JP2006036951A - 油性黒色インキ - Google Patents
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Abstract
【目的】 経時的に安定で、比較的安全性が高く、ペン先の摩耗が少なく、筆跡の耐擦過性に優れる油性黒色インキを得ることを目的とする。
【構成】 染料C.I.ソルベントブラック3を5〜15重量%と、溶剤に可溶な樹脂を1〜15重量%と、有機酸を0.1〜3.0重量%と、変性シリコーンオイルを0.1〜2.0重量%と、エチルアルコール及び/又はプロピレングリコールモノアルキルエーテルを主溶剤としてインキ全量に対し65〜90重量%の溶剤を少なくとも含むことを特徴とする油性黒色インキ。
【選択図】 なし
【構成】 染料C.I.ソルベントブラック3を5〜15重量%と、溶剤に可溶な樹脂を1〜15重量%と、有機酸を0.1〜3.0重量%と、変性シリコーンオイルを0.1〜2.0重量%と、エチルアルコール及び/又はプロピレングリコールモノアルキルエーテルを主溶剤としてインキ全量に対し65〜90重量%の溶剤を少なくとも含むことを特徴とする油性黒色インキ。
【選択図】 なし
Description
本発明は、主溶剤としてエチルアルコール及び/又はプロピレングリコールモノアルキルエーテルを使用し、着色剤としてC.I.ソルベントブラック3を使用した油性黒色インキに関するものである。
マーキングペン等に用いる油性インキは、油溶性染料と溶剤と油溶性樹脂を主成分としており、紙、布などのインキ吸収面ばかりでなく、ガラス、金属、プラスチック等のインキ非吸収面にも筆記が可能なものである。油性インキの溶剤としては、油溶性染料の溶解力が高いトルエン、キシレン等の芳香族炭化水素やエチレングリコールモノメチルエール、エチレングリコールモノエチルエーテル等のエチレングリコールモノアルキルエーテル等が使用されてきた。
しかし、近年は人体に対する安全性の観点から、エチルアルコールや、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテルなどのプロピレングリコールモノアルキルエーテルを油性インキの主溶剤として用いられることが多い。
油性黒色インキにおいては、溶剤としてエチルアルコールや、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテルなどのプロピレングリコールモノアルキルエーテルが主溶剤に使用されるに伴い、耐光性が良好で低コストな染料C.I.ソルベントブラック7を用いたインキを得るため、これらの溶剤への染料の溶解性を高める可溶化剤として脂肪酸を添加する工夫がなされている。(特許文献1及び2)
特開平06−329972号公報
特開平09−020877号公報
しかし、近年は人体に対する安全性の観点から、エチルアルコールや、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテルなどのプロピレングリコールモノアルキルエーテルを油性インキの主溶剤として用いられることが多い。
油性黒色インキにおいては、溶剤としてエチルアルコールや、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテルなどのプロピレングリコールモノアルキルエーテルが主溶剤に使用されるに伴い、耐光性が良好で低コストな染料C.I.ソルベントブラック7を用いたインキを得るため、これらの溶剤への染料の溶解性を高める可溶化剤として脂肪酸を添加する工夫がなされている。(特許文献1及び2)
しかしながら、C.I.ソルベントブラック7は、ニトロベンゼン、アニリン及びアニリン塩酸塩を鉄又は銅の存在で180〜200℃に加熱縮合して製造されるが、純粋な化合物ではなく混合物とされている(参考文献:染料便覧、丸善(株)1970年発行)。そのために、筆記対象物によっては、比較的分子量の小さいと思われる染料中の褐色成分が、時間が経つと共に筆跡の周囲に滲み出て輪ジミという現象が発生する。
他方、C.I.ソルベントブラック3は、C.I.ソルベントブラック7の様な輪ジミは発生しないものの、エチルアルコールやプロピレングリコールモノアルキルエーテルなどの比較的安全な溶剤に対する溶解性が不十分なため、不溶解染料分子の集合体が原因と推測される経時的な目詰まりによる筆記時のカスレ発生や、ペン先が摩耗しやすいなどの不具合が生じていた。
他方、C.I.ソルベントブラック3は、C.I.ソルベントブラック7の様な輪ジミは発生しないものの、エチルアルコールやプロピレングリコールモノアルキルエーテルなどの比較的安全な溶剤に対する溶解性が不十分なため、不溶解染料分子の集合体が原因と推測される経時的な目詰まりによる筆記時のカスレ発生や、ペン先が摩耗しやすいなどの不具合が生じていた。
本発明は、C.I.ソルベントブラック3と、エチルアルコール及び/又はプロピレングリコールモノアルキルエーテルと、エチルアルコール及び/又はプロピレングリコールモノアルキルエーテルに可溶な樹脂と、有機酸と、変性シリコーンオイルとから少なくともなる油性黒色インキを要旨とするものである。
解決しようとする問題点は、比較的安全性が高いエチルアルコールやプロピレングリコールモノアルキルエーテルなどの溶剤に対するC.I.ソルベントブラック3の溶解性を向上させ、C.I.ソルベントブラック7を使用した時に見られるような輪ジミ現象の発生がなく、経時的な目詰まりによる筆記カスレのない、ペン先の耐摩耗性が良好な油性黒色インキを提供することである。
本発明における黒色染料C.I.ソルベントブラック3は分子構造中に2個のイミノ基を有しており、弱いながらも塩基性を呈すると考えられる。
塩基性を呈するC.I.ソルベントブラック3は、溶剤のエチルアルコールやプロピレングリコールモノアルキルエーテル中に有機酸と共存することでカチオンに、有機酸はアニオンとなる。カチオン化したC.I.ソルベントブラック3の分子は、分子同士が反発し合う事により集合体となっていた分子がほぐれてバラバラとなり、溶剤への溶解性が良好になると推測される。
変性シリコーンオイルは、これらカチオンまたはアニオンのいずれかと親和しやすい極性基を持つ有機基を導入したシリコーンオイルであり、カチオン化したC.I.ソルベントブラック3の分子と親和して共に挙動し、あるいはアニオン化した有機酸を介してC.I.ソルベントブラック3の分子と共に挙動する。
こうしてC.I.ソルベントブラック3と共に挙動する変性シリコーンオイルは、そのシリコーンオイルの潤滑効果により、インキ成分の滑性を向上させ、インキ成分のインキ通路における目詰まりを抑制する。
また、筆記時にはC.I.ソルベントブラックと変性シリコーンオイルがペン先から吐出し、ペン先と筆記面の間には変性シリコーンオイルが存在することとなり、そのシリコーンオイルの潤滑効果によりペン先と筆記面の筆記抵抗を小さくしてペン先の摩耗が抑制されるものと推測される。
有機基として酸性基を有する変性シリコーンオイルは塩基性基を有するC.I.ソルベントブラック3の存在でアニオン化し、塩基性基を有する変性シリコーンは有機酸の存在でカチオン化し、それぞれイオン化した変性シリコーンオイルはカチオン化したC.I.ソルベントブラック3あるいはアニオン化した有機酸との親和性が著しく増加し、イオン化しない有機基を有する変性シリコーンオイルに比べて、インキ通路における目詰まり防止・ペン先の摩耗抑制に特に効果的である。
有機基が酸性基でありアニオン化する変性シリコーンオイルとしてはカルボキシル変性シリコーンが、有機基が塩基性基でありカチオン化する変性シリコーンとしてはアミノ変性シリコーンが挙げられる。
本発明における黒色染料C.I.ソルベントブラック3は分子構造中に2個のイミノ基を有しており、弱いながらも塩基性を呈すると考えられる。
塩基性を呈するC.I.ソルベントブラック3は、溶剤のエチルアルコールやプロピレングリコールモノアルキルエーテル中に有機酸と共存することでカチオンに、有機酸はアニオンとなる。カチオン化したC.I.ソルベントブラック3の分子は、分子同士が反発し合う事により集合体となっていた分子がほぐれてバラバラとなり、溶剤への溶解性が良好になると推測される。
変性シリコーンオイルは、これらカチオンまたはアニオンのいずれかと親和しやすい極性基を持つ有機基を導入したシリコーンオイルであり、カチオン化したC.I.ソルベントブラック3の分子と親和して共に挙動し、あるいはアニオン化した有機酸を介してC.I.ソルベントブラック3の分子と共に挙動する。
こうしてC.I.ソルベントブラック3と共に挙動する変性シリコーンオイルは、そのシリコーンオイルの潤滑効果により、インキ成分の滑性を向上させ、インキ成分のインキ通路における目詰まりを抑制する。
また、筆記時にはC.I.ソルベントブラックと変性シリコーンオイルがペン先から吐出し、ペン先と筆記面の間には変性シリコーンオイルが存在することとなり、そのシリコーンオイルの潤滑効果によりペン先と筆記面の筆記抵抗を小さくしてペン先の摩耗が抑制されるものと推測される。
有機基として酸性基を有する変性シリコーンオイルは塩基性基を有するC.I.ソルベントブラック3の存在でアニオン化し、塩基性基を有する変性シリコーンは有機酸の存在でカチオン化し、それぞれイオン化した変性シリコーンオイルはカチオン化したC.I.ソルベントブラック3あるいはアニオン化した有機酸との親和性が著しく増加し、イオン化しない有機基を有する変性シリコーンオイルに比べて、インキ通路における目詰まり防止・ペン先の摩耗抑制に特に効果的である。
有機基が酸性基でありアニオン化する変性シリコーンオイルとしてはカルボキシル変性シリコーンが、有機基が塩基性基でありカチオン化する変性シリコーンとしてはアミノ変性シリコーンが挙げられる。
本発明の油性インキに用いるエチルアルコール及び/又はプロピレングリコールモノアルキルエーテルは、主溶剤として用いるものである。プロピレングリコールモノアルキルエーテルとしては、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテルなどが挙げられる。エチルアルコール及び/又はプロピレングリコールエーテルと併用して使用される溶剤としては、臭気や安全性の点から炭素数4以下のアルコール類が好ましく、ノルマルプロピルアルコール、イソプロピルアルコール、ノルマルブチルアルコール、イソブチルアルコール、ターシャリーブチルアルコール等が挙げられる。更には、筆跡の乾燥性調整などの目的で、ベンジルアルコール、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル等を使用できる。
エチルアルコール及び/又はプロピレングリコールモノアルキルエーテルと併用される溶剤は、1種あるいは複数使用できる。溶剤の使用量は、インキ全量に対し65〜90重量%が好ましい。
染料のC.I.ソルベントブラック3は、着色剤として使用されるものであり、例えばオイルブラックHBB、オイルブラック860(以上、オリエント化学工業(株)製)、NeptunブラックX60(BASF社製、独国)、ファットブラックHB01(ヘキスト社製、独国)、オイルカラーブラック141(中央合成化学(株)製)などが挙げられる。
C.I.ソルベントブラック3は青味の黒色であり、見た目の黒さを増すために溶剤に可溶で、C.I.ソルベントブラック3と相溶する黄色や赤色の染料を補色染料として少量使用することができる。
例えば、オイルグリーンBG、オイルブルー613、バリファストイエロー1101、同1105、同3108、同4120、バリファストオレンジ2210、同3209、同3210、バリファストレッド1306、同1308、同1355、同1360、同2303、同2320、同3304、同3306、同3320、バリファストピンク2310N、スピリットレッド102、オスピーイエローRY(以上、オリエント化学工業(株)製)、アイゼンスピロンイエロー3RH、同GRLHスペシャル、同C−2GH、同C−GNH、アイゼンスピロンオレンジ2RH、同GRHコンクスペシャル、アイゼンスピロンレッドGEH、同BEH、同GRLHスペシャル、同C−GH、同C−BH、S.P.T.オレンジ6、SOTピンク1、(以上、保土谷化学工業(株)製)、オイルイエローCH、オイルピンク330、ALイエロー1106D、同3101、ALレッド2308、ネオスーパーイエローC−131、同C−132、同C−134、ネオスーパーオレンジC−233、ネオスーパーレッドC−431(以上、中央合成化学(株)製)、オレオゾールファストイエロー2G、同GCN、オレオゾールファストオレンジGL、オレオゾールファストレッドBL、同RL(以上、田岡化学工業(株)製)、サビニールイエロー2GLS、同RLS、同2RLS、サビニールオレンジRLS、サビニールファイアレッドGLS、サビニールレッド3BLS、サビニールピンク6BLS(以上、サンド社製、スイス国)、マゼンタSP247%、スピリットソルブルレッド64843(以上、ホリディ社製、英国)、ネプチューンレッドベース543、バソニールレッド540(以上、BASF社製、独国)などが挙げられる。
C.I.ソルベントブラック3は青味の黒色であり、見た目の黒さを増すために溶剤に可溶で、C.I.ソルベントブラック3と相溶する黄色や赤色の染料を補色染料として少量使用することができる。
例えば、オイルグリーンBG、オイルブルー613、バリファストイエロー1101、同1105、同3108、同4120、バリファストオレンジ2210、同3209、同3210、バリファストレッド1306、同1308、同1355、同1360、同2303、同2320、同3304、同3306、同3320、バリファストピンク2310N、スピリットレッド102、オスピーイエローRY(以上、オリエント化学工業(株)製)、アイゼンスピロンイエロー3RH、同GRLHスペシャル、同C−2GH、同C−GNH、アイゼンスピロンオレンジ2RH、同GRHコンクスペシャル、アイゼンスピロンレッドGEH、同BEH、同GRLHスペシャル、同C−GH、同C−BH、S.P.T.オレンジ6、SOTピンク1、(以上、保土谷化学工業(株)製)、オイルイエローCH、オイルピンク330、ALイエロー1106D、同3101、ALレッド2308、ネオスーパーイエローC−131、同C−132、同C−134、ネオスーパーオレンジC−233、ネオスーパーレッドC−431(以上、中央合成化学(株)製)、オレオゾールファストイエロー2G、同GCN、オレオゾールファストオレンジGL、オレオゾールファストレッドBL、同RL(以上、田岡化学工業(株)製)、サビニールイエロー2GLS、同RLS、同2RLS、サビニールオレンジRLS、サビニールファイアレッドGLS、サビニールレッド3BLS、サビニールピンク6BLS(以上、サンド社製、スイス国)、マゼンタSP247%、スピリットソルブルレッド64843(以上、ホリディ社製、英国)、ネプチューンレッドベース543、バソニールレッド540(以上、BASF社製、独国)などが挙げられる。
染料のC.I.ソルベントブラック3の使用量は、油性インキ全量に対し5〜15重量%添加することが好ましい。筆跡濃度を有するには5重量%以上が好ましく、また、析出物の発生がなく良好な経時安定性を保ち、且つ、筆記具用、記録計用及びインキジェットプリンター用として用いた場合のインキ吐出に悪影響を与えないという点で15重量%以下が好ましい。
溶剤に可溶な樹脂は、特に非吸収面に対する筆跡の定着性付与に用いるものであり、インキ粘度の調整のためにも用いられる。例えば、フェノール樹脂、ケトン樹脂、ロジン樹脂、ブチラール樹脂などが挙げられる。具体的には、フェノール樹脂として、タマノール100S、同510(以上、荒川化学工業(株)製)、ヒタノール1501、同2501(以上、日立化成工業(株)製)、YP−90、YP−90L、YSポリスターS145、同#2100、同#2115、同#2130、同T80、同T100、同T115、同T130、同T145、マイティエースG125、同150(以上、ヤスハラケミカル(株)製)などが、ケトン樹脂として、ケトンレジンK−90(荒川化学工業(株)製)、ハロン80、同110H(以上、本州化学(株)製)、シンセティックレジンAP、同SK、同1201(以上、ヒュルス社製、独国)などが、ロジン樹脂として、ハーコリンD、ペンタリン255、同261(以上、理化ハーキュレス(株)製)、ハリエスターNL、ネオトールC、ガムロジンX(以上、ハリマ化成(株)製)、ガムロジンWW(中国産)、エステルガムH(荒川化学工業(株)製)などが、ブチラール樹脂として、デンカブチラール#2000−L、同#3000−1、同#3000−2、同#3000−4、同#3000−K(以上、電気化学工業(株)製)、エスレックBL−1、同4BL−3、同BL−S、同BX−10(以上、積水化学工業(株)製)などが挙げられる。
これらは単独あるいは複数混合して使用でき、その使用量は油性インキ全量に対して1〜20重量%が好ましい。1重量%未満では非吸収面に対する筆跡の定着性が不十分であり、20重量%を超えるとインキの粘度が高くなり筆記具ペン先からのインキ吐出が悪くなるからである。
有機酸は、C.I.ソルベントブラック3のエチルアルコール及び/又はプロピレングリコールモノアルキルエーテルに対する可溶化剤であり、C.I.ソルベントブラック3の溶解性を上げると共に、溶解安定性を経時的に維持するものである。例えば、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、ステアリン酸、パルミチン酸、オレオイルザルコシンなどの脂肪酸や、アルキルベンゼンスルホン酸、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸などが挙げられる。
この有機酸の使用量は、油性インキ全量に対して0.1〜3.0重量%が好ましい。0.1重量%未満では効果が不十分であり、3.0重量%を超えると筆跡の乾燥性が低下する傾向が見られる。
変性シリコーンオイルは、ジメチルポリシロキサンの側鎖メチル基の一部に各種の有機基を導入したものであり、インキ通路での目詰まりを防止し、ペン先の耐摩耗性を向上させるために用いるものである。
変性シリコーンオイルとしては、ポリエーテル変性シリコーンオイル、アルコキシ変性シリコーンオイル、アミノ変性シリコーンオイル、カルボキシル変性シリコーンオイルが挙げられる。このうちカルボキシ変性シリコーンオイルは酸性基であるカルボキシル基を有し、アミノ変性シリコーンオイルは塩基性基であるアミノ基を有する。ポリエーテル変性シリコーンオイルとしては、SILWET L−720、同L−7001、同L−7002、同Y−7006、同FZ−2101、同FZ−2120、同FZ−2123、同FZ−2130、同FZ−2154、同FZ−2164、FZ−2166(以上、日本ユニカー(株)製)、信越シリコーンKF−351、同KF−352、同KF−353、同KF−6015(以上、信越化学工業(株)製)、TSF4440、TSF4445、TSF4446、TSF4452、TSF4453(以上、GE東芝シリコーン(株)製)などが挙げられる。アルコキシ変性シリコーンオイルとしては、エトキシ基を導入したSILWET FZ−3704(日本ユニカー(株)製)が挙げられる。アミノ変性シリコーンオイルとしては、SILWET FZ−3705、同FZ−3707、同FZ−3710(以上、日本ユニカー(株)製)、信越シリコーンKF−860、KF−861、同KF−864、同KF−865(以上、信越化学工業(株)製)、TSF4700、TSF4701、TSF4702、TSF4704(以上、GE東芝シリコーン(株)製)などが挙げられる。カルボキシル変性シリコーンオイルとしては、SILWET FZ−3703(日本ユニカー(株)製))、X−22−3701E、X−22−3710、X−22−3715(以上、信越化学工業(株)製)、TSF4770(GE東芝シリコーン(株)製)、SF8418(東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製)が挙げられる。
変性シリコーンオイルとしては、ポリエーテル変性シリコーンオイル、アルコキシ変性シリコーンオイル、アミノ変性シリコーンオイル、カルボキシル変性シリコーンオイルが挙げられる。このうちカルボキシ変性シリコーンオイルは酸性基であるカルボキシル基を有し、アミノ変性シリコーンオイルは塩基性基であるアミノ基を有する。ポリエーテル変性シリコーンオイルとしては、SILWET L−720、同L−7001、同L−7002、同Y−7006、同FZ−2101、同FZ−2120、同FZ−2123、同FZ−2130、同FZ−2154、同FZ−2164、FZ−2166(以上、日本ユニカー(株)製)、信越シリコーンKF−351、同KF−352、同KF−353、同KF−6015(以上、信越化学工業(株)製)、TSF4440、TSF4445、TSF4446、TSF4452、TSF4453(以上、GE東芝シリコーン(株)製)などが挙げられる。アルコキシ変性シリコーンオイルとしては、エトキシ基を導入したSILWET FZ−3704(日本ユニカー(株)製)が挙げられる。アミノ変性シリコーンオイルとしては、SILWET FZ−3705、同FZ−3707、同FZ−3710(以上、日本ユニカー(株)製)、信越シリコーンKF−860、KF−861、同KF−864、同KF−865(以上、信越化学工業(株)製)、TSF4700、TSF4701、TSF4702、TSF4704(以上、GE東芝シリコーン(株)製)などが挙げられる。カルボキシル変性シリコーンオイルとしては、SILWET FZ−3703(日本ユニカー(株)製))、X−22−3701E、X−22−3710、X−22−3715(以上、信越化学工業(株)製)、TSF4770(GE東芝シリコーン(株)製)、SF8418(東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製)が挙げられる。
この変性シリコーンオイルの使用量は、油性インキ全量に対して0.1〜2.0重量%が好ましい。0.1重量%未満では効果が不十分であり、2.0重量%を超えると筆跡の乾燥性や耐擦過性が低下する傾向が見られる。
また、上記必須成分以外の各種添加剤を必要に応じて用いることができる。例えば、ペン先乾燥防止の為の添加剤として、脂肪酸エステル、脂肪酸アミド、ポリグリセリン高級脂肪酸エステル、蔗糖エステル、ペンタエリスリトール脂肪酸エステル、パラフィンワックスなどが挙げられる。
更には、金属部品の腐食防止の為の防蝕剤としてベンゾトリアゾールを、インキ塗膜に柔軟性を与え密着性を高める柔軟剤として、アジピン酸エステル、マレイン酸エステル、ステアリン酸エステル、トリメット酸エステル等を適宜選択して使用することができる。
本願発明の油性インキは、上記成分を従来知られている撹拌機を用いて撹拌混合し、均一に溶解することによって得られる。
以下、実施例により更に詳細に説明する。
(実施例1)
オイルブラックHBB(C.I.ソルベントブラック3、染料、オリエント化学工業(株)製) 8.0重量部
エチルアルコール 62.0重量部
ノルマルプロピルアルコール 17.0重量部
ベンジルアルコール 5.0重量部
SILWET FZ−3703(カルボキシル変性シリコーンオイル、日本ユニカー(株)製) 0.3重量部
ヒタノール1501(溶剤可溶性樹脂、日立化成工業(株)製) 7.0重量部
カプリル酸(有機酸) 0.5重量部
ニッコールデカグリン5−S(ペンタステアリン酸デカグリセリル、ペン先乾燥
防止剤、日本サーファクタント(株)製) 0.2重量部
上記成分を、撹拌混合して溶解させ黒色の油性黒色インキを得た。
(実施例1)
オイルブラックHBB(C.I.ソルベントブラック3、染料、オリエント化学工業(株)製) 8.0重量部
エチルアルコール 62.0重量部
ノルマルプロピルアルコール 17.0重量部
ベンジルアルコール 5.0重量部
SILWET FZ−3703(カルボキシル変性シリコーンオイル、日本ユニカー(株)製) 0.3重量部
ヒタノール1501(溶剤可溶性樹脂、日立化成工業(株)製) 7.0重量部
カプリル酸(有機酸) 0.5重量部
ニッコールデカグリン5−S(ペンタステアリン酸デカグリセリル、ペン先乾燥
防止剤、日本サーファクタント(株)製) 0.2重量部
上記成分を、撹拌混合して溶解させ黒色の油性黒色インキを得た。
(実施例2)
オイルブラックHBB 7.5重量部
オスピーイエローRY(C.I.ソルベントイエロー42、補色用黄色染料、中央合成化学(株)製) 0.5重量部
プロピレングリコールモノメチルエーテル 61.5重量部
プロピレングリコールモノエチルエーテル 20.0重量部
ベンジルアルコール 4.0重量部
SILWET FZ−3710(アミノ変性シリコーンオイル、日本ユニカー(株)製) 0.5重量部
ガムロジンX(溶剤可溶性樹脂、ハリマ化成(株)製) 5.5重量部
オレイン酸(有機酸) 0.5重量部
上記成分を、撹拌混合して溶解させ赤色の油性黒色インキを得た。
オイルブラックHBB 7.5重量部
オスピーイエローRY(C.I.ソルベントイエロー42、補色用黄色染料、中央合成化学(株)製) 0.5重量部
プロピレングリコールモノメチルエーテル 61.5重量部
プロピレングリコールモノエチルエーテル 20.0重量部
ベンジルアルコール 4.0重量部
SILWET FZ−3710(アミノ変性シリコーンオイル、日本ユニカー(株)製) 0.5重量部
ガムロジンX(溶剤可溶性樹脂、ハリマ化成(株)製) 5.5重量部
オレイン酸(有機酸) 0.5重量部
上記成分を、撹拌混合して溶解させ赤色の油性黒色インキを得た。
(実施例3)
オイルブラックHBB 8.0重量部
エチルアルコール 50.0重量部
プロピレングリコールモノメチルエーテル 30.0重量部
ベンジルアルコール 3.0重量部
SILWET FZ−2164(ポリエーテル変性シリコーンオイル、日本ユニカー(株)製) 0.3重量部
ヒタノール1501 6.5重量部
エスレックBX−10(溶剤可溶性樹脂、積水化学工業(株)製)1.5重量部
カプリル酸(有機酸) 0.5重量部
ニッコールデカグリン5−S 0.2重量部
上記成分を、撹拌混合して溶解させ青色の油性黒色インキを得た。
オイルブラックHBB 8.0重量部
エチルアルコール 50.0重量部
プロピレングリコールモノメチルエーテル 30.0重量部
ベンジルアルコール 3.0重量部
SILWET FZ−2164(ポリエーテル変性シリコーンオイル、日本ユニカー(株)製) 0.3重量部
ヒタノール1501 6.5重量部
エスレックBX−10(溶剤可溶性樹脂、積水化学工業(株)製)1.5重量部
カプリル酸(有機酸) 0.5重量部
ニッコールデカグリン5−S 0.2重量部
上記成分を、撹拌混合して溶解させ青色の油性黒色インキを得た。
(実施例4)
オイルブラックHBB 9.0重量部
エチルアルコール 49.8重量部
ノルマルプロピルアルコール 25.0重量部
ベンジルアルコール 7.0重量部
SILWET FZ−3704(アルコキシ変性シリコーンオイル、日本ユニカー(株)製) 0.5重量部
ハロン110H(溶剤可溶性樹脂、本州化学(株)製) 7.5重量部
ドデシルベンゼンスルホン酸(有機酸) 1.0重量部
ニッコールデカグリン5−S 0.2重量部
上記成分を、撹拌混合して溶解させ青色の油性黒色インキを得た。
オイルブラックHBB 9.0重量部
エチルアルコール 49.8重量部
ノルマルプロピルアルコール 25.0重量部
ベンジルアルコール 7.0重量部
SILWET FZ−3704(アルコキシ変性シリコーンオイル、日本ユニカー(株)製) 0.5重量部
ハロン110H(溶剤可溶性樹脂、本州化学(株)製) 7.5重量部
ドデシルベンゼンスルホン酸(有機酸) 1.0重量部
ニッコールデカグリン5−S 0.2重量部
上記成分を、撹拌混合して溶解させ青色の油性黒色インキを得た。
(比較例1)
実施例1において、オイルブラックHBBを同量のニグロシンベースEX(C.I.ソルベントブラック7、オリエント化学工業(株)製)に代えた以外は、実施例1と同様になして油性黒色インキを得た。
実施例1において、オイルブラックHBBを同量のニグロシンベースEX(C.I.ソルベントブラック7、オリエント化学工業(株)製)に代えた以外は、実施例1と同様になして油性黒色インキを得た。
(比較例2)
実施例2において、SILWET FZ−3710を除き、その分だけ溶剤可溶性樹脂のガムロジンXを加えた以外は、実施例2と同様になして油性黒色インキを得た。
実施例2において、SILWET FZ−3710を除き、その分だけ溶剤可溶性樹脂のガムロジンXを加えた以外は、実施例2と同様になして油性黒色インキを得た。
(比較例3)
実施例1において、カプリル酸を除きその分だけ溶剤可溶性樹脂のヒタノール1501を加えた以外は、実施例1と同様になして油性黒色インキを得た。
実施例1において、カプリル酸を除きその分だけ溶剤可溶性樹脂のヒタノール1501を加えた以外は、実施例1と同様になして油性黒色インキを得た。
(比較例4)
実施例4において、SILWET FZ−2164を除き、その量だけベンジルアルコールを加えた以外は、実施例4と同様になして油性黒色インキを得た。
実施例4において、SILWET FZ−2164を除き、その量だけベンジルアルコールを加えた以外は、実施例4と同様になして油性黒色インキを得た。
上記、実施例1〜4、比較例1〜4で得た油性黒色インキを、プラスチック成型品のペン先とインキ吸蔵体を有する筆記具(タフネーム極細、NM12、ぺんてる(株)製)に充填して試験用筆記具を得た。この試験用筆記具を用いて各種の評価を実施した。
溶解安定性試験
試験用筆記具のペン先をキャップを被嵌している状態で、下向きに温度50℃、湿度30%の恒温恒湿槽に放置し、加熱による促進試験を実施した。1ヶ月後に取り出し、試験用筆記具の温度が室温まで下がってから上質紙に直線を50cm筆記した。
判定方法
筆記カスレが生じた距離を定規にて測定する。
測定して得られた値が大きいほどカスレが大きいと評価される。
比較例3は筆記不能であった。
試験用筆記具のペン先をキャップを被嵌している状態で、下向きに温度50℃、湿度30%の恒温恒湿槽に放置し、加熱による促進試験を実施した。1ヶ月後に取り出し、試験用筆記具の温度が室温まで下がってから上質紙に直線を50cm筆記した。
判定方法
筆記カスレが生じた距離を定規にて測定する。
測定して得られた値が大きいほどカスレが大きいと評価される。
比較例3は筆記不能であった。
筆跡の輪ジミ性試験
市販の学童用構内履シューズ(ニューバレー、白、アキレス(株)製)に、上記試験用筆記具を用いて文字を書き、筆跡を乾燥させて50℃の恒温槽に放置した。1週間後に取り出した。
判定方法:
筆記文字周りの輪ジミの拡がりを定規にて測定する。
測定して得られた値が大きいほど輪ジミが大きいと評価される。
市販の学童用構内履シューズ(ニューバレー、白、アキレス(株)製)に、上記試験用筆記具を用いて文字を書き、筆跡を乾燥させて50℃の恒温槽に放置した。1週間後に取り出した。
判定方法:
筆記文字周りの輪ジミの拡がりを定規にて測定する。
測定して得られた値が大きいほど輪ジミが大きいと評価される。
ペン先の耐摩耗性試験
工具顕微鏡にてペン先長さを測定した後、連続筆記試験を用いて、上記試験用筆記具の筆記試験を実施した。筆記条件は、筆記荷重:100g、筆記角度:65度、筆記速度:20cm/秒とした。500m筆記後に、同様にしてペン先長さを測定した。
判定方法:
筆記前ペン先長さから、500m筆記後のペン先長さを減じて得られた値をペン先摩耗値とし、測定して得られた値が小さい方が摩耗性は小さいと評価される。
工具顕微鏡にてペン先長さを測定した後、連続筆記試験を用いて、上記試験用筆記具の筆記試験を実施した。筆記条件は、筆記荷重:100g、筆記角度:65度、筆記速度:20cm/秒とした。500m筆記後に、同様にしてペン先長さを測定した。
判定方法:
筆記前ペン先長さから、500m筆記後のペン先長さを減じて得られた値をペン先摩耗値とし、測定して得られた値が小さい方が摩耗性は小さいと評価される。
Claims (3)
- C.I.ソルベントブラック3と、エチルアルコール及び/又はプロピレングリコールモノアルキルエーテルと、エチルアルコール及び/又はプロピレングリコールモノアルキルエーテルに可溶な樹脂と、有機酸と、変性シリコーンオイルとから少なくともなる油性黒色インキ。
- 前記変性シリコーンオイルが、有機基として酸性基又は塩基性基の極性基を導入したシリコーンオイルから選ばれる1種若しくは2種以上からなる請求項1記載の油性黒色インキ。
- 前記有機酸が、脂肪酸、アルキルスルホン酸、アルキルリン酸から選ばれる1種若しくは2種以上からなる請求項1及び請求項2記載の油性黒色インキ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004219799A JP2006036951A (ja) | 2004-07-28 | 2004-07-28 | 油性黒色インキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004219799A JP2006036951A (ja) | 2004-07-28 | 2004-07-28 | 油性黒色インキ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006036951A true JP2006036951A (ja) | 2006-02-09 |
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ID=35902292
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JP2004219799A Pending JP2006036951A (ja) | 2004-07-28 | 2004-07-28 | 油性黒色インキ |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2006036951A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021066829A (ja) * | 2019-10-25 | 2021-04-30 | 株式会社サクラクレパス | 油性マーキングペン用インキ組成物 |
JP2022510911A (ja) * | 2018-11-30 | 2022-01-28 | 花王株式会社 | インクジェットインク |
-
2004
- 2004-07-28 JP JP2004219799A patent/JP2006036951A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2022510911A (ja) * | 2018-11-30 | 2022-01-28 | 花王株式会社 | インクジェットインク |
JP7336519B2 (ja) | 2018-11-30 | 2023-08-31 | 花王株式会社 | インクジェットインク |
JP2021066829A (ja) * | 2019-10-25 | 2021-04-30 | 株式会社サクラクレパス | 油性マーキングペン用インキ組成物 |
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