JP2006043019A - パチンコ島台 - Google Patents

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Abstract

【課題】 貯留タンクを構成する基体の厚み等が変わった場合であっても、柔軟に貯留タンクの開口部を保護することができるパチンコ島台を提供する。
【解決方法】 パチンコ島台1は、パチンコ玉を通過させる第1排出口11aと、パチンコ玉を誘導する第1誘導面41が形成される第1誘導部材40と、パチンコ玉を誘導する第2誘導面61が形成されると共に第1誘導部材40に連続的に配置される第2誘導部材60と、が設けられ、第1誘導部材40は、第1誘導面41の端部が第1排出口11aから突出する状態と貯留タンク4の内部に収納される状態との間で取付位置を変更可能であるため、貯留タンク4を構成する第1誘導側板83の厚みが膨張等により変化する、あるいは、上段接続部材12が製品誤差により正確な長さで形成されないような場合であっても、第1排出口11aの下端面15aを確実に保護することができる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、複数の遊技機が列設されると共に、該遊技機で使用するパチンコ玉を貯留する貯留タンクが設けられたパチンコ島台に関するものである。
周知のように、遊技機としてのパチンコ機が設置されるパチンコ島台の上部には、研磨揚送されたパチンコ玉を貯留するための貯留タンクが備えられている。また、パチンコ島台が、貯留タンク間に架け渡される交流樋によってパチンコ玉のやり取りを行なう、いわゆる島交流方式のパチンコ島台である場合には、このパチンコ島台の上部に備えられる貯留タンクの側壁に、交流樋が接続される開口部が形成されている。
この開口部は、交流樋で送られてくるパチンコ玉を受け入れたり、あるいは交流樋へパチンコ玉を送り出す部分であるため、何の保護もされていない場合には、パチンコ玉が直接接することにより破損や変形等を起こすことがあり、特に開口部の下端面ではこの傾向が顕著である。このため、通常、開口部には下端面を保護するために何らかの対策が施されている。
このような開口部を保護するための対策の一つとして、交流樋を貯留タンクに接続する際、交流樋の端部を貯留タンクの内部まで延長して開口部の下端面を交流樋の底面部で完全に覆い、交流樋内のパチンコ玉が開口部の下端面に直接接しないようにすることにより、開口部の下端面を保護するものが提案されている(例えば、特許文献1、特に図3参照)。
ところで、貯留タンクに架け渡される交流樋は約2〜3mの長さを有し、美観の観点から、通常、架け渡される貯留タンクの間で分割されることなく形成されている。そして、この交流樋の設置は、交流樋を現場作業員が肩に抱えて持ち上げ、隣り合う貯留タンクのそれぞれの開口部の間に架け渡すことにより行なわれる。
しかしながら、特許文献1に係る貯留タンク及び開口部の場合、上記のように交流樋を設置する際、交流樋の一端部を一方の貯留タンクの開口部からその内部に挿入した状態で、交流樋の他端部を他方の貯留タンクの開口部からその内部に挿入させることとなるが、交流樋の長さが開口部間の距離よりも長いため、交流樋の他端部を他方の貯留タンクの開口部に挿入させる際に、この他方の貯留タンクを傾けなければ、他方の貯留タンクの開口部に挿入できない場合があった。通常、貯留タンクは、2〜3人の作業者によって持ち上げることによりパチンコ島台の上部に設置した後、その設置位置を調整し貯留タンクがパチンコ島台の上部から落ちないように安全性の観点から一旦固定するが、交流樋の設置のために貯留タンクを傾けなければならなくなるとその固定を弛め、多少、貯留タンクの設置位置を移動させなければならなくなる。これでは、再び設置位置を調整しなければならなくなり、貯留タンクを持ち上げ設置した際の設置作業が無駄になってしまう。
また、交流樋の設置の作業自体、交流樋を支える作業員と貯留タンクを傾ける作業員の少なくとも2人の作業員が必要である。このように、上記した特許文献1に係る貯留タンク及び開口部においては、貯留タンクに交流樋を架け渡す作業は、人手と手間のかかる作業であるという問題があった。
そこで、本出願人は、交流樋の長さは、隣り合う貯留タンクの開口部間の長さ程度が適切であると判断し、このような交流樋を開口部間に架け渡すと共に、その両端部をそれぞれ開口部に接続するため、上方が開口した略コ字形状の接続部材を開口部の下部に設け、この接続部材に交流樋を載置する方式を採用した。
しかしながら、上記した方式は、交流樋を貯留タンク間に架け渡す際の人手や手間という点では合理的であるが、開口部の下端面を保護するという当初の課題を解決できるものではなかった。このため、当初の課題を解決するために、本出願人は、更に、交流樋を載置する接続部材の底面端部を開口部の下端面の内側端部まで延長し、接続部材の底面端部を開口部の下端面の上方に位置させることにより開口部の下端面を保護することを考案した。
特開2001−314635号公報
ところが、延長された接続部材の底面端部によって開口部の下端面を確実に保護できる範囲、即ち、接続部材の底面端部と開口部の貯留タンク内部側の端部とが正確に一致する場合には問題ないが、例えば、製品誤差等により接続部材の底面端部の長さが短い場合や、あるいは貯留タンクが木製であってその厚みが膨張した場合のように、開口部の下端面の長さが変わり、開口部の下端面が露出してしまうと、下端面にパチンコ玉が直接接することにより破損や変形等を起こしてしまう場合があった。
また、反対に接続部材の底面端部の長さが長すぎて、その底面端部が開口部の貯留タンク内部側の端部よりも貯留タンク内部側に突出した場合、貯留タンク内に設けられる構造物、例えば、振分機構に干渉してしまい、振分機構を貯留タンクから取り外す際に接続部材も取り外さなければならないという不具合が生じてしまうという問題があった。振分機構等の貯留タンク内の構造物は、接続部材が取り付けられているか否かに係わらず、取り外すことができるものであることが望ましい。
上記したように、従来技術における貯留タンクには、貯留タンクに形成された開口部の下端面を確実に保護するための部材の位置を微調整するという技術思想はなく、これは、パチンコ島台の上部に設けられる上部貯留タンクに限らず、パチンコ島台内に設けられる下部貯留タンクについても同様であった。
そこで、本発明は、上記した事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、貯留タンクを構成する基体の厚み等が変わった場合であっても、柔軟に貯留タンクの開口部を保護することができるパチンコ島台を提供することにある。
そこで、請求項1に係る発明について、図面を参照して説明すると、図5及び図6に示すように、複数のパチンコ機(遊技機)2が列設されると共に、該パチンコ機2で使用するパチンコ玉を貯留する貯留タンク4が設けられたパチンコ島台1において、該パチンコ島台1は、前記貯留タンク4に設けられ且つパチンコ玉を前記貯留タンク4の内外に通過させるための第1排出口(開口部)11aと、傾斜面によってパチンコ玉を誘導する第1誘導面41が形成される第1誘導部材40と、前記第1誘導面41と同じ傾斜方向の傾斜面によってパチンコ玉を誘導する第2誘導面61が形成されると共に前記第1誘導部材40の前記第1排出口11a側と反対側の端部に連続的に配置される第2誘導部材60と、が設けられ、前記第1誘導部材40と前記第2誘導部材60とは、連続的に配置される部分が重なるように配置され、前記第1誘導部材40は、前記第1誘導面41の前記第1排出口11a側の端部が、前記第1排出口11aから突出して前記第1排出口11aの下端面15aの上方に位置することにより該下端面15aを保護する状態と、該下端面15aの上方に位置しない状態と、の間で任意に取付位置を変更可能であることを特徴とするパチンコ島台1とした。
また、請求項2に係る発明では、図面を参照して説明すると、図6に示すように、請求項1に記載されるパチンコ島台1は、前記第1誘導部材40の下部には、底面部材33(所定の底面部)に当接する第1取付片42が形成され、該第1取付片42は、前記第1誘導部材40を前記底面部材33に取り付けるための取付部材が挿通される第1取付穴43が形成されると共に、前記第1誘導部材40及び前記第2誘導部材60を前記底面部材33に取り付けた際に前記第1誘導面41及び前記第2誘導面61の下方に形成されるパチンコ玉が進入しないパチンコ玉非進入空間65aに位置し、前記第1誘導部材40は、前記第1取付片42の前記底面部材33に対する当接位置を変更することにより、前記貯留タンク4に対する取付位置が変更されることを特徴とするパチンコ島台1とした。
また、請求項3に係る発明では、図面を参照して説明すると、図6及び図7に示すように、請求項1又は請求項2に記載されるパチンコ島台1は、前記貯留タンク4には、前記第1排出口11aと該第1排出口11aに対面する第2誘導側板(側壁)84との間に、上方が開口した断面コ字形状に形成される本体ベース31が着脱可能に架け渡され、前記第1誘導部材40及び第2誘導部材60は、前記第1誘導面41の前記第1排出口11a側の端部が前記第1排出口11aに臨むように前記本体ベース31の内部に設けることにより、前記本体ベース31と一体的に構成されていることを特徴とするパチンコ島台1とした。
請求項1に係る発明においては、パチンコ島台1は、貯留タンク4に設けられ且つパチンコ玉を前記貯留タンク4の内外に通過させるための第1排出口11aと、傾斜面によってパチンコ玉を誘導する第1誘導面41が形成される第1誘導部材40と、第1誘導面41と同じ傾斜方向の傾斜面によってパチンコ玉を誘導する第2誘導面61が形成されると共に第1誘導部材40の第1排出口11a側と反対側の端部に連続的に配置される第2誘導部材60と、が設けられ、第1誘導部材40と第2誘導部材60とは、連続的に配置される部分が重なるように配置され、第1誘導部材40は、第1誘導面41の第1排出口11a側の端部が、第1排出口11aから突出して第1排出口11aの下端面15aの上方に位置することにより下端面15aを保護する状態と、下端面15aの上方に位置しない状態と、の間で任意に取付位置を変更することができる。このように、第1誘導面41の第1排出口11a側の端部を第1排出口11aから貯留タンク4の外側に突出させることにより、第1誘導面41の第1排出口11a側の端部によって第1排出口11aの下端面15aを保護することができる。このため、例えば、第1排出口11aに上段交流樋8を接続するため第1排出口11aの下部に設けた上段接続部材12の底面端部を第1排出口11aの貯留タンク4内部側の端部まで延長することにより、第1排出口11aの下端面15aの下端面15bを保護する場合のように、上段接続部材12が製品誤差により短く形成される、あるいは、貯留タンク4の第1誘導側板83が膨張する等によって、第1排出口11aの下端面15aが露出してしまうということがない。また、反対に上段接続部材12の底面端部が製品誤差等により長く形成されて、貯留タンク4内の構造物に上段接続部材12の底面端部が干渉してしまうということがない。
このように、本実施形態においては、貯留タンク4を構成する第1誘導側板83の厚みが膨張等により変化する、あるいは、上段接続部材12が製品誤差により正確な長さで形成されないような場合であっても、第1排出口11aの下端面15aを確実に保護することができる。なお、本実施形態においては、第2排出口11bに対しても同様なことが言える。
請求項2に係る発明においては、第1誘導部材40の下部には、底面部材33に当接する第1取付片42が形成され、第1取付片42は、第1誘導部材40を底面部材33に取り付けるための取付部材が挿通される第1取付穴43が形成されると共に、第1誘導部材40及び第2誘導部材60を底面部材33に取り付けた際に第1誘導面41及び第2誘導面61の下方に形成されるパチンコ玉が進入しないパチンコ玉非進入空間65aに位置し、第1誘導部材40は、第1取付片42の貯留タンク4に対する当接位置を変更することにより、貯留タンク4に対する取付位置が変更される。このように構成することにより、第1誘導面41及び第2誘導面61の下方に形成される、パチンコ玉非進入空間65aという使用されていない空間を第1取付片42の配置位置として有効に活用することができる。
また、第1誘導部材40の貯留タンク4に対する取付位置を変更する際に貯留タンク4に対するその当接位置が変更される第1取付片42が、パチンコ玉非進入空間65a内に位置しているため外部から見えることがない。このため、第1排出口11aの下端面15aを保護するための機構の意匠性を高めることができる。
また、第1取付片42がパチンコ玉非進入空間65a内に位置しているため、第1誘導部材40を固定するために第1取付片42に挿通される取付部材にパチンコ玉が接触することがなく、取付部材が破損や損傷等することがない。
請求項3に係る発明においては、貯留タンク4には、第1排出口11aと第1排出口11aに対面する第2誘導側板84との間に、上方が開口した断面コ字形状に形成される本体ベース31が着脱可能に架け渡され、第1誘導部材40及び第2誘導部材60は、第1誘導部材40を第1誘導面41の第1排出口11a側の端部が第1排出口11aに臨むように本体ベース31の内部に設けることにより、前記本体ベース31と一体的に構成されている。このように構成することにより、第1誘導部材40を本体ベース31に予め組み立てておくことで、第1誘導部材40及び第2誘導部材60の組立体として保管し易くなると共に、貯留タンク4等に組み付ける際にも容易に組み付けることができ、作業効率の向上を図ることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。まず、図1を参照して玉磨き揚送装置20が設置されるパチンコ島台1の概要について説明する。図1は、複数のパチンコ島台1を示す斜視図である。なお、以下の説明において、パチンコ島台1の長手方向(パチンコ機2の左右方向)を左右方向、この左右方向と直交する方向(パチンコ機2の奥行き方向)を前後方向という場合がある。また、玉磨き揚送装置20を挟んで優先貯留タンクが設置されている側(図1において、玉磨き揚送装置収納部3の左側)を優先側、非優先貯留タンクが設置されている側(図1において、玉磨き揚送装置収納部3の右側)を非優先側という場合がある。
図1において、パチンコ島台1は、周知のように、直方体状に枠組み構成され、その長手方向両面に複数のパチンコ機(遊技機)2を背向列設するようになっている。パチンコ島台1のほぼ中央には、玉磨き揚送装置20(図2参照)が内部に設置される玉磨き揚送装置収納部3が設けられている。本実施形態に係る玉磨き揚送装置20は、帯状の搬送ベルト21(図2参照)によってパチンコ玉を揚送するものであり、パチンコ島台1の長手方向と直交するように配置されて下部の導入樋(図示しない)から導入されたパチンコ玉を研磨部材(図示しない,布ベルト等)によって研磨しながら上部に揚送し、上部の排出樋部22(図2参照)からパチンコ島台1の上部に設けられる上部貯留タンクとしての貯留タンク4に排出するものである。玉磨き揚送装置20により貯留タンク4に揚送されたパチンコ玉は、貯留タンク4に接続された補給樋(図示しない)によってパチンコ機2の背面上部に設けられた賞球タンク(図示しない)に供給され、景品玉や遊技玉として使用される。なお、図1において、一番右に描かれているパチンコ島台1が片面島であり、その他は、両面島と言われるパチンコ島台である。
一方、パチンコ機2で使用されたパチンコ玉は、パチンコ機2の下方に設けられたアウト玉回収樋(図示しない)により回収された後、パチンコ島台1の下部に備えられた下部貯留タンクとしての優先貯留タンク及び非優先貯留タンク(図示しない)に導かれる。そして、この優先貯留タンク及び非優先貯留タンクから再び玉磨き揚送装置20によって貯留タンク4へ揚送される。これによってパチンコ玉がパチンコ島台1内を循環する。
また、本実施形態では、遊技場内に設置されている全てのパチンコ島台1が、パチンコ島台1毎で保有しているパチンコ玉の玉量がほぼ均等になるように、パチンコ島台1間に上段交流樋8及び下段交流樋9を架け渡し、周知の均一制御(特願平8−267808号公報参照)を経て、パチンコ玉のやり取りを行っている。なお、パチンコ島台1間のパチンコ玉のやり取りは、排出口(開口部)10から流出し、上段交流樋8を通り、上段交流樋8と下段交流樋9とが連結された連結部14で下段交流樋9へ誘導され、隣接するパチンコ島台1の導入口(開口部)11から貯留タンク4へ取り込まれた後、優先貯留タンク又は非優先貯留タンク(図示しない)に誘導される。
なお、上記した上段交流樋8は、図1の部分拡大図に示すように、隣接するパチンコ島台1にパチンコ玉を供給する際にパチンコ玉を排出するための排出口(開口部)10に接続されるものである。この排出口10の下方には、上方が開口したコ字形状の上段接続部材12が取り付けられており、上段交流樋8の端部の底面をこの上段接続部材12が下方から支えることにより、上段交流樋8が排出口10に対して取り付けられる。
また、上記した下段交流樋9は、図1の部分拡大図に示すように、隣接するパチンコ島台1から供給されるパチンコ玉を受け入れるための導入口(開口部)11に接続されるものである。導入口11の下方には、上方が開口したコ字形状の下段接続部材13が取り付けられており、下段交流樋9の端部の底面をこの下段接続部材13が下方から支えることにより、下段交流樋9が導入口11に対して取り付けられる。
しかして、隣接するパチンコ島台1へのパチンコ玉の供給が十分になると、貯留タンク4内のパチンコ玉は、次に、オーバーフローダクト(図示しない)を介して優先貯留タンク(図示しない)に導かれ、この優先貯留タンク(図示しない)もパチンコ玉で満タンになると非優先貯留タンク(図示しない)に導かれるようになる。なお、貯留タンク4内でのパチンコ玉の流れについては、後に詳述する。
一方、パチンコ島台1の長手方向の一端部には、遊技者が獲得した賞品玉を返却して計数するための玉返却装置5が備え付けられている。この玉返却装置5は、非優先貯留タンク(図示しない)が内蔵される端部に設けられることが望ましい。これは、通常の営業状態でほとんど満杯状態となることのない非優先貯留タンク(図示しない)の方が、玉返却装置5からの賞球の返却を確実に行うことができるからである。しかして、玉返却装置5に返却されたパチンコ玉は、非優先貯留タンク(図示しない)内に誘導され、貯留されることとなる。
また、上記した玉返却装置5の上方には、優先貯留タンク(図示しない)内のパチンコ玉の貯留状態を示す優先側貯留状態表示器6a及び、非優先貯留タンク(図示しない)内のパチンコ玉の貯留状態を示す非優先側貯留状態表示器6bが備えられている。優先側貯留状態表示器6aは、優先貯留タンク(図示しない)内に設けられた貯留センサ(図示しない)がパチンコ玉を検出することにより発信する検出信号に対応して、点灯されることにより優先貯留タンク(図示しない)内のパチンコ玉の貯留状態を把握するためのものである。
同様に、非優先側貯留状態表示器6bは、非優先貯留タンク(図示しない)内に設けられた貯留センサ(図示しない)がパチンコ玉を検出することにより発信する検出信号に対応して、点灯されることにより非優先貯留タンク(図示しない)内のパチンコ玉の貯留状態を把握するためのものである。
更に、優先側貯留状態表示器6a,非優先側貯留状態表示器6bの上方には、代表ランプ7が設けられている。この代表ランプ7は、パチンコ機2に設けられたスイッチ(図示しない)を遊技者が押すことにより点灯するものであり、パチンコ機2で玉詰まりを起こしたとき等に遊技者が遊技場の係員にその旨を報知するためのものである。
以上、パチンコ島台1の概要について説明したが、次に、本実施形態の要部を構成する貯留タンク4及びこの貯留タンク4に設けられる振分機構30について、図2乃至図12を参照して説明する。図2は、貯留タンク4,振分機構30及び玉磨き揚送装置20の関係を示す斜視図であり、図3は、振分機構30の分解斜視図であり、図4は、振分機構30を組み立てた状態の斜視図であり、図5は、振分機構30の組み立てる状態を示す側面図であり、図6は、振分機構30を組み立てた状態の側面図であり、図7は、貯留タンク4内にパチンコ玉が誘導される状態を示す斜視図であり、図8は、貯留タンク4内のパチンコ玉が振分機構30側に誘導される状態を示す斜視図であり、図9は、貯留タンク4内のパチンコ玉がオーバーフロー側に誘導される状態を示す斜視図であり、図10は、振分機構30において、パチンコ玉の上部誘導面71上の位置の違いによる振り分け方向の違いを示す側面図であり、図11は、上部誘導面71上で近接する2つのパチンコ玉の振分方向の違いを示す側面図であり、図12は、パチンコ玉を一方向に誘導する構造の振分機構30の分解斜視図である。
図2において、図2に示す貯留タンク4は、図1に示す貯留タンク4の非優先側の一部を示しており、優先側の側壁を構成する優先側板81,非優先側の側壁を構成する非優先側板82,後述する振分機構30の第1誘導面41側の側壁を構成する第1誘導側板83,後述する振分機構30の第2誘導面61側の側壁を構成する第2誘導側板84,上面を構成する上面板95(図1参照)等の複数の部材を組み合わせることにより立方体形状に形成されるものである。なお、図2において、玉磨き揚送装置20が設置されている側(図中、左側)が優先側であり、玉磨き揚送装置20が設置されている側と反対側(図中、右側)が非優先側である。
上記した貯留タンク4を構成する部材のうち、優先側板81の上部には玉磨き揚送装置20の排出樋部22から排出されたパチンコ玉を貯留タンク4内に受け入れるための受入口85が形成されている。また、第1誘導側板83の下方には、振分機構30によって第1誘導面41側に振り分けられたパチンコ玉を排出するための第1排出口11aが形成されている。更に、第2誘導側板84の下方には、振分機構30によって第2誘導面61側に振り分けられたパチンコ玉を排出するための第2排出口11bが形成されている。なお、これら第1排出口11a及び第2排出口11bは、図1で言えば、排出口10と連通しており、図1でいうところの導入口11と連通している箇所は、図2(図5乃至図9も同様)では省略して描かれている。
また、貯留タンク4内の下部は、貯留タンク4に貯留されたパチンコ玉の補給樋(図示しない)への誘導,振り分け及びオーバーフローダクトへの誘導を行なうための貯留タンク底部80として形成されている。具体的には、まず、貯留タンク底部80の中央部には、その上部に振分機構30が載置される載置部材86が、第1排出口11aと第2排出口11bとの間に架け渡されるように設けられている。この載置部材86は、その上面の中央部分は振分機構30が載置される載置面87として形成されると共に、この載置面87の両側方は振分機構30の載置位置を決める位置決め凸部88として、載置面87よりも上方側に突出して形成されている。
また、載置部材86の非優先側の側方には、貯留タンク4内のパチンコ玉を補給樋に向けて誘導するための第1補給誘導面89,第2補給誘導面90及び補給誘導穴91が設けられている。第1補給誘導面89は、第1誘導側板83側から第1誘導側板83と第2誘導側板84との間のほぼ中央に向けて下り傾斜して形成されるものであり、第2補給誘導面90は、第2誘導側板84側から第1誘導側板83と第2誘導側板84との間のほぼ中央に向けて下り傾斜して形成されるものである。そして、第1補給誘導面89の下流端及び第2補給誘導面90の下流端が形成される位置に補給誘導穴91が形成されている。
一方、載置部材86の優先側の側方には、貯留タンク4内のパチンコ玉をオーバーフローダクトを介して優先貯留タンク又は非優先貯留タンク(図示しない)に誘導するためのオーバーフロー誘導面92及びオーバーフロー誘導穴93が設けられている。オーバーフロー誘導面92は、第2誘導側板84側から第1誘導側板83に向けて下り傾斜して形成されるものであり、このオーバーフロー誘導面92の下流端の近傍にオーバーフロー誘導穴93が形成されている。
以上、貯留タンク4の構成について説明したが、次に、振分機構30の構成について説明する。振分機構30は、主として、パチンコ玉を振り分けるための振分頂部63が形成されている山型形状の振分部と、下り傾斜状に形成される上部誘導面71と、から構成されている。
上記した振分部は、傾斜面によってパチンコ玉を誘導する第1誘導面41が形成される第1誘導部材40と、第1誘導面41と反対の傾斜方向の傾斜面によってパチンコ玉を誘導する第3誘導面51が形成される第3誘導部材50と、第1誘導面41と同じ傾斜方向の傾斜面によってパチンコ玉を誘導する第2誘導面61及び、第3誘導面51と同じ傾斜方向の傾斜面によってパチンコ玉を誘導する第4誘導面62によって形成される振分頂部63を含む第2誘導部材60と、により構成されるものである。
また、振分機構30は、上方が開口した断面コ字形状に形成される本体ベース31の上部の一側方に上部誘導面71を設け、更に、振分機構30を組み立てて貯留タンク4に装着した場合に、図6に示すように、第1誘導面41及び第3誘導面51の下流側がそれぞれ第1排出口11a及び第2排出口11bに臨むように、第1誘導部材40,第2誘導部材60及び第3誘導部材50を本体ベース31の内部に設けることにより、本体ベースと31と一体的に構成されるものである。
そこで、振分機構30を構成する上記した各部材について、以下に説明する。まず、本体ベース31は、図3に示すように、本体ベース31の底部を構成する鉄板を略コの字状に形成した底板部材33の左右両側方に、長方形状の側板部材32を取付ネジ36によって取り付けることにより、上記したように上方が開口した断面コ字形状に形成されるものである。この本体ベース31の上部の一側方には、振分機構30を組み立てた際、第1誘導面41及び第2誘導面61の上方に位置する上部誘導部材70が設けられており、この上部誘導部材70の上面は、第2誘導面61の上流側にパチンコ玉を落下させるように誘導面が下り傾斜状に配置される上部誘導面71が形成されている。
また、上部誘導面71が形成されていない他方の側板部材32の上方隅角部は、取付ネジ36で取り付けられた連結部材35によって連結されているため、本体ベース31の強度が高められている。更に、底板部材33の長手方向の両端部には、振分機構30を組み立てた際に、後述する第1誘導部材40の第1係止部45及び第3誘導部材50の第3係止部55がそれぞれ係止される、係止片34a(図5,6参照),34bが突設されている。
次に、第1誘導部材40は、図3に示すように、その上部にパチンコ玉を一方向に誘導するための第1誘導面41が形成されている。この第1誘導面41は、振分機構30を組み立てて貯留タンク4に装着した場合に、貯留タンク4の第1排出口11a側に臨むように下り傾斜するように形成されている。また、第1誘導面41の両側方の下部には、第1誘導部材40を本体ベース31の内部に取り付けた際、本体ベース31の底板部材33に当接する第1側片44が形成されている。この第1側片44の第1誘導面41の下流側の下方には、係止片34aに係止する第1係止部45が形成されている。
また、第1誘導面41の上流側の下方には、第1誘導部材40を本体ベース31の内部に取り付けた際、本体ベース31の底板部材33に当接する第1取付片42が形成されている。この第1取付片42は、L字形状に形成されると共に、底板部材33に当接する面に、第1誘導部材40を本体ベース31に固定するための取付ネジ等(取付部材;図示しない)が挿通される第1取付穴43が2箇所形成されている。この第1取付穴43は、第1誘導部材40の長手方向で長穴形状に形成されるものである。
次に、第3誘導部材50は、図3に示すように、その上部にパチンコ玉を第1誘導部材40とは反対方向に誘導するための第3誘導面51が形成されている。なお、第3誘導部材50は、本体ベース31に取り付ける際に第1誘導部材40と反対の方向に取り付けるものであるため、第1誘導部材40とは反対方向にパチンコ玉を誘導するものであるが、その形状は第1誘導部材40とまったく同様である。このため、第3誘導部材50の詳細な説明は省略する。なお、第1誘導部材40における第1取付片42,第1取付穴43,第1側片44及び第1係止部45は、第3誘導部材50における第3取付片52,第3取付穴53,第3側片54及び第3係止部55と対応している。
このように、第1誘導部材40と第3誘導部材50とは、同一の形状で形成されているため、第1誘導部材40と第3誘導部材50とを同一部材で共用することができるため、部品点数の削減による製造コストの低減を図ることができる。
次に、第2誘導部材60は、図6に示すように、その上部に第2誘導面61と第4誘導面62とにより形成されるパチンコ玉を振り分けるための振分頂部63が形成されている。第4誘導面62は、第2誘導面61よりも急な勾配の傾斜面によって形成されると共に、その流下方向の長さは第2誘導面61の流下方向の長さよりも短く形成されている。従って、振分頂部63は、第2誘導部材60の長手方向の中央よりも、第3誘導部材50側に位置している。また、第2誘導面61及び第4誘導面62の両側方の下部には、第2誘導部材60を本体ベース31の内部に取り付けた際、本体ベース31の底板部材33に当接する第2側片64が形成されている。
しかして、上記した各部材によって、振分機構30を組み立てるには、図5に示すように、まず、第1誘導部材40を第1取付片42及び第1側片44が底板部材33に当接するように本体ベース31内に設置し、第1取付片42の第1取付穴43(図3参照)に挿通した取付ネジ(図示しない)を底板部材33に形成された取付ネジ穴(図示しない)に螺着する。同様に、第3誘導部材50を第3取付片52及び第3側片54が底板部材33に当接するように本体ベース31内に設置し、第3取付片52の第3取付穴53(図3参照)に挿通した取付ネジ(図示しない)を底板部材33に形成された取付ネジ穴(図示しない)に螺着する。
このとき、取付ネジは仮止めの状態にしておく。ここで、取付ネジが挿通される第1取付穴43及び第3取付穴53は、前述したように、第1誘導部材40及び第3誘導部材50の長手方向で長穴状に形成されているため、取付ネジが仮止めの状態のときには、第1誘導部材40及び第3誘導部材50は、第1取付穴43及び第3取付穴53の長さの範囲で移動させることができる。
上記のように、本体ベース31に仮止めされた第1誘導部材40及び第3誘導部材50を、第1誘導面41及び第3誘導面51の下流端が本体ベース31の内部に位置するように本体ベース31の中央方向に移動させておく。このように、第1誘導部材40及び第3誘導部材50が仮止めされた状態の本体ベース31を、貯留タンク4の貯留タンク底部80に形成された載置面87(図2参照)に載置する。本体ベース31を載置面87に載置した後、第1誘導部材40及び第3誘導部材50を図5の矢印A,Bで示す方向にそれぞれ移動させて、図6に示すように、第1誘導面41及び第3誘導面51の下流端を貯留タンク4の外側に突出させる。このとき、第1誘導部材40及び第3誘導部材50にそれぞれ形成された第1係止部45及び第3係止部55が、本体ベース31の係止片34a,34bに係止し、第1誘導部材40及び第3誘導部材50の移動を規制する。
上記のように、第1誘導面41及び第3誘導面51の下流端が貯留タンク4の外側に突出した状態で、第1誘導部材40及び第3誘導部材50を仮止めしていた取付ネジを締め付けることにより、第1誘導部材40及び第3誘導部材50が固定される。そして、第1誘導部材40及び第3誘導部材50が固定された状態で、図5に示すように、第2誘導部材60を本体ベース31の上方から第1誘導部材40と第3誘導部材50との間に取り付けることにより、振分機構30が組み立てられることとなる。
このように、振分機構30が組み立てられた状態では、第1誘導部材40と第2誘導部材60とが連続的に配置されるが、この第2誘導部材60は第1誘導部材40の第1排出口11a側と反対側の端部に連続的に配置されるものである。 同様に、振分機構30が組み立てられた状態では、第3誘導部材50と第2誘導部材60とが連続的に配置されるが、この第2誘導部材60は第3誘導部材50の第2排出口11b側と反対側の端部に連続的に配置されるものである。
第1誘導部材40と第2誘導部材60とは、上記のように連続的に配置されるものであるが、この連続する部分、即ち、第1誘導面41の上流端と第2誘導面61の下流端とは、第2誘導面61の下流端が第1誘導面41の上流端に対して上方から重なるように配置されるものである。また、同様に、第3誘導部材50と第2誘導部材60とは、上記のように連続的に配置されるものであるが、この連続する部分、即ち、第3誘導面51の上流端と第4誘導面62の下流端とは、第4誘導面62の下流端が第3誘導面51の上流端に対して上方から重なるように配置されるものである。
更に、振分機構30が組み立てられた状態では、第1誘導面41及び第2誘導面61の上方に上部誘導面71が位置することとなる。なお、このように貯留タンク4内に振分機構30が設けられた状態では、貯留タンク4の第1補給誘導面89と上部誘導面71とは、ほぼ平行となるように構成されている。
上記のように、第1誘導面41及び第2誘導面61の下流側が、それぞれ第1排出口11a及び第2排出口11bから貯留タンク4の外側まで延設されて、第1排出口11a及び第2排出口11bの下端面15a,15bがそれぞれ第1誘導面41及び第2誘導面61の下流側の下方に位置するため、第1誘導面41及び第2誘導面61により第1排出口11a及び第2排出口11bを介して貯留タンク4からパチンコ玉が排出される際、第1排出口11a及び第2排出口11bの下端面15a,15bにパチンコ玉が衝突することがなく、第1排出口11a及び第2排出口11bが破損や変形をしてしまうという不具合を回避することができる。
また、第1誘導部材40及び第3誘導部材50は、上記したように、取付ネジを緩めることにより、第1取付穴43及び第3取付穴53の長さの範囲で移動させることができる。即ち、図5及び図6に示すように、第1誘導面41の下流側及び第3誘導面51の下流側は、それぞれ第1排出口11a及び第2排出口11bから貯留タンク4の外側に突出して第1排出口11a及び第2排出口11bの下端面15a,15bを保護する状態と、貯留タンク4の内部に収納される状態と、の間で任意に貯留タンク4に対する取付位置が変更可能である。これにより、製品誤差等により、多少、第1誘導側板83又は第2誘導側板84の板厚が変わっても微調整が可能である。
このため、例えば、第1排出口11a及び第2排出口11bに上段交流樋8を接続するため第1排出口11a及び第2排出口11bの下部に設けた上段接続部材12の底面端部を第1排出口11a及び第2排出口11bの貯留タンク4内部側の端部まで延長することにより、第1排出口11aの下端面15a及び第2排出口11bの下端面15bを保護する場合のように、上段接続部材12が製品誤差により短く形成される、あるいは、貯留タンク4の第1誘導側板83及び第2誘導側板84が膨張する等によって第1排出口11aの下端面15a及び第2排出口11bの下端面15bが露出してしまうということがない。また、反対に上段接続部材12の底面端部が製品誤差等により長く形成されて貯留タンク4内の構造物に上段接続部材12の底面端部が干渉してしまうということがない。
このように、本実施形態においては、貯留タンク4を構成する第1誘導側板83及び第2誘導側板84の厚みが膨張等により変化する、あるいは、上段接続部材12が製品誤差により正確な長さで形成されないような場合であっても、第1排出口11aの下端面15a及び第2排出口11bの下端面15bを確実に保護することができる。
また、上記のように、第1誘導面41の第1排出口11a側の端部及び第3誘導面51の第2排出口11b側の端部を、それぞれ第1排出口11a及び第2排出口11bから貯留タンク4の外側に突出させることにより、第1誘導面41の第1排出口11a側の端部によって第1排出口11aの下端面15aを、第3誘導面51の第2排出口11b側の端部によって第2排出口11bの下端面15bをそれぞれ保護することができるため、下端面15a及び下端面15bを保護するために交流樋の端部を貯留タンク4の内部まで延長して下端面15a及び下端面15bを交流樋の底面部で覆う必要がなくなる。このため、端部が延長された貯留タンク4間の距離よりも長い交流樋が不要となり、貯留タンク4間の距離と同じ長さ程度の交流樋を用いることができる。
このように、第1誘導面41の第1排出口11a側の端部及び第3誘導面51の第2排出口11b側の端部を、それぞれ第1排出口11a及び第2排出口11bから貯留タンク4の外側に突出させることにより、下端面15a及び下端面15bがそれぞれ第1誘導部材40及び第3誘導部材50の下方に位置することとなるため、パチンコ玉が下端面15a及び下端面15bに直接接することがなく、下端面15a及び下端面15bを保護することができると共に、貯留タンク4間に交流樋を架け渡す際、貯留タンク4間の距離よりも長い交流樋を貯留タンク4間に架け渡すときのように貯留タンク4を傾ける必要がない。
また、振分機構30が組み立てられた状態では、第1誘導部材40に形成される第1取付片42及び第3誘導部材50に形成される第3取付片52は、それぞれ第2誘導面61及び第4誘導面62の下方、即ち、第2誘導部材60の下方に形成されるパチンコ玉が進入しないパチンコ玉非進入空間65a,65bに位置しているため、第2誘導面61及び第4誘導面62の下方に形成される、パチンコ玉非進入空間65a,65bというデッドスペースを第1取付片42及び第3取付片52の配置位置として有効に活用することができる。
また、第1取付片42及び第3取付片52が、パチンコ玉非進入空間65a,65b内に位置しているため外部から見えることがない。このため、第1排出口11a及び第2排出口11bの下端面15a,15bを保護する構造の意匠性を高めることができる。
また、第1取付片42及び第3取付片52がパチンコ玉非進入空間65a,65b内に位置しているため、第1誘導部材40及び第3誘導部材50を固定するための第1取付片42及び第3取付片52に挿通される取付ネジ(図示しない)にパチンコ玉が接触することがなく、取付ネジ(図示しない)が損傷や破損等することがない。
また、上記のように、振分機構30は、本体ベース31の上部の一側方に上部誘導面71を設けると共に、第1誘導面41及び第3誘導面51をその下流側がそれぞれ第1排出口11a及び第2排出口11bに臨むように本体ベース31の内部に設けることにより、本体ベース31と一体的に構成されているため、振分機構30を本体ベース31に予め組み立てておくことにより、振分機構30の組立体として保管し易くなると共に、貯留タンク4等に組み付ける際にも容易に組み付けることができ、作業効率の向上を図ることができる。
以上、振分機構30の構成について説明したが、次に、貯留タンク4内でのパチンコ玉の流れについて説明する。
図7において、玉磨き揚送装置20の排出樋部22から排出されたパチンコ玉は、貯留タンク4の受入口85から貯留タンク4内の非優先側に排出される。貯留タンク4内の非優先側に排出されたパチンコ玉は、第1補給誘導面89及び第2補給誘導面90によって補給誘導穴91に誘導され、補給誘導穴91から補給樋を介してパチンコ機2へ供給される。パチンコ機2へのパチンコ玉の供給が十分になり補給樋にパチンコ玉が充満すると、図8に示すように、第1補給誘導面89上にパチンコ玉が徐々に堆積されていく。
ここで、玉磨き揚送装置20の排出樋部22から排出されるパチンコ玉は、第1補給誘導面89の非優先側板82側に向けて排出されるものであるため、パチンコ玉が第1補給誘導面89上に堆積される際には、図9に示すように、その上面が非優先側板82側から振分機構30側に向けて下り傾斜するように堆積されていく。
また、前述したように、第1補給誘導面89と第3誘導面71とは、ほぼ平行となるように形成されているため、パチンコ玉が第1補給誘導面89上に堆積される際には、その上面が上述のように非優先側板82側から振分機構30側に向けて下り傾斜すると同時に、その振分機構30側の下流端が第3誘導面71とほぼ平行となるように堆積されていく。このように、第1補給誘導面89上に堆積されるパチンコ玉の振分機構30側の下流端と第3誘導面71とがほぼ平行となるため、堆積されたパチンコ玉が第3誘導面71に誘導される際には、堆積されたパチンコ玉の上部且つ第3誘導面71の長手方向略全体がそのまま平行移動するように誘導される。即ち、第3誘導面71がパチンコ玉をその側方から、第3誘導面71の誘導面の長手方向略全体に亘って取り込む状態となる。
このように、少なくとも、堆積されるパチンコ玉の上面の振分機構30側の辺が第3誘導面71とほぼ平行となっていれば、パチンコ玉を第3誘導面71の誘導面の長手方向略全体に亘って取り込むことができる。
このように、上部誘導面71の誘導面の長手方向略全体に亘って取り込まれたパチンコ玉は、図8に示すように、上部誘導面71を流下した後、第2誘導面61の上流側に落下し、第2誘導面61側と第4誘導面62側に振り分けられることとなる。なお、この振り分けの状態に関しては、後に詳述する。
振分機構30によって振り分けられたパチンコ玉は、それぞれ第1排出口11a及び第2排出口11bから下段交流樋9を介して隣接するパチンコ島台1へ供給されるが、隣接するパチンコ島台1の貯留タンク4でパチンコ玉が充満し、更に下段交流樋9もパチンコ玉で充満した場合には、貯留タンク4内のパチンコ玉は、図9に示すように、オーバーフロー誘導面92側へ誘導される。そして、オーバーフロー誘導面92へ誘導されたパチンコ玉は、オーバーフロー誘導面92を流下してオーバーフロー誘導穴93からオーバーフローダクトを介して優先貯留タンク及び非優先貯留タンクへ導かれることとなる。
次に、上記した振分機構30によって行なわれるパチンコ玉の振り分けの作用について説明する。上述のように、第1補給誘導面89上に堆積されて溢れたパチンコ玉は、上部誘導面71の側方から、上部誘導面71の誘導面の長手方向略全体に亘って取り込まれる。このように上部誘導面71で取り込まれるパチンコ玉のうち、図10(A)で示すように、上部誘導面71の上流側(図中Aで表示される範囲)で取り込まれたパチンコ玉は、上部誘導面71を流下して下流端から排出される際の速度が速いため、その第2誘導面61への落下位置での速度も速く、更に第4誘導面62に近い位置となる。このため、パチンコ玉は振分頂部63を乗り越えて第4誘導面62側へ振り分けられ易くなる。このように、上部誘導面71の上流側で取り込まれたほとんどのパチンコ玉は、第4誘導面62側へ振り分けられることとなる。
また、上部誘導面71で取り込まれるパチンコ玉のうち、図10(B)で示すように、上部誘導面71の中央付近(図中Bで表示される範囲)で取り込まれたパチンコ玉は、上部誘導面71を流下して下流端から排出される際の速度が上記した上部誘導面71の上流側で取り込まれたパチンコ玉ほどは速くないため、その第2誘導面61への落下位置での速度も上部誘導面71の上流側で取り込まれたパチンコ玉と比べてやや遅く、また、第4誘導面62からの距離も上部誘導面71の上流側で取り込まれたパチンコ玉と比べてやや遠い位置となる。このため、パチンコ玉は振分頂部63を乗り越えて第4誘導面62側へ振り分けられものと、そのまま第2誘導面61を流下していくものとに分かれることとなる。
また、上部誘導面71で取り込まれるパチンコ玉のうち、図10(C)で示すように、上部誘導面71の下流側(図中Cで表示される範囲)で取り込まれたパチンコ玉は、上部誘導面71を流下して下流端から排出される際の速度が遅いため、その第2誘導面61への落下位置での速度も遅く、更に第4誘導面62から遠い位置となる。このため、パチンコ玉は振分頂部63を乗り越えずにそのまま第2誘導面61を流下していき易くなる。このように、上部誘導面71の下流側で取り込まれたほとんどのパチンコ玉は、第2誘導面61を流下していくこととなる。
なお、上記した上部誘導面71の上流側,中央付近,下流側を図中の記号A,B,Cで表示する範囲で示したが、このA,B,Cで表示する範囲の流下方向の長さは、ほぼ同じ長さに設定している。即ち、上部誘導面71の流下方向でほぼ3等分した範囲をそれぞれ上流側,中央付近,下流側としている。
上記したように、上部誘導面71で取り込まれたパチンコ玉は、取り込まれた位置が上部誘導面71の上流側であるほど落下する位置が第4誘導面62に近づいた第2誘導面61上であって、転動の勢いで振分頂部63を乗り越えて第4誘導面62側へ振り分けられ易くなり、取り込まれた位置が上部誘導面71の下流側であるほど落下する位置が第4誘導面62から離れた第2誘導面61上であって、転動の勢いに関わらず第2誘導面61側へ振り分けられ易くなる。このように構成することにより、上部誘導面71から第2誘導面61に落下するパチンコ玉の位置によって、第2誘導面61側と第4誘導面62側とのいずれに振り分けられ易いかが決定することになるが、即ち、パチンコ玉が上部誘導面71のの長手方向において、誘導面のどの箇所で取り込まれたかによって、第2誘導面61側に振り分けられるか、それとも第4誘導面62側に振り分けられるかが決定することになるが、上部誘導面71ではその誘導面の長手方向略全体に亘ってパチンコ玉が取り込まれるため、第2誘導面61上の第4誘導面62に近い位置から遠い位置まで満遍なくパチンコ玉が落下し、これにより、第2導面61側と第4誘導面62側とにほぼ均等にパチンコ玉が振り分けられることとなる。
このように、本実施形態に係る振分機構30では、従来の振分機構のように、パチンコ玉を振分頂部に対して垂直にパチンコ玉を投入あるいは投下するという必要条件を満たすことなく、パチンコ玉を二方向にほぼ均等に振り分ける振分機構30を構成することができる。
従って、貯留タンク4若しくは貯留タンク4が設けられるパチンコ島台1の設計において、従来の振分機構の他に、上記した必要条件を満たす必要のない別の振分方法に基づいて構成された振分機構30という新たな振分機構を提案することで、振分機構の選択肢を増やし、これにより、貯留タンク4若しくは貯留タンク4が設けられるパチンコ島台1における設計上の制約が緩和されると同時に設計上の自由度を広げることができ、ひいては、コンパクトで機能的な貯留タンク4若しくはパチンコ島台1の実現に寄与することができる。
なお、上部誘導面71の上流側で取り込まれたパチンコ玉であっても、例えば、図11に示すように、互いに接する2つのパチンコ玉が上部誘導面71を流下して第2誘導面61に落下した際、2つのパチンコ玉が互いに力を及ぼし合うことにより、一方のパチンコ玉は振分頂部63を乗り越えて第4誘導面62側へ誘導され、他方のパチンコ玉は第2誘導面61をそのまま流下していく場合がある。同様に、図11に示すように、上部誘導面71の中央付近及び下流側で取り込まれたパチンコ玉も同様に、一方のパチンコ玉は振分頂部63を乗り越えて第4誘導面62側へ誘導され、他方のパチンコ玉は第2誘導面61をそのまま流下していく場合がある。
以上、本実施形態に係る振分機構30について説明したが、本実施形態に係る振分機構30は、上記した第2誘導部材60の振分頂部63の形成位置が異なるものに交換することにより、上部誘導面71から落下するパチンコ玉の所定の落下位置に対して振分頂部63の相対的な位置を変えてパチンコ玉の振分割合を変化させることができるものである。このため、あるパチンコ島台1の両側方に位置するパチンコ島台1にそれぞれ送り出すパチンコ玉の振分割合が複数種類ある等の事情により、貯留タンク4のパチンコ玉の振分割合が異なる複数の振分機構30を必要とする場合であっても、それぞれのパチンコ島台1に対応させて個別に振分機構30全体を製造する必要がなく、第2誘導部材60だけを交換することにより、それぞれのパチンコ島台1に対応した振分割合の振分機構30とすることができる。このように、第2誘導部材60以外の部材を共通化することができため、振分機構30の製造コストの低減を図ることができる。
また、本実施形態に係る振分機構30は、貯留タンク4内のパチンコ玉を二方向に振り分けるものを示したが、これに限らず、第1誘導部材40及び第2誘導部材60に代えて、例えば、図12に示すような第3誘導部材50と同じ傾斜方向の片側誘導面101と片側誘導側片102とから構成される片側誘導部材100を備えることにより、一方向にのみパチンコ玉を流下させるものであってもよい。このように構成することにより、遊技場の壁面に設置され、貯留タンク4内のパチンコ玉を振り分ける必要のない、いわゆる片面島の貯留タンクに用いることができる。なお、この場合、本実施形態に係る振分機構30の第1誘導部材40及び第2誘導部材60に代えて、片側誘導部材100を取り付けることにより、片面島用のものとすることができるため、第2誘導部材60以外の部材を共用することができ、部品点数の削減による製造コストの低減を図ることができる。
また、本実施形態に係る振分機構30は、貯留タンク4に備えられて貯留タンク4内のパチンコ玉を振り分けるものを示したが、これに限らず、例えば、パチンコ島台1に備えることにより、貯留タンク4から溢れたパチンコ玉、所謂、オーバーフロー玉を所定の二箇所の場所にほぼ均等に振り分けるもの等であってもよい。
また、上記した本実施形態(第1実施形態)においては、振分機構30を構成する第1誘導部材40及び第3誘導部材50が、それぞれ第1排出口11a及び第2排出口11bから突出して下端面15a,15bの情報に位置することにより、下端面15a,15bを保護するものを示したが、これに限らず、図1に示す下段交流樋9内に第1誘導部材40及び第2誘導部材50に相当する部材が設けられているものであってもよい。即ち、導入口11の下端面15cが下段交流樋9から貯留タンク4へ導入されるパチンコ玉によって破損・損傷されないようにするものであってもよい。このような実施形態(第2実施形態)について、図13を参照して説明する。図13は、貯留タンク4に下段交流樋9が接続されている状態を示す断面図である。なお、上記した第1実施形態と同様の機能を有する部材には、同じ符号を付した。
図13において、第2実施形態に係る下段交流樋9の下流端部には、第1誘導部材40が設けられており、この第1誘導部材40の導入口11側と反対側の端部には第2誘導部材50が連続的に設けられている。そして、第1誘導部材40は、第1誘導面41の導入口11側の端部が、導入口11から突出して導入口11の下端面15cの上方に位置することにより下端面15cを保護する状態と、下端面15cの上方に位置しない状態と、の間で任意に取付位置を変更可能である。このため、第1誘導面41の導入口11側の端部を導入口11から突出させることにより、導入口11の下端面15cが第1誘導部材40の下方に位置することとなるため、パチンコ玉が導入口11の下端面15cに直接接することがなく、導入口11の下端面15cを保護することができる。
なお、上記した第1及び第2実施形態においては、貯留タンク4は、パチンコ島台1の上部に設置される、いわゆる上部貯留タンクであるものを示したが、これに限らず、例えば、パチンコ島台1内部の下部に設置される、いわゆる下部貯留タンクであってもよい。具体的には、例えば、下部貯留タンクから玉磨き揚送装置に対してパチンコ玉を誘導するための下部貯留タンクに接続された接続樋に、上記した第1及び第2実施形態の構成を適用することができる。
また、上記した第1及び第2実施形態においては、パチンコ島台1に設置される遊技機としてパチンコ機2を示したが、これに限らず、パチンコ玉を使用する遊技機であれば、例えば、パロット,雀球等の遊技機であってもよい。
複数のパチンコ島台を示す斜視図である。 貯留タンク,振分機構及び玉磨き揚送装置の関係を示す斜視図である。 振分機構の分解斜視図である。 振分機構を組み立てた状態の斜視図である。 振分機構の組み立てる状態を示す側面図である。 振分機構を組み立てた状態の側面図である。 貯留タンク内にパチンコ玉が誘導される状態を示す斜視図である。 貯留タンク内のパチンコ玉が振分機構側に誘導される状態を示す斜視図である。 貯留タンク内のパチンコ玉がオーバーフロー側に誘導される状態を示す斜視図である。 振分機構において、パチンコ玉の上部誘導面上の位置の違いによる振り分け方向の違いを示す側面図である。 上部誘導面上で近接する2つのパチンコ玉の振分方向の違いを示す側面図である。 パチンコ玉を一方向に誘導する構造の振分機構の分解斜視図である。 貯留タンクに下段交流樋が接続されている状態を示す断面図である。
符号の説明
1 パチンコ島台
2 パチンコ機(遊技機)
4 貯留タンク
11a 第1排出部(開口部)
31 本体ベース
40 第1誘導部材
41 第1誘導面
42 第1取付片
43 第1取付穴
60 第2誘導部材
61 第2誘導面
65 パチンコ玉非進入空間
84 第2誘導側板(側壁)

Claims (3)

  1. 複数の遊技機が列設されると共に、該遊技機で使用するパチンコ玉を貯留する貯留タンクが設けられたパチンコ島台において、
    該パチンコ島台は、
    前記貯留タンクに設けられ且つパチンコ玉を前記貯留タンクの内外に通過させるための開口部と、
    傾斜面によってパチンコ玉を誘導する第1誘導面が形成される第1誘導部材と、
    前記第1誘導面と同じ傾斜方向の傾斜面によってパチンコ玉を誘導する第2誘導面が形成されると共に前記第1誘導部材の前記開口部側と反対側の端部に連続的に配置される第2誘導部材と、が設けられ、
    前記第1誘導部材と前記第2誘導部材とは、連続的に配置される部分が重なるように配置され、
    前記第1誘導部材は、前記第1誘導面の前記開口部側の端部が、前記開口部から突出して該開口部の下端面の上方に位置することにより該下端面を保護する状態と、該下端面の上方に位置しない状態と、の間で任意に取付位置を変更可能であることを特徴とするパチンコ島台。
  2. 前記第1誘導部材の下部には、所定の底面部に当接する取付片が形成され、
    該取付片は、前記第1誘導部材を前記所定の底面部に取り付けるための取付部材が挿通される取付穴が形成されると共に、前記第1誘導部材及び前記第2誘導部材を前記所定の底面部に取り付けた際に前記第1誘導面及び前記第2誘導面の下方に形成されるパチンコ玉が進入しないパチンコ玉非進入空間に位置し、
    前記第1誘導部材は、前記取付片の前記所定の底面部に対する当接位置を変更することにより、前記貯留タンクに対する取付位置が変更されることを特徴とする請求項1記載のパチンコ島台。
  3. 前記貯留タンクには、前記開口部と該開口部に対面する側壁との間に、上方が開口した断面コ字形状に形成される本体ベースが着脱可能に架け渡され、
    前記第1誘導部材及び前記第2誘導部材は、前記第1誘導面の前記開口部側の端部が前記開口部に臨むように前記本体ベースの内部に設けることにより、前記本体ベースと一体的に構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のパチンコ島台。

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