JP5812813B2 - 回路遮断器 - Google Patents

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本発明は、負荷電流が流れるヒータ及びバイメタルとによって構成された熱動引外し装置を備え前記負荷電流が過電流状態となれば前記バイメタルの湾曲によって開閉機構部が駆動されることにより可動接点が固定接点から開離される回路遮断器に関するものである。
例えば特許文献1に開示されている回路遮断器に用いられる熱動引外し装置では、定格電流が小さな仕様でもバイメタルが大きく湾曲できるように、バイメタルとヒータの間に絶縁シートを挟み電気的に絶縁した状態でバイメタルの全長にわたってヒータを巻回することでバイメタルとヒータを分離しないようにして、通電時にはバイメタルとヒータの両部品に電流が流れ当該両部品の発熱によってバイメタルが加熱されるように工夫している。このような構成を一般的に直傍形熱動引外し装置(以下直傍形と称する)と呼ぶ。
また大電流用の回路遮断器を構成する場合には、ヒータをバイメタルに隣接させ、主にヒータの発熱によってバイメタルを加熱させる構成が一般的であり(以下傍熱形と称する)、ここでヒータやバイメタルの形状を工夫することで通電距離を増すことで発熱を増した傍熱形熱動引外し装置も知られている(例えば特許文献2)。
実開昭62−197243号公報(図及びその説明) 実開昭55−52754号公報(図及びその説明)
上記のように従来の直傍形熱動引外し装置による回路遮断器においては、ヒータの発熱がバイメタル全体に伝わりやすくするために、絶縁シートを挟み込んだ状態でヒータをバイメタルに巻回していたが、バイメタルの低膨張側もヒータによって加熱され膨張するため、高膨張側と低膨張側の膨張の差によって湾曲するバイメタルにとって湾曲が阻害され大きく湾曲させることができなかった。また、湾曲を増やすために発熱を増したくても、回路遮断器の外形を形成する筐体の耐熱温度が制約となり、発熱を増やすことができなかった。このためバイメタルを湾曲させるために余分な熱を加えなければ湾曲を大きくすることができず、湾曲量を大きくできないため回路遮断器の生産工程において回路遮断器の引外し時間を設定する作業に時間がかかっていた。
従来の構成は低膨張側の発熱分も高膨張側に伝わり高膨張側を加熱させることに役立っていたものの、近年の回路遮断器の高遮断容量化によりバイメタルの溶断を防止させるためバイメタルの断面積を大きくせざるを得ず、バイメタルの断面積が大きい仕様では低膨張側の発熱が高膨張側に伝わりにくくなってきた。また省エネ化による回路遮断器本体の電気抵抗低減化や材料使用量削減化の流れからも、低膨張側にヒータを配置することは問題があった。
一方、上記問題を解決するためにヒータをバイメタルの高膨張側のみに配置する構成にすると、引外し装置のバイメタル湾曲前後においてヒータをバイメタルとが分離し、ヒータの発熱がバイメタルに伝わりにくくなる問題と、ヒータ長さが低膨張側に配置されていた部分がなくなり通電距離が短くなるため、熱動引外し装置に与えられた限られたスペース内で発熱できる量が小さくなる問題も発生する。
特許文献2においては、ヒータによってバイメタルの片側のみを加熱しているもののバイメタルの一部分しか通電しないため発熱量が少なく、また定格電流が小さな仕様においてヒータとバイメタルが十分に発熱しないため、バイメタルの湾曲を大きくすることが出来なかった。
この発明は、前述のような実情に鑑みてなされたもので、同じ通電電流でもよりバイメタルの湾曲を大きくすることができるようにすることを目的とするものである。
この発明に係る回路遮断器は、負荷電流が流れるヒータ及びバイメタルとによって構成された熱動引外し装置を備え前記負荷電流が過電流状態となれば前記バイメタルの湾曲によって開閉機構部が駆動されることにより可動接点が固定接点から開離される回路遮断器において、前記ヒータと前記バイメタルとを絶縁する絶縁シートが、前記ヒータと前記バイメタルとに跨って巻回され前記ヒータのその周囲の雰囲気への放熱と前記バイメタルのその周囲の雰囲気への放熱とを抑制するように前記ヒータと前記バイメタルとを覆っているものである。
この発明は、負荷電流が流れるヒータ及びバイメタルとによって構成された熱動引外し装置を備え前記負荷電流が過電流状態となれば前記バイメタルの湾曲によって開閉機構部が駆動されることにより可動接点が固定接点から開離される回路遮断器において、前記ヒータと前記バイメタルとを絶縁する絶縁シートが、前記ヒータと前記バイメタルとに跨って巻回され前記ヒータのその周囲の雰囲気への放熱と前記バイメタルのその周囲の雰囲気への放熱とを抑制するように前記ヒータと前記バイメタルとを覆っているので、同じ通電電流でもバイメタルの湾曲を大きくすることができる回路遮断器を提供できる効果がある。
本発明の実施の形態1を示す図で、(a)は回路遮断器の完成品の斜視図、(b)は回路遮断器の完成品を構成する回路遮断器カバー部Aと回路遮断器中枢部Bと回路遮断器ベース部Cとに分解して例示する斜視図である。 本発明の実施の形態1を示す図で、図1(b)における回路遮断器カバー部Aを外した状態での回路遮断器中枢部Bを構成する開閉機構部200と引外し装置300と回路遮断器中枢部ベース筐体400とに分解して例示する斜視図である。 本発明の実施の形態1を示す図で、回路遮断器のオン状態での開閉機構部の一部と直傍形熱動引き外し装置とを例示する斜視図である。 本発明の実施の形態1を示す図で、回路遮断器のトリップ状態での開閉機構部の一部と直傍形熱動引外し装置とを例示する斜視図である。 本発明の実施の形態1を示す図で、図3及び図4に例示の直傍形熱動引き外し装置の要部拡大図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。 本発明の実施の形態1を示す図で、図5に例示する直傍形熱動引き外し装置の絶縁シートを展開した状態で例示する図であり、(a)は側面図、(b)は正面図である。 本発明の実施の形態1を示す図で、図5及び図6に例示する直傍形熱動引き外し装置への組み込み前の絶縁シートを示す展開図である。 従来の熱動引き外し装置の事例を、図5に対応する図として示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。
実施の形態1.
以下この発明の実施の形態1を図1〜図7により説明する。図1の(a)は回路遮断器の完成品の斜視図、(b)は回路遮断器の完成品を構成する回路遮断器カバー部Aと回路遮断器中枢部Bと回路遮断器ベース部Cとに分解して例示する斜視図である。図2は図1(b)における回路遮断器カバー部Aを外した状態での回路遮断器中枢部Bを構成する開閉機構部200と引外し装置300と回路遮断器中枢部ベース筐体400とに分解して例示する斜視図、図3は回路遮断器のオン状態での開閉機構部の一部と直傍形熱動引き外し装置とを例示する斜視図、図4は回路遮断器のトリップ状態での開閉機構部の一部と直傍形熱動引外し装置とを例示する斜視図である。図5は図3及び図4に例示の直傍形熱動引き外し装置の要部拡大図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。図6は図5に例示する直傍形熱動引き外し装置の絶縁シートを展開した状態で例示する図であり、(a)は側面図、(b)は正面図である。図7は図5及び図6に例示する直傍形熱動引き外し装置への組み込み前の絶縁シートを示す展開図である。
図1及び図2において、回路遮断器100は、絶縁材の基板筐体40及びカバー111からなる筐体と、基板筐体40に設けられ、操作ハンドル4を備えた周知の開閉機構部200と、過電流を検出し開閉機構部200を駆動する直傍形熱動引き外し装置300と、開閉機構部200により開閉される固定接点8及び可動接点11と、両接点8、11を開離した際に発生するアークを裁断する消弧装置53と、を備えている。消弧装置53は、絶縁材料で形成された基板101と中間基板102とからなる基板筐体40に収納されている。開閉機構部200、直傍形熱動引き外し装置300及び両接点8、11は、中間基板102に固定されて保持されている。絶縁材料で形成されたカバー111は、基板筐体40に装着されている。
一端に固定接点8を有しヨーク7に固着された固定接触子9と、可撓銅より線14を介して電源側端子5に接続され一端に可動接点11を有し開閉機構部200と連動して回動するクロスバー12によって保持される可動接触子13との間で接離が繰り返され、この接離のうち、特に開離によって、固定接点8と可動接点11との間で発生するアークを消弧装置53にて裁断している。
直傍形熱動引き外し装置300は、熱動電磁式であり、バイメタル端子55とバイメタル50と可撓銅より線3とにより構成された熱動部300Aと、ヨーク7とコイル18と固定鉄心22と絶縁パイプ23と付勢バネ(図示省略)と可動鉄心24とにより構成された電磁部300Bとにより、一つの組立て素体として構成されている。
図3は、回路遮断器100のオン(ON)状態における開閉機構部200の一部と引きはずし装置300を例示する斜視図、図4は、回路遮断器100のトリップ(TRIP)状態における開閉機構部200の一部と直傍形熱動引き外し装置300を例示する斜視図である。
図3及び図4において、回路遮断器100が接続された三相電気回路である負荷回路に、所定値以上の負荷電流、つまり過負荷電流が所定時間以上流れた場合には、直傍形熱動引き外し装置300における限時引き外し手段を構成するバイメタル50が図中の右方へ所定量だけ湾曲変形して、開閉機構部200のトリップバー60を駆動し、トリップバー60が当接している掛け金70を回動させることによって開閉機構部200をトリップさせる。この開閉機構部200のトリップにより、R、S、T三相の負荷端子6に夫々接続される開閉接点部の各固定接点8に接触していた各可動接点11を開離させる。
次に、この発明の要部である直傍形熱動引外し装置300の熱動部の構成を詳細に説明する。
図5に示すように、この直傍形熱動引外し装置300の熱動部は、過負荷電流により湾曲しトリップバー60を駆動するバイメタル50と、このバイメタル50に沿って設けられ、通電電流によりバイメタル50を加熱するヒータ10と、ヒータ10とバイメタル50の間に設けられ、ヒータ10とバイメタル50とを絶縁するための絶縁シート1と、バイメタル50に接続され、バイメタル50を中間基板102に固定するバイメタル端子55と、可撓銅撚り線3の各部品から構成されている。
バイメタル50は断面長方形の板形状からなり、バイメタル50の一端に接続されるヒータ10は図6に示すようにジグザグ形状をしており長い通電経路を有している。一方、バイメタル50の他端にはバイメタル端子55が接続され、バイメタル端子55は中間基板102に圧入固定されている。またヒータ10の他方には可撓銅撚り線3が接続されており回路遮断器100の負荷端子6へと繋がっている。両接点8,11が閉合しているとき、電流は固定接点8から固定接触子9を流れコイル18とバイメタル端子55を経由し、バイメタル50へと流れる。ここでバイメタル50とヒータ10の間には絶縁シート1が挟みこまれており、バイメタル50とヒータ10を絶縁している。このため、電流はバイメタル端子55からバイメタル50の長手方向に流れ、ヒータ10を通り可撓銅撚り線3を経由した後、回路遮断器100の負荷端子6へと流れる。
絶縁シート1はバイメタル50とヒータ10を巻き込むように巻回されており、端の各凸部1bが絶縁シート1中部に存在する各切欠き部1aに差し込まれ、巻回した形状が解
けないように固定される。
前述の実施の形態1では、つまり、負荷電流が流れるヒータ10及びバイメタル50とによって構成された熱動引外し装置300Aを備え前記負荷電流が過電流状態となれば前記バイメタル50の湾曲によって開閉機構部200が駆動されることにより可動接点11が固定接点8から開離される回路遮断器において、前記ヒータ10と前記バイメタル50とを絶縁する絶縁シート1が、前記ヒータ10と前記バイメタル50とに跨って巻回され前記ヒータ10のその周囲の雰囲気への放熱と前記バイメタル50のその周囲の雰囲気への放熱とを抑制するように前記ヒータ10と前記バイメタル50とを覆っている。換言すれば、絶縁シート1は、前記ヒータ10が発生する熱及び前記バイメタル50が発生する熱の何れをも、前記ヒータ10と前記バイメタル50とに跨って巻回され絶縁シート1内に閉じ込めるように、前記ヒータ10と前記バイメタル50とを覆っている。
負荷電流が流れるヒータ10及びバイメタル50とによって構成され、前記負荷電流が過電流状態となれば前記バイメタル50の湾曲によって回路遮断器の開閉機構部200を駆動することにより前記回路遮断器の可動接点11を固定接点8から開離させる熱動引外し装置300Aにおいて、前記ヒータ10と前記バイメタル50とを絶縁する絶縁シート1が、前記ヒータ10と前記バイメタル50とに跨って巻回され前記ヒータ10のその周囲の雰囲気への放熱と前記バイメタル50のその周囲の雰囲気への放熱とを抑制するように前記ヒータ10と前記バイメタル50とを覆っている。
前記負荷電流が短絡電流状態となれば動作し前記開閉機構部200を駆動して可動接点11を固定接点8から開離させる電磁引外し装置300Bを備え、前記電磁引外し装置300Bが前記開閉機構部200の下側に隣接して配設されると共に、前記可動接点11及び前記固定接点8と前記熱動引外し装置300Aとの間に位置して配設され、前記熱動引外し装置300Aの前記バイメタル50の低膨張側50Lが前記ヒータ10より前記電磁引外し装置300B側に位置し、前記バイメタル50の高膨張側50Hが前記バイメタル50の低膨張側50Lと前記ヒータ10との間に位置している。
前記ヒータ10はその一端10Aが可撓銅撚り線3を介して負荷側端子6に接続されその他端10Bが前記バイメタル50の一端50Aに接続され、前記バイメタル50の他端50Bは前記固定接点8に接続され、前記負荷電流は、前記固定接点8から前記バイメタル50の他端50Bへ、前記バイメタル50の他端50Bから前記バイメタル50を通って前記バイメタル50の一端50Aへ、前記バイメタル50の一端50Aから前記ヒータ10の他端10Bへ、前記ヒータ10の他端10Bから前記ヒータ10を通って前記ヒータ10の一端10Aへ、前記ヒータ10の一端10Aから前記可撓銅撚り線3を通って前記負荷側端子6へと流れ、前記ヒータ10が前記負荷側端子6と前記バイメタル50との間に位置して配設されている。
前記バイメタル50の高膨張側50Hが前記バイメタル50の低膨張側50Lと前記ヒータ10との間に位置している。
前記絶縁シート1が一シートからなり、その一端1Aが前記ヒータ10と前記バイメタル50との間に介在して前記ヒータ10と前記バイメタル50とを絶縁し、その他端1Bが前記ヒータ10と前記バイメタル50とに跨って巻回され前記ヒータ10のその周囲の雰囲気への放熱と前記バイメタル50のその周囲の雰囲気への放熱とを抑制する。
前記絶縁シート1の前記他端に凸部1bが形成されると共に、前記絶縁シート1の前記一端1Aと前記他端1Bとの中間部1Cに切り込み1aが設けられ、前記凸部1bが前記切り込み1aに差し込まれており、この指し込みによって、前記ヒータ10と前記バイメタル50とに跨って巻回された前記絶縁シート1の前記他端1Bが前記絶縁シート1の中間部1Cに留められている。
前記ヒータ10は、前記バイメタル50の一端50Aから前記バイメタル50の他端50Bに亘って延在し、前記ヒータ10は、前記延在方向10DE及び当該延在方向10DEと直角を成す幅方向10DWの何れの方向にも前記バイメタル50からはみ出さないように配設されている。
前記ヒータ10は、その前記一端10Aからその前記他端10Bに亘って連続したジグザグ形状に形成されている。
前記ヒータ10の前記幅方向10DWの、前記ヒータ10の最大幅長10WMが前記バイメタル50の最大幅長50WM以下である。
前記ジグザグ形状のヒータ10の、前記幅方向10DWの線幅Wwと前記延在方向10DEの線幅Weとがほぼ同一である。
絶縁シート1の熱伝導率が、前記ヒータ10の熱伝導率及び前記バイメタル50の熱伝導率の何れよりも小さい。
前記ヒータ10が前記絶縁シート1によって前記バイメタル50に固定されている。
次に、この発明の実施の形態1の主要部の動作、作用効果について説明する。
バイメタル50が通電電流によって加熱され湾曲することで開閉機構部200のトリップバー60を駆動し引き外すが、ヒータ10はバイメタル50の高膨張側50Hにのみ配置されているので低膨張側50Lが膨張せず、限られた既存スペース範囲内で同じ通電電流でもより湾曲を大きくすることができるとともに、ヒータ10の材料使用量を削減することができる。また、バイメタル50とヒータ10が分離しないように絶縁シート1で巻回されているためヒータ10の熱をバイメタル50に効率的に伝えることができる。さらに、絶縁シート1同士を係合させて固定しているので、別途、固定具等を必要としない。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を適宜、変形、省略することができる。
なお、各図中、同一符合は同一または相当部分を示す。
1 絶縁シート、 1a 切欠き部、 1b 凸部、
1A 絶縁シートの一端、 1B 絶縁シートの他端、
1C 絶縁シートの中間部、 2 可動鉄心、 3 可撓銅撚り線、
6 負荷側端子、 55 バイメタル端子、 8 固定接点、
10 ヒータ、 10A ヒータの一端、
10B ヒータの他端、 10DE ヒータの延在方向、
10DW ヒータの延在方向と直角を成す幅方向、
10WM ヒータの最大幅長、11 可動接点、
18 コイル、 40 基板筺体、 50 バイメタル、
50A バイメタルの一端、 50B バイメタルの他端、
50L バイメタルの低膨張側、 50H バイメタルの高膨張側、
50WM バイメタルの最大幅長、 60 トリップバー、
100 回路遮断器、 101 基板、 102 中間基板、
111 カバー、 200 開閉機構部、 300 引き外し装置、
300A 熱動引き外し装置、300B 電磁引き外し装置。

Claims (12)

  1. 負荷電流が流れるヒータバイメタルとによって構成された熱動引外し装置を備え前記負荷電流が過電流状態となれば前記バイメタルの湾曲によって開閉機構部が駆動されることにより可動接点が固定接点から開離される回路遮断器において、
    前記ヒータと前記バイメタルとを絶縁する絶縁シートが、前記ヒータと前記バイメタルとに跨って巻回され前記ヒータのその周囲の雰囲気への放熱と前記バイメタルのその周囲の雰囲気への放熱とを抑制するように前記ヒータと前記バイメタルとを覆っている
    ことを特徴とする回路遮断器。
  2. 請求項1に記載の回路遮断器において、
    前記ヒータはその一端が可撓銅撚り線を介して負荷側端子に接続されその他端が前記バイメタルの一端に接続され、
    前記バイメタルの他端は前記固定接点に接続され、
    前記負荷電流は、前記固定接点から前記バイメタルの他端へ、前記バイメタルの他端から前記バイメタルを通って前記バイメタルの一端へ、前記バイメタルの一端から前記ヒータの他端へ、前記ヒータの他端から前記ヒータを通って前記ヒータの一端へ、前記ヒータの一端から前記可撓銅撚り線を通って前記負荷側端子へと流れ、
    前記ヒータが前記負荷側端子と前記バイメタルとの間に位置して配設されている
    ことを特徴とする回路遮断器。
  3. 請求項2に記載の回路遮断器において、
    前記バイメタルの高膨張側が前記バイメタルの低膨張側と前記ヒータとの間に位置している
    ことを特徴とする回路遮断器。
  4. 請求項1に記載の回路遮断器において、
    前記負荷電流が短絡電流状態となれば動作し前記駆動に応動して可動接点を固定接点から開離させる電磁引外し装置を備え、
    前記電磁引外し装置が前記開閉機構部の下側に隣接して配設されると共に、前記可動接点及び前記固定接点と前記熱動引外し装置との間に位置して配設され、
    前記熱動引外し装置の前記バイメタルの低膨張側が前記ヒータより前記電磁引外し装置側に位置し、前記バイメタルの高膨張側が前記バイメタルの低膨張側と前記ヒータとの間に位置している
    ことを特徴とする回路遮断器。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか一に記載の回路遮断器において、
    絶縁シートが一シートからなり、その一端が前記ヒータと前記バイメタルとの間に介在して前記ヒータと前記バイメタルとを絶縁し、その他端が前記ヒータと前記バイメタルとに跨って巻回され前記ヒータのその周囲の雰囲気への放熱と前記バイメタルのその周囲の雰囲気への放熱とを抑制する
    ことを特徴とする回路遮断器。
  6. 請求項5に記載の回路遮断器において、前記絶縁シートの前記他端に凸部が形成されると共に、前記絶縁シートの前記一端と前記他端との中間部に切り込みが設けられ、前記凸部が前記切り込みに差し込まれており、この指し込みによって、前記ヒータと前記バイメタルとに跨って巻回された前記絶縁シートの前記他端が前記絶縁シートの中間部に留められている
    ことを特徴とする回路遮断器。
  7. 請求項5に記載の回路遮断器において、
    前記ヒータは、前記バイメタルの一端から前記バイメタルの他端に亘って延在し、
    前記ヒータは、前記延在の方向及び当該延在の方向と直角を成す幅方向の何れの方向にも前記バイメタルからはみ出さないように配設されている
    ことを特徴とする回路遮断器。
  8. 請求項7に記載の回路遮断器において、
    前記ヒータは、その前記一端からその前記他端に亘って連続したジグザグ形状に形成されている
    ことを特徴とする回路遮断器。
  9. 請求項8に記載の回路遮断器において、
    前記ヒータの前記幅方向の、前記ヒータの最大幅長が前記バイメタルの最大幅長以下である
    ことを特徴とする回路遮断器。
  10. 請求項9に記載の回路遮断器において、
    前記ジグザグ形状のヒータの、前記幅方向の線幅と前記延在の方向の線幅とがほぼ同一である
    ことを特徴とする回路遮断器。
  11. 請求項5に記載の回路遮断器において、
    絶縁シートの熱伝導率が、前記ヒータの熱伝導率及び前記バイメタルの熱伝導率の何れよりも小さい
    ことを特徴とする回路遮断器。
  12. 請求項5に記載の回路遮断器において、
    前記ヒータが前記絶縁シートによって前記バイメタルに固定されている
    ことを特徴とする回路遮断器。
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