JP2006026694A - 粉末成形方法及び粉末成形装置 - Google Patents

粉末成形方法及び粉末成形装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 成形体への衝撃を防止して成形体の割れ,欠け等に関する品質不良が生じるのを防止できる粉末成形方法及び粉末成形装置を提供する。
【解決手段】 ダイス2の下端開口から下パンチ4を挿入するとともに該ダイス2と下パンチ4とで形成される空間内に粉末を充填し、ダイス2の上端開口から上パンチ3を挿入して上記粉末を圧縮成形するようにした粉末成形方法において、上記圧縮成形後、上記下パンチ4を下方に移動させてダイス2の下端開口から下方に抜き、上記上パンチ3を下方に移動させることにより成形体をダイス2下方に排出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばノイズフィルタ用フェライト素子の製造分野で利用される粉末成形方法及び粉末成形装置に関し、特にダイスと上,下パンチにより圧縮形成する場合の成形体の取り出しに関する。
従来の粉末成形装置として、例えば特許文献1の図8に記載されているように、ダイス3と下パンチ5及びコアロッド4とで形成されたキャビティ内にシューボックス12を介して原料粉末を供給し、上パンチ6を下降させて圧縮成形し、しかる後に下パンチ5で成形体8を上側に突き出し、次回の原料粉末を供給するためにシューボックス12が前進するに伴い上記成形体8をダイス3の側方に払い出すようにしたものがある。
特開平6−210496号公報
上記従来の粉末成形装置は、シューボックス12により成形体8を払い出すように構成されているので、以下の問題が生じる。
(1)シューボックス12が成形体8に当たる際に衝撃があり、強度の低い小型複雑形状部品用の成形体の場合、割れ,欠け等の品質不良が発生し易い。
(2)多数個取り成形にした場合、ダイス上面を成形体が移動する際に他の成形孔に引っ掛かって割れ,欠けが発生する恐れがあり、これを回避するには成形孔のレイアウト上の制約が生じ、成形個数が減少する。
(3)長時間連続運転すると、下パンチとダイスの隙間に原料粉末が詰まり、金型の滑りが重くなってダイス内径の偏摩耗や下パンチの損傷が生じる。これを回避するには定期的にパンチ先端部側面をクリーニングして固着原料を除去する煩雑な作業が必要となり、自動連続運転の妨げになっている。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであり、成形体への衝撃を防止して成形体の割れ,欠け等に関する品質不良が生じるのを防止できる粉末成形方法及び粉末成形装置を提供することを課題としている。
請求項1の発明は、ダイスと下パンチとで形成された空間内に粉末を充填し、該粉末を上パンチで圧縮成形するようにした粉末成形方法において、上記圧縮成形後、上記下パンチがダイスの下端開口から下方に抜けるように下パンチとダイスの何れかを相対的に移動させ、さらに成形体がダイス下方に排出されるよう上記上パンチとダイスの何れかを相対的に移動させることを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1において、上記上,下パンチは可動でかつ上記ダイスは固定されており、該ダイスとこれの下端開口から挿入された下パンチで形成された空間内に粉末を充填し、ダイスの上端開口から上パンチを挿入して上記粉末を圧縮成形し、圧縮成形後に、上記下パンチを下方に移動させてダイスの下端開口から下方に抜き、さらに上記上パンチを下方に移動させることにより成形体をダイス下方に排出することを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項2において、上記圧縮成形後、上記上パンチと下パンチを、両者の相対位置関係を保持したままで成形体の一部がダイスの下端開口から突出するまで下方に移動させ、さらに下パンチを下方に移動させた後、上パンチを下方に移動させて成形体を下方に排出することを特徴としている。
請求項4の発明は、請求項2又は3において、取り出し部材を上記ダイスの下端開口と下パンチとの間に挿入し、しかる後上パンチを下方に移動させて成形体を上記取り出し部材上に排出することを特徴としている。
請求項5の発明は、請求項1において、上記ダイス及び上パンチは可動でかつ上記下パンチは固定されており、該ダイスと下パンチで形成された空間内に粉末を充填し、ダイスの上端開口から上パンチを挿入して上記粉末を圧縮成形し、圧縮成形後に、上記下パンチがダイス下方に抜けるよう上記ダイスを上方に移動させ、該ダイスをさらに上方に移動させることにより成形体をダイス下方に排出することを特徴としている。
請求項6の発明は、請求項5において、上記圧縮成形後、上記上パンチと下パンチの相対位置関係を保持したままで成形体の一部がダイスの下端開口から突出するまで該ダイスを上方に移動させ、上パンチ及びダイスを上方に移動させて成形体を下方に排出することを特徴としている。
請求項7の発明は、請求項5又は6において、取り出し部材をダイスの下端開口と下パンチとの間に挿入し、しかる後上パンチを固定した状態でダイスを上方に移動させることにより成形体を上記取り出し部材上に排出することを特徴としている。
請求項8の発明は、 請求項4又は7において、上記取り出し部材は、上記ダイスから排出された成形体を収容する収容保持孔を有する上プレートと、上記ダイスから成形体を排出する際には上記収容保持孔の底部となって該成形体を保持する成形体保持位置と、該成形体を装置外方に搬出する際には傾斜して上記底部を開放させる成形体搬出位置との間で傾動可能に配設された下プレートとを備えていることを特徴としている。
請求項9の発明は、ダイスと下パンチとで形成された空間内に粉末を充填し、該粉末を上パンチで圧縮成形するようにした粉末成形装置において、上記下パンチが上記ダイスの下側に所要間隔を開けて位置し得るよう下パンチと上パンチを相対的に移動可能とし、さらに成形体がダイス下方に排出されるよう上記上パンチとダイスの何れかを相対的に移動可能としたことを特徴としている。
請求項10の発明は、請求項9において、上記成形体を装置外方に取り出すための取り出し部材を、上記ダイスの下端開口の下方の成形体受け取り位置と外方の成形体搬出位置との間で進退可能とする取り出し機構を設けたことを特徴としている。
請求項11の発明は、請求項9において、上記成形体を装置外方に取り出すための取り出し部材を設け、該取り出し部材は、上記ダイスから排出された成形体を収容する収容保持孔を有する上プレートと、上記ダイスから成形体を排出する際には上記収容保持孔の底部となって該成形体を保持する成形体保持位置と、該成形体を装置外方に搬出する際には傾斜して上記底部を開放させる成形体搬出位置との間で傾動可能に配設された下プレートとを備えていることを特徴としている。
請求項12の発明は、請求項9において、上記ダイスと下パンチとで形成された空間内に粉末を充填する粉末供給部材を、上記ダイスの上面の上端開口の粉末供給位置と外方の待機位置との間で進退可能とする粉末供給機構を設け、上記成形体を装置外方に取り出すための取り出し部材を、上記ダイスの下端開口の下方の成形体受け取り位置と外方の成形体搬出位置との間で進退可能とする取り出し機構を設け、上記粉末供給部材を粉末供給位置と待機位置との間で進退駆動する駆動源と、上記取り出し部材を受け取り位置と搬出位置との間で進退駆動する駆動源とを同一としたことを特徴としている。
請求項13の発明は、請求項12において、上記駆動源は、一方向に回転することにより上記粉末供給部材を進退駆動し、上記一方向と逆方向に回転することにより上記取り出し部材を進退駆動するように構成されていることを特徴としている。
請求項14の発明は、請求項13において、上記駆動源と粉末供給部材との間には、上記一方向の回転のみを伝達する一方向クラッチが介設され、上記駆動源と取り出し部材との間には上記逆方向の回転のみを伝達する逆方向クラッチが介設されていることを特徴としている。
請求項1,2,5,9の発明によれば、圧縮成形後、下パンチ又はダイスを相対的に移動させることにより下パンチをダイスの下端開口から下方に抜き、上パンチ又はダイスを相対的に移動させることにより成形体をダイス下方に排出するようにしたので、シューボックスが成形体に当たることがなく、成形体の割れ,欠け等の品質不良の発生を防止でき、また成形孔のレイアウト上の制約がなく、成形個数の減少といった問題が生じることもない。
さらにまた下パンチをダイスの下方に抜くようにしているので、下パンチとダイスの隙間に噛み込む原料粉末はその都度自然に掃き出される。このセルフクリーニング効果によりパンチへの原料粉末の固着を抑制でき、固着原料を除去する煩雑な作業を不要にでき、自動連続運転を実現し易い。
請求項3,6の発明によれば、圧縮成形後、上パンチと下パンチを、両者の相対位置関係を保持したままで成形体の一部がダイスの下端開口から突出するまで下方に移動させ、しかる後に成形体を下方に排出するようにしたので、圧縮後の成形体に生じている上下方向への応力を水平方向に逃がすことができ、その後に下パンチだけを下降させても成形体の下面が膨張するのを防止することで、その結果下面の周縁にかかる応力を抑えて、下面の周縁にクラックやその進展による欠け等が発生するのを防止できる。
請求項4,7,10の発明では、下パンチをダイスの下端開口から抜いた後、取り出し部材をダイスの下端開口の下方に挿入し、しかる後上パンチを下方に移動させて成形体を上記取り出し部材上に排出するようにしたので、簡単な構造により成形体を装置外方に搬出できる。
請求項8,11の発明では、ダイスから成形体を排出する際には、成形体を上プレートの収容保持孔内に収容するとともに、該収容保持孔の底部となる下プレートで保持したので、取り出し部材をダイスの下端開口に進退移動させる際に、成形体が振り落とされたりすることはなく、取り出し部材の高速化を可能にできる。
また成形体を装置外方に搬出する際には、下プレートを傾斜させて底部を開放するようにしたので、成形体は上プレートの収容保持孔から下プレートの傾斜面を滑って搬出されることとなる。これにより成形体に機械的な外力をかけることなく装置外方に搬出することができ、取り出し時の欠けやひび等が生じるのを防止できる。
請求項12の発明では、粉末供給部材を進退駆動する駆動源と取り出し部材を進退駆動する駆動源とを同一としたので、1つの駆動源でダイス内への粉末供給と成形体の取り出しとの両方を行うことができ、粉末成形装置全体の小型化及び低コスト化が可能となる。
請求項13の発明では、一方向に回転することにより粉末供給部材を進退駆動し、逆方向に回転することにより取り出し部材を進退駆動したので、モータ等を正転,逆転させるだけの簡単な構造で上記ダイスへの粉末供給及び成形体の取り出しの両方を行うことができる。
請求項14の発明では、駆動源と粉末供給部材との間に一方向の回転のみを伝達する一方向クラッチを介設し、上記駆動源と取り出し部材との間に逆方向の回転のみを伝達する逆方向クラッチを介設したので、1つの駆動源で粉末供給部材と取り出し部材とをそれぞれ独立させて駆動することができる。
以下本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1,図2は本発明の第1実施形態に係る粉末成形方法及び粉末成形装置を説明するための図であり、図1は粉末成形装置の模式正面図、図2は粉末成形工程を示す模式図である。本第1実施形態は、ダイスを固定し、上,下パンチを可動とした、いわゆるダイ固定方式の例である。
図において、1は本実施形態粉末成形法を実施する粉末成形装置であり、該粉末成形装置1は、ダイス2,上,下パンチ3,4からなる成形用金型と、該上,下パンチ3,4を駆動する駆動機構6と、成形品Wを該装置1の外方に取り出す取り出し機構16とを備えている。
上記ダイス2は、水平面をなすように形成された上,下面2a,2b間を垂直方向に貫通するように形成された成形孔2cを有し、ダイステーブル7により所定高さ位置に固定支持されている。なお、上記ダイス2の上,下面2a,2bとダイステーブル7の上,下面7a,7bは面一かつ水平面をなすように形成されている。また上記ダイステーブル7は支柱8,8を介して支持フレーム9により固定的に支持されている。
上記駆動機構6は以下の構成となっている。上記上パンチ3は、支持プレート10aと左,右のガイドロッド10b,10bとを有する上ラム10に固定され、該左,右のガイドロッド10bは上記支柱8,8内に上下移動可能に挿入されている。また上記下パンチ4はロッド状の下ラム11に固定支持され、該下ラム11は上記支持フレーム9により上下移動可能に支持されている。
また上記上ラム10のガイドロッド10b,10bの下端部にはねじロッド12a,12aが螺挿されており、該ねじロッド12aは上記支持フレーム9により回転可能かつ上下移動不能に支持されている。該ねじロッド12aの下端部に装着された駆動プーリ12bはベルト12cにより駆動モータ13の駆動プーリ13aに連結されている。これにより上記上パンチ3は、成形体Wをダイス2の下端開口から下方に排出可能位置まで下方に移動可能とされている。
また上記下ラム11の下端部にはねじロッド14aが螺挿されており、該ねじロッド14aは上記支持フレーム9により回転可能かつ軸方向移動不能に支持されている。またねじロッド14aの下端部に装着された駆動プーリ14bはベルト14cにより駆動モータ15の駆動プーリ15aに連結されている。これにより上記下パンチ4は、上記ダイス2の下側に所要間隔が開く位置まで下方に移動可能とされている。
上記取り出し機構16は、取り出し部材(トレー)17を上記ダイス2の下端開口の下方の成形体受け取り位置Aと外方の成形体搬出位置Bとの間で進退可能に構成されている。詳細には、取り出し部材17は、長方形枠状の本体17aの先端に受板17bを有し、複数のガイドローラ18により上記受け取り位置Aと搬出位置Bとの間で進退可能に支持されている。また上記本体17aから外方に延びる駆動片17cは駆動モータ19により回転駆動されるローラ19a,19aにより挟持されており、該取り出し部材17は上記ローラ19aの回転により進退する。
上記粉末成形装置1による粉末成形工程を図2に沿って説明する。
ダイス2に対して下パンチ4を予め設定された目標位置まで下降させ、ダイス2と下パンチ4によって形成された容積空間(キャビティ)内に原料粉末を供給し、ダイス2の上面2aを平らに摺り切ることで、必要とする重量の原料粉末を充填する(図2(a))。なお、原料粉末を容積空間内に充填する方法には、シェーカー20をダイス2上に前進させてその後に下パンチ4を下降させて容積空間を形成する方法と、容積空間を形成した後、原料粉末を送り込む方法等がある。
次に上パンチ3を充填された原料粉末に接触するまで下降させ、その後、上,下パンチ3,4を、これらの相対的位置関係を保ったままダイス2内の任意の高さ位置に上下方向に平行移動させる。続いてダイス2内の原料粉末を上,下パンチ3,4で加圧し、目標とする成形体厚みに圧縮する(図2(b))。
上記加圧の終了後、成形体Wとパンチ3,4が離れない程度に、それまでの加圧と反対方向に僅かにパンチを後退させて減圧を行う。この動作で成形体内部の応力緩和を行ない、脱型に備えて成形体のひび割れを防止する。減圧後の上,下パンチ3,4の相対的位置関係を保ち、成形体Wを上,下パンチ3,4で挟み込んだ状態のまま下方向に平行移動し、成形体Wの一部がダイス2下面から突出するまで押し出す(図2(c))。
ダイス2下面から成形体Wの一部が押し出されたところで、上パンチ3の移動を一旦停止し、下パンチ4のみ下降させる。このノックアウト状態にすることで成形体Wの落下を防ぎつつ下パンチ4をダイス2から抜き出し、成形体Wと下パンチ4の上面との間に十分な隙間aを開ける(図2(d))。
成形体Wの下面と下パンチ4の上面との隙間aに取り出し部材17を進入させる(図2(e))。取り出し部材17を成形体Wの直下まで挿入後、再び、上パンチ3を下方向に最終下降位置まで移動させてダイス2の下面側に成形体Wを脱型させ、取り出し部材17上に移載させる(図2(f))。
成形体Wを載せた取り出し部材17を装置外方に引き出し、成形体Wを回収するとともに、上パンチ3を上方に移動してダイス2から抜き出す(図2(g))。また、下パンチ4を再びダイス2に挿入し、ダイス上面と下パンチ上面が面一になるまで上昇移動させる。以降、原料粉末の充填から同じ動作を繰り返して成形体を連続して得る。
本実施形態によれば、成形体Wをダイス2の下方に排出するようにしたので、シューボックスが成形体に当たることがなく、成形体Wの割れ,欠け等の品質不良の発生を防止でき、また成形孔のレイアウト上の制約がなく、成形個数の減少といった問題が生じることもない。
また下パンチ4をダイス2の下方に抜くようにしているので、下パンチ4とダイス2の隙間に噛み込む原料粉末はその都度自然に掃き出される。このセルフクリーニング効果によりパンチ4への原料粉末の固着を抑制でき、固着原料を除去する煩雑な作業を不要にでき、自動連続運転を実現し易い。
また圧縮成形後、上パンチ3と下パンチ4を、両者の相対位置関係を保持したままで成形体Wの一部がダイス2の下端開口から突出するまで下方に移動させ、しかる後に成形体Wを下方に排出するようにしたので、圧縮後の成形体Wに生じている上下方向への応力を水平方向に逃がすことができ、その後に下パンチ4だけを下降させても成形体の下面が膨張するのを防止することで、その結果下面の周縁にかかる応力を抑えて、下面の周縁にクラックやその進展による欠け等が発生するのを防止できる。
ここで加圧面に凹凸がない平板状の成形体の場合、成形完了後に下パンチ4のみを先行してダイス2から抜き出しても品質上それほど大きな問題は生じない。しかし、複雑な形状の成形体を取り出す場合は、内部応力を緩和した後、上,下パンチ3,4で挟み込んだ状態で金型から一部分を抜き出すプロセスが成形体Wを部分欠損なく脱型するうえで必要となる。
より詳細には、圧縮後の成形体Wは上下面に向かって応力を持った状態にある。圧縮圧力が高いと、この応力が大きくなるため、ダイス2内で下パンチ4が開放された時点で、成形体Wの上面は上パンチ3に、側面はダイス2にそれぞれ接しているため、下面のみが開放された状態となる。このとき、成形体Wの下面のみが膨張するため、下面周縁に応力が集中し、クラックやその進展による欠け等が生じる可能性がある。そこで本実施形態では、上,下パンチ3,4の距離を圧縮後からわずかに後退させて減圧することで上記応力を緩和し、さらに上,下パンチ3,4の相対的位置関係を維持しつつ成形体Wの一部をダイス2の下面から突出させることで上下方向への応力を水平方向に逃がすことができので、その後に下パンチ4だけを下降させても下面が膨張することがなく、下面の周縁にクラックやその進展による欠け等が発生するのを防止できる。
さらにまた、下パンチ4をダイス2の下端開口から抜いた後、取り出し部材17をダイス2の下端開口の下方に挿入し、しかる後上パンチ3を下方に移動させて成形体Wを上記取り出し部材17上に排出するようにしたので、簡単な構造により成形体Wを装置外方に搬出できる。
図3及び図4は本発明の第2実施形態を説明するための図であり、図1,図2と同一符号は同一又は相当部分を示す。本第2実施形態は、下パンチ4を固定とし、ダイス2及び上パンチ3を可動とした、いわゆるダイフロート方式の例である。
本第2実施形態における粉末成形工程では、ダイス2を予め設定された目標位置まで上昇させることにより、ダイス2と下パンチ4によって形成された容積空間(キャビティ)内に原料粉末を供給し、ダイス2の上面2aを平らに摺り切ることで、必要とする重量の原料粉末を充填する(図3(a)(b))。
次に上パンチ3を充填された原料粉末に接触するまで下降させ(図3(c))、その後、上,下パンチ3,4の相対的位置関係を保ったままダイス2を任意の高さ位置に上昇させる(図3(d))。続いてダイス2内の原料粉末を上パンチ3で加圧し、目標とする成形体厚みに圧縮する(図3(e))。
上記加圧の終了後、成形体Wとパンチ3,4が離れない程度に、それまでの加圧と反対方向に僅かにパンチを後退させて減圧を行う。この動作で成形体内部の応力緩和を行ない、脱型に備えて成形体のひび割れを防止する。減圧後の上,下パンチ3,4の相対的位置関係を保ち、成形体Wを上,下パンチ3,4で挟み込んだ状態のままダイス2を上昇させ、成形体Wの一部をダイス2下面から突出させる(図4(a))。
ダイス2下面から成形体Wの一部が突出したところで、上パンチ3及びダイス2を上昇させる。これにより成形体Wと下パンチ4の上面との間に十分な隙間aを開け、該成形体Wの下面と下パンチ4の上面との隙間aに取り出し部材(トレイ)17を進入させる(図4(b))。取り出し部材17を成形体Wの直下まで挿入後、再び、ダイス2を上昇させてダイス2の下面側に成形体Wを脱型させ、取り出し部材17上に移載させる(図4(c))。
成形体Wを載せた取り出し部材17を装置外方に引き出し、成形体Wを回収するとともに、ダイス2を原点に復帰させる(図4(d)(e))。
本第2実施形態においても上記第1実施形態と同様に、不良品の発生や、成形個数の減少といった問題を防止でき、また自動連続運転を実現し易く、さらに成形体の下面周縁にクラックや欠けが生じるのを防止できるといった作用効果が得られる。
なお、上記第2実施形態では、上パンチ3を加圧工程とトレー進入工程のみ駆動するようにしているが、上パンチ3を成形体突き出し工程等、他の工程でも駆動するようにしても良く、あるいは開放工程等においては上,下パンチ3,4を両方とも駆動する等、ダイ固定方式とダイフロート方式とを組み合わせるようにしても良い。
図5(a),(b)は、本発明の第3実施形態を説明するための図であり、図1,図2と同一符号は同一又は相当部分を示す。
本第3実施形態の取り出し部材20は、不図示のダイスから排出された成形体Wを収容する複数の収容保持孔21aを有する上プレート21と、上記ダイスから成形体Wを排出する際には上記収容保持孔21aの底部となって該成形体Wを保持する成形体保持位置Aと、該成形体Wを装置外方に搬出する際には傾斜して上記収容保持孔21aの底部を開放させる成形体搬出位置Bとの間で傾動可能に配設された下プレート22とを備えている。
上記上プレート21の収容保持孔21aは、ダイスのレイアウトに合わせて成形体Wを1つずつ収容するように形成されている。上記下プレート22は、成形体保持位置Aでは上プレート21の下面に当接して収容保持孔21aの下面開口を閉塞しており、成形体搬出位置Bでは所定角度でもって傾斜することによって各収容保持孔21aの下面開口を開放している。
上記上プレート21と下プレート22には、該下プレート22の開放(下降)速度を調整するためのギヤ23,24がそれぞれ配設されている。
また下プレート22は、ボールプランジャ25により成形体受け取り位置Aに保持されており、保持解除シャフト26により成形体受け取り位置Aへの保持が解除されるようになっている。
上記下プレート22の下面には下プレート22を成形体搬出位置Bに傾動させるカムフォロア27が配設されている。また成形体搬出位置Bには、下プレート22の斜面を滑って搬出された成形体Wを回収する回収リニアフィーダ28が配設されている。
本第3実施形態によれば、取り出し部材20を、ダイスから成形体Wを排出する際には、該成形体Wを1つずつ収容する収容保持孔21aを有する上プレート21と、収容保持孔21aの底部となって該収容保持孔21aの下端開口を閉塞する下プレート22とから構成したので、取り出し部材20をダイスの下端開口に進退移動させる際に、成形体Wが振り落とされたりすることはなく、取り出し部材20の高速化を可能にできる。
また成形体Wを装置外方に搬出する際には、下プレート22を傾斜させて底部,つまり収容保持孔21aの下端開口を開放するようにしたので、成形体Wは上プレート21の収容保持孔21aから下プレート22の傾斜面を滑って搬出されることとなる。これにより成形体Wに機械的な外力をかけることなく装置外方に搬出することができ、取り出し時の欠けやひび等が生じるのを防止できる。
図6ないし図8は、本発明の第4実施形態による粉末成形装置を説明するための図であり、図中、図1,図2と同一符号は同一又は相当部分を示す。
本第4実施形態の粉末成形装置は、ベース板30の長手方向一端側に配設されたダイス2,上,下パンチ3,4からなる成形金型と、上記ベース板30の他端側の上面に配設された粉末供給機構31と、下面に配設された取り出し機構32とを備えている。なお、33は上パンチ支持プレート,34は下ラム,48は支持フレームである。
上記粉末供給機構31は、上記ベース板30の上面に摺動自在に配設された粉末供給部材(フィーダ)35,上カム36,及び粉末供給部材35と上カム36とを連結する上リンク37を有している。この粉末供給部材35は、上記ダイス2の上面2aの上端開口に位置する粉末供給位置と、これの後方の待機位置との間で進退可能に支持されている。この待機位置にて粉末供給部材35内に原料粉末が装填される。
上記取り出し機構32は、上記ベース板30の下面下方に移動自在に配設された取り出し部材(トレイ)38,下カム39,及び取り出し部材38と下カムとを連結する下リンク40を有している。この取り出し部材38は、上記ダイス2の下面2bの下端開口下方に位置する成形体受け取り位置と、装置外方の搬出位置との間で進退可能に支持されている。
そして上記粉末供給部材35及び取り出し部材38は同一の駆動源により進退駆動されるように構成されており、該駆動源は以下の構造となっている。
上記ベース板30の他端部上面には1つのサーボモータ41が搭載されており、該サーボモータ41の回転軸41aはベース板30を挿通して下方に突出している。このサーボモータ41は、不図示の駆動制御部により正転(半時計回り)方向a又は逆転(時計回り)方向bの何れかに回転制御され、かつ所定の回転角度に制御される。
上記ベース板30には回転軸41aと平行に駆動軸42が配設されており、該駆動軸42はベース板30の上面及び下面から突出している。また上記回転軸41a及び駆動軸42にはそれぞれ駆動プーリ43,従動プーリ44が装着され、両プーリ43,44はタイミングベルト45により連結されている。
上記駆動軸42の上端部には、上記上カム36が上一方向クラッチ46を介在させて連結されている。また上記駆動軸42の下端部には、上記下カム39が下一方向クラッチ47を介在させて連結されている。
上記上一方向クラッチ46は、駆動軸42の正転方向aの回転のみ上カム36に伝達し、逆転方向bの回転に対しては空転するように構成されている。また下一方向クラッチ47は、駆動軸42の逆転方向bの回転のみ下カム39に伝達し、正転方向aの回転に対しては空転するように構成されている。
本実施形態装置による粉末成形工程を図8(a),(a′)及び(b),(b′)に沿って説明する。
サーボモータ41が正転方向aに回転するとタイミングベルト45を介して駆動軸42が正転回転し、上一方向クラッチ46が上カム36に係合して該上カム36を180度回転させ、これに伴って粉末供給部材35が粉末供給位置に前進する(図8(a)参照)。該粉末供給位置にて粉末供給部材35からダイス2と下パンチ4とで形成された空間内に原料粉末が充填される。この場合、下一方向クラッチ47は空転しており、取り出し部材38は停止している。
サーボモータ41により駆動軸42がさらに正転方向aに回転し、上一方向クラッチ46を介して上カム36が180度回転し、これに伴って粉末供給部材35が待機位置に後退する(図8(a′)参照)。この場合にも下一方向クラッチ47は空転している。
上パンチ3がダイス2内に下降し、上,下パンチ3,4で原料粉末を加圧する。これにより成形体Wが圧縮成形される。上,下パンチ3,4が成形体Wを挟持した状態で下降し、下パンチ4がダイス2の下面2bから下方に待機する。
サーボモータ41が逆転方向bに回転し、駆動軸42が逆転回転し、下一方向クラッチ47が下カム39に係合して該下カム39を180度回転させ、これに伴って取り出し部材38がダイス2下方の成形体受け取り位置に前進する(図8(b)参照)。この場合、上一方向クラッチ46は逆転回転に対しては空転しており、粉末供給部材35は待機位置に停止している。
上パンチ3が下降し、成形体Wをダイス2の下面2bから押し出して脱型させ、取り出し部材38上に移載させる。
サーボモータ41により駆動軸42がさらに逆転方向bに回転し、下一方向クラッチ47を介して下カム47が180度回転し、これに伴って取り出し部材38が搬出位置に後退する(図8(b′)参照)。このようにして成形体Wが自動的に連続生産される。
本第4実施形態によれば、粉末供給部材35と取り出し部材38とを進退駆動する駆動源を同一としたので、1つのサーボモータ41でダイス2内への粉末供給及び成形体Wの取り出し搬出の両方を行うことができ、粉末成形装置全体の小型化及び低コスト化が可能となる。
本実施形態では、サーボモータ41が正転方向aに回転することにより粉末供給部材35を進退駆動し、逆転方向bに回転することにより取り出し部材38を進退駆動するので、サーボモータ41を正転,逆転させるだけの簡単な制御でダイス2への粉末供給及び成形体Wの取り出しの両方を行うことができる。
本実施形態では、上記サーボモータ41により回転駆動される駆動軸42と、粉末供給部材35を進退させる上カム36との間に正転方向aの回転のみを伝達する上一方向クラッチ46を介設し、上記駆動軸42と、取り出し部材38を進退させる下カム39との間に逆転方向bの回転のみを伝達する下一方向クラッチ47を介設したので、1つのサーボモータ41で粉末供給部材35と取り出し部材38とをそれぞれ独立させて進退駆動することができ、装置全体の低コスト化,小型化が可能となり、さらには段取り時間の削減及び設備稼働率の向上を図ることができる。
本発明の第1実施形態による粉末成形装置の模式図である。 上記第1実施形態装置による動作を説明するための工程図である。 本発明の第2実施形態装置による動作を説明するための工程図である。 上記第2実施形態装置による動作を説明するための工程図である。 本発明の第3実施形態による取り出し部材を示す図である。 本発明の第4実施形態による粉末成形装置の側面図である。 上記粉末成形装置の平面図である。 上記粉末成形装置の動作を説明するための工程図である。
符号の説明
1 粉末成形装置
2 ダイス
3,4 上,下パンチ

Claims (14)

  1. ダイスと下パンチとで形成された空間内に粉末を充填し、該粉末を上パンチで圧縮成形するようにした粉末成形方法において、上記圧縮成形後、上記下パンチがダイスの下端開口から下方に抜けるように下パンチとダイスの何れかを相対的に移動させ、さらに成形体がダイス下方に排出されるよう上記上パンチとダイスの何れかを相対的に移動させることを特徴とする粉末成形方法。
  2. 請求項1において、上記上,下パンチは可動でかつ上記ダイスは固定されており、該ダイスとこれの下端開口から挿入された下パンチで形成された空間内に粉末を充填し、ダイスの上端開口から上パンチを挿入して上記粉末を圧縮成形し、圧縮成形後に、上記下パンチを下方に移動させてダイスの下端開口から下方に抜き、さらに上記上パンチを下方に移動させることにより成形体をダイス下方に排出することを特徴とする粉末成形法。
  3. 請求項2において、上記圧縮成形後、上記上パンチと下パンチを、両者の相対位置関係を保持したままで成形体の一部がダイスの下端開口から突出するまで下方に移動させ、さらに下パンチを下方に移動させた後、上パンチを下方に移動させて成形体を下方に排出することを特徴とする粉末成形方法。
  4. 請求項2又は3において、取り出し部材を上記ダイスの下端開口と下パンチとの間に挿入し、しかる後上パンチを下方に移動させて成形体を上記取り出し部材上に排出することを特徴とする粉末成形方法。
  5. 請求項1において、上記ダイス及び上パンチは可動でかつ上記下パンチは固定されており、該ダイスと下パンチで形成された空間内に粉末を充填し、ダイスの上端開口から上パンチを挿入して上記粉末を圧縮成形し、圧縮成形後に、上記下パンチがダイス下方に抜けるよう上記ダイスを上方に移動させ、該ダイスをさらに上方に移動させることにより成形体をダイス下方に排出することを特徴とする粉末成形法。
  6. 請求項5において、上記圧縮成形後、上記上パンチと下パンチの相対位置関係を保持したままで成形体の一部がダイスの下端開口から突出するまで該ダイスを上方に移動させ、上パンチ及びダイスを上方に移動させて成形体を下方に排出することを特徴とする粉末成形方法。
  7. 請求項5又は6において、取り出し部材をダイスの下端開口と下パンチとの間に挿入し、しかる後上パンチを固定した状態でダイスを上方に移動させることにより成形体を上記取り出し部材上に排出することを特徴とする粉末成形方法。
  8. 請求項4又は7において、上記取り出し部材は、上記ダイスから排出された成形体を収容する収容保持孔を有する上プレートと、上記ダイスから成形体を排出する際には上記収容保持孔の底部となって該成形体を保持する成形体保持位置と、該成形体を装置外方に搬出する際には傾斜して上記底部を開放させる成形体搬出位置との間で傾動可能に配設された下プレートとを備えていることを特徴とする粉末成形方法。
  9. ダイスと下パンチとで形成された空間内に粉末を充填し、該粉末を上パンチで圧縮成形するようにした粉末成形装置において、上記下パンチが上記ダイスの下側に所要間隔を開けて位置し得るよう下パンチと上パンチを相対的に移動可能とし、さらに成形体がダイス下方に排出されるよう上記上パンチとダイスの何れかを相対的に移動可能としたことを特徴とする粉末成形装置。
  10. 請求項9において、上記成形体を装置外方に取り出すための取り出し部材を、上記ダイスの下端開口の下方の成形体受け取り位置と外方の成形体搬出位置との間で進退可能とする取り出し機構を設けたことを特徴とする粉末形成装置。
  11. 請求項9において、上記成形体を装置外方に取り出すための取り出し部材を設け、該取り出し部材は、上記ダイスから排出された成形体を収容する収容保持孔を有する上プレートと、上記ダイスから成形体を排出する際には上記収容保持孔の底部となって該成形体を保持する成形体保持位置と、該成形体を装置外方に搬出する際には傾斜して上記底部を開放させる成形体搬出位置との間で傾動可能に配設された下プレートとを備えていることを特徴とする粉末成形装置。
  12. 請求項9において、上記ダイスと下パンチとで形成された空間内に粉末を充填する粉末供給部材を、上記ダイスの上面の上端開口の粉末供給位置と外方の待機位置との間で進退可能とする粉末供給機構を設け、上記成形体を装置外方に取り出すための取り出し部材を、上記ダイスの下端開口の下方の成形体受け取り位置と外方の成形体搬出位置との間で進退可能とする取り出し機構を設け、上記粉末供給部材を粉末供給位置と待機位置との間で進退駆動する駆動源と、上記取り出し部材を受け取り位置と搬出位置との間で進退駆動する駆動源とを同一としたことを特徴とする粉末成形装置。
  13. 請求項12において、上記駆動源は、一方向に回転することにより上記粉末供給部材を進退駆動し、上記一方向と逆方向に回転することにより上記取り出し部材を進退駆動するように構成されていることを特徴とする粉末成形装置。
  14. 請求項13において、上記駆動源と粉末供給部材との間には、上記一方向の回転のみを伝達する一方向クラッチが介設され、上記駆動源と取り出し部材との間には上記逆方向の回転のみを伝達する逆方向クラッチが介設されていることを特徴とする粉末成形装置。
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