JP2006034703A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 興趣性の高い遊技球の案内通路を有する弾球遊技機を提供すること。
【解決手段】遊技盤面の始動入賞部への遊技球の入賞を容易とするセンター役物に、上部から下部へ遊技球を案内する案内通路150を形成し、さらに案内通路150を通過する遊技球により機械的に動作する機械的動作手段160を配設すると共に、図柄表示装置3に機械的動作手段160の動作と連動した所定の演出表示として、機械的動作手段160の移動体161である壷の先端からあたかも煙が出たかのような所定の演出画像を表示させる。遊技球が案内通路150に入った後、単に案内通路150を通過する場合に比べて、著しく興趣性を向上させることができる。
【選択図】 図10

Description

本発明は、パチンコ遊技機等の弾球遊技機に関する。
従来、弾球遊技機の1つであるパチンコ遊技機には、その遊技盤面の略中央に位置する表示部を囲む表示枠体と、この表示枠体の下方に位置する始動入賞口を備えたものがある。このパチンコ遊技機は、始動入賞口に遊技球が入賞したことを契機に大当たりの抽選等を行うようになっている。そして、始動入賞口に遊技球を案内する球通路が表示枠体に形成されているパチンコ遊技機が提案され(例えば、特許文献1参照)、さらに確率変動状態になったときに開放する開閉部材が球通路の球入口に配設されているパチンコ遊技機が提案されている(例えば、特許文献2参照)。このような構成のパチンコ遊技機によれば、遊技球は球通路を通って始動入賞口に入賞する機会が増えることになる。
特開2004−180962号公報 特開2004−113548号公報
上述した従来のパチンコ遊技機では、遊技者は遊技球を球通路へ入れようとするため興趣性の高いものとなっているが、遊技球が一旦球通路に入ってしまうと、遊技球は単に球通路を通過していくのみであるため、その通過中における興趣性には欠けている。
本発明は、以上のような課題に鑑みなされたものであり、その目的は、興趣性の高い遊技球の案内通路を有する弾球遊技機を提供することにある。
上記目的達成のため、本発明の弾球遊技機では、遊技盤面の略中央に配設され、前記遊技盤面の下方に配設されている入賞部への遊技球の入賞を容易とする遊技部品であって、上部から下部へ前記遊技球を案内する案内通路を備え、前記案内通路を通過する前記遊技球により機械的に動作する機械的動作手段を有する遊技部品と、該遊技部品の近傍に設けられ、図柄の変動表示が可能な図柄表示装置と、前記入賞部に遊技球が入賞したことに基づいて乱数を取得する乱数取得手段と、前記乱数取得手段で取得された乱数に基づく抽選を行い、該抽選結果に基づき特別遊技を行うか否かの判定を行う判定手段と、前記判定手段による判定結果に基づいて前記図柄表示装置に前記図柄を変動表示させた後に停止表示させる図柄変動表示を制御する表示制御手段と、前記表示制御手段により停止表示された前記図柄が予め定められた当たり図柄であるときに、遊技者に有利な特別遊技を実行する特別遊技実行手段とを備える弾球遊技機において、前記表示制御手段は、更に、前記図柄表示装置に前記機械的動作手段の動作と連動した所定の演出表示を行う制御を実行することを特徴としている。かかる構成によれば、遊技球が案内通路に入った後、案内通路を通過している途中で機械的動作手段を動作させると共に、図柄表示装置に機械的動作手段の動作と関連した所定の演出表示を行うので、案内通路を単に通過する場合に比べて、著しく興趣性を向上させることができる。
また、前記遊技部品は枠体状に構成され、該枠体内に前記図柄表示装置が収納されるようにしても良い。かかる構成によれば、枠体状に構成された遊技部品の機械的動作手段の動作と該枠体内に収納された図柄表示装置上の演出表示とを、より密接に関連付けることが可能となるので、興趣性を更に増すことができる。
また、前記所定の演出表示は、前記図柄の変動表示中に行われるのが好適である。かかる構成によれば、図柄の変動表示中に行われる当該演出表示によって、図柄の変動結果としての停止表示の態様等に対する遊技者の期待感を高めることができ、遊技球が単に案内通路を通過する場合に比べて、興趣性はいやがおうにも増すことになる。
更に、前記所定の演出表示は、前記機械的動作手段の構成と一体となって構成される演出画像の表示であるようにしても良い。例えば、機械的動作手段の構成と観念的に一体となって構成される演出画像を表示することにより、当該観念により遊技者に何らかの期待感を与える等、単に図柄表示装置上のみの演出表示に留まる場合に比べて、演出表示の趣向にバラエティを持たせることが可能となり、遊技の面白さを向上させることができる。
尚、前記所定の演出表示は、前記特別遊技の実行可能性を予告するものであっても良い。かかる構成によれば、当該演出表示を行うことで遊技者の特別遊技の実行に対する期待感や興奮度を高めることができる。また、単に図柄表示装置上のみの予告演出に留まる場合に比べて、予告演出の趣向にバラエティを持たせることができる。
更にまた、前記所定の演出表示を行うか否かを判定する演出表示判定手段を備え、前記表示制御手段は、前記演出表示判定手段により前記所定の演出表示を行うと判定された場合に、前記所定の演出表示を行う制御を実行するように構成しても良い。かかる構成によれば、遊技球が単に案内通路を通過するだけで演出表示を行う場合に比べて、単調さが解消され、遊技興趣を高めることができる。
そして、前記演出表示判定手段は、前記図柄の変動表示中に前記案内通路を通過した前記遊技球の個数により前記所定の演出表示を行うか否かを判定するように構成しても良い。かかる構成によれば、案内通路を通過する遊技球の個数次第で機械的動作手段の動作を介した演出表示が行われることになる。従って、遊技者は遊技部品の案内通路を通過するように狙って遊技球を打つことになり、遊技者の技術介入度が取り入れられる結果、遊技の面白味が増す。
更に、前記機械的動作手段の動作と所定の演出表示との同期をとるためのタイミング補正手段を設けても良い。かかる構成によれば、案内通路内の案内通路通過検出器の位置如何に拘わらず、両者の同期を取ることができる。また、案内通路内の案内通路通過検出器の位置を自由に設定できるので、設計の自由度が広がる。
本発明の弾球遊技機によれば、上部から下部へ遊技球を案内する案内通路が備えられ、さらに、この案内通路を通過する遊技球により機械的に動作する機械的動作手段が配設された遊技部品と、該遊技部品の近傍に設けられた図柄表示装置とを備え、図柄表示装置に機械的動作手段の動作と連動した所定の演出表示を行うので、遊技球が案内通路に入った後、単に案内通路を通過する場合に比べて、著しく興趣性を向上させることができる。また、所定の演出表示を機械的動作手段の構成と一体となって構成される演出画像の表示とする場合には、単に図柄表示装置上のみの演出表示に留まる場合に比べて、演出表示の趣向にバラエティを持たせることが可能となり、遊技の面白さを向上させることができる。
図1は、本発明の実施形態に係る弾球遊技機の遊技盤面の外観を示す正面図である。この弾球遊技機1の遊技盤面2の略中央には、遊技部品の一つであるセンター役物100が配設されている。センター役物100は、中央に前後開口する大きな窓口110を有する枠状に形成されており、その上枠部120の略中央から図示左側の側枠部130の下部にかけて案内通路150が形成されている。センター役物100の下枠部140には遊技球が転動する上段ステージ141と下段ステージ142と特別通路143が配設されている。下段ステージ142には、センター役物100外へ遊技球を排出する排出経路144が設けられている。
案内通路150は、上枠部120の略中央に形成されている役物入口151から、側枠部130の下部に形成されている通路出口152まで連通して形成されており、役物入口151に入球した遊技球を通路出口152まで案内して上段ステージ141上に放出するようになっている。そして、この案内通路150の途中には、通過する遊技球により機械的に動作する機械的動作手段160が配設されている。なお、この機械的動作手段160の詳細は後述する。
遊技部品としてのセンター役物100の近傍には、図柄の変動表示が可能な図柄表示装置3が設けられている。本実施形態では、センター役物100の窓口110内に図柄表示装置3が配設されており、これにより、枠体状に構成されたセンター役物100の該枠体内に図柄表示装置3が収納されている。この図柄表示装置3は、図柄や遊技演出等の識別情報を可変表示する可変表示装置の一例として配設されているものであるが、従来の図柄表示装置より大型の、例えば、10.4インチサイズの液晶ディスプレイが使用されており、従来より迫力のある遊技演出を遊技者に提供することができる。なお、この図柄表示装置3は、主に液晶ディスプレイが使用されるが、画面上に画像等の識別情報を表示可能であれば、例えば、CRT、ドットマトリックス等の表示装置であっても良い。尚、図柄表示装置3は、機械的動作手段160の動作と連動した所定の演出表示を行うことが可能なように、遊技部品としてのセンター役物100の近傍に設けられていれば足りるが、本実施形態では、センター役物100は枠体状に構成され、該枠体内に図柄表示装置3が収納されているので、枠体状に構成された遊技部品としてのセンター役物100の機械的動作手段160の動作と該枠体内に収納された図柄表示装置3上の演出表示とを、より密接に関連付けることが可能となるので、興趣性を更に増すことができる。
センター役物100の下方には、遊技球が入賞可能な「入賞部」としての始動入賞部4が配設されている。この始動入賞部4の上部の開口部には、開口幅を拡大させる拡大装置5、5が配設されている。この拡大装置5、5は、通常は遊技球を1個通過可能とするが2個同時通過不可能な幅を保つことにより、始動入賞部4への遊技球の入賞を困難なものとしている。そして、拡大作動時は広い範囲で遊技球を拾うことが可能となり、始動入賞部4への遊技球の入賞を容易なものとする。
始動入賞部4の左側には、遊技球が通過可能な作動ゲート7が配設され、該作動ゲート7の左側には入賞口6が配設されている。作動ゲート7には通過した遊技球を検出する図示しない検出装置が設けられ、遊技球の通過を契機として普通図柄表示部11における普通図柄の変動表示が開始される。普通図柄は普通図柄表示部11に設けられたランプの表示によって行われ、当該ランプが所定の状態に点灯すると、始動入賞部4の拡大装置5、5は所定時間だけ作動される。
始動入賞部4の下方には、アタッカーユニット8が配設されている。このアタッカーユニット8の正面略中央には、特別遊技が実行される際に開放される大入賞口9が設けられている。この特別遊技(大当たり)とは、図柄表示装置3に停止表示される図柄が所定の大当たり図柄の場合に遊技者に特別の利益が提供されるような遊技であって、特別遊技は例えば、最大15ラウンドの所定のラウンド数の単位特別遊技より構成される。単位特別遊技とは、通常は閉鎖されている大入賞口9を、例えば、所定個数の遊技球の入賞があるまで、または、所定時間を経過するまで特別に開放させ、この間に大入賞口9に入賞した各遊技球に対して所定の個数の賞球を遊技者に与えるような遊技である。
遊技盤面2の下端には、始動入賞部4、大入賞口9、入賞口6の何れにも入賞しなかった遊技球が排出されるアウト口10が配設されている。また、遊技盤面2には、遊技球の落下方向に変化を付けるための図示しない釘等が配設されている。そして、遊技盤面2の前面は、図示しないガラス板で覆われている。更に、遊技盤面2の下方には、遊技球を遊技盤面2の下端から上端へ打ち出すための図示しない弾球ハンドルや、始動入賞部4、入賞口6、大入賞口9に遊技球が入賞したときに所定の個数の遊技球が払い出される図示しない賞球払出口及びそれらの遊技球を受ける図示しない球受け皿がそれぞれ配設されている。
以上のような構成の弾球遊技機1の遊技の概要を図1を参照して説明する。遊技者が弾球ハンドルを操作すると、遊技球が発射されガイドレール12に案内されて遊技盤面2の上方に放出される。遊技球は、釘等に接触して落下方向が変化しながら、一部は入賞口6あるいは始動入賞部4に入り、入賞口6あるいは始動入賞部4に入らなかった遊技球は、アウト口10に入る。遊技球が入賞口6に入賞すると、賞球払出口から例えば5球の賞球が遊技者に払い出される。
また、遊技球が作動ゲート7を通過すると、検出装置からの通過信号を契機に抽選が行われ、普通図柄表示部11において普通図柄の変動を開始する。そして、変動開始してから例えば30秒が経過すると、抽選された結果の態様で普通図柄が停止する。このとき普通図柄の停止態様が予め定められた当たりの態様であれば、始動入賞部4の拡大装置5が例えば0.5秒作動する。これにより、始動入賞部4の開口幅が拡大するので、始動入賞部4への入賞が容易となる。また、普通図柄の停止態様が予め定められたハズレの態様であれば、始動入賞部4の拡大装置5は作動しないが、この場合でも始動入賞部4への入賞は可能である。なお、普通図柄表示部11において普通図柄の変動中に遊技球が作動ゲート7を通過した場合には、その分の変動は保留されて順次実行される。
また、ガイドレール12に案内されて遊技盤面2の上方に放出される遊技球の一部は、役物入口151から案内通路150へ入り、途中で機械的動作手段160を動作させた後に通路出口152から上段ステージ141上に出る。そして、それらの遊技球は、大部分が下段ステージ142に落下して排出経路144から遊技盤面2の下方へ排出され、一部が特別通路143を通って始動入賞部4に入る。
遊技球が始動入賞部4に入賞すると、始動入賞検出器4a(図7参照)からの検出信号を契機に賞球払出口から例えば5球の賞球が遊技者に払い出されるとともに、入賞毎に行われる特別遊技の実行可否の判定結果に基づいて図柄表示装置3に図柄を変動表示させた後に停止表示させる図柄変動演出、例えばハズレ変動、リーチ、スーパーリーチを示す図柄変動演出が行われる。ここで、リーチとは、例えば3つの図柄変動表示を行う場合に2つの図柄が揃い、あと1つの図柄が揃えば当たりになるという状態の表示演出を行うことをいい、スーパーリーチとは、通常のリーチよりも当たりとなる確率の高い状態の表示演出を行うことを意味している。
このとき停止表示される図柄が、特別遊技としての大当たりに係る図柄であるときは、特別遊技としての大当たり遊技が発生して普段は閉鎖している大入賞口9が開放する。そして、遊技球が大入賞口9に入賞すると、賞球払出口から例えば15球の賞球が遊技者に払い出される。この大入賞口9は、例えば開放してから30秒経過するか、10球の入賞があるかの何れかにより一旦閉鎖する。そして、この大入賞口9が開放している間に、この大入賞口9の内部に設けられているVゾーンへの入賞があると、大入賞口9は一旦閉鎖した後、再度開放するようになっている。このような大入賞口9の開放及び閉鎖の繰り返し、すなわち大当たり遊技は、例えば最大15回連続するようになっている。一方、大入賞口9が15回開閉を繰り返すか、大入賞口9の開放中にVゾーンへの入賞が無かった場合には、この大当たり遊技は終了する。
図2は、上記センター役物100の全体を示す斜視図である。センター役物100は、上述したように、中央に前後開口する大きな窓口110を有する枠状に形成されており、この大きな窓口110には従来より大型の図柄表示装置3が配設される。センター役物100の上枠部120の略中央から図示左側の側枠部130の下部にかけて、機械的動作手段160を有する案内通路150が形成されている。センター役物100の下枠部140における窓口110の奥側には、遊技球が転動する上段ステージ141が配設され、この上段ステージ141の手前側には1段低く形成された下段ステージ142が配設されている。そして、上段ステージ141と下段ステージ142との間には特別通路143が配設されている。
上段ステージ141は、手前側(下段ステージ142側)の第1のステージ145と奥側の第2のステージ146により略構成されている。第1のステージ145及び第2のステージ146は、それぞれセンター役物100の幅方向(左右方向)に帯状であって、それぞれの左右端部付近が持ち上げられた略弓形形状に形成されている。第1のステージ145は、案内通路150の通路出口152に連設されている。第1のステージ145の中央付近の上面は波状に形成されており、案内通路150の通路出口152から放出される遊技球の速度を減速させたり、遊技球の転動に変化を与えることができるようになっている。第2のステージ146の略中央には流下孔146aが設けられており、遊技球を特別通路143へ落下させることができるようになっている。
第1のステージ145と第2のステージ146との間には、僅かな段差が形成されて4つの中央リブ147が配設されている。これらの中央リブ147は、第1のステージ145と第2のステージ146とを仕切る機能と、第1、第2のステージ145、146上を転動する遊技球を案内して遊技球のステージ間移動を制限する機能を有している。但し、各中央リブ147の間では、遊技球はステージ間移動の制限を受けず、第1のステージ145から第2のステージ146へ、または、第2のステージ146から第1のステージ145への移動が可能である。また、第1のステージ145の手前側端部(下段ステージ142との境界)には、3つの上段リブ145aが配設されており、遊技球が下段ステージ142側に流下するのを制限している。更に、第2のステージ146の奥側端部にも、奥側リブ146bが配設されており、遊技球が図柄表示装置3側に落下するのを防止している。
下段ステージ142は、略矩形状であって、左右端部付近が持ち上げられた略弓形形状に形成されている。そして、下段ステージ142上面は、排出経路144に向かって僅かな勾配がつけられ、さらに排出経路144を取り囲むように略放射線状の凹凸142a(以下、放射線状凹凸142aという)が形成されている。また、下段ステージ142の手前側端部には、下段リブ142bが形成されている。放射線状凹凸142aと下段リブ142bは下段ステージ142上を転動する遊技球を排出経路144に案内し、また、下段リブ142bは遊技球が下段ステージ142から落下するのを防止する機能を有している。
特別通路143は、流下孔146aに入球した遊技球の通路であり、流下孔146aから第1のステージ145の下をくぐり下段ステージ142の上方を跨いで前方(手前側)に突出して延びるような形状(断面略S字形)に形成されている。すなわち、特別通路143の上面は、上段ステージ141下方の特別通路143は遊技球が流下する下降傾斜面143aと、下段ステージ142上方の特別通路143は遊技球が駆け上がる上昇傾斜面143bとで成る滑らかな曲面に形成されている。そして、上昇傾斜面143bの端部には、特別通路リブ143cが形成されており、遊技球が特別通路143から落下するのを制限している。特別通路143の突出先端部は、下段ステージ142の下段リブ142bより更に前方(手前側)に延びて落下孔143dが形成されており、特別通路143上を先端まで進んできた遊技球を始動入賞部4へ落下させることができるようになっている。
このような構成において、役物入口151に入球し、案内通路150を経由して第1のステージ145上に流下した遊技球は、図示右方向に移動し中央付近の波状ステージ面を越えた後、ステージ右端部の傾斜面を駆け上がる。駆け上った遊技球は、今度は図示左方向に移動を始め、第1のステージ145上を往復する。そして、遊技球が第1のステージ145の中央部で停止したときは、第2のステージ146側へ転動して流下孔146a内へ落下し、特別通路143の下降傾斜面143aを流下し、上昇傾斜面143bを駆け上がって落下孔143dから始動入賞部4へ向かって落下する。
また、第1のステージ145の中央部で停止しなかった遊技球は、中央リブ147の間を通過して第2のステージ146に移動するか、上段リブ145aの間を通過して下段ステージ142側に流下する。なお、第1のステージ145の中央部分が波状に形成されているので、案内通路150を経由して第1のステージ145上に勢いよく流下した遊技球が、この中央部分で跳ねて上段リブ145aまたは中央リブ147を飛び越え、下段ステージ142または第2のステージ146に移動することもある。そして、下段ステージ142上を転動する遊技球は、勾配により排出経路144側に移動し、排出経路144を経由してセンター役物100から排出される。
図3は、上記機械的動作手段160を有する案内通路150を背面側から見た斜視図である。案内通路150は、センター役物100の略中央上部に形成されている役物入口151に入った遊技球を図示右斜め下方へ案内する第1通路153と、この第1通路153を通過した遊技球を図示下方へ案内する第2通路154と、この第2通路154を通過した遊技球を図示下方及び左斜め下方へ案内して第1のステージ145上へ放出する第3通路155を備えている。
そして、機械的動作手段160を構成する移動体(移動手段)161は、案内通路150の前面側であって第2通路154と第3通路155の間に配設され、機械的動作手段160を構成する揺動機構(揺動手段)162は、案内通路150の背面側であって第2通路154と第3通路155の間に配設されている。また、図示していないが、案内通路150を通過する遊技球を検出する案内通路通過検出器156(図7参照)が、第2通路154の下方であって揺動機構162の上方に形成されている取付部157に取り付けられるようになっている。
このような構成において、図示破線で示すように、役物入口151に入った遊技球は、第1通路153により案内されてセンター役物100の上枠部120の略中央からセンター役物100の側枠部130の上部へ転動し、さらに第2通路154により案内されてセンター役物100の側枠部130の上部からセンター役物100の側枠部130の下部に落下する。そして、遊技球が、第2通路154の下方を落下している途中で案内通路通過検出器156を通過すると、その検出信号が主制御装置20(図7参照)へ送出されて、後述する所定の表示制御が行われる。
続いて、遊技球が、第2通路154の下方に配設されている揺動機構162を構成する第1カム163に衝突すると、その衝突力により第1カム163を揺動させる。これにより、詳細は後述するが、揺動機構162は移動体161を動作させる。その後、遊技球は、第3通路155により案内されてセンター役物100の側枠部130の下部に形成されている通路出口152からセンター役物100の第1のステージ145へ向かって放出される。
図4及び図5は、上記機械的動作手段160を有する案内通路150を前面側及び背面側から見た平面図である。機械的動作手段160は、移動体161と揺動機構162を備えている。移動体161は、半身の壷形状に形成されており、背面側の略中央及び下部に可動時の案内及び支持の役目を成すピン161a、161bが形成されている。すなわち、移動体161の背面側の略中央に形成されているピン161aは、案内通路150を構成する枠板158に穿孔されている楕円形状の貫通孔158aに挿入され円盤161cが嵌入されて抜け止めされている。また、移動体161の背面側の下部に形成されているピン161bは、上記枠板158に穿孔されている楕円形状の貫通孔158bに挿入されている。これにより、移動体161は、前面側から見て斜め右上がりに形成されている貫通孔158a、158bに沿って移動自在となる。
揺動機構162は、2つのカム163、164を有するカム機構により構成されている。すなわち、第1カム163は、扇状に形成されており、第2通路154と第3通路155の境界を塞ぐように、扇の要部分163aが枠板158に回転自在に軸支持されている。第2カム164は、三日月状に形成されており、一端164aが第1カム163の扇の一辺に当接され、他端164bが移動体161のピン161a、161b間に回転自在に係止されるように、中央部分164cが枠板158に回転自在に軸支持されている。
図6は、上記機械的動作手段160の動作を説明するための平面図である。図6(A)に示すように、通常は、移動体161が自重により図示斜め右下方に移動しており、それにより第2カム164が図示左回りに揺動する。したがって、第1カム163が図示右回りに揺動して第2通路154と第3通路155の境界を塞いでいる。そして、図6(B)に示すように、遊技球Bが第2通路154内を落下して第1カム163の他辺に衝突して遊技球Bの自重が第1カム163に加わると、第1カム163が図示左回りに揺動して第2カム164を図示右回りに揺動させ、さらに移動体161を図示斜め左上方へ移動させる。
また、第1カム163が図示左回りに揺動すると、第2通路154と第3通路155の境界が開くので、遊技球Bが第3通路155側へ転動する。そして、遊技球Bの自重が第1カム163から除かれるので、移動体161は自重により図示斜め右下方に移動し、それにより第2カム164が図示左回りに揺動する。したがって、第1カム163が図示右回りに揺動して第2の通路154と第3の通路155の境界を再び塞ぐ。以上のように、遊技球Bが案内通路150に入った後、案内通路150を通過している途中で機械的動作手段160を動作させるので、案内通路150を単に通過する場合に比べて興趣性を向上させることができる。
図7は、上記弾球遊技機1に係る機能を制御する装置のブロック図である。遊技制御装置20は、始動入賞判定手段21、大入賞口駆動制御手段22、表示概要決定手段23、画像制御手段32を備えている。始動入賞判定手段21は、始動入賞部4に配設された始動入賞検出器4aからの検出信号により、始動入賞部4に遊技球が入賞したか否かを判定する。この始動入賞検出器4aは、例えば受発光素子を有する光センサを備え、発光素子からの光を遊技球が遮ることにより遊技球を検出するようになっている。なお、始動入賞検出器4aとしては、上述した透過型の光センサのみならず、反射型の光センサや磁気センサ、容量センサ、機械式センサ等を使用することができる。
大入賞口駆動制御手段22は、「特別遊技実行手段」として機能するものであり、アタッカーユニット8の大入賞口9に配設されたソレノイドで成る大入賞口駆動源9aを駆動させて大入賞口9を開閉制御する。表示概要決定手段23は、表示概要抽選手段25、停止図柄決定手段26、概要変動パターン決定手段27を備えている。表示概要抽選手段25は、「乱数取得手段」及び「判定手段」として機能するものであり、始動入賞部4に遊技球が入賞したことに基づいて乱数を取得し、この取得された乱数に基づく抽選を行い、該抽選結果に基づき特別遊技としての大当たり遊技を実行するか否かを判定する。停止図柄決定手段26は、表示概要抽選手段25の判定結果に基づいて図柄表示装置3に図柄を変動表示させた後に停止表示させる図柄変動演出の際の停止図柄を決定する。
概要変動パターン決定手段27は、図柄変動演出の際の概要変動パターンを決定する。例えば、通常の変動後上記の大当たり又はハズレになる変動パターン、リーチがかかった後上記の大当たり又はハズレになる変動パターン、更には、スーパーリーチに発展した後上記の大当たり又はハズレになる変動パターン等、図柄変動演出の際の変動パターンの概要を決定する。
画像制御手段32は、詳細表示内容決定手段35、予告表示判定手段37を備えている。詳細表示内容決定手段35は、詳細表示内容抽選手段36を有している。この詳細表示内容抽選手段36は、表示概要に従って概要変動パターン決定乱数を取得する。これに基づき、詳細表示内容決定手段35は、表示概要の内容の詳細を決定する。予告表示判定手段37は、所定の演出表示を行うか否かを判定する「演出表示判定手段」として機能するものであり、予告表示抽選手段38、抽選判定テーブル39、タイミング判定手段40を備えている。予告表示抽選手段38は、表示概要に従って抽選判定テーブル39から所定の予告演出判定乱数を取得する。タイミング判定手段40は、予告演出のタイミングを判定する。尚、本実施形態においては、上記遊技制御装置20の停止図柄決定手段26、概要変動パターン決定手段27及び画像制御手段32が「表示制御手段」を構成する。また、本実施形態においては、遊技球が案内通路150に配設されている案内通路通過検出器156を通過すると、その検出信号は「表示制御手段」としての画像制御手段32に入力される。そして、「表示制御手段」としての画像制御手段32は、案内通路通過検出器156を通過して上述したように機械的動作手段160を動作させた遊技球の数が、例えば、所定数になったら、移動体161である壷の先端からあたかも煙が出たかのような所定の演出画像を図柄表示装置3に表示させる制御をも行う。所定の演出表示は、このように機械的動作手段160の構成と一体となって構成される演出画像の表示であるようにしても良い。例えば、魔法の壷の先端から煙が出たかのような機械的動作手段160の構成と観念的に一体となって構成される演出画像を表示することにより、当該観念により遊技者に何らかの期待感を与える等、単に図柄表示装置3上のみの演出表示に留まる場合に比べて、演出表示の趣向にバラエティを持たせることが可能となり、遊技の面白さを向上させることができる。
さて、本実施形態の特徴は、上述したように、遊技球が第2通路154の下方を落下している途中で案内通路通過検出器156を通過すると、その検出信号が画像制御手段32(図7参照)へ送出されて、機械的動作手段の動作と連動した所定の演出表示の制御が行われる点にある。即ち、例えば、図柄の変動中に案内通路通過検出器156が遊技球の通過を検出すると、機械的動作手段の動作と連動した所定の演出表示を行うか否かを判定し、判定結果により、例えば、移動体161である壷の先端からあたかも煙が出たかのような所定の演出画像を表示させる(壷予告)。尚、図柄の変動前又は変動停止後に案内通路通過検出器156が遊技球の通過を検出した場合でも、同様の判定を行い、同様の演出画像を表示させるようにしても良い。このように、本実施形態では、遊技球が案内通路通過検出器156を通過すると、その検出信号は画像制御手段32(図7参照)へ送出されて、所定の演出画像の表示制御が行われる。尚、機械的動作手段の動作と連動した所定の演出表示を図柄表示装置3上で行えば良く、図柄表示装置3上の演出画像は、機械的動作手段の動作と連動したものであれば、煙の発生の他、花火の打ち上げ、国旗の掲揚等何でも良い。
以下、かかる予告演出の制御動作について、図8乃至図13を参照して説明する。本実施形態では、図柄の変動中に案内通路通過検出器156が所定の個数の遊技球の通過を検出した場合にのみ、予告演出を行う例について説明する。
図8は、図7に示した画像制御手段32による図柄表示装置3に機械的動作手段160の動作と連動した演出表示を行う制御動作を説明する第1のフローチャートである。まず、予告表示抽選手段38は、例えば、0回から5回までの中から通過パス回数を抽選し(ステップS101)、通過カウンタを0にセットする(ステップS102)。続いて、変動時間用のタイマをスタートさせ(ステップS103)、このタイマがタイムアップする前、即ち、当該図柄の変動中に(ステップS104でNo)遊技球が案内通路通過検出器156を通過し、その検出信号を受信した場合に(ステップS105でYes)、通過カウンタのカウント数が上記抽選により確定した通過パス回数に達している場合、即ち、当該個数の遊技球の通過を検出した場合には(ステップS106でYes)、移動体161である壷の先端からあたかも煙が出たかのような所定の演出画像を図柄表示装置3に表示させる(ステップS107)。通過カウンタのカウント数が上記抽選により確定した通過パス回数に達しない場合には(ステップS106でNo)、通過カウンタのカウント数がインクリメントされて(ステップS108)、ステップS104の処理に戻る。
上述した図8に示す例では、案内通路通過検出器156が抽選により確定した所定個数の遊技球の通過を検出した場合には、壷の先端からあたかも煙が出たかのような所定の演出画像を図柄表示装置3に表示させるようにしたが、所定個数の遊技球の通過を検出した場合であって、且つ、当該変動が、例えば、大当たり又はスーパーリーチ等、リーチ以上に係るものである場合にのみ、同様の演出表示を行うようにしても良い。以下、図9及び図10を参照して、かかる例について説明する。図9は、図1の弾球遊技機の画像制御手段32による図柄表示装置3に機械的動作手段160の動作と連動した演出表示を行う制御動作を説明する第2のフローチャートである。尚、図9において、図8と同様の処理については、同様の参照番号を付して、その説明を省略する。図10は、機械的動作手段160の動作と連動した図柄表示装置3上の演出表示の基本的な流れを説明するための図である。
図9に示す例では、通過カウンタのカウント数が上記抽選により確定した通過パス回数に達している場合、即ち、当該個数の遊技球の通過を検出した場合(ステップS106でYes)でも、必ずしも上記演出画像が図柄表示装置3に表示されるとは限らない。即ち、画像制御手段32(図7参照)は、例えば、リーチ以上、即ち、最終的に大当たりの停止態様となる場合やリーチ又はスーパーリーチ等の態様となる場合に限り、壷予告を行うか否かを判定する。このように、所定の演出表示は、特別遊技としての大当たりの実行可能性を予告するものであっても良い。かかる構成によれば、当該演出表示を行うことで遊技者の特別遊技の実行に対する期待感や興奮度を高めることができる。また、単に図柄表示装置3上のみの予告演出に留まる場合に比べて、予告演出の趣向にバラエティを持たせることができる。
しかして、図9に示すように、通過カウンタのカウント数が上記抽選により確定した通過パス回数に達している場合、即ち、当該個数の遊技球の通過を検出した場合(ステップS106でYes)には、予告表示判定手段37は、更に、変動パターンが、リーチ以上の態様となる場合か否かを判定し、かかるリーチ以上の態様となる場合にのみ(ステップS119でYes)、移動体161である壷の先端からあたかも煙が出たかのような所定の演出画像を図柄表示装置3に表示させる(ステップS107)。
以下、図柄表示装置3の画面に即して具体的に説明する。即ち、図柄の変動中に、図12(a)に示すように、遊技球120が案内通路150に入球し、遊技球120が、図12(b)に示すように、案内通路通過検出器156を通過すると、その検出信号は上述したように、画像制御手段32(図7参照)へ送出され、画像制御手段32は、当該変動がリーチ以上の態様となるものであるか否かを判定し、当該変動がそのようなものである場合には、図12(c)に示すように、機械的動作手段160の移動体161である壷の先端が突出すると同時に、あたかも当該壷の先端から煙が出たかのような演出画像を図柄表示装置3に表示させる。即ち、機械的動作手段160の移動体161としての壷の構成と一体となって構成される煙の演出画像を図柄表示装置3に表示させる。このように、遊技球120が案内通路150に入った後、案内通路150を通過している途中で機械的動作手段160を動作させると共に、図柄表示装置3に機械的動作手段160の動作と連動した所定の演出表示を行うので、案内通路150を単に通過する場合に比べて、著しく興趣性を向上させることができる。
尚、上記の演出表示は、図柄の変動表示中に行われるのが好適である。図柄の変動表示中に行われる当該演出表示によって、図柄の変動結果としての停止表示の態様等に対する遊技者の期待感を高めることができ、遊技球が単に案内通路を通過する場合に比べて、興趣性はいやがおうにも増すことになるからである。但し、当該演出表示の出現タイミングは、一定である必要はなく、ランダムに出現させることができる。例えば、図11に示すように、図柄の変動開始時に煙の演出画像を出現させても良いし、図示しないスーパーリーチ中に出現させても良い。このようにランダムに出現させれば、意外性を持たせて遊技興趣を増すことができる。
また、図8及び図9に示した例では、案内通路通過検出器156が抽選により確定した所定個数の遊技球の通過を検出した場合にだけ、壷の先端からあたかも煙が出たかのような所定の演出画像を図柄表示装置3に表示させるが、かかる構成により、時間差を持たせた予告演出が可能になる。例えば、抽選により2個の遊技球の通過を検出した場合にだけ壷予告が行われる場合を例に、図12を参照して具体的に説明する。図12は、機械的動作手段160の動作と連動した演出表示が図柄表示装置3上に時間差をおいて出現する例を示す図である。例えば、壷予告以外の予告が多数図柄表示装置3等に、既に表示されているものとすると、遊技者は、なんだかいっぱい予告が出たし、熱い状態になっているものと考える。このような状況において、図12(a)に示すように、遊技球120が案内通路150に入球すると、遊技者は一旦ワクワクさせられ、壷予告の期待感を煽られる。しかしながら、この場合、1個目の遊技球の通過を検出した場合なので、図12(b)に示すように、壷の先端から煙が出ているかのような画像は表示されないため、遊技者は落胆するも、図12(c)に示すように、再び遊技球120が案内通路150に入球すると、2個目の遊技球の通過を検出した場合なので、図12(d)に示すように、壷の先端から煙が出ているかのような画像が表示される。この結果、遊技者は大当たりへの期待感を生じる一方、意外性に当惑するようにもなる。従って、予告演出の単調さが解消され、遊技興趣を高めることができる。
以上のように、本実施形態では、図柄表示装置3上の液晶画面による煙の予告演出は、ソフトウエア(プログラム)により決められた契機ではなく、遊技球の案内通路150への入球というメカ(物理)的な契機で行われるため、図柄表示装置3上の液晶画面による他の演出のどのタイミングでも発生可能であり、また、ソフトウエア(プログラム)により定められた他の演出とは独立して行うことが可能である。尚、移動体161である壷の先端の移動(図柄表示装置3上の液晶画面内への突出)動作と液晶画面上の煙の発生する画像とは、連動して行われる必要がある。この場合、メカ(物理)的な契機による動作とソフトウエア(プログラム)による演出画像の表示動作との同期を取るために、タイミング補正手段を設けても良い。図13は、かかるタイミング補正手段を設ける変形例について説明するための図であり、その制御動作を説明するためのフローチャートである。尚、図13において、図8と同様の処理については、同様の参照番号を付して、その説明を省略する。即ち、図8に示した例では、通過カウンタのカウント数が上記抽選により確定した通過パス回数に達している場合に(ステップS106でYes)、移動体161である壷の先端から煙が出たかのような所定の演出画像を図柄表示装置3に表示させる(ステップS107)が、案内通路150内の案内通路通過検出器156の位置等によっては、機械的動作手段160を構成する揺動機構(揺動手段)162等を介した移動体161の壷の突出動作が液晶画面上の煙の発生する画像の表示タイミングより遅れることも考えられる。この変形例は、このような場合を想定したものであり、タイミング補正手段として、時間調整用タイマを備え、通過カウンタのカウント数が上記抽選により確定した通過パス回数に達している場合に(ステップS106でYes)、この時間調整用タイマをスタートさせ(ステップS151)、この時間調整用タイマがタイムアップした場合に(ステップS152でYes)、移動体161である壷の先端からあたかも煙が出たかのような所定の演出画像を図柄表示装置3に表示させる(ステップS107)。尚、時間調整用タイマのタイムアップの設定時間は、移動体161の壷の突出動作の遅延時間に合わせて任意に設定すれば良い。
このように、本変形例によれば、メカ(物理)的な契機による動作とソフトウエア(プログラム)による演出画像の表示動作との同期を取るために、タイミング補正手段を設けたので、例えば、案内通路150内の案内通路通過検出器156の位置如何に拘わらず、両者の同期を取ることができる。また、案内通路150内の案内通路通過検出器156の位置を自由に設定できるので、センサ設計の自由度が広がる。
以上のように、本発明の弾球遊技機1によれば、遊技盤面2の略中央に配設され、遊技盤面2の下方に配設されている始動入賞部4への遊技球の入賞を容易とするセンター役物100に、上部から下部へ遊技球を案内する案内通路150を形成し、さらに案内通路150を通過する遊技球により機械的に動作する機械的動作手段160を配設すると共に、図柄表示装置3に機械的動作手段160の動作と連動した所定の演出表示を行うので、遊技球が案内通路150に入った後、単に案内通路150を通過する場合に比べて、著しく興趣性を向上させることができる。また、所定の演出表示を機械的動作手段160の構成と一体となって構成される演出画像の表示とする場合には、単に図柄表示装置3上のみの演出表示に留まる場合に比べて、演出表示の趣向にバラエティを持たせることが可能となり、遊技の面白さを向上させることができる。よって、興趣性の高い遊技球の案内通路を有する弾球遊技機を提供することができる。
また、図9及び図10に示した例では、上述したように、当該変動中のゲームで大当たりやリーチが行われるかを判定し、それに壷予告をからませるようにしている。即ち、当該変動中のゲームで大当たりやリーチが行われるかを判定し、大当たりやリーチが行われる場合に、壷予告演出を行う。従って、当該ゲームで完結的な予告演出が可能であり、予告演出の制御が容易になる。但し、図8に示した例のように、当該変動中に所定の遊技球の通過を検出すれば、大当たりやリーチが行われない場合であっても何らかの演出を行うようにしても良いのは勿論である。
また、以上に述べた実施形態では、当該変動中のゲームで大当たりやリーチ等が行われるかを判定し、当該変動中のゲームで大当たりやリーチ等が行われる場合に、所定の演出表示を行うか否かを判定するようにしたが、当該変動中のゲームだけでなく、その後に変動が予定されている1又は2以上のゲーム(例えば、他の保留球が消化される場合)で大当たりやリーチ等が行われるかを(先読みして)判定し、当該その後に変動が予定されているゲームで大当たりやリーチ等が行われる場合に、所定の演出表示を行うか否かを判定するようにしても良い。かかる構成にすれば、大当たりやリーチ等が行われるかを先読みした連続的な予告演出も可能になる。
尚、図8、図9及び図10に示した例では、所定の演出表示を行うか否かを判定する「演出表示判定手段」としての予告表示判定手段37が所定の演出表示を行うと判定した場合にのみ、「表示制御手段」としての画像制御手段32は、当該所定の演出表示を行う制御を実行するように構成したので、遊技球が単に案内通路を通過するだけで演出表示を行う場合に比べて、単調さが解消され、遊技興趣を高めることができる。
また、図8、図9及び図10に示した例では、図柄の変動表示中に案内通路150を通過した遊技球の個数により所定の演出表示を行うか否かを判定するように構成したので、案内通路150を通過する遊技球の個数次第で機械的動作手段160の動作を介した演出表示が行われることになる。従って、遊技者は遊技部品100の案内通路150を通過するように狙って遊技球を打つことになり、遊技者の技術介入度が取り入れられる結果、遊技の面白味を増すことが可能となる。
本発明は、遊技球を用いる弾球遊技機のみならず、図柄変動を行う遊技機であれば例えばコイン等を用いる遊技機にも適用可能である。
本発明の実施形態に係る弾球遊技機の遊技盤面の外観を示す正面図である。 図1のセンター役物の全体を示す斜視図である。 図1の機械的動作手段を有する案内通路を背面側から見た斜視図である。 図1の機械的動作手段を有する案内通路を前面側から見た平面図である。 図1の機械的動作手段を有する案内通路を背面側から見た平面図である。 図1の機械的動作手段の動作を説明するための平面図である。 図1の弾球遊技機に係る機能を制御する装置のブロック図である。 図7に示した画像制御手段32による図柄表示装置3に機械的動作手段160の動作と連動した演出表示を行う制御動作を説明する第1のフローチャートである。 図7に示した画像制御手段32による図柄表示装置3に機械的動作手段160の動作と連動した演出表示を行う制御動作を説明する第2のフローチャートである。 機械的動作手段160の動作と連動した図柄表示装置3上の演出表示の基本的な流れを説明するための図である。 機械的動作手段160の動作と連動した演出表示が図柄表示装置3上に出現するタイミングのランダム性を説明するための図である。 機械的動作手段160の動作と連動した演出表示が図柄表示装置3上に時間差をおいて出現する例を示す図である。 図7に示した画像制御手段32による図柄表示装置3に機械的動作手段160の動作と連動した演出表示を行う制御動作を説明する第3のフローチャートである。
符号の説明
1 弾球遊技機、2 遊技盤面、3 図柄表示装置、4 始動入賞部、5 拡大装置、
6 入賞口、7 作動ゲート、8 アタッカーユニット、9 大入賞口、
10 アウト口、11 普通図柄表示部、12 ガイドレール、4a 始動入賞検出器、
9a 大入賞口駆動源、20 遊技制御装置、21 始動入賞判定手段、
22 大入賞口駆動制御手段、23 表示概要決定手段、25 表示概要抽選手段、
26 停止図柄決定手段、27 概要変動パターン決定手段、32 画像制御手段、
35 詳細表示内容決定手段、36 詳細表示内容抽選手段、37 予告表示判定手段、38 予告表示抽選手段、39 抽選判定テーブル、40 タイミング判定手段、
150 案内通路、151 役物入口、152 通路出口、153 第1通路、
154 第2通路、155 第3通路、156 案内通路通過検出器、157 取付部、158 枠板、160 機械的動作手段、161 移動体、162 揺動機構、
163 第1カム、164 第2カム

Claims (8)

  1. 遊技盤面の略中央に配設され、前記遊技盤面の下方に配設されている入賞部への遊技球の入賞を容易とする遊技部品であって、上部から下部へ前記遊技球を案内する案内通路を備え、前記案内通路を通過する前記遊技球により機械的に動作する機械的動作手段を有する遊技部品と、
    該遊技部品の近傍に設けられ、図柄の変動表示が可能な図柄表示装置と、
    前記入賞部に遊技球が入賞したことに基づいて乱数を取得する乱数取得手段と、
    前記乱数取得手段で取得された乱数に基づく抽選を行い、該抽選結果に基づき特別遊技を行うか否かの判定を行う判定手段と、
    前記判定手段による判定結果に基づいて前記図柄表示装置に前記図柄を変動表示させた後に停止表示させる図柄変動表示を制御する表示制御手段と、
    前記表示制御手段により停止表示された前記図柄が予め定められた当たり図柄であるときに、遊技者に有利な特別遊技を実行する特別遊技実行手段とを備える弾球遊技機において、
    前記表示制御手段は、更に、前記図柄表示装置に前記機械的動作手段の動作と連動した所定の演出表示を行う制御を実行することを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記遊技部品は枠体状に構成され、該枠体内に前記図柄表示装置が収納されることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記所定の演出表示は、前記図柄の変動表示中に行われることを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記所定の演出表示は、前記機械的動作手段の構成と一体となって構成される演出画像の表示であることを特徴とする請求項1乃至3に記載の弾球遊技機。
  5. 前記所定の演出表示は、前記特別遊技の実行可能性を予告するものであることを特徴とする請求項1乃至4に記載の弾球遊技機。
  6. 更に、前記所定の演出表示を行うか否かを判定する演出表示判定手段を備え、前記表示制御手段は、前記演出表示判定手段により前記所定の演出表示を行うと判定された場合に、前記所定の演出表示を行う制御を実行することを特徴とする請求項1乃至5に記載の弾球遊技機。
  7. 前記演出表示判定手段は、前記図柄の変動表示中に前記案内通路を通過した前記遊技球の個数により前記所定の演出表示を行うか否かを判定することを特徴とする請求項1乃至6に記載の弾球遊技機。
  8. 更に、前記機械的動作手段の動作と所定の演出表示との同期をとるためのタイミング補正手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至7に記載の弾球遊技機。
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