JP5432402B1 - 錠剤の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】錠剤の製造方法において、円周方向に複数の臼15が穿設されるロータリー式打錠機13の回転盤17を円形の中心を回転中心19に回転し、回転盤17と平行に配置され臼15に応じて複数の杵(上杵23、下杵25)が回転中心19に沿う方向に移動自在に備えられた杵保持盤(上杵保持盤31、下杵保持盤33)を回転盤17と同期して回転し、粉体の供給された臼15に所定の回転位置で杵の成形部37を挿入して臼15の内周形状及び成形部37の形状により錠剤を成形し、特定の臼15により成形された錠剤に製錠不良が生じたときに特定の臼15に応じた杵のみの臼15への挿入長を調整して回転盤17の他の杵を継続して使用する。
【選択図】 図1
Description
本発明の請求項1記載の錠剤11の製造方法は、円周方向に複数の臼15が穿設されるロータリー式打錠機13の回転盤17を円形の中心を回転中心19に回転し、
前記回転盤17と平行に配置され前記臼15に応じて複数の上下一組となる杵(上杵23、下杵25)が前記回転中心19に沿う方向に移動自在に備えられた杵保持盤(上杵保持盤31、下杵保持盤33)を前記回転盤17と同期して回転し、
粉体35の供給された前記臼15に所定の回転位置で前記杵の成形部37を上下より挿入して前記臼15の内周形状及び前記成形部37の形状により錠剤11を成形する錠剤の製造方法であって、
前記複数の杵及び臼15によって前記錠剤11の成形を続けているうちに製錠不良を生じた際、該不良の錠剤11を成形した該当する特定の臼15に対応する杵(上杵23、下杵25)を前記杵保持盤(上杵保持盤31、下杵保持盤33)から外して、該杵(上杵23、下杵25)の全長を調整して、該杵(上杵23、下杵25)の前記臼15への挿入長を調整し、
該特定の杵(上杵23、下杵25)以外の前記杵保持盤の他の前記杵(上杵23、下杵25)は継続して使用することを特徴とする。
前記杵(上杵23、下杵25)が、円柱状のヘッド(上ヘッド51、下ヘッド63)と、軸線方向一方に前記成形部37が形成されて軸線方向他方が前記ヘッドに支持される軸体(上カートリッジ53、下カートリッジ65)と、軸線方向一方に前記軸体の成形部37を挿通する軸体貫通穴39が同軸に穿設され軸線方向他方が前記ヘッド(上ヘッド51、下ヘッド63)に支持されて前記軸体(上カートリッジ53、下カートリッジ65)の前記成形部37を突出状態で貫通し前記軸体の軸線方向他方を覆う筒状のホルダー41と、からなり、
前記杵の前記挿入長の調整が、前記ヘッドに対する前記軸体の支持長を変更することによる前記軸体の前記ホルダー41からの突出長の調整によって行われることを特徴とする。
前記ヘッドに有底筒部43が形成され、
前記軸体の前記成形部37と反対端側には調整ねじ45が螺合され、
前記軸体の前記ホルダー41からの突出長の調整が、前記有底筒部43の筒底47にねじ頭部49が当接する前記調整ねじ45の回転によって行われることを特徴とする。
図1は本発明の実施形態に係る錠剤の製造方法に使用されるロータリー式打錠機の斜視図、図2は図1に示したロータリー式打錠機の円周方向に位置される杵列を展開して表した模式図、図3は圧縮成形用金型の杵が装着された打錠機の要部断面図、図4(a)は上杵が臼に挿入される前の要部断面図、(b)は打錠時の要部断面図、(c)は錠剤排出時の要部断面図、図5は図3に示した下杵の斜視図、図6は図3に示した上杵の断面図、図7は図3に示した下杵の断面図、図8は図7に示した下杵の分解斜視図、図9は図8に示したホルダーの断面図、図10は杵の長さ調節機構の分解断面図である。
本実施形態に係る錠剤11(図4参照)の製造方法には、図1、図2に示すロータリー式打錠機13が使用される。ロータリー式打錠機13を使用する錠剤11の製造方法では、円周方向に複数の臼15が穿設されるロータリー式打錠機13の回転盤17を、円形の中心を回転中心19に回転させる。回転盤17の上方には粉体供給部21が設けられる。後述するように、杵は、上杵23と下杵25とにより構成される。上杵23と下杵25は、圧縮ローラ27による押圧により臼15へ挿入される。これら、臼15と杵23,25とは、後述の圧縮成形用金型29(図3参照)を構成する。
圧縮成形用金型29の杵は、図1に示すロータリー式打錠機13に適用される。
図11は調整ねじ45を軸体に取り付ける組立手順の説明図、図12はダブルナット61を軸雄ねじ81に締結する組立手順の説明図、図13はホルダー41をヘッド雄ねじ73に締結する組立手順の説明図である。
図3に示したロータリー式打錠機13では、粉体35の充填領域(充填ゾーン)において、下杵25が上昇し成形部37を臼孔93の内に位置させ臼孔93に打錠用の粉体35が充填される。次いで、圧縮領域(圧縮ゾーン)において、上杵23が上杵ガイドレール67に導かれ下方へ移動し、下杵25とともに圧縮ローラ27によって粉体35が上下から圧縮されることにより成形される。その後、上杵ガイドレール67に導かれて上杵23が持ち上げられ、取り出し領域(取り出しゾーン)において、下杵25が下杵ガイドレール69によってさらに押し上げられ、臼孔93から圧縮成形された成形物すなわち錠剤が取り出される。
錠剤11の製造方法では、製錠が続けられ、キャッピングやスティッキング、錠剤個々の重量変動等の製錠不良が生じた場合、不良の生じた臼15に対応する杵(上杵23,下杵25)の臼15への挿入長が調整される。キャッピングによる製錠不良の場合は、臼に対する杵の挿入長が短くなるように調整が行われる。スティッキングによる製錠不良の場合は、臼に対する杵の挿入長が長くなるように調整が行われる。また、錠剤個々の重量変動が起きた場合、例えば重量が小さくなるような場合には、臼に対する杵の挿入長が短くなるように調整が行われる。これにより、複数の杵の装備された回転盤17をセットごと全ての杵を交換する必要がなくなる。製錠不良の原因となる一つの杵或いは上下一組の杵を新しい杵と交換する場合の錠剤形状、重量のバラツキが発生しない。また、粉体35に改質剤を添加する必要もなくなる。
酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム、スクラルファートなどの制酸剤。シメチジン、ラニチジン、ファモチジンなどのH2 −受容体拮抗剤。アセトアミノフェン、イブプロフェン、エテンザミドなどの解熱鎮痛消炎薬。ジアゼパム、ニトラゼパム、フェノバルビタールナトリウムなどの催眠鎮静剤。アンフェタミン、イミプラミンなどの抗うつ薬。滋養強壮保健薬には、例えば、生薬、漢方薬などの天然由来物質。タンパク。
アミノ酸。鉄、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル。ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンEなどのビタミンなどが含まれる。
13…ロータリー式打錠機
15…臼
17…回転盤
19…回転中心
23…杵(上杵)
25…杵(下杵)
31…杵保持盤(上杵保持盤)
33…杵保持盤(下杵保持盤)
35…粉体
37…成形部
39…軸体貫通穴
41…ホルダー
43…有底筒部
45…調整ねじ
47…筒底
49…ねじ頭部
51…ヘッド(上ヘッド)
53…軸体(上カートリッジ)
63…ヘッド(下ヘッド)
65…軸体(下カートリッジ)
Claims (3)
- 円周方向に複数の臼が穿設されるロータリー式打錠機の回転盤を円形の中心を回転中心に回転し、
前記回転盤と平行に配置され前記臼に応じて複数の上下一組となる杵が前記回転中心に沿う方向に移動自在に備えられた杵保持盤を前記回転盤と同期して回転し、
粉体の供給された前記臼に所定の回転位置で前記杵の成形部を上下より挿入して前記臼の内周形状及び前記成形部の形状により錠剤を成形する錠剤の製造方法であって、
前記複数の杵及び臼によって前記錠剤の成形を続けているうちに製錠不良を生じた際、該不良の錠剤を成形した該当する特定の臼に対応する杵を前記杵保持盤から外して、該杵の全長を調整して、該杵の前記臼への挿入長を調整し、
該特定の杵以外の前記杵保持盤の他の前記杵は継続して使用することを特徴とする錠剤の製造方法。 - 請求項1記載の錠剤の製造方法であって、
前記杵が、円柱状のヘッドと、軸線方向一方に前記成形部が形成されて軸線方向他方が前記ヘッドに支持される軸体と、軸線方向一方に前記軸体の成形部を挿通する軸体貫通穴が同軸に穿設され軸線方向他方が前記ヘッドに支持されて前記軸体の前記成形部を突出状態で貫通し前記軸体の軸線方向他方を覆う筒状のホルダーと、からなり、
前記杵の前記挿入長の調整が、前記ヘッドに対する前記軸体の支持長を変更することによる前記軸体の前記ホルダーからの突出長の調整によって行われることを特徴とする錠剤の製造方法。 - 請求項2記載の錠剤の製造方法であって、
前記ヘッドに有底筒部が形成され、
前記軸体の前記成形部と反対端側には調整ねじが螺合され、
前記軸体の前記ホルダーからの突出長の調整が、前記有底筒部の筒底にねじ頭部が当接する前記調整ねじの回転によって行われることを特徴とする錠剤の製造方法。
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