JP5405058B2 - 冷却装置 - Google Patents

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この発明は、冷媒が自然循環する冷媒回路を備えた冷却装置に関するものである。
一次冷媒を機械的に強制循環させる一次回路と、二次冷媒が自然循環する二次回路とを備え、一次冷媒と二次冷媒との間で熱交換するよう構成した冷却装置がある(例えば特許文献1参照)。図5に示すように、冷却装置90の一次回路92は、気相一次冷媒を圧縮する圧縮機CMと、圧縮した一次冷媒を液化する凝縮器CDと、液相一次冷媒の圧力を低下させる膨張弁EVと、熱交換器94に設けられて液相一次冷媒を気化する一次熱交換部96とを配管98で接続して構成される。また二次回路100は、熱交換器94に設けられて気相二次冷媒を液化する二次熱交換部102と、液相二次冷媒を気化する蒸発器EPとを別の配管104,106で接続して構成される。冷却装置90は、熱交換器94において一次冷媒と二次冷媒とが熱交換することで、最終的に蒸発器EPが冷却されるようになっている。そして、冷却装置90を備えた冷凍機器では、一次回路92の構成部材CM,CD,EVおよび熱交換器94を、外気に晒された開放空間に配設すると共に、台板110を介して開放空間の下方に画成した閉鎖空間に二次回路100を構成する蒸発器EPを配設して、閉鎖空間内を冷却するよう構成される。
前記冷却装置90では、一次回路92において機械的に強制循環された一次冷媒により冷却される熱交換器94で気相二次冷媒を液化することにより、二次回路100において二次冷媒が自然循環するよう構成されている。このため、圧縮機CMの運転停止により一次冷媒による熱交換器94の冷却が中止されたり、熱交換器94の熱交換不良が生じた場合、蒸発器EPでの液相二次冷媒の気化により気相二次冷媒が増加する一方で、気相二次冷媒が二次熱交換部102で液化されなくなることから、二次回路100の内圧が上昇する。すなわち、二次回路100は、冷却装置90の停止時における内圧上昇に耐え得るよう高い耐圧性能が要求され、設備の重厚化に繋がり、コストの増大を招いていた。そこで、二次回路100には、膨張タンク108が設けられ、この膨張タンク108により当該回路100の内容積を増やして内圧上昇に対応することがなされている。
特開2002−48484号公報
前述の如く、冷却装置90では、二次回路100に膨張タンク108を設けることで、該膨張タンク108の内容積により二次回路の内圧上昇を緩衝することができ、この際、蒸発器EPにおける二次冷媒の飽和温度が低下する傾向がある。このため、圧縮機CMの停止時等において、蒸発器EPでは、該蒸発器EPに滞留している液相二次冷媒が完全に蒸発してしまうドライアウトが起こり易くなる。冷却装置90は、蒸発器EPにおいてドライアウトした状態から復帰させる場合に、蒸発器EPに液相二次冷媒を再度溜めなければならず、また冷却装置90はプルダウン起動となる。そして、蒸発器EPがドライアウトした状態では、蒸発器EPにおける二次冷媒の伝熱面積が少ないために十分な冷却仕事を行なうことができず、蒸発器EPによる冷却速度が遅くなる不都合がある。また、熱交換器94における二次冷媒の冷却負荷が高くなるため、一次回路92の圧縮機CMを成績係数が低い高負荷で運転する必要があるので、消費電力が増加してしまう難点も生じる。そして、膨張タンク108に流通した二次冷媒が、該膨張タンク108で熱交換すると余分な熱量が二次回路100に導入されるため、更に冷却効率を低下させる原因となる。
すなわち本発明は、従来の技術に係る冷却装置に内在する前記問題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、冷却運転を効率よく行ない得る冷却装置を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願の請求項1に係る発明の冷却装置は、
一次冷媒を圧縮機により機械的に強制循環する一次回路と、
気相冷媒を凝縮して液相冷媒とする熱交換部と、液相冷媒を気化させて気相冷媒とする蒸発器とを、液配管およびガス配管で接続し、液配管を介して液相冷媒を熱交換部から蒸発器へ流通させると共に、ガス配管を介して気相冷媒を蒸発器から熱交換部へ流通させるように、二次冷媒を自然循環する二次回路としての冷媒回路と、
前記一次回路の一次熱交換部および前記冷媒回路の熱交換部が設けられ、該一次熱交換部を流通する一次冷媒および熱交換部を流通する二次冷媒の間で熱交換する熱交換器とを備えた冷却装置において、
前記液配管または前記ガス配管に接続される連通部と、
一方の端部が前記連通部に接続されると共に、他方の端部が閉塞された膨張容積部と、
前記連通部に設けられ、前記冷媒回路の内圧を指標として前記膨張容積部側への冷媒の流通を調節する管路開閉手段とを備え、
前記冷媒回路に設けられて前記指標を検知する検知手段が、予め設定された設定指標より高いことを検知すると、前記管路開閉手段を開放するよう制御し、前記設定指標以下を検知すると、前記管路開閉手段を閉成するように制御して、前記連通部を開閉するよう構成され
前記管路開閉手段は、前記圧縮機の駆動時に前記連通部を開放し、圧縮機の停止時に連通部を閉成した管路開閉手段が、前記検知手段の検知結果により連通部を開放するよう構成されることを特徴とする
請求項1に係る発明によれば、冷媒回路の内圧に応じて管路開閉手段により膨張容積部への冷媒の流通を調節することで、冷却運転の停止時に管路開閉手段を閉成して蒸発器でのドライアウトを抑制でき、冷却運転を開始する際に立ち上がりを速くして冷却効率を向上することができる。また、冷媒回路の内圧が過剰になった際に、管路開閉手段を開放して膨張容積部に冷媒を逃がして内圧を緩衝することができる。検知手段による前記指標の検知結果に基づいて管路開閉手段を制御することで、ドライアウトおよび内圧の過剰な上昇をより適切に抑制することができる。管路開閉手段を圧縮機に連動して制御することで、冷却運転の停止時に、蒸発器におけるドライアウトを適切に抑制し得る。
請求項に係る発明では、前記管路開閉手段として圧力逃がし弁が用いられ、前記連通部とパラレルに前記膨張容積部に接続されるバイパス部に、該膨張容積部側からの冷媒の流通を許容する一方、冷媒回路側からの冷媒の流通を規制する逆止弁が設けられることを要旨とする。
請求項に係る発明によれば、動力を必要としない圧力逃がし弁を用いることで、コストを低減し得る。
請求項に係る発明では、前記連通部は、前記ガス配管に接続されることを要旨とする。
請求項に係る発明によれば、液配管を流下する液相冷媒に影響を与えることを回避し得る。
請求項に係る発明では、前記連通部は、前記膨張容積部が配設される機械室内で前記冷媒回路から分岐されることを要旨とする。
請求項に係る発明によれば、連通部が膨張容積部を配設した機械室内で冷媒回路から分岐する構成であるから、冷媒回路、管路開閉手段および膨張容積部の組み付け作業を行ない易く、メンテナンス性も向上し得る。
本発明に係る冷却装置によれば、冷却運転を効率よく行ない得る
次に、本発明に係る冷却装置につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。なお、実施例では、店舗等の業務用途に用いられ、野菜や肉等の物品を多量に収納し得る大型の冷蔵庫に設けられる冷却装置を例に挙げて説明する。また、従来技術において説明した部材・構成と同一の部材・構成に関しては、同一の符号を付してある。
図1に示すように、実施例に係る冷蔵庫10は、収納室(閉鎖空間)14を内部画成した断熱構造の箱体12と、この箱体12の上方に設けられ、金属パネル18により外壁を構成したキャビネット16とを備えている。箱体12には、前側に開放して物品の出し入れ口となる開口部12aが収納室14に連通して開設される。また箱体12の前部には、断熱扉22が図示しないヒンジにより回動可能に配設され、断熱扉22を開放することで開口部12aを介して収納室14に対する物品の出し入れが許容されると共に、断熱扉22を閉成することで収納室14を密閉し得るようになっている。
前記キャビネット16の内部には、収納室14を冷却するための冷却装置32の一部および該冷却装置32を制御する制御用電装箱Cが配設される機械室(開放空間)20が画成される(図2参照)。機械室20の底部には、箱体12の天板12bに載置されて、該機械室20に配設する機器の共通基板となる台板24が設置されている。そして、キャビネット16の外壁をなす金属パネル18には、機械室20に連通する空気流通孔(図示せず)が適宜部位に開設され、この空気流通孔を介して機械室20内の雰囲気と外気とが入替わるようになっている。
前記収納室14の上部には、箱体12における天板12bの下面から所定間隔離間して冷却ダクト26が配設され、この冷却ダクト26と、箱体12の天板12bに開設した切欠口12cを介して収納室14側に臨む台板24との間に冷却室28が画成される。この冷却室28は、冷却ダクト26の底部前側に形成した吸込口26aおよび後側に形成した冷気吹出口26bを介して収納室14に連通して、閉鎖空間としての収納室14の一部を構成している。吸込口26aには送風ファン30が配設され、該送風ファン30を駆動することで、吸込口26aから収納室14の空気を冷却室28に取込み、冷気吹出口26bから冷却室28の冷気が収納室14に送出される。天板12bの切欠口12cは、台板24で気密的に塞がれて、収納室14(冷却室28)と機械室20とは、台板24で区切られて互いに独立した空間となっている(図1参照)。
図3に示す如く、冷却装置32は、冷媒を強制循環する機械圧縮式の一次回路34と、冷媒が自然対流するサーモサイフォンからなる二次回路(冷媒回路)44との2系統の回路を、熱交換器HEを介して熱交換するように接続(カスケード接続)した二次ループ冷凍回路が採用される。熱交換器HEは、一次回路34を構成する一次熱交換部36と、この一次熱交換部36と別系統に形成されて、二次回路44を構成する二次熱交換部(熱交換部)46とを備え、熱交換器HEは機械室20の側方後側に位置して台板24上に配設されている(図2参照)。すなわち、一次回路34および二次回路44には、独立した冷媒循環経路が夫々形成され、二次回路44を循環する二次冷媒としては、毒性、可燃性および腐食性を有していない安全性の高い二酸化炭素が採用される。これに対し、一次回路34を循環する一次冷媒としては、蒸発熱や飽和圧等の冷媒としての特性に優れているブタンやプロパン等のHC系の冷媒またはアンモニアなどが採用され、実施例ではイソブタンまたはプロパンが用いられている。
前記一次回路34は、気相一次冷媒を圧縮する圧縮機CMと、圧縮した一次冷媒を液化する凝縮器CDと、液相一次冷媒の圧力を低下させる膨張弁EVと、液相一次冷媒を気化する熱交換器HEの一次熱交換部36とを冷媒配管38で接続して構成される(図3参照)。ここで、圧縮機CMは、冷却装置32の冷却運転時に連続駆動され、冷却装置32の停止時に停止される。圧縮機CMおよび凝縮器CDは、機械室20において台板24上に共通的に配設され、凝縮器CDを強制冷却する凝縮器ファンFMも、該凝縮器CDに対向して台板24上に配設されている。ここで、凝縮器CDは、キャビネット16の前面をなす金属パネル(フロントパネル)18に近接して機械室20の前側に配置され、該凝縮器CDの後側に凝縮器ファンFMが配置される。また圧縮機CMは、凝縮器ファンFMの後側に配置される(図2参照)。このように機械室20では、凝縮器CD,凝縮器ファンFMおよび圧縮機CMが、機械室20において凝縮器ファンFMにより生起される空気の流通方向に沿って一直線上に並んで配設される。すなわち、凝縮器ファンFMの駆動によりフロントパネル18に開設した空気流通孔から外気が機械室20に取込まれ、この外気が機械室20の前側から後側に流通して凝縮器CDおよび圧縮機CMと熱交換するようになっている。
前記一次回路34では、圧縮機CMによる一次冷媒の圧縮により、圧縮機CM、凝縮器CD、膨張弁EV、熱交換器HEの一次熱交換部36および圧縮機CMの順に、一次冷媒が強制循環され、各機器の作用下に一次熱交換部36において所要の冷却を行なうようになっている(図3参照)。なお、前述した制御用電装箱Cは、機械室20において凝縮器ファンFMによる空気の流れを阻害しない位置(実施例では機械室20の側部)で台板24上に配設されている。
前記二次回路44は、気相二次冷媒(気化冷媒)を液化する熱交換器HEの二次熱交換部46と、液相二次冷媒(液化冷媒)を気化する蒸発器EPとを備えている(図3参照)。また、二次回路44は、二次熱交換部46と蒸発器EPとを接続する配管として、二次熱交換部46から蒸発器EPへ重力の作用下に液相二次冷媒を導く液配管48と、蒸発器EPから二次熱交換部46へ気相二次冷媒を導くガス配管50とを有している。前述した如く、二次回路44の二次熱交換部46は、機械室20に配設される一方、蒸発器EPは、当該機械室20の下方に位置する冷却室28に配設され、台板24を挟んで二次熱交換部46より下方に蒸発器EPが配置される。ここで蒸発器EPは、台板24の下面に固定されて、台板24と一体的に取扱い可能とされる。なお、蒸発器EPの下方に位置する冷却ダクト26は、蒸発器EPから滴下する除霜水等を受容する露受皿としても機能する。
前記液配管48は、上端を二次熱交換部46の下部に接続して台板24を貫通して配管され、冷却室28に臨む下端が蒸発器EPに接続される。ガス配管50は、上端を二次熱交換部46の上部に接続して台板24を貫通して配管され、冷却室28に臨む下端が蒸発器EPに接続される。そして、二次回路44には、強制冷却される一次熱交換部36との熱交換により冷却される二次熱交換部46と蒸発器EPとの間に温度勾配が形成され、二次冷媒が二次熱交換部46、液配管48、蒸発器EPおよびガス配管50を自然循環して二次熱交換部46に再び戻る冷媒循環サイクルが形成される。なお、液配管48およびガス配管50における台板24の貫通部位は、シール等により気密的に封止されている。
前記蒸発器EPは、管路を蛇行させた蒸発管52と、この蒸発管52に設けられたフィン53とから構成されている。蒸発管52は、液配管48の下端に接続する流入端52aが、蒸発器EPの下部に配置されると共に、ガス配管50の下端に接続する蒸発管52の流出端52bが、蒸発器EPの上部に配置され、蒸発管52の流入端52aが流出端52bより下方に位置するように構成される(図3参照)。また蒸発管52の管路は、流入端52aと流出端52bとの上下位置の間で延在して、蒸発管52に流入した液相二次冷媒を、該液相二次冷媒の蒸発による作用下に管路に沿って流出端52b側まで拡散させるように導くようになっている。より具体的には、蒸発管52は、傾斜する直線部分が上下の関係で葛折り状態で折り重なると共に、屈曲部分が横方向に離間した蛇行形状に管路が形成され、この管路が流入端52a側から流出端52b側に向かうにつれて上り勾配となるよう構成されている。
図3に示すように、前記二次回路44には、ガス配管50に接続する連通管(連通部)54と、一方の端部が連通管54に接続されると共に、他方の端部が閉塞された膨張タンク(膨張容積部)56と、連通管54に介挿された管路開閉手段としての電磁弁58とからなる圧力緩衝手段が付加されている。連通管54は、ガス配管50における機械室20内に延在する部位に該ガス配管50から分岐するよう連通接続され、ガス配管50から気相二次冷媒を膨張タンク56側へ導くようになっている。実施例の膨張タンク56は、一方の端部が二次冷媒の出入り口となる中空の容器であって、機械室20に配置されている。なお、膨張タンク56は、外側をウレタンフォーム等の断熱材(図示せず)で被覆して断熱処理をしてもよい。電磁弁58は、制御用電装箱Cに設けられた図示しない制御手段の制御下に連通管54を開閉可能に構成される。電磁弁58を開閉制御するための指標として、二次回路44の内圧、蒸発器EPの温度または該蒸発器EPで冷却される収納室14の温度の何れかを採用することができるが、実施例では二次回路44の内圧に応じて電磁弁58を開閉制御することで膨張タンク56側への二次冷媒の流通を調節している。すなわち、圧力緩衝手段では、電磁弁58の開放時に、二次回路44の内圧が膨張タンク56の内圧より高いと、連通管54を介して二次冷媒が膨張タンク56に流入し、二次回路44の内圧が膨張タンク56の内圧より低いと、膨張タンク56に滞留している二次冷媒が二次回路44に戻るよう構成される。また、圧力緩衝手段は、電磁弁58が連通管54を閉成することで、二次回路44と膨張タンク56との間の二次冷媒の流通を阻むようになっている。
前記圧力緩衝手段は、電磁弁58が圧力検知手段(検知手段)60による二次回路44の内圧検知結果に連動して開閉するよう制御される。ここで、圧力検知手段60は、二次回路44の内圧を検知し得るよう該二次回路44に設けられ、実施例では、二次回路44のガス配管50における機械室20内に延在する部位で、連通管54との分岐部位より上流側に設けられている。圧力緩衝手段は、圧力検知手段60が二次回路44の内圧が予め設定された設定内圧より高いことを検知すると、電磁弁58を開放するよう制御される。すなわち、圧力緩衝手段は、二次回路44の内圧が設定内圧以下である場合に電磁弁58の閉成状態が維持され、圧力検知手段60が二次回路44の設定内圧を検知した場合に、電磁弁58が閉成状態から開放される。そして、圧力緩衝手段は、圧力検知手段60が設定内圧以下を検知した場合、開放している電磁弁58を閉成するよう制御される。ここで、設定内圧は、二次回路44の耐圧性能との関係で決定され、二次回路の耐圧圧力から余裕を見て該耐圧圧力より低く設定される。すなわち、圧力緩衝手段は、二次回路44の内圧が該二次回路44の耐圧圧力を越えて上昇しないように、電磁弁58を開放して膨張タンク56で圧力緩衝するよう構成される。
〔実施例の作用〕
次に、実施例に係る冷却装置の作用について説明する。冷却装置32では、冷却運転を開始すると、一次回路34および二次回路44の夫々で冷媒の循環が開始される。先ず、一次回路34について説明すると、圧縮機CMおよび凝縮器ファンFMが駆動され、圧縮機CMで気相一次冷媒が圧縮されて、この一次冷媒を冷媒配管38を介して凝縮器CDに供給して、凝縮器ファンFMによる強制冷却により凝縮液化することで液相とする。液相一次冷媒は、膨張手段EVで減圧され、熱交換器HEの一次熱交換部36において二次熱交換部46を流通する二次冷媒から熱を奪って(吸熱)一挙に膨張気化する。このように一次回路34は、熱交換器HEにおいて、一次熱交換部36により二次熱交換部46を強制冷却するように機能している。そして、一次熱交換部36で気化した気相一次冷媒は、冷媒配管38を経て圧縮機CMに帰還する強制循環サイクルを繰返す。
前記二次回路44では、二次熱交換部46が一次熱交換部36により冷却されているから、二次熱交換部46で気相二次冷媒が放熱して凝縮し、気相から液相に状態変化することで比重が増加することから、重力の作用下に二次熱交換部46に沿って液相二次冷媒が流下する。二次回路44では、二次熱交換部46を機械室20に配置する一方、蒸発器EPを機械室20の下方に位置する冷却室28に配設することで、二次熱交換部46と蒸発器EPとの間に落差を設けてある。すなわち、液相二次冷媒を、二次熱交換部46の下部に接続した液配管48を介して、蒸発器EPへ向けて重力の作用下に自然流下させることができる。液相二次冷媒は、蒸発器EPの蒸発管52を流通する過程で該蒸発器EPの周囲雰囲気から熱を奪って気化して気相に移行する。気相二次冷媒は、ガス配管50を介して蒸発器EPから二次熱交換部46へ還流し、二次回路44ではポンプやモータ等の動力を用いることなく、簡単な構成で二次冷媒が自然循環するサイクルが繰返される。ここで、圧縮機CMが駆動された冷却装置32の冷却運転において、電磁弁58は圧力検知手段60が二次回路44の設定内圧を検知するまで閉成されて、二次回路44と膨張タンク56との間の二次冷媒の流通が規制されている。そして、二次回路44の内圧が高くなって圧力検知手段60が二次回路44の設定内圧を検知すると、電磁弁58を開放して二次回路44と膨張タンク56との間の二次冷媒の流通を許容して膨張タンク56に二次冷媒を逃がすことで、膨張タンク56の容積により二次回路44の内圧上昇を緩衝することができる。
前記送風ファン30により吸込口26aから冷却室28に吸引された収納室14の空気を、冷却された蒸発器EPに吹付けることで、蒸発器EPと熱交換した空気が冷気となる。そして冷気を、冷却室28から冷気吹出口26bを介して収納室14に送出することで、収納室14が冷却される。冷気は、収納室14の内部を循環して、吸込口26aを介して再び冷却室28内に戻るサイクルを反復する。
前記冷却装置32の運転停止等により圧縮機CMが停止されて熱交換器HEで熱交換が行なわれなくなると、蒸発器EPにおいて液相二次冷媒が気化して気相二次冷媒が発生する一方で、熱交換器HEにおいて気相二次冷媒が液化されなくなることから、二次回路44中の気相二次冷媒量が増加する。この際、圧力緩衝手段は、二次回路44の耐圧圧力を越えない設定内圧に至るまでは電磁弁58の閉成状態を維持し、膨張タンク56へ二次冷媒を流入させない。そして、圧力緩衝手段は、圧力検知手段60が二次回路44の内圧が設定内圧を越えたことを検知すると電磁弁58を開放し、連通管54を介して膨張タンク56へ二次冷媒を逃がし、二次回路44の内圧上昇を緩衝することができる。そして、圧力緩衝手段は、圧力検知手段60が二次回路44の内圧が設定内圧以下になったことを検知すると電磁弁58を閉成し、膨張タンク56への二次冷媒の流通を再び規制する。
前記二次回路44は、圧縮機CMの停止時に、膨張タンク56への二次冷媒の流通が電磁弁58により規制されて内圧が上昇するものの、二次冷媒の飽和温度が高くなって蒸発器EPに滞留した液相二次冷媒が蒸発し難くなるので、液相二次冷媒を蒸発器EPに留めることができ、蒸発器EPにおけるドライアウトを抑制することができる。すなわち、圧縮機CMを再び駆動開始して冷却運転に移行した際に、蒸発器EPに液相二次冷媒が滞留して伝熱面積が確保されているので、冷却速度が速くなり、冷却運転の効率を向上することができる。また、熱交換器HEにおける二次冷媒の冷却負荷を低くすることができるため、一次回路34の圧縮機CMを成績係数が高い低負荷で運転することで、消費電力を抑えることができる。しかも、冷却運転停止時において、膨張タンク56が電磁弁58により二次回路44から隔てられているので、膨張タンク56に流通した二次冷媒が熱交換して余分な熱量が二次回路44に導入されることはなく、膨張タンク56による内圧緩衝により冷却効率の低下を招くことはない。
前記二次回路44は、圧縮機CMの停止時間が長くなった場合等、内圧が上昇した際には、電磁弁58が開放されて、二次回路44における圧力緩衝用の空間として膨張タンク56が機能するので、二次回路44の各配管48,50,52や熱交換器HEに要求される耐圧性能を抑制でき、コスト削減を図り得る。また、二次回路44中の気相二次冷媒を逃がす大型の膨張タンクを別途設ける必要がなくなるから、部品点数削減によるコスト削減が図られると共に、冷却装置32の小型化を図り得る。
前記冷却装置32は、連通管54を二次回路44のガス配管50に接続する構成であるから、液配管48を流下する液相二次冷媒の挙動に影響を与えず、二次回路44における冷媒の循環への悪影響を回避し得る。また、二次回路44の内圧は、二次熱交換部46、液配管48、ガス配管50および蒸発管52の何れの部位でも同一であるが、圧力検知手段60をガス配管50に設けることで、液配管48を流下する液相二次冷媒の挙動に影響を与えず、二次回路44における冷媒の循環への悪影響を回避し得る。そして、連通管54、膨張タンク56、電磁弁58および圧力検知手段60を機械室20に設けることで、これらの部材の組み付けが容易になり、またメンテナンスを行ない易くなる。
(変更例)
本発明に係る冷却装置としては、前述した実施例のものに限られるものではなく、種々の変更が可能である。
(1)図4は、変更例に係る圧力緩衝手段を設けた冷却装置を示す概略回路図である。変更例の圧力緩衝手段は、管路開閉手段として圧力逃がし弁64が用いられ、連通管54とパラレルに膨張タンク(膨張容積部)56に接続されるバイパス管(バイパス部)66に、膨張タンク56側からの二次冷媒の流通を許容する一方、二次回路44側からの二次冷媒の流通を規制する逆止弁68が設けられる。変更例の圧力緩衝手段は、実施例の圧力緩衝手段と同様の作用効果を示し、圧力逃がし弁64は、二次回路44の内圧が設定内圧を越えた際に自動的に開いて一部を膨張タンク56へ逃がして減圧するので、圧力検知手段および動力等を必要とせず、コストを低減し得る。なお、図4において実施例で説明した部材・構成と同一の部材・構成に関しては、同一の符号を付してある。
(2)実施例の圧力緩衝手段は、圧力検知手段による二次回路の内圧検知結果のみに連動しして電磁弁を開閉制御したが、電磁弁を一次回路の圧縮機の駆動・停止および圧力検知手段による二次回路の内圧検知結果に連動して開閉するよう制御してもよい。圧力緩衝手段は、電磁弁が圧縮機の駆動時に電磁弁が開放される一方、圧縮機の停止時に原則として電磁弁が閉成するよう開閉制御される。また圧力緩衝手段は、前述の如く圧縮機の停止時に電磁弁が連通管を閉成するよう制御されるが、圧力検知手段が二次回路の内圧が予め設定された設定内圧より高いことを検知すると、電磁弁を開放するよう制御される。すなわち、圧力緩衝手段は、圧縮機が駆動状態から停止された際に、圧力検知手段が設定内圧を検知している場合、電磁弁の開放状態が維持され、圧縮機の停止時に、圧力検知手段が設定内圧を検知した場合、電磁弁が閉成状態から開放される。そして、圧力緩衝手段は、圧力検知手段が設定内圧以下を検知した場合、開放している電磁弁を閉成するよう制御される。なお、圧力緩衝手段は、圧縮機が停止状態から駆動されると、圧力検知手段の内圧検知結果に関わらず、閉成している電磁弁が開放される。すなわち、圧力緩衝手段は、圧縮機の停止時に二次回路の内圧が該二次回路の耐圧圧力を越えて上昇しないように、電磁弁を開放して膨張タンクで圧力緩衝するよう構成される。
(4)膨張容積部は、圧力緩衝用の空間を確保し得る構成であれば、実施例の膨張タンクの如く容器状に限定されず、管状やその他形状であってもよい。
(5)連通管が液配管に接続する構成であってもよい。また圧力検知手段を液配管に設けることも可能である。
(6)連通管の二次回路への接続部位および圧力検知手段の設置部位は、機械室内に限定されず、台板内や冷却室側であってもよい。
(7)実施例では、冷却装置を冷蔵庫に採用する場合を例にして説明したが、冷凍庫、冷凍・冷蔵庫、ショーケースおよびプレハブ庫等の所謂貯蔵庫、その他空調機器等にも適用可能である。
(8)実施例では、機械室に配設する機器の共通基板となる台板により、機械室と収納室との間で空気の流通がないように収納室と機械室とを区切る構成であるが、機械室と収納室とを箱体の天板で区切る構成であってもよい。
(9)実施例では管路開閉手段として電磁弁を用いたが、制御手段の制御下に連通部を開閉し得るものであれば、電動弁やその他を採用できる。
本発明の実施例に係る冷却装置により冷却される冷蔵庫を示す側断面図である。 実施例に係る冷蔵庫における機械室を示す平断面図である。 実施例に係る冷却装置を示す概略回路図である。 変更例に係る圧力緩衝手段を備えた冷却装置を示す概略回路図である。 従来の冷却装置を示す概略回路図である。
符号の説明
14 収納室(閉鎖空間),20 機械室,34 一次回路,36 一次熱交換部,
44 冷媒回路,46 二次熱交換部(熱交換部),48 液配管,50 ガス配管,
54 連通管(連通部),56 膨張タンク(膨張容積部),58 電磁弁(管路開閉手段),
60 圧力検知手段(検知手段),64 圧力逃がし弁(管路開閉手段),
66 バイパス部,68 逆止弁,EP 蒸発器,CM 圧縮機,HE 熱交換器

Claims (4)

  1. 一次冷媒を圧縮機(CM)により機械的に強制循環する一次回路(34)と、
    気相冷媒を凝縮して液相冷媒とする熱交換部(46)と、液相冷媒を気化させて気相冷媒とする蒸発器(EP)とを、液配管(48)およびガス配管(50)で接続し、液配管(48)を介して液相冷媒を熱交換部(46)から蒸発器(EP)へ流通させると共に、ガス配管(50)を介して気相冷媒を蒸発器(EP)から熱交換部(46)へ流通させるように、二次冷媒を自然循環する二次回路としての冷媒回路(44)と、
    前記一次回路(34)の一次熱交換部(36)および前記冷媒回路(44)の熱交換部(46)が設けられ、該一次熱交換部(36)を流通する一次冷媒および熱交換部(46)を流通する二次冷媒の間で熱交換する熱交換器(HE)とを備えた冷却装置において、
    前記液配管(48)または前記ガス配管(50)に接続される連通部(54)と、
    一方の端部が前記連通部(54)に接続されると共に、他方の端部が閉塞された膨張容積部(56)と、
    前記連通部(54)に設けられ、前記冷媒回路(44)の内圧を指標として前記膨張容積部(56)側への冷媒の流通を調節する管路開閉手段(58,64)とを備え、
    前記冷媒回路(44)に設けられて前記指標を検知する検知手段(60)が、予め設定された設定指標より高いことを検知すると、前記管路開閉手段(58)を開放するよう制御し、前記設定指標以下を検知すると、前記管路開閉手段(58)を閉成するように制御して、前記連通部(54)を開閉するよう構成され
    前記管路開閉手段(58)は、前記圧縮機(CM)の駆動時に前記連通部(54)を開放し、圧縮機(CM)の停止時に連通部(54)を閉成した管路開閉手段(58)が、前記検知手段(60)の検知結果により連通部(54)を開放するよう構成される
    ことを特徴とする冷却装置。
  2. 前記管路開閉手段として圧力逃がし弁(64)が用いられ、前記連通部(54)とパラレルに前記膨張容積部(56)に接続されるバイパス部(66)に、該膨張容積部(56)側からの冷媒の流通を許容する一方、冷媒回路(44)側からの冷媒の流通を規制する逆止弁(68)が設けられる請求項1記載の冷却装置。
  3. 前記連通部(54)は、前記ガス配管(50)に接続される請求項1または2記載の冷却装置。
  4. 前記連通部(54)は、前記膨張容積部(56)が配設される機械室(20)内で前記冷媒回路(44)から分岐される請求項1〜の何れか一項に記載の冷却装置。
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