JPH0531242A - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

Info

Publication number
JPH0531242A
JPH0531242A JP21608791A JP21608791A JPH0531242A JP H0531242 A JPH0531242 A JP H0531242A JP 21608791 A JP21608791 A JP 21608791A JP 21608791 A JP21608791 A JP 21608791A JP H0531242 A JPH0531242 A JP H0531242A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
winning
prize
winning ball
game board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP21608791A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3067855B2 (ja
Inventor
Kichihei Niiyama
吉平 新山
Koji Ito
広司 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sophia Co Ltd
Original Assignee
Sophia Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sophia Co Ltd filed Critical Sophia Co Ltd
Priority to JP3216087A priority Critical patent/JP3067855B2/ja
Publication of JPH0531242A publication Critical patent/JPH0531242A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3067855B2 publication Critical patent/JP3067855B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊技盤の入賞部に入賞し未だ対応する賞品球
の排出が完了していない入賞球が残っているか否かを遊
技者らが確認できるようにする。 【構成】 パチンコ遊技機1には、アウト球回収口5の
遊技盤3裏面側の上端部付近に、その内部が視認できる
入賞球導出樋101が配設されている。また、ガイドレ
ール2の中央凹部2aからアウト球回収口5の内壁下端
面にかけて入賞球検知機構20を構成する案内誘導板2
1が反射部として設置されている。この入賞球検知機構
20の反射部によって入賞球導出樋内に貯留されている
未処理入賞球を遊技盤3の前面側から視認することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ遊技機に関
し、特に一旦貯留された入賞球を1個宛入賞球処理部に
流入し、該流入した入賞球に対応して所定個数の賞品球
の排出を行なうようにしたパチンコ遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ遊技機では、遊技盤に設置され
た入賞部に遊技球が入賞したことを条件に、即ち入賞部
に流入した入賞球1個に付き所定個数(例えば13個)
の賞品球を排出するようにしている。この所定個数の賞
品球の排出は、通常は、入賞した遊技球を遊技盤の裏面
に設けられた入賞球通路(入賞球導出樋内)に貯留して
おき、この貯留した入賞球を、前記入賞球導出樋に連接
して設置された入賞球処理部に1個宛放出し、これを受
けた入賞球処理部が該入賞球に対応した所定個数の賞品
球の排出を行うようになっている。このように対応する
賞品球の排出が行われた入賞球は、遊技機の外部に連通
する排出樋に放出され、一方で、次の入賞球が入賞球処
理部に流入されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パチン
コ遊技中に「大当り」などの特別遊技状態が発生する
と、一時に多量の遊技球が入賞部に入賞してしまい、従
って、入賞した入賞球に対応した賞品球の排出が完了す
る前に次の入賞球が上記入賞球導出樋に至り、このとき
多数の入賞球が該導出樋の所定位置(貯留部)に貯って
しまう。
【0004】「大当り」等によって連続した賞品球の排
出が行われると、賞品球貯留タンク内の賞品球(予備
球)が不足して、上記入賞球導出樋内に未処理の入賞球
が貯留されているにも拘らず、これらの入賞球に対応し
た賞品球の排出が一旦停止することがある。このように
遊技中に、賞品球の排出が一旦停止されてしまうと、遊
技者は入賞した個数分の賞品球の排出が全て完了したも
のと勘違いして、賞品球の排出完了前に席を離れてしま
い、遊技者に不測の不利益を与えて、遊技店側との信頼
関係が損なわれる虞がある。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、入賞部に入賞した遊技球に対応した賞品球の排出が
すべて完了したか否かを遊技者らが確認できるようにし
たパチンコ遊技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明のパチンコ遊技機は、遊技盤を貫通して設けられ
たアウト球回収口と、遊技球を前記アウト球回収口に案
内するガイドレールと、内部に収納されている入賞球が
外部から視認可能な入賞球通路を具え、遊技盤の裏面側
で且つ前記アウト球回収口付近に前記入賞球通路が配設
されると共に、前記ガイドレール及び/又はアウト球回
収口の内壁面に反射部が設けられた構成となっている。
【0007】
【作用】遊技者等は遊技盤裏面側の上記入賞球通路内に
貯留されている遊技球を、上記反射部を使って視認する
ことができる。
【0008】
【実施例】
(第1実施例)以下、本発明に係るパチンコ遊技機の実
施例を添付図面を参照して詳細に説明する。図1は本発
明に係わる入賞球検知機構20が形成されたパチンコ遊
技機1のアウト球回収口5及びガイドレール2との位置
関係を示す、遊技盤3の前面側下部の要部拡大図であ
る。
【0009】遊技盤3の中央やや下側には、同図に示す
ように、本発明に係わる入賞球検知機構20を具えたア
ウト球回収口5が設けられている。このアウト球回収口
5は、遊技盤3に刻設されたアウト貫通孔3aと、この
アウト貫通孔3aに遊技盤の前面側より取り付けられた
アウト口飾り6とによって形成される。
【0010】このアウト球回収口5の前面側には、ガイ
ドレール2が、その中央凹部2aがアウト口飾り6の下
側の取付突部6aと面一となるように(図2参照)、例
えば割ピン2b,2bを遊技盤3の挿通孔3b,3bに
挿通することによって取付けられている。このガイドレ
ール2によって、遊技盤3前面に形成された遊技領域4
を流下してきた遊技球(アウト球)はアウト球回収口5
に誘導されるようになっている。
【0011】上述のように面一となっているガイドレー
ル2の中央凹部2aの上面から上記取付突部6aの上面
にかけては、アウト球を、アウト球回収口5を介して遊
技盤3の裏面側に案内する案内誘導板21が、盤面の後
方側に下り傾斜して設置されている(図2参照)。この
案内誘導板21は、本発明に係る入賞球検知機構20を
構成する反射部(反射板)としての機能も有し、光の反
射率が高い金属板(ステンレス板)にて形成される。こ
の案内誘導板21の作用によって後述するように、遊技
盤3の裏面側の、アウト球回収口5の上方に設けられた
入賞球導出樋(特に入賞球貯留部)101内の入賞球
(貯留入賞球)B2を、遊技盤3の前面側(図中左
側)、即ち遊技者側から視認できるようになる。
【0012】この案内誘導板21の略中央にはガイドレ
ール2に沿って流下してきたアウト球(B1)をアウト
球回収口5付近で受け止め、これを該回収口5内部側
(図中右側)に円滑に案内するための突起部23が設け
られている。
【0013】図2は、上記入賞検知装置20の反射部と
して機能する上記案内誘導板21のアウト貫通孔3aへ
の取付状態を示す断面図である。同図に示すように、上
述のアウト口飾り6は下側の取付突部6a、及び上側取
付突部6bが遊技盤3のアウト貫通孔3aに当接された
状態で取付けられている。また、ガイドレール2は遊技
盤3の前面側(図中左側)に、上記アウト口飾り6の下
側取付突部6aと該ガイドレール2(中央凹部2a)と
が面一となるように取り付けられている。そして前述の
案内誘導板21が、上記中央凹部2aの上面と上記案内
誘導部6aの上面に当接されて設置されている。
【0014】一方、遊技盤3の後方側(図中右側)に
は、入賞球導出樋101が、アウト貫通孔3aの上端部
よりやや上方に形成されている。この入賞球導出樋10
1は、後述の透明プラスチックからなる裏機構盤100
と一体に成形されるものであり、遊技盤3の各入賞部
(図3参照)に入賞し、後述の入賞球集合樋41によっ
て集められた遊技球(入賞球)は、この入賞球導出樋1
01を流下して、後述の入賞球処理部150に送られ
る。この入賞球導出樋101に至った入賞球はこの樋内
で一旦、貯留され、その後、入賞球処理部150に1個
宛送られて、1個の入賞球に対する所定個数(13個)
の賞品球排出が順次行われるようになっている。
【0015】ところで上記構成のパチンコ遊技機1にあ
っては、パチンコ遊技が「大当り」状態など一時に多量
の遊技球が入賞する遊技状態になると、1つの入賞球に
対する上記所定個数の賞品球の排出が完了する時間より
も、遊技球が入賞部に入賞する時間の方が短くなるの
で、対応する賞品球の排出が未だ行われていない遊技球
(以下単に「未処理入賞球」と云う。)が入賞球導出樋
101内に貯ってしまう。入賞球導出樋101は、本実
施例では、前述のようにアウト貫通孔3aの上端面(図
2参照)のやや上方を通過するように形成されると共
に、透明のプラスチック板からなる裏機構盤100と一
体に成形されている。従って、上記入賞球導出樋101
(入賞球貯留部101a)内に貯留された未処理入賞球
は、入賞球検知機構20の反射部として機能する案内誘
導板21により、遊技盤3の全面側から視認し得るよう
になってる。
【0016】図3は、遊技盤3の裏面に形成された入賞
球集合樋41とアウト球回収口5(アウト貫通孔3
a)、更には裏機構盤100に形成された入賞球導出樋
(貯留部101a)101との位置関係を示す裏面図で
ある。上記入賞球集合樋41は、遊技盤3の裏面に一定
の間隔(少なくとも遊技球1個分)をおいて形成される
ように成っている。図中、斜線(ハッチング)で示され
ている部分3A〜3Lは、遊技盤1を貫通するように形
成された貫通孔である。このうち貫通孔3A〜3Hに
は、遊技盤3の各入賞口/入賞装置(入賞部)が設けら
れる。
【0017】上記遊技盤3の裏面の、上記集合樋41に
囲まれた領域の内側には、貫通孔3A〜3Hより流入し
た入賞球を集合樋41の下端側に誘導するための複数の
入賞球誘導樋42,42,…が所定のレイアウトにて配
設されている。遊技盤3の裏面側がこのように形成され
た遊技機1にあっては、遊技盤3の各入賞部に流入した
遊技球は、上記誘導樋42,42,…更には上記集合樋
41によって遊技盤3の下方に誘導された後、裏機構盤
100側に形成された入賞球導出樋101(図3中破線
で示す)を通って、入賞球処理部150(図中2点鎖線
で示す)に至るようになっている。
【0018】尚、同図に破線で示すように、裏機構盤1
00側に形成される入賞球導出樋101は、その上方が
広がる逆ハ字形に形成され、又、導出樋101の最上端
部の開口幅と、遊技盤3側に形成された集合樋41の最
下端部の開口幅が略同一となって、入賞球集合樋41に
よって集められて流下してきた入賞球がすべて裏機構盤
100側の入賞球導出樋101内に誘導されるようにな
っている。
【0019】上記構成のパチンコ遊技機1にあっては、
遊技状態が、例えば「大当り」等の特別遊技状態となっ
て、短時間の内に多量の入賞球が発生した場合には、当
該入賞球が上記入賞球導出樋101内部に一時的に貯留
されることとなる。そして、上記一時的に入賞した入賞
球はアウト貫通孔3a付近まで整列された状態で貯留さ
れる。このように整列貯留された入賞球は、遊技者等
が、前述のアウト球回収口5に設けられた入賞球検知機
構20の反射部たる案内誘導板21の作用によって視認
できるようになっている。
【0020】図4は、入賞球導出樋101が形成されて
いる裏機構盤100の構成の一例を示す遊技機1の裏面
図である。裏機構盤100は、前述の如く透明なプラス
チック板で形成され、前面枠裏側又は遊技盤収納部材
(共に図示省略)に開閉自在に取り付けられている。こ
の裏機構盤100には、遊技盤3を装着するための開口
部110が設けられており、この開口部110に取り付
けられた遊技盤3の入賞球集合樋41の下端開口が、裏
機構盤100に設けられた入賞球案内樋101の上部開
口101aに臨むようになっている。
【0021】裏機構盤100に一体に形成された入賞球
導出樋101は、遊技盤3の裏側に導かれた入賞球を、
入賞球集合樋41を介して回収するもので、入賞球が流
下することができる程度の前後幅(球1個分の間隔)を
有し、左右幅は遊技盤3側の集合樋41の幅に対応して
広げられ、且つ中央に向って僅かに下り傾斜している。
そして、遊技盤3に設けられたアウト球回収口5の直上
に位置する部分の入賞球導出樋101が、入賞球貯留部
101aとなっている。
【0022】遊技盤3の各種入賞部(図示省略)に入賞
し、この入賞球導出樋101に至った入賞球は、所定個
数の賞品球の排出が完了する毎に、1個宛、入賞球処理
装置150に誘導される。
【0023】上記入賞球が誘導される入賞球処理部15
0は、遊技盤3の裏面一側方(図では左側)に偏位して
配設される。この入賞球処理部150には、上記入賞球
導出樋101から流下した入賞球を一時的に収納する収
納ケース111が設けられるとともに、該収納ケース1
11からの入賞球を、該処理部150の作動レバー11
3の一端に案内する作動樋114が設けられている。
【0024】裏機構盤100がこのように構成された遊
技機1では、入賞球は、入賞球集合樋41及び入賞球導
出樋101によって入賞球処理部の収納ケース111に
誘導される。そしてこの収納ケース111の作用によっ
て入賞球は1個宛作動樋114内に案内される。作動樋
114内に案内された1個の入賞球に対応する所定個数
の賞品球の排出が行われると、次の入賞球が入賞球導出
樋101から入賞球処理部150側の収納ケース11
1、更には作動樋114に案内されるようになってい
る。
【0025】より具体的には、入賞球処理部150で
は、入賞球が収納ケース111内部に至ると、該入賞球
の重さによって収納ケース111が図4中時計廻り方向
に傾動し、唯1個の入賞球を作動樋114に流下させ
て、その後元の位置に復帰する。収納ケース111が元
の位置に復帰した後、入賞球導出樋101内に待機させ
られていた入賞球が1個だけ当該収納ケース111内に
案内される。
【0026】入賞球処理部150から1個宛流下した入
賞球は、裏機構盤100のベース板(図示省略)を貫通
して、排出連動機構200の作動レバー113の一端に
設けられた球載部113a上に載る。入賞球が球載部1
13a上に載ると入賞球の自重により作動レバー113
が図中時計廻り方向に傾動し、排出連動機構200の一
部を成す連動杆115等を介して、裏機構盤100上方
に設置された後述の賞球排出装置300が連動される。
【0027】又、裏機構盤100の上部には、賞品球
(予備球)を貯留するための貯留タンク120が設けら
れ、該貯留タンク120の底部に開設した球導出口12
1の下方には、排出前の賞品球(予備球)を二列に整列
しながら誘導するU字状の賞品球誘導樋122が入口が
対向するように設けられ、該誘導樋121の他端は上記
賞球排出装置300に連通されている。
【0028】上記誘導樋121の入口付近の底部には、
自由端が上流側に、また枢着端が下流側に位置するよう
に踏板レバー130が枢着されていると共に、該踏板レ
バー130に対向して球不足検出器131が設けられて
いる。したがって、貯留タンク120内の球が不足する
と踏板レバー130が上昇して遊技盤前面に設けられた
打球発射装置(図示省略)が停止されると共に、球不足
検出器131がオン状態になる。更に踏板レバー130
の上昇にともなってパチンコ遊技機1前面の完了ランプ
(図示省略)が点灯されて遊技者に打止状態を報知する
と共に、管理室に打止信号が伝送され、賞品球の排出が
一旦停止される。
【0029】賞球排出装置300は、遊技球の入賞に応
じて所定個数の賞品球をパチンコ遊技機1前面の供給皿
又は、受皿(共に図示省略)に排出するためのもので、
所定個数の賞品球を内部に収納しておくことができる賞
品球ケース部301が裏機構盤100に傾動可能に枢着
される。この装置300はケース部301の一側が誘導
樋121の出口に臨み、他側が賞球導出路132の入口
に臨み、かつ作動杆133を介して前記連動杆115に
接続されている。
【0030】賞球導出路132は、上記賞球排出装置3
00の作動によって排出された賞品球を、上記供給皿又
は受皿に案内するもので、その途中には流下する賞品球
によって、前述の入賞球処理部150の入賞球処理動作
(入賞球を取り込む動作)を復帰させるようになってい
る(入賞球導出樋101と入賞球処理部150とを連通
させる)。
【0031】賞品球排出部が概略上述のように構成され
たパチンコ遊技機は以下のように作動する。即ち、貯留
タンク120内に予備球が十分に貯留されていると、予
備球が導出口121から誘導樋122内に流下し、その
流下途中で整列されて賞球排出装置300に所定個数
(例えば13個)貯留される。一方、入賞球処理部15
0に誘導されてきた入賞球の自重により前記作動レバー
113が傾動される。この作動レバー113の傾動によ
って、賞球排出装置300内の最先の球がストッパ13
4から外れ、上記貯留された賞品球が賞球導出路132
内に流下する。
【0032】賞球導出路132内を流下した賞品球は、
流下する途中で入賞球処理部150の踏板151を押圧
(慣性力)することにより入賞球処理装置150の入賞
球の取り込み動作を再開させ、一方で、賞品球を賞品球
連通路160から供給皿、更には受皿(共に図示省略)
に流出させるようになっている。このような一連の動作
を繰り返すことによって、入賞球導出樋101の貯留部
101a内に貯留された入賞球が1個宛処理される。
【0033】以上説明したように、本実施例のパチンコ
遊技機1は、遊技盤3裏面側のアウト球回収口5付近
(上端部付近)に透明のプラスチックにて形成された入
賞球導出樋101が配設され、且つ、ガイドレール2の
中央凹部2aからアウト球回収口5の内壁下端にかけて
入賞球検知機構20の反射盤部としての機能を有する案
内誘導板21が設置されているので、上記誘導樋の貯留
部に貯留された未処理入賞球を遊技盤3の前面側から視
認することができる。特に貯留タンク120内部の予備
球が不足して賞品球の排出処理が一時的に停止された場
合であっても、遊技者は上記入賞球検知機構20の反射
部21によって未処理入賞球の有無を確認することがで
きるので、賞品球の排出処理中に(未処理入賞球がある
うち)に席を立ってしまうことがなくなる。
【0034】尚、上記実施例では入賞球検知機構の反射
部を、ガイドレール中央凹部2aからアウト球回収口の
内壁にかけて設置された内部誘導部21とした例を示し
たが、反射部の設置位置はこれに限らず、反射部によっ
て遊技盤3の前面側から入賞球導出樋101が視認でき
るのであれば、如何なる位置にこれを設置してもよい。
又、本実施例の入賞球導出樋101は、透明のプラスチ
ックにて成形され得た裏機構盤100と一体に形成され
ているが、該入賞球導出樋をこれとは別個に設けてもよ
い。この場合には、入賞球導出樋を、透明のプラスチッ
クにて形成しても良いし、或は、アウト球回収口5付近
だけ内部が視認できるように視認用のスリット等を開け
るようにしてもよい。
【0035】図5は、上述した第1実施例の入賞球検知
機構の変形例を示す断面図である。この変形例では、入
賞球検知機構の反射部として機能する案内誘導板21’
の表面(上面)に、アウト球振分用の突起部23’が形
成された透明の保護膜22’が接着されている点が上記
第1実施例と異なる。このように反射部たる案内誘導板
21’の表面に、保護膜22’を設けておくことによっ
て、アウト球(B1)がこの上面を通過したときに、反
射部(案内誘導板21’)の表面が保護される。
【0036】(第2実施例)図6は、本発明の第2実施
例の入賞球検知機構220を示す遊技盤203の要部断
面図である。この第2実施例の入賞球検知機構220
は、反射部を形成するための部材を別途設けることな
く、該反射部をアウト口飾り206に一体形成した点が
上述の第1実施例のそれと異なる。即ち、第2実施例の
遊技盤のアウト球回収口205は、アウト球を遊技盤の
裏面側に誘導するための案内誘導部(第1実施例の案内
誘導板21に相当)がアウト口飾り206に一体に形成
されており(案内誘導部206a)、この案内誘導部2
06aが光の反射率の高い金属板(ステンレス板)にて
形成されている。そして、このアウト口飾りの案内誘導
部6aの働きによって、アウト貫通孔203aの裏面側
上方に形成された貯留部201a内に貯留された入賞球
2を遊技盤203の前面側から視認することができる
ようになる(図中の矢印)。この第2実施例によれば、
アウト口飾りの案内誘導部206aを、反射率の高い部
材にて形成しておくことによって、構成簡単な入賞球検
知機構を形成することができる。
【0037】(第3実施例)図7は、本発明の第3実施
例の入賞球検知機構320を示す遊技盤303の要部断
面図である。この第3実施例の入賞球検知機構320
は、ガイドレール302を反射部として用いた点が上述
の第1実施例及び第2実施例と異なる。即ち、第3実施
例の遊技盤303には、アウト球を遊技盤の裏面側に誘
導するための案内誘導部(第1実施例の案内誘導板2
1,第2実施例の案内誘導部6aに相当)が設けられて
おらず、アウト貫通孔3aの下端面が、遊技盤の前面側
から裏面側にかけて下り傾斜して案内誘導部と同等の機
能を有している。このように形成された第3実施例のア
ウト球回収口305では、ガイドレール302(中央凹
部302a)が反射部として機能するように、光の反射
率の高い金属板(ステンレス板)にて形成されている。
このように形成されたガイドレール(中央凹部2a)の
働きによって、貯留部301a内に貯留された入賞球B
2は遊技盤の前面側から視認されるようになる(図中の
矢印)。上述のようにこの第3実施例では、ガイドレー
ル2(特に中央凹部2a)を反射率の高い部材にて形成
しておくことによって、上記第2実施例と同様、構成簡
単な入賞球検知機構が形成される。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように本発明のパチンコ遊
技機は、遊技盤を貫通して設けられたアウト球回収口
と、遊技球を前記アウト球回収口に案内するガイドレー
ルと、内部に収納されている入賞球が外部から視認可能
な入賞球通路を具え、遊技盤の裏面側で且つ前記アウト
球回収口付近に前記入賞球通路が配されすると共に、前
記ガイドレール及び/又はアウト球回収口の内壁面に反
射部が設けられた構成となっているので、遊技者等は上
記入賞球通路内に貯留されている入賞の有無球を、上記
反射部材によって確認することができ、従って、仮に賞
品球の排出処理が一時的に停止された場合であっても、
誤って席を立ってしまう等の不利益がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる入賞球検知機構20が形成され
たアウト球回収口5及びガイドレール2付近の遊技盤3
の要部拡大図である。
【図2】入賞検知装置20を構成する反射板21、保護
板22のアウト貫通孔3aへの取付状態を示す断面図で
ある。
【図3】入賞球集合樋41、アウト球回収口5、及び入
賞球導出樋101の位置関係を示す遊技盤3の裏面図で
ある。
【図4】入賞球導出樋101が形成されている裏機構盤
100の構成の一例を示す遊技機1の裏面図である。
【図5】第1実施例の入賞球検知機構20の変形例を示
す断面図である。
【図6】本発明の第2実施例の入賞球検知機構220を
示す遊技盤203の要部断面図である。
【図7】本発明の第3実施例の入賞球検知機構320を
示す遊技盤303の要部断面図である。
【符号の説明】
2 ガイドレール 2a 中央凹部 3a アウト貫通孔 6 アウト口飾り 20 入賞球検知機構 21 反射板(反射部) 101 入賞球導出樋 101a 入賞球貯留部 206 アウト口飾り 206a 案内誘導部(反射部) 302 ガイドレール 302a 中央凹部(反射部)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤を貫通して設けられたアウト球回
    収口と、遊技球を前記アウト球回収口に案内するガイド
    レールと、内部に収納されている入賞球が外部から視認
    可能な入賞球通路を具え、遊技盤の裏面側で且つ前記ア
    ウト球回収口付近に前記入賞球通路が配設されると共
    に、前記ガイドレール及び/又はアウト球回収口の内壁
    面に反射部が設けられていることを特徴とするパチンコ
    遊技機。
  2. 【請求項2】 前記反射部は、ガイドレールの上面及び
    /又はアウト球回収口の内壁面に設置された案内誘導板
    によって構成されていることを特徴とする請求項1に記
    載のパチンコ遊技機。
JP3216087A 1991-07-31 1991-07-31 弾球遊技機 Expired - Fee Related JP3067855B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3216087A JP3067855B2 (ja) 1991-07-31 1991-07-31 弾球遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3216087A JP3067855B2 (ja) 1991-07-31 1991-07-31 弾球遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0531242A true JPH0531242A (ja) 1993-02-09
JP3067855B2 JP3067855B2 (ja) 2000-07-24

Family

ID=16683046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3216087A Expired - Fee Related JP3067855B2 (ja) 1991-07-31 1991-07-31 弾球遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3067855B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002085793A (ja) * 2000-09-14 2002-03-26 Mrd:Kk パチンコ機
JP2003038748A (ja) * 2001-07-30 2003-02-12 Heiwa Corp 遊技機の遊技部品
JP2007061512A (ja) * 2005-09-02 2007-03-15 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2022055859A (ja) * 2020-09-29 2022-04-08 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002085793A (ja) * 2000-09-14 2002-03-26 Mrd:Kk パチンコ機
JP4632503B2 (ja) * 2000-09-14 2011-02-16 株式会社Mrd パチンコ機
JP2003038748A (ja) * 2001-07-30 2003-02-12 Heiwa Corp 遊技機の遊技部品
JP2007061512A (ja) * 2005-09-02 2007-03-15 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2022055859A (ja) * 2020-09-29 2022-04-08 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP3067855B2 (ja) 2000-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3922821B2 (ja) 遊技機
JP4052775B2 (ja) 遊技機
JPH0531242A (ja) パチンコ遊技機
JPH0640907B2 (ja) パチンコ遊技機
JPH09276513A (ja) 遊技機
JP2003180969A (ja) 弾球遊技機
JPS60215385A (ja) パチンコ遊技機
JPH11285572A (ja) パチンコ機
JP2009034372A (ja) パチンコ機
JP6039997B2 (ja) 弾球遊技機
JP2003164630A (ja) 弾球遊技機の球抜き装置
JP2002000871A (ja) 遊技機
JP3364742B2 (ja) 図柄組合わせ式パチンコ遊技機用の入球装置
JP2003164628A (ja) 弾球遊技機
JPS607881A (ja) パチンコ遊技機の裏機構盤
JP2714669B2 (ja) 弾球遊技機の機構板
JP2958746B2 (ja) 図柄組合わせ式パチンコ遊技機用の入球装置
JP2003164629A (ja) 弾球遊技機の球抜き装置
JP2003164622A (ja) 弾球遊技機の球止め装置
JP2520361Y2 (ja) パチンコ遊技機における機構セット盤
JP4362342B2 (ja) 弾球遊技機における経路機構
JP2000312763A (ja) パチンコ遊技機
JP4189452B2 (ja) 封入球式遊技機
JP2009034373A (ja) パチンコ機
JP2958745B2 (ja) 図柄組合わせ式パチンコ遊技機の入球装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees