JP4046922B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、排出機構からの遊技球を上皿と下皿に順次供給する遊技機において、上皿が満杯となる前に、遊技球がいきなり下皿に供給されることを防止できる改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
遊技球を用いて遊技を行う遊技機(例えばパチンコ機)では、遊技球(賞球)の受け皿として、上皿(供給皿)と下皿(受け皿)とを備えたものがある。この場合、排出機構から排出された遊技球は、まず上皿に供給され、上皿が満杯になった場合に、余剰の遊技球が下皿に流れ込むようになっているが、このような機構として、従来から図7に示すようなものが用いられていた。
【0003】
図示されるように、排出機構(排出ユニット)の複数の排出口203A、203Bから排出された遊技球15は、排出口203A、203Bの真下に落下した後、傾斜部13を転動して、下皿排出口(傾斜部13と供給皿1との間の間隙部)14を飛び越えて、供給皿1の遊技球受け入れ部11に入る。そして、供給皿1が遊技球15で満杯となると、それ以降に遊技球受け入れ部11に流れ込んだ遊技球15は、下皿排出口14からこぼれ落ちて、受け皿導入通路12を通って、図示されない受け皿に流れ込むようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図7のような構成では、排出機構の排出口203A、203Bが複数あるため、排出口203A、203Bから排出された遊技球15は、それぞれ傾斜部13の異なる落下位置101、102に落下し、この落下位置101、102から供給皿1に向かって転動していく。したがって、排出口203A、203Bから排出された遊技球15は、それぞれ異なる条件で傾斜部13上を転動し、遊技球受け入れ部11に流れ込むことになる。
【0005】
この場合、遊技球15がうまく下皿排出口14を飛び越えるように、傾斜部13の傾斜、下皿排出口14の間隔等の設計は適切なされる必要がある。しかし、上述のように2つの排出口203A、203Bから排出された遊技球15の条件が異なると、2つの排出口203A、203Bから排出された遊技球が両方とも確実に遊技球受け入れ部11に受け入れられるように設計することは難しく、供給皿1が満杯となる前に下皿排出口14からこぼれ落ちてしまう遊技球15が、どうしても発生してしまう。
【0006】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、排出機構からの遊技球を上皿と下皿に順次供給する遊技機において、上皿が満杯となる前に遊技球がいきなり下皿に供給されることを防止できるものを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1の発明では、遊技球を2つの排出流路から上皿の遊技球受け入れ部に排出する排出機構と、前記上皿が遊技球で満たされたときに前記排出機構からの遊技球を下皿側に排出するための下皿排出口と、を備えた遊技機において、前記2つの排出流路の排出口を左右に並んで配設し、前記左右の排出口下方には、遊技球受け入れ部側に傾斜した棚状の傾斜路を形成するとともに、遊技球受け入れ部と前記傾斜路の右端部との間の間隙部を下皿排出口として形成し、前記左右に並んで配設された排出口から排出された遊技球が前記上皿および前記下皿排出口に対して位置的に同等な条件となる場所にいったん誘導する突起部を右の排出口に形成して、前記左右の排出口から排出された遊技球が導かれる場所を、傾斜部の上流となる左の排出口の真下となるようにした。
【0008】
第2の発明では、前記右の排出口の突起部に相対する内周面に、突起部に当たった遊技球が逃げるための切り欠き部を形成した
【0011】
【発明の作用および効果】
本発明では、2つの排出流路からの遊技球は、いったん、上皿におよび下皿排出口に対して位置的に同等な条件となる場所に導かれ、この場所から上皿に払い出される。したがって、この場所に集められた後は、いずれの排出流路からの遊技球も同一の条件で上皿に導かれることになり、上皿が満杯でないのに、遊技球が下皿排出口に落ちてしまわないようにできる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態について説明する。
【0014】
図1は、本実施の形態のパチンコ機を示す一部断面図を含む正面図である。
【0015】
図示されるように、パチンコ機正面には、賞球としての遊技球を受け入れるための供給皿(上皿)1が備えられる。この供給皿1の下方には、受け皿(下皿)2が備えられ、排出レバー3の操作により、供給皿1で余剰となった遊技球が、排出口4から受け皿2に受け入れられるようになっている。
【0016】
また、この供給皿1からは、図示されない打球発射装置に遊技球が供給され、この遊技球は、打球発射装置の操作部5の操作により、供給皿1上方の遊技領域6に打ち込まれるようになっている。遊技領域6には、各種の入賞口(複数の一般入賞口7、始動口8、変動入賞装置9内の大入賞口)が備えられている。そして、遊技球がいずれかの入賞口に入賞した場合には、入賞した入賞口の種類に対応する数の遊技球(賞球)が、排出機構20(図3〜図6参照)の排出口203A、203B(流路切換ユニット200の排出口203A、203B)から、供給皿1の遊技球受け入れ部11へと払い出される。
【0017】
詳しく説明すると、図2に示すように、排出機構20の2つの排出口203A、203Bの下方には、遊技球受け入れ部11側に傾斜した棚状の傾斜路13が形成されている。遊技球受け入れ部11は供給皿1の左端部から遊技機内側に奥まった位置に形成されており、この遊技球受け入れ部11と傾斜路13の右端部との間には、間隙部として下皿排出口14が形成されている。排出口203A、203Bから排出された遊技球15は、傾斜路13を転がった勢いで、下皿排出口14を飛び越えて、遊技球受け入れ部11に受け入れられ、供給皿1に入る。
【0018】
この場合、排出口203A、203Bは、遊技機の左右に並んで配設されているが、供給皿1に近い側(右側)の排出口203Aには、遊技球誘導手段として、供給皿1側から排出口203Aの内側に突出する突起部22が形成されている。また、この突起部22に当たった遊技球15が逃げるための切り欠き部23が、排出口203Aの突起部22に相対する内周面に形成されている。これにより、排出口203Aにおいて突起部22に当たった遊技球15は、矢印で示すように、供給皿1と反対方向に排出され、傾斜部13上流付近の遊技球集合領域16に導かれる。この場合、この遊技球集合領域16は排出口203Bの真下にあるので、排出口203Bから排出された遊技球15も遊技球集合領域16に導かれる。
【0019】
これにより、排出口203Aから排出された遊技球15と排出口203Bから排出された遊技球15は、遊技球集合領域16に導かれた時点で、下皿排出口14および遊技球受け入れ部11との位置関係について同等な条件となる。この結果、傾斜部13を下って下皿排出口14付近を通過する際の遊技球15の流速は、総ての遊技球15について略平均化される。したがって、遊技球集合領域16に導かれた遊技球15が下皿排出口14をうまく飛び越えて遊技球受け入れ部11に流れ込むように、傾斜部13の傾斜、下皿排出口14の大きさ、排出口203A、203Bからの落下距離等を設計しておけば、同等な条件にある排出口203A、203Bからそれぞれ排出された各遊技球15は、同じように遊技球受け入れ部11に流れ込んでいき、供給皿1が満杯でないのに下皿排出口14に落ちてしまわないようにできる。したがって、排出口203A、203B毎に異なる条件を考えなくてよいので、設計が容易になる。
【0020】
そして、供給皿1が遊技球15で満杯となると、その後に供給皿1に払い出された余剰の遊技球15は、下皿排出口14から受け皿導入通路12側に溢れ出る。この受け皿導入通路12は受け皿2に通じており、余剰の遊技球15は、受け皿導入通路12を通じて受け皿2に流れ込むようになっている。
【0021】
なお、本実施の形態では、排出口203A、203Bからの遊技球15を下皿排出口14から遠い側の排出口203Bの真下に導くようにしたが、本発明はこのような形態に限られるものではなく、遊技球集合領域が形成される場所は特に限定されない。例えば、遊技球15が導かれる遊技球集合領域を下皿排出口14に近い側の排出口203Aの真下に設けるようにしてもよい。ただし、本実施の形態のように、遊技球集合領域16は下皿排出口14からなるべく遠い位置に設けた方が、遊技球15が下皿排出口14付近を通る際の流速を、効果的に平均化することができる。
【0022】
また、本実施の形態では、遊技球誘導手段である突起部22により遊技球15を同一の場所(傾斜部13上の遊技球集合領域16)に導くようにしたが、排出口203A、203Bからそれぞれ排出された遊技球15が共に同等な条件となる位置に導かれるのであれば、同一の場所に導く必要もないし、場合によっては遊技球誘導手段がなくてもよい。例えば、排出口203A、203Bを前後方向(図1、図2の紙面に直角方向)に並べることにより、これらの排出口203A、203Bの真下にそれぞれ排出された遊技球15同士が、下皿排出口14および供給皿1(遊技球受け入れ部11)に対して位置的に同等な条件となるようにしてもよい。
【0023】
図3〜図6には、排出機構20の詳細な構成を示す。
【0024】
この排出機構20は、遊技機の裏機構盤に取り付けられるものであって、遊技機上方の図示されない球タンクから供給された遊技球を、遊技者側に排出するものである。
【0025】
図3〜図5に示すように、排出機構20は、遊技球を1球ずつ排出する排出ユニット100と、この排出ユニット100から排出された遊技球を賞球であるか貸球であるかにしたがって異なる流路に導いて計数する流路切換ユニット200とを上下に組み合わせた一つのユニットとして構成される。
【0026】
排出ユニット100は、ケーシング101、球送出部110、排出用パルスモータ120、ストッパ機構130等から構成される。
【0027】
透明なケーシング101には、一対の球流路102A、102Bが形成されている。上方の球タンクからの遊技球は、球入口103A、103Bからそれぞれ球流路102A、102Bに導入され、球出口104A、104Bから排出される。この場合、球出口104A、104Bは、それぞれ流路切換ユニット200の導入口202A、202Bに接続されており、排出ユニット100から排出された遊技球は、流路切換ユニット200に流入するようになっている。。
【0028】
球送出部110は、球流路102A、102Bの所定位置に側方から臨むように設けられる。この球送出部110には、一対のスプロケット(切り欠き円盤)111A、111Bと、これらのスプロケット111A、111Bの間に配置された従動歯車112とが備えられる。スプロケット111A、111B、従動歯車112は、ケーシング101内に軸支された同一の回転軸113に固定され、同期回動するようになっている。
【0029】
スプロケット111A、111Bは、外周に複数(実施の形態では8個)の球受部114を等間隔に設けたもので、これらの球受部114の一部が、それぞれ球流路102A、102Bに臨んでいる。これにより、スプロケット111A、111Bの側方を通過する遊技球15は、一つ一つの球受部114に一球ずつ保持されるようにして、スプロケット111A、111Bの回転動作とともに順次送り出される。したがって、排出ユニット100からは、スプロケット111A、111Bの動作量(回転量)に比例した個数の遊技球が排出されることになる。
【0030】
また、スプロケット111A、111Bは、互いに球受部114の1/2個分だけ位相がずれた状態で、回転軸113に固定されている。これにより、スプロケット111A、111Bからの遊技球の送り出しは交互になされ、排出ユニット100からの遊技球排出を迅速かつスムーズに行うことができる。
【0031】
排出用パルスモータ120の回転軸には、原動歯車121と、ストッパ機構130の回動規制歯車131とが固定されている。この原動歯車121と球送出部110の従動歯車112の間には、伝達歯車122が配設される。これにより、従動歯車112とスプロケット111A、111Bは、排出用パルスモータ120により一体に回転駆動される。
【0032】
ストッパ機構130は、排出用パルスモータ120の回転を規制するもので、回動規制歯車131、ストッパ部材(フラッパ)133、リターンスプリング135、フラッパソレノイド136等から構成される。
【0033】
回動規制歯車131の外周には、上述したスプロケット111A、111B外周の球受部114と同数のラチェット歯132が、等間隔に形成されている。これらのラチェット歯132に、ストッパ部材133が係合することにより、回動規制歯車131の回動(図5における時計回りの回動)が禁止される。なお、回動規制歯車131とストッパ部材133はラチェット機構を構成しており、係合時でも逆回転(図5における反時計回りの回動)は許容される。
【0034】
ストッパ部材133は、掛止部134に上端側が揺動可能に支持され、揺動によりラチェット歯132に係脱可能となっているもので、常態ではリターンスプリング135に付勢されてラチェット歯132に係合している。
【0035】
これに対して、フラッパソレノイド136に通電すると、ストッパ部材133は、フラッパソレノイド136側に吸着され、リターンスプリング135に抗して後退する。これにより、ストッパ部材133と回動規制歯車131の係合が解除され、排出用パルスモータ120が回動可能となる。
【0036】
このようにストッパ機構130を備えることにより、排出用パルスモータ120が回転の慣性や遊技球の重みで余分に回転してしまうことを防止でき、スプロケット111A、111Bの回転量を排出制御装置(排出用パルスモータ120、フラッパソレノイド136を制御する制御装置)によって正確に制御できる。
【0037】
流路切換ユニット200は、ケーシング201に、導入口202A、202Bから排出口203A、203Bに至る遊技球流路204A、204Bを備えている。流路切換ユニット200のケーシング201は、ねじ止め等により、排出ユニット100のケーシング101の下端に固定される。この場合、上述したように、導入口202A、202Bは、それぞれ排出ユニット100の排出口104A、104Bに接続される。
【0038】
遊技球流路204A、204Bは、賞球としての遊技球が導入される賞球流路205A、205Bと、貸球としての遊技球が導入される貸球流路206A、206Bに分岐する(図示の都合上、貸球流路206Bは図3〜図5には示されていない)。なお、賞球流路205A、205B、貸球流路206A、206Bは、いずれも蛇行形状となっており、遊技球15の流下の勢いが自然に弱められるようになっている。
【0039】
賞球流路205A、205B、貸球流路206A、206Bには、それぞれ賞球検出センサ215A、215B、貸球検出センサ216A、216Bが備えられる。これにより、通過した遊技球15の数は、流路毎にカウントできるようになっている。
【0040】
賞球流路205Aと貸球流路206Aの分岐部、賞球流路205Bと貸球流路206Bの分岐部には、それぞれ流路切換弁220A、220Bが設けられる。これらの流路切換弁220A、220Bは、回動軸221の回りで回動して、賞球流路205A、205Bまたは貸球流路206A、206Bへの入口を選択的に閉鎖するものである。
【0041】
流路切換弁220A、220Bは、流路切換ソレノイド230により駆動されるソレノイド軸231に、歯車222、223を介して連係している。これにより、流路切換弁220A、220Bによる賞球流路205Aと貸球流路206A間の流路切換、賞球流路205Bと貸球流路206A間の流路切換は、排出制御装置による流路切換ソレノイド230への通電で制御される。この場合、排出制御装置は、遊技制御装置(遊技を統括的に制御する主制御装置)からの指令にしたがって、賞球排出のときには賞球流路205A、206Aを開放するように、また貸球排出のときには貸球流路206A、206Bを開放するように流路切換弁220A、220Bを切り換える。
【0042】
詳しく説明すると、ソレノイド軸231は、常態(流路切換ソレノイド230に通電がなされていない状態)では、リターンスプリング232の付勢により収縮状態にある。したがって、賞球排出時には、流路切換ソレノイド230への通電を行わないようにすれば、流路切換弁220A、220Bは、貸球流路206A、206Bの入口を閉鎖し、賞球流路203A、203Bの入口を開放する位置にある。そして、導入口202A、202Bに導入された遊技球は、総て賞球流路205A、205Bに流れ込み、賞球検出センサ215A、215Bにより検出される。
【0043】
一方、貸球排出時には、排出制御装置の制御により流路切換ソレノイド230に通電する。これにより、ソレノイド軸231は、リターンスプリング232に抗して、伸長方向に延び出す。この結果、流路切換弁220A、220Bは、賞球流路105A、105Bの入口を閉鎖し、貸球流路106A、106Bの入口を開放する位置へと回動し、導入口202A、202Bに導入された遊技球15は、総て貸球流路206A、206Bに流れ込み、貸球検出センサ216A、216Bにより検出される。
【0044】
賞球流路205A、205Bと貸球流路206A、206Bは、下流の合流部路207A、207Bにおいてそれぞれ合流する(合流部207Bは図示せず)。賞球流路205A、205Bまたは貸球流路206A、206Bからの遊技球15は、この合流部207A、207Bにおいて合流した後、排出口203A、203Bから排出され、供給皿1または受け皿2に至る。
【0045】
図6は、流路切換ユニット200の排出口203A、203B付近を下方から見た斜視図である。
【0046】
図示されるように、排出口203Aには、三角形状の片からなる突起部22が3片設けられている。これらの突起部22により、排出口203Aから排出された遊技球15は、排出口203Bの下方の遊技球集合領域16に導かれる。
【0047】
なお、本実施の形態では、遊技球誘導手段として、三角形形状の突起部22を3片備えたが、遊技球誘導手段の形状や個数がこの実施形態のものに限定されないのはもちろんである。
【0048】
また、今回開示された実施の形態は総ての点で例示であって制限的なものではない。また、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示されるもので、特許請求の範囲内での総ての変更を含むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の遊技機を示す一部断面図を含む正面図である。
【図2】同じく排出ユニットの排出口付近を示す断面図である。
【図3】同じく排出ユニットを示す斜視図である。
【図4】同じく排出ユニットを示す斜視図である。
【図5】同じく排出ユニットを示す側面図である。
【図6】同じく流路切換ユニットの排出口付近を下方から見た斜視図である。
【図7】従来の排出ユニットの排出路付近を示す断面図図である。
【符号の説明】
1 供給皿(上皿)
2 受け皿(下皿)
11 遊技球受け入れ部
12 受け皿導入通路
13 傾斜部
14 下皿排出口
15 遊技球
16 遊技球集合領域
20 排出ユニット
22 突起部
23 切り欠き部
31 排出流路
32 排出流路
203A 排出口
203B 排出口

Claims (2)

  1. 遊技球を2つの排出流路から上皿の遊技球受け入れ部に排出する排出機構と、前記上皿が遊技球で満たされたときに前記排出機構からの遊技球を下皿側に排出するための下皿排出口と、
    を備えた遊技機において、
    前記2つの排出流路の排出口を左右に並んで配設し、
    前記左右の排出口下方には、遊技球受け入れ部側に傾斜した棚状の傾斜路を形成するとともに、遊技球受け入れ部と前記傾斜路の右端部との間の間隙部を下皿排出口として形成し、
    前記左右に並んで配設された排出口から排出された遊技球が前記上皿および前記下皿排出口に対して位置的に同等な条件となる場所にいったん誘導する突起部を右の排出口に形成して、
    前記左右の排出口から排出された遊技球が導かれる場所を、傾斜部の上流となる左の排出口の真下となるようにしたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記右の排出口の突起部に相対する内周面に、突起部に当たった遊技球が逃げるための切り欠き部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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JP2005152142A (ja) 遊技機

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