JP4442310B2 - 貯留タンク - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機に用いられる遊技媒体を貯留すると共に、貯留された遊技媒体の有無を検出する遊技媒体検出装置を備えた貯留タンクに関するものである。
周知のように、複数のパチンコ機等が設置されるパチンコ島台の内部には、パチンコ機で使用されるパチンコ玉を貯留するための大型の貯留タンクが備えられており、この貯留タンクには、貯留タンク内のパチンコ玉の有無を検出するための検出センサが備えられている。この検出センサは、例えば、検出センサから送信される検出信号に基づいてパチンコ玉の貯留量を表示する、あるいは、玉補給システムに用いられるパチンコ玉の移送装置に設けられるシャッター装置の開閉を行う等、重要な役割を持つものであるが、従来、この検出センサは貯留タンクの内側側面に設けられていた(例えば、特許文献1)。
特開2001−62132号公報
ところが、特許文献1に開示される貯留タンクでは、上記のように検出センサが貯留タンクの内側側面に設けられているため、貯留タンク内のパチンコ玉が検出センサに衝突することによる衝撃や振動によって、検出センサがパチンコ玉を検出していないにも拘らず検出信号を発信する等の異常を起こす、あるいは故障して検出できなくなること等の問題があった。
また、上記のように検出センサが異常や故障を起こした場合には検出センサを交換する必要があるが、特許文献1に開示される貯留タンクでは、上記のように検出センサが貯留タンクの内側側面に設けられているため、検出センサの交換の際に貯留タンクにパチンコ玉が貯留されていた場合、そのパチンコ玉を抜き取らなければならず手間と時間を要するものであり、また、検出センサの交換作業自体、行い難いものであった。
そこで、本発明は、上記した事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、検出センサが破損し難く且つ検出センサの交換を容易に行うことができる貯留タンクを提供することにある。
そこで、請求項1に係る発明について、図面を参照して説明すると、図7に示すように、パチンコ機2(遊技機)に用いられるパチンコ玉(遊技媒体)を貯留すると共に、貯留されたパチンコ玉の有無を検出する遊技媒体検出装置20a〜20fを備えた貯留タンク9,10において、前記貯留タンク9,10には、該貯留タンク9,10の貯留空間18に連通する開口部14が形成され、前記遊技媒体検出装置20a〜20fは、前記貯留タンク9,10に取り付けられる取付面102を有すると共に前記開口部14に嵌入され且つその底面が前記貯留空間18に臨む凹状嵌入部107が形成されるカバー部材100と、該カバー部材100の前記取付面102と重複して前記貯留タンク9,10に取り付けられる取付部84を有すると共に前記凹状嵌入部107の内側の凹部103に挿入され且つ前記パチンコ玉の有無を検出する検出センサ86が取り付けられるセンサ取付部81が形成される本体部材80と、から構成され、前記本体部材80を前記貯留タンク9,10に取り付けた状態において、前記検出センサ86の検出面87と前記凹部103の底面110との間には隙間Aが形成されていることを特徴とする貯留タンク9,10とした。
また、請求項に係る発明では、図面を参照して説明すると、図9に示すように、パチンコ機2(遊技機)に用いられるパチンコ玉(遊技媒体)を貯留すると共に、貯留されたパチンコ玉の有無を検出する遊技媒体検出装置20a〜20fを備えた貯留タンク9,10において、前記貯留タンク9,10には、該貯留タンク9,10の貯留空間18に連通する開口部14が形成され、前記遊技媒体検出装置20a〜20fは、前記貯留タンク9,10に取り付けられる取付面102を有すると共に前記開口部14に嵌入される且つその底面が前記貯留空間18に臨む凹状嵌入部107が形成されるカバー部材100と、該カバー部材100の前記取付面102と重複することなく前記貯留タンク9,10に取り付けられる取付部84を有すると共に前記凹状嵌入部107の内側の凹部103に挿入され且つ前記パチンコ玉の有無を検出する検出センサ86が取り付けられるセンサ取付部81が形成される本体部材80と、から構成され、前記本体部材80は、該本体部材80を前記貯留タンク9,10に取り付けた状態において、いずれの箇所も前記カバー部材100と接していないことを特徴とする貯留タンク9,10とした。
また、請求項2又は請求項4に係る発明では、図面を参照して説明すると、図7及び図9に示すように、請求項1又は請求項に記載される貯留タンク9,10は、前記本体部材80の取付部84を前記貯留タンク9,10に取り付ける際に振動を吸収するための振動吸収材95を介して又は振動吸収材95を前記カバー部材100の前記取付面102との間に挟持して取り付けたことを特徴とする貯留タンク9,10とした。
請求項1に係る発明においては、貯留タンク9,10には貯留タンク9,10の貯留空間18に連通する開口部14が形成され、遊技媒体検出装置20a〜20fは、貯留タンク9,10に取り付けられる取付面102を有すると共に開口部14に嵌入されてその底面が貯留空間18に臨む凹状嵌入部107が形成されるカバー部材100と、該カバー部材100の取付面102と重複して貯留タンク9,10に取り付けられる取付部84を有すると共に凹状嵌入部107の内側の凹部103に挿入され且つパチンコ玉の有無を検出する検出センサ86が取り付けられるセンサ取付部81が形成される本体部材80と、から構成され、本体部材80を貯留タンク9,10に取り付けた状態において、検出センサ86の検出面87と凹部103の底面110との間には隙間Aが形成されている。このように、検出センサ86と貯留タンク9,10の貯留空間18との間にカバー部材100が位置し、検出センサ86の検出面87とカバー部材100の凹部103の底面110との間に隙間Aが形成されているため、パチンコ玉が凹状嵌入部107へ衝突することによる衝撃や振動が検出センサ86に直接伝わることがなく、検出センサ86が破損し難くなる。
また、検出センサ86を備えた本体部材80が貯留タンク9,10の外側から着脱可能であるため、貯留タンク9,10内のパチンコ玉を抜き取る等の作業が不要となり、検出センサ86の交換を容易に行うことができる。
請求項に係る発明においては、本体部材80を貯留タンク9,10に取り付けた状態において、本体部材80のいずれの箇所もカバー部材100と接していないため、パチンコ玉が凹状嵌入部107へ衝突することによりカバー部材100全体に伝わる衝撃や振動が、本体部材80に直接伝わらず検出センサ86にも直接伝わることがなく、検出センサ86がより破損し難くなる。
請求項2,4に係る発明においては、本体部材80を留タンク9,10に取り付ける際に振動を吸収するための振動吸収材95を介して又は振動吸収材95をカバー部材100の取付面102との間に挟持して取り付けたため、本体部材80やカバー部材100へのパチンコ玉の衝突による衝撃や振動がより検出センサ86へ伝わり難くなり、検出センサ86がより破損し難くなる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。先ず、図1及び図2を参照して本実施形態に係るパチンコ島台1の概略構成について説明する。図1は、パチンコ島台1の外観斜視図であり、図2は、パチンコ島台1の縦断面図である。図1において、パチンコ島台1は、周知のように、直方体状に枠組み構成され、その長手方向側面にパチンコ機2を背向並設するようになっている。このパチンコ機2の下端に配設されるカウンター台16より下方の下部空間には、貯留タンク9(以下、非優先貯留タンク9という場合がある),貯留タンク10(以下、優先貯留タンク10という場合がある)が設けられている。この貯留タンク9,10には、多量のパチンコ玉を貯留する程大きく形成される。具体的には、貯留タンク9,10内に形成される貯留空間18に貯留されるパチンコ玉数は、当該パチンコ島台1に設置される複数のパチンコ機2の各種の遊技状態に十分対処し得る程度(例えば、各15〜20万個ずつ)の大きさに設計される。
また、パチンコ島台1には、その中央部の玉揚送装置収納部4の一側にパチンコ機2で獲得したパチンコ玉を返却するための玉返却装置(JC)3もパチンコ機2と並列状に設けられている。この玉返却装置3は、非優先貯留タンク9が内蔵されるパチンコ機列側に設けられることが望ましい。これは、通常の営業状態でほとんど満杯状態となることのない非優先貯留タンク9の方が、玉返却装置3からの賞球の返却を確実に行うことができるからである。また、この玉返却装置3もパチンコ機2と同様に、パチンコ島台1の両側面の玉返却装置3が互いに背向するように設置されている。なお、玉返却装置3には、返却口3aが形成され、その返却口3aから返却されたパチンコ玉(賞球)は、接続樋(図示しない)を介して貯留タンク9内の上部に設けられた搬送樋48,49上に導かれるようになっている。さらに、玉返却装置3の返却口3aは、パチンコ島台1の貯留量がほぼ上限に達した状態となったとき(例えば、後述する遊技媒体検出装置20fの検出センサ86がONしたとき)に、図示しない電気的駆動源(例えば、モータやソレノイド)によって開閉駆動されるJCシャッター装置(図示しない)が閉鎖することによって返却動作が禁止され、その状態が解除されたときに開放されるようになっている。
また、パチンコ島台1のほぼ中央には、玉揚送装置収納部4が構成され、該玉揚送装置収納部4内に玉揚送装置5が収納設置されている。本実施形態に係る玉揚送装置5は、帯状の搬送ベルト(図示しない)によってパチンコ玉を揚送するものであり、その帯状の搬送ベルトがパチンコ島台1に対して縦方向(直交方向)に設置されてパチンコ玉を上部に揚送するものである。玉揚送装置5の上部には、揚送されたパチンコ玉を一時的に貯留する上部タンク6が設けられている。その上部タンク6からは、左右に図示しない補給樋が傾斜状に設けられており、上部タンク6からパチンコ玉を流下させるようになっている。この補給樋には、各パチンコ機2に対応して分配シュート(図示しない)が設けられ、補給樋を流下するパチンコ玉を取り込むようになっている。分配シュートによって取り込まれたパチンコ玉は、分配シュートの下部に設けられる計数装置(図示しない)によって計数された後、パチンコ機2の背面上部に設けられる賞球タンク(図示しない)に供給され、遊技によって遊技者に払い出される賞球として使用される。また、図1に示すように、各パチンコ機2に挟まれるようにして、パチンコ玉を貸し出すための台間玉貸機15が設けられているが、分配シュートは、この台間玉貸機15にも接続されている。
一方、各パチンコ機2から排出される使用済玉は、計数機能を有するアウト玉箱7の玉排出ノズル(図示しない)から下方に排出される。この玉排出ノズルは、貯留タンク9,10の上部にそれぞれ設けられる上部優先樋50,29に臨んで配される。これにより、アウト玉箱7から排出されたパチンコ玉は、貯留タンク9内の上部優先樋50又は貯留タンク10内の上部優先樋29に導かれるようになっている。なお、貯留タンク9,10は、それぞれパチンコ機2の3〜4台分に相当する長さに形成されるため(所謂1ユニット島の長さ)、その貯留タンク9,10が収納されるユニット島の外側にさらにユニット島が接続される場合(多くの場合接続される)には、その外側に接続されるユニット島の下部中央にアウト玉誘導レール8が設けられ、貯留タンク9,10の上方位置から外れたパチンコ機2から排出される使用済玉が受け入れられるようになっている。このアウト玉誘導レール8の下流端は、貯留タンク9,10の上流部外側に個々に設けられる中継ボックス51,37にそれぞれ連通するようになっている。
この中継ボックス51,37には、上記した上部優先樋50,29の下流端もそれぞれ連通している。貯留タンク9の中継ボックス51には、パチンコ機2からアウト玉誘導レール8に排出された使用済玉及び、パチンコ機2から上部優先樋50に排出された使用済玉が送り込まれる。そして、この使用済玉は、貯留タンク9内に設けられ、中継ボックス51と連通する優先樋24を介して後述する非優先貯留タンク玉導出口に誘導される。また、貯留タンク10の中継ボックス37には、パチンコ機2からアウト玉誘導レール8に排出された使用済玉及び、パチンコ機2から上部優先樋29に排出された使用済玉が送り込まれる。そして、この使用済玉は、貯留タンク10内に設けられ、中継ボックス37と連通する優先樋52を介して後述する優先タンク第1玉導出口(図示しない)に誘導される。
上記した貯留タンク9,10には、上部タンク6からオーバーフローしたパチンコ玉を下部に還流するオーバーフローボックス11がそれぞれ接続されている。オーバーフローボックス11は、玉揚送装置5の隣接空間を利用する形で設けられた直方体状のボックスであり、その内部が分岐仕切り12によって縦方向に仕切られている。分岐仕切り12は、オーバーフローボックス11の一側に寄せて設けられ、その幅広領域に連通する一側の通路内に複数の流下板12aを段差状に交互に設けてボックス優先通路11aを構成し、その幅狭領域に連通する他側の通路内にも複数の流下板12aを段差状に交互に設けてボックス非優先通路11bを構成している。即ち、上部タンク6からオーバーフローしたパチンコ玉は、ボックス優先通路11aに優先的に導かれ、そのボックス優先通路11aが満杯となったときにボックス非優先通路11bに溢れ出るようになっている。そして、ボックス優先通路11a及びボックス非優先通路11bは、貯留タンク9,10の玉揚送装置5側の上部にそれぞれ形成される上段プレート47,26を介して右側の貯留タンク9及び左側の貯留タンク10に連通するようになっている。
そして、ボックス優先通路11aに導かれたパチンコ玉は、ボックス優先通路11aを通過した後、上段プレート26及び、貯留タンク10内の上部に設けられた搬送樋27,28を流下した後、貯留タンク10に貯留され、貯留されたパチンコ玉は、後述する優先タンク第2玉導出口(図示しない)に誘導される。
また、ボックス優先通路11aが満杯となり、ボックス非優先通路11bに溢れ出たパチンコ玉は、ボックス非優先通路11bを通過した後、上段プレート47及び、貯留タンク9内の上部に設けられた搬送樋48,49を流下した後、貯留タンク9に貯留され、貯留されたパチンコ玉は、後述する非優先貯留タンク玉導出口(図示しない)に誘導される。
このように、本実施形態においては、オーバーフロー機構を従来のフレキシブルパイプに代えてボックス状に構成したので、還流されるパチンコ玉による騒音の発生を極めて小さくすることができると共に、還流機能だけでなく相当量のパチンコ玉(本実施形態においては、約2〜3万個)を貯留する貯留機能もあるので、従来使用されていなかった空間を利用してパチンコ島台1内部における貯留空間として有効に利用し得る。
また、貯留タンク9,10の内側側壁には、それぞれ貯留玉量(単に、貯留量ともいう場合がある)を検出するための遊技媒体検出装置20a〜20fが、パチンコ玉の貯留量に応じて段階的に設けられている。本出願人らの実験によれば、貯留タンク9,10内のパチンコ玉の貯留変化は、各貯留タンク9,10の上流側からほぼ水平方向に滞留していくことが分かった。このため、遊技媒体検出装置20a〜20fは、貯留タンク9,10内のパチンコ玉の貯留変化にあわせるように、ほぼ水平方向の直線状に配置し、優先貯留タンク10の上流側に配された遊技媒体検出装置20aで貯留量の下限を検出する一方、非優先貯留タンク9の下流側に配された遊技媒体検出装置20fで貯留量の上限を検出する構成としている。従って、貯留タンク10のパチンコ玉の貯留量が増加するに従い、遊技媒体検出装置20a,20b,20cの順にパチンコ玉が検出され、貯留タンク9のパチンコ玉の貯留量が増加するに従い、遊技媒体検出装置20d,20e,20fの順にパチンコ玉が検出されることとなる。なお、遊技媒体検出装置20a〜20fの構成については、後に詳述する。
次に、上記した非優先貯留タンク9と優先貯留タンク10との間に配設される各種構成部材について説明する。各貯留タンク9,10間には、優先貯留タンク10に形成される優先タンク第1玉導出口(図示しない)と非優先貯留タンク9に形成される非優先タンク第1玉導入口(図示しない)とを接続する接続樋59と、優先貯留タンク10に形成される優先タンク第2玉導出口(図示しない)と非優先貯留タンク9に形成される非優先タンク第2玉導入口(図示しない)とを接続する小型玉揚送装置60と、が設けられている。小型玉揚送装置60は、搬送路62を傾斜状に支持し、その搬送路62の下部一側に導入樋63を接続し、その上部他側に排出樋64を接続してなる。導入樋63の末端部は優先タンク第2玉導出口(図示しない)に接続され、排出樋64の末端部は非優先タンク第2玉導入口(図示しない)に接続されている。搬送路62には、詳細には図示しないが、玉係止条が平行に形成されたコンベアベルトが旋回するように周設され、この旋回駆動は、基板(図示しない)上に設けられたモータ(図示しない)の出力軸に固着されるプーリ(図示しない)とコンベアベルトを駆動するローラ(図示しない)との間に掛け渡されるVベルト(図示しない)によって行われる。また、搬送路62には、詳細には図示しないが、コンベアベルトの駆動で異常が生じた場合これを検出する異常検出センサが設けられており、後述するように、小型玉揚送装置60の空回り異常や玉詰り異常が即座に検出でき、異常発生の対応を確実に行うことができる。
しかして、優先タンク第1玉導出口(図示しない)から導出されるパチンコ玉は、接続樋59を流下して非優先タンク第1玉導入口(図示しない)に転送される。一方、優先タンク第2玉導出口(図示しない)から導出されるパチンコ玉は、導入樋63を介して小型玉揚送装置60の搬送路62に送り込まれ、コンベアベルトの駆動に伴って揚送された後に排出樋64を介して非優先タンク第2玉導入口(図示しない)に転送される。
このように、本実施形態に係るパチンコ島台1では、非優先貯留タンク9に貯留されたパチンコ玉は、非優先貯留タンク9に形成された非優先貯留タンク玉導出口(図示しない)から導入樋72を介して玉揚送装置5に送り込まれる。一方、優先貯留タンク10に貯留されたパチンコ玉は、優先貯留タンク10内に設けられた傾斜状の底板41上を流下して小型玉揚送装置60に導出された後、小型玉揚送装置60によって非優先貯留タンク9に揚送され、上記と同様に非優先貯留タンク玉導出口(図示しない)から導入樋72を介して玉揚送装置5に送り込まれる。このため、優先貯留タンク10から玉揚送装置5へのパチンコ玉の転送がスムーズに行われ、玉揚送装置5を常に効率的に駆動することができる。
なお、上記した非優先貯留タンク9の非優先貯留タンク玉導出口(図示しない)には、非優先貯留タンク玉導出口の開閉を行うシャッター装置(図示しない)が設けられている。シャッター装置は、通常時には非優先貯留タンク玉導出口(図示しない)を開放して玉揚送装置5へのパチンコ玉の流下を可能にする一方、玉揚送装置5の故障等の異常発生時及び営業終了時には非優先貯留タンク玉導出口(図示しない)を閉鎖して玉揚送装置5へのパチンコ玉の流下を阻止するようになっている。
以上、本実施形態に係るパチンコ島台1の構成について説明したが、次に本実施形態の要部を構成する遊技媒体検出装置20a〜20f(20)の構成について図3乃至図9を参照して説明する。図3は、第1実施形態に係る遊技媒体検出装置20の分解斜視図であり、図4は、第1実施形態に係る遊技媒体検出装置20を貯留タンク基体13に取り付ける状態の分解斜視図であり、図5は、第1実施形態に係る遊技媒体検出装置20を貯留タンク基体13に取り付けた状態の斜視図であり、図6は、第1実施形態に係る遊技媒体検出装置20を貯留タンク基体13に取り付けた状態の縦断面図であり、図7は、第1実施形態に係る遊技媒体検出装置20を貯留タンク基体13に取り付けた状態の横断面図であり、図8は、第2実施形態に係る遊技媒体検出装置20を貯留タンク基体13に取り付けた状態の斜視図であり、図9は、第2実施形態に係る遊技媒体検出装置20を貯留タンク基体13に取り付けた状態の横断面図である。なお、上記したように、遊技媒体検出装置20a〜20fは、貯留タンク9,10の上流側から下流側に亘ってそれぞれ対応する位置に取り付けられるものであるが、その構成はまったく同じであるため、以下、遊技媒体検出装置20として説明する。
上記した遊技媒体検出装置20は、主として、図3に示す本体部材80とカバー部材100とにより構成されている。また、この本体部材80とカバー部材100とにより遊技媒体検出装置20を組み立てる際には、後述するように、本体部材80とカバー部材100との間に、図3に示す振動吸収材95が挟持される。以下、各部材の構成について説明する。
まず、本体部材80は、樹脂材料(例えば、ABS樹脂)によって形成されるものであり、その中央部分が検出センサ86を取り付けるセンサ取付部81として平面視でコ字形状に形成されると共に、このコ字形状の開口側の両端部からは、それぞれ外側に向けて取付部84が突設されている。センサ取付部81は、その断面形状がやはりコ字形状に形成されており、その中央の凹部が検出センサ86を嵌入させるセンサ嵌入部82として形成されている。このセンサ嵌入部82は、センサ取付部81に対して上記した取付部84とは反対方向に形成されている。また、センサ嵌入部82の最奥面には、検出センサ86に接続されているセンサケーブル88が挿通されるケーブル挿通穴83が穿設されている。一方、上記した取付部84には、本体部材80を貯留タンク9,10に取り付けるための取付ネジ89が挿通される取付穴85が穿設されている。
次に、カバー部材100は、樹脂材料(例えば、ABS樹脂)によって形成されるものであり、図3に示すように、カバー部材100を貯留タンク9,10に取り付けるための長方形状のフランジ部101と、このフランジ部101のほぼ中央に角柱状に突出して形成される凹状嵌入部107と、から構成されている。
上記したフランジ部101の凹状嵌入部107側の面は、カバー部材100を貯留タンク9,10に取り付けた際に貯留タンク9,10の外側面に接する装着面106として形成されると共に、装着面106の裏側面は上記した本体部材80を取り付けるための取付面102として形成されている。また、フランジ部101の上方及び下方には、カバー部材100を貯留タンク9,10に取り付けるための取付ネジ111が挿通される取付穴104がそれぞれ複数箇所(実施形態の場合、上下それぞれ3箇所、計6箇所)穿設されている。また、フランジ部101の両側方であって縦方向ほぼ中央には、上記した本体部材80を貯留タンク9,10側に取り付けるための取付ネジ89が挿通される取付穴108が穿設されている。
また、上記した凹状嵌入部107は、上記した本体部材80を貯留タンク9,10側に取り付ける際に、貯留タンク9,10に形成された後述する開口部14に嵌入されるものであり、その表面は貯留タンク9,10内に形成される貯留空間18に臨むと共に、貯留タンク9,10内のパチンコ玉が接する遊技媒体接触面109として形成されている。
また、凹状嵌入部107の内側には、上記した本体部材80のセンサ取付部81が挿入される凹部103が、フランジ部101側から形成されている。この凹部103の最奥部、即ち、上記した遊技媒体接触面109の裏側に位置する面は、凹部103に本体部材80のセンサ取付部81が挿入された際、センサ取付部81に取り付けられた検出センサ86の検出面87が臨む底面110として形成されている。この遊技媒体接触面109と底面110との間隔、即ち、凹状嵌入部107の底面の板厚は、本実施形態の場合、約3mm程度に形成されている。また、凹部103の上端部近傍及び下端部近傍には、遊技媒体接触面109が凹部103側へ湾曲することを防止するための補強リブ105がそれぞれ突設されている。このように、補強リブ105により遊技媒体接触面109の湾曲を防止することができるため、上記した凹状嵌入部107の底部の板厚を薄く形成することができる。
また、本体部材80とカバー部材100との間に挟持される振動吸収材95は、ほぼ正方形の平板状に形成されるものであり、その中央部付近には本体部材80をこの振動吸収材95と共に貯留タンク9,10に取り付けるための取付ネジ89が挿通される取付穴96が穿設されている。
なお、上記したように、カバー部材100の凹状嵌入部107は、貯留タンク9,10に形成された開口部14に嵌入されるものであるが、この開口部14は貯留タンク9,10を構成する部材である貯留タンク基体13に形成されるものであり、凹状嵌入部107の外形とほぼ同形状に形成されるものである。
しかして、上記した本体部材80,カバー部材100及び振動吸収材95により遊技媒体検出装置20を組み立てるには、まず、図3に示すように、本体部材80のセンサ嵌入部82に検出センサ86を嵌入して取り付けると共に、検出センサ86のセンサケーブル88をケーブル挿通穴83に挿通する。
次に、図4に示すように、貯留タンク基体13に形成された開口部14に凹状嵌入部107を嵌入させると共に、フランジ部101の装着面106を貯留タンク基体13に当接させる。そして、フランジ部101の取付穴104に挿通した取付ネジ111を貯留タンク基体13に螺着することにより、カバー部材100を貯留タンク基体13に固定する。
上記のようにカバー部材100を貯留タンク基体13に固定した後、本体部材80のセンサ取付部81をカバー部材100の凹部103に挿入すると共に、本体部材80の取付部84とカバー部材100の取付面102との間に振動吸収材95を挟み込む。この状態で、取付部84の取付穴85,振動吸収材95の取付穴96及びカバー部材100の取付穴108に挿通した取付ネジ89を貯留タンク基体13に螺着することにより、本体部材80を貯留タンク基体13に固定する。
上記の手順により、遊技媒体検出装置20が組み立てられると共に、図5に示すように、貯留タンク9,10に対して取り付けられることとなる。このように遊技媒体検出装置20が貯留タンク9,10に対して取り付けられた状態では、図6及び図7に示すように、検出センサ86と貯留タンク9,10の貯留空間18との間にカバー部材100が位置すると共に、検出センサ86の検出面87と凹部103の底面110との間には、隙間Aが形成されている。このように、検出センサ86と貯留空間18との間にカバー部材100が位置し、検出センサ86の検出面87と凹部103の底面110との間に隙間Aが形成されているため、パチンコ玉が遊技媒体接触面109へ衝突することによる衝撃や振動が検出センサ86に直接伝わることがなく、検出センサ86が破損し難くなる。なお、上記した隙間Aは、本実施形態においては約3mm程度に設定しているが、1mm以上に設定してあれば十分である。
また、遊技媒体検出装置20が貯留タンク9,10に対して取り付けられた状態では、図6及び図7に示すように、隙間Aが形成されている他、カバー部材100の凹部103の側面と本体部材80のセンサ取付部81の側面との間に隙間Bが形成されている。即ち、本体部材80のセンサ取付部81とカバー部材100とが接していないため、パチンコ玉が遊技媒体接触面109へ衝突することによりカバー部材100全体に伝わる衝撃や振動が、本体部材80に直接伝わらず検出センサ86にも直接伝わることがなく、検出センサ86がより破損し難くなる。なお、上記した隙間Bは、本実施形態においては約1mm程度に設定している。
更に、図6及び図7に示すように、本体部材80が振動を吸収するための振動吸収材95を介して取り付けられているため、本体部材80やカバー部材100へのパチンコ玉の衝突による衝撃や振動がより検出センサ86へ伝わり難くなり、検出センサ86がより破損し難くなる。
なお、上記した実施形態(第1実施形態)に係る遊技媒体検出装置20においては、本体部材80を貯留タンク9,10側に取り付ける際、本体部材80の取付部84をカバー部材100の取付面102に取り付けるものを示したが、これに限らず、本体部材80の取付部84を貯留タンク9,10を構成する貯留タンク基体13に取り付けるものであってもよい。このような実施形態(第2実施形態)について、図8及び図9を参照して説明する。なお、第2実施形態に係る遊技媒体検出装置20の説明は、第1実施形態に係る遊技媒体検出装置20との相違点についてのみ行う。また、第1実施形態に係る遊技媒体検出装置20と同様の機能を有する部材には、同様の符号を付した。
第2実施形態に係る遊技媒体検出装置20においては、図8に示すように、本体部材80の取付部84の長さは、第1実施形態に係る遊技媒体検出装置20の本体部材80に形成された取付部84の長さよりも長く形成されている。具体的には、第1実施形態に係る遊技媒体検出装置20の本体部材80に形成された取付部84の長さの約2倍程度である。このため、取付部84の端部はカバー部材100のフランジ部101の端部よりも外側に位置している。
また、本体部材80は、貯留タンク9,10に取り付ける際に、第1実施形態に係る遊技媒体検出装置20のようにカバー部材100の取付面102ではなく、振動吸収材95を介して貯留タンク基体13に取り付けられている。このとき、振動吸収材95は、本体部材80の取付部84と貯留タンク基体13との間に挟持されるものであるため、図8及び図9に示すように、第1実施形態に係る振動吸収材95よりも厚く形成されている。
上記した第1実施形態に係る遊技媒体検出装置20では、底面110と検出面87との間には隙間Aが、凹部103の側面とセンサ取付部81の側面との間には隙間Bが形成されていたが、第2実施形態に係る遊技媒体検出装置20では、それらに加えて、図9に示すように、フランジ部101の取付面102と取付部84との間には隙間Cが、フランジ部101の端部と振動吸収材95の端部との間には隙間Dが形成されている。このように、本体部材80とカバー部材100とがまったく接していないため、即ち、本体部材80とカバー部材100とがそれぞれ別個に且つ互いに接触しないように貯留タンク基体13に取り付けられているため、パチンコ玉が遊技媒体接触面109へ衝突することによりカバー部材100全体に伝わる衝撃や振動が、本体部材80に直接伝わらず検出センサ86にも直接伝わることがなく、より検出センサ86が破損し難くなる。
また、上記のように、第2実施形態に係る遊技媒体検出装置20の本体部材80は、貯留タンク基体13に取り付けられるものであるため、パチンコ玉が貯留タンク基体13に衝突することにより貯留タンク基体13が受ける衝撃や振動が、本体部材80に伝わることになり、パチンコ玉が遊技媒体接触面109へ衝突することによりカバー部材100が受ける衝撃や振動は本体部材80に伝わらない。ここで、貯留タンク基体13は、その構成上、必ず、カバー部材100の板厚よりも厚い板厚で形成されるものであるため、貯留タンク基体13が受けた衝撃や振動は貯留タンク基体13自体に吸収されて本体部材80に伝わるまでに減衰する。このため、板厚が貯留タンク基体13の板厚よりも薄く、パチンコ玉の衝突による衝撃や振動の減衰が貯留タンク基体13よりも小さいカバー部材100に本体部材80を取り付けた場合よりも検出センサ86が破損し難くなる。
また、上記のように、検出センサ86を備えた本体部材80が貯留タンク9,10の外側から着脱可能であるため、貯留タンク9,10内のパチンコ玉を抜き取る等の作業が不要となり、検出センサ86の交換を容易に行うことができる。
なお、上記した第1及び第2実施形態に係る遊技媒体検出装置20では、各構成部材の間に隙間A〜Dが形成されるものを示したが、これに限らず、少なくとも隙間Aが形成されていれば、検出センサ86の破損防止の効果を十分に奏することができるものである。
また、上記した第1及び第2実施形態に係る遊技媒体検出装置20では、本体部材80が振動を吸収するための振動吸収材95を介して取り付けられるものを示したが、これに限らず、振動吸収材95を介することなく取り付けられるものであってもよい。即ち、例えば、本体部材80を取り付ける際に、本体部材80の取付部84をカバー部材100のフランジ部101に直接取り付ける、あるいは、本体部材80の取付部84を貯留タンク基体13の外側面である基体外側面17(図8参照)に直接取り付けるものであってもよい。
また、上記した第1及び第2実施形態に係る遊技媒体検出装置20では、遊技媒体検出装置20が貯留タンク9,10に直接取り付けられるものを示したが、これに限らず、直接取り付けられるものでなくてもよい。例えば、遊技媒体検出装置20自体はパチンコ島台1を構成する枠、あるいはこの枠に取り付けた取付部材に取り付けられて、凹状嵌入部107の表面が貯留タンク9,10の貯留空間18に臨んでいるようなものであってもよい。
なお、上記した第1及び第2実施形態における検出センサ86は、周知の磁気センサである。
パチンコ島台の外観斜視図である。 パチンコ島台の縦断面図である。 第1実施形態に係る遊技媒体検出装置の分解斜視図である。 第1実施形態に係る遊技媒体検出装置を貯留タンク基体に取り付ける状態の斜視図である。 第1実施形態に係る遊技媒体検出装置を貯留タンク基体に取り付けた状態の斜視図である。 第1実施形態に係る遊技媒体検出装置を貯留タンク基体に取り付けた状態の縦断面図である。 第1実施形態に係る遊技媒体検出装置を貯留タンク基体に取り付けた状態の横断面図である。 第2実施形態に係る遊技媒体検出装置を貯留タンク基体に取り付けた状態の斜視図である。 第2実施形態に係る遊技媒体検出装置を貯留タンク基体に取り付けた状態の横断面図である。
1 パチンコ島台
2 パチンコ機(遊技機)
9 貯留タンク
10 貯留タンク
14 開口部
18 貯留空間
20,20a〜20f 遊技媒体検出装置
80 本体部材
81 センサ取付部
86 検出センサ
87 検出面
95 振動吸収材
100 カバー部材
103 凹部
107 凹状嵌入部
110 底面

Claims (4)

  1. 遊技機に用いられる遊技媒体を貯留すると共に、貯留された遊技媒体の有無を検出する遊技媒体検出装置を備えた貯留タンクにおいて、
    前記貯留タンクには、該貯留タンクの貯留空間に連通する開口部が形成され、
    前記遊技媒体検出装置は、
    前記貯留タンクに取り付けられる取付面を有すると共に前記開口部に嵌入され且つその底面が前記貯留空間に臨む凹状嵌入部が形成されるカバー部材と、
    該カバー部材の前記取付面と重複して前記貯留タンクに取り付けられる取付部を有すると共に前記凹状嵌入部の内側の凹部に挿入され且つ前記遊技媒体の有無を検出する検出センサが取り付けられるセンサ取付部が形成される本体部材と、から構成され、
    前記本体部材を前記貯留タンクに取り付けた状態において、前記検出センサの検出面と前記凹部の底面との間には隙間が形成されていることを特徴とする貯留タンク。
  2. 前記本体部材の取付部を前記貯留タンクに取り付ける際に振動を吸収するための振動吸収材を前記カバー部材の前記取付面との間に挟持して取り付けたことを特徴とする請求項1記載の貯留タンク。
  3. 遊技機に用いられる遊技媒体を貯留すると共に、貯留された遊技媒体の有無を検出する遊技媒体検出装置を備えた貯留タンクにおいて、
    前記貯留タンクには、該貯留タンクの貯留空間に連通する開口部が形成され、
    前記遊技媒体検出装置は、
    前記貯留タンクに取り付けられる取付面を有すると共に前記開口部に嵌入され且つその底面が前記貯留空間に臨む凹状嵌入部が形成されるカバー部材と、
    該カバー部材の前記取付面と重複することなく前記貯留タンクに取り付けられる取付部を有すると共に前記凹状嵌入部の内側の凹部に挿入され且つ前記遊技媒体の有無を検出する検出センサが取り付けられるセンサ取付部が形成される本体部材と、から構成され、
    前記本体部材は、該本体部材を前記貯留タンクに取り付けた状態において、いずれの箇所も前記カバー部材と接していないことを特徴とする貯留タンク。
  4. 前記本体部材の取付部を前記貯留タンクに取り付ける際に振動を吸収するための振動吸収材を介して取り付けたことを特徴とする請求項3記載の貯留タンク。
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