JP2006031971A - ランプ点灯装置及びそれを用いたプロジェクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】 ランプの立ち上がりを急峻とするとともに、均一な電力をランプに印加し、均一な光点灯を可能とするランプ点灯装置を提供する。
【解決手段】 ランプ点灯装置1は、電力を供給する電力供給回路30と、電力供給回路30から供給される直流電圧を交流駆動電圧に変換し、該交流駆動電圧を放電ランプに印加するAC駆動回路50と、放電ランプの起動時にランプに高電圧を印加するイグナイタ回路70とを有し、電力供給回路30の出力端には、複数の平滑回路(34、35、36、37)が接続され、かつ、ランプ駆動時にAC駆動回路と放電ランプとの間の通路に実質的なインダクターを介在させないものである。
【選択図】 図2
【解決手段】 ランプ点灯装置1は、電力を供給する電力供給回路30と、電力供給回路30から供給される直流電圧を交流駆動電圧に変換し、該交流駆動電圧を放電ランプに印加するAC駆動回路50と、放電ランプの起動時にランプに高電圧を印加するイグナイタ回路70とを有し、電力供給回路30の出力端には、複数の平滑回路(34、35、36、37)が接続され、かつ、ランプ駆動時にAC駆動回路と放電ランプとの間の通路に実質的なインダクターを介在させないものである。
【選択図】 図2
Description
本発明は、ランプ点灯装置及びこれを用いたプロジェクタに関し、特に、液晶デバイスやDMD(Digital−Mirror Device)を用いたプロジェクタのランプを点灯するためのランプ点灯装置に関する。
空間変調デバイスとして、DMDや液晶デバイスを利用し、カラー画像を表示するプロジェクタが実用化されている。DMDを利用したDLP(Digital Light Processing)方式のプロジェクタは、R(赤)、G(緑)B(青)のカラーフィルターを配列したカラーホイールを用い、放電ランプからの光を回転するカラーホイールに透過させ、順次R、G、Bの光を半導体ミラー素子に照射し、その反射光を拡大投影することで、カラー画像の表示を行っている。
プロジェクタの光源である、放電ランプを点灯させるランプ点灯装置は、放電ランプの起動を行うイグナイタ回路と放電ランプへ安定的に電力を供給する駆動回路とを含んでいる。イグナイタ回路は過渡応答特性を有しており、放電ランプの着火時にトランスが瞬間的に約20KV程度のパルス状の高電圧を発生し、放電ランプの電極間に放電を引き起こさせる。放電が開始されると、駆動回路は放電ランプを交流駆動し、ランプを点灯させる。
放電ランプの交流駆動時、ランプ電流の立上がりと立下りとの間に電流がゼロとなる、いわゆる転流時間が生じ、転流時間が長いと、ランプ光量に明暗が生じてしまう。この光量ムラを抑制するため、転流時間に同期させてカラーホイールを回転させている。すなわち、カラーフィルターの境界では必ずしもR、G、Bの純粋な波長を得ることができず、混在した波長が存在するため、この境界部分とランプ駆動電流の転流時間を同期させることで、転流時間による欠点を打ち消している。
しかし、放電ランプの駆動をカラーフィルターの回転に同期させることは、放電ランプを最適周波数に合わせて使用することができないことを意味し、このことは、ランプ寿命の短命化やフリッカーやアークジャンプによるチラツキ等の発生を引き起こす要因となっていた。
本発明者は、こうした問題を解決するべくランプ点灯装置を特許文献1に開示している。特許文献1のランプ点灯装置は、直流電圧を交流駆動電圧に変換して放電ランプを駆動する駆動回路を有し、駆動回路の出力端と放電ランプの電極間の電流通路に実質的なインダクターを介在させないことを特徴とするものである。
交流駆動時にインダクターを介在させないことで、放電ランプの交流電流の立上りおよび立下りを急峻にし、言い換えれば、転流時間を極力小さくし、これにより、放電ランプの交流駆動をカラーホイールと非同期で使用可能にしている。
しかしながら、上記特許文献1に示すランプ点灯装置には、さらに次のような課題がある。交流電源を所望の直流電源に変換するスイッチング電源を駆動回路が含む場合、駆動回路と放電ランプ間にインダクターを介在しないため、駆動回路で生じたリップルが放電ランプに直接印加されてしまうことがある。このリップルが印加されると、放電ランプの明るさにチラツキ、バラツキ等が発生し、ひいては、投射映像の画質にも悪影響を与えてしまう。
本発明は、上記課題を解決するものであり、ランプの立ち上がりを急峻とするとともに、均一な電力をランプに印加し、均一な光点灯を可能とするランプ点灯装置を提供することを目的とする。
本発明に係るランプ点灯装置は、電力を供給する電力供給回路と、電力供給回路から供給される直流電圧を交流駆動電圧に変換し、該交流駆動電圧をランプに印加する駆動回路と、ランプの起動時にランプに高電圧を印加するイグナイタ回路とを有し、電力供給回路の出力端には、複数の平滑回路が接続され、かつ、ランプ駆動時に駆動回路とランプとの間の通路に実質的なインダクターを介在させないことを特徴とする。
好ましくは、電力供給回路は、PWM変調された矩形波信号を生成する生成回路と、当該生成回路の出力に多段接続される平滑回路とを有する。生成回路は、例えばPWM信号に応答してスイッチングするトランジスタを含む。また生成回路は、PWM信号に接続されたトランスを含み、トランジスタは、トランスの2次側に接続され、トランスの動作に応答して動作するようにしてもよい。平滑回路は、例えば、インダクターとコンデンサを含むものである。
本発明に係るプロジェクタは、上記特徴を備えたランプ点灯装置と、ランプと、ランプからの光を少なくともR(赤)、G(緑)、B(青)の波長を有する光に分別する分別手段と、分別手段からの光を変調する変調手段と、変調手段によって変調された光を投射する投射手段とを有する。好ましくは、分別手段は、少なくともR、G、Bのフィルターを配置した回転可能なカラーホイールを含み、駆動回路は、カラーホイールの回転と非同期で交流駆動電圧を生成する。変調手段は、ライトバルブを含み、該ライトバルブは液晶デバイスあるいはDMDである。
本発明に係るランプ点灯装置によれば、電力供給回路の出力端に複数の平滑回路を接続するようにしたので、電力供給回路から供給される電力のリップルを最小限に抑止した電力をランプに印加することができる。さらに、駆動回路とランプの間に実質的にインダクターを介在させていないため、ランプの駆動電流の立ち上がりおよび立下りを急峻に維持することができ、ランプの転流時間を減少させ、明暗の少ない明るいランプの点灯を行うことができる。このようなランプ点灯装置をプロジェクタに用いることで、均一でムラの少ない高画質な映像を投射することができる。さらに、転流時間の短いランプの点灯であれば、ランプの交流駆動を、従来のようにカラーホイールの回転と同期させる必要が無くなり、最適な周波数にてランプを駆動することができ、その結果、ランプ寿命を向上させることもできる。
本発明に係るランプ点灯装置は、好ましくはDLP方式を利用したプロジェクタに用いられる。以下、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例に係るランプ点灯装置の構成を示すブロック図である。本実施例に係るランプ点灯装置1は、交流電源10からの交流電圧を整流・平滑化する整流・平滑化回路20と、平滑化された直流電圧を昇圧または降圧し電力の供給を行う電力供給回路30と、電力供給回路30による出力電力を制御するPWM制御回路40と、電力供給回路30から供給される直流電圧を交流駆動電圧に変換するAC駆動回路50と、PWM制御回路およびAC駆動回路50等を制御する制御部60と、起動時に高電圧を放電ランプに印加するイグナイタ回路70と、放電ランプ80とを含む。放電ランプ80は、例えば、キセノンランプ、メタルハライドランプ、超高圧水銀ランプなどである。
図2は、図1のランプ点灯装置の回路構成を示す図である。電力供給回路30は、MOSトランジスタ31、パルストランス32、ダイオード33を含み、さらに、多段の平滑(LC)回路を含む。MOSトランジスタ31のゲートには、パルスパルストランス32の二次側コイルが接続され、その一次側コイルにはPWM制御回路40からのPWM信号41に接続される。PWM信号41に応答してパルストランス32が所定電圧を発生し、この電圧に応答してMOSトランジスタ31のオン・オフ(デューティ比)が制御され、PWM変調された矩形波信号が生成される。
MOSトランジスタ31の出力には、多段構成の平滑回路が接続される。インダクター(コイル)34およびコンデンサ35は、初段の平滑回路を構成し、インダクター36およびコンデンサ37は、次段の平滑回路を構成する。
PWM変調された矩形波信号は、インダクター34及びコンデンサ35からなる平滑回路に加えられ、そこで平滑化される。平滑化された信号は、さらにインダクター36およびコンデンサ37からなる平滑回路に加えられ、そこで、電流波形のリップルまたは脈動成分が取り除かれる。インダクターは、そのインダクタンスが大きくなれば、それに比例してリップルを小さくすることができるが、その分だけコイルの形状が大きくなる。従って、インダクター34および36のインダクタンスは、ランプに許容されるリップルに応じて適宜選択される。
PWM制御回路40は、コントロールユニット42、電力演算回路43、増幅回路44を含む。コントロールユニット42は、スイッチSW1が閉じられたとき動作を開始し、スイッチSW1は、制御部60からの制御信号61によって制御される。増幅回路44の入力は、電流検出用抵抗R1の一端に接続され、電力供給回路30におけるランプ電流を検知し、これを電力演算回路43へ出力する。電力演算回路43の他方の入力には、電源ライン間を抵抗R2、R3で分割して検出したランプ電圧が入力される。コントロールユニット42は、電力演算回路43の演算結果に基づき電力供給回路30の出力電力をPWM制御する。
AC駆動回路50は、電力供給回路30に出力に接続され、直流電圧を交流(AC)駆動電圧に変換するためのMOSトランジスタQ1、Q2、Q3、及びQ4を有する。MOSトランジスタQ1、Q2と、MOSトランジスタQ3、Q4により一対のインバータを構成し、それらのゲートは、制御部60からの駆動信号64に接続される。AC駆動を行うとき、トランジスタQ1、Q4がオンであれば、トランジスタQ2、Q3がオフであり、反対にトランジスタQ2、Q3がオンであれば、トランジスタQ1、Q4がオフである。電力供給回路30からの直流電圧は、トランジスタQ1、Q2、Q3、Q4によりAC駆動電圧に変換される。直流−交流の変換周波数は、制御部60からの駆動信号64のパルス周波数を可変することによって任意に選択することが可能である。
AC駆動回路50の出力端には、イグナイタ回路70が接続される。イグナイタ回路70は、高電圧発生用のトランス71を含み、トランス71の一次側コイルには、トリガー素子72、抵抗Rおよびダイオード73が接続され、ダイオード73のアノードはトランジスタQ3、Q4の出力に接続され、トリガー素子72とトランジスタQ1、Q2の出力との間にコンデンサ74が接続される。トランス71の二次側コイルにはトリガー素子75、ダイオード76が接続され、放電ランプ80の電極と並列にコンデンサ77が接続されスパイク電流等のインパルスを吸収する。さらに、AC駆動回路50のトランジスタQ3、Q4の出力と放電ランプ80の一方の電極間の電流通路内にオン・オフ制御されるスイッチSW2が接続される。トリガー素子72、75は、例えば、バリスタや双方向性スイッチを用いることができ、そのしきい値電圧は、放電ランプの点火時に導通し、AC駆動時に非導通する値を選定する必要がある。
制御部60は、スイッチSW1およびSW2のオン、オフを制御する制御信号61、62と、コンバータ同期信号63に基づきAC駆動回路50を駆動制御する駆動信号64とを出力する。さらに制御部60は各部の動作を制御するためのタイマー回路、シーケンス回路等を含む。
次に、図2のランプ点灯装置の動作について図3のタイミングチャートを参照して説明する。放電ランプ80に高電圧が印加される前、スイッチSW1およびSW2は開いた状態にある。制御部60の制御信号61によりスイッチSW1がオンされると(時刻t1)、PWM制御回路40からPWM信号41がパルストランス32へ供給される。パルストランス32のパルスに応答してMOSトランジスタ31のオン・オフが制御され、所定のデューティの矩形波信号が生成される。
矩形波信号は、インダクター33およびコンデンサ34からなる平滑回路に加えられる。MOSトランジスタ31の出力電圧は、図3に示すように、電圧Vpレベルの矩形波形状であり、これが初段の平滑回路において、直流電圧Vpのほぼ一定の平滑化電圧V1となる。一方、MOSトランジスタ31の出力電流は、最大電流値がIdとなる三角波を有しており、これが初段の平滑回路において、最大電流値Ipの幾分脈動を含む平滑化電流C1となる。
平滑化電圧V1および平滑化電流C1はさらに、インダクター35およびコンデンサ37からなる次段の平滑回路に加えられる。そこで、平滑化電流C1のリップルまたは脈動成分がさらに除去され、最大電流値Ippのリップルがほとんど除去された平滑化電流C2となる。なお、平滑化電圧V1はほとんど変化しない。
こうして、電力供給回路30からは、約250−370ボルトの直流電圧Vpが供給される。この状態にあるとき、AC駆動回路50のトランジスタQ2、Q3は、制御部60からの駆動信号64に応答してオン状態であり、イグナイタ回路70のノードN1は、直流電圧Vpにまで上昇する。ノードN1からダイオード73、抵抗を介してコンデンサ74に電荷が蓄積され、コンデンサ74の電極電圧がトリガー素子72のしきい値(約200ボルト)を越えると、トランス71の一次側コイルに電流が流れ、これによって二次側コイルに高電圧が発生する。トリガー素子75は、約200ボルトのしきい値を有しおり、トリガー素子75およびダイオード76を介してノードN2に、3K−10Kボルトの電圧が発生し、これが放電ランプ80の電極に印加される。
次に、制御部60からの制御信号62に応答してスイッチSW2がオンすると(時刻t2)、放電を維持するのに十分なランプ電流が流れだし、ノードN1の電圧がVp’に降下する。
ほぼ同時に、AC駆動回路50は駆動信号64により相補的に駆動され、直流電圧がAC駆動流電圧に変換される。PWM制御回路40は、直流電圧を降下するように、PWM信号41を介してMOSトランジスタ31から出力される矩形波信号のデューティ比を可変する。これにより平滑化電圧S1は、直流電圧Vp1となり、平滑化電流C2は、リップルが抑制された電流Ip2、Ipp2を生成する。
AC駆動回路50は、直流電圧Vp1をAC駆動電圧に変換し、放電ランプ80を駆動する。放電ランプ80のAC駆動時、スイッチSW2から放電ランプ80に向かう電流は、ダイオード76によってトランス71へ流れるのが阻止される。これと反対方向の電流は、トリガー素子72によってトランス71へ流れるのが阻止される。
好ましくは、放電初期時のランプ動作電圧が低いため、PWM制御回路40は、ランプが安全に動作できる電流制御を行い、その後、温度上昇と共にランプ動作電圧が上昇(例えば65ボルト)した時点で電力(ワット)制御に切り替える。
本実施例の場合、交流駆動時にAC駆動回路50と放電ランプ80との間の電流通路には実質的にインダクターが介在しないため、ランプ駆動電流の立上がりと立下り時間(転流時間)は極力短かくなる。このため、転流期間における放電ランプの光量の低下はほとんど無視することができるレベルとなる。その結果、従来のように転流時間をカラーホイールの駆動や、映像信号及び画像信号のデジタル処理時間とタイミングの同期を取る必要はなくなり、放電ランプのAC駆動でありながら、実質的にはDC駆動と同じように使用することが可能となり、設計の自由度が増す。同時に、放電ランプの最適な駆動周波数を選択することが可能となり、ランプの寿命やフリッカーの発生の抑制に適した周波数を選ぶことができる。この場合、制御部60からのパルス駆動信号64の周波数を変えることによってAC駆動回路50、すなわち放電ランプの駆動周波数を調整することができる。
さらにイグナイタ回路70は、トランス71の二次側コイルとコンデンサ77とを放電ランプ80の電極と並列に接続させたDC電圧着火であるため、放電ランプ80への印加電圧も約3K−10Kボルトでよく、この電圧は、トランスと放電ランプとを直列に接続した場合に必要とされる数十KVの高電圧よりもかなり小さくすることができる。このため、耐圧の低いコンデンサ等を用いることができるため、イグナイタ回路を小さくコンパクトにすることができる。
放電ランプ80の駆動電流の立ち上がりおよび立ち下がりを急峻にするための回路構成として、図4に示すものであってもよい。図4の構成は、スイッチSW2と並列にダイオード78を設けている。スイッチSW2がオンする前のランプ放電が開始された直後に、ダイオード78を介して即座にランプ電流を供給することができる。ランプ電流の供給を即座に行うことで、ランプのグロー放電期間を短くすることができ、安定したランプの点灯に至るまでの時間を短縮することができる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。例えば、上記実施例では、電力供給回路30に2段構成の平滑回路を設けたが、これ以上の段数の平滑回路を設けるものであってもよい。さらに、AC駆動回路やイグナイタ回路も一例であって、これ以外の回路構成であってもよい。
本発明に係るランプ点灯装置は、好ましくはDMDや液晶等を変調装置として利用したプロジェクタに用いることができる。プロジェクタは、前面投射型プロジェクタあるいは背面投射型プロジェクタなどであってもよい。
1:ランプ点灯装置 10:交流電源
20:平滑回路 30:電力供給回路
40:PWM制御回路 50:AC駆動回路
60:制御部 70:イグナイタ回路
80:放電ランプ
20:平滑回路 30:電力供給回路
40:PWM制御回路 50:AC駆動回路
60:制御部 70:イグナイタ回路
80:放電ランプ
Claims (11)
- 電力を供給する電力供給回路と、
電力供給回路から供給される直流電圧を交流駆動電圧に変換し、該交流駆動電圧をランプに印加する駆動回路と、
ランプの起動時にランプに高電圧を印加するイグナイタ回路とを有し、
前記電力供給回路の出力端に複数の平滑回路が接続され、かつ、ランプ駆動時に駆動回路とランプとの間の通路に実質的なインダクターを介在させないことを特徴とする、ランプ点灯装置。 - 電力供給回路は、PWM変調された矩形波信号を生成する生成回路と、当該生成回路の出力に多段接続される平滑回路とを有する、請求項1に記載のランプ点灯装置。
- 前記生成回路は、PWM信号に応答してスイッチングするトランジスタを含む、請求項2に記載のランプ点灯装置。
- 前記生成回路は、PWM信号に接続されたトランスを含み、前記トランジスタは、トランスの動作に応答して動作する、請求項3に記載のランプ点灯装置。
- 平滑回路は、インダクターとコンデンサを含む、請求項1に記載のランプ点灯装置。
- 駆動回路は、駆動信号に応答して交番駆動されるトランジスタを含み、該トランジスタの出力とランプとの間にスイッチが接続され、スイッチが閉じられたとき、交流駆動電圧がランプに印加される、請求項1に記載のランプ点灯装置。
- イグナイタ回路により高電圧をランプに印加するとき、スイッチは開いている、請求項6に記載のランプ点灯装置。
- イグナイタ回路は、高電圧発生用のトランスを含み、該トランスはランプと並列に接続される、請求項1に記載のランプ点灯装置。
- 請求項1ないし8いずれか1つに記載のランプ点灯装置と、
ランプと、
ランプからの光を少なくともR(赤)、G(緑)、B(青)の波長を有する光に分別する分別手段と、
分別手段からの光を変調する変調手段と、
変調手段によって変調された光を投射する投射手段と、
を有するプロジェクタ。 - 分別手段は、少なくともR、G、Bのフィルターを配置した回転可能なカラーホイールを含み、前記駆動回路は、カラーホイールの回転と非同期で交流駆動電圧を生成する、請求項9に記載のプロジェクタ。
- 変調手段は、ライトバルブを含み、該ライトバルブは液晶デバイスあるいはDMDである請求項9に記載のプロジェクタ。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014180114A (ja) * | 2013-03-14 | 2014-09-25 | Ricoh Co Ltd | 高電圧インバータ及び誘電体バリア放電発生装置とシート材改質装置 |
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JPH03124594U (ja) * | 1990-03-30 | 1991-12-17 | ||
JP2003282285A (ja) * | 2002-03-26 | 2003-10-03 | Plus Vision Corp | ランプ点灯装置及びそれを用いたプロジェクタ |
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- 2004-07-12 JP JP2004205002A patent/JP2006031971A/ja active Pending
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