JPH0574318A - 開閉器 - Google Patents

開閉器

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JPH0574318A
JPH0574318A JP3234773A JP23477391A JPH0574318A JP H0574318 A JPH0574318 A JP H0574318A JP 3234773 A JP3234773 A JP 3234773A JP 23477391 A JP23477391 A JP 23477391A JP H0574318 A JPH0574318 A JP H0574318A
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JP
Japan
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contact
fixed
conductor portion
arc
conductor
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Pending
Application number
JP3234773A
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Inventor
Mitsugi Takahashi
貢 高橋
Takao Mihashi
孝夫 三橋
Kenichi Nishina
健一 仁科
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H73/00Protective overload circuit-breaking switches in which excess current opens the contacts by automatic release of mechanical energy stored by previous operation of a hand reset mechanism
    • H01H73/02Details
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/02Details
    • H01H13/12Movable parts; Contacts mounted thereon
    • H01H13/14Operating parts, e.g. push-button
    • H01H13/18Operating parts, e.g. push-button adapted for actuation at a limit or other predetermined position in the path of a body, the relative movement of switch and body being primarily for a purpose other than the actuation of the switch, e.g. door switch, limit switch, floor-levelling switch of a lift
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/02Details
    • H01H13/12Movable parts; Contacts mounted thereon
    • H01H13/20Driving mechanisms

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  • Breakers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、固定接触子21を流れる電流による
電磁力をアークに対して効率良く作用させ、限流性能を
向上させるとともに、アークエネルギーによる損傷やホ
ットガスの放出を少なくすることを目的とするものであ
る。 【構成】 固定接触子21を、端子部5が接続された第1
導体部21a、固定接点3が固着された第2導体部21b、
及び第1導体部21aと第2導体部21bとを上下方向に接
続した第3導体部21cで構成し、固定接点3の接触部を
端子部5より下方に配置し、第3導体部21cを固定接点
3より回動中心14側に配置し、第1導体部21aを、閉成
状態のときに接点2,3の接触面より上方に配置すると
ともに開成状態のときに可動接点2の接触面より下方に
配置するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】請求項1ないし請求項3の発明
は、例えば回路遮断器,限流器又は電磁接触器など、電
流遮断時に容器内でアークを生じる開閉器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図20は従来の開閉器として例えば回路
遮断器の開成時の状態を示す構成図である。図におい
て、1は可動接触子、2は可動接触子1の一端部に固着
された可動接点、3は可動接触子1の回動により可動接
点2と接離可能な固定接点、4は一端部に固定接点3が
固着されている固定接触子、5は固定接触子4の他端部
に接続されている端子部である。6は消弧板、7は消弧
板6を保持する消弧側板、8は可動接触子1を回動させ
る機構部、9は機構部8を手動で操作するためのハンド
ル、10はもう一つの端子部、11は可動接触子1と端子部
10を接続する導体である。また、12はこれらを収納する
容器、13は排気孔である。
【0003】次に、動作について説明する。端子部5を
電源に接続し、端子部10を負荷に接続し、ハンドル9を
矢印B方向に操作する。この操作により、機構部8が動
作して可動接触子1は一端に設けられた回動中心(図示
せず)を中心として回動し、可動接点2が固定接点3と
接触して、電力が電源から負荷に供給される。この状態
で、通電の信頼性を確保するため、可動接点2は固定接
点3に規定の接触圧力で押さえ付けられている。
【0004】ここで、回路遮断器より負荷側の回路で短
絡事故などが起こり、回路に大きな電流が流れると、機
構部8内に設けられている電流検出部(図示せず)が機
構部8を動作させ、可動接触子1を回動させる。これに
より、可動接点2が固定接点3から開離し、接点2,3
の接触面における電磁反発力が非常に強くなり、前記の
可動接点2にかかっている接触圧力に打ち勝つために、
可動接触子1は機構部8の動作を待たずに回動し、接点
2,3の開離が起こる。発生したアークは、消弧板6に
よって引き出され、延ばされて冷却される。この結果、
アーク抵抗が上昇し、短絡電流が小さく絞られる限流が
起こり、電流零点でアークは消弧されて電流遮断が完了
する。
【0005】限流は、回路遮断器の保護機能を向上させ
るために、非常に重要である。限流性能を高めるために
は、上に述べたようにアーク抵抗を増大させる必要があ
る。アーク抵抗を増大させるためにアークを引き延ばす
方法としてよく使われるのは、例えば特開昭60−49
533号公報や特開平2−68831号公報に示されて
いるように、固定接触子形状を図20のような形状にす
る方法である。
【0006】これらに示されている固定接触子4の形状
は、各導体部4a〜4eで構成されている。固定接触子
4による電流経路は、端子部5から導体部4a,4b,
4c,4d及び4eを順に経て固定接点3に至る。固定
接触子4の電流経路4eに流れる電流がアークに及ぼす
電磁力は、アークを消弧板6方向へ引き延ばす力とな
る。この結果、アーク抵抗はより高くなり、限流性能の
優れた回路遮断器が得られる。
【0007】通常の交流遮断における限流性能を高める
には、上述したようにアーク抵抗を高めることが必要で
あり、それは接点2,3が開離した直後のまだ電流が最
大値になる前に行われなければならない。電流が大きく
なった後にアーク抵抗を高めても、電流の慣性効果のた
めに電流はなかなか限流されない。かえって、大電流で
かつ抵抗が高いため、遮断器内で発生するアークエネル
ギーが大きくなり、遮断器の損傷が激しくなるだけであ
る。従って、接点2,3が開離した直後のアークに対し
ては強い電磁力で大きく引き延ばし、大電流時のアーク
に対しては、アークを引き延ばすような電磁力を働かせ
ないような固定接触子形状が理想的である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の固
定接触子形状を持つ回路遮断器の消弧部の構造図を図2
1及び図22に示す。図21は接点2,3の開離直後の
状態を示し、図22は可動接触子1が最大に回動した状
態を示す。これらの図において、14は可動接触子1に設
けられた回動中心であり、また消弧板6及び消弧側板7
は省略している。また、矢印は電流の方向を示す。
【0009】図21に示すように、接点2,3の開離直
後のアークを端子部5方向に引き延ばす電磁力を発生す
る電流経路は、導体部4eだけである。他の電流経路と
なる導体部4a,4b,4c,4dは、アークを端子部
5と反対の方向に引き延ばす電磁力を発生する。導体部
4a,4cの電流経路は、固定接点3に対して、図面に
向かって下に位置しているためである。また、導体部4
bの電流は、アークの電流と逆方向のため反発しあい、
導体部4dの電流はアークの電流と同方向で引き合うた
め、アークを端子部5の方向と逆方向に引き延ばすこと
になる。このため、電流経路4eが発生するアークを端
子部5方向に引き延ばす電磁力は減少してしまう。この
ように、従来の固定接触子4の構造では、固定接触子4
に流れる電流の電磁力が、アークを引き延ばすために効
果的に使われていないという問題点があった。
【0010】また、大電流時に、アークを引き延ばす電
磁力を小さくするような作用もなく、遮断器内で発生す
るアークエネルギーを無意味に大きくしているため、遮
断器の損傷も激しい。大電流時には、通常可動接触子1
は、図22に示すように、最大に回動している。この状
態で、アークAを端子部5方向に引き延ばす電磁力を作
用させると、アークのホットガスHが大量に排気孔13か
ら放出されることになる。これは遮断器外部における地
絡や火災を引き起こしかねず、非常に危険である。もと
もと、可動接触子1に流れる電流による電磁力は、アー
クを端子部5側に引き延ばす力であり、その上、導体部
4eによる同方向の電磁力を付加することはさらに危険
性を高めることになる。
【0011】請求項1ないし請求項3の発明は、上記の
ような問題点を解決することを課題としてなされたもの
であり、優れた限流性能を持ち、かつアークエネルギー
による損傷及び外部へのホットガスの放出が少ない開閉
器を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る開
閉器は、閉成状態の可動接点が固定接点から開離する方
向を上方としたとき、固定接触子を、端子部が接続され
ている第1導体部、固定接点が固着されている第2導体
部、及び第1導体部と第2導体部とを上下方向に接続し
ている第3導体部で構成し、固定接点の可動接点との接
触部の位置を端子部の位置より下方に配置し、第3導体
部を固定接点の位置より回動中心側に配置し、第1導体
部を、接点の閉成状態のときに接点の接触面の位置より
上方に配置するとともに接点の開成状態のときに可動接
点の接触面の位置より下方に配置するように構成したも
のである。
【0013】請求項2の発明に係る開閉器は、閉成状態
の可動接点が固定接点から開離する方向を上方としたと
き、固定接触子を、端子部が接続されている第1導体
部、固定接点が固着されている第2導体部、及び第1導
体部と第2導体部とを上下方向に接続している第3導体
部で構成し、固定接点の可動接点との接触部の位置を端
子部の位置より下方に配置し、第3導体部を固定接点の
位置より回動中心側に配置し、第1導体部を、接点の閉
成状態のときに可動接触子の他端部の位置より上方に配
置するとともに接点の開成状態のときに可動接点の接触
面の位置より下方に配置するように構成したものであ
る。
【0014】請求項3の発明に係る開閉器は、閉成状態
の可動接点が固定接点から開離する方向を上方としたと
き、固定接触子を、端子部が接続されている第1導体
部、固定接点が固着されている第2導体部、及び第1導
体部と第2導体部とを上下方向に接続している第3導体
部で構成し、固定接点の可動接点との接触部の位置を端
子部の位置より下方に配置し、第3導体部を固定接点の
位置より回動中心側に配置し、第1導体部を、接点の閉
成状態のときに可動接触子の他端部の位置より上方に配
置するとともに、接点の開成状態のときに可動接点の接
触面の位置より下方に配置しかつ可動接点より回動中心
側の可動接触子の一部分より上方に配置するように構成
したものである。
【0015】
【作用】請求項1の発明においては、固定接触子を構成
する導体の総ての電流経路が、接点開離直後のアークを
端子部の方向に引き延ばす電磁力を発生し、可動接触子
が最大に回動した状態では、アークを端子部の方向に引
き延ばす電磁力が減少する。
【0016】請求項2の発明においては、固定接触子を
構成する導体の総ての電流経路が、接点開離直後のアー
クを端子部の方向に引き延ばす電磁力を発生し、かつ、
可動接触子の回動スピードを高めるトルクも増大し、可
動接触子が最大に回動した状態では、アークを端子部の
方向に引き延ばす電磁力が減少する。
【0017】請求項3の発明においては、固定接触子を
構成する導体の総ての電流経路が、接点開離直後のアー
クを端子部の方向に引き延ばす電磁力を発生し、かつ、
可動接触子の回動スピードを高める電磁力も増大させ、
可動接触子が最大に回動した状態でも、可動接触子を回
動させる電磁力を発生し続け、しかもこの状態ではアー
クを端子部の方向に引き延ばす電磁力は減少する。
【0018】
【実施例】
実施例1.図1は請求項1の発明の一実施例による遮断
器の閉成状態を示す構成図であり、図20ないし図22
と同一又は相当部分には同一符号を付し、その説明を省
略する。図において、21は固定接点3が固着されている
固定接触子であり、この固定接触子21には、可動接点2
が固定接点3に接触する際に可動接触子1に当たらない
ように切欠部、例えば溝が切ってある。21a,21b及び
21cはそれぞれ固定接触子21を構成している導体部であ
る。この閉成状態では、端子部5は、固定接点3の接触
面より上方に位置している。固定接点3が固着されてい
る導体部21cと端子部5との接続は、導体部21a及び導
体部21bでなされている。導体部21aは、全体が固定接
点3の接触面より上方に位置しており、導体部21bは、
導体部21aと導体部21cとを固定接点3の位置より回動
中心14側で接続している。
【0019】図2は図1の遮断器の開成状態を示す構成
図であり、端子部5に接続されている導体部21aは、可
動接点2の接触面より下方に位置するようになってい
る。図3は端子部5と接続した固定接触子21を示す斜視
図である。この実施例における固定接触子21は、導体部
21a,21b,21cで、U字形状を構成している。なお、
図1及び図2では、機構部などを省略している。
【0020】次に、動作について説明する。短絡電流な
どの大電流が流れると、従来と同様に機構部の動作を待
たずに可動接触子1が回動し、接点2,3が開離し、接
点2,3間にアークAが発生する。図4は接点2,3が
開離した直後の状態、即ち可動接点2の接触面がまだ導
体部21aより下方にある状態を示している。ここで、矢
印は電流を示し、消弧板6は簡単のため省略した。
【0021】端子部5から導体部21aまでで構成される
電流経路は、全体がアークAより上方にある。この結
果、この電流経路がアークAに作用する電磁力は、アー
クAを端子部5側に引き延ばす力である。導体部21bに
流れる電流は、アークAの電流と逆方向なので、導体部
21bによる電磁力もアークAを端子部5側に引き延ばす
力となる。従って、この固定接触子21に流れる電流が発
生する電磁力は、総てアークAを端子部5側に引き延ば
す力となる。この結果、接点開離直後のアークAが強力
に引き延ばされ、アーク抵抗が高くなり、優れた限流性
能が得られる。
【0022】次に、図5は図1の遮断器の可動接触子1
が最大に回動した状態を示す構成図であり、このときに
は電流も接点開離直後に比べて増大している。この状態
では、端子部5から導体部21aまでで構成された電流経
路より上方に位置するアークAに作用する電磁力のう
ち、アークAを端子部5側に引き延ばす力は、導体部21
bによる電磁力だけになる。可動接触子1に流れる電流
による電磁力は、アークAを端子部5側に引き延ばす力
であるが、導体部21aによるこの部分のアークAに作用
する電磁力は、アークAを端子部5側と逆方向に引き延
ばす力であり、ほぼ相殺される。固定接触子21の導体部
21bの位置と長さを考えれば、導体部21bによって加わ
る電磁力よりも可動接触子1により相殺される電磁力の
方が大きい。この結果、導体部21aより上方のアークA
を端子部5側に引き延ばす電磁力が少なくなることは明
らかである。
【0023】この結果、排気孔13からのホットガスの放
出量は少なくなる。また、この部分のアークAの引き延
ばされ方は少なく、発生するアークエネルギーも少ない
ため、遮断器内の損傷も低減できる。さらに、図3のよ
うな固定接触子21の構造にすることにより、固定接触子
21を比較的容易に製造できる。
【0024】実施例2.なお、上記実施例1で示した固
定接触子21の導体部21cの代わりに、図6に示すよう
に、導体部21cを回動中心14の方向に延ばして、導体部
21cの部分に流れる電流が閉成時の可動接触子1に流れ
る電流と実質的にほぼ平行で逆方向になるようにしても
よい。このようにすると、導体部21cの電流経路による
電磁力もアークAを端子部5側に引き延ばす力となり、
また閉成時の可動接触子1と導体部21cとの間に電磁反
発力が働くため、可動接触子1の回動スピードが増大
し、接点開離直後のアーク長が早く大きくなるため、ア
ーク抵抗の立ち上がりが速く、限流性能がさらに向上す
る。
【0025】実施例3.また、上記実施例1,2で示し
た固定接触子21は可動接触子1の動きを妨げないように
切欠部を有しているが、可動接触子1の開閉動作を妨げ
ないようにするには、固定接触子21の形状を例えば図7
に示すようなものとしてもよく、上記実施例と同様の効
果がある。
【0026】実施例4.図8は請求項2の発明の一実施
例による遮断器の閉成状態を示す構成図である。図にお
いて、22は固定接点3が固着されている固定接触子であ
り、この固定接触子22には、可動接点2が固定接点3に
接触する際に可動接触子1に当たらないように切欠部、
例えば溝が切ってある。22a,22b及び22cはそれぞれ
固定接触子22を構成している導体部である。この閉成状
態では、端子部5は、可動接触子1の端部1aより上方
に位置している。固定接点3が固着されている導体部22
cと端子部5との接続は、導体部22a及び導体部22bで
なされている。導体部22aは、全体が可動接触子1より
上方に位置しており、導体部22bは、導体部22aと導体
部22cとを固定接点3の位置より回動中心14側で接続し
ている。
【0027】図9は図8の遮断器の開成状態を示す構成
図であり、端子部5に接続されている導体部22aは、可
動接触子1より下方に位置するようになっている。図1
0は端子部5と接続した固定接触子22を示す斜視図であ
る。この実施例における固定接触子22は、導体部22a,
22b,22cで、U字形状を構成している。なお、図8及
び図9では、機構部などを省略している。
【0028】次に、動作について説明する。短絡電流な
どの大電流が流れると、従来と同様に機構部の動作を待
たずに可動接触子1が回動し、接点2,3が開離し、接
点2,3間にアークAが発生する。図11は接点2,3
が開離した直後の状態、即ち可動接触子1がまだ導体部
22aより下方にある状態を示している。ここで、矢印は
電流を示し、消弧板6は簡単のため省略した。
【0029】端子部5から導体部22aまでで構成される
電流経路は、総てアークAより上方にある。この結果、
この電流経路が発生しアークAに作用する電磁力は、ア
ークAを端子部5側に引き延ばす力である。導体部22b
に流れる電流は、アークAと逆方向なので、導体部22b
による電磁力もアークAを端子部5側に引き延ばす力と
なる。また、導体部22cによる電磁力もアークAを端子
部5側に引き延ばす力となる。従って、固定接触子22に
流れる電流が発生する電磁力は、総てアークAを端子部
5側に引き延ばす力となる。この結果、接点開離直後の
アークAは強力に引き延ばされる。
【0030】また、固定接触子22に流れる電流が可動接
触子1に及ぼす電磁力のうち、可動接触子1の回動スピ
ードを低める方向の電磁力は、導体部22bによるものだ
けである。この導体部22bの電流経路が及ぼす力は、導
体部22bより回動中心14側の部分にある可動接触子1に
対するものである。その他の固定接触子22に流れる電流
は、総て可動接触子1の回動スピードを高める方向の電
磁力を発生する。しかも、導体部22bの電流経路も、導
体部22bより可動接点2側の可動接触子1には、回動ス
ピードを高める電磁力を及ぼす。
【0031】可動接触子1の回動スピードを決めるの
は、可動接触子1に働く力ではなく、回動中心14に関す
るトルクである。このトルクは、力と力の作用する点か
ら回動中心14までの距離との積である。従って、可動接
触子1の回動スピードを高める成分が圧倒的に大きいこ
とは明らかである。これらの結果、接点開離直後の可動
接触子1の回動スピードは大きくなり、またアークAは
強力に引き延ばされ、アーク抵抗が高くなり、優れた限
流性能が得られる。
【0032】次に、図12は図8の遮断器の可動接触子
1が最大に回動した状態を示す構成図であり、このとき
には電流も接点開離直後に比べて増大している。この状
態では、端子部5から導体部22aまでで構成された電流
経路より上方に位置するアークAに作用する電磁力のう
ち、アークAを端子部5側に引き延ばす力は、導体部22
b,22cによる電磁力だけになる。可動接触子1に流れ
る電流による電磁力は、アークAを端子部5側に引き延
ばす力であるが、導体部22aによるこの部分のアークA
に作用する電磁力は、アークAを端子部5側と逆方向に
引き延ばす力であり、ほぼ相殺される。固定接触子22の
導体部22b,22cの位置と長さを考えれば、導体部22
b,22cによって加わる電磁力よりも可動接触子1によ
り相殺される電磁力の方が大きい。この結果、導体部22
aより上方のアークAを端子部5側に引き延ばす電磁力
が少なくなることは明らかである。
【0033】この結果、排気孔13からのホットガスの放
出量は少なくなる。また、この部分のアークAの引き延
ばされ方は少なく、発生するアークエネルギーも少ない
ため、遮断器内の損傷も低減できる。さらに、図10の
ような固定接触子22の構造にすることにより、固定接触
子22を比較的容易に製造できる。
【0034】なお、上記実施例4では固定接触子22の形
状を図10に示すようなものとしたが、これに限定され
るものではない。例えば、図7と同様の全体形状で、導
体部22a,22b,22cと各部の位置関係を図8と同様に
することにより、上記実施例4と同様の効果を奏する。
【0035】実施例5.図13は請求項3の発明の一実
施例による遮断器の閉成状態を示す構成図である。図に
おいて、23は固定接点3が固着されている固定接触子で
あり、この固定接触子23には、可動接点2が固定接点3
に接触する際に可動接触子1に当たらないように切欠
部、例えば溝が切ってある。23a,23b及び23cはそれ
ぞれ固定接触子23を構成している導体部である。この閉
成状態では、端子部5は、可動接触子1の端部1aより
上方に位置している。固定接点3が固着されている導体
部23cと端子部5との接続は、導体部23a及び導体部23
bでなされている。導体部23aは、全体が可動接触子1
より上方に位置しており、導体部23bは、導体部23aと
導体部23cとを固定接点3の位置より回動中心14側で接
続している。導体部23cは、可動接触子1とほぼ平行に
なっている。
【0036】図14は図13の遮断器の開成状態を示す
構成図であり、端子部5に接続されている導体部23a
は、可動接点2の接触面より下方に位置し、かつ可動接
触子1の可動接点2より回動中心14側の一部分1bは、
導体部23aより下方に位置するようになっている。
【0037】図15は端子部5と接続した固定接触子23
を示す斜視図である。この実施例における固定接触子23
は、導体部23a,23b,23cで、U字形状を構成してい
る。また、導体部23a,23bには切欠部を設け、可動接
触子1の回動動作を可能にしている。なお、図13及び
図14では、機構部などを省略している。
【0038】次に、動作について説明する。短絡電流な
どの大電流が流れると、従来と同様に機構部の動作を待
たずに可動接触子1が回動し、接点2,3が開離し、接
点2,3間にアークAが発生する。図16は接点2,3
が開離した直後の状態、即ち可動接触子1の端部1aが
まだ導体部23aより下方にある状態を示している。ここ
で、矢印は電流を示し、消弧板6は簡単のため省略し
た。
【0039】端子部5から導体部23aまでで構成される
電流経路は、総てアークAより上方にある。この結果、
この電流経路が発生しアークAに作用する電磁力は、ア
ークAを端子部5側に引き延ばす力である。導体部23b
に流れる電流は、アークAと逆方向なので、導体部23b
による電磁力もアークAを端子部5側に引き延ばす力と
なる。また、導体部23cによる電磁力もアークAを端子
部5側に引き延ばす力となる。従って、固定接触子23に
流れる電流が発生する電磁力は、総てアークAを端子部
5側に引き延ばす力となる。この結果、接点開離直後の
アークAは強力に引き延ばされ、アーク抵抗が高くな
る。
【0040】アーク抵抗が高くなることは、接点2,3
間の電圧が高くなることを意味している。従って、この
電圧に耐えるだけの絶縁距離が接点2,3間にないと、
接点間で絶縁破壊を起こしてしまう。このため、可動接
触子1の回動スピードが大きくないと、限流はできな
い。
【0041】図16に示した接点開離直後の状態では、
固定接触子23に流れる電流が可動接触子1に及ぼす電磁
力のうち、可動接触子1の回動スピードを低める方向の
電磁力が導体部23bにより発生する。しかし、導体部23
bにより発生する電磁力は、可動接触子1のうち導体部
23bより回動中心14側の部分に及ぼすだけで、その他の
固定接触子23に流れる電流は、総て可動接触子1の回動
スピードを高める方向の電磁力を発生する。従って、接
点開離直後の可動接触子1の回動スピードは大きくな
る。さらに、図17に示すように、可動接触子1が最大
に回動した状態になるまで、可動接触子1の一部分1b
には、可動接触子1を回動させる電磁力が作用し続け
る。従って、接点開離直後から最大回動位置に可動接触
子1が達するまでの時間が短くなる。このため、接点間
に高い電圧がかかっても絶縁破壊を起こすことはなく、
優れた限流性能が発揮される。
【0042】図17は図13の遮断器の可動接触子1が
最大に回動した状態を示す構成図であり、このときには
電流も接点開離直後に比べて増大している。この状態で
は、端子部5から導体部23aまでで構成された電流経路
より上方に位置するアークAに作用する電磁力のうち、
アークAを端子部5側に引き延ばす力は、導体部23b,
23cによる電磁力だけになる。可動接触子1に流れる電
流による電磁力は、アークAを端子部5側に引き延ばす
力である。導体部23aによるこの部分のアークAに作用
する電磁力は、アークAを端子部5側と逆方向に引き延
ばす力であり、可動接触子1による電磁力と導体部23c
による電磁力とはほぼ相殺される。固定接触子23の導体
部23bの位置と長さを考えれば、導体部23bによって加
わる電磁力よりも、可動接触子1と導体部23cとにより
相殺される電磁力の方が大きい。この結果、導体部23a
より上方のアークAを端子部5側に引き延ばす電磁力が
少なくなることは明らかである。
【0043】この結果、排気孔13からのホットガスの放
出量は少なくなる。また、この部分のアークAの引き延
ばされ方は少なく、発生するアークエネルギーも少ない
ため、遮断器内の損傷も低減できる。さらに、図15の
ような固定接触子23の構造にすることにより、固定接触
子23を比較的容易に製造できる。
【0044】実施例6.次に、請求項3の発明の他の実
施例を図18,図19に示す。図18は可動接触子1の
閉成状態を示し、図19は可動接触子1の開成状態を示
す。端子部5に接続されている導体部23aと、固定接点
3が固着されている導体部23cとの間の接続は、可動接
触子1の回動中心14に対して可動接触子1の先端部1a
と逆側において導体部23bによってなされている。この
ような形状にすることによって、少なくとも可動接触子
1の一部分1bは、常に導体部23aより下方に位置する
ことなる。従って、この実施例においても、上記実施例
5と同様の効果がある。
【0045】なお、上記実施例5,6では可動接触子1
の開閉動作を妨げないために固定接触子23に切欠部を設
けたが、これに限定されるものではない。例えば、図7
と同様の全体形状で、導体部23a,23b,23cと各部の
位置関係を上記実施例5,6と同様にすれば、上記実施
例5,6と同様の効果が得られる。
【0046】また、上記実施例1〜6では遮断器の場合
について説明したが、他の開閉器であってもよく、上記
実施例と同様の効果を奏する。さらに、上記実施例1〜
6では、説明を容易にするため、閉成状態の可動接点2
が固定接点3から開離する方向を上方としたが、開閉器
の取付方向は特に限定されない。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、閉成状態の可動接点が固定接点から開離する方
向を上方としたとき、固定接触子を、端子部が接続され
ている第1導体部、固定接点が固着されている第2導体
部、及び第1導体部と第2導体部とを上下方向に接続し
ている第3導体部で構成し、固定接点の可動接点との接
触部の位置を端子部の位置より下方に配置し、第3導体
部を固定接点の位置より回動中心側に配置し、第1導体
部を、接点の閉成状態のときに接点の接触面の位置より
上方に配置するとともに接点の開成状態のときに可動接
点の接触面の位置より下方に配置するように構成したの
で、固定接触子により構成される電流経路が総て接点開
離直後のアークを端子部側に引き延ばす電磁力を発生
し、さらに可動接触子が最大に回動した位置においては
アークを端子部側に引き延ばす電磁力を減少させるよう
に作用し、優れた限流性能を持ち、かつアークエネルギ
ーによる損傷やホットガスの放出の少ない開閉器が得ら
れる効果がある。
【0048】また、請求項2の発明によれば、閉成状態
の可動接点が固定接点から開離する方向を上方としたと
き、固定接触子を、端子部が接続されている第1導体
部、固定接点が固着されている第2導体部、及び第1導
体部と第2導体部とを上下方向に接続している第3導体
部で構成し、固定接点の可動接点との接触部の位置を端
子部の位置より下方に配置し、第3導体部を固定接点の
位置より回動中心側に配置し、第1導体部を、接点の閉
成状態のときに可動接触子の他端部の位置より上方に配
置するとともに接点の開成状態のときに可動接点の接触
面の位置より下方に配置するように構成したので、固定
接触子により構成される電流経路が総て接点開離直後の
アークを端子部側に引き延ばす電磁力を発生し、また可
動接触子の回動スピードを高めるトルクも増大させ、さ
らに可動接触子が最大に回動した位置においてはアーク
を端子部側に引き延ばす電磁力を減少させるように作用
し、優れた限流性能を持ち、かつアークエネルギーによ
る損傷やホットガスの放出の少ない開閉器が得られる効
果がある。
【0049】さらに、請求項3の発明によれば、閉成状
態の可動接点が固定接点から開離する方向を上方とした
とき、固定接触子を、端子部が接続されている第1導体
部、固定接点が固着されている第2導体部、及び第1導
体部と第2導体部とを上下方向に接続している第3導体
部で構成し、固定接点の可動接点との接触部の位置を端
子部の位置より下方に配置し、第3導体部を固定接点の
位置より回動中心側に配置し、第1導体部を、接点の閉
成状態のときに可動接触子の他端部の位置より上方に配
置するとともに、接点の開成状態のときに可動接点の接
触面の位置より下方に配置しかつ可動接点より回動中心
側の可動接触子の一部分より上方に配置するように構成
したので、固定接触子により構成される電流経路が総て
接点開離直後のアークを端子部側に引き延ばす電磁力を
発生し、また可動接触子の回動スピードを高める電磁力
が接点開離時から可動接触子が最大に回動するまで作用
し続け、さらに可動接触子が最大に回動した位置におい
てはアークを端子部側に引き延ばす電磁力を減少させる
ように作用し、優れた限流性能を持ち、かつアークエネ
ルギーによる損傷やホットガスの放出の少ない開閉器が
得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の一実施例による遮断器の閉成
状態を示す構成図である。
【図2】図1の遮断器の開成状態を示す構成図である。
【図3】図1の固定接触子を示す斜視図である。
【図4】図1の接点が開離した直後の状態を示す構成図
である。
【図5】図1の可動接触子が最大に回動した状態を示す
構成図である。
【図6】請求項1の発明の他の実施例を示す構成図であ
る。
【図7】請求項1の発明のさらに他の実施例による固定
接触子を示す斜視図である。
【図8】請求項2の発明の一実施例による遮断器の閉成
状態を示す構成図である。
【図9】図8の遮断器の開成状態を示す構成図である。
【図10】図8の固定接触子を示す斜視図である。
【図11】図8の接点が開離した直後の状態を示す構成
図である。
【図12】図8の可動接触子が最大に回動した状態を示
す構成図である。
【図13】請求項3の発明の一実施例による遮断器の閉
成状態を示す構成図である。
【図14】図13の遮断器の開成状態を示す構成図であ
る。
【図15】図13の固定接触子を示す斜視図である。
【図16】図13の接点が開離した直後の状態を示す構
成図である。
【図17】図13の可動接触子が最大に回動した状態を
示す構成図である。
【図18】請求項3の発明の他の実施例による遮断器の
閉成状態を示す構成図である。
【図19】図18の遮断器の開成状態を示す構成図であ
る。
【図20】従来の回路遮断器の開成時の状態を示す構成
図である。
【図21】図20の接点の開離直後の状態を示す構成図
である。
【図22】図20の可動接触子が最大に回動した状態を
示す構成図である。
【符号の説明】
1 可動接触子 2 可動接点 3 固定接点 5 端子部 14 回動中心 21 固定接触子 21a 導体部 21b 導体部 21c 導体部 22 固定接触子 22a 導体部 22b 導体部 22c 導体部 23 固定接触子 23a 導体部 23b 導体部 23c 導体部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部に回動中心を有し他端部に可動接
    点が固着されている可動接触子、この可動接触子の回動
    により上記可動接点と接離可能な固定接点が一端部に固
    着されている固定接触子、及び上記固定接触子の他端部
    に接続されている端子部を備えている開閉器において、
    閉成状態の上記可動接点が上記固定接点から開離する方
    向を上方としたとき、上記固定接触子を、上記端子部が
    接続されている第1導体部、上記固定接点が固着されて
    いる第2導体部、及び上記第1導体部と上記第2導体部
    とを上下方向に接続している第3導体部で構成し、上記
    固定接点の上記可動接点との接触部の位置を上記端子部
    の位置より下方に配置し、上記第3導体部を上記固定接
    点の位置より上記回動中心側に配置し、上記第1導体部
    を、上記接点の閉成状態のときに上記接点の接触面の位
    置より上方に配置するとともに上記接点の開成状態のと
    きに上記可動接点の接触面の位置より下方に配置するよ
    うに構成したことを特徴とする開閉器。
  2. 【請求項2】 一端部に回動中心を有し他端部に可動接
    点が固着されている可動接触子、この可動接触子の回動
    により上記可動接点と接離可能な固定接点が一端部に固
    着されている固定接触子、及び上記固定接触子の他端部
    に接続されている端子部を備えている開閉器において、
    閉成状態の上記可動接点が上記固定接点から開離する方
    向を上方としたとき、上記固定接触子を、上記端子部が
    接続されている第1導体部、上記固定接点が固着されて
    いる第2導体部、及び上記第1導体部と上記第2導体部
    とを上下方向に接続している第3導体部で構成し、上記
    固定接点の上記可動接点との接触部の位置を上記端子部
    の位置より下方に配置し、上記第3導体部を上記固定接
    点の位置より上記回動中心側に配置し、上記第1導体部
    を、上記接点の閉成状態のときに上記可動接触子の他端
    部の位置より上方に配置するとともに上記接点の開成状
    態のときに上記可動接点の接触面の位置より下方に配置
    するように構成したことを特徴とする開閉器。
  3. 【請求項3】 一端部に回動中心を有し他端部に可動接
    点が固着されている可動接触子、この可動接触子の回動
    により上記可動接点と接離可能な固定接点が一端部に固
    着されている固定接触子、及び上記固定接触子の他端部
    に接続されている端子部を備えている開閉器において、
    閉成状態の上記可動接点が上記固定接点から開離する方
    向を上方としたとき、上記固定接触子を、上記端子部が
    接続されている第1導体部、上記固定接点が固着されて
    いる第2導体部、及び上記第1導体部と上記第2導体部
    とを上下方向に接続している第3導体部で構成し、上記
    固定接点の上記可動接点との接触部の位置を上記端子部
    の位置より下方に配置し、上記第3導体部を上記固定接
    点の位置より上記回動中心側に配置し、上記第1導体部
    を、上記接点の閉成状態のときに上記可動接触子の他端
    部の位置より上方に配置するとともに、上記接点の開成
    状態のときに上記可動接点の接触面の位置より下方に配
    置しかつ上記可動接点より上記回動中心側の可動接触子
    の一部分より上方に配置するように構成したことを特徴
    とする開閉器。
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