JP2002042614A - 電流開閉器 - Google Patents

電流開閉器

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JP2002042614A
JP2002042614A JP2000226315A JP2000226315A JP2002042614A JP 2002042614 A JP2002042614 A JP 2002042614A JP 2000226315 A JP2000226315 A JP 2000226315A JP 2000226315 A JP2000226315 A JP 2000226315A JP 2002042614 A JP2002042614 A JP 2002042614A
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Masahiro Ushizawa
匡宏 牛澤
Yasunori Sanada
靖憲 真田
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】接点に使用する耐アーク材料の量が少なく、ま
た接点の損傷の少ないブレード型接点の電流開閉器を提
供する。 【解決手段】固定側電極4に投入離脱されるブレード3
と、前記固定側電極4に収納された接触力を持つ接点6
上において前記ブレード3投入時に前記ブレード3に最
初に接触する位置に設けられ耐アーク材料からなるガイ
ド6gとを備えた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電流開閉器に係り、
ブレード型接点の投入離脱によって開閉される電流開閉
器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のブレード型接点を有する電流開閉
器は図4のようになっている。同図(A)はブレード投
入直前の状態を示す側面図、同図(B)は同図(A)の
B矢方向から見た平面図である。すなわち、図4(A)
に示すように、ブレード24投入時、ブレード24の先端に
取付けられている耐アーク材料24gは固定側電極25のシ
ールド26に取付けられている耐アーク材料26gと接触
し、ブレード24の先端の耐アーク材料24gとシールド26
の耐アーク材料26gは通電電流による電磁反発力により
接触と非接触を繰り返し、アーク27が発生する。図4
(B)に示すように、ブレード24の先端が固定側電極25
内の耐アーク材料の接点28に接触し、耐アーク材料の接
点28の接触力が通電電流による電磁反発力を上回った時
点でアークは消滅する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の電流開閉器ではブレード、固定側電極のシールドおよ
び固定側電極内の接点の3ヶ所に耐アーク材料を使用す
る必要があり、コスト的に問題がある。また、ブレード
と固定側電極の芯のずれを接触力を持たないシールドを
ガイドとして矯正しているため、ブレード先端がシール
ドのみと接している状態では常にアークが発生してい
る。そのため、接点の損傷が大きく、損傷を防ぐために
はブレードの動作を高速で行う必要がある。さらに、従
来の電流開閉器では、アークにより損傷したブレード先
端の耐アーク材料と主通電接点の接触部が接触し、主通
電接点の接触部が損傷することがある。
【0004】本発明は上記問題を解決するためになされ
てもので、その目的は、接点に使用する耐アーク材料の
量が少なく、また接点の損傷の少ないブレード型接点の
電流開閉器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、固定側電極に投入離脱されるブ
レードと、前記固定側電極に収納された接触力を持つ接
点上において前記ブレードの投入時に前記ブレードに最
初に接触する位置に設けられ耐アーク材料からなるガイ
ドとを備えた構成とする。この発明によれば、ブレード
と固定電極側の接点との接触後に発生する通電電流によ
る電磁反発力を接点の接触力により抑え、電磁反発力に
よる非接触時間を短くし、アーク発生の時間を減少させ
ることができる。
【0006】請求項2の発明は請求項1の電流開閉器に
おいて、固定側電極はシールドを有し、このシールドお
よびガイドのブレード投入時にブレードに対向する部分
はなめらかに連続する曲面をなす構成とする。この発明
によれば、接点開の状態での電界を緩和させることがで
きる。
【0007】請求項3の発明は、請求項1の電流開閉器
において、ガイドを取付けられた接点の下に接触力を持
つ主通電接点を備え、この主通電接点は前記ガイドの下
に切り欠き部を有し、前記ガイドは前記主通電接点に優
先してブレードとの接触状態にあるように構成されてい
る構成とする。この発明によれば、ガイドとブレードの
接触が強化され、アーク発生の時間が更に減少する。
【0008】請求項4の発明は、請求項3の電流開閉器
において、ガイドとブレードとが接触する位置を、主通
電接点の接触位置の軌跡より離れた位置に設定した構成
とする。この発明によれば、ブレードと固定側電極内の
接触圧力を持つ接点に取付けたガイドとの間に発生する
アークによる損傷が主通電接点の接触部位を損傷しない
ようにすることができる。
【0009】請求項5の発明は、請求項4の電流開閉器
において、ガイドの立上り角度はブレード投入時の角度
とほぼ一致している構成とする。この発明によれば、ブ
レードとガイドとのあいだに発生するアークによるブレ
ード軌跡円の半径方向への損傷幅を小さくすることがで
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図3を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態
の電流開閉器のブレード投入直前の状態を示す側面図で
あり、図2(A)は図1のA−A線に沿う平面図、図2
(B)は図1のB−B線に沿う平面図、図3は図1のC
−C線に沿う側面図である。これらの図に示されている
ように、可動側電極1の回転軸2に支持されたブレード
3の先端には耐アーク材料3gが取付けられている。
【0011】固定側電極4においては、複数の積み上げ
られた主通電接点5および、耐アーク材料のガイド6g
が取付けられているガイド付き接点6が備えられてい
る。ガイド付き接点6の支え7及びシールド8には孔9
があいており、この孔9にシャフト10が片側1本ずつ計
2本通っており、シャフト10の両端にはタップ穴があい
ていて両側からボルト11で締結されている。
【0012】主通電接点5、耐アーク材料のガイド6g
が取付けられているガイド付き接点6、およびこのガイ
ド付き接点6の支え7には孔12があいている。この孔12
にはピン14が挿通されており、ブレード3の回転面の両
側のこれらピン14には複数の引張ばね13が取付けられて
いる。
【0013】シールド8及び固定側導体15には孔16があ
いており、この孔16に片側にタップ穴のあいたシャフト
17が通り、ボルト18で締結されている。シャフト17の長
さをm、シールド8取付部厚さをn、主通電接点5の厚
さをp、引張ばね13のばね径の和をqとしたとき、接点
厚さsは、s=2n+p+qとなり、またs<mとなっ
ている。固定側電極4は固定側導体15に完全には固定さ
れておらず、ブレード3の回転面に垂直の方向に回動す
ることができる構造になっている。
【0014】また図1に示すように、耐アーク材料のガ
イド6gは主通電接点5との接触位置の軌跡19より離れ
た位置に設置されており、さらに耐アーク材料のガイド
6gの形状はブレード3投入時の角度αとほぼ一致させ
てある。さらに図3に示すように、耐アーク材料のガイ
ド6gのR形状22と固定側電極4のシールド8のR形状
23とはなめらかに連続する形状としてある。
【0015】次に本実施の形態の電流開閉器のブレード
投入時の動作を説明する。すなわち、ブレード3が絶縁
距離以下に固定側電極4に近づくと、ブレード3の先端
に取付けられている耐アーク材料3gとガイド付き接点
6に取付けられている耐アーク材料のガイド6gとの間
でアーク21が発生する。その後、ブレード3はブレード
3の回転面に垂直の方向に芯がずれた分、ずれた方の耐
アーク材料のガイド6gに接触し、固定側電極4は前記
芯ずれ分だけブレード3の回転面に垂直の方向に回動
し、自動的に芯が調整される。その間は通電電流による
電磁反発力により接触と非接触を繰り返し、アーク21は
消滅しない。
【0016】芯が調整されると、ブレード3は左右両方
の耐アーク材料のガイド6gと接し、その瞬間からブレ
ード3を挟み込む接触力が発生し、接触力が通電電流に
よる電磁反発力に勝った時点でアーク21は消滅する。こ
の時、ガイド付き接点6の支え7がある場合は、支え7
の接触力の分早く接触力は通電電流による電磁反発力に
勝る。
【0017】その後ブレード3は更に回転し、主通電接
点5と接触するが、耐アーク材料のガイド6gは主通電
接点5との接触位置の軌跡19より離れた位置に設置され
ているため、ブレード3とガイド6gとのあいだのアー
クによる損傷が主通電接点5の接触部位を損傷すること
はない。
【0018】また、耐アーク材料のガイド6gの形状は
ブレード3投入時の角度αとほぼ一致させているため、
ブレード3と固定側電極5内の接触圧力を持つ接点に取
付けた耐アーク材料とのあいだのアークによるブレード
軌跡円の半径方向への損傷幅を最小限に抑えることがで
きる。更に、ガイド6gのR形状22を固定側電極のシー
ルド8のR形状23とほぼ一致させているため、接点が切
りの状態での電界を緩和させることができる。
【0019】このように本実施の形態の電流開閉器は、
接点に使用する耐アーク材料の量が少なく、またブレー
ドの動作速度を高速にすることなく電流開閉時のアーク
発生時間を減少させることにより接点の損傷が少なく、
したがって安価かつ高品質である。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、接点に使用する耐アー
ク材料の量が少なく、また接点の損傷の少ない、ブレー
ド型接点の電流開閉器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の電流開閉器の側面図。
【図2】同上実施の形態を示し、(A)は図1のA−A
線に沿う平面図、(B)は図1のB−B線に沿う平面
図。
【図3】図1のC−C線に沿う側面図。
【図4】従来の電流開閉器を示し、(A)はブレード投
入直前の側面図、(B)は(A)のB方向から見た図。
【符号の説明】
1…可動側電極、2…回転軸、3…ブレード、3g…耐
アーク材料、4…固定側電極、5…主通電接点、6…ガ
イド付き接点、6g…耐アーク材料のガイド、7…支
え、8…シールド、9…孔、10…シャフト、11…ボル
ト、12…孔、13…引張ばね、14…ピン、15…固定側導
体、16…孔、17…シャフト、18…ボルト、19…主通電接
点との接触位置の軌跡、21…アーク、22…耐アーク材料
のガイドのR形状、23…シールドのR形状、24…ブレー
ド、24g…ブレードの先端に取付けられている耐アーク
材料、25…固定側電極、26…シールド、26g…シールド
に取付けられている耐アーク材料、27…アーク、28…耐
アーク材料の接点。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定側電極に投入離脱されるブレード
    と、前記固定側電極に収納された接触力を持つ接点上に
    おいて前記ブレードの投入時に前記ブレードに最初に接
    触する位置に設けられ耐アーク材料からなるガイドとを
    備えたことを特徴とする電流開閉器。
  2. 【請求項2】 固定側電極はシールドを有し、このシー
    ルドおよびガイドのブレード投入時にブレードに対向す
    る部分はなめらかに連続する曲面をなすことを特徴とす
    る請求項1記載の電流開閉器。
  3. 【請求項3】 ガイドを取付けられた接点の下に接触力
    を持つ主通電接点を備え、この主通電接点は前記ガイド
    の下に切り欠き部を有し、前記ガイドは前記主通電接点
    に優先してブレードとの接触状態にあるように構成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の電流開閉器。
  4. 【請求項4】 ガイドとブレードとが接触する位置を主
    通電接点の接触位置の軌跡より離れた位置に設定したこ
    とを特徴とする請求項3記載の電流開閉器。
  5. 【請求項5】 ガイドの立上り角度はブレード投入時の
    角度とほぼ一致していることを特徴とする請求項4記載
    の電流開閉器。
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