JPH04262334A - 開閉器 - Google Patents

開閉器

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JPH04262334A
JPH04262334A JP56791A JP56791A JPH04262334A JP H04262334 A JPH04262334 A JP H04262334A JP 56791 A JP56791 A JP 56791A JP 56791 A JP56791 A JP 56791A JP H04262334 A JPH04262334 A JP H04262334A
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JP
Japan
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movable contact
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fixed
movable
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Pending
Application number
JP56791A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsugi Takahashi
貢 高橋
Takao Mihashi
孝夫 三橋
Kenichi Nishina
健一 仁科
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は開閉器に関するもので
ある。ここでいう開閉器とは、回路遮断器、限流器、電
磁接触器などのように、電流遮断時に容器内でアークを
生じるものを指す。
【0002】
【従来の技術】図8は、例えば実公昭59−21489
号公報に示されている従来の回路遮断器の開成時の状態
を示す側面図である。図において、1は可動接触子、2
は可動接触子1の一端部に固着された可動接点、3は可
動接触子1の回動により可動接点2と接離する固定接点
、4は一端に固定接点3が固着されている固定接触子、
5は固定接触子4の他端に接続されている端子部である
。4aは固定接触子4を構成し、かつ接点2、3間に発
生するアークを端子部5の方向に伸張駆動する磁束を発
生するブローアウトコイルである。6は消弧板、7は消
弧板6を保持する消弧側板である。8は可動接触子1を
回動させる機構部、9は機構部8を手動で操作するため
のハンドル、10はもう一つの端子部、11は可動接触
子1と端子部10を接続する導体である。12はこれら
を収納する容器、13は排気孔である。図9は図8中の
C−C面から見た平面図である。
【0003】次に動作について説明する。図8の状態で
、端子部5を電源に、端子部10を負荷に接続し、ハン
ドル9を操作すると、機構部8が動作し可動接触子1は
一端に設けられた回動中心(図示せず)を中心として回
動して、可動接点2が固定接点3と接触し、電力が電源
から負荷に供給される。この状態で、通電の信頼性を確
保するために可動接点2は固定接点3に規定の接触圧力
で押さえつけられている。ここで回路遮断器より負荷側
の回路で短絡事故などが起こり回路に大きな短絡電流が
流れると、機構部8内に設けられている電流検出部(図
示せず)が機構部8を動作させ、可動接触子1を回動さ
せることで可動接点2と固定接点3が開離し、接点2と
3の間にアークが発生する。しかし、通常、短絡電流な
どの大電流が流れると、接点2と3の接触面における電
磁反発力とブローアウトコイル4aの作る磁束による可
動接触子1に作用する電磁力が非常に強くなり、前記の
可動接点2にかかっている接触圧力に打ち勝つために、
可動接触子1は機構部8の動作を待たずに回動し、接点
2、3の開離が起こる。発生したアークは、ブローアウ
トコイル4aが発生する磁束によって、消弧板6の方向
に引き延ばされ冷却される。この結果、アーク抵抗が上
昇し、短絡電流が小さく絞られる限流が起こり、電流零
点でアークは消弧されて電流遮断が完了する。限流は、
遮断器の保護機能を向上させるために、非常に重要であ
る。限流性能を高めるためには、上に述べたようにアー
ク抵抗を増大させる必要がある。
【0004】通常の交流遮断における限流性能を高める
には、上に述べたようにアーク抵抗を高めることが必要
であるが、それは接点2、3が開離した直後のまだ電流
が最大値になる前にしなければならないことはいうまで
もない。電流が大きくなった後にアーク抵抗を高めても
、電流の慣性効果のためになかなか電流は限流されない
。かえって、大電流でかつ抵抗が高いため、遮断器内で
発生するアークエネルギーが大きくなり、遮断器の損傷
が激しくなるだけである。したがって、接点2、3が開
離した直後の可動接触子1の開離スピードを高めるとと
もにアークに対しては強い電磁力で大きく引き延ばし、
大電流時のアークに対しては、アークを引き延ばすよう
な電磁力を働かせないことが必要である。
【0005】しかし、上述したブローアウトコイル4a
の構成では、大電流時に、アークを引き延ばす電磁力を
小さくするような作用が無く、遮断器内で発生するアー
クエネルギーを無意味に大きくしているため遮断器の損
傷が激しい。大電流時には、通常可動接触子1は図10
に示すように、最大に回動している。図10において、
14は可動接触子1に設けられた回動中心であり、また
消弧板6、消弧側板7は省略している。この状態で、ア
ークを端子部5方向に引き延ばす電磁力を作用させると
、図中矢印で示すように、引き延ばされたアークAのホ
ットガスHが大量に排気孔13から放出されることにな
る。これは、遮断器外部における地絡や火災を引き起こ
しかねず非常に危険である。もともと、可動接触子1に
流れる電流による電磁力は、アークを端子部5側に引き
延ばす力であり、そのうえブローアウトコイル4aによ
る同方向の電磁力を付加することは更に危険性を高める
ことになる。
【0006】この欠点を改善するために、特開昭62ー
163234 号公報では、図11、図12に示すよう
なブローアウトコイルが提案されている。図11は可動
接触子1が閉成状態、図12は可動接触子1が開成状態
を示している。この図から明らかなように、ブローアウ
トコイル4aによるアークを端子部5方向に引き延ばす
電磁力は、接点2、3が開離した直後にしか作用しない
ようになっている。従って、アーク抵抗を高めなければ
ならない接点2、3が開離した直後においては、アーク
を端子部5側に引き延ばす電磁力を作用させ限流性能を
向上させ、可動接触子1が最大に回動した状態ではアー
クを端子部5側に引き延ばす電磁力が低下するためホッ
トガスの放出及びアークエネルギーによる損傷を低減す
ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】アークが引き延ばされ
ると、前に述べたようにアーク抵抗が増大する。これは
接点2と3にかかる電圧が増大することを意味する。従
って、接点2と3の距離が短いと、接点間で絶縁破壊が
起こる危険性がある。このために、限流性能を向上させ
るためには、アークを引き延ばすだけでなく、可動接触
子の回動スピードを高め接点間の絶縁距離を急速に大き
くする必要がある。しかし、図11に示したブローアウ
トコイルの構成では、ブローアウトコイルの発生する磁
束を接点2、3が開離した直後のアークを引き延ばすた
めにしか利用していない。従って、可動接触子1の回動
スピードは、図8に示した構成のブローアウトコイルを
備えたものに比べて小さい。このために、予期したほど
の限流性能の向上が得られないという問題点があった。
【0008】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、優れた限流性能を有し、しか
もアークエネルギーによる損傷及び外部へのホットガス
の放出が少ない開閉器を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる開閉器
は、可動接点が固定接点から開離する方向を上方とした
とき、上記ブロ−アウトコイルは、少なくとも可動接点
より中央部側では、上記接点閉成時の可動接触子を流れ
る電流と平行な電流成分を有して且つ上記電流成分の方
向が互いに逆方向である二つの電流路を有し、上記閉成
時にはこれら電流路の一方で可動接触子に流れる電流と
同方向の電流成分を有する電流路は可動接触子より上方
にあると共に、他方の電流路は可動接触子より下方にあ
り、上記接点開成時には上記可動接点は上記ブローアウ
トコイルの上側の電流路より上方にあると共に上記可動
接触子の中央部の少なくとも一部は上記ブローアウトコ
イルの上下の電流路間に位置するように構成したもので
ある。
【0010】また、接続導体が、ほぼループ形をなしそ
の一端に端子部が接続されると共に他端のループの内側
に固定接点が固着されてブローアウトコイルを形成して
いる固定接触子であり、固定接点が固着されている面よ
り上方に位置する上記接続導体の部分に少なくとも可動
接触子の開離動作を妨げないようなスリットが設けられ
ている。
【0011】
【作用】この発明の開閉器においては、ブローアウトコ
イルが接点開離直後のアークを端子部の方向に引き延ば
す電磁力を発生し、かつブローアウトコイルの上側の電
流路は流れる電流が可動接触子に流れる電流とほぼ平行
で同方向のため互いに引き合い、ブローアウトコイルの
下側の電流路に流れる電流は可動接触子に流れる電流と
ほぼ平行で逆方向のため、互いに反発しあう。これらは
何れも、可動接点を開離させる方向である。従って、接
点開離直後の可動接点の開離スピードは大きくなる。し
かも、可動接触子の一部分は、常にブローアウトコイル
の上下の電流路間にあるため、可動接点が最大に開離し
た状態まで、可動接触子の一部分には、可動接点を開離
させる電磁力が作用し続ける。従って、接点開離直後か
ら最大開離位置に可動接点が達するまでの時間が短くな
る。このため、接点間に高い電圧がかかっても絶縁破壊
を起こすことはなく、優れた限流性能が発揮される。し
かも可動接点が最大に開離した状態ではブローアウトコ
イルの上側の電流路より上方に位置するアークに作用す
るブローアウトコイルの電磁力は、アークを固定接触子
接続端子部側と逆方向に引き延ばす力であるため、可動
接触子に流れる電流によるアークを上記端子部側に引き
延ばそうとする電磁力を弱めることができる。この結果
、排気孔からのホットガスの放出量は少なくなる。また
電流が増大してきても、この部分のアークの引き延ばさ
れ方は少ないので発生するアークエネルギーは少ないた
め、遮断器内の損傷も低減できる。
【0012】また、接続導体が、ほぼループ形をなしそ
の一端に端子部が接続されると共に他端のループの内側
に固定接点が固着されてブローアウトコイルを形成して
いる固定接触子であり、固定接点が固着されている面よ
り上方に位置する上記接続導体の部分に少なくとも可動
接触子の開離動作を妨げないようなスリットが設けられ
ているような構成であると、製作が容易である。
【0013】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1はこの発明の一実施例の要部を示
す断面図であり、接点閉成状態を示している。固定接触
子4は、ブローアウトコイル4aを構成する導体からな
っており、ブローアウトコイル4aはさらに、電流路4
1、42、43、44からなっている。可動接触子の回
動すなわち開離動作を妨げないように、電流路41、4
2、43にはスリットが設けられている。ブローアウト
コイル4aの固定接点3が固着されている電流路44と
電流路42は可動接触子1とほぼ平行に回動中心側に延
びている。接点閉成時には、電流路44は可動接触子1
より下方に位置しており、電流路42は可動接触子1よ
り上方に位置している。6は可動接触子1の回動の軌跡
部分に切り欠きを有する消弧板である。図2はこの発明
の一実施例の要部を示す断面図であり、図1の開閉器の
接点開成時の状態を示している。、接点開成時には、ブ
ローアウトコイル4aの上側の電流路42は、可動接点
2より下方に位置し、かつ可動接触子1の中央部すなわ
ち可動接点2より回動中心14側の一部分1aは、電流
路42より下方に位置するように構成されている。図3
は端子部と一体化されて形成された固定接触子の一例を
示す斜視図である。なお、図1、図2においては、機構
部などは省略している。
【0014】次に動作について説明する。短絡電流など
の大電流が流れると、機構部の動作を待たずに可動接触
子1が回動し、接点2と3が開離し、接点2と3の間に
アークが発生する事は、従来と同様である。図4は接点
2、3が開離した直後の可動接触子1がまだブローアウ
トコイル4aの上側の電流路42より下方にある状態を
示している。ここで矢印は電流の方向を示しており、消
弧板6は簡単のため省略した。接点2、3間に発生した
アークAには、ブローアウトコイル4aが発生する磁束
が作用して端子部5側に引き延ばされ、アーク抵抗が高
くなる。また、ブローアウトコイル4aの上側の電流路
42は、流れる電流が可動接触子1に流れる電流とほぼ
平行で同方向のため互いに引き合い、ブローアウトコイ
ル4aの下側の電流路44に流れる電流は、可動接触子
1に流れる電流とほぼ平行で逆方向のため、互いに反発
しあう。これらは何れも、可動接触子1を回動させる方
向である。従って、接点開離直後の可動接触子の回動ス
ピードは大きくなる。しかも、図5に示すように、可動
接触子1の一部分1aは、常にブローアウトコイル4a
の上下の電流路42と44の間にある。電流路42、4
4は可動接触子のこの部分1aに流れる電流に平行な電
流成分を有し、上側の電流路42の電流成分は可動接触
子のこの部分1aに流れる電流と同方向で互いに引き合
い下側の電流路44の電流成分は可動接触子のこの部分
1aに流れる電流と逆方向で互いに反発し合う。したが
って、可動接触子1のこの部分1aには、可動接触子1
が最大に回動した状態まで、可動接触子1を回動させる
電磁力が作用し続ける。従って、可動接触子1が接点2
、3開離直後から最大回動位置に達するまでの時間が短
くなる。このため、接点2、3間に高い電圧がかかって
も絶縁破壊を起こすことはなく、優れた限流性能が発揮
される。
【0015】次に、図5に示すように可動接触子1が最
大に回動した状態では、ブローアウトコイル4aの上側
の電流路42より上方に位置するアークAに作用するブ
ローアウトコイル4aの電磁力は、アークAを端子部5
側と逆方向に引き延ばす力である。これによって、可動
接触子1に流れる電流によるアークAを端子部5側に引
き延ばそうとする電磁力を弱めることができる。この結
果、排気孔13からのホットガスの放出量は少なくなる
。また電流が増大してきても、この部分のアークAの引
き延ばされ方は少ないので発生するアークエネルギーは
少ないため、遮断器内の損傷も低減できる。
【0016】実施例2.なお、上記実施例ではブローア
ウトコイル4aの形状をほぼ矩形にしたものを示したが
、図6に示すように上側の電流路42の一部が傾斜して
いてもよい。
【0017】実施例3.また、上記実施例1、2では共
に、ブローアウトコイル4aとして1ターン未満のもの
を用いたが、何重にも巻かれたものであってもよく、さ
らに、スリットは無くてもよい。
【0018】実施例4.また、上記実施例では消弧板6
がブローアウトコイル4aの外側でブローアウトコイル
4aを取り囲むように配置されている場合について示し
たが、これに限るものではなくブローアウトコイル4a
の内側に配置されていてもよいし、消弧板6は無くても
よい。
【0019】実施例5.また、上記実施例では遮断器の
場合について説明したが、負荷開閉器等の他の開閉器で
あってもよく、上記実施例と同様の効果を奏する。また
、図7a、bにそれぞれ接点閉成時および接点開離時に
ついて示すようにブローアウトコイル4aを構成すれば
、可動接触子1の両端に可動接点2を有する電磁接触器
にも適用できる。なお、図7a、bでは簡単のため、片
側の接点部分のみを示している。
【0020】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、可動
接点が固定接点から開離する方向を上方としたとき、ブ
ロ−アウトコイルは、少なくとも可動接点より中央部側
では、上記接点閉成時の可動接触子を流れる電流と平行
な電流成分を有して且つ上記電流成分の方向が互いに逆
方向である二つの電流路を有し、上記接点閉成時にはこ
れら電流路の一方で可動接触子に流れる電流と同方向の
電流成分を有する電流路は可動接触子より上方にあると
共に、他方の電流路は可動接触子より下方にあり、上記
接点開成時には上記可動接点は上記ブローアウトコイル
の上側の電流路より上方にあると共に上記可動接触子の
中央部の少なくとも一部は上記ブローアウトコイルの上
下の電流路間に位置するように構成したので、優れた限
流性能を持ち、かつアークエネルギーによる損傷やホッ
トガスの放出の少ない開閉器が得られる効果がある。
【0021】また、接続導体が、ほぼループ形をなしそ
の一端に端子部が接続されると共に他端のループの内側
に固定接点が固着されてブローアウトコイルを形成して
いる固定接触子であり、固定接点が固着されている面よ
り上方に位置する上記接続導体の部分に少なくとも可動
接触子の開離動作を妨げないようなスリットが設けられ
ておれば、製作が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による開閉器の可動接触子
が閉成状態を示す要部の断面構成図である。
【図2】図1に示すこの発明の実施例1による開閉器の
可動接触子が開成状態を示す要部の断面構成図である。
【図3】図1の固定接触子を拡大して示す斜視図である
【図4】図1の開閉器の接点開離直後の動作を説明する
断面構成図である。
【図5】図1の開閉器の接点が最大に開離した時の動作
を説明する断面構成図である。
【図6】この発明の実施例2による開閉器の可動接触子
が閉成状態を示す要部の断面構成図である。
【図7】この発明の実施例5による開閉器の可動接触子
が閉成状態および開成状態を示す要部の断面構成図であ
る。
【図8】従来の開閉器を示す断面構成図である。
【図9】図8の開閉器をC−C線方向から見た平面図で
ある。
【図10】図8の開閉器の動作を説明する断面構成図で
ある。
【図11】別の従来例による開閉器の可動接触子が閉成
状態を示す要部の側面構成図である。
【図12】図11に示す従来例による開閉器の可動接触
子が開成状態を示す要部の側面構成図である。
【符号の説明】
1  可動接触子 1a  可動接触子の一部分 2  可動接点 3  固定接点 4  固定接触子 4a  ブローアウトコイル 42  上側の電流路 44  下側の電流路 5  端子部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  端部に可動接点が固着されている可動
    接触子と、接続導体の一端に上記可動接点と接離可能な
    固定接点が固着されている固定接触子と、上記接続導体
    の固定接点が固着されていない方の端部に接続されてい
    る端子部とを有し、上記接続導体が上記接点間に発生す
    るアークを上記端子部側に伸張駆動するような磁場を発
    生するブローアウトコイルを形成している開閉器におい
    て、上記可動接点が上記固定接点から開離する方向を上
    方としたとき、上記ブロ−アウトコイルは、少なくとも
    上記可動接点より中央部側では、上記接点閉成時の上記
    可動接触子を流れる電流と平行な電流成分を有して且つ
    上記電流成分の方向が互いに逆方向である二つの電流路
    を有し、上記接点閉成時にはこれら電流路の一方で可動
    接触子に流れる電流と同方向の電流成分を有する電流路
    は上記可動接触子より上方にあると共に、他方の電流路
    は上記可動接触子より下方にあり、上記接点開成時には
    上記可動接点は上記ブローアウトコイルの上側の電流路
    より上方にあると共に上記可動接触子の中央部の少なく
    とも一部は上記ブローアウトコイルの上下の電流路間に
    位置するように構成したことを特徴とする開閉器。
  2. 【請求項2】  接続導体が、ほぼループ形をなしその
    一端に端子部が接続されると共に他端のループの内側に
    固定接点が固着されてブローアウトコイルを形成してい
    る固定接触子であり、上記固定接点が固着されている面
    より上方に位置する上記接続導体の部分に少なくとも可
    動接触子の開離動作を妨げないようなスリットが設けら
    れている請求項第1項記載の開閉器。
JP56791A 1991-01-08 1991-01-08 開閉器 Pending JPH04262334A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006324078A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 回路遮断器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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