JP2006049091A - 可動接触子 - Google Patents

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Tomoo Yamazaki
智雄 山崎
Mitsuhiro Mitsushige
三弘 満重
Koji Asakawa
浅川  浩司
Hideto Yamagata
山縣  秀人
Akifumi Satou
佐藤  朗史
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Abstract

【課題】 限流開極時の先端部分の変形を防止することによって、固定接触子との接触不良や未導通状態を無くすこと。
【解決手段】 可動接触子10が矢印L4で示す限流開極位置となった際に、ピン8に当接する三角形状凸部10aを可動接触子10に一体に設ける。この三角形状凸部10aは、可動接触子10の可動接点1aの配設面の背面に三角形状に突き出るように配設されており、開極時に、その三角形の頂点で接合する一方の傾斜面のみがピン8に衝突し、この衝突時にピン8から受ける反作用の力が矢印Cで示すように可動接触子10の先端方向へ働くように形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電源と電子機器とを接続する電路の途中に接続される配線用遮断器や漏電遮断器等の回路遮断器の構成部品であり、その電路に短絡電流等の大電流が流れた際に電磁反発力により固定接触子から開極する可動接触子に関する。
図2に従来の可動接触子を有する回路遮断器の要部の断面構成を示し、その説明を行う。この回路遮断器の可動接触子1は、一般に絶縁物からなる開閉軸2を介してケース3に回動自在に支持され、一端に可動接点1aが取り付けられ、この可動接点1aが固定接触子5の固定接点5aに可動可能な状態に接続されている。そして、開閉軸2と一体となっている開閉機構6によって開閉駆動される。なお、ケース3は、カバー7によって内部構成部品が露出しないように閉蓋される。
大電力遮断時には、接点1a,5a間に電磁反発力が働き、可動接触子1が急速に開極する。このことを限流開極と呼んでいる。この限流開極が発生した場合、可動接触子1は、図3に示すように、可動接触子ON(オン)位置L1から可動接触子限流開極位置L2へ可動接触子軸1bを中心に回動駆動し、可動接触子1の背面に配設されたピン8に衝突して止まるようになっている。
この種の従来の可動接触子として、例えば特許文献1及び2に記載されているものがある。
特表2003−511839号公報 特開平5−225887号公報
しかし、従来の可動接触子は、限流開極に可動接触子1がピン8に衝突して停止する場合、通常のONからOFFとなる動作に比べ、かなり強い力で回動するので、可動接触子1がピン8に衝突した際の衝撃も大きくなる。このため、図3に矢印Aで示すように、細長い棒状の可動接触子1の長手方向の直線と略直交する方向にピン8からの大きな反作用の力が加わる。このため、図4の丸枠内に示すように、可動接触子1Tがピン8の位置から回動方向へ曲がるケースがある。この可動接触子1の先端部分の変形の前後の状態を図5に示す。
このように可動接触子1の先端部分が曲がった場合、この可動接触子1Tが図4にL3で示すON位置となった際に、次のような問題が生じる。可動接触子1Tが固定接触子5から離れる方向に曲がっているので、この曲がりが大きい場合、可動接点1aが固定接点5aに当接せず、ON状態とならないことがある。
これ以外にも、可動接触子1TのON時におけるワイプの減少、接点の接触の変化による接触抵抗の増加などが起こる。これが顕著に見られるようになると、図4に矢印Bで示すようにワイプが完全に無くなり、接点1a,5aの接触不良により導通がなくなる恐れもある。言い換えれば、可動接触子1がON動作時に、接触不良が生じたり、未導通状態となったりする。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、限流開極時の先端部分の変形を防止することによって、固定接触子との接触不良や未導通状態を無くすことができる可動接触子を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1による可動接触子は、電路の途中に接続される回路遮断器に用いられ、その電路に短絡電流が流れた際に電磁反発力により固定接触子から開極し、この開極時に固定接触子との接触面に対する背面がピンに当接する細長い棒状の可動接触子において、前記開極状態となった際に前記ピンに衝突して当接状態となる傾斜面を有する凸部を前記背面に設けたことを特徴とする。
この構成によれば、大きな力で可動接触子が回動する限流開極時に、可動接触子の凸部の斜面のみがピンに衝突するので、この衝突時にピンから受ける反作用の力が可動接触子の長手方向に働く。これによって、従来のように可動接触子がこの長手方向の直線と略直交する方向にピンに衝突して当該ピンからの大きな反作用の力が加わるといったことがなくなる。従って、限流開極に可動接触子がピンに強い力で衝突した場合でも、可動接触子が折り曲がることが無くなる。
また、本発明の請求項2による可動接触子は、請求項1において、前記凸部の傾斜面は、前記ピンへの衝突時に当該ピンから受ける反作用の力が当該可動接触子の先端方向へ向かうように形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、限流開極時に、その凸部の傾斜面のみがピンに衝突し、この衝突時にピンから受ける反作用の力が可動接触子の先端方向、即ち長手方向に働くので、従来のような可動接触子を折り曲げる力とはならず、可動接触子が折り曲がることが無くなる。
以上説明したように本発明によれば、限流開極時の先端部分の変形を防止することによって、固定接触子との接触不良や未導通状態を無くすことができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。但し、本明細書中の全図において相互に対応する部分には同一符号を付し、重複部分においては後述での説明を適時省略する。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る回路遮断器の可動接触子の構成及び動作を説明するための断面図である。
図1に示す可動接触子10が、図2〜図5に示した従来の可動接触子1と異なる点は、可動接触子10が矢印L4で示す限流開極位置となった際に、ピン8に当接する三角形状凸部10aを可動接触子10に一体に設けたことにある。
この三角形状凸部10aは、可動接触子10の可動接点1aの配設面の背面に三角形状に突き出るように配設されており、開極時に、その三角形の頂点で接合する一方の傾斜面のみがピン8に衝突し、この衝突時にピン8から受ける反作用の力が矢印Cで示すように可動接触子10の先端方向へ働くように形成されている。
この反作用の力は、細長い棒状の可動接触子10の長手方向に働くので、従来のような可動接触子10を折り曲げる力とはならない。これによって、限流開極に可動接触子10がピン8に強い力で衝突した場合でも、可動接触子10が折り曲がることが無くなる。
これによって、可動接触子10が図1にL5で示すON位置となった場合に、可動接触子1Tは曲がっていないので、その可動接点1aが固定接点5aに適正に当接してON状態となる。
このような本実施の形態の可動接触子10によれば、限流開極時に先端部分の変形を防止することができるので、固定接触子との接触不良や未導通状態を無くすことができる。
また、可動接触子10に三角形状凸部10aを設けた構成では、可動接触子10が衝突によって曲がるとすれば、図1に示したように、三角形状凸部10aがピン8に衝突した際に、可動接触子10の付け根部分が開閉軸2に支持される状態となるので、その支持部分を支点として可動接触子10が固定接触子5へ向かう方向に折り曲がることになる。
この場合、可動接点1aが固定接点5aに向かう方向に曲がるので、各接点1a,5aの消耗によって双方の接点1a,5aの面が全て当接する状態となっていないような場合の接触不良に有利となる。
本発明の実施の形態に係る回路遮断器の可動接触子の構成及び動作を説明するための断面図である。 従来の可動接触子を有する回路遮断器の要部の断面構成図である。 従来の可動接触子の限流開極時におけるピンへの衝突力による反作用の力を示す図である。 従来の可動接触子の限流開極時におけるピンへの衝突によって可動接触子の先端部分が曲がった状態を示す図である。 従来の可動接触子の先端が曲がる前と後の状態を示す図である。
符号の説明
1,10 可動接触子
1a 可動接点
1b 可動接触子軸
1T 変形可動接触子
2 開閉軸
3 ケース
5 固定接触子
5a 固定接点
6 開閉機構
7 カバー
8 ピン
10a 三角形状凸部

Claims (2)

  1. 電路の途中に接続される回路遮断器に用いられ、その電路に短絡電流が流れた際に電磁反発力により固定接触子から開極し、この開極時に固定接触子との接触面に対する背面がピンに当接する細長い棒状の可動接触子において、
    前記開極状態となった際に前記ピンに衝突して当接状態となる傾斜面を有する凸部を前記背面に設けた
    ことを特徴とする可動接触子。
  2. 前記凸部の傾斜面は、前記ピンへの衝突時に当該ピンから受ける反作用の力が当該可動接触子の先端方向へ向かうように形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の可動接触子。
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