JP2006046284A - 薬液供給システム及び薬液供給用ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】作動時にポンプからの発熱を防止し、容積可変部材の反ポンプ室側への作動を行わせる付勢手段を排除してポンプの小型化を図りながらも、容積可変部材の反ポンプ室側への作動量を充分に確保すること。
【解決手段】本薬液供給システムは、薬液としてのレジスト液Rの吐出時にポンプ13の作動室内に供給源52にて加圧した作動エアを導入し、レジスト液Rの吸入時にポンプ13の作動室内の作動エアを真空発生源54にて吸引して負圧になるように構成される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ポンプによって薬液を吸入した上で吐出し、その吐出された薬液を滴下させるための薬液供給システムに関するものであり、具体的にはフォトレジスト液等の薬液塗布工程など半導体製造装置の薬液使用工程において用いるのに好適な薬液供給システム、及び該薬液供給システムに使用するのに好適な薬液供給用ポンプに関する。
半導体製造装置の薬液使用工程においては、フォトレジスト液等の薬液を半導体ウェハに所定量ずつ塗布するために、例えば特許文献1のような薬液供給システムが提案されている。この特許文献1の薬液供給システムでは、ポンプに薬液の流路に介在される可撓性チューブと該可撓性チューブの外側に配置される軸方向に弾性変形自在のベローズとが備えられている。ベローズは内径の異なる小型ベローズ部と大型ベローズ部とが軸方向に並んで設けられており、該ベローズと可撓性チューブとの間に形成される空間には非圧縮性媒体が封入されている。そして、ポンプに一体に組み付けられるモータアクチュエータの作動により、小型ベローズ部を伸張、大型ベローズ部を収縮させて非圧縮性媒体を介して可撓性チューブの容積を小さくし、逆に小型ベローズ部を収縮、大型ベローズ部を伸張させて非圧縮性媒体を介して可撓性チューブの容積を大きくして、薬液を吐出又は吸入するようになっている。
しかしながら、モータアクチュエータは高価でしかも構成を複雑化させるばかりか、作動時に発生する熱量が大きく、この熱がポンプにて薬液の供給を受けるべく該ポンプ近傍に配置される半導体ウェハにダメージを与える虞があった。
そこで、上記問題を解消する技術が、例えば特許文献2にて開示されている。この特許文献2の薬液供給システムでは、ポンプに薬液を充填するためのポンプ室と加圧室(作動室)とを仕切るダイアフラムが用いられ、薬液を吐出させるべくポンプ室の容積を小さくするには、ポンプの加圧室にレギュレータからエアを加圧供給してダイアフラムをポンプ室側に変形させる。逆に薬液を吸入させるべくポンプ室の容積を大きくするには、ポンプの加圧室内のエア圧をレギュレータにて下げてダイアフラムを反ポンプ室側に変形させる。この場合、エア圧を単に下げるだけでは、ダイアフラムの反ポンプ室側への変形量(作動量)を充分に確保できないため、ダイアフラムを反ポンプ側に付勢するスプリングをポンプ内に装備させ、該スプリングの付勢力を利用してダイアフラムの反ポンプ室側への変形を促進させている。
しかしながら、上記した特許文献2では発熱量の大きいモータを使用していないため半導体ウェハに熱によるダメージを与える虞がなくなったものの、ダイアフラムを反ポンプ室側に変形させるためのスプリングをポンプ内に装備しているため、ポンプの小型化を図る上で問題となっていた。
特開平10−61558号公報 特開平11−343978号公報
本発明は、作動時にポンプからの発熱を防止し、容積可変部材の反ポンプ室側への作動を行わせる付勢手段を排除してポンプの小型化を図りながらも、容積可変部材の反ポンプ室側への作動量を充分に確保することができる薬液供給システム、及び該薬液供給システムに使用するのに好適な薬液供給用ポンプを提供することを目的とするものである。
以下、上記課題を解決するのに有効な手段等につき、必要に応じて効果等を示しつつ説明する。なお以下では、理解を容易にするため、発明の実施の形態において対応する構成を括弧書き等で適宜示すが、この括弧書き等で示した具体的構成に限定されるものではない。
手段1.薬液(レジスト液R)を充填するためのポンプ室(ポンプ室R11,R12)と作動室(作動室R21,R22)とを容積可変部材(ダイアフラム25,26)で仕切り、その作動室内の作動気体(作動エア)圧力が調整されることにより前記容積可変部材が駆動されて前記ポンプ室の容積が変化し、そのポンプ室の容積変化に基づいて前記薬液を吐出又は吸入するポンプ(ポンプ13)を備えた薬液供給システムであって、
前記作動気体を前記作動室に加圧供給するための加圧供給手段(供給源52)と、
前記作動気体を吸引して前記作動室を負圧にするための負圧発生手段(真空発生源54)と、
前記薬液吐出時には前記作動室と前記加圧供給手段とを接続し、前記薬液吸入時には前記作動室と前記負圧発生手段とを接続する接続切換手段(第1切換弁14及びコントローラ60)と、
を備えたことを特徴とする薬液供給システム。
手段1によれば、薬液吐出時にはポンプの作動室と加圧供給手段とが接続されて、該作動室内に加圧した作動気体が導入される。すると、作動室内の圧力が上昇し、容積可変部材がポンプ室の容積を減少させる方向に作動、すなわちポンプ室の薬液を吐出する動作となる。一方、薬液吸入時にはポンプの作動室と負圧発生手段(例えば、真空発生手段)とが接続されて、該作動室内の作動気体が吸引される。すると、作動室内が負圧となり、容積可変部材がポンプ室の容積を拡大させる方向(反ポンプ室側)に作動、すなわちポンプ室内に薬液を吸入する動作となる。つまり、ポンプの吐出・吸入動作を作動気体により行うようにしてモータなどの発熱源をポンプに装備しない構成としているので、ポンプ作動時に該ポンプからの発熱が防止される。また、ポンプの作動室内を負圧として容積可変部材を反ポンプ室側に作動させるようにしたので、容積可変部材の反ポンプ室側への作動量を充分に確保でき、これを充分確保するために従来使用していたスプリング等の付勢手段をポンプ内に装備する必要がなくなる。これにより、ポンプの小型化を図ることができる。
手段2.前記容積可変部材は、撓み変形により前記ポンプ室の容積を変化させる可撓性膜(ダイアフラム25,26)よりなることを特徴とする上記手段1に記載の薬液供給システム。
手段2によれば、ポンプ室の容積を変化させる容積可変部材として可撓性膜が用いられる。従って、可撓性膜は比較的単純な形状をなしているので、該可撓性膜付近に薬液が滞留することを防止することができる。
手段3.前記可撓性膜の作動方向に沿った断面において、前記ポンプ室を形成する凹設部(凹設部22a,22b)の内壁面と前記作動室を形成する凹設部(凹設部21a,23a)の内壁面とがともに湾曲形状をなして線対称をなすものであり、
前記可撓性膜は、無負荷状態で前記ポンプ室と前記作動室とを仕切る仕切部(仕切部25b,26b)が前記内壁面に沿った湾曲形状に形成されていることを特徴とする上記手段2に記載の薬液供給システム。
手段3によれば、無負荷状態で可撓性膜の仕切部が各凹設部の内壁面に沿うような湾曲形状に形成されるので、各凹設部の内壁面に当接した仕切部の作動端位置から作動(変形)させる際に張力が生じることが防止される。これにより、作動室内の作動気体の圧力がほぼポンプ室内の液圧(吐出圧)になり、薬液を高い精度で定圧吐出することができる。また、作動室内の作動気体の圧力がほぼポンプ室内の液圧(吐出圧)になることから、薬液の吐出圧を作動気体の圧力に反映させないオープンループ制御のシステムにも適応可能である。
手段4.薬液を充填するためのポンプ室と作動室とを撓み変形可能な可撓性膜で仕切り、その作動室内の作動気体圧力が調整されることにより前記可撓性膜が駆動されて前記ポンプ室の容積が変化し、そのポンプ室の容積変化に基づいて前記薬液を吐出又は吸入する薬液供給用ポンプであって、
前記可撓性膜の作動方向に沿った断面において、前記ポンプ室を形成する凹設部の内壁面と前記作動室を形成する凹設部の内壁面とがともに湾曲形状をなして線対称をなすものであり、
前記可撓性膜は、無負荷状態で前記ポンプ室と前記作動室とを仕切る仕切部が前記内壁面に沿った湾曲形状に形成されていることを特徴とする薬液供給用ポンプ。
手段4によれば、無負荷状態で可撓性膜の仕切部が各凹設部の内壁面に沿うような湾曲形状に形成されるので、各凹設部の内壁面に当接した仕切部の作動端位置から作動(変形)させる際に張力が生じることが防止される。これにより、作動室内の作動気体の圧力がほぼポンプ室内の液圧(吐出圧)になり、薬液を高い精度で定圧吐出することができる。また、作動室内の作動気体の圧力がほぼポンプ室内の液圧(吐出圧)になることから、薬液の吐出圧を作動気体の圧力に反映させないオープンループ制御のシステムにも適応可能な薬液供給用ポンプである。
以下、発明を具体化した一実施の形態を図面に従って説明する。本実施の形態では、半導体装置等の製造ラインにて使用される薬液供給システムについて具体化しており、先ずは当該薬液供給システムの主要部であるポンプユニット11について図1及び図2に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、ポンプユニット11は、大別して、ベース12と、そのベース12に搭載されたポンプ13と、そのポンプ13に搭載された第1切換弁14とを一体的にしたユニットとして構成されている。ベース12はポンプユニット11を適宜箇所に設置するための図示しない取付部を備えている。
ここで、ポンプ13について説明すると、ポンプ13はベース12の一側面に固定されるポンプハウジング15を備えている。ポンプハウジング15には装着凹部15aが形成されており、該装着凹部15aには略長方形状のポンプ本体部20が収容されている。ポンプ本体部20は、3個のネジ16を用いてポンプハウジング15に取り付けられている。
ポンプ本体部20は、図2に示すように3分割される内側ボディ21、中間ボディ22及び外側ボディ23を備えている。内側ボディ21、中間ボディ22及び外側ボディ23はネジ17及びナット18にて固定されるとともに、前記ネジ16にてポンプハウジング15に固定されている。
内側ボディ21の中間ボディ22に対向する面の中央には、略円形ドーム状に凹設された凹設部21aが形成されている。凹設部21aの中心部分には、該凹設部21aから反中間ボディ22側に延びる断面略円形状の収容凹部21bが形成されている。外側ボディ23の中間ボディ22に対向する面の中央にも同様に、前記凹設部21aと同形をなす略円形ドーム状に凹設された凹設部23aが形成されている。凹設部23aの中心部分には、該凹設部23aから反中間ボディ22側に延びる断面略円形状の収容凹部23bが形成されている。更に、中間ボディ22の内側ボディ21及び外側ボディ23に対向する各面の中央にも同様に、前記各凹設部21a,23aと同形をなす略円形ドーム状に凹設された凹設部22a,22bがそれぞれ形成されている。
内側ボディ21と中間ボディ22との間には、略円形のフッ素樹脂などの可撓性膜よりなるダイアフラム25が介在され、該ダイアフラム25の周縁部25aが両ボディ21,22にて挟持されている。ダイアフラム25は、挟持される周縁部25a内側が仕切部25bとなっている。仕切部25bは、両ボディ21,22の凹設部21a,22aにて形成される空間に配置されている。因みに、この仕切部25bは、外力が加えられていない状態(無負荷状態)で凹設部21a,22aの内壁面に沿った略円形ドーム状に形成されている。つまり、仕切部25bは、無負荷状態で各凹設部21a,22aの内壁面にそれぞれ密着可能に構成されている。そのため、仕切部25bを作動させる際の張力がゼロとなっている。なお、仕切部25bを作動させる際に若干の張力が生じる形状としてもよい。ダイアフラム25の内側ボディ21側面の中央部には、該内側ボディ21に設けられた収容凹部21bに挿入される連結部25cが突出形成されている。
そして、図3に示すように、このようなダイアフラム25(仕切部25b)により、両ボディ21,22の凹設部21a,22aにて形成される空間が仕切られている。この場合、仕切部25bの中間ボディ22側の空間をポンプ室R11とし、仕切部25bの内側ボディ21側の空間を作動室R21としている。ポンプ室R11には薬液としてのレジスト液Rを充填するための空間であり、作動室R21はダイアフラム25の仕切部25bを作動させる作動エアを充填するための空間である。作動室R21は、内側ボディ21に設けられる前記収容凹部21bと連通している。なお、図3(a)においては、仕切部25bが内側ボディ21の凹設部21aに密着した状態であり、作動室R21の容積が最小となる状態(この場合、ポンプ室R11の容積が最大となる状態)を示している。因みに、仕切部25bのこの位置をセット位置としている。これに対し、図3(b)に示すように、仕切部25bが撓んで中間ボディ22の凹設部22aに密着した状態、すなわち作動室R21の容積が最大となる状態(この場合、ポンプ室R11の容積が最小となる状態)はフルストローク位置である。そして、このような仕切部25bは、作動室R21内の作動エアの圧力(加圧又は負圧)により撓み変形して、セット位置とフルストローク位置との間で切り換えられるようになっている。
外側ボディ23と中間ボディ22との間には、前記ダイアフラム25と同材料で同形状をなすダイアフラム26が介在されている。すなわち、ダイアフラム26は、略円形のフッ素樹脂などの可撓性膜にて形成されており、その周縁部26aが両ボディ23,22にて挟持されている。ダイアフラム26は、挟持される周縁部26a内側が仕切部26bとなっている。仕切部26bは、両ボディ23,22の凹設部23a,22bにて形成される空間に配置されている。因みに、この仕切部26bは、外力が加えられていない状態(無負荷状態)で凹設部23a,22bの内壁面に沿った略円形ドーム状に形成されている。つまり、仕切部26bは、無負荷状態で各凹設部23a,22bの内壁面にそれぞれ密着可能に構成されている。そのため、仕切部26bも前記仕切部25bと同様に作動させる際の張力がゼロとなっている。なお、仕切部26bを作動させる際に若干の張力が生じる形状としてもよい。ダイアフラム26の外側ボディ23側面の中央部には、該外側ボディ23に設けられた収容凹部23bに挿入される連結部26cが突出形成されている。
そして、図3に示すように、このようなダイアフラム26(仕切部26b)により、両ボディ23,22の凹設部23a,22bにて形成される空間が仕切られている。この場合、仕切部26bの中間ボディ22側の空間をポンプ室R12とし、仕切部26bの外側ボディ23側の空間を作動室R22としている。ポンプ室R12には薬液としてのレジスト液Rを充填するための空間であり、作動室R22はダイアフラム26の仕切部26bを作動させる作動エアを充填するための空間である。作動室R22は、外側ボディ23に設けられる前記収容凹部23bと連通している。なお、図3(a)においては、仕切部26bが外側ボディ23の凹設部23aに密着した状態であり、作動室R22の容積が最小となる状態(この場合、ポンプ室R12の容積が最大となる状態)を示している。因みに、仕切部26bのこの位置をセット位置としている。これに対し、図3(b)に示すように、仕切部26bが撓んで中間ボディ22の凹設部22bに密着した状態、すなわち作動室R22の容積が最大となる状態(この場合、ポンプ室R12の容積が最小となる状態)はフルストローク位置である。そして、このような仕切部26bは、作動室R22内の作動エアの圧力(加圧又は負圧)により撓み変形して、セット位置とフルストローク位置との間で切り換えられるようになっている。
中間ボディ22の下部には、ポンプ室R11,R12を構成する各凹設部22a,22bから斜め下方に向かって延びて合流しそこから更に下方に向かって延びる吸入通路22cが形成されている。この吸入通路22cは、前記ポンプハウジング15の下部に設けられる吸入通路15bと連通している。ポンプハウジング15の吸入通路15bは、一旦下方に向かって延び途中から反ベース12側に向かって延び、該ハウジング15の端面にて開口している。この開口部は、ポンプ13の吸入ポートPinとしている。吸入ポートPinは、吸入通路22c,15bを介して各ポンプ室R11,R12と連通している。なお、この吸入ポートPinからは、ダイアフラム25,26(仕切部25b,26b)の作動に基づいてレジスト液Rが吸入され、吸入通路15b,22cを介して各ポンプ室R11,R12内に吸入される。
これに対し、中間ボディ22の上部には、ポンプ室R11,R12を構成する各凹設部22a,22bから斜め上方に向かって延びて合流しそこから更に上方に向かって延びる吐出通路22dが形成されている。この吐出通路22dは、前記ポンプハウジング15の上部に設けられる吐出通路15cと連通している。ポンプハウジング15の吐出通路15cは、一旦上方に向かって延び途中から反ベース12側に向かって延び、該ハウジング15の端面にて開口している。この開口部は、ポンプ13の吐出ポートPoutとしている。吐出ポートPoutは、吐出通路15c,22dを介して各ポンプ室R11,R12と連通している。なお、この吐出ポートPoutからは、ダイアフラム25,26(仕切部25b,26b)の作動に基づいてレジスト液Rが各ポンプ室R11,R12及び吐出通路22d,15cを介して吐出される。
前記内側ボディ21の収容凹部21b内には、略円柱状をなすロッド27が該凹部21bに沿って移動可能に収容されている。ロッド27は、一端がダイアフラム25の連結部25cに連結され、他端にセンサマグネット28が装着されている。ここで、前記内側ボディ21には、センサマグネット28の近傍位置に該センサマグネット28の磁気を検出可能な位置検出センサ29が取り付けられている。位置検出センサ29は、ロッド27の移動に伴ってセンサマグネット28にて生じる磁界の変化を検出し、ロッド27の位置、すなわち該ロッド27と連結しているダイアフラム25の仕切部25bの位置に対応した検出信号を配線29aを介して後述のコントローラ60に出力する。
前記外側ボディ23の収容凹部23b内にも同様に、略円柱状をなすロッド30が該凹部23bに沿って移動可能に収容されている。ロッド30は、一端がダイアフラム26の連結部26cに連結され、他端にセンサマグネット31が装着されている。ここで、前記外側ボディ23にも同様に、センサマグネット31の近傍位置に該センサマグネット31の磁気を検出可能な位置検出センサ32が取り付けられている。位置検出センサ32は、ロッド30の移動に伴ってセンサマグネット31にて生じる磁界の変化を検出し、ロッド30の位置、すなわち該ロッド30と連結しているダイアフラム26の仕切部26bの位置に対応した検出信号を配線32aを介してコントローラ60に出力する。
また、外側ボディ23の一側面には、2位置3ポート型の電磁切換弁である第1切換弁14が一体的に構成されている。第1切換弁14には、第1及び第2外部ポートP1,P2及び内部ポートP3の3つのポートが設けられている(図4参照)。内部ポートP3は、各ボディ21,23の収容凹部21b,23bの作動室R21,R22寄りの部位からそれぞれ延びる連結通路33,34に接続され、該連結通路33,34を介して各作動室R21,R22と連通している。第1外部ポートP1は、後述の電空レギュレータ50を介して加圧供給手段としての供給源52に接続され、第2外部ポートP2は、負圧発生手段としての真空発生源54に接続される。
また、第1切換弁14は、駆動部として電磁ソレノイド及びそのソレノイドを動作させる回路からなる電磁切換部14aを備えている。電磁切換部14aは、配線14bを介してコントローラ60に接続され、該コントローラ60にてON/OFF制御される。なお、第1切換弁14はコントローラ60とともに接続切換手段を構成している。そして、電磁切換部14a(電磁ソレノイド)のOFF時には、内部ポートP3と第2外部ポートP2とが連通、すなわち作動室R21,R22と真空発生源54とが接続されるようになっている。従って、作動室R21,R22内が負圧になり、ダイアフラム25,26の仕切部25b,26bを内側及び外側ボディ21,23の各凹設部21a,23aに密着状態となるセット位置側に作動させる(図3(a)参照)。これにより、作動室R21,R22の容積が縮小されてポンプ室R11,R12の容積が拡大され、ポンプ13が吸入動作を行う。
これに対し、電磁切換部14a(電磁ソレノイド)のON時には、内部ポートP3と第1外部ポートP1とが連通、すなわち作動室R21,R22と供給源52とが電空レギュレータ50を介して接続されるようになっている。従って、供給源52にて加圧された作動エアが電空レギュレータ50により設定圧に調整され、その設定圧の作動エアにより作動室R21,R22内の圧力が上昇し、ダイアフラム25,26の仕切部25b,26bを中間ボディ22の各凹設部22a,22bに密着状態となるフルストローク位置側に作動させる(図3(b)参照)。これにより、作動室R21,R22の容積が拡大してポンプ室R11,R12の容積が縮小し、ポンプ13が吐出動作を行う。
次に、以上のとおり構成されたポンプユニット11を使用した薬液供給システムの全体構成を、図4の回路図に基づいて説明する。
ポンプユニット11の吸入側、すなわちポンプ13の吸入ポートPinには、途中に吸入側制御弁40を有する吸入配管41の一端が接続され、その吸入配管41のもう一端はレジストボトル42に充填された薬液としてのレジスト液R内に導かれている。この吸入側制御弁40は、エアオペレイトバルブにて構成され、非作動時に閉じるように構成されている。吸入側制御弁40は、2位置3ポート型の電磁切換弁よりなる第2切換弁43にて駆動される。第2切換弁43は、駆動部として電磁ソレノイド及びそのソレノイドを動作させる回路からなる電磁切換部43aを備え、該電磁切換部43aはコントローラ60にてON/OFF制御される。そして、電磁切換部43a(電磁ソレノイド)のOFF時には、第2切換弁43を大気開放に切り換え、吸入側制御弁40を閉状態にする。一方、電磁切換部43a(電磁ソレノイド)のON時には、吸入側制御弁40と供給源44とを圧力制御弁45を介して接続する。つまり、供給源44にて加圧された作動エアが圧力制御弁45により所定圧に調整され、その所定圧の作動エアが吸入側制御弁40に供給される。従って、吸入側制御弁40が閉状態から開状態に切り換えられ、レジスト液Rがポンプユニット11(ポンプ13)側に供給可能な状態となる。
ポンプユニット11の吐出側、すなわちポンプ13の吐出ポートPoutには、途中に遮断弁46を有する吐出配管47が接続されている。また、遮断弁46は、コントローラ60の制御により開閉されるように構成されている。つまり、遮断弁46は、非駆動時には閉状態となっており、駆動されて開状態になると、ポンプユニット11(ポンプ13)側からレジスト液Rが吐出可能な状態となる。そして、吐出配管47の先端ノズルは、下方に指向されるとともに、回転板48上に載置されて該回転板48とともに回転する半導体ウェハ49の中心位置にレジスト液Rが滴下される位置に配置されている。因みに、レジスト液Rの吐出量の精度を向上させるためには、吐出配管47を短くすることが好ましい。従って、ポンプユニット11及び遮断弁46は、半導体ウェハ49を載置する回転板48の近傍位置に配置されている。
ポンプユニット11(第1切換弁14)の第1外部ポートP1は、途中に電空レギュレータ50を有する給気配管51を介して供給源52に接続されている。電空レギュレータ50は、排気ポートが大気開放されるものであり、供給源52からポンプユニット11に供給する作動エアの圧力を設定圧一定となるようにコントローラ60にて調整されている。ポンプユニット11(第1切換弁14)の第2外部ポートP2は、排気配管53を介して真空発生源54に接続される。
前記第1,第2切換弁14,43、遮断弁46及び電空レギュレータ50は、コントローラ60により制御される。すなわち、このコントローラ60には、外部から薬液供給システムの開始や停止、各設定等に応じた入力信号が入力されている。また、コントローラ60には、前記位置検出センサ29,32からの検出信号が入力されており、この検出信号に基づいて各ダイアフラム25,26の仕切部25b,26bの位置を把握している。そして、コントローラ60は、これら入力された各種信号に基づいて生成した第1〜第4指令信号を電空レギュレータ50、第2切換弁43、遮断弁46及び第1切換弁14のそれぞれ出力し、レジスト液Rをレジストボトル42から汲み上げるとともに、汲み上げたレジスト液Rを半導体ウェハ49に所定量だけ滴下するように制御している。なお、本実施の形態の薬液供給システムでは、オープンループ制御(レジスト液Rの吐出圧を作動エアの圧力に反映させない)によりポンプ13の吐出・吸入動作が行われている。
次に、コントローラ60の具体的な制御を説明するとともに、これに伴った薬液供給システムの動作シーケンスを図5に示すタイムチャートに基づいて説明する。
図5において、先ず、コントローラ60は、作動エアを設定圧とする第1指令信号を電空レギュレータ50に出力する。これにより、電空レギュレータ50は、供給源52にて加圧された作動エアを設定圧となるように調整する。また、t1の直前の状態は、吸入側制御弁40が開状態、遮断弁46が閉状態となっており、ポンプ13のポンプ室R11,R12内にはレジスト液Rが吸入されて充填された状態となっている。
そして、t1のタイミングで入力信号がONレベルに立ち上がると、コントローラ60は、第2指令信号をONレベルからOFFレベルに立ち下げるとともに、第4指令信号をOFFレベルからONレベルに立ち上げる。すると、第2指令信号に基づいて第2切換弁43の電磁ソレノイドがOFFされ、吸入側制御弁40が閉状態になる。つまり、ポンプ13とレジストボトル42とが遮断された状態となる。また、第4指令信号に基づいて第1切換弁14の電磁ソレノイドがONされる。そのため、設定圧に調整された作動エアが第1切換弁14を介してポンプ13内の作動室R21,R22内に導入される。これによりダイアフラム25,26の仕切部25b,26bがポンプ室R11,R12の容積を縮小しようとポンプ室R11,R12側に変形しようとし、ポンプ室R11,R12内に充填されたレジスト液Rを加圧する。しかしながらこの場合、ポンプ13下流側の遮断弁46が閉状態となっているので、レジスト液Rは吐出されない。
次いで、t2のタイミングでは、コントローラ60は第3指令信号をOFFレベルからONレベルに立ち上げる。すると、第3指令信号に基づいて遮断弁46が開状態となる。この時、ダイアフラム25,26(仕切部25b,26b)によりポンプ室R11,R12のレジスト液Rが加圧されているので、ポンプ13からレジスト液Rが吐出され、そのレジスト液Rが遮断弁46を介して吐出配管47の先端ノズルから滴下される。そして、ダイアフラム25,26の仕切部25b,26bがセット位置(図3(a))からフルストローク位置(図3(b))まで作動することにより、ポンプ室R11,R12分の一定量のレジスト液Rが滴下される。
ここで、上記したように、ダイアフラム25,26の仕切部25b,26bは、セット位置(図3(a))又はフルストローク位置(図3(b))に配置された場合に、各凹設部21a,22a,22b,23aの内壁面に倣った形状に形成されている。つまり、仕切部25b,26bを作動させる際に張力が生じないようになっている。従って、作動室R21,R22内の作動エアの圧力がほぼポンプ室R11,R12内のレジスト液Rの液圧(吐出圧)になり、レジスト液Rを高い精度で定圧吐出することが可能になっている。しかも、作動室R21,R22内の作動エアの圧力がほぼポンプ室R11,R12内のレジスト液Rの吐出圧になることから、本実施の形態のようなオープンループ制御が可能となっている。
次いで、t3のタイミングでは、コントローラ60は第3指令信号をONレベルからOFFレベルに立ち下げる。すると、第3指令信号に基づいて遮断弁46が閉状態となり、レジスト液Rが吐出不能になる。
次いで、t4のタイミングで入力信号がOFFレベルに立ち下がると、コントローラ60は、第2指令信号をOFFレベルからONレベルに立ち上げるとともに、第4指令信号をONレベルからOFFレベルに立ち下げる。すると、第2指令信号に基づいて第2切換弁43の電磁ソレノイドがONされ、吸入側制御弁40が開状態になる。つまり、ポンプ13とレジストボトル42とが連通された状態となる。また、第4指令信号に基づいて第1切換弁14の電磁ソレノイドがOFFされる。そのため、作動室R21,R22内の作動エアが真空発生源54により吸引されて作動室R21,R22が負圧になる。これによりダイアフラム25,26の仕切部25b,26bがポンプ室R11,R12の容積を拡大しようと作動室R21,R22側のセット位置まで変形する。この場合、ポンプ13上流側の吸入側制御弁40が開状態になるので、レジスト液Rがポンプ室R11,R12内に吸入され充填される。
そして、t5以降においては、t5が前記t1、t6が前記t2と同じとなる。つまり、コントローラ60は、上記動作を繰り返すようになっている。
以上詳述した本実施の形態によれば、以下の優れた効果が得られる。
本実施の形態では、レジスト液Rの吐出時にポンプ13の作動室R21,R22内に供給源52にて加圧した作動エアを導入し、レジスト液Rの吸入時にポンプ13の作動室R21,R22内の作動エアを真空発生源54にて吸引して負圧になるようにしている。つまり、ポンプ13の吐出・吸入動作を作動エアにより行うようにしてモータなどの発熱源をポンプ13に装備しない構成としているので、ポンプ13の作動時に該ポンプ13からの発熱が防止される。特に本実施の形態のように、ポンプ13を半導体ウェハ49の近傍に位置する状況では、半導体ウェハ49は熱により与えるダメージが大きいので、ポンプ13からの発熱を防止することは特に有効である。
また、レジスト液Rの吸入時には作動室R21,R22内を負圧とするので、ダイアフラム25,26(仕切部25b,26b)の反ポンプ室R11,R12側への作動量を充分に確保でき、これを充分確保するために従来使用していたスプリング等の付勢手段をポンプ13内に装備する必要がなくなる。これにより、ポンプ13の小型化を図ることができる。
本実施の形態では、ポンプ室R11,R12の容積を変化させる容積可変部材としてダイアフラム25,26を用いている。従って、ダイアフラム25,26は周知のベローズと比較しても単純な形状をなしているので、該ダイアフラム25,26付近にレジスト液Rが滞留することを防止することができる。そのため、レジスト液Rの純度を良好に維持することができる。
本実施の形態では、無負荷状態でダイアフラム25,26の仕切部25b,26bが各凹設部21a,22a,22b,23aの内壁面に沿うような湾曲形状に形成されている。従って、各凹設部21a,22a,22b,23aの内壁面に当接した仕切部25b,26bの作動端位置(セット位置、フルストローク位置)から作動(変形)させる際に張力が生じることを防止することができる。これにより、作動室R21,R22内の作動エアの圧力がほぼポンプ室R11,R12内の液圧(吐出圧)になり、レジスト液Rを高い精度で定圧吐出することができる。
なお、本発明は上記実施の形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施しても良い。
上記実施の形態では、ダイアフラム25,26を一対用いたが、ダイアフラムの数はこれに限定されるものではなく、適宜変更しても良い。また、ダイアフラム25,26の形状を適宜変更しても良い。
上記実施の形態では、ポンプ室R11,R12(作動室R21,R22)の容積を可変させる容積可変部材として可撓性材料よりなるダイアフラム25,26を用いたが、これ以外、例えば硬質の材料を用いた容積可変部材を用いていても良い。この場合、容積可変部材の作動に合わせて、ポンプ室R11,R12(作動室R21,R22)の形状を変更して対応する。
上記実施の形態において、レジスト液Rの吐出圧を作動エアの圧力に反映させないオープンループ制御によりポンプ13の吐出・吸入動作を行うようにしたが、レジスト液Rの吐出圧を作動エアの圧力に反映させるフィードバック制御によりポンプ13の吐出・吸入動作を行うようにしてもよい。
上記実施の形態において、電空レギュレータ50は排気ポートを大気開放としたが、排気ポートに真空発生源54に接続しても良い。この場合、電空レギュレータ50の動作により、作動エアのポンプ13への供給及び該ポンプ13からの作動エアの吸引を行うことが可能となる。これにより、第1切換弁14を省略することができる。
上記実施の形態では、作動室R21,R22を負圧にする手段として真空発生源54を用いたが、真空でなくても負圧が発生できれば良い。
上記実施の形態では、薬液としてレジスト液Rを用いた例を示したが、これは薬液の滴下対象が半導体ウェハ49を前提としたためである。従って、薬液及び該薬液の滴下対象はそれ以外のものでも良い。
上記実施の形態では、作動室R21,R22に給排される作動エア(空気)を例に挙げて説明したが、空気以外にも窒素等の他の気体を用いても良い。
薬液供給システム中、ポンプユニットを示す正面図である。 図1のA−A線断面図である。 (a)(b)はポンプの動作を説明するための図2の要部拡大断面図である。 薬液供給システムの全体回路を示す回路説明図である。 薬液供給システムの動作シーケンスを示すタイムチャートである。
符号の説明
13…ポンプ、14…接続切換手段を構成する第1切換弁、21a,22a,22b,23a…凹設部、25,26…容積可変部材及び可撓性膜としてのダイアフラム、25b,26b…仕切部、52…加圧供給手段としての供給源、54…負圧発生手段としての真空発生源、60…接続切換手段を構成するコントローラ、R…薬液としてのレジスト液、R11,R12…ポンプ室、R21,R22…作動室。

Claims (4)

  1. 薬液を充填するためのポンプ室と作動室とを容積可変部材で仕切り、その作動室内の作動気体圧力が調整されることにより前記容積可変部材が駆動されて前記ポンプ室の容積が変化し、そのポンプ室の容積変化に基づいて前記薬液を吐出又は吸入するポンプを備えた薬液供給システムであって、
    前記作動気体を前記作動室に加圧供給するための加圧供給手段と、
    前記作動気体を吸引して前記作動室を負圧にするための負圧発生手段と、
    前記薬液吐出時には前記作動室と前記加圧供給手段とを接続し、前記薬液吸入時には前記作動室と前記負圧発生手段とを接続する接続切換手段と、
    を備えたことを特徴とする薬液供給システム。
  2. 前記容積可変部材は、撓み変形により前記ポンプ室の容積を変化させる可撓性膜よりなることを特徴とする請求項1に記載の薬液供給システム。
  3. 前記可撓性膜の作動方向に沿った断面において、前記ポンプ室を形成する凹設部の内壁面と前記作動室を形成する凹設部の内壁面とがともに湾曲形状をなして線対称をなすものであり、
    前記可撓性膜は、無負荷状態で前記ポンプ室と前記作動室とを仕切る仕切部が前記内壁面に沿った湾曲形状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の薬液供給システム。
  4. 薬液を充填するためのポンプ室と作動室とを撓み変形可能な可撓性膜で仕切り、その作動室内の作動気体圧力が調整されることにより前記可撓性膜が駆動されて前記ポンプ室の容積が変化し、そのポンプ室の容積変化に基づいて前記薬液を吐出又は吸入する薬液供給用ポンプであって、
    前記可撓性膜の作動方向に沿った断面において、前記ポンプ室を形成する凹設部の内壁面と前記作動室を形成する凹設部の内壁面とがともに湾曲形状をなして線対称をなすものであり、
    前記可撓性膜は、無負荷状態で前記ポンプ室と前記作動室とを仕切る仕切部が前記内壁面に沿った湾曲形状に形成されていることを特徴とする薬液供給用ポンプ。

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