JP2000182481A - 断路器接触部 - Google Patents

断路器接触部

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JP2000182481A
JP2000182481A JP10356542A JP35654298A JP2000182481A JP 2000182481 A JP2000182481 A JP 2000182481A JP 10356542 A JP10356542 A JP 10356542A JP 35654298 A JP35654298 A JP 35654298A JP 2000182481 A JP2000182481 A JP 2000182481A
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JP
Japan
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contact
movable
fixed
auxiliary contact
auxiliary
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Pending
Application number
JP10356542A
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English (en)
Inventor
Masaki Kato
正樹 加藤
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Takaoka Toko Co Ltd
Original Assignee
Takaoka Electric Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 小電流遮断操作時における固定側補助接触子
と可動側補助接触子のアーク発生時間を短くすることに
より、両補助接触子の損傷を防止して、部品の交換期間
を長くするとともに、安定的に小電流を遮断できるよう
にす 【解決手段】 ブレード1の先端部に取り付けられた可
動接触子2に、可動側補助接触子10が取り付けられ、
開路操作時には、可動接触子2が固定接触子3から開離
した後、可動側補助接触子10が固定側補助接触子6か
ら開離して小電流の開放操作が行われる断路器接触部に
おいて、可動側補助接触子10が可動接触子2にスプリ
ング14を介して取り付けられるとともに、可動側補助
接触子10と可動接触子2とが可撓導体13によって電
気的に接続され、開路操作時には、可動側補助接触子1
0がスプリング14の蓄勢エネルギによって固定側補助
接触子6から開離するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術】本発明は、断路器の接触部に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図2(C)は、従来の水平二点切断路器
の一例を示すもので、ベース20の両端部には固定碍子
21が支持されており、この固定碍子21の頂部には、
固定接触部22が配置されている。ベース20の中央部
には、回転碍子23が回転可能に支持されており、この
回転碍子23の頂部には、先端部に可動接触子2を有す
るブレード1が固着されている。
【0003】図2は固定接触部22の詳細を示すもの
で、(A)は正面図、(B)は(A)の平面図である。
固定碍子23の頂部に固定された固定接触子支え4に
は、上下に対向する固定接触子3が取り付けられる。固
定接触子3の外側には、上下に対向する固定側補助接触
子6が通電部5を介して取り付けられる。
【0004】ピン7は支え11および固定側補助接触子
6を貫通して挿入されており、ピン7には固定側補助接
触子6と板9との間にスプリング8が装着される。この
場合、スプリング8は断路器の閉路状態において、可動
接触子2に固着された可動側補助接触子10が、固定側
補助接触子6に接触するよう取り付けられる。なお、1
2は外部電線で、通電部5を介して固定接触子支え4に
接続される。
【0005】断路器を閉路操作する場合には、図2
(C)に示す開路状態において、回転碍子23を回動さ
せれば、ブレード1もこれと一体に回動して、始めに可
動側補助接触子10が固定側補助接触子6に投入され
て、可動側補助接触子10が固定側補助接触子6に接触
し、その後、可動接触子2が固定接触子3に投入され
て、可動接触子2が固定接触子3に接触することによっ
て、図2(A)、(B)に示す閉路状態となる。また、
開路操作する場合には、回転碍子23を逆方向に回転さ
せれば、可動接触子2が固定接触子3から開離し、その
後、可動側補助接触子10が固定側補助接触子6から開
離して、小電流が遮断され図2(C)に示す開路状態に
なる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の断路器接触部は、上記の如く、可動側補助接触子1
0が可動接触子2に固着されているため、小電流遮断時
に、ブレード1の開路動作速度が遅いと、固定側補助接
触子6と可動側補助接触子10との間に発生するアーク
時間が長くなり、固定側補助接触子6と可動側補助接触
子10にアークによる損傷が増大して短命化し、固定側
補助接触子6と可動側補助接触子10の交換期間が短く
なって、不経済となる。また、その損傷によって摩擦力
が大きくなるため、開閉動作に不具合が生じることもあ
る。
【0007】そこで本発明は、小電流遮断操作時におけ
る固定側補助接触子と可動側補助接触子のアーク発生時
間を短くすることにより、両補助接触子の損傷を防止し
て、部品の交換期間を長くするとともに、安定的に小電
流を遮断できるようにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、ブレードの
先端部に取り付けられた可動接触子に、可動側補助接触
子が取り付けられ、開路操作時には、前記可動接触子が
固定接触子から開離した後、前記可動側補助接触子が固
定側補助接触子から開離して小電流の開放操作が行われ
る断路器接触部において、前記可動側補助接触子が前記
可動接触子にスプリングを介して取り付けられるととも
に、前記可動側補助接触子と前記可動接触子とが可撓導
体によって電気的に接続され、開路操作時には、前記可
動側補助接触子が前記スプリングの蓄勢エネルギによっ
て前記固定側補助接触子から開離するようにする。
【0009】また、固定側補助接触子の内面には、爪が
設けられ、基端部が可動接触子に固着されるとともに、
先端部が可動側補助接触子の基端部まで伸長する投入用
ストッパが設けられ、閉路操作時には、前記可動側補助
接触子が前記投入用ストッパによって前記可動接触子に
対して一直線となる状態で、前記固定側補助接触子に接
触把持され、開路操作時には、前記可動側補助接触子が
前記爪に係止されて、前記可動接触子に対して屈曲した
状態になった後、前記スプリングの蓄勢エネルギによっ
て前記固定側補助接触子から開離するようにすることが
好ましい。
【0010】上記本発明の断路器接触部においては、開
路操作時に、可動側補助接触子がスプリングによって固
定側補助接触子から急峻に開離するため、極めて短時間
で絶縁離隔距離を確保することができ、アーク発生時間
が短くなる。従って、開路操作時における固定側補助接
触子と可動側補助接触子の損傷が少なくなり、部品の交
換期間を長くすることができると共に、開閉不具合を防
止できる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の断路器接触部の
実施の形態の一例を示すもので、(A)は正面図、
(B)は(A)の平面図、(C)は動作途中の平面図、
(D)は(C)における要部の側面図である。図1にお
いて、可動接触子2の先端部には、スプリング14を介
して、可動側補助接触子10が取り付けられる。また、
積層薄銅板で形成された可撓導体13は可動接触子2と
可動側補助接触子10を電気的に接続するためのもの
で、その両端が可動接触子2および可動側補助接触子1
0にそれぞれ取り付けられる。
【0012】可動接触子2の先端部の開路方向側の側面
には、投入用ストッパ15の基端部が固着されており、
その先端部は、可動側補助接触子10の基端部まで伸長
している、また、固定側補助接触子6の内面には、爪1
6が取り付けられる。
【0013】したがって、閉路操作時には、可動側補助
接触子10が投入用ストッパ15によって可動接触子2
に対して一直線となる状態で、固定側補助接触子6に接
触把持されるとともに、開路操作時には、可動側補助接
触子10が爪16に係止されて、可動接触子2に対して
屈曲した状態になった後、スプリング14の蓄勢エネル
ギによって固定側補助接触子6から開離するようになっ
ている。
【0014】次に、上記断路器接触部の動作を説明す
る。図1(A)、(B)は断路器の閉路状態を示すもの
で、可動接触子2は固定接触子3に接触把持されるとと
もに、可動側補助接触子10は固定側補助接触子6に接
触把持されている。この状態で、断路器の開路操作、す
なわち小電流遮断操作を行うと、従来の断路器接触部と
全く同様に、可動接触子2および可動側補助接触子10
はブレードと一体に回動して、可動側補助接触子10は
固定側補助接触子6の間を爪16に当接するまで摺動す
る。
【0015】更に、ブレード1が回動すると、可動接触
子2は固定接触子3から開離するが、可動側補助接触子
10は爪16に規制されるため、スプリング14が屈曲
してエネルギが蓄積されるとともに、可動側補助接触子
10と固定側補助接触子6は電気的に接続されたままの
状態となる。この状態を図1(C)に示す。その後、更
にブレード1が回動すると、可動側補助接触子10は爪
16から離脱し、スプリング14に蓄積されたエネルギ
が放勢され、可動側補助接触子10は固定側補助接触子
6から瞬時に開離し、小電流を遮断することができる。
従って、固定側補助接触子6と可動側補助接触子10の
損傷を少なくすることができる。
【0016】なお、断路器の閉路操作時には、可動側補
助接触子10が固定側補助接触子6に接触した後、可動
接触子2が固定接触子3に接触する。この場合、可動側
補助接触子10は可動接触子2に対して一直線となる状
態で、固定側補助接触子6に投入されて摺動し、爪16
に当接する。このとき、可動側補助接触子10は爪16
によって開路方向に力を受けるが、投入用ストッパ15
によって規制されるので、可動接触子2に対して屈曲せ
ずに一直線となる状態のままで、爪16に係止されるこ
となく、正規の投入位置まで投入されて、固定側補助接
触子6に接触把持される。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、開路操作時に可動側補
助接触子がスプリングによって固定側補助接触子から急
峻に開離するため、極めて短時間で絶縁離隔距離を確保
することができ、アーク発生時間が短くなる。従って、
開路操作時における固定側補助接触子と可動側補助接触
子の損傷が少なくなり、部品の交換期間を長くすること
ができると共に、開閉不具合を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示すもので、
(A)は正面図、(B)は(A)における平面図、
(C)は開路動作途中の形態を示す平面図、(D)は
(C)における要部を示す側面図である。
【図2】従来の水平二点切断路器の一例を示すもので、
(A)は接触部の詳細を示す正面図、(B)は(A)の
平面図、(C)は全体の斜視図である。
【符号の説明】
1 ブレード 2 可動接触子 3 固定接触子 4 固定接触部支え 5 通電部 6 固定側補助接触子 7 ピン 8 スプリング 9 板 10 可動側補助接触子 11 支え 12 外部電線 13 可撓導体 14 スプリング 15 投入用ストッパ 16 爪 20 ベース 21 固定碍子 22 固定接触部 23 回転碍子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブレードの先端部に取り付けられた可動接
    触子に、可動側補助接触子が取り付けられ、開路操作時
    には、前記可動接触子が固定接触子から開離した後、前
    記可動側補助接触子が固定側補助接触子から開離して小
    電流の開放操作が行われる断路器接触部において、 前記可動側補助接触子が前記可動接触子にスプリングを
    介して取り付けられるとともに、前記可動側補助接触子
    と前記可動接触子とが可撓導体によって電気的に接続さ
    れ、 開路操作時には、前記可動側補助接触子が前記スプリン
    グの蓄勢エネルギによって前記固定側補助接触子から開
    離するようにした、 ことを特徴とする断路器接触部。
  2. 【請求項2】固定側補助接触子の内面には、爪が設けら
    れ、 基端部が可動接触子に固着されるとともに、先端部が可
    動側補助接触子の基端部まで伸長する投入用ストッパが
    設けられ、 閉路操作時には、前記可動側補助接触子が前記投入用ス
    トッパによって前記可動接触子に対して一直線となる状
    態で、前記固定側補助接触子に接触把持され、開路操作
    時には、前記可動側補助接触子が前記爪に係止されて、
    前記可動接触子に対して屈曲した状態になった後、前記
    スプリングの蓄勢エネルギによって前記固定側補助接触
    子から開離するようにした、 ことを特徴とする請求項1記載の断路器接触部。
JP10356542A 1998-12-15 1998-12-15 断路器接触部 Pending JP2000182481A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011050173A (ja) * 2009-08-27 2011-03-10 Nissin Electric Co Ltd 引出形電気機器の断路機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011050173A (ja) * 2009-08-27 2011-03-10 Nissin Electric Co Ltd 引出形電気機器の断路機構

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