JP2005315326A - 小型電磁弁 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1〜第3流路5a,5b,5cが弁室12を介して相互に連通するハウジングに第1弁座6aと第2弁座6bとを設け、弁室12の揺動弁7に作用する第1バネ21のバネ力と第2バネ25のバネ力とのバランスをソレノイド機構16によって変動させることにより揺動弁7を揺動させ、第1〜第3流路5a,5b,5cの連通状態を切り換える小型電磁弁1において、ソレノイド機構16の可動鉄心20を第1バネ21により固定鉄心19から離間する方向に常時付勢し、可動鉄心20と揺動弁7との間に第1押圧部材14を軸方向に移動可能に保持して揺動弁7に点接触させるとともに、第1バネ21よりバネ力が小さく設定されるクッションバネ22を可動鉄心20と第1押圧部材14との間に設ける。
【選択図】 図1
Description
小型電磁弁100は、第1流路103aが純水ポンプ51に接続し、第2流路103aがシリンジポンプ52に接続し、第3流路103cが反応セル53に接続する。小型電磁弁100は、ソレノイド部111への通電を制御することにより、第1流路103a、第2流路103b、第3流路103cとの連通状態を切り替えるようになっている。
この点、Cv値のばらつきを解消するために、ソレノイド部111の駆動力を大きくして、ダイアフラム組立104の揺動量を大きくすることが考えられる。しかし、ソレノイド部111の駆動力を大きくすると、ソレノイド部111が大型化して、装置サイズ全体が大きくなる問題がある。
小型電磁弁200は、ダイアフラム組立201が第1バネ202と第2バネ203のバランスに応じて揺動し、第1流路204aと第2流路204bと第3流路204cの連通状態を切り換える。第1バネ202は、第2バネ203よりバネ力が大きく設定され、非通電時にダイアフラム組立201を第1弁座205aに押し付けて、第2流路204bと第3流路204cとを第2弁座205bを介して連通させる。小型電磁弁200は、第1弁座205aと同軸上にソレノイド機構206が配設されている。ソレノイド機構206に通電すると、可動鉄心207が第1バネ202に抗して図中E方向に上昇するためバネ荷重がなくなり、第2バネ203がダイアフラム組立201を第2弁座205bに押し付け、第1流路204aと第2流路204bが第1弁座205aを介して連通する。小型電磁弁200は、スペーサ210によりダイアフラム組立201のストロークを調整している。
また、本発明は、適切なシール力を確保して流体漏れを防止できる小型電磁弁を提供することを第2の目的とする。
(1)第1流路と第2流路と第3流路が弁室を介して相互に連通するハウジングに、第1流路に連通する第1弁座と第3流路に連通する第2弁座とを設け、弁室内に揺動可能に軸支される揺動弁に第1バネのバネ力と第1バネよりバネ力が小さく設定された第2バネのバネ力とが作用しており、第1バネのバネ力をソレノイド機構によって変動させることにより、揺動弁を第1弁座と第2弁座に相対的に当接又は離間させるように揺動させ、第1流路と第2流路と第3流路の連通状態を切り換える小型電磁弁において、第1バネが、ソレノイド機構に摺動可能に保持される可動鉄心を固定鉄心から離間する方向に常時付勢し、可動鉄心と揺動弁との間に軸方向に移動可能に保持され、揺動弁に点接触する第1押圧手段と、第1バネよりバネ力が小さく設定され、可動鉄心と第1押圧手段との間に配設されるクッション手段と、を有することを特徴とすることを特徴とする。
小型電磁弁は、ソレノイド機構に通電すると、固定鉄心が第1バネに抗して可動鉄心を吸引するため、第1バネのバネ力がなくなり、第2バネが揺動弁を所定方向と逆方向に揺動させる。このとき、クッション手段は、第1バネのバネ力が弱められるのに従って可動鉄心と第1押圧手段との間で復元する。
その後、ソレノイド機構への通電を停止すると、可動鉄心が第1バネに付勢されて固定鉄心から離間する方向に押し下げられ、第1押圧手段を介して揺動弁を押圧する。揺動弁には、第1バネのバネ力と第2バネのバネ力が作用するが、第1バネが第2バネよりバネ力が大きいため、揺動弁は第2バネに抗して所定方向に揺動する。
このように、小型電磁弁は、ソレノイド機構への通電を制御することにより、揺動弁が揺動して第1弁座と第2弁座に相対的に当接又は離間し、第1流路と第2流路と第3流路との連通状態を切り換える。
従って、本発明によれば、通電時から非通電時に切り換える際に揺動弁に作用する繰り返し荷重を緩和して、耐久性を向上させることができる。
従って、本発明の小型電磁弁によれば、適切なシール力を確保して流体漏れを防止することができる。
小型電磁弁1は、従来技術と同様に、液体分析装置50に使用される。小型電磁弁1は、外観が略直方体形状をなし、流路ブロック2にボディ3を連結することにより「ハウジング」が構成され、そのハウジングを覆うようにカバー4が取り付けられている。流路ブロック2には、第1流路5aと第2流路5bと第3流路5cとが平行に形成されている。第1流路5aと第3流路5cの開口部には、第1弁座6aと第2弁座6bが環状に突設されている。流路ブロック2には、第1〜第3流路5a,5b,5cの外側に貫通孔2aが形成され、この貫通孔2aにボディ3の下端面に突設された位置決め突起3aをきっちり嵌め合わせることにより、流路ブロック2とボディ3とを位置合わせしている。
小型電磁弁1は、第1バネ21と第2バネ25のバランスをソレノイド機構16を用いて変動させることにより揺動弁7を第1弁座6aと第2弁座6bに相対的に当接又は離間させる。そのため、第1バネ21は、図1に示すように非通電時に第1弁座6aをシールするように、バネ力が第2バネ25より大きく設定される。図2に示すように通電時に可動鉄心21が第1押圧部材14から離間して第1バネ21のバネ力が揺動弁7に作用しなくなるため、第2バネ25は、通電時に第2弁座6bを所定のシール力でシールするようにバネ力が設定される。
小型電磁弁1は、図1に示す非通電時には、固定鉄心19と可動鉄心20とは所定のクリアランスSをもって離間し、揺動弁7がダイアフラム11を第1弁座6aに当接するように傾斜することにより、第2流路5bと第3流路5cが第2弁座6bを介して連通している。以下、この状態を初期状態として説明する。
特に、通電時に第2弁座6bをシールするシール力を非通電時に第1弁座6aをシールするシール力の0.8倍以下にするので、ソレノイド機構16を過大にすることなく流体漏れを防止することができる。
5a 第1流路
5b 第2流路
5c 第3流路
6a 第1弁座
6b 第2弁座
7 揺動弁
12 弁室
14 第1押圧部材
16 ソレノイド機構
18 電磁コイル
19 固定鉄心
20 可動鉄心
21 第1バネ
22 クッションバネ
24 第2押圧部材
25 第2バネ
Claims (7)
- 第1流路と第2流路と第3流路が弁室を介して相互に連通するハウジングに、前記第1流路に連通する第1弁座と前記第3流路に連通する第2弁座とを設け、前記弁室内に揺動可能に軸支される揺動弁に第1バネのバネ力と前記第1バネよりバネ力が小さく設定された第2バネのバネ力とが作用しており、前記第1バネのバネ力をソレノイド機構によって変動させることにより、前記揺動弁を前記第1弁座と前記第2弁座に相対的に当接又は離間させるように揺動させ、第1流路と第2流路と第3流路の連通状態を切り換える小型電磁弁において、
前記第1バネが、前記ソレノイド機構に摺動可能に保持される可動鉄心を固定鉄心から離間する方向に常時付勢し、
前記可動鉄心と前記揺動弁との間に軸方向に移動可能に保持され、前記揺動弁に点接触する第1押圧手段と、
前記第1バネよりバネ力が小さく設定され、前記可動鉄心と前記第1押圧手段との間に配設されるクッション手段と、を有することを特徴とすることを特徴とする小型電磁弁。 - 請求項1に記載する小型電磁弁において、
前記可動鉄心と前記第1押圧手段が前記第1弁座と同軸上に設けられ、
前記第2弁座と同軸上に移動可能に保持される第2押圧部材が、前記第2バネにより前記第2弁座方向に付勢されて、前記揺動弁に点接触していることを特徴とする小型電磁弁。 - 第1流路と第2流路と第3流路が弁室を介して相互に連通するハウジングに、前記第1流路に連通する第1弁座と前記第3流路に連通する第2弁座とを設け、前記弁室に収納される弁部材が、電磁コイルを励磁又は消磁することにより前記第1弁座と前記第2弁座に相対的に当接又は離間する小型電磁弁において、
前記電磁コイルを消磁したときに前記弁部材が前記第1弁座をシールするシール力が、前記電磁コイルを励磁したときに前記弁部材が前記第2弁座をシールするシール力より大きく設定されていること、を特徴とする小型電磁弁。 - 請求項3に記載する小型電磁弁において、
前記弁部材が、前記弁室に揺動可能に軸支される揺動弁であり、
前記揺動弁に第1バネのバネ力と、前記第1バネよりバネ力が小さく設定された第2バネのバネ力とが作用しており、
前記電磁コイルを備えるソレノイド機構が前記第1バネのバネ力を変動させることにより、前記揺動弁が揺動して前記第1弁座又は前記第2弁座に相対的に当接又は離間するものであって、
前記電磁コイルを消磁しているときに、前記揺動弁が前記第1弁座に当接し、前記第1バネのバネ力から前記第2バネのバネ力を減算して求められるシール力が前記第1弁座に作用し、
前記電磁コイルを励磁しているときに、前記揺動弁が前記第2弁座に当接し、前記第2バネのバネ力から前記第1バネのバネ力を減算して求められるシール力が第2弁座に作用することを特徴とする小型電磁弁。 - 請求項3又は請求項4に記載する小型電磁弁において、
通電時のシール力は、非通電時のシール力の0.8倍以下であることを特徴とする小型電磁弁。 - 請求項4又は請求項5に記載する小型電磁弁において、
前記ソレノイド機構に備えられた可動鉄心が、前記第1弁座と同軸上に摺動可能に保持され、前記第1バネにより前記第1弁座側に常時付勢され、
前記可動鉄心と前記揺動弁との間に摺動可能に保持される第1押圧手段と、
前記第2弁座と同軸上に摺動可能に保持され、前記第2バネにより前記第2弁座方向に常時付勢されて前記揺動弁に接触する第2押圧手段と、を有することを特徴とする小型電磁弁。 - 請求項6に記載する小型電磁弁において、
前記第1バネよりバネ力が小さく設定され、前記可動鉄心と前記第1押圧手段との間に配設されるクッション手段を有することを特徴とする小型電磁弁。
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CN107023704A (zh) * | 2016-02-01 | 2017-08-08 | 罗伯特·博世有限公司 | 用于电磁阀的阀衔铁和用于电磁阀的阀筒 |
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2004
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