JP2007016935A - バルブ機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】 効率がよく、信頼性の高いアクチュエータを用いたバルブ機構を提供する。
【解決手段】 自己保持型アクチュエータである電磁アクチュエータ3は、可動軸21の一端部側に鍔部26を形成し、この鍔部36の外側に永久磁石36を配設することで、可動軸21が、永久磁石36の磁力によって突出する方向または引き込む方向に吸引されるように形成する。バルブ機構1は、前記電磁アクチュエータ3によって弁体6をその軸方向に沿って両方向に往復移動させることにより、流路を開閉する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、効率がよく、信頼性の高いバルブ機構に関するものである。
従来から、コイルヘの通電のオンオフによって流路の開閉を行う電磁アクチュエータを用いた電磁弁(バルブ機構)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような電磁弁においては、例えば、電磁アクチュエータのコイルに通電が行われていない非通電状態においては、付勢ばねの付勢力によって弁体が弁座に着座して流路を遮断するように形成されており、コイルに通電が行われると、付勢ばねの付勢力に抗して弁体が電磁石の吸引力によって弁座から離間して流路を開放することができるようになっている。
特開平08−128556号公報
しかしながら、従来のバルブ機構においては、流路を開放した弁の開状態または流路を遮断した閉状態を保持するには、コイルヘの通電等、エネルギーを供給しつづける状態を保持しなければならないという問題点があった。
また、流路とアクチュエータとの配置、構造の関係上、長期的にわたって使用した際に、弁体の経時変化により信頼性が損なわれやすいという問題点もあった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、上記問題点を解決するようなバルブ機構を提供することを目的とする。
本発明に係るバルブ機構の特徴は、自己保持型のアクチュエータを有している点にある。
本発明は、上記目的を達成するため、磁性体により形成され軸方向に沿って両方向に往復移動可能に配設された可動軸と、この可動軸の外側に配設されたコイルとを有する電磁アクチュエータを用いたバルブ機構であって、前記電磁アクチュエータは前記可動軸の一端部側に鍔部が形成されているとともに、この鍔部の外側に永久磁石が配設されており、前記可動軸が、前記永久磁石の磁力によって可動軸のいずれかの移動方向に吸引されるように形成されていることを特徴とするものである。
また、本発明は、上記目的を達成するため、電磁アクチュエータと、この電磁アクチュエータの可動軸によって往復移動可能な弁体と、この弁体の前記電磁アクチュエータの配設側とは反対側の背面に形成された弁室と、前記弁室に流体を流入させるための流入路と、前記弁室から流体を流出させるための流出路と、前記弁室と流出路との接続部に配設され前記弁体が接離可能な弁座とを有し、前記弁体が、前記電磁アクチュエータの可動軸によって前記弁室からの流体の流出方向に移動することで前記弁座に当接するように形成されており、前記電磁アクチュエータは、磁性体により形成され軸方向に沿って両方向に往復移動可能に配設された可動軸と、この可動軸の外側に配設されたコイルとを有し、前記可動軸の一端部側に鍔部が形成されているとともに、この鍔部の外側に永久磁石が配設されており、前記可動軸が、前記永久磁石の磁力によって可動軸のいずれかの移動方向に吸引されるように形成されていることを特徴とするものである。
また、本発明は、上記目的を達成するため、アクチュエータの可動軸によって往復移動可能な弁体と、前記弁体の前記アクチュエータの配設側とは反対側の背面に、流体を流入させるための流入路と、流体を流出させるための流出路とを備える流路を有し、前記可動軸の突出、引込の保持位置への移動に連動して、前記弁体が移動することにより、前記流入路と前記流出路との間の開閉を制御するとともに、前記流路の遮断状態における前記弁体に加わる荷重が前記流路の開放態における前記弁体に加わる荷重より小さく形成されていることを特徴とするものである。
本発明のバルブ機構によれば、自己保持型のアクチュエータを用いているので、エネルギーを供給しつづけることなく自己保持型アクチュエータの可動軸を突出状態または引込状態に自己保持することができるので、エネルギーを供給しつづけることなく流路の開放状態あるいは遮断状態を自己保持することができる。
また、通常、システムを駆動させない時間的に長い休止状態で、閉状態とできるノーマリークローズのバルブ状態において、弁体がテンションを受けにくい構造にすることができるので、特性の経時変化が少なく、長期的な信頼性を確保できるというメリットがある。
したがって、本発明のバルブ機構によれば、上記目的を達成するものを容易かつ確実に得ることができる。
以下、本発明を図面に示す実施形態により説明する。
(第1実施形態)
図1から図3は、本発明に係る自己保持型のアクチュエータとして、例えば電磁アクチュエータを用いたバルブ機構の第1の実施形態を示すものであり、図1は流路の開放状態における要部の拡大断面図、図2は流路の遮断状態における要部の拡大断面図、図3は平面図である。また、図4は電磁アクチュエータの実施形態の要部を示す拡大断面図である。
図1から図3に示すように、本実施形態のバルブ機構1は、弁本体2と電磁アクチュエータ3とを有している。そして、バルブ機構1は、図1および図2の上側が電磁アクチュエータ3の配置される駆動側DSとされ、図1および図2の下側が流体の吸入と吐出とを行う弁本体2の配置される流体側FSとされている。また、電磁弁1は、図3の右側が流体の供給側SSとされ、図3の左側が流体の排出側ESとされている。
図1および図2に示すように、前記弁本体2は、ボディ4と上蓋5との間に弁体としてのダイアフラム6を挟持して形成されている。また、電磁アクチュエータ3は、上蓋5の駆動側DSに取着されている。
前記ボディ4は、非磁性体、例えば、PPS(ポリフェニレンサルファイド)などの樹脂の成型品により、一辺が11mm程度の平面ほぼ矩形で、厚さが3mm程度の平板状に形成されている。このボディ4の駆動側DSに位置する上面の中央部には、弁室7が一体に凹設されており、この弁室7の開口端は、前記ダイアフラム6の下面によって閉塞されている。
すなわち、ダイアフラム6の電磁アクチュエータ3の配設側とは反対側の背面に弁室7が形成されている。なお、弁室7の形状としては、平面矩形状、円形状などの各種の形状から選択することができる。
前記ボディ4の左右両側面の長手方向の中央部には、例えば、外径が1.5mm程度で長さが4mm程度に形成された左右一対のノズル8が一体に突設されている。これらの左右一対のノズル8は、図1の右方に示す供給側SSに配置された一方が流体の供給に用いる供給ノズル9とされており、図1の左方に示す排出側ESに配置された他方が流体の吐出に用いる吐出ノズル10とされている。
前記供給ノズル9の供給側内孔9aは、ボディ4の中央部に向かって水平に延出されており、この供給側内孔9aのボディ4の中央側に位置する内端部は、弁室7の外周縁より若干中央部側に配置されている。また、供給側内孔9aのボディ4の中央部側に位置する内端部の上部には、弁室7の底面の供給側SSの外周縁近傍から下方に向かって垂直に延在する供給側内孔9aより小径の供給側小径貫通孔11の下端部が接続されている。
前記供給ノズル9の先端からボディ4の中央部に向かって水平に延出された供給側内孔9aによって、本実施形態における弁室7に流体を流入させるための流入路12が形成されており、供給側内孔9aの内端部と弁室7の底面の供給側SSの外周縁近傍との問を垂直方向に接続する供給側小径貫通孔11によって、本実施形態における流入路12と弁室7との相互間を接続する流入路12より小径の中間流路13が形成されている。
前記吐出ノズル10の排出側内孔10aは、ボディ4の中央部に向かって水平に延出されており、この排出側内孔10aのボディ4の中央部側に位置する内端部は、弁室7の底面の中央部から下方に向かって垂直に延在する排出側内孔10aより小径の排出側小径貫通孔14の下端部に接続されている。
すなわち、吐出ノズル10の先端からボディ4の中央部に向かって水平に延出された排出側内孔10aと、この排出側内孔10aの内端部と弁室7の底面の中央部との間を垂直に接続する排出側小径貫通孔14との両者によって、本実施形態における弁室7から流体を流出させるための流出路15が形成されている。
前記流出路15の一部を構成する排出側小径貫通孔14の上端部、すなわち、弁室7の底面の中心部には、排出側小径貫通孔14より大径の弁座装着穴16が形成されており、この弁座装着穴16には、ほぼ円環状に形成された弁座17が装着されている。この弁座17は、例えば、EPDMなどのゴム様弾性体によって形成されており、その上端面は、弁室7の底面より若干上方に配置されており、ダイアフラム6の中心部分の下面が接離可能とされている。
なお、ボディ4としては、オーステナイト系ステンレスなどの非磁性金属の加工品によって形成してもよい。
前記ダイアフラム6の素材としては、非磁性体で弾性を有する素材、例えば、EPDMなどのゴム様弾性体、樹脂、オーステナイト系ステンレスなどの非磁性金属などの素材から選択することができる。またダイアフラム6の形状としては、円形、矩形などの各種の形状から設計コンセプトなどの必要に応じて選択使用することができる。
前記上蓋5は、ボディ4と同様に、非磁性体、例えば、PPSなどの樹脂の成型品により、直径が10mm程度に形成されたほぼ円盤状の取付部18と、この取付部18の駆動側DSに位置する上面に突設された内径が3mm程度で軸方向に沿った高さが2mm程度の筒状装着部19とが一体に形成されている。そして、上蓋5の取付部18の上方から挿入された取付ねじ20によって、ダイアフラム6を介して上蓋5とボディ4とが一体に取り付けられている。また、上蓋5の取付部18の中心部には、後述する電磁アクチュエータ3の可動軸21の下端に形成された弁作動部22が挿通される下端部が大径の段付きに形成された挿通孔23が形成されている。
したがって、ボディ4の上面と上蓋5の取付部18の下面とでダイアフラム6の外周部分が挟持されているとともに、ダイアフラム6によってボディ4の上面の中心部に形成された弁室7の開口が閉塞されている。
なお、上蓋5としては、オーステナイト系ステンレスなどの非磁性金属の加工品によって形成してもよい。
前記電磁アクチュエータ3は、弁本体2のダイアフラム6の中心部分を弁座17に接離させることで、図1に示す流路の開放状態と、図2に示す流路の遮断状態とを選択的に切り換えるためのものであり、図4に詳示するように、磁性体、例えば、快削純鉄の加工品によって形成された可動軸(プランジャ)21を有している。
図4に示すように、可動軸21は、円柱状に形成された軸本体21aを有しており、この軸本体21aの図4の下方に示す下端には、軸本体21aの外径より大径とされた弁作動部22が一体に形成されている。そして、弁作動部22の外径は、軸本体21aの外径より大径に形成されているとともに、上蓋5の取付部18の挿通孔23の内径より若干小さく形成されている。さらに、弁作動部22の端面、すなわち、可動軸21の下端面は、ダイアフラム6の中心部の駆動側DSに位置する上面に当接される弁当接面24とされている。
前記軸本体21aの弁作動部22の近傍と、軸方向のほぼ中央部分には、ほぼ円環状の摺動部25が形成されている。これらの摺動部25の外径は、弁作動部22の外径と同等もしくは若干大きく形成されている。
前記軸本体21aの図4の上方に示す上端部近傍には、摺動部25の外径よりさらに大径に形成された環状の鍔部26が形成されている。この鍔部26の可動軸21との接続部に位置する基端部26aは、その軸方向のサイズが、鍔部26の軸方向のサイズより大きく形成されている。すなわち、鍔部26の基端部26aは、外周部より厚肉に形成されている。
前記可動軸21の外側には、非磁性体、例えば、PPSなどの樹脂の成型品によって一体に形成されたコイル保持部材27が配設されている。このコイル保持部材27は、可動軸21を軸方向に沿って両方向である図4の上下方向に示す垂直方向に往復移動させるためのコイル28を配置するためのものであり、両摺動部25の外周面が摺接される摺動内孔を有する筒状の保持本体29を有している。そして、保持本体29の図4の下方に示す流体側FSに位置する軸方向の下端部には、径方向外側に延出された円環状の下フランジ30が一体に形成されており、保持本体29の軸方向の図4の上方に示す駆動側DSに位置する上端部には、径方向外側に延出された円環状の上フランジ31が一体に形成されている。また、下フランジ30および上フランジ31のそれぞれの外径は、コイル28の外径より大きく形成されており、下フランジ30および上フランジ31の対向面問の間隔は、コイル28の軸方向の長さより若干大きく形成されている。そして、下フランジ30および上フランジ31の相互に対向するそれぞれの対向面と、これらの対向面の問に位置する保持本体29の外周面とにより形成される凹部空間内に、図4の二点鎖線にて示すコイル28が全体としてほぼ円筒状をなすように巻回されている。
前記上フランジ31の軸方向外側に位置する上端面の外周には、大径筒状部32が軸方向に沿って上方に向かって一体に形成されている。この大径筒状部32は、保持本体29と同軸となるように、上フランジ31の上端部から軸方向の一端部側である図4の上方に向かって延出形成されている。そして、大径筒状部32の外周の上端部側を除く大部分には、コイル28の外側に配設された円筒状のバックヨーク33の上端部分が固着されている。また、バックヨーク33の下端部は、下フランジ30の内端面の外周近傍に形成された取付溝34に固着されている。
前記バックヨーク33は、可動軸21と同様に、磁性体、例えば、快削純鉄の加工品によって形成されている。
前記コイル保持部材27の大径筒状部32の内側には、図4の上方に配置された上ヨーク35Aおよび図3の下方に配置された下ヨーク35Bからなる上下一対のヨーク35(符号35は、上ヨーク35Aおよび下ヨーク35Bを総称する。)が間隔をおいて配設されている。これらのヨーク35は、磁性体、例えば、バックヨーク33と同様に、快削純鉄の加工品によって、全体としてほぼ環状に形成されている。また、両ヨーク35の対向面間には、ほぼ環状に形成された永久磁石36の軸方向の両端が挟持されている。
すなわち、環状に形成された一対のヨーク35が、永久磁石36を挟んで対向配置されている。
前記両ヨーク35のそれぞれの内周縁部35aは、軸方向に沿って両ヨーク35の内側に向かって延出形成されており、鍔部26の外周縁部を間において対向配置されている。
したがって、鍔部26の外側に永久磁石36が配設されており、永久磁石36の磁力によって鍔部26、ひいては可動軸21をそのいずれかの移動方向に吸引、すなわち、図4の下方に示す突出する方向または図4の上方である引き込む方向に吸引することができるようになっている。
前記両ヨーク35の問に挟持されている永久磁石36は、その磁力によって鍔部26、ひいては可動軸21を軸方向に沿って図4の下方に示す突出する方向または図4の上方に示す引き込む方向に吸引して保持するためのものであり、全体としてほぼ環状に形成されている。そして、永久磁石36は軸方向に着磁されており、その磁極が可動軸21の移動方向である図4の上下方向に沿って並設されている。例えば、永久磁石36の上端部側がS極とされ、下端部側がN極となるように形成されている。さらに、永久磁石36は、その内周が鍔部26の外周と対向するように配置されている。
前記大径筒状部32の外周の上端部分には、非磁性体、例えば、PPSなどの樹脂の成型品により一体形成された上ケース37が固着されている。この上ケース37は、図4の下方に示す下端側が開口とされたほぼ有底二重筒状に形成されており、径方向外側に位置する外筒部37aの内面が、大径筒状部32の外周の上端部分に固着されている。また、上ケース37の径方向内側に位置する内筒部37bの下端面は、上下一対のヨーク35のうちの図4の上方に位置する上ヨーク35Aの上端面に当接されており、内筒部37bの内面には、図1に示す流路の開放状態において、可動軸21の上方への最大移動位置を規制するとともに、可動軸21の上端面が接触したときの衝撃を吸収するための防振ゴムなどの緩衝材により形成された円環状のクッション38が装着されている。さらに、上ケース37の中心部には、クッション38の内径とほぼ同一サイズの貫通孔39が形成されており、この貫通孔39は、図2に示す流路の遮断状態において、外気が内部に流入可能な通気口とされている。
したがって、本実施形態のバルブ機構1は、磁性体により形成されたバックヨーク33の流体側FSの内側にコイル28が配設されており、このコイル28の内側に磁性体によって形成された可動軸21の流体側FSが配設されている。また、バックヨーク33の駆動側DSの内側に一対のヨーク35がコイル28 の軸方向の駆動側DSに位置するように配設されており、一対のヨーク35の問に永久磁石36が配設されている。そして、永久磁石36の内側に可動軸21の鍔部26が配設されており、この鍔部26の外周縁部の両側に一対のヨーク35の内周縁部35aが配設されている。すなわち、一対のヨーク35の内周縁部35aは、鍔部26の外周縁部を間において対向配設されている。
また、本実施形態のバルブ機構1は、コイル28に供給する電流の方向を切り換えることで、可動軸21の上端部の極性をS極、N極、S極、N極・・・の順に切り換えることができ、可動軸21の下端部の極性を上端部の極性の切り換えと同期させてN極、S極、N極、S極・・・の順に切り換えることができるようになっている。その結果、可動軸21をその軸方向に沿って図4の下方への突出する方向および図4の上方への引き込む方向の両方向に往復移動させることができるようになっている。
つぎに、前述した構成からなる本実施形態の作用について説明する。
本実施形態の電磁アクチュエータ3によれば、コイル28に供給する電流の方向を切り換えることで、可動軸21をその軸方向に沿って図4の下方である突出する方向および図4の上方である引き込む方向の両方向に往復移動させることができるとともに、コイル28に通電しない非通電状態においては、永久磁石36を鍔部26の外側に配設するという簡単な構成で、永久磁石36の磁力によって、可動軸21を可動軸のいずれかの移動方向、すなわち、突出する方向または引き込む方向のいずれかに自己保持することができる。
したがって、本実施形態の電磁アクチュエータ3によれば、小型で自己保持可能なものを容易に得ることができる。
また、本実施形態の電磁アクチュエータ3によれば、永久磁石36が、環状に形成されているとともに、その磁極が前記可動軸21の移動方向に沿って並設されているので、可動軸21を突出する方向または引き込む方向に自己保持することが容易かつ確実にできる。
さらに、本実施形態の電磁アクチュエータ3によれば、環状に形成された一対のヨーク35が永久磁石36を挟んで対向配置されているとともに、これらのヨーク35の内周縁部35aが鍔部26の外周縁部を間において対向配置されているので、永久磁石36の磁力によって可動軸21を突出する方向または引き込む方向に効率よく吸引することができる。
さらにまた、本実施形態の電磁アクチュエータ3によれば、鍔部26の基端部26aが、厚肉に形成されているので、ヨーク35の内周縁部35aと鍔部26との距離が短くなるので、永久磁石36の磁力による鍔部26、ひいては可動軸21を突出する方向または引き込む方向に吸引する際の吸引力を強くすることができる。
またさらに、本実施形態の電磁アクチュエータ3によれば、コイル28の外側にバックヨーク33が配設されており、このバックヨーク33が、永久磁石36の外側を囲うように形成されているので、漏れ磁束を少なくすることができるとともに、バックヨーク33によって形成される磁界によって永久磁石36の磁力を小さくすることができる。その結果、可動軸21を軸方向に沿って往復移動させる時に、可動軸21の移動を妨げる方向に働く永久磁石36の磁力を小さくすることができる。すなわち、一対のヨーク35の内周縁部35aに対して可動軸21の鍔部26を離間しやすくしかも吸着しやすいバランスの取れた状態にすることができる。
本実施形態のバルブ機構1によれば、電磁アクチュエータ3のコイル28への通電の方向を切り換えることで、図1に示すダイアフラム6が弁座17の上方に離間した流路の開放状態と、図2に示すダイアフラム6が弁座17に当接した流路の遮断状態とを容易かつ確実に選択的に切り換えることができるとともに、コイル28への通電を行うことなく、流路の開放状態および流路の遮断状態、詳しくは流路の開放状態および流路の遮断状態のいずれかの状態を選択的に保持することができる。
本実施形態のバルブ機構1によれば、構造が簡単で小型の本実施形態の電磁アクチュエータ3がダイアフラム6の作動に用いられているので、小型で自己保持可能なものを容易に得ることができる。
さらに、本実施形態のバルブ機構1によれば、電磁アクチュエータ3の可動軸21によって往復移動可能なダイアフラム6と、このダイアフラム6の電磁アクチュエータ3の配設側とは反対側の背面に形成された弁室7と、弁室7に流体を流入させるための流入路12と、弁室7から流体を流出させるための流出路15と、弁室7と流出路15との接続部に配設されダイアフラム6が接離可能な弁座17とを有し、ダイアフラム6が、電磁アクチュエータ3の可動軸21によって弁室7からの流体の流出方向に移動することで弁座17に当接するように形成されているので、ダイアフラム6が流体の流出方向へ移動して弁座17に当接し、これにより流路を容易に遮断状態とすることができる。そして、ダイアフラム6が流体の流出方向へ移動して弁座17に当接して流路を遮断状態とするので、流路の遮断状態におけるダイアフラム6と弁座17との接触部分の密閉性を増加させることができる。
また、本実施形態のバルブ機構1によれば、流入路12と弁室7との相互問が、流出路15より小径の中間流路13によって接続されているので、流入路12から弁室7に流入する流体の流速が増加して圧力が低下することになり、流路を遮断するのに必要な力、詳しくは、可動軸21の弁当接面24によって弁体を弁座17に当接させる力を小さくすることができる。その結果、バルブ機構動作のための消費電力を低減することができる。
(第2実施形態)
図5、図6は本発明の第2の実施形態のバルブ機構の断面図である。自己保持型アクチュエータとして、上記電磁アクチュエータと同じものを用いて説明する。
図5は流路(バルブ)が遮断された閉状態、図6は流路(バルブ)が開放された開状態の場合を示している。
本発明の第2の実施形態のバルブ機構1Aでは、流路ユニット200は流路突起201aを備える下側流路プレート201、弾性膜202、上側流路プレート203で構成され、電磁アクチュエータ3がその流路ユニット200の上に配置されるものである。従来のバルブ機構に存在していたINLET及びOUTLETのための流路と導通遮断を行う弁体が、本実施形態では流路ユニット200内に電磁アクチュエータ3の配設側と弾性膜202の間に形成されたアクチュエータ側弁室211の部分と弾性膜202によって形成されている。弾性膜202としては、例えば、三菱樹脂製 桂樹 シリコンフィルム t=30μmなどが選定できる。
電磁アクチュエータ3を駆動させないときは、コイル28への通電はなく、可動軸(プランジャ)21は例えば、図5のように下位置(突出状態)にて保持されている。通常、システムを駆動させないときはこの位置で運転を休止しており、流路210は流路上の流路突起201aと弾性膜202により、閉じられているノーマリークローズのバルブを構成している。
この状態で、コイル28に適当な電流を通電すると、可動軸21は上位置(引込状態)に移動し、移動後通電を止めても、永久磁石36の吸引力により保持される。この状態で可動軸21に接合されている弾性膜202の一部はアクチュエータ側弁室211側に引き込まれて弾性変形し、アクチュエータ側弁室211の一部であった空間に連通路が確保されることにより、流入路210aと流出路210bが連通され、流路210は開放された開の状態となる。
再び、流路210を遮断された閉の状態にする場合は、コイル28に逆向きの適当な電流を通電することにより、可動軸21は下位置に移動する。移動後は通電を止めても、永久磁石36の吸引力により保持される。
本発明の第2の実施形態のバルブ機構1Aによれば、バルブ機構本体にはINLET及びOUTLETのための特別な流路を持つ必要がないので、バルブ機構1Aは自己保持型アクチュエータと一体化して小型化が可能となる。
また、第1の実施形態に比較して、ダイアフラム6を用いていないので、バルブ機構1Aの面積をとらずに済むので、小型化が可能となる。
さらに、ノーマリークローズの機構であるので、通常、システムを駆動させない時間的に長い休止状態で、弾性膜202は平面状の状態であり、テンションを受けない状態であるので、弾性強度の経時変化を受けにくいというメリットがある。すなわち、時間的に長い流路の遮断状態における弁体に加わる荷重が流路の開放状態における弁体に加わる荷重より小さく形成されているので、クリープしにくい。その結果、特性の経時変化が少なく、長期的な信頼性を確保できるというメリットがある。
そして、流路が閉じられている流路の遮断状態では、流路突起201aに弾性膜202が当接されるシンプルな構造となり、流路210の断面形状全体をふさぐ構成にできるので、閉状態の気密度を上げることができる。
(第3実施形態)
第1、2実施形態においては、平坦な薄い弾性材料に対して材料自体が持っている弾性率方向に力を加えて変位を行なった。しかしながら長期に渡って反復動作を繰り返すような機器である場合、このような平坦な薄い弾性材料に直接テンションを加えることは寿命を考慮するとあまり好ましくない。
一般的に反復動作を行なわせている部品の一例としてコイルスプリングがあるが、材料の持つ弾性率Eの他に線径、外形、巻数等によってばね性は決定され、反復動作における寿命を満足するように設計されている。本実施形態ではこのような点を鑑みて、弁体の形状を誠意工夫することで平坦な薄い弾性材料を配置するよりも負荷の少ない構造とし、寿命を延ばすことを可能とする構造を示す。
図7に本実施形態の弁体単体の斜視断面図を示す。弁体204は可撓性の折り返し部204aを中心底部204bと周囲に広がったスカート部204cとの間に持ち、ゴム成形等により全体が一体的に成形されている。このような形状により、可動軸21の変位に対して柔軟な可撓性が付与される。
図8、図9に弁体204を含んだバルブ機構の第3の実施形態を示す。図8はバルブ機構によって流路が遮断されている場合の位置関係であり、図9はバルブ機構によって流路が導通されている場合の位置関係である。
初期状態が図8に示したノーマルクローズの状態で弁体204にテンションがかからないような寸法関係でこの弁体は成形されており、弁座17に接触して流入路210aと流出路210bとを遮断している。下フランジ30には弁体収納部212が形成されており、弁体204の折り返し部204aが可動軸21の移動に伴って動くことを想定して逃げの空間を形成してある。
図9のように可動軸21を上に可動させるオープン動作時は、可動軸21の弁当接面24と弁体204の中心底部204bを接着しておくことで弁体204は持ち上げられ、下フランジ30に形成された弁体収納部212には弁体204の折り返し部204aが引きこまれることで、流入路210aと流出路210bは開放(導通)状態となる。
このような弁体204の構造によれば、可動軸21の変位によって弁体204へ加わるテンションは少なく、折り返し部204aの形状によって主にばね性が決まり、弁体材料の持つ弾性率に依存しにくくなるため、反復動作における寿命は改善することができる。
また本実施形態の弁体204は、周囲に広がったスカート部分204cを有しているので、バルブ機構を流路ユニット200に設置する場合に、このスカート部204cは流路内を流れる流体の漏洩を防止する部材として機能させることができる。
本発明の第3実施形態のバルブ機構1Bによれば、弁体204として一部に折り返し部204aを形成した可撓性のものとし、弁体収納部212を設けるようにしたので、可動軸21の突出状態、引込状態のいずれにおいても弁体204に加わるテンションを緩和でき、寿命を延ばせるという効果がある。
また、流路ユニット200に実装する際にスカート部204cが流路プレート203に密着するので、リークなく安定して動作させることができる。
本発明のバルブ機構は、燃料電池用のバルブ機構をはじめ多種多様の流体の制御機器に用いることができる。
また、上記各実施形態では、自己保持型のアクチュエータとして、前述したような構造の電磁アクチュエータを用いて説明したが、これに限定されるものではなく、他のものであってもよい。
なお、本発明は、前述した各実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
本発明に係る自己保持型アクチュエータを用いたバルブ機構の第1実施形態の流路の開放状態における要部の断面図 本発明に係る自己保持型アクチュエータを用いたバルブ機構の第1実施形態の流路の遮断状態における要部の断面図 本発明に係る自己保持型アクチュエータとして電磁アクチュエータを用いたバルブ機構の実施形態の平面図 本発明に係る自己保持型アクチュエータとしての電磁アクチュエータの要部を示す拡大断面図 本発明に係る自己保持型アクチュエータを用いたバルブ機構の第2実施形態の流路の遮断状態における要部の断面図 本発明に係る自己保持型アクチュエータを用いたバルブ機構の第2実施形態の流路の開放状態における要部の断面図 本発明に係る自己保持型アクチュエータを用いたバルブ機構の第3実施形態の弁体単体の斜視断面図 本発明に係る自己保持型アクチュエータを用いたバルブ機構の第3実施形態の流路の遮断状態における要部の断面図 本発明に係る自己保持型アクチュエータを用いたバルブ機構の第3実施形態の流路の開放状態における要部の断面図
符号の説明
1、1B、1C バルブ機構
2 弁本体
3 電磁アクチュエータ
4 ボディ
5 上蓋
6 ダイアフラム
7 弁室
8 ノズル
9 供給ノズル
9a 供給側内孔
10 吐出ノズル
10a 排出側内孔
11 供給側小径貫通孔
12 流入路
13 中間流路
15 流出路
17 弁座
18 取付部
19 筒状装着部
21 可動軸
26 鍔部
27 コイル保持部材
28 コイル
33 バックヨーク
35 ヨーク
35a 内周縁部
36 永久磁石
200 流路ユニット
201 下側流路プレート
201a 流路突起
202 弾性膜
203 上側流路プレート
204 弁体(薄い弾性材料)
204a 折り返し部
204b 中心底部
204c スカート部
210 流路
210a 流入路
210b 流出路
211 アクチュエータ側弁室
212 弁体収納部
DS 駆動側
FS 流体側
SS 供給側
ES 排出側

Claims (12)

  1. 磁性体により形成され軸方向に沿って両方向に往復移動可能に配設された可動軸と、この可動軸の外側に配設されたコイルとを有する電磁アクチュエータを用いたバルブ機構であって、
    前記電磁アクチュエータは、前記可動軸の一端部側に鍔部が形成されているとともに、この鍔部の外側に永久磁石が配設されており、
    前記可動軸が、前記永久磁石の磁力によって可動軸のいずれかの移動方向に吸引されるように形成されていることを特徴とするバルブ機構。
  2. 電磁アクチュエータと、この電磁アクチュエータの可動軸によって往復移動可能な弁体と、この弁体の前記電磁アクチュエータの配設側とは反対側の背面に形成された弁室と、前記弁室に流体を流入させるための流入路と、前記弁室から流体を流出させるための流出路と、前記弁室と流出路との接続部に配設され前記弁体が接離可能な弁座とを有し、
    前記弁体が、前記電磁アクチュエータの可動軸によって前記弁室からの流体の流出方向に移動することで前記弁座に当接するように形成されており、
    前記電磁アクチュエータは、
    磁性体により形成され軸方向に沿って両方向に往復移動可能に配設された可動軸と、この可動軸の外側に配設されたコイルとを有し、
    前記可動軸の一端部側に鍔部が形成されているとともに、この鍔部の外側に永久磁石が配設されており、
    前記可動軸が、前記永久磁石の磁力によって可動軸のいずれかの移動方向に吸引されるように形成されている
    ことを特徴とするバルブ機構。
  3. 前記流入路と弁室との相互間が、前記流入路より小径の中間流路によって接続されていることを特徴とする請求項2に記載のバルブ機構。
  4. 前記弁体が、ダイアフラムであることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のバルブ機構。
  5. 前記弁体が、可撓性の折り返し部と前記折り返し部の外側に平坦なスカート部とを持つ弾性材料からなることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のバルブ機構。
  6. アクチュエータの可動軸によって往復移動可能な弁体と、
    前記弁体の前記アクチュエータの配設側とは反対側の背面に、流体を流入させるための流入路と、流体を流出させるための流出路とを備える流路を有し、
    前記可動軸の突出、引込の保持位置への移動に連動して、前記弁体が移動することにより、前記流入路と前記流出路との間の開閉を制御するとともに、前記流路の遮断状態における前記弁体に加わる荷重が前記流路の開放状態における前記弁体に加わる荷重より小さく形成されていることを特徴とするバルブ機構。
  7. 前記弁体の前記アクチュエータの配設側とは反対側の背面に形成された弁室と、前記弁室と前記流出路との接続部に配設され前記弁体が接離可能な弁座とを有し、
    前記弁体が、前記可動軸によって前記弁室からの流体の流出方向に移動することで前記弁座に当接するように形成されていることを特徴とする請求項6に記載のバルブ機構。
  8. 前記アクチュエータが、自己保持型であることを特徴とする請求項6に記載のバルブ機構。
  9. 前記弁体が、弾性膜であることを特徴とする請求項6に記載のバルブ機構。
  10. 前記流路には、前記アクチュエータの配設側と前記弾性膜を介して反対側の壁面に流路突起を備え、
    前記可動軸の突出位置で前記弾性膜と前記流路突起が当接することにより、前記流路が閉状態になることを特徴とする請求項9に記載のバルブ機構。
  11. 前記弾性膜の前記アクチュエータの配設側にアクチュエータ側弁室を備え、
    前記可動軸が引込位置に移動するときに、前記弾性膜の一部が前記アクチュエータ側弁室に引き込まれることにより、前記アクチュエータ側弁室の一部であった空間に前記流入路と前記流出路を繋ぐ連通路が確保されることにより、前記流路が開状態になることを特徴とする請求項9に記載のバルブ機構。
  12. 前記可動軸の突出位置で、前記弁体にかかる荷重は、前記可動軸の引込位置で、前記弁体にかかる荷重より小さいことを特徴とする請求項6に記載のバルブ機構。
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