JP3480921B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JP3480921B2
JP3480921B2 JP2000205003A JP2000205003A JP3480921B2 JP 3480921 B2 JP3480921 B2 JP 3480921B2 JP 2000205003 A JP2000205003 A JP 2000205003A JP 2000205003 A JP2000205003 A JP 2000205003A JP 3480921 B2 JP3480921 B2 JP 3480921B2
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紀志男 杉島
圭史 森
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遊技機に関し、更に
詳しくは、遊技球を球タンクから遊技球払出装置へと導
く球誘導樋を備えたパチンコ遊技機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来よりパチンコ遊技機から払い出され
る遊技球は、該遊技機裏面に設けられる球タンクに貯留
される。この球タンクには球誘導樋や屈曲樋、次いで球
払出装置等が連接され、前記球払出装置から賞品球や貸
し球と称して前記遊技球が払い出されると前記球誘導樋
や屈曲樋にある遊技球は払い出された分だけ流下し、こ
れに伴って球タンクに貯留された遊技球が球誘導樋へと
順次導出されていくことになる。
【0003】ここで前記球誘導樋の構造を図示して説明
する。図10は、従来用いられる球誘導樋300の外観
斜視図を示し、図11はその上面図を示している。球誘
導樋300は、三方に立設される壁面(後面壁301、
左側壁302、前面壁303及び膨出部303a)によ
って周囲が形成される。尚、この球誘導樋300の内部
は全体として下流方向(図10及び図11においては下
方向)に向かって下がる傾斜面を構成している。
【0004】前記球誘導樋300の内部には第一仕切壁
321(上部仕切壁321a、下部仕切壁321b)及
び第二仕切壁322が立設され、これによって球誘導経
路(第一球誘導経路320、第二球誘導経路330、第
三球誘導経路340)が三区画設けられる。つまり、前
記第一球誘導経路320は第一仕切壁321と後面壁3
01から、第二球誘導経路330は第一及び第二仕切壁
321、322から、そして第三球誘導経路340は前
面壁303及び第二仕切壁322から各々構成される。
【0005】また、前記第一球誘導経路320及び第二
球誘導経路330の上流部には第一球検知板350が、
そして第三球誘導経路340の上流部には第二球検知板
360が各々設けられ、これらは所定の角度範囲で揺動
自在に構成される。尚、前記第一及び第二球検知板35
0、360が設けられる以外の部位においては、球誘導
樋300の流下端まで球誘導レール370(第一球誘導
レール370a、第二球誘導レール370b、第三球誘
導レール370c)が各々設けられる。
【0006】前記球誘導レール370は、図12(A−
A断面図)に図示するように遊技球の大きさよりも多少
大きな幅をもって設けられ、中央には該球誘導レール3
70の全長にわたってゴミ流下溝375が備えられる。
前記ゴミ流下溝375は、遊技球下端部の二点と接触す
る幅を有し且つその底部は空洞形状であり、該球誘導レ
ール370上のゴミや埃は、ここから落下することにな
る。更に前記球誘導レール370における下面側から
は、前記第一、第二、第三球誘導レール370a、37
b、370cを補強する補強板380が備えられ、前
記球誘導レール370において等間隔に複数本備えられ
ると共に、前記ゴミ流下溝375からは、その上面部分
が露出して設けられる。
【0007】前記球誘導樋300に遊技球が導出される
と、該遊技球は膨出部303aの内側(導出部誘導経路
303b)や第一及び第二球検知板350、360上へ
と落下し、該検知板350、360の傾斜に沿って球誘
導レール370へと誘導される。そして前記球誘導レー
ル370においてはゴミ流下溝375上を流下し、前記
球誘導樋300に連接される図示しない屈曲樋へと導出
されていくことになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のパチ
ンコ遊技機においては、球誘導レールの中央に空洞形状
のゴミ流下溝が設けられることから、遊技球が流下する
部位にはゴミや埃が溜まらないものの、該ゴミ流下溝の
左右端、つまり球誘導レールの左右両端やゴミ流下溝の
下部に備えられる補強板の上面にはゴミや埃が堆積して
しまうことになる。そして、ここで堆積したゴミや埃が
遊技球に接触したり、球誘導レールや他装置等に侵入す
れば、遊技球の流下が阻害されたり、その他の異常を発
生させる要因となってしまう。
【0009】そこで本発明が解決しようとする課題は、
球誘導レール上においてゴミや埃が堆積する箇所を減少
させることにより、遊技球の流下を円滑にすると共に安
定した流下状態が得られるパチンコ遊技機を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のパチンコ遊技機は、遊技球タンクに貯留さ
れる遊技球を遊技球払出装置に誘導する球誘導樋を備え
ると共に、該球誘導樋には遊技球を誘導する球誘導経路
が区画形成されて設けられるパチンコ遊技機において、
遊技球1個分の大きさよりも僅かに大きな幅を有する
誘導経路の底部に遊技球を支承して流下させる複数の
板が遊技球の流下方向に備えられると共に、該球誘導経
と各底板との間、及び各底板間には、該球誘導経路内
のゴミを流下させるためのゴミ流下溝が設けられている
ことを要旨とするものである。
【0011】上記構成を有するパチンコ遊技機によれ
ば、遊技球タンクに貯留される遊技球を遊技球払出装置
に誘導する球誘導樋を備えると共に、該球誘導樋には遊
技球を誘導する球誘導経路を区画形成して設ける。そし
て、前記球誘導経路の底部には1つ以上の底板を備える
ようにすれば、遊技球の支持率がよく遊技球の流下状態
を安定させることができる。更に前記球誘導経路の幅方
向で且つ該底板の少なくとも左右には、該球誘導経路内
のゴミを流下させるためのゴミ流下溝を設けるようにす
れば、該球誘導経路上においてゴミや埃が堆積する箇所
を少なくすることができることから、堆積したゴミや埃
による遊技球の流下阻害を減少させることができる。
【0012】更に請求項に記載の発明のように、前記
底板には該底板を補強するための補強板を複数設け、該
補強板の上面には下方向に向かって傾斜する傾斜面を設
ければ、仮に補強板の上面にゴミや埃が溜まったとして
も、その傾斜面によって落下することから、遊技球の流
下が阻害されるだけのゴミや埃が堆積しにくくなる。
【0013】また、この時請求項に記載の発明のよう
に、前記球誘導経路の幅方向において、前記底板上面よ
りもゴミ流下溝の方が幅広く設けられているようにすれ
ば、ゴミや埃が落下しやすいことから、ゴミや埃を起因
とする遊技球の流下阻害が発生しにくい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面を参照して詳しく説明する。図1は、本発明の実
施形態の一例であるパチンコ遊技機正面図を示したもの
である。パチンコ遊技機10は、遊技機本体側部を構成
する外枠11と前面部のベースとなる内枠12とを備え
る。そして、前記内枠12の開口部周縁には額縁状の金
枠13が嵌められ、その内側には遊技盤14の前面を覆
うガラス扉15が設けられる。
【0015】前記ガラス扉15の下方位置には、遊技球
を貯留するための上受け皿16と該上受け皿16から溢
れた遊技球を貯留するための下受け皿17が縦列して設
けられる。この上受け皿16には球抜きボタン18が設
けられ、これを操作すると該上受け皿16内の遊技球が
下受け皿17に向けて抜き落とされる。又、前記下受け
皿17の図中右側位置には、遊技球を発射するための発
射レバー20が設けられ、その回動操作量に応じて打球
の強さが調整されると共に発射モータの電源が投入され
る。更に前記発射レバー20には遊技球を単発するため
の単発スイッチ21が備えられ、遊技状況に応じて使い
分けることが可能に構成される。
【0016】このパチンコ遊技機10の一側にはプリペ
イドカードによる球の貸し出しを行うプリペイドカード
ユニット30が設置され、その操作は、前記上受け皿1
6の前面に設けられる球貸し操作部31によって行われ
る。球貸し操作部31には、プリペイドカードによる球
の貸出しを操作する球貸しボタン32、その可否状態を
示す球貸しランプ33、カード挿入口からプリペイドカ
ードを排出させるカード返却ボタン34、プリペイドカ
ードの残高表示及びエラー表示を行う度数表示部35等
が備えられる。
【0017】そして、前記遊技盤14面のほぼ中央には
特別図柄表示装置50が設けられ、その画面には数字や
キャラクタ等の図柄が動画表示されると共に、所定の遊
技状況の発生に基づいて変動を開始する判定用図柄51
(左図柄51a、中図柄51b、右図柄51c)が表示
される。この特別図柄表示装置50の真下位置には常時
入賞可能な第一始動入賞口52aと、可変翼が開放され
た時にのみ入賞可能となる第二始動入賞口52bを備え
る始動入賞口52が設けられ、該始動入賞口52に遊技
球が入賞すると前記判定用図柄51が変動を開始する。
【0018】前記始動入賞口52の真下位置には通常は
閉鎖されている大入賞口53が設けられ、その内部には
該大入賞口53が開放された時にのみ入賞可能となる特
定入賞口54が設けられる。又、前記大入賞口53の左
右位置には普通入賞口である左落し入賞口60、右落し
入賞口61が、その上方位置には左袖入賞口62、右袖
入賞口63が各々設けられ、これらの入賞口へ遊技球が
入賞すると所定個数の賞品球が払出される。
【0019】また、前記特別図柄表示装置50の周囲に
は装飾枠体64が設けられる。この装飾枠体64の上部
に形成された半円弧形状の装飾枠部には、普通図柄表示
装置65が設けられ、「0」から「9」までの数字が7
セグメントでもってデジタル表示される。更に、本遊技
盤14面には遊技球の落下方向を無作為に変更させた
り、その流下速度を変化させる風車やランプ風車、左ゲ
ート66、右ゲート67が設けられ、該ゲート66、6
7を遊技球が通過すると前記普通図柄表示装置65が変
動を開始し、所定図柄が表示確定されると前記始動入賞
口52の第二始動入賞口52bが一定時間開放される。
【0020】更に前記始動入賞口52に遊技球が入賞す
ると、前記特別図柄表示装置50の判定用図柄51が変
動を開始し、所定時間(例えば5秒間)が経過すると停
止して図柄が表示確定される。ここで確定された図柄の
組み合わせが予め設定される所定の組み合わせと一致す
ると、それまで閉鎖されていた前記大入賞口53が開放
され、いわゆる「大当たり」と称される特別な遊技状況
が開始されることになる。
【0021】このように、遊技盤14面に設けられる各
装置に遊技球が入賞(又は通過)すると諸処の遊技状況
が発生する契機となると共に、所定個数の賞品球が前記
上受け皿16の左側上部に設けられる球出口70から払
い出される。但し、何れにも入賞しなかった遊技球は、
遊技盤14面の最下部に設けられる排出口68から遊技
盤14の裏面へと排出されることになる。
【0022】図2は、前記パチンコ遊技機10の裏面図
である。パチンコ遊技機10の裏面には、各種装置等を
取り付けるための裏セット板150が設けられ、該裏セ
ット板150の上方には、図示しない遊技場の島から供
給される遊技球を一時貯留する球タンク100が設けら
れる。前記球タンク100には球誘導樋200が連接し
て設けられ、該球誘導樋200には該レール200上に
おける遊技球の貯留状態を検知する補給スイッチ104
(第一スイッチ104a、第二スイッチ104b)が設
けられる。前記スイッチ104は、該レール200上に
球切れ状態が発生した時に作動して図示しない遊技場の
島から球タンク100に遊技球を供給する。尚、この球
誘導樋200の詳細については後述する。
【0023】そして前記球誘導樋200には、図3に図
示するように屈曲樋106が連接され、更に該屈曲樋1
06はその下流域でもって複数に分かれて各々賞球払出
装置108と球貸払出装置110に連接される。前記屈
曲樋106には、該屈曲樋106中における遊技球の流
下状態を検知して賞球払出装置108及び球貸払出装置
110の空動作を未然に防止する空切り防止スイッチ1
12(第一スイッチ112a、第二スイッチ112b、
第三スイッチ112c)が設けられる。
【0024】本パチンコ遊技機10には多様な制御基板
が設けられ、これにより遊技盤14面に設けられる各装
置等の動作が設定制御される。例えば、遊技機10と外
部の各種装置とを接続する外部出力端子114aを含む
外部出力端子基板114、前記空切り防止スイッチ11
2の作動を設定制御する空切り防止スイッチ基板11
6、更に、前記賞球払出及び貸球払出装置108、11
0の作動を設定制御するCR賞球払出制御基板118、
これらの制御基板の作動を設定制御する主制御基板12
0等が設けられる。尚、本遊技機10には前記以外にも
多数の装置や制御基板等が設けられるが、その図示及び
説明については割愛する。
【0025】次に、前記球誘導樋200の構造について
説明する。図4は球タンク100と球誘導樋200が連
接され、裏セット板150に取り付けられた状態を示す
斜視図であり、図5はその球タンク100と球誘導樋2
00を遊技機裏面側から見た正面図である。
【0026】球タンク100は上部が開口する箱形状を
有し、その内部における底面100aは一端方向(図4
及び図5中左側方向)に向かって緩やかな傾斜が設けら
れると共に、該傾斜の終端部には遊技球を球誘導樋20
0へ導出する導出口100bが開口される。この球タン
ク100に図示しない遊技場の島から遊技球が供給され
ると、該遊技球は先ず底面100a上に落下して一旦球
速が低下し、次いで図6(B−B断面図)に図示するよ
うに、該底面100aの傾斜に誘導されて導出口100
bから球誘導樋200へと導出される。
【0027】一方、前記球誘導樋200は、図7の斜視
図に図示するように、前記裏セット板150への取り付
け面である後面壁201、遊技機裏面方向から見て左方
に位置する左側壁202、そして該後面壁201に平行
な前面壁203、及び前方へ向かって膨出した膨出部2
04によってその周囲が構成される。この球誘導樋20
0の内部底面は、全体として下流方向(図7においては
図中手前側方向、図8においては図中下方向)に向かっ
て傾斜を有している。
【0028】前記球誘導樋200の内部には、第一仕切
壁210(上部仕切壁210a、下部仕切壁210b)
と該第一仕切壁210よりも高さを有する第二仕切壁2
20が設けられ、各々前記左側壁202から球誘導樋2
00の下流終端まで立設される。これによって球誘導樋
200内部は三等分され、図8の上面図に図示するよう
に、第一球誘導経路230は後面壁201と第一仕切壁
210とで挟まれて区画形成され、第二球誘導経路24
0は前記第一仕切壁210と第二仕切壁220、第三球
誘導経路250は前記第二仕切壁220と前面壁203
とでもって挟まれてそれぞれ区画形成される。
【0029】前記第一球誘導経路230及び第二球誘導
経路240の上流部には、遊技球の重さを検知する第一
球検知板211が、第三球誘導経路250の上流部には
第二球検知板221がそれぞれ設けられる。この第一又
は第二球検知板211、221は、遊技球が載っていな
いときには上昇した位置にあり、遊技球が載る量に応じ
て徐々に押し下げられる。そして、遊技球が載っていな
い場合は遊技球の供給量不足とされ、遊技場の球タンク
100に遊技球が供給される。
【0030】そして、前記第一球検知板211の終端位
置から第一球誘導経路230(及び第二球誘導経路24
0)の終端位置、つまり、球誘導樋200の終端位置ま
での範囲には、第一球誘導レール260a(第二球誘導
経路240においては第二球誘導レール260b、第二
球誘導経路250においては第三球誘導レール260
c)がそれぞれ設けられる。
【0031】尚、ここで前記第一球誘導レール260a
について説明する。第一球誘導レール260aは、図9
(a)C−C断面図に図示するように、遊技球の大きさ
よりも僅かに大きな幅を有し、その底部には二本の立設
した底板270,270が備えられる。前記底板270
は、その上面270aと側面270bにおける表面積は
側面270bの方が広く設けられる。尚、本実施例にお
いては前記上面270aを平面形状としたが、これを曲
面形状として設けることも可能である。
【0032】そして、前記底板270が備えられる以外
の部分は図9(b)拡大図に図示するように空洞形状の
ゴミ流下溝271..271が設けられ、ゴミや埃はここ
からレール外へと流下する。又、前記第一球誘導レール
260aの下面側からは、該誘導レール260a及び底
板270を補強するための補強板280が設けられる。
この補強板280は、図9(c)側面図に図示するよう
に山型形状を有し、補強板280の中央を頂点として前
方方向(下流方向)に向かって下降する傾斜面280a
と、後方向(上流方向)に向かって下降する傾斜面28
0bとが設けられる。尚、この補強板の傾斜面の形状は
平面に限らず、曲面としてもよい。又、傾斜面を複数設
けずに一傾斜面のみとしてもよい。
【0033】尚、既述したように前記第一球誘導レール
260aにはゴミ流下溝271が設けられることから、
前記補強板280の傾斜面280a、280bは該球誘
導レール260aから露出するが、その面は傾斜を有し
ていることから、ゴミや埃は落下しやすいことになる。
【0034】前記補強板280は、前記第一球誘導レー
ルの下面側から等間隔に複数本備えられる。この補強板
280は一本でもって前記第一、第二第三球誘導レール
260a、260b、260cをまたがり、且つ直角方
向から備えられる。これにより、前記球誘導レールと共
に該レール内に設けられる底板270も同時に固定され
補強されることになる。
【0035】そして前記球誘導樋200に遊技球が導出
されると、遊技球は先ず第一球検知板211(又は膨張
部204、第二球検知板221)上に落下し、次いで、
該検知板211(又は第二球検知板221)の傾斜に沿
って第一球誘導レール260a(又は第二、第三球誘導
レール260b、260c)へと誘導される。前記第一
球誘導レール260aに導出された遊技球は底板270
上を流下し、前記球誘導樋200に連接される図示しな
い屈曲樋へと導出されていく。
【0036】尚、前記においては第一球誘導レールにつ
いて説明したが、第二及び第三球誘導レールにおいて
も、その構成は同様であることから説明については割愛
する。
【0037】本発明は、上記した実施形態に何ら限定さ
れるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種
々の改変が可能である。例えば、球誘導レールに設けら
れる底板及びゴミ流下溝の形状や数、設置場所、更に補
強板の形状や数、その設置場所等においては適時変更可
能である。これによって更に効率的且つ高い効果を得ら
れる遊技機を提供できる。
【0038】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載のパチンコ遊技
機によれば、球誘導レールには複数本(本実施例におい
ては2本)の底板が設けられていることから、遊技球の
支持がよい。そして遊技球が流下する際にも遊技球と底
板との接面が最小限となることから、円滑且つ安定した
流下状態が得られる。そして、前記球誘導レールの底部
にはゴミ流下溝が設けられることから、該球誘導レール
上にゴミや埃が堆積しにくく、ゴミや埃の堆積を起因と
する遊技球の流下阻害や他装置の不具合等が発生するこ
とがなく安定した流下状態が得られることになる。
【0039】更に請求項に記載の発明のように、前記
底板には該誘導板を補強するための補強板を複数設け、
その上面には下方向に向かって傾斜する傾斜面を設けれ
ば、該補強板の上面にはゴミや埃が堆積しにくくなる。
そして、もし仮にゴミや埃が溜まったとしても、その傾
斜と遊技球が球誘導レールを流下してくる際の振動とに
よって落下しやすいことから、遊技球の流下異常や該異
常に関連して発生する装置類の故障等を低減させること
ができると共に、安定した遊技球の流下を得やすい。
【0040】そして又、この時に請求項に記載の発明
のように、前記球誘導経路の幅方向において、前記底板
上面よりもゴミ流下溝の方が幅広く設けられるようにす
れば、ゴミや埃が落ちやすく効果的且つ効率的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるパチンコ遊技機の正
面図である。
【図2】その裏面図である。
【図3】球タンク及び球誘導樋が裏セット板に組み込ま
れた状態を示す正面図である。
【図4】球タンク及び球誘導樋が裏セット板に組み込ま
れた状態を示す斜視図である。
【図5】その正面図である。
【図6】そのB−B線における断面図である。
【図7】球誘導樋の斜視図である。
【図8】その上面図である。
【図9】(a)、(b)、(c)そのC−C線における
断面図と拡大図、そして補強板の側面図である。
【図10】従来の球誘導樋の斜視図である。
【図11】従来の球誘導樋の上面図である。
【図12】従来の球誘導樋のA−A線における断面図で
ある。
【符号の説明】
10 パチンコ遊技機 200 球誘導樋 260 球誘導レール 260a 第一球誘導レール 260b 第二球誘導レール 260c 第三球誘導レール 270 底板 270a 上面 270b 側面 271 ゴミ流下溝 280 補強板 280a 傾斜面 280b 傾斜面
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−238367(JP,A) 特開 平7−163743(JP,A) 特開 平5−168768(JP,A) 特開 平8−98933(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/02 324 A63F 7/02 346

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技球タンクに貯留される遊技球を遊技
    球払出装置に誘導する球誘導樋を備えると共に、該球誘
    導樋には遊技球を誘導する球誘導経路が区画形成されて
    設けられるパチンコ遊技機において、遊技球1個分の大
    きさよりも僅かに大きな幅を有する球誘導経路の底部に
    遊技球を支承して流下させる複数の立設された流下方向
    に縦長の底板が遊技球の流下方向に備えられると共に、
    該球誘導経路と各底板との間、及び各底板間には、該球
    誘導経路内のゴミを流下させるためのゴミ流下溝が設け
    られていることを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 【請求項2】 前記底板には該底板を補強するための補
    強板が複数設けられ、該補強板の上面には下方向に向か
    って傾斜する傾斜面が設けられることを特徴とする請求
    項1に記載のパチンコ遊技機。
  3. 【請求項3】 前記球誘導経路の幅方向において、前記
    底板上面よりもゴミ流下溝の方が幅広く設けられている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のパチンコ遊技
    機。
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