JP2003138174A - 油性インキ - Google Patents

油性インキ

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JP2003138174A
JP2003138174A JP2001335460A JP2001335460A JP2003138174A JP 2003138174 A JP2003138174 A JP 2003138174A JP 2001335460 A JP2001335460 A JP 2001335460A JP 2001335460 A JP2001335460 A JP 2001335460A JP 2003138174 A JP2003138174 A JP 2003138174A
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Eiichi Okabe
鋭一 岡部
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Pentel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エチルアルコールを主溶剤とする油性インキ
において、筆跡の定着性に優れると共に滲みのない鮮や
かな筆跡が得られる油性インキを提供すること。 【解決手段】 油溶性染料2〜20重量%と、樹脂1〜
15重量%と、アルコキシ変性シリコーンオイル、アミ
ノ変性シリコーンオイル又はエポキシ変性シリコーンオ
イルから選ばれる変性シリコーンオイル0.1〜2.0
重量%と、エチルアルコールを主溶剤とする溶剤65〜
90重量%とを少なくとも含むことを特徴とする油性イ
ンキ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筆記具用、記録計
用及びジェットプリンタ用として好適に用いられ、特に
非吸収面において筆跡の定着性に優れ、滲みのない鮮や
かな筆跡が得られる油性インキに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、速乾性マーキングペン等に用いる
油性インキは、油溶性染料と油溶性樹脂と溶剤とを主成
分としている。油性インキは、水溶性染料と水とを成分
とする水性インキに比べ、紙、布などのインキ吸収面ば
かりでなく、ガラス、金属、プラスチック等のインキ非
吸収面にも筆記が可能である。油性インキの溶剤として
は、油溶性染料に対する溶解力の高いトルエン、キシレ
ン等の芳香族炭化水素やエチレングリコールモノメチル
エール、エチレングリコールモノエチルエーテル等のグ
リコールエーテル等が使用されてきた。しかし、近年は
人体に対する安全性の観点から、臭気や毒性が低い炭素
数4以下の脂肪族アルコ−ル、特に安全性の高いエチル
アルコールを油性インキの主溶剤として用いることが多
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、溶剤として炭
素数4以下の低級脂肪族アルコール、特にエチルアルコ
ールを主溶剤とする油性インキは、非吸収面への筆記は
可能であるものの、筆跡幅が上質紙に筆記した場合に比
べ広くなる滲みが発生するという問題がある。特に親水
性を有するガラス面、金属面などに筆記した場合はこの
傾向が著しい。この問題を解決する為に、樹脂を多量に
添加することが考えられるが、樹脂を多量に添加した場
合、インキが高粘度になり筆記具ペン先からのインキ吐
出が悪くなるので、添加量が制限される為に十分な性能
を得るには到っていない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、油溶性染料、
樹脂、溶剤、変性シリコーンオイルから少なくともな
り、前記溶剤の主溶剤がエチルアルコールであることを
特徴とする油性インキを要旨とするものである。
【0005】以下、詳細に説明する。本発明の油性イン
キに用いるエチルアルコールは、着色剤、樹脂などの溶
剤として用いるものであり、人体への安全性の観点から
は溶剤の全量がエチルアルコールであることが望まし
い。しかしながら、溶剤全量がエチルアルコールではイ
ンキの沸点が低いため、ペン先におけるインキの蒸発が
速すぎ、ペン先乾燥による筆記時のカスレが発生しやす
くなる。また、着色剤の種類によってはアルコール以外
の溶剤が共存した方が溶解しやすいものも有る。従っ
て、使用される溶剤としては、エチルアルコールを主溶
剤とし、筆跡の乾燥性調整、着色剤の溶解性向上などの
目的で、臭気や安全性の点から炭素数4以下のアルコー
ル類、例えばノルマルプロピルアルコール、イソプロピ
ルアルコール、ノルマルブチルアルコール、イソブチル
アルコール、ターシャリーブチルアルコール等や、ベン
ジルアルコール、プロピレングリコールモノメチルエー
テル、プロピレングリコールモノエチルエーテル等が副
溶剤として挙げられる。副溶剤は、1種あるいは複数使
用できる。溶剤の使用量は、インキ全量に対し65〜9
0重量%が好ましい。
【0006】本発明の油性インキに用いる油溶性染料
は、着色剤として使用するものであり、エチルアルコー
ルに可溶な染料が好ましく使用できる。例えばニグロシ
ン系染料、オイル染料、造塩タイプ油溶性染料、含金属
錯塩染料、塩基性染料などが挙げられる。具体的には、
ニグロシンベ−スEE、同EEL、同EX、同EXB
P、同EB、オイルイエロー101、同107、オイル
ピンク312、オイルブラウンBB、同GR、オイルグ
リーンBG、オイルブルー613、同BOS オイルブ
ラックHBB、同860、同BS、バリファストイエロ
ー1101、同1105、同3108、同4120、バ
リファストオレンジ2210、同3209、同321
0、バリファストレッド1306、同1308、同13
55、同1360、同2303、同2320、同330
4、同3306、同3320、バリファストピンク23
10N、バリファストブラウン2402、同3405、
バリファストグリーン1501、バリファストブルー1
603、同1605、同1607、同1631、同26
06、同2610、同2620、バリファストバイオレ
ット1701、同1702、バリファストブラック18
02、同1807、同3804、同3806,同380
8、同3810、同3820、同3830、スピリット
レッド102、オスピーイエローRY、ROB−B、M
VB3、SPブルー105(以上、オリエント化学工業
(株)製)、アイゼンスピロンイエロー3RH、同GR
LHスペシャル、同C−2GH、同C−GNH、アイゼ
ンスピロンオレンジ2RH、同GRHコンクスペシャ
ル、アイゼンスピロンレッドGEH、同BEH、同GR
LHスペシャル、同C−GH、同C−BH、アイゼンス
ピロンバイオレットRH、同C−RH、アイゼンスピロ
ンブラウンBHコンク、同RH、アイゼンスピロンマホ
ガニーRH、アイゼンスピロンブルーGNH、同2BN
H、同C−RH、同BPNH、アイゼンスピロングリー
ンC−GH、同3GNHスペシャル、アイゼンスピロン
ブラックBNH、同MH、同RLH、同GMHスペシャ
ル、同BHスペシャル、S.B.N.オレンジ703、
S.B.N.バイオレット510、同521、S.P.
T.オレンジ6、S.P.T.ブルー111、SOTピ
ンク1、SOTブルー4、SOTブラック1、同6、同
10、同12、13リキッド、アイゼンローダミンBベ
ース、アイゼンメチルバイオレットベース、アイゼンビ
クトリアブルーBベース(以上、保土谷化学工業(株)
製)、オイルイエローCH、オイルピンク330、オイ
ルブルー8B、オイルブラックS、同FSスペシャル
A、同2020、同109、同215、ALイエロー1
106D、同3101、ALレッド2308、ネオスー
パーイエローC−131、同C−132、同C−13
4、ネオスーパーオレンジC−233、ネオスーパーレ
ッドC−431、ネオスーパーブルーC−555、ネオ
スーパーブラウンC−732、同C−733(以上、中
央合成化学(株)製)、オレオゾールファストイエロー
2G、同GCN、オレオゾールファストオレンジGL、
オレオゾールファストレッドBL、同RL(以上、田岡
化学工業(株)製)、サビニールイエロー2GLS、同
RLS、同2RLS、サビニールオレンジRLS、サビ
ニールファイアレッドGLS、サビニールレッド3BL
S、サビニールピンク6BLS、サビニールブルーR
N、同GLS、サビニールグリーン2GLS、サビニー
ルブラウンGLS(以上、サンド社製、スイス国)、マ
ゼンタSP247%、クリスタルバイオレット10B2
50%、マラカイトグリーンクリスタルコンク、ブリリ
アントグリーンクリスタルH90%、スピリットソルブ
ルレッド64843(以上、ホリディ社製、英国)、ネ
プチューンレッドベース543、ネプチューンブルーベ
ース634、ネプチューンバイオレットベース604、
バソニールレッド540、バソニールバイオレット60
0(以上、BASF社製、独国)などが挙げられる。油
溶性染料の使用量は、油性インキ全量に対し、2〜20
重量%添加することが好ましい。筆跡濃度を有するには
2重量%以上が好ましく、また、析出物の発生がなく良
好な経時安定性を保ち、且つ、筆記具用、記録計用及び
ジェットプリンター用として用いた場合のインキ吐出に
悪影響を与えないという点で20重量%以下が好まし
い。
【0007】本発明の油性インキに用いる樹脂は、特に
非吸収面に対する筆跡の定着性向上に用いるものであ
り、インキ粘度の調整のためにも用いられる。例えば、
フェノール樹脂、ケトン樹脂、ロジン樹脂、ブチラール
樹脂、ポリアミド樹脂などが挙げられる。具体的には、
フェノール樹脂として、タマノール100S、同510
(以上、荒川化学工業(株)製)、ヒタノール150
1、同2501(以上、日立化成工業(株)製)、YP
−90、YP−90L、YSポリスターS145、同#
2100、同#2115、同#2130、同T80、同
T100、同T115、同T130、同T145、マイ
ティエースG125、同150(以上、ヤスハラケミカ
ル(株)製)などが、ケトン樹脂として、ケトンレジン
K−90(荒川化学工業(株)製)、ハロン80、同1
10H(以上、本州化学(株)製)、シンセティックレ
ジンAP、同SK、同1201(以上、独国ヒュルス社
製)などが、ロジン樹脂として、ハーコリンD、ペンタ
リン255、同261(以上、理化ハーキュレス(株)
製)、ハリエスターNL、ネオトールC、ガムロジンX
(以上、ハリマ化成(株)製)、ガムロジンWW(中国
産)、エステルガムH(荒川化学工業(株)製)など
が、ブチラール樹脂として、デンカブチラール#200
0−L、同#3000−1、同#3000−2、同#3
000−4、同#3000−K(以上、電気化学工業
(株)製)、エスレックBL−1、同4BL−3、同B
L−S、同BX−10(以上、積水化学工業(株)製)
などが、ポリアミド樹脂として、ニューマイド825、
同840(ケーシー有限会社製)、トレジンF30、同
MF−30、同EF−30T、同M−20、同TK50
36(以上、帝国化学産業(株)製)、バーサミド74
4、同756、同711(以上、ヘンケル白水(株)
製)、トーマイド#90、同#92(以上、富士化成工
業(株)製)、サンマイド611DK−1、同615A
(以上、三和化学工業(株)製)などが挙げられる。こ
れらは単独あるいは複数混合して使用でき、その使用量
は油性インキ全量に対して1〜15重量%が好ましい。
1重量%未満では非吸収面に対する筆跡の定着性が不十
分であり、15重量%を超えるとインキの粘度が高くな
り筆記具ペン先からのインキ吐出が悪くなるからであ
る。
【0008】本発明の油性インキに用いる変性シリコー
ンオイルは、ジメチルポリシロキサンのメチル基の一部
に各種の有機基を導入したものであり、非吸収面への筆
記を良好にすると共に、特に親水性を有する非吸収面で
の筆跡の滲みを防止し、筆跡の耐擦過性を向上させるた
めに用いるものである。以下に具体的な変性シリコーン
オイルの例を記載する。アルコキシ変性シリコーンオイ
ルとしては、エトキシ基を導入したSILWET FZ
−3704(日本ユニカー(株)製)が挙げられる。ア
ミノ変性シリコーンオイルとしては、ジアミノ基を導入
したSILWET FZ−3705、同FZ−370
7、同FZ−3710(以上、日本ユニカー(株)
製)、KF 860、KF 861(以上、信越化学工
業(株)製)、αアミノ基を導入したTSF4700、
TSF4701、βアミノ基を導入したTSF470
2、TSF4704(以上、東芝シリコーン(株)
製)、KF 864、KF 865(以上、信越化学工
業(株)製)などが挙げられる。エポキシ変性シリコー
ンオイルとしては、グリシジル基を導入したSILWE
T FZ−3720、同FZ−3736(以上、日本ユ
ニカー(株)製)、TSF4730(東芝シリコーン
(株)製)、SF 8411、SF 8413(以上、
東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製、KF10
1、KF103(以上、信越化学工業(株)製)などが
挙げられる。この変性シリコーンオイルは、単独あるい
は複数混合して使用でき、その使用量は、油性インキ全
量に対して0.1〜2.0重量%が好ましい。0.1重
量%未満では効果が不十分であり、2.0重量%を超え
ると増量の効果が期待できない。
【0009】また、上記必須成分以外でも必要に応じ
て、染料の可溶化剤やペン先乾燥防止の為の添加剤とし
て各種界面活性剤を使用することもできる。例えば、ア
ルキル硫酸塩、N−アシルアミノ酸及びその塩、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル酢酸塩、ポリオキシエチ
レンアルキルエーテルリン酸塩などの陰イオン系界面活
性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ソルビタ
ン脂肪酸エステル類、デカグリセリン脂肪酸エステル等
の非イオン系界面活性剤などである。更には、金属部品
の腐食防止の為の防蝕剤としてベンゾトリアゾールを、
インキ塗膜に柔軟性を与え密着性を高める可塑剤とし
て、アジピン酸エステル、マレイン酸エステル、ステア
リン酸エステル、トリメット酸エステル等を適宜選択し
て使用することができる。
【0010】本願発明の油性インキは、上記成分を従来
知られている撹拌機を用いて撹拌混合し、均一に溶解す
ることによって得られる。
【0011】
【作用】本発明において、インキ中の変性シリコーンオ
イルは二つの働きを有している。一つは、インキの表面
張力を下げることにより、筆記時にインキが疎水性を有
する非吸収面にも均一に濡れる様に働くと共に、インキ
と非吸収面との界面に作用して効果を示し、インキは親
油性と親水性のバランスの取れた状態となり、滲みのな
い良好な筆跡が得られるというものである。他の一つ
は、乾燥した筆跡表面に存在する変性シリコーンオイル
がシリコーンオイルの特徴である潤滑性効果を示すこと
により、定着性の良い筆跡が得られるというものであ
る。
【0012】
【実施例】以下、実施例により更に詳細に説明する。 上記成分を、撹拌混合して溶解させ黒色の油性インキを
得た。
【0013】 上記成分を、撹拌混合して溶解させ赤色の油性インキを
得た。
【0014】 上記成分を、撹拌混合して溶解させ紫色の油性インキを
得た。
【0015】 上記成分を、撹拌混合して溶解させ黄色の油性インキを
得た。
【0016】 上記成分を、撹拌混合して溶解させ青色の油性インキを
得た。
【0017】 上記成分を、撹拌混合して溶解させ赤色の油性インキを
得た。
【0018】比較例1 実施例1においてSILWET FZ−3704を除
き、その量だけノニオン系界面活性剤のダイノール 6
04(アセチレングリコール系、エアープロダクツジャ
パン(株)製)を加えた他は、実施例1と同様になして
黒色の油性インキを得た。
【0019】比較例2 実施例2においてSILWET FZ−3736を除
き、その量だけアニオン系界面活性剤のネオペレックス
FS(アルキルベンゼンスルホン酸、花王(株)製)を
加えた他は、実施例2と同様になして赤色の油性インキ
を得た。
【0020】比較例3 実施例3においてSILWET FZ−3704を除
き、ガムロジンWWを17重量部、エタノールを64.
5重量部とした他は、実施例3と同様になして紫色の油
性インキを得た。
【0021】比較例4 実施例4においてTSF4700を除き、YP−90L
を16重量部、エタノールを59.5重量部とした他
は、実施例4と同様になして黄色の油性インキを得た。
【0022】上記、実施例1〜6、比較例1〜4で得た
油性インキを、繊維芯のペン先と中綿を使用した筆記具
(ぺんてるペン<グリーンラベル>NN60<丸芯、太
字>、ぺんてる(株)製)に充填し油性インキの試験用
筆記具を得た。この試験用筆記具を用いて、疎水性を有
する非吸収面(ポリプロピレン製シート)への筆記、親
水性を有する非吸収面(ガラス板)及び上質紙に筆記を
行い、筆跡の定着性及び筆跡の滲み具合を評価した。結
果を表1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】筆跡の定着性試験 ポリプロピレン(以下、PPと略記)製OHPシート
〔薄口〕(リコー教育機器(株)製)に、上記油性イン
キを充填した筆記具を用いて横1回均一にインキを面状
に塗布し10分間乾燥させ試験フィルムとする。次に試
験フィルムの上に上質紙を重ね、底面の直径50mm、
質量500gの重りを乗せ、左右10回移動させた。筆
跡から転写した上質紙の着色程度を、SMカラーコンピ
ューター(MODEL、SM−4、スガ試験機(株)
製)を用いて測定した。 判定方法:測定結果に基づいて、試験前後の上質紙の色
差ΔEを算出した。その数値が小さいほど定着性が優れ
ていると評価される。単位:NBS
【0025】筆跡の滲み性試験 上質紙、PP製OHPシートとガラス板(厚さ2mm)
に100gの荷重で直線を筆記し、筆跡の5カ所の筆跡
幅を測定して平均値を算出する。 判定方法:測定して得られた筆跡幅について、ガラス板
の筆跡幅、PP製OHPシートの筆跡幅を上質紙の筆跡
幅で除して比を求める。得られた比の値が大きい方が滲
みが大きいと評価される。
【0026】比較例3で得た紫色の油性インキ、比較例
4で得た黄色の油性インキは、ペン先からのインキ出が
悪く筆跡にカスレがみれらた。
【0027】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よる油性インキは、非吸収面への筆記や筆跡の定着性も
良好であり、特に親水性を有する非吸収面にも滲みのな
い鮮明な筆跡を提供することができるものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油溶性染料、樹脂、溶剤、変性シリコー
    ンオイルを少なくとも含み、前記溶剤の主溶剤がエチル
    アルコールであることを特徴とする油性インキ。
  2. 【請求項2】 前記変性シリコーンオイルが、アルコキ
    シ変性シリコーンオイル、アミノ変性シリコーンオイル
    又はエポキシ変性シリコーンオイルから選ばれる1種又
    は複数のものである請求項1に記載の油性インキ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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