JP2012142096A - 回路遮断器 - Google Patents

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Abstract

【課題】バイメタルを使用した熱動式の引き外し機構であっても、過電流が流れた際の引き外し時間を適切な範囲とすることができる回路遮断器を提供する。
【解決手段】固定接触子と可動接触子11間に流れる電流により発熱して湾曲し、基端で支持され、先端が自由端となっているバイメタル20に接続される外部接続端子13または可動接触子11と接続される一方の接続導体14を自由端に、外部接続端子13または可動接触子11と接続される他方の接続導体を支持部に接続し、バイメタル20の自由端に接続した接続導体14は、前記バイメタル20の支持部に接続した接続導体よりも熱伝導による熱移動量が小さくなるように形成し、通電によりバイメタル20の支持部より中間位置より自由端側で多く発熱する発熱部を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、回路遮断器に用いられるバイメタルの構造に関する。
回路遮断器の過電流引き外し部には、熱膨張率の異なる2枚の金属片を貼り合わせたバイメタルが使用される。一般的に、定格電流が低い回路遮断器には、特許文献1に示されるように、バイメタルに直接電流を流すことによりバイメタルを湾曲させる直熱式の過電流引き外し機構が用いられる。
バイメタルは、熱膨張率の異なる金属片を重ね合わせて構成したものであり、可動接触子と固定接触子間に流れる電流により発熱して湾曲する。可動接触子と固定接触子間に過電流が流れた場合には、バイメタルが大きく湾曲して、バイメタルの自由端が、トリガーレバーに取り付けられた調整ねじを押圧して、トリガーレバーが傾動して、開閉機構のラッチが外れ、複数の可動接触子の可動接点が同時に複数の固定接触子の固定接点から引き剥がされるようになっている。つまり、バイメタルの発熱によるバイメタルの自由端位置の変位により、開閉機構が作動して、可動接点が固定接点から引き剥がされるようになっている。
モータ保護遮断器は、定格電流の600%以上の電流を流した際の必要な引き外し動作時間が、モータ保護遮断器の安全規格(UL 508(工業用制御装置の安全規格))として定められている。この安全規格には、図8に示されるようなI−t特性(電流と引き外し時間との関係を示した特性)が規定されている。図8に示すように、通電量(600%)に対し、引き外し時間はt1以上t2以下であることが、モータ保護遮断器の安全規格に定められている。しかし、バイメタルを使用する直熱式の回路遮断器の場合にはt1時間以下で引き外しを行ってしまう問題があった。これは、バイメタル全体が発熱する場合には、バイメタルの支持部近傍も発熱により湾曲し、図9に示されるように、バイメタル20全体が支持部を支点として大きく傾動してしまい、バイメタル20の自由端が俊敏に変動してしまうからである。
このため、定格30A以下の場合、熱動式ではなく、ダッシュポットを用いた完全電磁式が採用される。近年、直流の用途が増えつつあるが、完全電磁式では直流遮断が困難となるデメリットがある。
特開平5−198238号公報
本発明は、上記問題を解決し、バイメタルを使用した熱動式の引き外し機構であっても、過電流が流れた際の引き外し時間を適切な範囲とすることができる回路遮断器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の発明は、
固定接点が形成された固定接触子と、
前記固定接点と離接する可動接点が形成された可動接触子と、
固定接触子と可動接触子間に流れる電流により発熱して湾曲し、基端で支持され、先端が自由端となっているバイメタルと、
外部負荷からの接続部となる外部接続端子と、前記外部接続端子と接続する接続導体、前記可動接触子と接続する接続導体と、
前記可動接点を固定接点から引き剥がす開閉機構と、
前記バイメタルの発熱による前記バイメタルの先端位置の変位により、前記開閉機構が作動して、可動接点が固定接点から引き剥がされる遮断器において、
前記バイメタルに接続される外部接続端子または可動接点と接続される一方の接続導体を自由端に、外部接続端子または可動接点と接続される他方の接続導体を支持部に接続し、
前記バイメタルの自由端に接続した接続導体は、前記バイメタルの支持部に接続した接続導体よりも熱伝導による熱の移動量が小さくなるように形成したことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記バイメタルの自由端に接続される接続導体は、前記バイメタルの支持部に接続する接続導体よりも断面積の小さい接続導体が使用されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、
前記バイメタルの自由端に接続される接続導体は、前記バイメタルの支持部に接続する接続導体よりも長い接続導体が使用されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、
固定接点が形成された固定接触子と、
前記固定接点と離接する可動接点が形成された可動接触子と、
固定接触子と可動接触子間に流れる電流により発熱して湾曲し、基端で支持され、先端が自由端となっているバイメタルと、
前記可動接点を固定接点から引き剥がす開閉機構と、
前記バイメタルの発熱による前記バイメタルの自由端位置の変位により、前記開閉機構が作動して、可動接点が固定接点から引き剥がされる回路遮断器において、
前記バイメタルの中間位置よりも自由端側に、通電により前記バイメタルの支持部側より多く発熱する発熱部を形成したこと特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4に記載の発明において、
前記バイメタルの中間位置よりも自由端側に、連通孔が形成されて構成されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、
前記バイメタルの基端側から自由端側に向けて、開口幅が徐々に大きくなる連通孔が形成されて構成されていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6に記載の発明において、
前記バイメタルの中間位置よりも自由端側に、通電により発熱するヒーターが設けられて構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、バイメタルの中間位置よりも自由端側に接続した接続導体は、前記バイメタルの支持部に接続した接続導体よりも熱伝導による熱の移動量が小さくなるようにしたため、自由端側の接続導体側のほうが多く発熱し、また、バイメタルの中間位置よりも自由端側に通電によりバイメタルの支持部側より多く発熱する発熱部を設けたので、バイメタルの中間位置よりも自由端側で多く湾曲し、バイメタルの自由端位置の変動量を緩慢とさせることが可能となり、過電流が流れた際の引き外し時間を適切な範囲とすることができる回路遮断器を提供することが可能となる。
本発明の原理を示した説明図である。 第1の実施形態のバイメタルの斜視図である。 第2の実施形態のバイメタルの斜視図である。 第3の実施形態のバイメタルの斜視図である。 第4の実施形態のバイメタルの斜視図である。 第5の実施形態のバイメタルの斜視図である。 複数極用回路遮断器の斜視図である。 モータ保護遮断器の安全規格のI−t特性を表したグラフである。 従来のバイメタルの変動を表した説明図である。
(回路遮断器の基本構成の説明)
回路遮断器100の過電流引き外し機構は、図7に示されるように、複数の可動接触子11が単一のクロスバー(図示せず)に取り付けられ、このクロスバーがメカフレーム15に回動可能に取り付けられ、複数の可動接触子11の可動接点が複数の固定接触子の固定接点と離接可能となって構成されている。バイメタル20は、熱膨張率の異なる金属片を重ね合わせて構成したものであり、可動接触子11と固定接触子間に流れる電流により発熱して湾曲する。可動接触子11と固定接触子間に過電流が流れた場合には、バイメタル20が大きく湾曲して、バイメタル20の自由端が、トリガーレバー18に取り付けられた調整ねじ19を押圧して、トリガーレバー18が傾動して、開閉機構16のラッチが外れ、複数の可動接触子11の可動接点が同時に複数の固定接触子の固定接点から引き剥がされるようになっている。つまり、バイメタル20の発熱によるバイメタル20の自由端位置の変位により、開閉機構16が作動して、可動接点が固定接点から引き剥がされるようになっている。図7において、13は外部接続端子であり、14は接続導体である。接続導体14は、外部接続端子13とバイメタル20の自由端とを接続している。なお、図示していないがバイメタル20の基端である支持部には可動接触子11と接続される接続導体が形成されている。接続導体の支持部もしくは自由端に取り付ける接続導体の取付場所は逆であっても問題ないものである。そのため、下記以降に示す実施形態においては接続導体に接続される外部接続端子13及び可動接触子11の記載については省略するものである。
(本発明の第1の原理)
図1に示されるように、本発明では、バイメタル20の中間位置よりも自由端側に、通電によりバイメタル20の支持部側より多く発熱する発熱部を設けることにより、バイメタル20の自由端部分を緩慢に変動させて、過電流が流れた際の引き外し時間を適切な範囲とすることとしている。詳しく説明すると、バイメタル20全体の変動量を小さくして、バイメタル20基端の支持部近傍の変動量を小さくさせるとともに、バイメタル20の中間位置よりも自由端側にバイメタル20の支持部側より多く発熱する発熱部を設け、バイメタル20の中間位置よりも自由端側で湾曲させることにより、バイメタル20の自由端位置の変動量を緩慢させている。本発明では、バイメタルを使用する熱動式の回路遮断器なので、直流遮断が可能となる。
(第1の実施形態)
第1の実施形態は、図2に示されるように、バイメタル21の中間位置よりも自由端側に、発熱部として連通孔21aを形成した実施形態である。このため、発熱部である連通孔21aが形成されている部分のバイメタル21の断面積は小さいことから、電気抵抗が他の部分と比べて大きく、連通孔21aが形成されている部分が発熱し、当該部分が大きく湾曲する。
なお、バイメタル21の基端は、支持部21bとなっていて、当該部分でバイメタル21が支持され、バイメタル21の先端側は自由端となっている。バイメタル21の基端には、可動接触子11と接続する接続導体17が接続されている。バイメタル21の自由端部には、接続導体14が接続されている。また、バイメタル21の自由端から所定寸法離間した位置には、トリガーレバー18に取り付けられた調整ねじ19が配設されている。これら、バイメタル21の支持構造、バイメタル21への接続導体14、17の接続構造、及び、調整ネジ19の配設位置は、特に記載しない限り、以下に説明する第2の実施形態〜第5の実施形態についても、第1の実施形態と同一である。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、図3に示されるように、バイメタル22に、バイメタル22の支持部23b側から自由端側に向けて、開口幅が徐々に大きくなる連通孔22aを形成した実施形態である。これにより、バイメタル22の支持部22b側に比べて自由端側の方が、バイメタル22の断面積が小さいので、電気抵抗が大きく、発熱量が大きいため、大きく変形する。本実施形態も、バイメタル22がバイメタル22の支持部22b側より多く発熱する発熱部は、バイメタル22の中間位置よりも自由端側に位置している。
(第3の実施形態)
第3の実施形態は、図4に示されるように、バイメタル23の中間位置よりも自由端側に傍熱式のヒーター31〜33を設けた実施形態である。これにより、バイメタル23の中間位置よりも自由端側が、バイメタル23の支持部23bより多く発熱する発熱部となり、当該部分が発熱するので、当該部分が大きく変形する。なお、ヒーター31は、バイメタル23の支持部23bに接続された接続導体17よりも電気抵抗が大きくなる材料を使用することが望ましい。このような構成にすることにより、バイメタル23の自由端側が支持部23bよりも発熱しやすくなる。
図4の(A)に示される実施形態では、ヒーター31は、筒状(図の例では四角筒)であり、ヒーター31内に、バイメタル23が挿通している。ヒーター31には、接続導体14が接続され、ヒーター31の他端にはバイメタル23と電気的に接続されている。そして、接続導体14が接続されている位置の反対側位置のヒーター31とバイメタル23とは電気的に接続されている。ヒーター31に電流が流れると、電気抵抗によりヒーター31が発熱し、バイメタル23に伝熱し、バイメタル23が湾曲する。
図4の(B)に示される実施形態では、ヒーター32は、断面形状が略コ字形状に折り曲げられた板状であり、ヒーター32により取り囲まれた空間に、バイメタル23が挿通している。ヒーター32の一端には接続導体14が接続され、ヒーター32の他端はバイメタル23と電気的に接続している。ヒーター32に電流が流れると、電気抵抗によりヒーター32が発熱し、バイメタル23に伝熱し、バイメタル23が湾曲する。
図4の(C)に示される実施形態ではヒーター33は、複数回ジグザグに折り曲げられた板状であり、図に示される実施形態では、ヒーター33は略S字形状に折曲形成されている。ヒーター33の一端がバイメタル23と接続し、ヒーター33の他端に接続導体14が接続されている。ヒーター33に電流が流れると、電気抵抗によりヒーター33が発熱し、バイメタル23に伝熱し、バイメタル23が湾曲する。この実施形態では、ヒーター33は、複数回ジグザグに折り曲げ形成されて構成されているので、ヒーター33に熱が蓄積されやすく、ヒーター33の発熱量が大きくなる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態は、図5に示されるように、バイメタル24の中間よりも自由端側の幅方向の一部をU字状に折り曲げて対向させて、発熱部(ヒーター部)である折曲部24aを形成した実施形態である。なお、折曲部24aの自由端に接続導体14が接続されている。折曲部24aに通電すると、折曲部24aの断面積は他の部分に比べて小さいので、当該部分が発熱し、これと対向しているバイメタル24に伝熱する。すると、折曲部24aと対向する位置のバイメタル24が大きく湾曲する。なお、第1から第4の実施形態で使用される接続導体は特に電線に限定するものではなく、銅バーなどのような帯状導体であっても問題ないことは勿論である。ただし、バイメタルの中間位置よりも自由端側に形成する接続導体はバイメタルが変動するために可とう性のある導体であることが望ましい。
(本発明の第2の原理)
図6に示されるように、本発明では、バイメタル25の中間位置よりも自由端側に接続導体34を、支持部側25bに接続導体17を接続しており、バイメタル25の自由端側に接続した接続導体34は、支持部側25bに接続した接続導体17よりも熱伝導による熱の移動量が小さくなるように形成したものである。バイメタル25の自由端側に接続した接続導体34への熱伝導による熱の移動量が小さくなるように形成したために、接続導体17よりも接続導体34側の方は熱が逃げにくく、また、熱が流れにくい構造となるために、バイメタル25の自由端側に接続した接続導体34側が支持部側の接続導体17より多く発熱されるものである。つまり、本発明の第1の原理において説明したバイメタル20の支持部側よりも多く発熱する発熱部をバイメタル20の中間位置よりも自由端側に形成することができる構造と同じ効果を得られるものである。
(第5の実施形態)
第5の実施形態は、図6に示されるように、バイメタル25の中間位置よりも自由端部に接続し、外部接続端子13と接続される接続導体34は、バイメタル25の支持部25bに形成した可動接触子11と接続する接続導体17よりも断面積の小さい接続導体34を使用するものである。これにより、接続導体34に電流が流れると、断面積の小さいことから熱伝導による熱移動量が小さいためバイメタル25から接続導体34へ熱が逃げにくくなる。そのため、接続導体34が支持部25bの接続導体17よりも多く発熱し、バイメタル25の自由端側が大きく湾曲するものである。なお、接続導体34は、バイメタル25の支持部に形成した接続導体17よりも長くしても良い。この接続導体34は、支持部25bに接続する接続導体17よりも接続導体34が長い場合、接続導体34のほうが熱伝導による熱移動量が小さいためバイメタル25から接続導体34へ熱が逃げにくくなる。そのため、接続導体34が支持部25bの接続導体17よりも多く発熱し、バイメタル25の自由端側が大きく湾曲するものである。接続導体34は捲回させて束ねたものであってもよい。また、接続導体17、34の断面積、長さを変更することによってバイメタル25の発熱量を自由に変更することが可能になるものである。更に、接続導体34を断面積の小さいかつ長く形成した接続導体であれば更に発熱効果を向上できるものである。
なお、それぞれの実施形態のみに限らず、本発明の第1の原理構造と本発明の第2の原理構造を組み合わせても差し支えなく、組み合わせることにより更に発熱効果を向上させることができる。
以上、現時点において、もっとも、実践的であり、かつ好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は、本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲および明細書全体から読み取れる発明の要旨あるいは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う回路遮断器もまた技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
1 ベース
11 可動接触子
13 外部接続端子
14 接続導体
15 メカフレーム
16 開閉機構
17 接続導体
18 トリガーレバー
20 バイメタル(従来)
21 バイメタル(第1の実施形態)
21a 連通孔
21b 支持部
22 バイメタル(第2の実施形態)
22a 連通孔
22b 支持部
23 バイメタル(第3の実施形態)
23b 支持部
24 バイメタル(第4の実施形態)
24a 折曲部
24b 支持部
34 接続導体(第5の実施形態)
100 回路遮断器

Claims (7)

  1. 固定接点が形成された固定接触子と、
    前記固定接点と離接する可動接点が形成された可動接触子と、
    固定接触子と可動接触子間に流れる電流により発熱して湾曲し、基端で支持され、先端が自由端となっているバイメタルと、
    外部負荷からの接続部となる外部接続端子と、
    前記外部接続端子と接続する接続導体、前記可動接触子と接続する接続導体と、
    前記可動接点を固定接点から引き剥がす開閉機構と、
    前記バイメタルの発熱による前記バイメタルの自由端位置の変位により、前記開閉機構が作動して、可動接点が固定接点から引き剥がされる回路遮断器において、
    前記バイメタルに接続される外部接続端子または可動接触子と接続される一方の接続導体を自由端に、外部接続端子または可動接触子と接続される他方の接続導体を支持部に接続し、
    前記バイメタルの自由端に接続した接続導体は、前記バイメタルの支持部に接続した接続導体よりも熱伝導による熱の移動量が小さくなるように形成したことを特徴とする回路遮断器。
  2. 前記バイメタルの自由端に接続される接続導体は、前記バイメタルの支持部に接続する接続導体よりも断面積の小さい接続導体が使用されていることを特徴とする請求項1記載の回路遮断器。
  3. 前記バイメタルの自由端に接続される接続導体は、前記バイメタルの支持部に接続する接続導体よりも長い接続導体が使用されていることを特徴とする請求項1または請求項2いずれかに記載の回路遮断器。
  4. 固定接点が形成された固定接触子と、
    前記固定接点と離接する可動接点が形成された可動接触子と、
    固定接触子と可動接触子間に流れる電流により発熱して湾曲し、基端で支持され、先端が自由端となっているバイメタルと、
    前記可動接点を固定接点から引き剥がす開閉機構と、
    前記バイメタルの発熱による前記バイメタルの自由端位置の変位により、前記開閉機構が作動して、可動接点が固定接点から引き剥がされる回路遮断器において、
    前記バイメタルの中間位置よりも自由端側に、通電により前記バイメタルの支持部側より多く発熱する発熱部を形成したこと特徴とする回路遮断器。
  5. 前記バイメタルの中間位置よりも自由端側に、連通孔が形成されて構成されていることを特徴とする請求項1から請求項4に記載の回路遮断器。
  6. 前記バイメタルの基端側から自由端側に向けて、開口幅が徐々に大きくなる連通孔が形成されて構成されていることを特徴とする請求項5に記載の回路遮断器。
  7. 前記バイメタルの中間位置よりも自由端側に、通電により発熱するヒーターが設けられて構成されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の回路遮断器。
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