記パッドと電気的に接続されて、前記貫通穴の内側を通りいずれかの前記半導体チップを貫通するように形成された第1の導電体と、
    前記半導体チップ及び前記第1の導電体と電気的に絶縁されて、前記貫通穴の内側で前記第1の導電体の側面を囲むように形成された第2の導電体と、
    を有する半導体装置。
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