JP2006042435A - スイッチング電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】軽負荷時の循環電流を減少させて、損失を低減し、消費電力を低減するスイッチング電源装置を提供する。
【解決手段】直流電源Vdc1の両端に接続され、トランスT1の1次巻線5aと主スイッチQ1とが直列に接続された直列回路と、主スイッチの両端又はトランスの1次巻線の両端に接続され、補助スイッチQ2とコンデンサC2とが直列に接続された直列回路と、主スイッチがオン時にトランスの2次巻線に発生した電圧を整流する第1整流素子D3と、主スイッチがオフ時にトランスの3次巻線5cに発生した電圧を整流する第2整流素子D4と、第1整流素子で整流された電圧と第2整流素子で整流された電圧とを平滑する平滑素子C5と、主スイッチと補助スイッチとを所定のスイッチング周波数を持つ信号により交互にオン/オフさせる制御回路10とを備え、制御回路は、軽負荷時に主スイッチのオンデューティを制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、高効率、小型、低ノイズなスイッチング電源装置に関し、特に、軽負荷時の消費電力を低減する技術に関する。
図15に従来のこの種のスイッチング電源装置の回路構成図を示す(特許文献1)。図15に示すスイッチング電源装置は、アクティブクランプを用いたフライバック回路であり、直流電源Vdc1にトランスTの1次巻線P(巻数n1)を介してMOSFET等からなる主スイッチQ1が接続され、1次巻線Pの両端には、MOSFET等からなる補助スイッチQ2とコンデンサC2とからなる直列回路が接続されている。
主スイッチQ1の両端には、ダイオードD1とコンデンサC1とからなる並列回路が接続されている。補助スイッチQ2の両端にはダイオードD2が接続されている。主スイッチQ1及び補助スイッチQ2は、制御回路100のPWM制御により交互にオン/オフするようになっている。
また、トランスTの1次巻線PとトランスTの2次巻線Sとは互いに逆相電圧が発生するように巻回されており、トランスTの2次巻線S(巻数n2)には、ダイオードD5とコンデンサC5とからなる整流平滑回路が接続されている。この整流平滑回路は、トランスTの2次巻線Sに誘起された電圧(オン/オフ制御されたパルス電圧)を整流平滑して直流出力を負荷RLに出力する。
制御回路100は、負荷RLの出力電圧に基づき、主スイッチQ1をオン/オフ制御するためのパルスからなる制御信号を生成するとともに、出力電圧が所定の電圧となるように制御する。
次に、このように構成されたスイッチング電源装置の動作を図16及び図17に示すタイミングチャートを参照しながら説明する。なお、図16では、重負荷時での動作波形を示し、図17では、軽負荷時での動作波形を示し、主スイッチQ1の両端間の電圧Q1v、主スイッチQ1に流れる電流Q1i、主スイッチQ1をオン/オフ制御するゲート信号Q1gを示し、補助スイッチQ2の両端間の電圧Q2v、補助スイッチQ2に流れる電流Q2i、補助スイッチQ2をオン/オフ制御するゲート信号Q2gを示している。
まず、時刻t31において、ゲート信号Q1gにより主スイッチQ1がオンすると、Vdc1→P→Q1→Vdc1と主スイッチQ1に電流Q1iが流れ、トランスTの1次巻線Pにエネルギーが蓄えられる。電流Q1iは、時刻t32まで時間の経過とともに増大していく。
次に、時刻t32において、ゲート信号Q1gにより主スイッチQ1がオフすると、トランスTの1次巻線Pに蓄えられたエネルギーは、コンデンサC1を充電させる。そして、コンデンサC1の電圧とコンデンサC2の電圧とが等しくなったときダイオードD2がオンし、そのエネルギーはコンデンサC2に蓄えられる。
即ち、時刻t32〜時刻t33において、P→D2→C2→Pと電流が流れる。このダイオードD2に電流が流れている期間中は、補助スイッチQ2の電圧Q2vが略ゼロであり補助スイッチQ2をオンすることで補助スイッチQ2をゼロ電圧スイッチングさせることができる。このとき、S→D5→C5→Sと電流が流れ、出力にエネルギーのほとんどが放出される。
そして、トランスTの1次巻線Pに蓄えられたエネルギーがコンデンサC2に移動した後も(時刻t33〜時刻t34)、補助スイッチQ2がオンしているので、C2→Q2→P→C2と電流Q2iが流れ、コンデンサC2に蓄えられたエネルギーは、トランスTの1次巻線Pに移動する。
次に、時刻t34(時刻t31も同じ)において、補助スイッチQ2をオフすると、1次巻線Pに蓄えられていたエネルギーでP→Vdc1→C1→Pで電流が流れて、コンデンサC1(主スイッチQ1)が放電して電圧が低下していく。放電が終了した後に主スイッチQ1をオンすることで、主スイッチQ1をゼロ電圧スイッチングさせることができる。
従って、コンデンサC2とコンデンサC5とはトランスTの巻数比を介して同値であり、これは負荷が変動しても変化しない。コンデンサC2の電圧は、入力電圧と主スイッチQ1及び補助スイッチQ2とが交互にオン/オフするならばそのデューティにより決定され(トランスTの正負の電圧の積分値はゼロ)、これも負荷電流に依存しない。このため、フライバック方式(トランスTの1次巻線と2次巻線とが逆相となっている方式)では、図16及び図17に示すように、負荷電流(負荷の変動)に関係なく、オン/オフのデューティは一定である。
特開2002−369520号公報
また、図17に示すように、負荷の変動に関係なく、オン/オフのデューティは一定であり、軽負荷時にかなり大きな循環電流が流れている。この循環電流は補助スイッチQ2の時刻t35〜時刻t34までの時間TMにおける電流や主スイッチQ1の時刻t31〜時刻t32までの時間TMにおける電流で、この電流のゼロクロス点(例えば時刻t33)が時間TMのほぼ中央近くにあり、励磁エネルギーとフライバックエネルギーとがほぼ等しい。この循環電流による損失により、軽負荷時の効率低下を招く。
本発明は、軽負荷時の循環電流を減少させることにより損失を低減でき、軽負荷時及び待機時の消費電力を低減できるスイッチング電源装置を提供することにある。
本発明は前記課題を解決するために以下の構成とした。請求項1の発明は、直流電源の両端に接続され、トランスの1次巻線と主スイッチとが直列に接続された第1直列回路と、前記主スイッチの両端又は前記トランスの1次巻線の両端に接続され、補助スイッチとコンデンサとが直列に接続された第2直列回路と、前記主スイッチがオン時に前記トランスの2次巻線に発生した電圧を整流する第1整流素子と、前記主スイッチがオフ時に前記トランスの3次巻線に発生した電圧を整流する第2整流素子と、前記第1整流素子で整流された電圧と前記第2整流素子で整流された電圧とを平滑する平滑素子と、前記主スイッチと前記補助スイッチとを所定のスイッチング周波数を持つ信号により交互にオン/オフさせる制御回路とを備え、前記制御回路は、軽負荷時に前記主スイッチのオンデューティを制御することを特徴とする。
請求項2の発明は、直流電源の両端に接続され、コンデンサとトランスの1次巻線と主スイッチとが直列に接続された第1直列回路と、前記コンデンサと前記トランスの1次巻線との直列回路の両端に接続された補助スイッチと、前記主スイッチがオン時に前記トランスの2次巻線に発生した電圧を整流する第1整流素子と、前記主スイッチがオフ時に前記トランスの3次巻線に発生した電圧を整流する第2整流素子と、前記第1整流素子で整流された電圧と前記第2整流素子で整流された電圧とを平滑する平滑素子と、前記主スイッチと前記補助スイッチとを所定のスイッチング周波数を持つ信号により交互にオン/オフさせる制御回路とを備え、前記制御回路は、軽負荷時に前記主スイッチのオンデューティを制御することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1記載のスイッチング電源装置において、前記トランスの2次巻線には直列にリアクトルが接続され、該リアクトルは、前記トランスのコアに疎結合させて巻回された前記トランスの1次巻線及び2次巻線間のリーケージインダクタンスからなることを特徴とする。
請求項4の発明では、請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載のスイッチング電源装置において、前記制御回路は、前記平滑素子の出力電圧と基準電圧との誤差からなる誤差電圧信号を生成する誤差電圧生成手段と、軽負荷時に、前記誤差電圧生成手段で生成された前記誤差電圧信号の値に基づき前記主スイッチのオン時間を短く制御するパルス幅制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4記載のスイッチング電源装置において、軽負荷時に、前記誤差電圧生成手段で生成された前記誤差電圧信号の値が前記主スイッチの予め定めた最小オン時間に対応するしきい値に達したときに前記誤差電圧信号の値に応じて前記スイッチング周波数を低下させる周波数制御信号を生成する周波数制御手段を有し、前記パルス幅制御手段は、前記周波数制御手段で生成された前記周波数制御信号に応じて前記スイッチング周波数を低下させたパルス信号を生成することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1、請求項3、請求項4、請求項5のいずれか1項記載のスイッチング電源装置において、前記トランスは、中央脚と2つの側脚との3脚により磁気回路が形成されたコアを有し、各脚にはギャップが形成され、前記中央脚には前記1次巻線と前記3次巻線とが巻回され、前記2つの側脚の一方の側脚には前記2次巻線が巻回されていることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項2、請求項4、請求項5のいずれか1項記載のスイッチング電源装置において、前記トランスは、中央脚と2つの側脚との3脚により磁気回路が形成されたコアを有し、中央脚にはギャップが形成され、このギャッブを挟んで前記中央脚の一方側には前記1次巻線が巻回され、前記中央脚の他方側には前記2次巻線及び前記3次巻線が巻回されていることを特徴とする。
請求項1及び請求項2の発明によれば、重負荷時には、主スイッチがオン時にトランスの励磁インダクタンスにエネルギーを蓄えるとともに、2次巻線から第1整流素子及び平滑素子を介して負荷にエネルギーを供給し、主スイッチがオフ時にトランスの励磁インダンタンスに蓄えられたエネルギーを3次巻線から第2整流素子及び平滑素子を介して負荷に供給し、軽負荷時には、主スイッチのオンデューティが制御され、主スイッチがオン時に2次巻線から第1整流素子及び平滑素子を介して負荷に電力を供給するので、軽負荷時の循環電流が減少し、損失が低減でき、軽負荷時の消費電力を低減することができる。
請求項3の発明によれば、リアクトルは、大きなリーケージインダクタンス値を有するので、主スイッチがオン時に第1整流素子に流れる電流が制限され、2次巻線からの電力のみでは出力電圧は所定電圧にならないが、主スイッチがオフ時には励磁インダンタンスに蓄えられたエネルギーを3次巻線から第2整流素子及び平滑素子を介して負荷に供給するので、出力電圧が所定電圧に保たれる。
請求項4の発明によれば、パルス幅制御手段が、軽負荷時に、誤差電圧生成手段で生成された誤差電圧信号の値に基づき主スイッチのオン時間を短く制御するので、軽負荷時の循環電流が減少し、損失が低減でき、軽負荷時の消費電力を低減することができる。
請求項5の発明によれば、周波数制御手段は、軽負荷時に、誤差電圧信号の値が主スイッチの予め定めた最小オン時間に対応するしきい値に達したときに誤差電圧信号の値に応じてスイッチング周波数を低下させるので、スイッチング損失が低減できる。
請求項6の発明によれば、1次巻線と3次巻線とが巻回されているので、1次巻線及び3次巻線間のリーケージインダクタンスを小さくでき、また、2つの側脚の一方の側脚に2次巻線が巻回されているので、1次巻線及び2次巻線間のリーケージインダクタンスを大きくできる。
請求項7の発明によれば、1次巻線と2次巻線及び3次巻線とが巻回されているので、各巻線間のリーケージインダクタンスを小さくできる。
以下、本発明に係るスイッチング電源装置の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。実施の形態に係るスイッチング電源装置は、重負荷時には、主スイッチがオン時にトランスの励磁インダクタンスにエネルギーを蓄えるとともに、大きなリーケージインダクタンスを有する2次巻線から負荷にエネルギーを供給し、主スイッチがオフ時にトランスの励磁インダンタンスに蓄えられたエネルギーを負荷に供給(リバース動作)し、軽負荷時には、主スイッチのオンデューティを小さくし、主スイッチがオン時に負荷に電力を供給することにより、循環電流を減少させて、損失を低減し、軽負荷時及び待機時の消費電力を低減することを特徴とする。即ち、アクティブクランプを用いたフライバック方式のゼロ電圧スイッチング(ZVS)共振型の電源装置の特徴である低ノイズ、高効率を維持しつつ、軽負荷時及び待機時の消費電力を低減することを特徴とする。
図1は実施例1のスイッチング電源装置の回路構成図である。図1に示すスイッチング電源装置において、直流電源Vdc1の両端には、リアクトルL2とトランスT1の1次巻線5a(巻数n1)とMOSFET等からなる主スイッチQ1との直列回路が接続されている。リアクトルL2は、トランスT1の1次巻線5a及び3次巻線5c間のリーケージインダンタンスからなる。トランスT1の1次巻線5aには、励磁インダクタンスL1が等価的に接続される。1次巻線5aとリアクトルL2との直列回路の両端には、MOSFET等からなる補助スイッチQ2とコンデンサC2とからなる直列回路が接続されている。
主スイッチQ1の両端には、ダイオードD1とコンデンサC1とからなる並列回路が接続されている。補助スイッチQ2の両端にはダイオードD2が接続されている。主スイッチQ1及び補助スイッチQ2は、共にオフとなる期間(デッドタイム)を有し、制御回路10のPWM制御により交互にオン/オフするようになっている。
なお、補助スイッチQ2とコンデンサC2とからなる直列回路は、1次巻線5aの両端に接続する代わりに、主スイッチQ1の両端に接続しても良い。ダイオードD1は、主スイッチQ1の寄生ダイオードであっても良く、ダイオードD2は、補助スイッチQ2の寄生ダイオードであっても良い。また、コンデンサC1は、主スイッチQ1の寄生コンデンサであっても良い。
また、トランスT1の1次巻線5aとトランスT1の2次巻線5b(巻数n2)とは互いに同相電圧が発生するように巻回されており、トランスT1の2次巻線5bには大きなインダクタンス値を有するリアクトルL3が直列に接続されている。このリアクトルL3は、例えば、トランスT1の1次巻線5a及び2次巻線5b間のリーケージインダンタンスであり、1次巻線5aと2次巻線5bとが疎結合することにより大きなインダンタンス値とすることができる。トランスT1の2次巻線5bとリアクトルL3との直列回路の両端には、ダイオードD3(本発明の第1整流素子に対応)とコンデンサC5(本発明の平滑素子に対応)とからなる整流平滑回路が接続されている。
また、トランスT1の1次巻線5aとトランスT1の3次巻線5c(巻数n3)とは互いに逆相電圧が発生するように巻回されており、トランスT1の3次巻線5cの一端は、リアクトルL3とコンデンサC5との接続点に接続され、3次巻線5cの他端は、ダイオードD4(本発明の第2整流素子に対応)を介してダイオードD3とコンデンサC5との接続点に接続されている。ダイオードD3とダイオードD4とコンデンサC5とからなる整流平滑回路は、トランスT1の2次巻線5b及び3次巻線5cに誘起された電圧(オン/オフ制御されたパルス電圧)を整流平滑して直流出力を負荷RLに出力する。
制御回路10は、負荷RLの出力電圧に基づき、主スイッチQ1をオン/オフ制御するためのパルスからなる制御信号を生成するとともに、出力電圧が所定の電圧となるように制御する。
制御回路10は、軽負荷時に主スイッチQ1のオンデューティ(オン時間の比率)が低下するように制御する。また、制御回路10は、主スイッチQ1の最小オン時間(本発明のしきい値としての基準電圧Vに対応)を規定することにより、軽負荷時における出力電圧の上昇を検出することにより、さらに軽負荷時にスイッチング周波数を低下させる。
このため、制御回路10は、比較回路11、発振器13、コンパレータ15、インバータ20、ローサイドドライバ23、ハイサイドドライバ25を備えている。
図2は実施例1のスイッチング電源装置に設けられた制御回路の具体的な回路構成図であり、図2(a)は基本的回路、図2(b)は変形例の回路である。図2(a)に示す比較回路11(本発明の誤差電圧生成手段に対応)は、誤差増幅器111と、コンパレータ113とからなる。誤差増幅器111は、コンデンサC5の電圧が−端子に入力され、基準電圧Vが+端子に入力され、コンデンサC5の電圧と基準電圧Vとの誤差からなる誤差電圧信号を生成してこの誤差電圧信号をフィードバック信号FBとしてコンパレータ15に出力する。また、誤差増幅器111は、フィードバック信号FBが所定値未満の値から基準電圧Vまでの範囲内になった場合には軽負荷であるとして、フィードバック信号をコンパレータ15に出力する。
コンパレータ113は、誤差増幅器111からのフィードバック信号FBが−端子に入力され、基準電圧Vが+端子に入力され、出力端子と電源Vccとの間に抵抗R4が接続され、フィードバック信号FBが基準電圧V以下になった場合に更なる軽負荷であると判定して、例えばHレベルを発振器13(本発明の周波数制御手段に対応)を構成するVCO131に出力する。
VCO131は、電圧値に応じた周波数を持つ信号を発生する電圧制御発振器であり、コンパレータ113からHレベルを入力したとき、即ち、フィードバック信号FBが基準電圧V以下になった場合に、誤差増幅器111からの誤差電圧信号の電圧値に応じてスイッチング周波数を低下させた三角波信号(本発明の周波数制御信号に対応)を生成する。
コンパレータ15(本発明のパルス幅制御手段に対応)は、誤差増幅器111からのフィードバック信号FBが+端子に入力され、VCO131からの三角波信号が−端子に入力され、フィードバック信号FBの値が三角波信号の値以上のときにオンで、フィードバック信号FBの値が三角波信号の値未満のときにオフとなるパルス信号を生成し、インバータ20及びローサイドドライバ23に出力する。
図2(b)に示す変形例の回路は、スイッチング周波数を一定周波数から可変周波数に切り替える別の回路例を示している。図2(b)では、コンパレータ113の代わりに増幅器113aを用い、増幅器113aの−端子が基準電圧Vに接続され、+端子が誤差増幅器111の出力側に接続されている。フィードバック信号FBが基準電圧Vより大きいときは、増幅器113aの出力は、飽和状態(例えば電源電圧値)となるため、VCO131は一定周波数を出力する。フィードバック信号FBが基準電圧Vより小さくなると、増幅器113aの出力は、電源電圧値より低下するため、その出力値に応じた周波数がVCO131より出力される。
ローサイドドライバ23は、コンパレータ15からのパルス信号を主スイッチQ1のゲートに印加して主スイッチQ1を駆動する。インバータ20は、コンパレータ15からのパルス信号を反転してハイサイドドライバ25に出力する。ハイサイドドライバ25は、インバータ20からの信号を補助スイッチQ2のゲートに印加して補助スイッチQ2を駆動する。
次に、このように構成された実施例1のスイッチング電源装置の動作を図3乃至図6に示すタイミングチャートを参照しながら説明する。
図3は実施例1のスイッチング電源装置の重負荷時での各部における信号のタイミングチャートである。図4は実施例1のスイッチング電源装置の重負荷時で且つ主スイッチがターンオン時(図3のA部の詳細)の各部における信号のタイミングチャートである。図5は実施例1のスイッチング電源装置の重負荷時で且つ主スイッチがターンオフ時(図3のB部の詳細)の各部における信号のタイミングチャートである。図6は実施例1のスイッチング電源装置の軽負荷時での各部における信号のタイミングチャートである。
なお、図3乃至図6において、主スイッチQ1の両端間の電圧Q1v、主スイッチQ1に流れる電流Q1i、補助スイッチQ2に流れる電流Q2i、ダイオードD3に流れる電流D3i、ダイオードD4に流れる電流D4i、主スイッチQ1をオン/オフ制御するゲート信号Q1g、補助スイッチQ2をオン/オフ制御するゲート信号Q2gを示している。
最初に、図3乃至図5を参照して、重負荷時の動作を説明する。重負荷時には、スイッチング周波数を一定とし、主スイッチQ1及び補助スイッチQ2の各デューティを制御するものとする。
まず、時刻t(時刻t11〜t13)において、ゲート信号Q1gにより主スイッチQ1がオンすると、Vdc1→L2→L1→Q1→Vdc1と主スイッチQ1に電流Q1iが流れ、この電流Q1iは時間の経過ととも時刻tまで直線的に増加していく。このとき、トランスT1の励磁インダクタンスL1にエネルギーが蓄えられる。なお、時刻t〜tにおいて、補助スイッチQ2の電流Q2iはゼロである。
また、トランスT1の2次巻線5bにはダイオードD3を順バイアスする方向に電圧が発生し、5b→D3→C5→L3→5bの経路で電流D3iが流れて、この電流D3iは時間の経過ととも時刻tまで直線的に増加していき、負荷RLに電力が供給される。
しかし、リアクトルL3が大きなインダクタンス値を有するため、電流D3iは制限され、2次巻線5bからの電力のみでは、出力電圧は低下し所定の出力電圧を発生しない。なお、トランスT1の3次巻線5cにはダイオードD4を逆バイアスする方向に電圧が発生するため、時刻t〜tにおいて、電流D4iはゼロである。
次に、時刻t(時刻t21〜t23)において、ゲート信号Q1gにより主スイッチQ1がオフすると、L1→C1→Vdc1→L2→L1の経路で電流が流れて、コンデンサC1が充電されて主スイッチQ1の電圧Q1vが上昇する。そして、コンデンサC1の電圧とコンデンサC2の電圧とが等しくなったときダイオードD2に電流D2iが流れて、コンデンサC2が充電される。このダイオードD2に電流D2iが流れている期間中は、補助スイッチQ2の電圧Q2vが略ゼロであり補助スイッチQ2をオンすることで補助スイッチQ2をゼロ電圧スイッチングさせることができる。
このとき、トランスT1の1次巻線5aにはコンデンサC2の電圧が印加されるため、3次巻線5cにはダイオードD4を順バイアスする方向に、巻数比に対応した電圧が発生する。このため、5c→D4→C5→5cと電流D4iが流れ、出力にエネルギーのほとんどが放出される。即ち、励磁インダクタンスL1のエネルギーとコンデンサC2のエネルギーは、ダイオードD4を介して出力に供給される。ダイオードD4の電流D4iは、時刻t〜tにおいて、コンデンサC2とリアクトルL2との共振作用により正弦波状に上昇する。主スイッチQ1がオン時のダイオードD3の電流D3iと主スイッチQ1がオフ時のダイオードD4の電流D4iとの和により、出力電圧は、所定値に保たれる。
次に、補助スイッチQ2に電流が流れている状態で、補助スイッチQ2をオフすると、L2→Vdc1→C1→L1→L2と電流が流れて、コンデンサC1(主スイッチQ1)が放電する。そして、コンデンサC1の電圧がゼロ電圧となった時に、ダイオードD1がオンする。この状態において、主スイッチQ1をオンすることで主スイッチQ1をゼロ電圧スイッチングさせることができる。
ここで、コンデンサC2の電圧Vc2は、Vc2=T1(n1)/T1(n2)×出力電圧である。T1(n1)はトランスT1の1次巻線5aの巻数を示し、T1(n2)はトランスT1の2次巻線5bの巻数を示す。また、Vc2=Vdc1×Ton/Tである。Tはパルス信号の周期であり、Tonはパルス信号の1周期内のオン時間(オン幅)である。このため、主スイッチQ1のオンデューティにより出力電圧を制御でき、励磁インダクタンスL1に流れる電流は、連続的となる。
次に、図6、図7を参照して、軽負荷時の動作を説明する。負荷を軽くした場合には、2次巻線5bの電圧により、コンデンサC5は、充電されて、所定電圧より高くなる。
このとき、誤差増幅器111は、図7に示すように、フィードバック信号FBが所定値未満の値から基準電圧Vまでの範囲内になった場合に軽負荷であるとして、フィードバック信号FBをコンパレータ15に出力する。コンパレータ15は、誤差増幅器111からのフィードバック信号FBの値が三角波信号の値以上のときにオンで、フィードバック信号FBの値が三角波信号の値未満のときにオフとなるパルス信号を生成する。
図7に示すように、フィードバック信号FBが所定値FB1であるときには、パルス信号のオン時間は例えばTon1であるが、フィードバック信号FBが所定値FB1未満の値から基準電圧Vまでの範囲内になった場合には、パルス信号のオン時間は例えばTon2,Ton3となり、主スイッチQ1のオン時間が順次短くなる。即ち、制御回路10は、出力電圧を所定値にするために、主スイッチQ1のオンデューティを小さくする。
また、コンデンサC2の電圧Vc2は、主スイッチQ1のオン時間Tonが短くなることにより低下する。その結果、主スイッチQ1がオフ時でもダイオードD4はオンせず、ダイオードD3のみから電力が負荷RLに出力される。このように、主スイッチQ1のオン時間が短くなるために、励磁電流(循環電流)が減少し、損失が減少するので、軽負荷時の消費電力を低減することができる。
次に、軽負荷時で且つフィードバック信号FBが基準電圧V以下になった時に、即ち、主スイッチQ1の予め定めた最小オン時間以下になった時にスイッチング周波数を低下させる動作について説明する。
まず、制御回路10が主スイッチQ1のオン時間の最小時間(ton4)を規定し、それ以上短くならないように制御すると、さらに、軽負荷時になった場合には、コンデンサC5の出力電圧が上昇傾向となる。このとき、比較回路11は、コンデンサC5の電圧と基準電圧Vとの誤差からなる誤差電圧信号を生成してこの誤差電圧信号をフィードバック信号FBとしてコンパレータ15に出力する。また、比較回路11は、フィードバック信号FBが基準電圧V以下になった場合に、さらに軽負荷であるとして例えばHレベルを発振器13に出力する。
次に、発振器13は、フィードバック信号FBが基準電圧V以下になった場合に、比較回路11からの誤差電圧信号の電圧値に応じてスイッチング周波数を低下させた三角波信号を生成する。例えば、図7に示すように、フィードバック信号FBの電圧がV,Vのように低下していくに従って、図8に示すように、スイッチング周波数をf,fのように低下させていく。このことは、図10に示すように、通常(定常負荷、重負荷時)では、スイッチング周波数が例えば100KHzであり、軽負荷時には負荷率に応じてスイッチング周波数を低下させることに相当する。
図9に示すように、フィードバック信号FBの値がVの場合には、電圧Vに対応する周波数fの三角波信号により、周波数fのパルス信号が生成され、フィードバック信号FBの値が電圧Vの場合には、電圧Vに対応する周波数fの三角波信号により、周波数fのパルス信号が生成される。即ち、軽負荷時には、主スイッチQ1のオン時間が最小時間で一定となるとともに、スイッチング周波数を低下するので、さらにスイッチング損失を低減することができる。
また、発振器13において、図11に示すように、スイッチング周波数の下限を可聴周波数よりわずかに高い周波数(例えば20KHz)に設定し、負荷率に応じてこの周波数まで低下した場合には、パルス幅変調により制御し、さらに、周波数が低下した場合には、バーストモードに移行させる。バーストモードとは、周波数が例えば50〜100Hzで3パルスくらいのバーストが挿入されたものである。このように動作させることにより、可聴周波数でのトランスT1のウナリを防止できるとともに、さらなる軽負荷時でのスイッチング損失を低減できる。
このように、実施例1のスイッチング電源装置によれば、ゼロ電圧スイッチングが適用でき、共振作用により電圧の立ち上がり、立下りも緩やかとなり、低ノイズ、高効率なスイッチング電源装置を提供できる。また、軽負荷時の循環電流を減少させることにより損失を低減でき、軽負荷時の消費電力を低減することができる。さらに、軽負荷時及び待機時にスイッチング周波数を低下させることにより、更に効率が向上でき、装置の待機時の消費電力を大幅に削減できる。
(トランスの構成例)
図12は実施例1のスイッチング電源装置に設けられたトランスの構造図である。図12に示すトランスは、中央脚20aと2つの側脚20b,20cを有するE字型のコア2と、中央脚21aと2つの側脚21b,21cを有するE字型のコア21とを有する。E字型のコア2とE字型のコア21とは、僅かなギャップ23a,23b,23cを挟んで対向配置されている。E字型のコア2の中央脚20aには、1次巻線5aが巻回されており、E字型のコア21の中央脚21aには、3次巻線5cが巻回され、ギャップ23aを挟んで1次巻線5aと3次巻線5cとが配置されている。このため、1次巻線5a及び3次巻線5c間のリーケージインダクタンスは小さく、このリーケージインダクタンスがリアクトルL2に相当する。
2次巻線5bは、E字型のコア2の側脚20cとE字型のコア21の側脚21cとに亙って巻回されている。即ち、ギャップ23a〜23cを設けるとともに、1次巻線5a及び2次巻線5b間が疎結合になっているので、1次巻線5a及び2次巻線5b間のリーケージインダクタンスは大きく、このリーケージインダクタンスがリアクトルL3に相当する。また、ギャップ23a〜23cを設けたので、大きな励磁インダクタンスL1を得ることができる。
リアクトルL2,L3にリーケージインダクタンスを用いることにより、全ての巻線を1つのトランスT1で構成できるので、トランスT1を小型化することができる。
図13は実施例2のスイッチング電源装置の回路構成図である。図13に示す実施例2のスイッチング電源装置は、ハーフブリッジ方式で共振型の電源装置である。図13において、直流電源Vdc1の両端には、コンデンサC2とリアクトルL2とトランスT1の1次巻線5aと主スイッチQ1との直列回路が接続されている。コンデンサC2と1次巻線5aとリアクトルL2との直列回路の両端には、補助スイッチQ2が接続されている。なお、主スイッチQ1がオフした時に、ダイオードD4の電流D4iは、コンデンサC2とリアクトルL2との共振作用により正弦波状に上昇する。
その他の構成は、図1に示す実施例1のスイッチング電源装置の構成と同一構成であり、同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
このように構成された実施例2のスイッチング電源装置も、実施例1のスイッチング電源装置の動作と略同様に動作し、同様な効果を得ることができる。
図14は実施例2のスイッチング電源装置に設けられたトランスの構造図である。図14に示すトランスは、中央脚30aと2つの側脚30b,30cとの3脚により磁気回路が形成されたコア30を有し、中央脚30aにはギャップ31が形成されている。このギャッブ31を挟んで中央脚30aの一方側には1次巻線5aが巻回され、中央脚30aの他方側には2次巻線5b及び3次巻線5cが巻回されている。このため、各巻線間のリーケージインダクタンスは小さくなる。
本発明のスイッチング電源装置は、DC−DC変換型の電源回路やAC−DC変換型の電源回路に適用可能である。
実施例1のスイッチング電源装置の回路構成図である。 実施例1のスイッチング電源装置に設けられた制御回路の具体的な回路構成図である。 実施例1のスイッチング電源装置の重負荷時での各部における信号のタイミングチャートである。 実施例1のスイッチング電源装置の重負荷時で且つ主スイッチがターンオン時の各部における信号のタイミングチャートである。 実施例1のスイッチング電源装置の重負荷時で且つ主スイッチがターンオフ時の各部における信号のタイミングチャートである。 実施例1のスイッチング電源装置の軽負荷時での各部における信号のタイミングチャートである。 軽負荷時にフィードバック信号が低下したときにおけるパルス信号のディーティが小さくなる様子を示す図である。 フィードバック信号の電圧に応じて周波数を変化させる発振器の特性を示す図である。 軽負荷時に負荷率に応じて周波数を低下させたパルス信号のタイミングチャートである。 軽負荷時に負荷率に応じて周波数を変化させる特性を示す図である。 負荷率に応じてスイッチング周波数を変化させる第2の例を示す図である。 実施例1のスイッチング電源装置に設けられたトランスの構造図である。 実施例2のスイッチング電源装置の回路構成図である。 実施例2のスイッチング電源装置に設けられたトランスの構造図である。 従来のスイッチング電源装置の回路構成図である。 従来のスイッチング電源装置の重負荷時での各部における信号のタイミングチャートである。 従来のスイッチング電源装置の軽負荷時での各部における信号のタイミングチャートである。
符号の説明
Vdc1 直流電源
10,100 制御回路
Q1 主スイッチ
Q2 補助スイッチ
RL 負荷
L1 励磁インダンタンス
L2,L3 リアクトル
C1,C2,C5 コンデンサ
D1〜D5 ダイオード
T,T1 トランス
P,5a 1次巻線(n1)
S,5b 2次巻線(n2)
5c 3次巻線(n3)
11 比較回路
13 発振器
15.113 コンパレータ
20 インバータ
23 ローサイドドライバ
25 ハイサイドドライバ
111 誤差増幅器
131 VCO(電圧制御発振器)
2,21 E字型のコア
20a,21a,30a 中央脚
20b,20c,21b,21c,30b,30c 側脚
23a,23b,23c,31 ギャップ

Claims (7)

  1. 直流電源の両端に接続され、トランスの1次巻線と主スイッチとが直列に接続された第1直列回路と、
    前記主スイッチの両端又は前記トランスの1次巻線の両端に接続され、補助スイッチとコンデンサとが直列に接続された第2直列回路と、
    前記主スイッチがオン時に前記トランスの2次巻線に発生した電圧を整流する第1整流素子と、
    前記主スイッチがオフ時に前記トランスの3次巻線に発生した電圧を整流する第2整流素子と、
    前記第1整流素子で整流された電圧と前記第2整流素子で整流された電圧とを平滑する平滑素子と、
    前記主スイッチと前記補助スイッチとを所定のスイッチング周波数を持つ信号により交互にオン/オフさせる制御回路とを備え、
    前記制御回路は、軽負荷時に前記主スイッチのオンデューティを制御することを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 直流電源の両端に接続され、コンデンサとトランスの1次巻線と主スイッチとが直列に接続された第1直列回路と、
    前記コンデンサと前記トランスの1次巻線との直列回路の両端に接続された補助スイッチと、
    前記主スイッチがオン時に前記トランスの2次巻線に発生した電圧を整流する第1整流素子と、
    前記主スイッチがオフ時に前記トランスの3次巻線に発生した電圧を整流する第2整流素子と、
    前記第1整流素子で整流された電圧と前記第2整流素子で整流された電圧とを平滑する平滑素子と、
    前記主スイッチと前記補助スイッチとを所定のスイッチング周波数を持つ信号により交互にオン/オフさせる制御回路とを備え、
    前記制御回路は、軽負荷時に前記主スイッチのオンデューティを制御することを特徴とするスイッチング電源装置。
  3. 前記トランスの2次巻線には直列にリアクトルが接続され、該リアクトルは、前記トランスのコアに疎結合させて巻回された前記トランスの1次巻線及び2次巻線間のリーケージインダクタンスからなることを特徴とする請求項1記載のスイッチング電源装置。
  4. 前記制御回路は、
    前記平滑素子の出力電圧と基準電圧との誤差からなる誤差電圧信号を生成する誤差電圧生成手段と、
    軽負荷時に、前記誤差電圧生成手段で生成された前記誤差電圧信号の値に基づき前記主スイッチのオン時間を短く制御するパルス幅制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載のスイッチング電源装置。
  5. 軽負荷時に、前記誤差電圧生成手段で生成された前記誤差電圧信号の値が前記主スイッチの予め定めた最小オン時間に対応するしきい値に達したときに前記誤差電圧信号の値に応じて前記スイッチング周波数を低下させる周波数制御信号を生成する周波数制御手段を有し、
    前記パルス幅制御手段は、前記周波数制御手段で生成された前記周波数制御信号に応じて前記スイッチング周波数を低下させたパルス信号を生成することを特徴とする請求項4記載のスイッチング電源装置。
  6. 前記トランスは、中央脚と2つの側脚との3脚により磁気回路が形成されたコアを有し、各脚にはギャップが形成され、前記中央脚には前記1次巻線と前記3次巻線とが巻回され、前記2つの側脚の一方の側脚には前記2次巻線が巻回されていることを特徴とする請求項1、請求項3、請求項4、請求項5のいずれか1項記載のスイッチング電源装置。
  7. 前記トランスは、中央脚と2つの側脚との3脚により磁気回路が形成されたコアを有し、中央脚にはギャップが形成され、このギャッブを挟んで前記中央脚の一方側には前記1次巻線が巻回され、前記中央脚の他方側には前記2次巻線及び前記3次巻線が巻回されていることを特徴とする請求項2、請求項4、請求項5のいずれか1項記載のスイッチング電源装置。
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