JP6956412B2 - 成形品取出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、粉体圧縮成形機において成形された成形品を回収し移送するための成形品取出装置に関する。
回転盤のテーブルに臼孔を設けるとともに、各臼孔の上下に上杵及び下杵をそれぞれ摺動可能に保持させておき、テーブル及び杵をともに水平回転させて、上杵及び下杵の対が上ロール及び下ロールの間を通過するときに臼孔内に充填された粉体を圧縮成形(又は、打錠)する回転式の粉体圧縮成形機が公知である。この種の成形機は、医薬品の錠剤や食品、電子部品等を製造するために利用される。
臼孔内で成形された成形品は、下杵によりテーブルの上面の高さまで押し上げられる。その後、成形品は、テーブルの上面に臨む位置に設置されたダンパ(又は、スクレーパ)により掻き取られ、下方に傾斜した樋状のシュートに導かれ、シュートを落下してその直下に置かれた容器に回収されることが多い。だが、このような手法では、成形品を粉体圧縮成形機において成形された順に(換言すれば、臼孔の並ぶ順に)取り出すことができない。さらには、成形品がテーブルの上面からシュートに落とし込まれる際に、成形品がシュートや容器の内壁に衝突したり、成形品同士が衝突してダメージ(割れ、欠け、摩損等)を受ける懸念もある。特に、成形品が硬度の低いOD錠(口腔内崩壊錠。口腔内で唾液又は少量の水で崩壊する錠剤)やチュアブル錠(咀嚼錠。口腔内で噛み砕かれる錠剤)等であると、落下によるダメージの問題が顕在化する。
成形機において成形された成形品を一個ずつ取り出すための取出装置として、成形機のテーブルと同期して回転する回転体(転送円盤)の外周縁に内側方に凹むポケットを複数形成し、各ポケットによりテーブルの臼孔から押し出される成形品を掻き取るようにして取り出し、ポケットの回転の軌跡に沿って移送する態様のものが公知である(例えば、下記特許文献を参照)。
回転体のポケット内に捕捉された成形品には遠心力が働く。ポケットは外側方に開放しており、成形品はその移送の過程でポケットから外側方に飛び出そうとする。そこで、回転体の外周縁に隣接する位置に、平面視円弧状をなしポケットを外側方から閉鎖するガイドを付設して、成形品のポケットからの脱出を防止する。
特開2011−156576号公報
従前の成形品取出装置において、回転体のポケットの寸法及び形状は、粉体圧縮成形機により生産する成形品の寸法及び形状に合致している。従って、成形品の寸法や形状が変更されると、同じ回転体を使用することができず、回転体の交換が必要となる。
本発明は、多様な寸法又は形状の成形品に対応可能な成形品取出装置を提供しようとするものである。
本発明では、テーブルに上下に貫通した臼孔が設けられ、臼孔の上下に上杵及び下杵が上下摺動可能に保持され、臼孔内に充填された粉体を上杵と下杵とで圧縮して成形品を成形する粉体圧縮成形機に付帯し、この粉体圧縮成形機から取り出される成形品を移送するための装置であって、水平回転可能な回転体と、前記回転体と所定距離を隔てて対向する保持体と、前記回転体の外周部における前記保持体と対向する面から保持体に向かって突出するとともに、回転体の回転中心軸回りの周方向に沿って成形品の外寸よりも大きな間隔で配列され、各々が成形品を捕捉する複数個の突起と、前記回転体の外周部に近接し前記突起間の空隙を外側方から閉鎖するガイドとを具備する成形品取出装置を構成した。ここで、粉体とは、微小個体の集合体であり、いわゆる顆粒などの粒体の集合体と、粒体より小なる形状の粉末の集合体とを含む概念である。
粉体圧縮成形機にて成形される成形品は、回転体から突出する突起により捕捉される。そして、互いに対向する回転体と保持体との間の領域における、突起と突起との間の空隙に収容されて、突起の回転の軌跡に沿って移送される。このようなものであれば、寸法や形状の相異なる成形品に対し、同じ回転体を使用してその取り出し及び移送を実行することができる。
前記粉体圧縮成形機が、前記テーブル、前記上杵及び前記下杵がともに水平回転しながら成形品を成形する回転式の粉体圧縮成形機である場合には、前記ガイドの始端部が、前記テーブルに上方から重なるように配置されて前記臼孔の水平回転の軌跡の直上に位置し、前記下杵によりテーブルの上面まで押し上げられた成形品を掻き取って前記突起間の空隙へと導くものとすることが好ましい。さすれば、粉体圧縮成形機において順次成形される成形品を一つずつ、順番に空隙に収容して移送することができる。
成形品が移送の最中に裏返ったり転がったりすることを防ぐためには、前記回転体と前記保持体との離間距離を、成形品の厚みと同程度又はこれよりも大きく、かつ成形品の外寸よりも小さく設定する。
前記回転体の前記突起間の空隙を内側方から閉鎖するガイドを具備していれば、成形品が意図せず回転体の径方向に沿った内側方に変位することを抑制することができる。
前記回転体と前記保持体とのうち少なくとも一方に、前記突起間の空隙を外部に連通せしめ、空隙内に侵入した粉塵又は空隙内に捕捉された成形品に付着している粉塵を吹き飛ばす気流を導入するための連通孔が穿たれていれば、成形品を移送する過程で成形品に付着している粉塵を除去することができる。
また、前記突起の水平回転の軌跡に臨む位置に設けられ、突起間の空隙内に捕捉された成形品を撮影するカメラを具備していれば、成形品取出装置において成形品の外面の検査を実行することができる。
本発明によれば、多様な寸法又は形状の成形品に対応可能な成形品取出装置を実現することができる。
本発明の一実施形態の回転式粉体圧縮成形機の側断面図。 同実施形態の回転式粉体圧縮成形機の要部平面図。 同実施形態の回転式粉体圧縮成形機の円筒図。 同実施形態の成形品取出装置の平面図。 同実施形態の成形品取出装置を示す要部縦断面図。 同実施形態の成形品取出装置を示す要部縦断面図。
本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。はじめに、本実施形態における回転式粉体圧縮成形機(以下「成形機」という)Aの全体概要を述べる。図1に示すように、本成形機Aのフレーム1内には、回転軸となる立シャフト2を設立し、その立シャフト2の上部に接続部を介して回転盤3を取り付けている。
回転盤3は、立シャフト2の軸回りに水平回転、即ち自転する。回転盤3は、テーブル(臼ディスク)31と、上杵保持部32と、下杵保持部33とからなる。図2に示すように、テーブル31は上下方向から見た平面視において略円板状をなしており、その外周部に回転方向(周方向)に沿って所定間隔で複数の臼孔4を設けてある。臼孔4は、テーブル31を上下方向に貫通している。テーブル31は、複数のプレートに分割するものでもよい。また、テーブル31自体に直接臼孔4を穿ち形成するのではなく、テーブル31とは別体をなしテーブル31に対して着脱可能な複数個の臼部材をテーブル31に装着し、それら臼部材の各々に上下方向に貫通した臼孔を穿っている構成としてもよい。
各臼孔4の上下には、上杵5及び下杵6を配置する。上杵5及び下杵6は、上杵保持部32及び下杵保持部33により、それぞれが個別に臼孔4に対して上下方向に摺動可能であるように保持させる。上杵5の杵先53は、臼孔4に対して出入りする。下杵6の杵先63は、常時臼孔4に挿入してある。上杵5及び下杵6は、回転盤3及び臼孔4とともに立シャフト2の軸回りに水平回転、即ち公転する。
立シャフト2の下端側には、ウォームホイール7を取り付けている。ウォームホイール7には、ウォームギア10が噛合する。ウォームギア10は、モータ8により駆動されるギア軸9に固定している。モータ8が出力する駆動力は、ベルト11によってギア軸9に伝わり、ウォームギア10、ウォームホイール7を介して立シャフト2ひいては回転盤3及び杵5、6を回転駆動する。
圧縮成形品P、例えば医薬品の錠剤等の原材料となる粉体は、フィードシューXから臼孔4に充填する。フィードシューXの種類には、攪拌フィードシューとオープンフィードシューがあり、そのうちの何れを採用しても構わない。フィードシューXへの粉体の供給には、粉体供給装置を使用する。その粉体供給装置に対する粉体の供給は、ホッパ19から行う。ホッパ19は、成形機Aに対して着脱することができる。
図2及び図3に示しているように、杵5、6の立シャフト2の軸回りの公転軌道上には、杵5、6を挟むようにして上下に対をなす予圧上ロール12及び予圧下ロール13、本圧上ロール14及び本圧下ロール15がある。予圧上ロール12及び予圧下ロール13、並びに本圧上ロール14及び本圧下ロール15は、臼孔4内に充填された粉体を杵先53、63の先端面を以て上下から圧縮するべく、上下両杵5、6を互いに接近させる方向に付勢する。
上杵5、下杵6はそれぞれ、ロール12、13、14、15によって押圧される頭部51、61と、この頭部51、61よりも細径な胴部52、62とを有する。回転盤3の上杵保持部32は、上杵5の胴部52を上下に摺動可能に保持し、下杵保持部33は、下杵6の胴部62を上下に摺動可能に保持する。胴部52、62の先端部位即ち杵先53、63は、臼孔4内に挿入可能であるように、それ以外の部位と比べて一層細く、臼孔4の内径に略等しい直径である。杵5、6の公転により、ロール12、13、14、15は杵5、6の頭部51、61に接近し、頭部51、61に乗り上げるようにして接触する。さらに、ロール12、13、14、15は上杵5を下方に押し下げ、下杵6を上方に押し上げる。ロール12、13、14、15が杵5、6上の平坦面に接している期間は、杵5、6が臼孔4内の粉体に対して一定の圧力を加え続ける。
本圧上ロール14及び本圧下ロール15による加圧位置から、回転盤3及び杵5、6の回転方向に沿って先に進んだ位置に、成形品取出位置16が存在する。成形品取出位置16までに、下杵6の杵先63の上端面が臼孔4の上端即ちテーブル31の上面と略同じ高さとなるまで下杵6が上昇し、臼孔4内にある成形品Pを臼孔4から押し出す。臼孔4から押し出された成形品Pは、成形品取出位置16において本実施形態の成形品取出装置(以下「取出装置」という)Bにより回収される。
以降、成形機Aに付帯する取出装置Bに関して詳述する。図4ないし図6に示すように、本取出装置Bは、上述の成形機Aにおいて成形した成形品Pを成形品取出位置16にて取り出し、成形品Pに対して次の工程を実施する装置又は機器に向けて、あるいは成形品Pを回収する容器等に向けて搬送するものである。本取出装置Bは、成形機Aのテーブル31と同期して水平回転する回転体17と、回転体17の直下にあって回転体17と対向する保持体18と、回転体17の外周部における保持体18と対向する下面から保持体18に向かって下方に突出する複数の突起171と、回転体17の外周部に近接し突起171と突起171との間の空隙を外側方から閉鎖する外側のガイド20と、回転体17の外周部よりも内方にあって突起171と突起171との間の空隙を内側方から閉鎖する内側のガイド21とを主たる構成要素とする。
回転体17は、上下方向から見た平面視において略円板状をなしている。この回転体17に設けた複数の突起171は、回転体17の外周縁に沿って、即ち回転体17の回転の中心軸回りの周方向に沿って、所定の間隔を隔てて間欠的に配置されている。これらの突起171は、回転体17と一体となって回転することは言うまでもない。成形機Aが成形した成形品Pは、回転体17の突起171に捕捉され、突起171と突起171との間の空隙に収容された状態で移送されることとなる。
周方向に沿って隣り合う突起171と突起171との間の空隙の大きさWは、成形機Aが成形する成形品Pの最も長い外寸よりも大きい。ここに言う最も長い外寸とは、平面視において成形品Pの外縁(輪郭)上のある点から当該成形品Pの重心又は幾何中心に向かって伸び、同重心又は幾何中心を通過して成形品Pの外縁上の別の点に到達する線分の長さのうち、最も大きいものを指す。成形品Pが平面視楕円形状をなす場合には、その長軸又は長径が最も長い外寸に該当する。
回転体17の下面と、保持体18の上面とは、上下方向に沿って所定距離を隔てて対向している。回転体17の下面は、成形機Aのテーブル31の上面よりも高位置にある。その上で、回転体17の外周部の一部が、成形機Aのテーブル31に上方から重なる。回転体17の下面から突出する突起171の先端は、保持体18の上面及びテーブル31の上面に極近接する。テーブル31及び回転体17の同期回転に伴い、各臼孔4と、各突起171間の空隙とは、成形品取出位置16において一時的に重なり合う。
回転体17と異なり、保持体18は回転せず、回転体17の外周部に下方から重なるように配置される。保持体18は、成形機Aのテーブル31に隣接し、その上面がテーブル31の上面と略等しい高さにある。回転体17の突起171間の空隙内に捕捉された成形品は、突起171とともに水平回転しながら、この保持体18の上面を摺動又は滑走する。つまり、保持体18は、移送される成形品を下方から支持する。テーブル31との干渉を避けるべく、保持体18における、テーブル31と回転体17とが平面視重なり合う成形品取出位置16に対応する部位は、テーブル31の外周縁に沿って円弧状に切り欠いてある。保持体18の当該部位の端縁は、テーブル31の外周縁に極近接しており、成形品Pが成形機Aのテーブル31の上面から取出装置Bの保持体18の上面に円滑に乗り移ることを可能としている。
回転体17の下面と保持体18の上面との離間距離Hは、成形機Aが成形する成形品Pの上下方向に沿った厚みと同程度又はこれよりも大きく、なおかつ成形品Pの最も短い外寸よりも小さく設定する。ここに言う最も短い外寸とは、平面視において成形品Pの外縁上のある点から当該成形品Pの重心又は幾何中心に向かって伸び、同重心又は幾何中心を通過して成形品Pの外縁上の別の点に到達する線分の長さのうち、最も小さいものを指す。成形品Pが平面視楕円形状をなす場合には、その短軸又は短径が最も短い外寸に該当する。成形品Pの厚みは、成形機Aにおいて臼孔4内に充填された粉体の圧縮が完了するときの上杵5の杵先53と下杵6の杵先63との上下方向に沿った距離に略等しい。
外側のガイド20は、回転体17の外周縁に隣接し、平面視回転体17を取り巻く略円弧状をなすように拡張している。このガイド20は、回転体17の径方向に沿った外側方に開口している突起171間の空隙を外側方より閉塞し、成形品が遠心力により空隙から外側方に飛び出すことを抑止する。外側のガイド20の始端部201は、成形機Aのテーブル31に向かって突き出し、テーブル31に上方から重なるようにして臼孔4の水平回転の軌跡の直上に位置しており、成形機Aのテーブル31の上面まで押し出された成形品を掻き取るダンパ(又は、スクレーパ)としての役割を担う。
また、内側のガイド21は、回転体17の突起171の径方向に沿った内側方の端縁に隣接し、回転体17の外周部の内側で平面視略円弧状をなすように拡張している。このガイド21は、回転体17の径方向に沿った内側方に開口している空隙を内側方より閉塞し、成形品が意図せず内側方に変位することを抑止する。内側のガイド21は、保持体18に対して固定され、または保持体18と一体化していることがある。なお、回転体17における、内側のガイド21の上面が面する部位の下面は、回転体17の外周部の空隙に面する(即ち、突起171を設けていない箇所の)下面よりも若干上方に凹んでいる。そして、内側のガイド21の上面は、後述する集塵装置22が設けられている区域を除き、回転体17の外周部の空隙に面する下面よりも若干ながら高い位置にある。これにより、成形品Pが回転体17の下面と内側のガイド21の上面との間隙に入り込むことを防止する。
既に述べた通り、成形品取出位置16までに、成形機Aの下杵6が上昇して成形品Pを臼孔4から押し出す。押し出された成形品Pは、成形品取出位置16においてテーブル31の回転に伴って外側のガイド20に当接し、外側のガイド20に沿って移動して、テーブル31上から保持体18上へと遷移する。このとき、成形品Pは、回転体17から下方に突出している突起171により捕捉され、回転体17と保持体18との間の領域における、突起171と突起171との間の空隙に入り込む。成形品Pは、一つ一つの空隙に一個ずつ収まる。これにより、成形機Aのテーブル31の臼孔4が並ぶ順番に、換言すれば成形機Aにおいて成形品Pを圧縮成形した順番を崩さずに、各空隙に一個ずつ成形品Pを順番に並べて収容することができる。
突起171間の空隙内に捕捉された成形品Pは、回転体17の回転方向に沿って後方にある突起171と当接し、この突起171に押されながら、突起171の回転の軌跡に沿って、保持体18上を摺動又は滑走しつつ移送される。各成形品Pは、各空隙内において、突起171に対する相対位置が略一定となる。成形品Pは、回転体17の回転により遠心力の作用を受け、空隙内で回転体17の径方向に沿った内側方から外側方へと変位する。だが、その成形品Pは、外側のガイド20の内側方の縁辺に当接してそれ以上の変位が阻まれ、空隙から外側方に飛び出すことはない。また、空隙の上方は回転体17により閉塞されているので、空隙内に捕捉した成形品Pが不意に跳ねて空隙から脱出してしまうこともない。
回転体17には、突起171間の空隙を外部に連通せしめる連通孔172が穿たれている。連通孔172は、各空隙よりも回転体17の径方向に沿って内側方に所在し、回転体17を上下方向に沿って貫通し、回転体17の周方向に沿って拡張した長孔である。連通孔172の数は、空隙の数と同数である。
回転体17の外周部における一部の区域には、集塵装置22を付設している。集塵装置22は、連通孔172、突起171間の空隙、及び回転体17と外側のガイド20との境界部位に上方から覆い被さっている。図6に示すように、集塵装置22は、連通孔172の直上に位置して連通孔172に向けて下方に圧縮空気を噴出させる噴出ノズル221と、回転体17と外側のガイド20との境界部位の直上に位置して上方に空気を吸引する集塵ダクト222とを具備している。圧縮空気は予め除電器によりイオン化されていてもよく、またパルス状に噴出させてもよい。
噴出ノズル221から供給される圧縮空気は、回転体17の下面と内側のガイド21の上面との間隙を通じて突起171間の空隙内に至り、この空隙に収容されている成形品Pの表面に吹き付けられて、成形品Pの表面に付着している粉塵を成形品Pから吹き飛ばして除去する。本実施形態の取出装置Bでは、突起171間の各空隙に一個ずつ成形品Pを収めており、各空隙に付随する連通孔172を通じてそれら成形品Pの一つ一つに確実に圧縮空気を吹き当てて、同成形品Pに付着した粉塵を効果的に除去することができる。成形品Pに吹き当たった空気は、回転体17と外側のガイド20との間隙から上方に漏出し、集塵ダクト222に吸引される。
また、図6に示しているように、回転体17の外周部における所定の区域に、カメラ23を付設することもできる。このカメラ23は、突起171間の空隙内に捕捉されて移送される各成形品Pの所定の面、例えば下面を撮影し、その画像を取得する。得られた画像は、成形品Pの外面検査に使用することができる。
回転体17の突起171に捕捉された成形品Pは、その移送の終端位置24まで移送される。保持体18における、終端位置24に対応する部位は切り欠いてある。終端位置24では、回転体17の外周部と保持体18とが平面視重なり合わない。従って、終端位置24に到達した成形品Pは、保持体18による下方からの支持を失い、突起171間の空隙から脱落して、成形品Pに対して次の工程を実施する装置又は機器に順番を崩さずに受け渡され、あるいは成形品Pを回収する容器等に向けて落下することとなる。
本実施形態では、テーブル31に上下に貫通した臼孔4が設けられ、臼孔4の上下に上杵5及び下杵6が上下摺動可能に保持され、臼孔4内に充填された粉体を上杵5と下杵6とで圧縮して成形品Pを成形する成形機Aに付帯し、この成形機Aから取り出される成形品Pを移送するための装置Bであって、水平回転可能な回転体17と、前記回転体17と所定距離を隔てて対向する保持体18と、前記回転体17の外周部における前記保持体18と対向する面から保持体18に向かって突出するとともに、回転体17の回転中心軸回りの周方向に沿って成形品の外寸よりも大きな間隔Wで配列され、各々が成形品を捕捉する複数個の突起171と、前記回転体17の外周部に近接し前記突起171間の空隙を外側方から閉鎖するガイド20とを具備する取出装置Bを構成した。
成形機Aにて成形される成形品Pは、回転体17から突出する突起171により捕捉される。そして、互いに対向する回転体17と保持体18との間の領域における、突起171と突起171との間の空隙に収容されて、突起171の回転の軌跡に沿って移送される。本実施形態によれば、寸法や形状の相異なる成形品Pに対し、同じ回転体17を使用してその取り出し及び移送を実行することができる。
そして、前記成形機Aが、前記テーブル31、前記上杵5及び前記下杵6がともに水平回転しながら成形品を成形する回転式のものであり、前記外側のガイド20の始端部が、前記テーブル31に上方から重なるように配置されて前記臼孔4の水平回転の軌跡の直上に位置し、前記下杵6によりテーブル31の上面まで押し上げられた成形品Pを掻き取って前記突起171間の空隙へと導くため、成形機Aにおいて順次成形される成形品Pを一つずつ、順番に空隙に収容して移送することができる。
前記回転体17と前記保持体18との離間距離Hを、成形品Pの厚みと同程度又はこれよりも大きく、かつ成形品Pの外寸よりも小さく設定していることから、移送している成形品Pが移送の最中に裏返ったり転がったりすることを防止することができる。
加えて、前記回転体17の前記突起171間の空隙を内側方から閉鎖するガイド21を具備しているため、成形品Pが意図せず回転体17の径方向に沿った内側方に変位することを抑制することができる。
前記回転体17に、前記突起171間の空隙を外部に連通せしめ、空隙内に侵入した粉塵又は空隙内に捕捉された成形品Pに付着している粉塵を吹き飛ばす気流を導入するための連通孔172が穿たれているため、成形品Pを移送する過程で成形品Pに付着している粉塵を除去することができる。
また、前記突起171の水平回転の軌跡に臨む位置に設けられ、突起171間の空隙内に捕捉された成形品Pを撮影するカメラ23を具備しているため、取出装置Bにおいて成形品Pの外面の検査を実行することができる。
成形機Aで成形した成形品Pを傾斜した樋状のシュートに落とし込んで容器等に回収するようなものでは、成形品Pの順序も上下も維持することができず、多数個の成形品Pの混交が避けられない。だが、本実施形態の取出装置Bを用いれば、成形機Aから取り出される複数個の成形品Pを一個ずつ、成形機Aにおいて臼孔4が並ぶ順に、即ち成形品Pを成形した順に取り出し、その順序を崩すことなく空隙に整列させて収容することができる。そして、成形機Aにおける成形品Pの製造の順序を維持したまま、取出装置Bにより成形品Pを成形品取出位置16から終端位置24まで移送することができる。しかも、その移送の過程で成形品Pの上面と下面とが裏返ることがない。
取出装置Bは、成形品Pを成形機Aのテーブル31の上面と略同じ高さのままで水平方向に搬送できる。シュートでは当然ながら成形品Pが落下するので、成形品Pに対して次の工程を実施する装置又は機器に受け渡すために、成形品Pを再び高位値に持ち上げる必要が生じるが、本実施形態の取出装置Bによればそのような必要性から解放される。加えて、落下する成形品Pがシュートや容器等の内壁、又は既に容器等に貯留している成形品Pに衝突してダメージを受けるおそれも回避することができる。
成形品を収容する突起171間の空隙の寸法が大きいので、成形機Aのテーブルから取出装置Bの回転体17への成形品Pの受け渡しの位置精度が厳しくならない。つまり、取出装置Bを据え付ける際の成形機Aに対する位置の精度が顕著に高くなくとも、適正に成形品Pの取り出し及び移送を実行することができる。
成形機Aの側で回転盤3に組み付けられる臼4及び上下の杵5、6の対の数が変更されたときには、それに合わせて回転体17を(突起171及び空隙の数が臼4及び杵5、6の数に対応しているものに)を交換したり、成形機Aの回転盤3の回転速度に対する取出装置Bの回転体17の相対的な回転速度を調整したりすることで対処することができる。
成形機Aの回転盤3の回転と取出装置Bの回転体17の回転とを同期させるためには、例えば、回転体17を回転させるモータをサーボモータまたはステッピングモータとし、かつロータリエンコーダ等を用いて回転盤3の回転速度を検出して、回転盤3の回転と回転体17の回転とが同期するように回転体17を回転させるモータの回転速度をフィードバック制御する。あるいは、回転盤3と回転体17とを歯車伝動機構や巻掛伝動機構等を介して機械的に接続して連動させるようにしてもよい。これにより、様々な種類、仕様、諸元の成形機Aに対して、本実施形態の取出装置Bを適用することができる。
突起171間の空隙に収容された成形品Pは、回転体17の回転方向に沿って後ろ側の突起171に押されながら搬送されることから、各空隙内における成形品Pの突起171又は空隙に対する相対的な位置が一定化する。このことは、特定の空隙に収められた成形品に圧縮空気を噴射してこれを排除又は抽出するような処理のために有効である。
本実施形態の取出装置Bによれば、次の工程を実施する装置又は機器において成形品Pを整列させる手間を省略することができる。成形品Pを整列させるための機構が不要となるので、その分だけ装置全体の寸法をコンパクト化することができる。
いわゆるコンテインメント機では、成形品Pを随時取り出してその様子を観察することが難しいが、取出装置Bをコンテインメント機内に配置することで、成形品Pを系外排出せずとも、その搬送経路上の所定位置に設置したカメラ23で撮影することができる。従って、成形機Aによる成形品Pの製造及び取出装置Bによる成形品Pの移送を停止させることなく、成形品の外面を検査することができる。外面検査機構を組み込むことで、コンテインメント機においても製造過程で成形品を(成形品による打錠を止めずに、製造を続行しながら)観察することができる。
移送の過程で成形品Pの順序が入れ替わらない、即ち各空隙内に捕捉されている成形品Pと、これを成形した臼4及び杵5、6の組とを紐付けできるので、粉体が臼4や杵5、6に付着したまま残り成形品に欠けが生じるスティッキングその他の打錠障害や、杵5、6の杵先53、63が欠損する等の金型異常が起こったことを成形品Pの外面検査を通じて検出したときに、問題のある臼4又は杵5、6を速やかに特定することができる。また、不良な成形品Pのみを廃棄し、正常な成形品Pを廃棄せずに済み、歩留まりがよくなる。
移送の過程で成形品Pの上面と下面とが裏返らないので、後続の装置又は機器、例えば成形品Pに対して印刷を行う印刷装置に搬入する前段階で、個々の成形品Pの表裏を判別したり、表裏を揃えたりする必要がなくなる。また、後続の装置又は機器において成形品Pを吸着して搬送するような場合においても、各成形品Pの表裏が揃っていることでその吸着が容易となる。成形品Pの中には、一方の面に大きな割線や刻印が形成されており、その面を吸引して成形品Pを吸着することが難しい場合がある。このような状況下において、搬送されてくる各成形品Pの表裏が揃っていないと、成形品Pの吸着が困難となるが、本実施形態の取出装置Bによればそのような懸念を払拭することができる。
加えて、取出装置Bによる搬送中に吸塵を実行することで、個々の成形品Pに確実に吸引の気流を当て、効果的に粉塵を除去することができる。
なお、本発明は以上に詳述した実施形態に限られるものではない。例えば、上記実施形態では、回転体17に突起171間の空隙を外部に連通せしめる連通孔172を形成していたが、保持体18に突起171間の空隙を外部に連通せしめる粉塵除去用の連通孔を形成してもよい。
また、突起171間の空隙内に収容した成形品Pを回転体17に吸着させるようにすれば、成形品Pの移送の過程で成形品Pが保持体18上を摺動又は滑走する距離又は期間を短縮することができる。これにより、成形品Pが摩耗しにくくなる。のみならず、成形品Pを構成している粉体の粒子が固い場合には、成形品Pと保持体18との摺動により保持体18が摩耗して粉塵が発生し成形品Pを汚損する可能性を完全には否定できないが、成形品Pを回転体17に吸着させることでそのような汚損の懸念を払拭することができる。
さらには、回転体17の外周部の一部は、成形機Aのテーブル31に上方から重なるようにしたが、必ずしも上方または下方から重なるようにしたり、接触したりする必要はない。
あるいは、取出装置Bは回転体17により成形品Pを水平回転の軌跡に沿って移送するものであったが、ベルトコンベアのような直線的な軌跡に沿って成形品Pを移送するものであってもよい。
その他、各部の具体的構成は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することができる。
A…回転式粉体圧縮成形機
31…テーブル
4…臼孔
5…上杵
6…下杵
B…成形品取出装置
16…取出位置
17…回転体
171…突起
172…連通孔
18…保持体
20…外側のガイド
21…内側のガイド
22…集塵装置
23…カメラ
24…終端位置
P…成形品

Claims (5)

  1. テーブルに上下に貫通した臼孔が設けられ、臼孔の上下に上杵及び下杵が上下摺動可能に保持され、臼孔内に充填された粉体を上杵と下杵とで圧縮して成形品を成形する粉体圧縮成形機に付帯し、この粉体圧縮成形機から取り出される成形品を移送するための装置であって、
    水平回転可能な回転体と、
    前記回転体と所定距離を隔てて対向する保持体と、
    前記回転体の外周部における前記保持体と対向する面から保持体に向かって突出するとともに、回転体の回転中心軸回りの周方向に沿って成形品の外寸よりも大きな間隔で配列され、各々が成形品を捕捉する複数個の突起と、
    前記回転体の外周部に近接し前記突起間の空隙を外側方から閉鎖するガイドと
    前記回転体の前記突起間の空隙を内側方から閉鎖するガイドと
    を具備する成形品取出装置。
  2. 前記粉体圧縮成形機が、前記テーブル、前記上杵及び前記下杵がともに水平回転しながら成形品を成形する回転式の粉体圧縮成形機であり、
    前記回転体の外周部に近接し前記突起間の空隙を外側方から閉鎖するガイドの始端部が、前記テーブルに上方から重なるように配置されて前記臼孔の水平回転の軌跡の直上に位置し、前記下杵によりテーブルの上面まで押し上げられた成形品を掻き取って前記突起間の空隙へと導く請求項1記載の成形品取出装置。
  3. 前記回転体と前記保持体との離間距離が、成形品の厚みと同程度又はこれよりも大きく、かつ成形品の外寸よりも小さい請求項1又は2記載の成形品取出装置。
  4. 前記回転体と前記保持体とのうち少なくとも一方に、前記突起間の空隙を外部に連通せしめ、空隙内に侵入した粉塵又は空隙内に捕捉された成形品に付着している粉塵を吹き飛ばす気流を導入するための連通孔が穿たれている請求項1、2又は3記載の成形品取出装置。
  5. 前記突起の水平回転の軌跡に臨む位置に設けられ、突起間の空隙内に捕捉された成形品を撮影するカメラを具備する請求項1、2、3又は4記載の成形品取出装置。
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