JP2008026754A - 放電灯点灯装置及び投射型画像表示装置 - Google Patents

放電灯点灯装置及び投射型画像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】放電灯に流れる電流を瞬間的に減少させることで光出力を瞬間的に減少させることが出来る放電灯点灯装置を提供する。
【解決手段】放電灯Laに電力を供給するコンデンサC3に並列に接続されたスイッチング素子SW1を設け、放電灯Laの光出力を低下させる時にスイッチング素子SW1をONするようにした。回転カラーフィルタと微細可動ミラー集積素子を用いたプロジェクタまたはプロジェクションテレビの光源に用いることで、回転カラーフィルタの色構成を変えることなく、放電灯に流れる電流を瞬間的に減少させることで光出力を瞬間的に減少させ、暗部階調を再現しやすくする。
【選択図】図1

Description

本発明は、放電灯点灯装置及びこれを用いた投射型画像表示装置に関するものであり、例えば、回転カラーフィルタと微細可動ミラー集積素子を用いたプロジェクタまたはプロジェクションテレビの光源に用いられる高圧放電灯点灯装置に適するものである。
近年、プロジェクタ市場は業務用だけでなく家庭用へも急速に拡大しており、今後も更なる市場拡大が期待されている。しかしテレビ市場においては液晶テレビやプラズマテレビに代表されるように大画面化へと移行しつつある。これまでは大画面の液晶テレビやプラズマテレビは高価であったため、プロジェクタの画質向上などの技術の進化と共に、この技術を生かした安価なリアプロジェクションテレビが北米を中心に需要が高まってきていた。しかしここ数年で液晶テレビやプラズマテレビの低価格化が進み、安価なリアプロジェクションテレビとの差異が縮まる傾向にある。そのため、プロジェクションテレビの市場を維持、拡大していくためには更なる画質の向上と低価格化が重要な要素になってくる。
図8に従来のプロジェクタの概略構成を示す。セット側の制御回路45aから高圧放電灯点灯装置20に点灯命令信号が入力されて高圧放電灯点灯装置20が動作し、高圧放電灯Laが点灯される。点灯された高圧放電灯Laから出力された光は、レンズ11により集光され、回転カラーフィルタ12を透過した光がレンズ13を介してDMDと呼ばれる画像表示素子14に照射され、その反射光が投射レンズ15を介してスクリーン(図示せず)に投影される。ここでDMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)素子14とは、CMOS半導体上に独立して動くミラーが数十万〜数百万個、敷き詰められた素子であり、個々のミラーを制御することにより濃淡画像を表示できる。回転カラーフィルタ12が回転するにつれて、DMD素子14に照射される光がR(red)、G(green)、B(blue)と切り替わるため、これに同期してセット側の制御回路45aからDMD素子14に三原色の画像信号を与えることにより、スクリーンにカラー映像を投影することができる。
プロジェクタの画質を向上させる要因のひとつとして、投影される映像のカラー表現力(階調)の向上が挙げられる。そのためには回転カラーフィルタ12の色セグメントを増やすことが提案されている。例えば、図9(a)に示すように、RGBの三原色にW(white)やC(cyan)、M(magenta)、Y(yellow)等のセグメントを増やす工夫をすることで各セットメーカ毎にカラー表現力(階調)の差別化を図ってきた。図9(b)は光の三原色の混合図を示す。
最近では暗部階調を再現させることで更なる他社差別化を図るようになっており、その手段として、例えばG(green)よりも暗いDG(dark green)等の新たなセグメントを回転カラーフィルタ12に設けることで、暗部階調の再現性を向上するようになってきた。しかし、これでは色セグメントが増えることで回転カラーフィルタ12の種類が無数に増えてしまい、回転カラーフィルタ12の共通化が出来ず、セット全体としての低価格化が進まない。
そこで暗部階調の再現性を向上させる目的で、高圧放電灯Laに流れる電流を所望の時間だけ減らすことが考えられるが、放電灯電圧は瞬間的ではなく徐々に変化してしまうので、本来欲しい明るさの部分で所望の明るさが出せないという大きな問題がある。この動作を以下に説明する。
図10は従来の高圧放電灯点灯装置の回路図を示し、図11は各部の波形(放電灯Laに流れるランプ電流ILaの波形、インバータ回路2のスイッチング素子Q2〜Q5の動作状態、放電灯Laに流れる電流波形の一部拡大波形、その拡大部における電流検出部4で検出された電流検出電圧と基準電圧)を示す。
図10に示すように、直流電源Eを電源として、スイッチング素子Q1とダイオードD1、インダクタL1からなる降圧チョッパ回路1と、コンデンサC2,C3と、スイッチング素子Q2,Q3,Q4,Q5と、そのスイッチング素子を駆動させるドライブ回路A、BとインダクタL2からなるインバータ回路2と、電力制御を行なう制御回路3と、抵抗R1からなる電流検出部4と、抵抗R2,R3からなる放電灯電圧検出部5からなる放電灯点灯装置において、放電灯電圧検出部5により検出された放電灯検出電圧を制御回路3内にあるマイコン30のA/D変換ポート31に入力し、その変換されたデータに対応したデータテーブル32内にある電力制御データPxを基準電圧(指令値)としてPWM制御回路34へ伝達し、降圧チョッパ回路1が必要に応じた電力を放電灯Laへ供給する。
図11に示すように、放電灯電流を所望の電流値及び所望の時間だけ減らす場合には、コンデンサC1と抵抗R4で生じる時定数はあるものの、電力制御データPyを基準電圧としてPWM制御回路34へ所望の時間だけ伝達して、放電灯電流を減らすことが出来る。しかしこの時、放電灯電流を所望の電流値まで減らすには時間T1が生じてしまう。これは放電灯電圧が瞬間的ではなく徐々に変化してしまうためである。
逆に放電灯電流を元の電流値に戻すには、電力制御データPxを基準電圧としてPWM制御回路34へ伝達することで放電灯電流を元の電流値に戻すことが出来るが、この場合も放電灯電圧が瞬間的ではなく徐々に変化してしまうために、元の電流値に戻すには時間T3が生じてしまう。この時間T1及びT3は放電灯電圧が変化する(放電灯電圧が上昇すれば時間T1,T3は増加傾向にある)ため、本来欲しい明るさの部分で所望の明るさが出せなくなってしまう。
特許文献1には、回転カラーフィルタと微細可動ミラー集積素子を用いたプロジェクタの光源に用いられる高圧放電灯の点灯装置において、直流電流により点灯されている放電灯にパルス重畳信号と同期してパルス電流を重畳させる技術が開示されている。この特許文献1の技術では、チョッパ部の基準電圧にパルス電圧を重畳させることにより基準電圧を瞬間的に変化させているが、図11と同様に、基準電圧の変化に対して放電灯電流は遅れて変化することになる。
特開2005−353488号公報
本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、放電灯に流れる電流を瞬間的に減少させることで光出力を瞬間的に減少させることが出来る放電灯点灯装置を提供することが課題である。また、この放電灯点灯装置を用いて暗部階調を再現しやすくした投射型画像表示装置を提供することを課題とする。
請求項1の発明は、上記の課題を解決するために、図1に示すように、放電灯Laに電力を供給するコンデンサC3に並列に接続されたスイッチング素子SW1を設け、放電灯Laの光出力を低下させる時にスイッチング素子SW1をONするようにしたことを特徴とする放電灯点灯装置である。
請求項2の発明は、請求項1において、前記コンデンサは、チョッパ回路1の出力に接続されたコンデンサ(図4のC2、図1、図5のC3)であることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2において、チョッパ回路1の出力を上昇させる時は図6に示すように段階的に上昇させることを特徴とする。
請求項4の発明は、図7、図8に示すように、請求項1〜3のいずれかに記載の放電灯点灯装置20を具備したことを特徴とする投射型画像表示装置である。
請求項1〜3の発明によれば、放電灯に流れる電流を瞬間的に減少させることで光出力を瞬間的に減少させることができる。
請求項4の発明によれば、放電灯の光出力を瞬間的に減少させることができるので、暗部階調を再現しやすくすることができる。
(実施形態1)
図1は本発明の実施形態1の回路図を示す。図10の従来例と比べると、放電灯Laに電力を供給するコンデンサC3と並列に、スイッチング素子SW1と抵抗R5の直列回路を接続し、放電灯Laの光出力を低下させる時に、スイッチング素子SW1を瞬間的にONさせるようにした点が異なる。
以下、図1の構成について説明する。
まず、チョッパ回路1の回路構成について説明する。直流電源Eの正極はスイッチング素子Q1、インダクタL1を介してコンデンサC2の正極に接続されており、コンデンサC2の負極は電流検出用の抵抗R1を介して直流電源Eの負極に接続されている。コンデンサC2の負極には回生電流通電用のダイオードD1のアノードが接続されており、ダイオードD1のカソードはスイッチング素子Q1とインダクタL1の接続点に接続されている。
スイッチング素子Q1はPWM制御回路34の出力により高周波でON・OFF駆動され、スイッチング素子Q1がONのとき、直流電源Eからスイッチング素子Q1、インダクタL1、コンデンサC2、抵抗R1を介して電流が流れ、スイッチング素子Q1がOFFのとき、インダクタL1、コンデンサC2、ダイオードD1を介して回生電流が流れる。これにより、直流電源Eの直流電圧を降圧した直流電圧がコンデンサC2に充電される。スイッチング素子Q1がONのとき、インダクタL1に流れるチョッパ電流は抵抗R1により検出され、電流検出電圧としてPWM制御回路34に入力されており、(基準電圧で決まる)所定の電流値に達すると、スイッチング素子Q1がOFFするように制御される。PWM制御回路34によりスイッチング素子Q1のONデューティ(一周期に占めるON時間の割合)を変えることにより、コンデンサC2に得られる電圧を可変制御できる。以上により降圧チョッパ回路を構成している。
なお、直流電源Eは例えば商用交流電源を整流・平滑した直流電圧であり、例えば、全波整流回路の出力に接続された昇圧チョッパ回路(図示せず)の出力電圧であっても良い。
コンデンサC2の両端には、スイッチング素子Q2,Q3の直列回路と、スイッチング素子Q4,Q5の直列回路が並列に接続されている。スイッチング素子Q2,Q3はドライブ回路Aにより高周波または低周波で交互にON・OFF駆動され、スイッチング素子Q4,Q5はドライブ回路Bにより高周波または低周波で交互にON・OFF駆動される。ドライブ回路A,Bは例えばIR社製造のIR2111などが用いられ、制御回路3のコントロール部33によりスイッチング素子Q2,Q5がON、スイッチング素子Q3,Q4がOFFの状態と、スイッチング素子Q2,Q5がOFF、スイッチング素子Q3,Q4がONの状態とが高周波(数十kHz〜百数十kHz)または低周波(数Hz〜数百Hz)で交番するように制御される。以上によりフルブリッジ型のインバータ回路(極性反転回路)2を構成している。
次に、負荷回路について説明する。スイッチング素子Q2,Q3の接続点にはインダクタL2の一端が接続されており、インダクタL2の他端には放電ランプLaの一端が接続されている。放電ランプLaの他端はスイッチング素子Q4,Q5の接続点に接続されている。放電ランプLaの両端にはコンデンサC3が並列接続されている。インダクタL2とコンデンサC3は共振回路を構成している。高周波動作期間(始動時)には、共振回路の共振作用により高周波の高電圧が得られて放電ランプLaを絶縁破壊すると共に、グロー放電からアーク放電へ移行させるためのエネルギーを供給する(なお、放電ランプLaの絶縁破壊のために別設のイグナイタ回路(図示せず)により高電圧パルスを印加するように構成しても良い)。低周波動作期間(定常点灯時)には、コンデンサC2の電圧が低周波で極性反転しながら放電ランプLaに印加される。
コンデンサC2の電圧は抵抗R2,R3からなる電圧検出部5により分圧されて、ランプ電圧Vlaの検出値としてマイコン30のA/D変換ポート31に取り込まれる。これによりランプ電圧検出回路を構成している。
次に、制御回路3について説明する。制御回路3はチョッパ回路1のスイッチング素子Q1を制御するためのPWM制御回路34と、PWM制御回路34の基準電圧やフルブリッジ型のインバータ回路2のスイッチング素子Q2〜Q5の極性反転周期を制御するためのマイコン30を備えており、本実施形態では、このマイコン30を用いてスイッチング素子SW1のオン・オフも制御している。マイコン30としては、例えば三菱製のM37540などを用いる。
抵抗R4とコンデンサC1よりなるCRフィルタ回路が接続されたマイコン30の2値出力ポートには、デューティ可変の矩形波電圧(PWM信号)が出力されている。このデューティ可変の矩形波電圧をCRフィルタ回路により直流電圧に平滑化することにより、PWM制御回路34に基準電圧の指令値を与えている。これによりマイコン30は降圧チョッパ回路1の出力電圧(コンデンサC2の電圧)を任意に制御することができる。
マイコン30にはあらかじめ所定の電力制御特性となるように、ランプ電圧Vlaの検出値に対応した第1の電力制御データPxと第2の電力制御データPyがメモリ上のデータテーブル32として格納されている。マイコン30のコントロール部33は、A/D変換ポート31によりランプ電圧Vlaの検出値をA/D変換したデジタル値に対応して、第1の電力制御データPxまたは第2の電力制御データPyを読み出して、読み出した値に応じてPWM信号のパルス幅を可変とする。
コントロール部33が第1の電力制御データPxを選択している場合には、マイコン30のA/D変換ポート31で取得されたランプ電圧のデジタル値0,1,2,…,1023に対応したデータX0,X1,X2,…,X1023を基準電圧(指令値)としてPWM制御回路34へ伝達する。
コントロール部33が第2の電力制御データPyを選択している場合には、マイコン30のA/D変換ポート31で取得されたランプ電圧のデジタル値0,1,2,…,1023に対応したデータY0,Y1,Y2,…,Y1023を基準電圧(指令値)としてPWM制御回路34へ伝達する。
第1の電力制御データPxは通常の点灯動作用のデータであり、第2の電力制御データPyは暗部階調再現のための調光点灯用のデータである。第1の電力制御データPxに代えて、第2の電力制御データPyを用いることにより、放電灯Laのランプ電流ILaを通常動作時よりも低減でき、暗部階調を再現しやすくなる。
図2は各部の波形(放電灯Laに流れるランプ電流ILaの電流波形、インバータ回路2のスイッチング素子Q2〜Q5の動作状態、スイッチング素子SW1の動作状態、放電灯Laに流れる電流波形の一部拡大波形、その拡大部における電流検出部4で検出された電流検出電圧と基準電圧)を示す。
図2に示すように、放電灯Laに流れるランプ電流ILaを所望の電流値まで減らすには、所望のタイミングで所望の電流値になるまでスイッチング素子SW1を数百ns〜数十μsの時間T1だけONする。
図2では、ランプ電流ILaを所望の電流値まで減らして維持するための電力制御データPyを基準電圧としてPWM制御回路34へ伝達するタイミングは、スイッチング素子SW1のONするタイミングに同期させた図を示しているが、実使用上問題なければスイッチング素子SW1のONするタイミングの前後のいずれでもよい。またスイッチング素子Q1の動作周波数は図2では周波数固定タイプで示しているが、周波数可変タイプでもよい。
(実施形態2)
本発明の実施形態2の回路構成は、図10の従来例と同じである。図3は本実施形態の各部の波形(放電灯Laに流れるランプ電流ILaの波形、インバータ回路2のスイッチング素子Q2〜Q5の動作状態、放電灯Laに流れる電流波形の一部拡大波形、その拡大部における電流検出部4で検出された電流検出電圧と基準電圧)を示す。
図3に示すように、スイッチング素子Q2,Q5がONしている場合はスイッチング素子Q3もしくはQ4を瞬時ONする、また、スイッチング素子Q3,Q4がONしている場合はスイッチング素子Q2もしくはQ5を瞬時ONすることで放電灯電流を瞬間的に減らすという同様の効果を得ることが出来る。
(実施形態3)
図4は本発明の実施形態3の回路図である。図1の実施形態1と比べると、スイッチング素子SW1と抵抗R6の直列回路がコンデンサC2に並列接続されている点が異なる。その他の構成及び動作は実施形態1と同様であり、各部の動作波形及びその説明は図2と同じである。
ここではACランプ用の点灯回路を示しているが、インバータ回路2を省略し、DCランプ用の点灯回路としてもよい。
(実施形態4)
図5は本発明の実施形態4の回路図を示す。基本的な回路構成は実施形態1の図1と同じであるが、マイコン30のデータテーブル32において、電力制御データPz、Puをさらに追加した点が異なる。図6は各部の波形(放電灯Laに流れるランプ電流ILaの波形、インバータ回路2のスイッチング素子Q2〜Q5の動作状態、スイッチング素子SW1の動作状態、放電灯Laに流れる電流波形の一部拡大波形、その拡大部における基準電圧)を示す。
図6に示すように、放電灯電流を所望の電流値まで減らした後に元の電流値に戻す場合、制御回路3におけるマイコン30のデータテーブル32内にある電力制御データPxを基準電圧としてPWM制御回路34に伝達する前に、少なくとも2つ以上の電力制御データPz及びPuを伝達することで放電灯電流をすばやく元に戻すことができ、元の電流値に戻るまでの時間を短縮できる。この時、電力制御データPz及びPuはPxよりも電圧値が高くなくては効果が薄れる。また、電力制御データPz<Puの関係を持つことで、電流値が元に戻ったときのオーバーシュートを軽減することができる。
(実施形態5)
図7に本発明で使用するプロジェクタ40の内部構造の概略図を示す。プロジェクタ40内は、放電灯点灯装置20、放電灯La、電源部42、メイン制御基板45及び光学系10とこれらを空冷する冷却用ファン43a,43b,43c等から構成されており、光学系10は、例えば図8のレンズ11、13、15、回転カラーフィルタ12、DMD素子14を含んで構成されている。電源部42から放電灯点灯装置20に電源が供給されて、放電灯Laを点灯させる。点灯した放電灯Laからの光は光学系10を通して投射窓41から外部のスクリーンに投射される。外部からの映像信号を外部信号入力部44に入力すると、メイン制御基板45上の制御回路の制御下で、同期信号に合わせて回転カラーフィルタ12が回転し、三原色の映像信号が時分割的にDMD素子14に出力される。
回転カラーフィルタ12に新たな暗部階調のセグメントを設けなくても、実施形態1〜4の放電灯点灯装置20を用いれば、従来のセグメントをそのまま利用しながら暗部階調の再現性を高める効果を得ることができる。したがって、回転カラーフィルタ12を共用化することでコストダウンが可能となる。
このように、本発明によれば、回転カラーフィルタと微細可動ミラー集積素子を用いたプロジェクタまたはプロジェクションテレビの光源に用いられる高圧放電灯点灯装置において、回転カラーフィルタの色構成を変えることなく、放電灯に流れる電流を瞬間的に減少させることで光出力を瞬間的に減少させ、暗部階調を再現しやすくすることが出来るものである。
本発明の実施形態1の回路図である。 本発明の実施形態1の動作波形図である。 本発明の実施形態2の動作波形図である。 本発明の実施形態3の回路図である。 本発明の実施形態4の回路図である。 本発明の実施形態4の動作波形図である。 本発明の実施形態5のプロジェクタの内部構成を示す概略構成図である。 図7のプロジェクタの光学系の構成を示す説明図である。 従来の回転カラーフィルタの構成図であり、(a)はフィルタの色配置を示す説明図、(b)光の三原色の混合図である。 従来の放電灯点灯装置の回路図である。 図10の回路の動作波形図である。
符号の説明
1 チョッパ回路
2 インバータ回路
3 制御回路
La 放電灯
12 回転カラーフィルタ
14 DMD素子
SW1 スイッチング素子

Claims (4)

  1. 放電灯に電力を供給するコンデンサに並列に接続されたスイッチング素子を設け、放電灯の光出力を低下させる時にスイッチング素子をONするようにしたことを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 請求項1において、前記コンデンサはチョッパ回路の出力に接続されたコンデンサであることを特徴とする放電灯点灯装置。
  3. 請求項2において、チョッパ回路の出力を上昇させる時は段階的に上昇させることを特徴とする放電灯点灯装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の放電灯点灯装置を具備したことを特徴とする投射型画像表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011090239A (ja) * 2009-10-26 2011-05-06 Panasonic Corp 放電ランプ点灯装置および投射型映像表示装置
JP2011229277A (ja) * 2010-04-20 2011-11-10 Koha Co Ltd リモート制御ワンコンバータ電源回路
JP2017085744A (ja) * 2015-10-27 2017-05-18 コーセル株式会社 基準電圧発生回路及びスイッチング電源装置

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