JP5631265B2 - 回路遮断器及びその熱動引外し装置 - Google Patents

回路遮断器及びその熱動引外し装置 Download PDF

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本発明は、電路に過電流が流れたときに電路を遮断する回路遮断器及びその熱動引外し装置に関する。
従来の回路遮断器の過電流引外し装置は、例えば図6、及び図7に示すように構成されている。図6は、回路遮断器のOFF状態の側面図、図7は、その過電流引外し素子である熱動形引外し装置の要部拡大図である。
図6において、遮断器200は、絶縁材からなる筐体1と、この筺体1に回転可能に軸承されたハンドル2と、電源端子3と、この電源端子3に固着されると共に筐体1に固着され短絡領域保護の瞬時引外し特性を持つ電磁引外し装置4と、この電磁引外し装置4に固着された固定接触子5と、筐体1に回転可能に軸承された可動接触子6と、過負荷領域保護の時延引外し特性を持つ熱動引外し装置12と、その一端が可動接触子6に電気的に接続される可撓銅撚り線8と、熱動引外し装置12と可撓銅撚り線とを電気的に絶縁するための絶縁紙13と、筐体1に固着され熱動引外し装置12に固着されたアークランナー10と、アークランナー10に固着された負荷端子11とから構成されている。
可撓銅撚り線8は、一端が熱動引外し装置12に、他端がハンドル2の操作により回動する可動接触子6に、それぞれ接続されており、ハンドル2の操作に連動した機械的なストレスを緩衝し断線を防ぐため、可撓性のある可撓銅撚り線としている。
電流は、電源端子3から電磁引外し装置4、固定接触子5、可動接触子6、可撓銅撚り線8、熱動引外し装置12、アークランナー10を経て負荷端子11へ流れる。
図7において、熱動引外し装置12は、板状のバイメタル12aと、バイメタル12aを発熱するための板状のヒータ12bと、ヒータ12bとバイメタル12aとを電気的に絶縁するための絶縁チューブ12cとから構成される。
上記のように、小型化のための筐体内の制約から、電磁引外し装置4は開閉接点より電源端子3側に設けられ、熱動引外し装置12は開閉接点より負荷端子11側に設けられている。このような回路遮断器では、開閉接点を構成する可動接触子6と、熱動引外し装置12を構成するバイメタル12aとの接続に可撓銅撚り線8を用いるのが一般的である。(例えば、特許文献1参照。)。
また、低定格電流の回路遮断器を構成する場合には、バイメタルを加熱するヒータの発熱量を大きくする必要があるため、板状のヒータではなく抵抗の大きいヒータ線をバイメタルに巻回することが知られている。(例えば、特許文献2参照。)
特開2003−346635号公報(図1及びその説明) 実開昭62−197243号公報(第1図)(図及びその説明)
上記のように従来の回路遮断器において、さらに低い定格電流の回路遮断器を実現しようとする場合、ヒータの発熱量を大きくする必要があるため、抵抗の大きいヒータ線を用いる必要がある。ヒータ線と可撓銅撚り線との抵抗溶接は、接合面積が小さく困難であること、また、当該溶接が可能であったとしても、トリップ動作に応答して回動する可動接触子に接続された可撓銅撚り線が、回路遮断器のハンドル操作や可動接触子のトリップ動作に応答した回動動作に連動し、また、可撓銅撚り線に接続されたヒータ線も同様に連動する。また、バイメタルも、ヒータ線に流れる過電流によるヒータ線の発熱により加熱されて撓むので、ヒータ線は、より一層の機械的ストレスを受けて断線する、あるいは可撓銅撚り線とヒータ線との接続部である溶接部がより一層の機械的ストレスを受けて当該溶接部が剥離してヒータ線への通電が不能あるいは異常となる可能性があるという問題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、バイメタルに巻回されたヒータ線と可動接触子に接続された可撓銅撚り線とが接続される回路遮断器及びその熱動引外し装置において、可撓銅撚り線とヒータ線とを容易に接続することができ、しかも可動接触子の動作に基づく可撓銅撚り線を介した上記接続部分に対する機械的ストレスに対して信頼性を高くすることを目的とするものである。
この発明に係る回路遮断器は、固定接触子、上記固定接触子と開閉する可動接触子、上記可動接触子と上記固定接触子とを開閉させるトグル機構、一端が上記可動接触子に接続された可撓銅撚り線、及びバイメタルとこのバイメタルに巻回され上記バイメタルを加熱するヒータとを有し上記バイメタル及び上記ヒータに流れる負荷電流が過電流となると上記バイメタルの撓みにより上記トグル機構を作動させて上記可動接触子を上記固定接触子から開離させる熱動引外し装置を備えた回路遮断器であって、上記可撓銅撚り線の他端と、一端が上記バイメタルを介して負荷端子側に接続された上記ヒータの他端とを導電性圧着スリーブによってかしめて電気的及び機械的に接続したものである。
また、この発明に係る回路遮断器の熱動引外し装置は、バイメタルとこのバイメタルに巻回され上記バイメタルを加熱するヒータとを有し上記バイメタル及び上記ヒータに流れる負荷電流が過電流となると上記バイメタルの撓みにより回路遮断器のトグル機構を作動させて回路遮断器の可動接触子を回路遮断器の固定接触子から開離させる回路遮断器の熱動引外し装置であって、一端が回路遮断器の可動接触子に接続された可撓銅撚り線の他端と、一端が上記バイメタルを介して回路遮断器の負荷端子側に接続される上記ヒータの他端とを導電性圧着スリーブによってかしめて電気的及び機械的に接続したものである。
本発明は固定接触子、上記固定接触子と開閉する可動接触子、上記可動接触子と上記固定接触子とを開閉させるトグル機構、一端が上記可動接触子に接続された可撓銅撚り線、及びバイメタルとこのバイメタルに巻回され上記バイメタルを加熱するヒータとを有し上記バイメタル及び上記ヒータに流れる負荷電流が過電流となると上記バイメタルの撓みにより上記トグル機構を作動させて上記可動接触子を上記固定接触子から開離させる熱動引外し装置を備えた回路遮断器であって、上記可撓銅撚り線の他端と、一端が上記バイメタルを介して負荷端子側に接続された上記ヒータの他端とを導電性圧着スリーブによってかしめて電気的及び機械的に接続したので、可撓銅撚り線とヒータ線とを容易に接続することができる。
また、本発明はバイメタルとこのバイメタルに巻回され上記バイメタルを加熱するヒータとを有し上記バイメタル及び上記ヒータに流れる負荷電流が過電流となると上記バイメタルの撓みにより回路遮断器のトグル機構を作動させて回路遮断器の可動接触子を回路遮断器の固定接触子から開離させる回路遮断器の熱動引外し装置であって、一端が回路遮断器の可動接触子に接続された可撓銅撚り線の他端と、一端が上記バイメタルを介して回路遮断器の負荷端子側に接続される上記ヒータの他端とを導電性圧着スリーブによってかしめて電気的及び機械的に接続したので、可撓銅撚り線とヒータ線とを容易に接続することができる。
本発明の実施の形態1における回路遮断器の構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態1における回路遮断器の熱動引外し装置の要部拡大図である。 図2に示す熱動引外し装置から絶縁紙を取り除いた状態を示す要部拡大図である。 図2に示す熱動引外し装置の絶縁紙を示す図で、(a)は上面図、(b)は正面図である。 図4示す絶縁紙の展開図である。 従来の一例の回路遮断器の構成を示す断面図である。 図6の熱導引外し装置の要部拡大図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。
実施の形態1.
以下この発明の実施の形態1を図1〜図5により説明する。図1は本発明の実施の形態1における回路遮断器の構成を示す断面図、図2は熱動引外し装置の要部拡大図、図3は図2から絶縁紙を取り除いた状態の熱動引外し装置の要部拡大図、図4は図2に示す熱動引外し装置の絶縁紙の折曲げ後を示す図で、(a)は上面図、(b)は正面図である。図5は図4に示す絶縁紙の展開図である。
図1において、遮断器100は、絶縁材からなる筐体1と、この筺体1に回転可能に軸承されたハンドル2と、筐体1の一端に設けられた電源端子3と、この電源端子3に固着されると共に筐体1に固着され短絡領域保護の瞬時引外し特性を持つ電磁引外し装置4と、この電磁引外し装置4に固着された固定接触子5と、筐体1に回転可能に軸承された可動接触子6と、過負荷領域保護の時延引外し特性を持つ熱動引外し装置7と、その一端が可動接触子6に電気的に接続される可撓銅撚り線8と、熱動引外し装置7と可撓銅撚り線8とを電気的に絶縁するための絶縁紙9と、筐体1に固着され熱動引外し装置7に固着されたアークランナー10と、アークランナー10に固着されて当該アークランナー10に電気的に接続された負荷端子11と、過負荷時の熱動引外し装置7の動作により作動して可動接触子6を固定接触子5から開離させるトグル機構TMとから構成されている。
電磁引外し装置4の一方の端子は電源端子3に固着されて当該電源端子3に電気的に接続され、他方の端子は固定接触子5に固着されて当該固定接触子5に電気的に接続されている。
熱動引外し装置7は、図2に示すように、板状のバイメタル7aと、このバイメタル7aを加熱するためバイメタル7aに巻回された線状のヒータ線7bとから構成されている。
ヒータ線7bに過負荷電流が流れたときに当該過負荷電流により発熱したヒータ線7bの熱よってバイメタル7aが加熱されて所定量撓んで当該バイメタル7aの先端部がトグル機構TMに当接し、当該当接によってトグル機構TMが作動して可動接触子6を固定接触子5から開離させる。
可撓銅撚り線8は、その一端が、ハンドル2の操作により回動する可動接触子6に、その他端が熱動引外し装置7に、それぞれ接続されている。また、可撓銅撚り線8は、ハンドル2の操作に連動した機械的なストレスと、バイメタル7aが過電流通電時に撓むことによる機械的なストレスとが緩衝しその断線を防ぐため、可撓性のある可撓銅撚り線としてある。
また、板状のバイメタル7aに巻回されたヒータ線7bと可撓銅撚り線8とは、図3に
示すように、導電性の圧着スリーブ7cによりかしめ止めされている。つまり、一端がバイメタル7aを介して負荷端子11側に接続されたヒータ線7bの他端が導電性の圧着ス
リーブ7cの穴の一端側に、一端が可動接触子6に接続された可撓銅撚り線8の他端が圧着スリーブ7cの穴の他端側に、それぞれ挿入された状態で、圧着スリーブ7cを押し潰すことにより、ヒータ線7bと可撓銅撚り線8とが、導電性の圧着スリーブ7cによりかしめ止めされて、ヒータ線7bと可撓銅撚り線8とが導電性の圧着スリーブ7cを介して電気的及び機械的に接続される。なお、ヒータ線7bと可撓銅撚り線8とは、接触抵抗を低減するため、圧着スリーブ7c内で重ねるように接触させている。また、かしめ止めは、作業性も考慮しヒータ線7bと可撓銅撚り線8とに跨って1箇所で行っている。
回路遮断器100を流れる負荷電流は、電源端子3から電磁引外し装置4→固定接触子5→可動接触子6→可撓銅撚り線8→熱動引外し装置7内(圧着スリーブ7c→ヒータ線7b→バイメタル7a)→アークランナー10の経路で負荷端子11へ流れ、当該経路を流れる負荷電流が過負荷領域の大きさになると熱動引外し装置7が作動し、トグル機構TMが作動して可動接触子6を固定接触子5から開離させ、当該経路を流れる負荷電流が短絡領域の大きさになると電磁引外し装置4が作動し、トグル機構TMが作動して可動接触子6を固定接触子5から開離させ、負荷を過負荷領域の電流及び短絡領域の電流から保護する。なお、上記のように可動接触子6が固定接触子5から開離するとハンドルは「閉位置」から「開位置」となり、また、ハンドルを手動で操作することにより、可動接触子6と固定接触子5との開閉が行われる。
絶縁紙9は図4に示すように、貫通した穴9aと貫通した穴9bとを有し、絶縁紙9の
穴9a内には、ヒータ線7bを巻回したバイメタル7aが当該穴9aを貫通した状態に位置し、穴9b内には、圧着スリーブ7cが位置している。
絶縁紙9の凹部9cは、筐体1に対し固着されている例えばアークランナー10に差し込むためのものである。
また、この図4に例示の絶縁紙9の形状は、図4に例示の絶縁紙9を展開した状態を例示する図5に示すように、絶縁紙9の谷折り線9d、山折り線9eに従って折曲げた状態で、凸形状部9fを穴9gに挿入することによって形成される。
なお、ハンドル2、電源端子3、電磁引外し装置4、固定接触子5、可動接触子6、熱動引外し装置7、可撓銅撚り線8、絶縁紙9、アークランナー10、負荷端子11、およびトグル機構TMは、それらに共通の筐体1に組み込まれている。
次に、回路遮断器100の発明の主要部の動作、作用効果について説明する。
ハンドル2の操作に連動して、また、負荷電流が過負荷領域や短絡領域に増大すると、可動接触子6が回動するため、可動接触子6に一端が固着された可撓銅撚り線8も可動接触子6の回動に伴って変位、変形するが、ヒータ線7bの一端と可撓銅撚り線8の他端とを接続している圧着スリーブ7cが絶縁紙9の穴9bに収納されており、しかも絶縁紙9はその凹部9cの箇所で筐体1に固着されているアークランナー10に差し込まれているので、絶縁紙9は筐体1に対し固定されており、圧着スリーブ7cは絶縁紙9により保持固定されるため、上記可撓銅撚り線8の動き(変位、変形)による機械的影響を受けにくい。同様にしてバイメタル7aの撓みによる動きによる機械的影響も受けにくい。
また、ヒータ線7bと可撓銅撚り線8との接続に一般的な圧着スリーブ7cを用いているので、接続作業が容易となる。
また、圧着スリーブ7cを絶縁紙9で保持固定することでヒータ線7bと可撓銅撚り線8との接続に一般的な圧着スリーブ7cを用いることができるので、コストを低減することができる。
また、圧着スリーブ7cを絶縁紙9で保持固定しているので、ハンドル操作やトリップ動作で回動する可動接触子に接続された可撓銅撚り線8の動きがヒータ線7bへ伝播することを抑制し、ヒータ線7bへの機械的ストレスを低減できヒータ線7bの断線を防止することができる。
また、圧着スリーブ7cは、バイメタル7aと所定距離離れた位置で絶縁紙9により保持固定されているので、過電流通電時のバイメタル7aの撓みの動きが、絶縁紙9の変形で吸収され当該過電流通電時のバイメタル7aの撓みの動きがヒータ線7cと可撓銅撚り線8との接続部へ伝播することが抑制され、ヒータ線7cと可撓銅撚り線8との接続部への機械的ストレスを低減でき、従って、ヒータ線7cと可撓銅撚り線8との接続部の損傷を防止することができ、ヒータ線への通電が不能あるいは異常となる可能性を解消できる。
なお、各図中、同一符合は同一または相当部分を示す。
2 ハンドル、 4 電磁引外し装置、 5 固定接触子、
6 可動接触子、 7 熱動引外し装置、 7a バイメタル、
7b ヒータ線、 7c 圧着スリーブ、 9 絶縁紙、
9a,9b 穴、 10 アークランナー、 KM トグル機構。

Claims (6)

  1. 固定接触子、上記固定接触子と開閉する可動接触子、上記可動接触子と上記固定接触子とを開閉させるトグル機構、一端が上記可動接触子に接続された可撓銅撚り線、及びバイメタルとこのバイメタルに巻回され上記バイメタルを加熱するヒータとを有し上記バイメタル及び上記ヒータに流れる負荷電流が過電流となると上記バイメタルの撓みにより上記トグル機構を作動させて上記可動接触子を上記固定接触子から開離させる熱動引外し装置を備えた回路遮断器であって、
    上記可撓銅撚り線の他端と、一端が上記バイメタルを介して負荷端子側に接続された上記ヒータの他端とを導電性圧着スリーブによってかしめて電気的及び機械的に接続した
    ことを特徴とする回路遮断器。
  2. 請求項1に記載の回路遮断器において、上記固定接触子、上記可動接触子、上記トグル機構、上記可撓銅撚り線、上記熱動引外し装置、及び上記導電性圧着スリーブが、共通の筐体内に組み込まれ、上記導電性圧着スリーブが上記筐体に固定されていることを特徴とする回路遮断器。
  3. 請求項1又は2に記載の回路遮断器において、
    上記ヒータの他端と上記可撓銅撚り線の他端とを、上記導電性圧着スリーブの穴に挿入し、上記導電性圧着スリーブ内で重ねて接触させ、上記導電性圧着スリーブによってかしめて電気的及び機械的に接続し、
    負荷電流が、上記固定接触子、上記可動接触子、上記可撓銅撚り線、上記導電性圧着スリーブ、上記ヒータ、上記バイメタルの経路で上記負荷端子へ流れる
    ことを特徴とする回路遮断器。
  4. バイメタルとこのバイメタルに巻回され上記バイメタルを加熱するヒータとを有し上記バイメタル及び上記ヒータに流れる負荷電流が過電流となると上記バイメタルの撓みにより回路遮断器のトグル機構を作動させて回路遮断器の可動接触子を回路遮断器の固定接触子から開離させる回路遮断器の熱動引外し装置であって、
    一端が回路遮断器の可動接触子に接続された可撓銅撚り線の他端と、一端が上記バイメタルを介して回路遮断器の負荷端子側に接続される上記ヒータの他端とを導電性圧着スリーブによってかしめて電気的及び機械的に接続した
    ことを特徴とする回路遮断器の熱動引外し装置
  5. 請求項4に記載の回路遮断器の熱動引外し装置において
    上記固定接触子、上記可動接触子、上記トグル機構、上記可撓銅撚り線、及び上記導電性圧着スリーブが組み込まれた回路遮断器の筐体内に熱動引外し装置が組み込まれ、上記導電性圧着スリーブが上記筐体に固定される
    ことを特徴とする回路遮断器の熱動引外し装置。
  6. 請求項4又は5に記載の回路遮断器の熱動引外し装置において、
    上記ヒータの他端と上記可撓銅撚り線の他端とを、上記導電性圧着スリーブの穴に挿入し、上記導電性圧着スリーブ内で重ねて接触させ、上記導電性圧着スリーブによってかしめて電気的及び機械的に接続し、
    負荷電流が、上記固定接触子、上記可動接触子、上記可撓銅撚り線、上記導電性圧着スリーブ、上記ヒータ、上記バイメタルの経路で上記負荷端子へ流れる
    ことを特徴とする回路遮断器の熱動引外し装置。
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