JP2006046811A - 冷却装置および自動販売機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 CO2(二酸化炭素)冷媒を採用してヒートポンプ運転をしても、蒸発器および配管系の耐圧性を比較的低く抑え、さらに、加熱ヒータを撤廃することができる冷却装置および自動販売機を提供する。
【解決手段】 二段式圧縮機1の一段目圧縮部1aにおいて圧縮された一段目冷媒を蒸発器6bに直接供給し、蒸発器6bを通過した一段目冷媒を直結または一段目熱交換器2をバイパスして二段目圧縮部1bに供給し、二段目圧縮部1bにおいて圧縮された二段目冷媒を蒸発器6cに直接供給し、蒸発器6cを通過した二段目冷媒を直結または二段目熱交換器3をバイパスして電子膨張弁4に供給し、電子膨張弁4において膨張された低圧低温冷媒を蒸発器6aに供給し、蒸発器6aを通過した低温低圧冷媒を二段目圧縮機1の一段目圧縮部1aに戻すことにより、加熱ヒータを不要としてCHH運転モードを実行する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、複数の冷却庫を同時に冷却する冷却装置、および、缶、ビン、パック、ペットボトル等の容器に入れた飲料等の商品を冷却または加熱して販売に供する自動販売機に関する。
例えば自動販売機の商品収納庫を冷却するための冷却手段は、冷媒を圧縮する圧縮機と、該圧縮機により圧縮された冷媒(高圧高温冷媒に同じ)を冷却する放熱器と、該放熱器により冷却された冷媒を膨張する電子膨張弁と、該電子膨張弁により膨張された冷媒(低圧低温冷媒に同じ)を蒸発させる複数の蒸発器と、該複数の蒸発器のうち所定の蒸発器に対して前記冷媒を供給する冷媒分配手段とを有する。
そして、蒸発器は各商品収納庫内に設置され、これに収納された商品を冷却している。なお、商品収納庫内は収納する商品の種類や季節に応じて加熱用として使用されることがあり、このとき、当該商品収納庫は別途設置されるヒータによって加熱されるものである。
また、各商品収納庫内に設置されている蒸発器を放熱器(凝縮器に同じ)として機能させ、その蒸発器に高圧高温冷媒を流して高圧高温冷媒(ホットガスに同じ)の温熱を利用して各商品収納庫内を加熱する「ヒートポンプ運転」により、省電力効果を高めた自動販売機の庫内冷却、加熱装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平05−233941号公報(第3−4頁、図1)
ところで、前記特許文献に開示された発明に環境にやさしいCO2(二酸化炭素)冷媒を採用すると、該冷媒の特徴である圧縮後の高い吐出温度が有効に利用されることから、一層の省電力効果が得られることになる。
しかしながら、高圧高温の冷媒を蒸発器に供給するため、蒸発器および配管系の耐圧性を高める必要が生じることから、製造コストが上昇し、また、過酷な使用環境によって機器の保全性が悪化するという問題があった。
また、全商品収納庫をヒートポンプ運転によって加熱しようとしても、全ての蒸発器において冷媒が凝縮するため冷媒が蒸発する工程が無くなり、結果として冷凍サイクルが形成されないことから、これを実施することができないという問題があった。このため、加熱ヒータを撤廃することができないことから、製造コストの低減や消費電力の削減が困難であった。
そこで、本発明は、CO2(二酸化炭素)冷媒を採用して省電力効果を図っても、製造コストが上昇しない冷却装置およびこれを装備した自動販売機を提供することを目的とする。
本発明に係る冷却装置(請求項1)は、冷媒を中間圧力にまで圧縮する一段目圧縮部と冷媒を所定圧力にまで圧縮する二段目圧縮部とを具備する二段式圧縮機と、冷媒を冷却する一段目熱交換器および二段目熱交換器と、圧縮された冷媒を膨張する電子膨張弁と、該電子膨張弁により膨張された冷媒を蒸発させる複数の蒸発器と、該蒸発器を通過した冷媒の保有する冷熱の一部を前記電子膨張弁に流入する前の冷媒に受け渡す冷熱回収手段とを有する冷却装置であって、
前記一段目圧縮部において圧縮された冷媒である一段目冷媒が前記一段目圧縮部から前記複数の蒸発器の一方の蒸発器に直接供給され、該一方の蒸発器を通過した前記一段目冷媒は、直接または全部若しくは一部が前記一段目熱交換器を経由して前記二段目圧縮部に供給され、前記二段目圧縮部において圧縮された冷媒である二段目冷媒が前記二段目熱交換器を経由して前記電子膨張弁に供給されて低圧低温冷媒になり、該低圧低温冷媒が前記複数の蒸発器の他方の蒸発器に供給されることにより、
前記一段目冷媒の保有する温熱によって前記一方の蒸発器が加熱され、前記低圧低温冷媒の保有する冷熱によって前記の他方の蒸発器が冷却されることを特徴とする。
本発明に係る冷却装置(請求項2)は、冷媒を中間圧力にまで圧縮する一段目圧縮部と冷媒を所定圧力にまで圧縮する二段目圧縮部とを具備する二段式圧縮機と、冷媒を冷却する一段目熱交換器および二段目熱交換器と、圧縮された冷媒を膨張する電子膨張弁と、該電子膨張弁により膨張された冷媒を蒸発させる複数の蒸発器と、該蒸発器を通過した冷媒の保有する冷熱の一部を前記電子膨張弁に流入する前の冷媒に受け渡す冷熱回収手段とを有する冷却装置であって、
前記二段目圧縮部において圧縮された冷媒である二段目冷媒が前記二段目圧縮部から前記複数の蒸発器の一方の蒸発器に直接供給され、該一方の蒸発器を通過した前記二段目冷媒は、直接または全部若しくは一部が前記二段目熱交換器を経由して前記電子膨張弁に供給されて低圧低温冷媒になり、該低圧低温冷媒が前記複数の蒸発器の他方の蒸発器に供給されることにより、
前記二段目冷媒の保有する温熱によって前記一方の蒸発器が加熱され、前記低圧低温冷媒の保有する冷熱によって前記の他方の蒸発器が冷却されることを特徴とする。
本発明に係る冷却装置(請求項3)は、冷媒を中間圧力にまで圧縮する一段目圧縮部と冷媒を所定圧力にまで圧縮する二段目圧縮部とを具備する二段式圧縮機と、冷媒を冷却する一段目熱交換器および二段目熱交換器と、圧縮された冷媒を膨張する電子膨張弁と、該電子膨張弁により膨張された冷媒を蒸発させる3以上の蒸発器と、該蒸発器を通過した冷媒の保有する冷熱の一部を前記電子膨張弁に流入する前の冷媒に受け渡す冷熱回収手段とを有する冷却装置であって、
前記一段目圧縮部において圧縮された冷媒である一段目冷媒が前記一段目圧縮部から前記3以上の蒸発器のうちの1または複数の第一の蒸発器に直接供給され、該第一の蒸発器を通過した前記一段目冷媒は、直接または全部若しくは一部が前記一段目熱交換を経由して前記二段目圧縮部に供給され、前記二段目圧縮部において圧縮された冷媒である二段目冷媒が前記二段目圧縮部から前記3以上の蒸発器の1または複数の第二の蒸発器に直接供給され、該第二の蒸発器を通過した前記二段目冷媒は、直接または全部若しくは一部が前記二段目熱交換器を経由して前記電子膨張弁に供給されて低圧低温冷媒になり、該低圧低温冷媒が前記3以上の蒸発器のうちの1または複数の第三の蒸発器に供給されることにより、
前記一段目冷媒の保有する温熱によって前記第一の蒸発器が加熱され、前記二段目冷媒の保有する温熱によって前記第二の蒸発器が加熱され、前記低圧低温冷媒の保有する冷熱によって前記第二の蒸発器が冷却されることを特徴とする。
本発明に係る冷却装置(請求項4)は、前記電子膨張弁を通過した冷媒が保有する冷熱を放出する排熱用熱交換手段を有することを特徴とする。
本発明に係る自動販売機(請求項5)は、断熱材によって囲まれ一面に開口部を具備する筐体と、該筐体を複数の商品収納庫に分割する仕切り板と、前記商品収納庫のそれぞれに対応する商品搬出口を具備し、前記開口部を開閉する断熱扉と、前記商品収納庫のそれぞれに配置され、商品を収納して順次下方に搬出する機能を有する商品ラックと、前記商品ラックから落下した商品を前記商品搬出口に誘導するシュータと、該シュータの下方に配置されて前記商品収納庫内の空気を冷却または加熱する収納庫内熱交換手段と、該収納庫内熱交換手段を通過する空気の流れを形成する送風手段と、前記冷却手段によって冷却された空気を前記商品ラックの内部を経由して前記送風手段に循環させるための循環ダクトとを有する自動販売機であって、
前記収納庫内熱交換手段が、前記冷却装置の何れかにおける蒸発器であることを特徴とする。
本発明の請求項1に係る冷却装置は、一段目冷媒が保有する温熱によって一方の蒸発器を加熱するから、当該蒸発器およびこれに一段目冷媒を供給する配管系の耐圧性能を比較的低く抑えることができるから、製造コストの低減を図ることができ、故障や故障のおそれを抑えることができる。また、CO2(二酸化炭素)冷媒を採用することにより、環境保全に寄与すると共に、優れた省電力効果による運転コストの低減が可能になる。
本発明の請求項2に係る冷却装置は、二段目冷媒が保有する温熱によって一方の蒸発器を加熱するから、一方の蒸発器が大容量や多数であっても二段目冷媒が保有する大きな温熱によって確実に加熱することができる。
本発明の請求項3に係る冷却装置は、一段目冷媒が保有する温熱によって第一の蒸発器を加熱し、さらに、二段目冷媒が保有する温熱によって第二の蒸発器を加熱するから、製造コストを低く抑えることができるとともに、大容量や多数の蒸発器を確実に加熱することができる。また、一段目冷媒の保有する温熱または二段目冷媒が保有する温熱の利用を適宜選択または組み合わせることにより、製造コストおよび運転コストのさらなる低減が可能になる。
本発明の請求項4に係る冷却装置は、電子膨張弁を通過した冷媒が保有する冷熱を放出する排熱用熱交換手段を有するため、常に冷凍サイクルを形成することができるから、ヒートポンプ運転によって全蒸発器を加熱することが可能になる。よって、加熱ヒータを撤去することができ、製造コストおよび運転コストが低減する。
本発明の請求項5に係る自動販売機は、庫内の冷却手段として、前記何れかの冷却装置における蒸発器を有するから、製造コストおよび運転コストを低く抑えることができる。
以下、実施形態1〜3に冷却装置の実施形態を、実施形態4に自動販売機の実施形態を、それぞれ図を参照して説明する。なお、蒸発器が3台である場合を例に説明しているが、本発明はこれに限定するものではなく、2台以上の何れの台数であってもよい。また、各図において同一または共通する部材については同一の符号を付し、一部の説明を省略する。
[実施形態1]
図1は本発明の実施形態1に係る冷却装置を説明するものであって、図1の(a)は冷却装置の構成図、図1の(b)は冷却装置の冷凍サイクルの圧力−エンタルピ相関図である。
図1の(a)において、冷却装置100は、冷媒を圧縮する二段式圧縮機1の一段目圧縮部1aと、二段式圧縮機1の一段目圧縮部1aにより圧縮された冷媒(以下「一段目冷媒」と称す)を冷却する一段目熱交換器2(以下「中間熱交換器」と称す)と、中間熱交換器2により冷却された一段目冷媒を圧縮する二段式圧縮機1の二段目圧縮部1bと、二段式圧縮機1の二段目圧縮部1bにより圧縮された冷媒(以下「二段目冷媒」と称す)を冷却する二段目熱交換器3(以下「ガスクーラ」と称す)と、ガスクーラ3により冷却された冷媒を膨張する膨張機構4(以下「電子膨張弁」と称す)と、電子膨張弁4により膨張された冷媒(以下「低圧低温冷媒」と称す)を蒸発させる蒸発器6a、6b、6cと、蒸発器6a、6b、6cの全部または一部に低圧低温冷媒を選択的に供給する冷媒分配手段5a、5b、5c(以下「電磁弁」と称す)と、蒸発器6b、6cを通過した低温低圧冷媒を二段式圧縮機1の一段目圧縮部1aに選択的に戻す冷媒分配手段7b、7c(以下「電磁弁」と称す)と、蒸発後の低圧低温冷媒が依然保有する冷熱を回収する冷熱回収手段8(以下「内部熱交換器」と称す)とを有している。
図1は、冷却装置100が蒸発器6aに低圧低温冷媒を、蒸発器6b、6cに一段目冷媒(中圧高温冷媒に同じ)を供給している様子(CHH運転モードに同じ)を示すものであって、冷媒は太い実線で示す配管を流れ、その流れ方向を矢印で示している。
すなわち、一段目圧縮部1aにおいて圧縮された一段目冷媒は、一段目圧縮部1aと蒸発器6b、6cとを連結する配管16b、16cを経由して蒸発器6b、6cに供給される。そこで、一段目冷媒は蒸発器6b、6cの周囲の空気と熱交換して凝縮または降温するから、周囲の空気は加熱されることになる(以下「蒸発器が加熱される」と記載する)。
そして、蒸発器6b、6cと二段目圧縮部1bとを連結する配管61b、61cを経由し二段目圧縮部1bに供給される。このとき、配管61b、61cはバイパス配管62によって中間熱交換器2に連結されているから、蒸発器6b、6cを通過した一段目冷媒は、バルブ操作によってその全量または一部が中間熱交換器2を通過し、あるいは、その全量が中間熱交換器2を通過しないで直接、二段目圧縮部1bに供給されることになる。
さらに、二段式圧縮機1の二段目圧縮部1bにおいて圧縮された二段目冷媒は、二段目圧縮部1bとガスクーラ3とを連結する配管13と、ガスクーラ3と、ガスクーラ3と電子膨張弁4とを連結する配管34とを経由して電子膨張弁4に供給される。このとき、配管34は内部熱交換器8の一部を形成しているから、二段目冷媒は内部熱交換器8において、冷熱を受け取り冷却される(これについては別途説明する)。
そして、電子膨張弁4において断熱膨張した低温低圧冷媒は、電子膨張弁4と蒸発器6aとを連結する配管46aを経由して蒸発器6aに供給される。そこで、低温低圧冷媒は蒸発器6aの周囲の空気と熱交換して蒸発するから、周囲の空気は冷却されることになる(以下「蒸発器が冷却される」と記載する)。
そして、蒸発器6aを通過した低温低圧冷媒は、蒸発器6aと一段目圧縮部1aとを連結する配管71aを経由して一段目圧縮部1aに戻されている。このとき、配管71aは内部熱交換器8の一部を形成しているから、低圧低温冷媒が保有する冷熱は内部熱交換器8において二段目冷媒に受け渡されることになる。
なお、配管16c、16b等は適宜統合または分岐され、所定位置に電磁弁や逆流防止弁(逆止弁)あるいは、三方弁、流量調整弁(これらを「開閉バルブ」と総称している)が設置されている。
図1の(b)において、一段目圧縮部1aにおいて圧縮された(図中「イ」〜「ロ」)一段目冷媒は、蒸発器6b、6cの周辺空気に温熱Q6を受け渡し(図中「ロ」〜「ハ」)、バイパス配管62に流れ込んだ場合、中間熱交換器2において外気に温熱q2受け渡す(図中「ハ」〜「ニ」)。
そして、二段目圧縮部1bにおいて再度圧縮された(図中「二」〜「ホ」)二段目冷媒は、ガスクーラ3において外気に温熱q3を受け渡し(図中「ホ」〜「ト」)、さらに、内部熱交換器8において温熱q8を蒸発器6aを通過した低圧低温冷媒に受け渡している(冷熱q8を受け取りに同じ、図中「ト」〜「チ」)。
さらに、電子膨張弁4において断熱膨張した(図中「チ」〜「リ」)低圧低温冷媒は、蒸発器6aの周辺空気に冷熱Q4を受け渡し(図中「リ」〜「ヌ」)、さらに、内部熱交換器8において二段目冷媒に冷熱q8を受け渡し(図中「ヌ」〜「イ」)、当初の一段目圧縮部1a(図中「イ」)に戻っている。
すなわち、一段目冷媒の保有する温熱Q6が蒸発器6b、6cの周辺空気の加熱に用いられている。なお、バイパス配管62に流れ込む量を停止すれば、大気に放散される温熱q2は無くなり(q8=0)、バイパス配管62に流れ込む量を減少すれば、その分だけ温熱q2の量は減少する。
このとき、蒸発器6b、6cには、二段目冷媒に比較して低圧で低温である一段目冷媒が供給されるから、蒸発器6b、6cに過酷な耐圧性が要求されることがなく、製造コストの上昇が抑えられ、且つ、故障や劣化のおそれが低減する。
さらに、図1の(a)はCHH運転モードを示しているが、配管16bを閉鎖して蒸発器6bへの一段目冷媒の供給を停止し、一方、電子膨張弁4と蒸発器6bとを連結する配管46bを開通して蒸発器6bに低圧低温冷媒を供給すればCCH運転モードに切り替えることができる。このとき、図1の(b)における温熱Q6の量が減少するから、その分、放熱量q2を増加、すなわち、中間熱交換器2への流入量の増大や放熱能力の増大を図ることになる。
さらに、配管16b、16cを閉鎖して蒸発器6b、6cへの一段目冷媒の供給を停止し、電子膨張弁4と蒸発器6b、6cとを連結する配管46b、46cを開通して蒸発器6b、6cに低圧低温冷媒を供給すればCCC運転モードに切り替えることができる。このとき、図1の(b)における温熱Q6の量が無くなる(Q6=0)から、その分、放熱量q2が増加することになる。
図2は、図1に示す冷却装置においてHHH運転モードを可能にしたものを示す構成図である。図2において、冷却装置200は庫外排熱用熱交換器9を有し、庫外排熱用熱交換器9には電子膨張弁4とを連結する配管49と、一段目圧縮部1aとを連結する配管91とが設置されている。また、二段式圧縮機1の一段目圧縮部1aと蒸発器6aとを連結する配管16aと、蒸発器6aと二段目圧縮部1bとを連結する配管61aとが設置されている。
したがって、一段目冷媒は蒸発器6a、6b、6cに供給され、蒸発器6a、6b、6cを通過した後二段目圧縮部1bと供給されて二段目冷媒になり、二段目冷媒は電子膨張弁4を通過した後、庫外排熱用熱交換器9に流入して蒸発し、再度一段目圧縮部1aに戻るから、冷凍サイクルが形成される。すなわち、冷却装置200を装備した自動販売機では、加熱用のヒータを別途設置することなくHHH運転モードを実行することが可能になる。
なお、冷却装置200は、冷却装置100と同様にCHH運転モード、CCH運転モードあるいはCCC運転モードが実施できるものであるが、ガスクーラ3を通過した二段目冷媒が電子膨張弁4に流入する前に庫外排熱用熱交換器9に流入するバイパス配管を設け、ガスクーラ3の冷却能力を庫外排熱用熱交換器9によって補完してもよい。
[実施形態2]
図3は本発明の実施形態2に係る冷却装置を説明するものであって、図3の(a)は冷却装置の構成図、図3の(b)は冷却装置の冷凍サイクルの圧力−エンタルピ相関図である。図3は、冷却装置300が蒸発器6aに低圧低温冷媒を、蒸発器6b、6cに二段目冷媒(高圧高温冷媒に同じ)を供給している様子(CHH運転モードに同じ)を示している。すなわち、一段目圧縮部1aにおいて圧縮された一段目冷媒は、中間熱交換器2において冷却され、二段目圧縮部1bにおいて高圧高温の二段目冷媒に圧縮される。そして、二段目冷媒は、二段目圧縮部1bと蒸発器6b、6cとを連結する配管160b、160cを経由して蒸発器6b、6cに供給される。
さらに、蒸発器6b、6cを通過した二段目冷媒は、蒸発器6b、6cと内部熱交換器8とを連結する配管68b、68cを経由し内部熱交換器8に供給される。このとき、配管68b、68cはバイパス配管63によってガスクーラ3に連結しているから、蒸発器6b、6cを通過した二段目冷媒は、バルブ操作によってその全量または一部がガスクーラ3を通過するように、あるいは、その全量がガスクーラ3を通過しないようにすることができる。
また、内部熱交換器8において、蒸発器6aを通過した低圧低温冷媒の冷熱が蒸発器6b、6cを通過した二段目冷媒に受け渡されることになる。
図3の(b)において、一段目圧縮部1aにおいて圧縮された(図中「イ」〜「ロ」)一段目冷媒は、中間熱交換器2において外気に温熱q2を受け渡し(図中「ロ」〜「二」)、再度圧縮され(図中「二」〜「ホ」)、二段目冷媒は蒸発器6b、6cの周辺空気に温熱Q6(図中「ホ」〜「ヘ」)を受け渡して周辺の空気を加熱する。その後、ガスクーラ3において外気に温熱q3(図中「ヘ」〜「ト」)を受け渡し、内部熱交換器8において温熱q8を受け渡している(冷熱q8を受け取りに同じ、図中「ト」〜「チ」)。
さらに、電子膨張弁4において断熱膨張した(図中「チ」〜「リ」)低圧低温冷媒は、蒸発器6aの周辺空気に冷熱Q4を受け渡し(図中「リ」〜「ヌ」)、内部熱交換器8において冷熱q8を低圧低温冷媒に受け渡し(図中「ヌ」〜「イ」)、当初の一段目圧縮部1a(図中「イ」)に戻っている。
このとき、蒸発器6b、6cには二段目冷媒が供給されるから、大きなエンタルピ降下を享受することができるため、蒸発器6b、6cの加熱能力を高めことが容易になる。すなわち、冷却装置300を装備した自動販売機では、加熱すべき商品収納庫の容積が大きい場合や、加熱すべき商品収納庫の庫数が多い場合であっも、十分な加熱が実行されることになる。
さらに、図3の(a)はCHH運転モードを示しているが、配管160bを閉鎖して蒸発器6bへの二段目冷媒の供給を停止し、一方、電子膨張弁4と蒸発器6bとを連結する配管46bを開通して蒸発器6bに低圧低温冷媒を供給すればCCH運転モードに切り替えることができる。
さらに、配管160b、160cを閉鎖して蒸発器6b、6cへの二段目冷媒の供給を停止し、一方、配管46b、46cを開通して蒸発器6b、6cに低圧低温冷媒を供給すればCCC運転モードに切り替えることができる。
さらに、前述の冷却装置200に準じて、庫外排熱用熱交換器9を設置すれば、HHH運転モードに切り替えることが可能になる。
[実施形態3]
図4は本発明の実施形態3に係る冷却装置を説明するものであって、図4の(a)は冷却装置の構成図、図4の(b)は冷却装置の冷凍サイクルの圧力−エンタルピ相関図である。
図4は、冷却装置400が蒸発器6aに低圧低温冷媒を、蒸発器6bに一段目冷媒(中圧高温冷媒に同じ)を、蒸発器6cに二段目冷媒(高圧高温冷媒に同じ)を供給している様子(CHH運転モードに同じ)を示している。
すなわち、一段目圧縮部1aにおいて圧縮された一段目冷媒は、配管16bを経由して蒸発器6bに供給される。そして、蒸発器6bを通過した一段目冷媒は、配管61bを経由し二段目圧縮部1bに供給される。このとき、配管61bはバイパス配管62によって中間熱交換器2に連結しているから、蒸発器6bを通過した一段目冷媒は、バルブ操作によってその全量または一部が中間熱交換器2を通過し、あるいは、その全量が中間熱交換器2を通過しないで、二段目圧縮部1bに供給されることになる。
さらに、二段目圧縮部1bにおいて圧縮された二段目冷媒は、配管160cを経由して蒸発器6cに供給され、蒸発器6cを通過した二段目冷媒は配管68cを経由し内部熱交換器8に流入する。このとき、配管68cはバイパス配管63によってガスクーラ3に連結しているから、蒸発器6cを通過した二段目冷媒は、バルブ操作によってその全量または一部がガスクーラ3を通過、あるいは、その全量がガスクーラ3を通過しないことになる。
また、内部熱交換器8において、蒸発器6aを通過した低圧低温冷媒の冷熱が蒸発器6cを通過する二段目冷媒に受け渡されることになる。
図4の(b)において、一段目圧縮部1aにおいて圧縮された(図中「イ」〜「ロ」)一段目冷媒は、蒸発器6bの周辺空気に温熱Q6bを受け渡し(図中「ロ」〜「ハ」)、バイパス配管62に流れ込んだ場合、中間熱交換器2において外気に温熱q2(図中「ハ」〜「ニ」)を受け渡す。
そして、再度圧縮された(図中「二」〜「ホ」)二段目冷媒は、蒸発器6cの周辺空気に温熱Q6c(図中「ホ」〜「ヘ」)を受け渡してその周辺空気を加熱する。その後、ガスクーラ3において外気に温熱q3(図中「ヘ」〜「ト」)を受け渡し、内部熱交換器8において温熱q8を低圧低温冷媒に受け渡している(冷熱q8を受け取りに同じ、図中「ト」〜「チ」)。
さらに、電子膨張弁4において断熱膨張(図中「チ」〜「リ」)して低圧低温冷媒になり、蒸発器6aの周辺空気に冷熱Q4を受け渡し(図中「リ」〜「ヌ」)、さらに、内部熱交換器8において冷熱q8を二段目冷媒に受け渡し(図中「ヌ」〜「イ」)、当初の一段目圧縮部1a(図中「イ」)に戻っている。
すなわち、一段目冷媒の保有する温熱Q6bが蒸発器6bの周辺空気の加熱に用いられ、二段目冷媒の保有する温熱Q6cが蒸発器6cの周辺空気の加熱に用いられる。なお、バイパス配管62またはバイパス配管63に流れ込む量を停止あるいは絞れば、大気に放散される温熱q2またはq3は無くなり(q2=0またはq3=0)あるいは減少するから、その分、蒸発器6b、6cの加熱に供される量が増大することになる。
このとき、蒸発器6bに供給される一段目冷媒は、二段目冷媒に比較して低圧で低温であるから、蒸発器6bに過酷な耐圧性が要求されることはなく、製造コストの上昇が抑えられる。また、蒸発器6cには二段目冷媒が供給されるから、加熱能力を高めことが容易になる。すなわち、冷却装置400を装備した自動販売機では、加熱すべき商品収納庫の容積が大きい場合や、加熱すべき商品収納庫の庫数が多い場合であっても、低い製造コストで製造され、十分な加熱が実行されることになる。
図5は、図4に示す冷却装置におけるCHH運転モードにおいて、一段目冷媒のみまたは二段目冷媒のみを蒸発器に供給可能にしたものを示す構成図である。
図5の(a)および(b)において、冷却装置400は、二段式圧縮機1の一段目圧縮部1aと中間熱交換器2とを連結する配管12と、二段式圧縮機1の二段目圧縮部1bとガスクーラ3とを連結する配管13と、配管16bと配管160cとを連結する配管16bcと、配管61bと配管68cとを連結する配管18bc(蒸発器6cと内部熱交換器8とを連結する配管に相当する)とを有している。なお、各配管には開閉バルブが設置されている。
図5の(a)は一段目冷媒のみを蒸発器6b、6cに供給する様子を示している。すなわち、一段目圧縮部1aにおいて圧縮された一段目冷媒は、配管16bcにおいて配管16bおよび配管160cに分岐され、蒸発器6bおよび蒸発器6cに供給され、蒸発器6bを通過して配管61bに流入し、また、蒸発器6cを通過して配管68cに流入し、さらに、配管18bcにおいて合流して、直接または中間熱交換器2をバイパスして二段目圧縮部1bに戻っている。
そして、二段目圧縮部1bにおいて圧縮された二段目冷媒は、配管13を経由してガスクーラ3に供給され、さらに、内部熱交換器8および電子膨張弁4を経由して蒸発器6aに供給される。
図5の(b)は二段目冷媒のみを蒸発器6b、6cに供給する様子を示している。すなわち、配管12を経由して中間熱交換器2に供給された一段目冷媒は、そのまま二段目圧縮部1bに戻る。二段目圧縮部1bにおいて圧縮された二段目冷媒は、配管16bcにおいて配管16bおよび配管160cに分岐され、蒸発器6bおよび蒸発器6cに供給され、蒸発器6cを通過して配管68cに流入し、また、蒸発器6bを通過して配管61bに流入し、配管18bcにおいて配管68cに合流する。そして、直接またはガスクーラ3をバイパスして内部熱交換器8に流れ込み、電子膨張弁4を経由して蒸発器6aに供給される。
なお、図示する配管の分岐位置や開閉バルブの設置位置は一例であってこれに限定するものではなく、逆止弁や流量調整弁等を適宜設置してもよいし、開閉バルブに替えて三方弁を設置してもよい。
さらに、図5の(a)においてCCH運転モードを実行する場合には、配管16bcを閉鎖(配管160cを閉鎖に同じ)して蒸発器6cへの一段目冷媒の供給を停止し、一方、配管46cを開通して蒸発器6cに低圧低温冷媒を供給する。このとき、配管18bcは閉鎖され、蒸発器6cを通過した低圧低温冷媒は配管71aに流入する。
また、図5の(b)においてCCH運転モードを実行する場合には、配管16bcを閉鎖(配管16bを閉鎖に同じ)して蒸発器6bへの一段目冷媒の供給を停止し、一方、配管46bを開通して蒸発器6bに低圧低温冷媒を供給する。このとき、配管18bcは閉鎖され、蒸発器6bを通過した低圧低温冷媒は配管71aに流入する。
さらに、図5の(a)および(b)においてCCC運転モードを実行する場合には、配管16b、160cを閉鎖して蒸発器6b、6cへの一段目冷媒の供給を停止し、一方、一段目冷媒は配管12を経由して中間熱交換器2に流入され、中間熱交換器2を通過した一段目冷媒は二段目圧縮部1bに直接戻り、二段目冷媒の全量が配管13を経由してガスクーラ3に流入し、さらに、内部熱交換器8、電子膨張弁4を経由して蒸発器6a、6b、6cに供給される(図示しない)。そして、蒸発器6a、6b、6cを通過した低圧低温冷媒の全量が配管71aに流入する。
図6は、図4に示す冷却装置においてHHH運転モードを可能にしたものを示す構成図である。
図6において、冷却装置500は庫外排熱用熱交換器9を有し、庫外排熱用熱交換器9には電子膨張弁4とを連結する配管49と、一段目圧縮部1aとを連結する配管91とが設置されている。また、二段式圧縮機1の一段目圧縮部1aと蒸発器6aとを連結する配管16aと、蒸発器6aと二段目圧縮部1bとを連結する配管61aと、蒸発器6aと内部熱交換器8とを連結する配管68aと、低圧低温冷媒の配管71aへの流入を阻止する電磁弁7aとが設置されている。
したがって、一段目冷媒は、配管16a、16bを経由して蒸発器6a、6bに供給され、蒸発器6a、6bを通過した後は、配管61a、61bを経由して、直接または中間熱交換器2をバイパスして二段目圧縮部1bに戻っている。そして、二段目圧縮部1bにおいて圧縮された二段目冷媒は、配管160cを経由して蒸発器6cに供給され、蒸発器6cを通過した後は、配管68cを経由して、直接またはガスクーラ3をバイパスして内部熱交換器8に流れ込んでいる。
さらに、内部熱交換器8を通過した二段目冷媒は電子膨張弁4を通過して低圧低温冷媒となり、配管49を経由して庫外排熱用熱交換器9に供給されて蒸発し、再度、配管91を経由して一段目圧縮部1aに戻るから、冷凍サイクルが形成され、HHH運転モードが実行される。よって、冷却装置500を装備した自動販売機では、加熱用のヒータを別途設置する必要がない。
なお、本発明は、図6の(a)に示す配管系に限定するものではなく、適宜分岐または統合することができるものであるから、前述の実施形態1に準じてCHH運転モード、CCC運転モードさらにCCC運転モードに切り替えることが可能である。このとき、庫外排熱用熱交換器9を中間熱交換器2またはガスクーラ3の冷却能力を補完するものにしてもよい。
図7および図8は、本発明の実施形態1〜3に係る冷却装置におけるバイパス配管を説明する構成図である。
図7の(a)は、配管61aのバイパス配管62、および配管68cのバイパス配管63の分岐部に、三方弁2aおよび三方弁3aを設置したものである。これにより、電磁弁の数を減らすことができ、製造コスト化の低廉化を図ることができる。
図7の(b)は、配管61aおよび配管68cにそれぞれ流量調整器2bおよび流量調整器3bを設置し、バイパス量を任意に調整可能にしたものである。これにより、中間熱交換器2およびガスクーラ3において、大気中に放散する温熱量を調整することができるから、二段式圧縮機1に流入する一段目冷媒の温度や内部熱交換器8に流入する二段目冷媒の温度を調整することが可能になる。なお、流量調整器2bおよび流量調整器3bを、バイパス配管62およびバイパス配管63にそれぞれ設置しても同様の作用効果が得られる。
図7の(c)は、配管61aに流量調整器2bおよび電磁弁2c(開閉バルブに同じ)を、バイパス配管62に電磁弁2dを、配管68cに流量調整器3bおよび電磁弁3cを、バイパス配管63に電磁弁3dを設置したものである。このとき、電磁弁2c、3cの下流側に流量調整器2b、3bを設置しているから、バイパス量を調整することができると共に、流量調整器2b、3bにおいて冷媒の流れを完全に止めることができない場合であっても、電磁弁2c、3cによる全閉によって冷媒の全量をバイパスさせることが可能になる。
図8の(a)は、配管61aと中間熱交換器2とを切り離し、および配管68cとガスクーラ3とを切り離したものである。したがって、配管61aおよび配管68cを流れる冷媒は大気中に温熱を放散することなく次工程に流入することになる。
図8の(b)は、配管61aの途中に中間熱交換器2が設置され、および配管68cの途中にガスクーラ3が設置されている。したがって、配管61aを流れる冷媒の全量が中間熱交換器2に確実に流入し、および配管68cを流れる冷媒の全量がガスクーラ3に確実に流入し、それぞれ、所定の温熱が大気中に放散されることになる。なお、かかる放熱量は中間熱交換器2およびガスクーラ3に吹き付ける風量によって調整することができるものである。
図8の(c)は、電子膨張弁4に代えて、蒸発器6a、6b、6cの上流側にキヤビラリーチューブ40a、40b、40cを設置したものである。このとき、キャビラリーチューブ40a、40b、40cの通路抵抗を、蒸発器6a、6b、6cの容量または負荷の大きさに対応して決定することができるから、蒸発器6a、6b、6cに好適な量の冷媒を分配することが可能になる。
なお、電子膨張弁4とキヤビラリーチューブ40a、40b、40cの両方を設置してもよい。また、図中、41a、41b、41cは電磁弁、42b、42cは逆止弁を示している。
[実施形態4]
(自動販売機)
図9および図10は本発明の実施形態4に係る自動販売機を示す、図9は側面視の断面図、図10は正面視の断面図である。図9、10において、自動販売機600は、断熱材によって囲まれ一面に開口部を具備する筐体601(以下「キャビネット」と称す)と、キャビネット601を商品収納庫602a、602b、602cに分割する仕切り板603ab、603bcと、商品Sを補充する際に開閉する断熱扉604(以下「商品補充用扉」と称す)と、キャビネット601と外気とを遮断するための断熱扉605(以下「内扉」と称す)と、収納した各種商品Sの表示や販売する商品を選択する選択ボタン等が配置された前扉606とを有している。
なお、符号に付した添え字「a、b、c」は、それぞれ商品収納庫602a、602b、602cに設置されることを示し、商品収納庫602a、602b、602cにおいて共通する内容については添え字「a、b、c」を省略する。
各商品収納庫602には、商品Sを収納するための商品ラック608と、商品ラック608から落下した商品Sを取出すための商品取出し口609と、商品ラック608から落下した商品Sを商品取出し口609まで誘導する商品誘導手段610(以下「シュータ」と称す)が設置されている。
そして、商品収納庫602はシュータ610によって上下に区分され、その下方部分に庫内部品収納室612が形成されている。庫内部品収納室612には冷却装置100の蒸発器6(図1参照)と、蒸発器6を通過する風流れを形成して庫内空気を循環するための送風手段614(以下「庫内ファン」と称す)が設置されている。
また、商品収納庫602の背面側には、庫内空気を商品ラック608の内部を経由して庫内ファン614に循環させるための循環ダクト617が設けられ、循環ダクト617の下方位置に設けられた空気吹出口616が蒸発器6を収容する熱交換室660に連通し、熱交換室660が庫内ファン614を収容するファンカバー615に連通し、シュータ610には空気が通過する多数の通気孔611が設けられている。
さらに、庫内部品収納室612の下方には、機械室619と電装品収納室620が形成され、機械室619には冷却装置100の圧縮機1やガスクーラ3に送風する庫外ファン30等が、電装品収納室620には自動販売機600を制御する各電装品および冷却装置100の制御手段の一部が収容されている(図示しない)。
したがって、自動販売機600において、商品収納庫602が冷却装置100の蒸発器6によって冷却または加熱されるから、冷凍サイクルにおける温熱が商品収納室の加熱に利用され、温熱の有効利用が図られるため消費電力が低減し、運転コストの低減が可能になる。また、加熱用のヒータを設置する必要がないため製造コストが安価になる。
さらに、冷却装置100が二段式圧縮機を具備し一段目冷媒(中圧高温冷媒に同じ)を蒸発器に供給するとき、蒸発器や配管系を比較的耐圧性の低い部材で構成することができるから、冷却装置の製造コストを安価に抑えることが可能になり、また、故障や劣化を抑えることが可能になる。
本発明によれば、冷凍サイクルの温熱が比較的簡素な装置によって有効利用されるから、簡素な部材によって製造コストが安価に抑えられ、且つ、消費電力の低減により運転コストの低減が図られた冷却装置および自動販売機が得られる。
本発明の実施形態1に係る冷却装置を説明する構成図と特性図。 図1に示す冷却装置においてHHH運転モードのための構成図。 本発明の実施形態2に係る冷却装置を説明する構成図と特性図。 本発明の実施形態3に係る冷却装置を説明する構成図と特性図。 図4に示す冷却装置における一方の冷媒のみを使用する構成図。 図4に示す冷却装置においてHHH運転モードのための構成図。 実施形態1〜3に係る冷却装置におけるバイパス配管を説明する構成図。 実施形態1〜3に係る冷却装置におけるバイパス配管を説明する構成図。 本発明の実施形態4に係る自動販売機を示す側面視の断面図。 本発明の実施形態4に係る自動販売機を示す正面視の断面図。
符号の説明
1 二段式圧縮機
1a 一段目圧縮部
1b 二段目圧縮部
2 中間熱交換器
2a 三方弁
2b 流量調整器
2c 電磁弁
2d 電磁弁
3 ガスクーラ
3a 三方弁
3b 流量調整器
3c 電磁弁
3d 電磁弁
4 電子膨張弁
5a 電磁弁
5b 電磁弁
5c 電磁弁
6a 蒸発器
6b 蒸発器
6c 蒸発器
7a 電磁弁
7b 電磁弁
7c 電磁弁
8 内部熱交換器
9 庫外排熱用熱交換器
12 配管
13 配管
16a 配管
16b 配管
16bc 配管
160c 配管
160b 配管
160c 配管
160c 配管
18bc 配管
40a キャビラリーチューブ
40b キヤビラリーチューブ
40c キヤビラリーチューブ
46a 配管
46b 配管
49 配管
61a 配管
61b 配管
61bc 配管
62 バイパス配管
63 バイパス配管
91 配管
100 冷却装置
200 冷却装置
300 冷却装置
300 冷却装置
400 冷却装置
500 冷却装置
500 冷却装置
600 自動販売機
601 キャビネット
601 筐体
602a 各商品収納庫
602b 商品収納庫
602c 商品収納庫
603ab 仕切り板
603bc 仕切り板
604 断熱扉
605 断熱扉
608 商品ラック
609 商品取出し口
610 シュータ
611 通気孔
612a 庫内部品収納室
612b 庫内部品収納室
612c 庫内部品収納室
614 庫内ファン
615 ファンカバー
616 空気吹出口
617 循環ダクト
619 機械室
620 電装品収納室
660 熱交換室

Claims (5)

  1. 冷媒を中間圧力にまで圧縮する一段目圧縮部と冷媒を所定圧力にまで圧縮する二段目圧縮部とを具備する二段式圧縮機と、冷媒を冷却する一段目熱交換器および二段目熱交換器と、圧縮された冷媒を膨張する電子膨張弁と、該電子膨張弁により膨張された冷媒を蒸発させる複数の蒸発器と、該蒸発器を通過した冷媒の保有する冷熱の一部を前記電子膨張弁に流入する前の冷媒に受け渡す冷熱回収手段とを有する冷却装置であって、
    前記一段目圧縮部において圧縮された冷媒である一段目冷媒が前記一段目圧縮部から前記複数の蒸発器の一方の蒸発器に直接供給され、該一方の蒸発器を通過した前記一段目冷媒は、直接または全部若しくは一部が前記一段目熱交換器を経由して前記二段目圧縮部に供給され、前記二段目圧縮部において圧縮された冷媒である二段目冷媒が前記二段目熱交換器を経由して前記電子膨張弁に供給されて低圧低温冷媒になり、該低圧低温冷媒が前記複数の蒸発器の他方の蒸発器に供給されることにより、
    前記一段目冷媒の保有する温熱によって前記一方の蒸発器が加熱され、前記低圧低温冷媒の保有する冷熱によって前記の他方の蒸発器が冷却されることを特徴とする冷却装置。
  2. 冷媒を中間圧力にまで圧縮する一段目圧縮部と冷媒を所定圧力にまで圧縮する二段目圧縮部とを具備する二段式圧縮機と、冷媒を冷却する一段目熱交換器および二段目熱交換器と、圧縮された冷媒を膨張する電子膨張弁と、該電子膨張弁により膨張された冷媒を蒸発させる複数の蒸発器と、該蒸発器を通過した冷媒の保有する冷熱の一部を前記電子膨張弁に流入する前の冷媒に受け渡す冷熱回収手段とを有する冷却装置であって、
    前記二段目圧縮部において圧縮された冷媒である二段目冷媒が前記二段目圧縮部から前記複数の蒸発器の一方の蒸発器に直接供給され、該一方の蒸発器を通過した前記二段目冷媒は、直接または全部若しくは一部が前記二段目熱交換器を経由して前記電子膨張弁に供給されて低圧低温冷媒になり、該低圧低温冷媒が前記複数の蒸発器の他方の蒸発器に供給されることにより、
    前記二段目冷媒の保有する温熱によって前記一方の蒸発器が加熱され、前記低圧低温冷媒の保有する冷熱によって前記の他方の蒸発器が冷却されることを特徴とする冷却装置。
  3. 冷媒を中間圧力にまで圧縮する一段目圧縮部と冷媒を所定圧力にまで圧縮する二段目圧縮部とを具備する二段式圧縮機と、冷媒を冷却する一段目熱交換器および二段目熱交換器と、圧縮された冷媒を膨張する電子膨張弁と、該電子膨張弁により膨張された冷媒を蒸発させる3以上の蒸発器と、該蒸発器を通過した冷媒の保有する冷熱の一部を前記電子膨張弁に流入する前の冷媒に受け渡す冷熱回収手段とを有する冷却装置であって、
    前記一段目圧縮部において圧縮された冷媒である一段目冷媒が前記一段目圧縮部から前記3以上の蒸発器のうちの1または複数の第一の蒸発器に直接供給され、該第一の蒸発器を通過した前記一段目冷媒は、直接または全部若しくは一部が前記一段目熱交換器を経由して前記二段目圧縮部に供給され、前記二段目圧縮部において圧縮された冷媒である二段目冷媒が前記二段目圧縮部から前記3以上の蒸発器収容室の1または複数の第二の蒸発器に直接供給され、該第二の蒸発器を通過した前記二段目冷媒は、直接または全部若しくは一部が前記二段目熱交換器を経由して前記電子膨張弁に供給されて低圧低温冷媒になり、該低圧低温冷媒が前記3以上の蒸発器のうちの1または複数の第三の蒸発器に供給されることにより、
    前記一段目冷媒の保有する温熱によって前記第一の蒸発器が加熱され、前記二段目冷媒の保有する温熱によって前記第二の蒸発器が加熱され、前記低圧低温冷媒の保有する冷熱によって前記第二の蒸発器が冷却されることを特徴とする冷却装置。
  4. 前記電子膨張弁を通過した冷媒が保有する冷熱を放出する排熱用熱交換器手段を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の冷却装置。
  5. 断熱材によって囲まれ一面に開口部を具備する筐体と、該筐体を複数の商品収納庫に分割する仕切板と、前記商品収納庫のそれぞれに対応する商品搬出口を具備し、前記開口部を開閉する断熱扉と、前記商品収納庫のそれぞれに配置され、商品を収納して順次下方に搬出する機能を有する商品ラックと、前記商品ラックから落下した商品を前記商品搬出口に誘導するシュータと、該シュータの下方に配置されて前記商品収納庫内の空気を冷却または加熱する収納庫内熱交換手段と、該収納庫内熱交換手段を通過する空気の流れを形成する送風手段と、前記冷却手段によって冷却された空気を前記商品ラックの内部を経由して前記送風手段に循環させるための循環ダクトとを有する自動販売機であって、
    前記収納庫内熱交換手段が、請求項1乃至4の何れかに記載の冷却装置における蒸発器であることを特徴とする自動販売機。
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