JP4719253B2 - 回路遮断器 - Google Patents

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Description

本発明は、回路遮断器に関するものである。
従来よりこの種の回路遮断器として、一対の端子部と、固定接点を有し一方の端子部に接続される固定端子板と、固定接点と接離する可動接点が設けられて他方の端子部と接続される可動接触子と、可動接触子が回動可能に取り付けられて共に回動するクロスバーと、互いに接触している固定接点と可動接点との間に過電流が流れた際に、クロスバーを回動させて可動接点と固定接点とを強制的に離間させる過電流遮断手段とをケース内に収納し、前記ケースに形成される開口部に覆設し、前記過電流遮断手段によって可動接点が固定接点から離間する際に発生するアークのガスを排出する排気孔が形成された排気板と、排気板の排気孔を塞いでアーク発生時のみ排気孔を開放する防塵板とを備えたものがある(例えば特許文献1参照)。
特許第2734615号公報
上記従来例における回路遮断器では、短絡電流等の過電流が、固定接点と可動接点との間(接点間)に流れた際に、接点間に作用する電磁反発力によって可動接触子がクロスバー内で開極側へ回動し、その後に過電流遮断手段によって閉極側から開極側へ回動するクロスバーに伴って、可動接触子が更に開極側へ回動することで過度に回動し、ケースに衝突する恐れがある。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、可動接触子の過度の回動を抑制し、可動接触子がケースに衝突することを防止した回路遮断器を提供することにある。
請求項1の発明は、入出力に対応した一対の端子部と、固定接点を有して前記端子部の一方の端子部に接続される固定端子板と、前記固定接点に接離する可動接点を有する可動接触子と、前記可動接触子と他方の端子部とを接続するリード線と、前記可動接触子が回動可能に取り付けられて共に回動するクロスバーと、互いに接触している固定接点と可動接点との間に過電流が流れた際に可動接触子を回動させて可動接点と固定接点とを強制的に離間させる過電流遮断手段とを内部に収納するケースを備える回路遮断器において、前記リード線は、前記過電流遮断手段によってクロスバーが回動して可動接点が固定接点から離間する際に、クロスバー内で開極側へ回動している可動接触子を、張力によって開極側から閉極側へ反転させる力を付与することを特徴とする。
この発明によれば、可動接触子がクロスバー内で開極側へ回動する際に、過度の回動をリード線の張力によって抑制し、ケースに可動接触子が衝突することを防止できる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記リード線は、可動接触子に接続される一端と、他方の端子部に接続される他端との間で調整板によって支持され、当該調整板によって前記張力が調整されることを特徴とする。
この発明によれば、前記リード線は、調整板に支持されることにより、組み付け時に予めリード線の長さを短くしておく必要がなく容易に組み付けが行え、また、可動接触子との接続部と、調整板に支持されるリード線の被支持部との間に働く張力によって、可動接触子がクロスバー内で開極側へ過度に回動することを抑制し、ケースに可動接触子が衝突することを防止できる。
以上説明したように、本発明では、可動接触子がクロスバー内で開極側へ過度に回動することを抑制し、可動接触子がケースに衝突することを防止した回路遮断器を提供することができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本発明の実施形態について図1〜5を用いて説明を行う。なお、図1(a)における上下左右を基準として上下左右方向と直交する方向を前後方向とする。
本実施形態の回路遮断器は、3極を単一の開閉機構で開閉するものであって、略直方体状のケース1の左右両端部にそれぞれ端子台10が形成され、左側の端子台10には電源端子部10Aが前後方向に3つ並設され、右側の端子台10には負荷側端子部10Bが前後方向に3つ並設されている。また、各端子台10には、隣り合う端子部間を絶縁するための絶縁壁10aが形成されている(図2参照)。
そして、ケース1内には、左端が電源端子部10Aと接続されて右端に固定接点2aが設けられた固定接点板2と、右端がリード線31を介して負荷側端子部10Bと接続されて左端に可動接点3aが設けられた可動接触子3と、固定接点2aと可動接点3aとの間(接点間)を接離する開閉機構4と、閉極時に接点間を流れる過電流を検出して接点間を強制的に開極する過電流遮断手段5とが収納されている。
ケース1は、合成樹脂成型品からなる上面が開口した有底箱型のボディ11と、ボディ11の上面に覆設する下面が開口したカバー12とから構成される。
ボディ11内部には、端子部毎に区分けする図示しない絶縁壁が形成されており、隣り合う極間の絶縁を図っている。
また、カバー12の上面には、後述するハンドル30が挿通する挿通窓12aが形成されている。
固定接点板2は、左端にねじ孔22bが穿設された端子部22aと、端子部22aの右端から下方へ向けて延設された延設部22cと、延設部22cの端部から右方向へ延設されて上面に例えば銀等の銅よりも耐アーク性の高い導電性材料から成る固定接点2aが固着された接点片22dとが、例えば銅等の導電性材料から形成されている。
可動接触子3は、例えば銅等の導電性材料から左右方向に長い長尺平板状に形成され、その長手方向の左端には例えば銀等の銅よりも耐アーク性の高い導電性材料からなる可動接点3aが、固定接点2aと対向する位置に固着されている。また、可動接触子3の右端は、負荷側端子部10Bと、後述の電磁石部41が備える図示しないコイルとに、編組線から成るリード線31によって電気的に接続されている。そして、閉極時には、固定接点板2と可動接触子3とリード線31とを介して、電源端子部10Aと負荷側端子部10Bとが電気的に接続される。また、可動接触子3の略中央には回転軸32が設けられ、当該回転軸32が各極に跨って連設されたクロスバー33の軸孔35に軸支されることにより、各極に設けられた可動接触子3がクロスバー33に取り付けられて、クロスバー33の回動に伴って回動自在となっている。
クロスバー33は、各極の可動接触子3を所定の間隔を空けて保持し、クロスバー33の内面と可動接触子3の他端部との間には、コイルばねから成る接圧ばね34が圧縮状態で保持されている。接圧ばね34は、クロスバー33と接続される点aと、可動接触子3と接続される点bと、クロスバー33が開閉機構4と接続する点cとの位置関係によって、その付勢方向が決定する。例えば、接点の閉極時(図3(a)参照)または、開極時(図3(d)参照)には、点bが、点aと点cとを結ぶ直線よりも上方に位置するため可動接触子3は接圧ばね34によって反時計回りに付勢される。
開閉機構4は、ボディ11に回動自在に保持され、操作ハンドル30とクロスバー33とを連結し、操作ハンドル30の回動動作に伴ってクロスバー33を連動して回動作させる。
操作ハンドル30は、カバー12の上面略中央に設けられた挿通窓12aを挿通してケース1外部に突出して設けられる。そして、操作ハンドル30は、接点間を閉極するオン位置と、接点間を開極するオフ位置との間で回動自在となっており、オフ位置からオン位置に回動すると、クロスバー33が反時計回りに回動して可動接点3aが固定接点2aに当接し、接圧ばね34の付勢力によって接点間に接圧が付与される。また、操作ハンドル30をオン位置からオフ位置に回動すると、クロスバー33が時計回りに回動して可動接点3aが固定接点2aから開離する。なお、上記に示すような開閉機構4の構成は周知であるので、ここでの詳細な説明は省略するものとする。
過電流遮断手段5は、電磁石部41と、バイメタル42と、ラッチ部材43と、リンク機構9とを備え、接点間に過電流が流れた際に、後述するリンク機構9を介してクロスバー34を時計回りに強制的に回動させて、可動接点3aを固定接点2aから離間させる。
電磁石部41は、閉極時に電源端子部10Aから固定接点板2と可動接触子3とリード線31とを介して図示しないコイルに流れる過電流によって電磁界を発生し、当該電磁界によってバイメタル42の上端を電磁石部41から離れる左方向へ変形させる。
バイメタル42は、上下方向に長い長尺平板状に形成され、下端が電磁石部41にねじ留め等により固定されており、上端には調整ねじ42aが右方向から挿通固定されて、左面から調整ねじ42aの先端が突出している。そして、短絡電流程は大きくない過電流が接点間に流れた際には、負荷側端子部10B等の温度上昇によって発生する熱が電磁石部41を介してバイメタル42へ伝達し、バイメタル42の上端が徐々に左方向へ撓む。また、接点間に短絡電流等の比較的大きい過電流が流れた際には、電磁石部41が強い電磁界を発生してバイメタル42の上端を瞬時に左方向へ撓ませる。このようにして過電流発生時においてバイメタル42は上端が左方向へ撓み、上端に設けられた調整ねじ42aの先端がラッチ部材43を押圧する。
ラッチ部材43は、ボディ11に回動自在に固定され、バイメタル42の調整ねじ42aの先端に押圧されることで反時計回りに回動し、リンク機構9を作動させる。
リンク機構9は、複数のリンク部材から構成されて、ラッチ部材43とクロスバー33との間で力を伝達する機能を有しており、ラッチ部材43が半時計回りに回動動作した際にクロスバー33を時計回りに回動させて、可動接点3aを固定接点2aから強制的に引き離す(図1(b)参照)。なお、このような過電流遮断手段5の構成は周知であるので、ここでの詳細な説明は省略するものとする。
ここで、従来から用いられている回路遮断器では、接点間に短絡電流等の過電流が流れた際、固定接点2aと可動接点3aとの間に作用する電磁反発力が、接圧ばね34の付勢力を上回り、過電流遮断手段5によってクロスバー33が時計回りに回動するよりも前に可動接触子3が時計回りに回動し、可動接点3aが固定接点2aから離間する(図3(b)参照)。そして、過電流遮断手段5によって回動するクロスバー33の動きに伴って、更に可動接触子3が時計回りに回動することで、電磁反発力によって回動した分だけ余分に回動してしまい(図3(c)参照)カバー12に衝突する恐れがある。
そのため、本実施形態における回路遮断器では、ボディ11の下面内側に略三角形状の調整板8が設けられ、調整板8によってリード線31の張力を調整して、当該張力によって可動接触子3がクロスバー33内で開極側へ回動することを制限する。ここで、リード線31の中間部分に設けられた被支持部31aは、調整板8の上方の頂点8aに載置または、図示しないモールド等によって支持固定される。そして、調整板8の頂点8aから可動接触子3(リード線31と可動接触子3との接続部)までの最短距離をX,頂点8aから負荷側端子部10B(リード線31と負荷側端子部10Bとの接続部)までの最短距離をYとすると、Yの距離は常に一定であるが、Xの距離は、可動接触子3が、閉極側から開極側へ回動するに従って長くなるよう設定されている。ここで、リード線31は、被支持部31aよりも左側の回動部31Aと、被支持部31aよりも右側の固定部31Bとに分けられ、回動部31Aと固定部31Bとは、閉極時にそれぞれたるみを有するように設定されている。そして、回動部31Aは、可動接触子3が時計回り方向へ回動するに従ってたるみが減少して、規定の位置に達した時にたるみが無くなるように設定されており、固定部31Bは、たるみを有していることで、容易にリード線31の組み付けを行うことができる。なお、以下回動部31Aの長さをZとする。
まず、固定接点2aと可動接点3aとが当接した閉極状態時(図3(a)参照)には、調整板8の頂点8aから可動接触子3までの最短距離をXとすると、最短距離Xを結ぶリード線31の回動部31Aは、たるみを有し、Z>Xとなり、可動接触子3を開極側から閉極側(反時計回り)に回動させる張力を発生しない。
次に、接点間に過電流等が流れて接点間に電磁反発力が作用し、可動接触子3が開極側へ回動した際(図3(b)参照)には、調整板8の頂点8aから可動接触子3までの最短距離をXとすると、最短距離Xを結ぶリード線31の回動部31Aはたるみを有し、Z>X(X>X)となり、可動接触子3を反時計回りに回動させる張力を発生しない。
しかし、過電流遮断手段5によって、クロスバー33が時計回りに回動された際(図3(c)参照)には、クロスバー33の回動に伴って可動接触子3が更に時計回りに回動し、調整板8の頂点8aから可動接触子3までの最短距離をXとすると、最短距離Xを結ぶリード線31の回動部31Aのたるみが無くなり、Z=X(X>X)となってリード線31の回動部31Aが張設され、リード線31の張力によって可動接触子3の時計周り方向の回動が制限され、当該位置よりも時計回り方向への回動が停止される。なお、リード線31の回動部31Aが、張設された状態に達するまでに、可動接触子3は、ケース1に衝突しないものとする。
このようにして、クロスバー内で開極側へ回動している可動接触子3は、被支持部31aが調整板8の頂点8aによって支持されたリード線31の回動部31Aの張力によって、規定値以上に回動しないように制限され、ケース1に衝突することが防止される。
よって、本実施形態における回路遮断器では、調整板8を用いることによって、リード線31の組付けを容易に行うことができ、当該リード線31の回動部31Aの張力によって可動接触子3の時計周り方向への過度の回動を抑制し、可動接触子3がケース1に衝突することを防止した回路遮断器を提供することができる。
また、上記過電流遮断手段5によって、可動接点3aと固定接点2aとが離間する際に、接点間にアークが発生する。そのため、前記ケース1の右側面に略矩形状の開口が前後方向に並設され、各開口にはアークのガスを排出するための排気孔6aが形成された排気板6が覆設される。さらに、排気板6の表面には防塵板7が覆設される。
排気板6は、略矩形平板状に形成され、複数の排気孔6aが形成され、排気板6の下辺16Aからは、防塵板7をボディ11の開口周縁部に固定するための2つの凸部6bが形成されている。また、下辺16Aの両端から各々延設された側辺16B、16Cの下方には、凹部6cがそれぞれ形成されている。
防塵板7は、厚みを有する弾性材料等によって略矩形状に形成され、下辺17Aがコの字状に折り曲げられることで取り付け部7bが形成され、排気板6に形成された凸部6bと、ケース1に設けられた開口周縁との間に取り付け部7bが挟持固定される。また、防塵版7の下辺17Aの両端よりそれぞれ延設された側辺17B、17Cからは、内側へ向けて取り付け部7bに近づく方向へそれぞれスリット7aが斜めに形成されている(図4参照)。ここで、スリット7aは、排気孔6aと対抗する箇所と、取り付け部7bとの中間に形成される。また、側辺17B,17Cには、スリット7aの開放端7dから下方にかけて排気板6側へ突出したリブ7cが形成されており、リブ7cは、排気板6の凹部6cに嵌合する。そして、防塵板7は、排気孔6aを塞ぐ事でケース1内に埃等が侵入することを防止し、アーク発生時には、アークのガス圧によって外側方向へ撓むことで排気孔6aを開放し、アークのガスを外部へ排出する。また、防塵板7には、リブ7cが形成されていることから、スリット7aの閉塞端7e付近よりも上側では大きく撓み、閉塞端7e付近よりも下側では変形し難くなっている。
このような本実施形態における防塵板7は、通常は、撓みが発生せず排気孔6aを塞ぐことで防塵性を確保し(図5(a)参照)、アーク発生時にはスリット7aの閉塞端7e付近から大きく撓むことができ(図5(c)参照)、従来から用いられているスリット7aを有さない防塵板7´の撓み(図5(b)参照)よりも撓み量が大きく、十分に排気を行うことができ、アークのガス圧によって、ケース1が破損等の影響を受ける恐れがない。
また、防塵板7に形成された上記スリット7aは、通常は、各スリット7aの開放端7dに重なり合う箇所ができるため撓みが発生し難く防塵性を確保できる。一方、アーク発生時にはアークのガス圧によってケース1の内圧が高まることでスリット7aの重なり部が外れて大きく撓み、十分に排気を行うことが可能となっている。
従って、本実施形態における回路遮断器は、防塵性が高くアーク発生時には十分な排気も行うことが可能である。
(a)、(b)は、本実施形態における回路遮断器の断面図を示し、(a)は、正常動作時のA−A断面図、(b)は、ブレーカがトリップした際のA−A断面図を示す。 (a)〜(c)は、同上における回路遮断器の外形図を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は上面図を示す。 (a)〜(d)は、同上における回路遮断器の要部の断面図を示し、(a)は、閉極時、(b)は、電磁反発力作用時、(c)は、トリップ時、(d)は、開極時を示す。 同上における排気板、及び防塵板の斜視図を示す。 (a)〜(c)は、同上における要部の比較例を示し、(a)は、ガス圧発生前の断面図、(b)は、防塵板にスリットが無い場合にガス圧がかかった場合の断面図、(c)は、防塵板にスリットが有る場合にガス圧がかかった場合の断面図を示す。
符号の説明
1 ケース
2 固定端子板
2a 固定接点
3 可動接触子
3a 可動接点
5 過電流遮断手段
8 調整板
31 リード線
33 クロスバー

Claims (2)

  1. 入出力に対応した一対の端子部と、固定接点を有して一方の端子部に接続される固定端子板と、前記固定接点に接離する可動接点を有する可動接触子と、前記可動接触子と他方の端子部とを接続するリード線と、前記可動接触子が回動可能に取り付けられて共に回動するクロスバーと、互いに接触している固定接点と可動接点との間に過電流が流れた際に可動接触子を回動させて可動接点と固定接点とを強制的に離間させる過電流遮断手段とを内部に収納するケースを備える回路遮断器において、
    前記リード線は、前記過電流遮断手段によってクロスバーが回動して可動接点が固定接点から離間する際に、クロスバー内で開極側へ回動している可動接触子を、張力によって開極側から閉極側へ反転させる力を付与することを特徴とする回路遮断器。
  2. 前記リード線は、可動接触子に接続される一端と、他方の端子部に接続される他端との間で調整板によって支持され、当該調整板によって前記張力が調整されることを特徴とする請求項1記載の回路遮断器。
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