JP2006015943A - ドア支持部材の取付部補強構造 - Google Patents

ドア支持部材の取付部補強構造 Download PDF

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貢己 袴田
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Abstract

【課題】 確実にドア支持部材の取付部を補強でき、組み付け作業が行い易いドア支持部材の取付部補強構造を提供する。
【解決手段】 断面コの字状に形成されたドアフレーム3と、前記ドアフレーム3の断面コの字状の取付部13内にブラケット10Lが設けられるドア補強構造であって、前記ブラケット10Lは第1ブラケット11Lと第2ブラケット12Lとで構成され、第1ブラケット11Lに形成された第1連結片30、第2連結片40が第2ブラケット12Lに固定され、前記第1、第2連結片30,40は前記ドアフレーム3の取付部13において前記第1ブラケット11Lと第2ブラケット12Lが相対変位可能に形成されている。
【選択図】 図2

Description

この発明は、例えば、車両用バックドアであるテールゲートを支持するクッションバー等のドア支持部材の取付部補強構造に関する。
自動車等の車両には、各種のドアが開閉可能に支持されている。これらのドアは車体開口部周縁の一側部にヒンジアームなどを介して開閉可能に取り付けられている。したがって、車体に形成されたドア取り付け用の開口部を補強することは勿論であるが、特にドアの荷重が直接的に作用するドアヒンジ等の取付部の補強については様々な構造が提案されている。例えば、上述したドアヒンジの車体側の取付部を補強するために、車体の骨格部に形成された凹部に、断面コの字状のブラケットを接合して強度を高め、このブラケットにヒンジアームやクッションバーを取り付けるようにしている(特許文献1参照)。
特開2003−48432号公報
しかしながら上記従来のドア支持部材の取付部補強構造にあっては、ヒンジアームやクッションバーの取り付け点を設定するため、ブラケットを大型化すると、このブラケットを前記車体の凹部に取り付ける場合に、ブラケットの各面を前記凹部の内面に当接させることが困難であるという問題がある。
前記ブラケットを車体の凹部にスポット溶接により接合するにしても、ボルトで締め付けるにしても、ブラケットの各面と凹部の内面とが確実に当接していないと、ヒンジアームやクッションバーから作用する荷重をブラケットを介して効率よく車体の凹部に対して作用させることができない。
また、ブラケットをヒンジアーム用とクッションバー用とに分割すると、組み付け作業工数が増加し、組み付け作業が困難になるという問題がある。
そこで、この発明は、確実にドア支持部材の取付部を補強でき、組み付け作業が行い易いドア支持部材の取付部補強構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載した発明は、車体開口部にドア(例えば、実施形態におけるテールゲート1)を開閉可能に取り付ける支持部材(例えば、実施形態におけるクッションバー8、出力アーム9)をブラケット(例えば、実施形態におけるブラケット10L,10R)を介して取り付けるドア支持部材の取付部補強構造であって、前記支持部材の取付部であるドアあるいは車体開口部周縁に取付部(例えば、実施形態における取付部13)を形成し、この取付部に接合されるブラケットを第1ブラケット(例えば、実施形態における第1ブラケット11L,11R)と第2ブラケット(例えば、実施形態における第2ブラケット12L,12R)とで分割構成し、これら第1ブラケットと第2ブラケットとを、これら第1ブラケットと第2ブラケットとを相対変位可能に固定する連結片(例えば、実施形態における第1連結片30、第2連結片40)で接合した状態で、前記取付部に接合することを特徴とする。
このように構成することで、第1ブラケットと第2ブラケットとを連結片により連結固定した状態で支持部材の取付部に設置すれば、連結片により各ブラケットの相対的な位置関係を調整しながら各ブラケットを取付部に対して隙間なく当接させて最適な位置に固定することが可能となる。
請求項2に記載した発明は、断面コの字状に形成されたドアフレーム(例えば、実施形態におけるドアフレーム3)と、前記ドアフレームの断面コの字部(例えば、実施形態における取付部13)内にブラケットが設けられるドア支持部材の取付部補強構造であって、前記ブラケットは第1ブラケットと第2ブラケットとで構成され、第1ブラケットまたは第2ブラケットに形成された連結片が他方に固定され、前記連結片は前記ドアフレームの断面コの字部において前記第1ブラケットと第2ブラケットが相対変位可能に形成されていることを特徴とする。
このように構成することで、第1ブラケットと第2ブラケットとを連結片により連結固定した状態でドアフレームの断面コの字部に設置すれば、連結片により各ブラケットの相対的な位置関係を調整しながら各ブラケットを断面コの字部の内面に対して隙間なく当接させて最適な位置に固定することが可能となる。
請求項3に記載した発明は、前記連結片は、前記第1ブラケットまたは第2ブラケットに当接する連結面(例えば、実施形態における接合面31)を有する第1連結片と、この第1連結片の連結方向と異なる方向で前記第1ブラケットまたは第2ブラケットに当接する連結面(例えば、実施形態における接合面41)を有する第2連結片とを備えていることを特徴とする。
このように構成することで、一方のブラケットを他方のブラケットに対して相対的に位置調整するに際して調整方向に偏りがなくなる。また、外力の方向を選ばずに両者の結合強度を確保できる。
請求項4に記載した発明は、前記連結片には、切欠部(例えば、実施形態におけるスリット33)が形成されていることを特徴とする。
このように構成することで、連結片に可撓性を付与することができる。
請求項5に記載した発明は、前記連結片には、折り曲げ部(例えば、実施形態における折り曲げ部32,42)が形成されていることを特徴とする。
このように構成することで、連結片の変形代を確保することができる。
請求項1に記載した発明によれば、第1ブラケットと第2ブラケットとを連結片により連結固定した状態で支持部材の取付部に載置すれば、連結片により各ブラケットの相対的な位置関係を調整しながら各ブラケットを取付部に対して隙間なく当接させて最適な位置に固定することが可能となるため、車体開口部に取り付けられるブラケットであろうと、ドア側に取り付けられるブラケットであろうと、断面コの字状の取付部を確実に各ブラケットにより補強できる効果がある。また、両ブラケットは一体として取り扱われるため、取り扱い易く組み付け作業性を向上できる効果がある。
請求項2に記載した発明によれば、第1ブラケットと第2ブラケットとを連結片により連結固定した状態でドアフレームの断面コの字部に設置すれば、連結片により各ブラケットの相対的な位置関係を調整しながら各ブラケットを断面コの字部の内面に対して隙間なく当接させて最適な位置に固定することが可能となるため、ドアフレームの断面コの字部を補強できる効果がある。また、両ブラケットは一体として取り扱われるため、取り扱い易く組み付け作業性を向上できる効果がある。
請求項3に記載した発明によれば、一方のブラケットを他方のブラケットに対して相対的に位置調整するに際して調整方向に偏りがなくなるので、これらブラケットが取り付けられる部位に対して位置調整自由度を高めることができる効果がある。また、外力の方向を選ばずに両者の結合強度を確保できるため、搬送や組み付け時の取り扱いも容易となる効果がある。
請求項4に記載した発明によれば、連結片に可撓性を付与することができるため、第1ブラケットと第2ブラケットとの相対的な位置関係を柔軟に調整することができる効果がある。
請求項5に記載した発明によれば、連結片の変形代を確保することができるため、第1ブラケットと第2ブラケットとの相対的な位置関係を余裕を持って調整することができる効果がある。
次に、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1において1はバックドアとしてのテールゲートを示していて、外面を構成するドアアウターパネルであるドアスキン2と、ドアインナーパネルであるドアフレーム3とを接合して構成されている。そして、このテールゲート1の上辺部4が車体の後部開口部に一対のヒンジブラケットHを介して開閉可能に取り付けられている。テールゲート1にはドアガラスが取り付けられる開口部7が形成され、この開口部7の車室内側から見た左右両側辺部5,6の上部には、テールゲート1の車室内側を構成するドアフレーム3に車室内側から見て右側(車体左側)と車室内側から見て左側(車体右側)のブラケット10R,10Lが取り付けられている。
このブラケット10R,10Lにはテールゲート1の開閉作業をアシストするための支持部材としてのクッションバー(図1、図2、図4に示す)8(支持部材)の上端部が取り付けられ、ブラケット10Lにはテールゲート1を電動で開閉するため車体後部に内装された駆動装置の出力アーム(図1、図2、図4に示す)9(支持部材)の後端が取り付けられるようになっている。尚、出力アーム9はブラケット10Lにのみ取り付けてあるが、ブラケット10Rに取り付けてもよく、また、左右のブラケット10L,10Rの双方に取り付けてもよい。
具体的には、図2、図3に示すように、前記ドアフレーム3であってドアガラスの開口部7の側辺部5,6を構成する部位に断面コの字状の取付部13,13(断面コの字部)が形成され、この取付部13,13にブラケット10L,10Rが接合されている。このブラケット10L,10Rは第1ブラケット11L,11Rと第2ブラケット12L,12Rとを、これら第1ブラケット11L,11Rと第2ブラケット12L,12Rとを相対変位可能に固定する第1、第2連結片30,40で接合したもので、これら第1ブラケット11L,11Rと第2ブラケット12L,12Rとを各連結片30,40で連結した状態で、前記取付部13,13に接合されている。
ここで、前記ブラケット10L,10Rは左右かって反対の部材であるため、車室内側から見て左側のブラケット10Lを例にして詳細を説明する。
図4は車室内側から見たブラケットの平面図、図5は車体の外側から見た側面図、図6は下方から見た図である。図4〜図6においてブラケット10Lは下側の第1ブラケット11Lと上側の第2ブラケット12Lとで構成されている。下側の第1ブラケット11Lはハット型断面形状に形成されている。この第1ブラケット11Lは底壁14から斜めに立ち上がる左側壁(図4において左)15と底壁14から斜めに立ち上がる右側壁(図4において右)16を備え、左側壁15にはフランジ部17が形成され、右側壁16にもフランジ部18が形成されている。ここで、前記左側壁15は図7に示すようにドアフレーム3の一方の傾斜壁20に重合されて溶接接合され、各フランジ部17,18は各々ドアフレーム3のフランジ部21,22に溶接接合されるものである。
第1ブラケット11Lの底壁14の上縁には第1連結片30が形成されている。この第1連結片30は、後述する第2ブラケット12Lに溶接接合される接合面31(連結面)を、この接合面31の位置を調整するべく可撓性を有する折り曲げ部32を介して前記底壁14に一体で形成されたものである。折り曲げ部32は図4中で上に向かって弧状に凸に形成されたもので、この折り曲げ部32にはこの折り曲げ部32に可撓性を持たせるためのスリット33が底壁14から接合面31に向かって形成されている。
また、第1ブラケット11Lの左側壁(図4において左)15の上縁には第2連結片40が形成されている。この第2連結片40は、後述する第2ブラケット12Lに溶接接合される接合面41(連結面)を、この接合面41の位置を調整するべく可撓性を有する折り曲げ部42を介して前記左側壁15に一体で形成したものである。折り曲げ部42は図4中で右に向かって凸に形成されたものであり、この折り曲げ部42には第1連結片30とは異なりスリットは設けられてはいない。
そして、前記第1ブラケット11Lの右側壁16には前記クッションバー8を固定するための、ウエルドナット50が1つ溶接固定されている。
一方、第2ブラケット12Lは断面クランク状に形成されたものである。この第2ブラケット12Lは下壁54から斜めに立ち上がる左側壁(図4において左)56を備え、左側壁56にはフランジ部57が形成されている。この左側壁56は図8に示すようにドアフレーム3の他方の傾斜壁19に重合されて溶接接合され、フランジ部57はドアフレーム3のフランジ部21に溶接接合されるものである。
前記第2ブラケット12Lの下壁54の下端部には前記第1ブラケット11Lの第1連結片30が重合されて溶接接合される固定片58が形成されており、左側壁56には出力アーム9の取り付け用のウエルドナット51が2つ取り付けられている。
また、前記第2ブラケット12Lの左側壁56の下縁には前記第1ブラケット11Lの第2連結片40が重合されて溶接される取付部59が確保されている。
したがって、前記第1連結片30は第1ブラケット11Lと第2ブラケット12Lとの車体前後方向への相対変位を可能とし、また、前記第2連結片40は第1ブラケット11Lと第2ブラケット12Lとの車幅方向への相対変位を可能とすることとなる。
次に、作用について説明する。
第1ブラケット11Lと第2ブラケット12Lとで構成されたブラケット10Lをテールゲート1のドアフレーム3の取付部13に接合する場合には、第1ブラケット11Lの第1連結片30の接合面31を第2ブラケット12Lの固定片58にスポット溶接により固定すると共に、第1ブラケット11Lの第2連結片40の接合面41を第2ブラケット12Lの左側壁56の下縁の取付部59にスポット溶接により接合する。
このように、これら第1、第2ブラケット11L,12Lは一体化して一部品であるブラケット10Lとなるため取り扱いが行い易く、以下に述べる組み付け作業性が向上する。この状態で、このブラケット11Lをテールゲート1に接合する場合には、図7に示すように、先ず第1ブラケット11Lをドアフレーム3の取付部13内にセットした後、第1ブラケット11Lの右側壁16をドアフレーム3の一方の傾斜壁20に重合すべく両者をクランプし、この状態で第1ブラケット11Lの右側壁16とドアフレーム3の傾斜壁20とをスポット溶接により接合する。
このクランプ作業時において、仮に第2ブラケット12Lがドアフレーム3の特に傾斜壁19に緩衝しても、前記第1ブラケット11Lに設けられた第1連結片30が折り曲げ部32及びスリット33により、また、第2連結片40が折り曲げ部42により適宜変形するため、第2ブラケット12Lは第1ブラケット11Lに対して変位できることとなり、第1ブラケット12Lの接合作業に支障をきたすことはない。
そして、次に第2ブラケット12Lをドアフレーム3に接合する場合には、第2ブラケット12Lの左側壁56をドアフレーム3の他方の傾斜壁19に重合するべく、両者をクランプすれば前記第1連結片30の折り曲げ部32とスリット33により第1連結片30が車体前後方向に両ブラケット11L,12Lの相対位置を調整し、また第2連結片40の折り曲げ部42が変形して車幅方向に両ブラケット11L,12Lの相対位置関係を調整するため、第1ブラケット11Lに対する第2ブラケット12Lの位置関係が調整できる。
したがって、第2ブラケット12Lをドアフレーム3の他方の傾斜壁19に確実に重合でき、その状態で第2ブラケット12Lの左側壁56をドアフレーム3の他方の傾斜壁19にスポット溶接により接合する。また、ブラケット10Rについても同様の手順でテールゲート1のドアフレーム3への取り付けを行える。
上記実施形態によれば、第1ブラケット11Lと第2ブラケット12Lとを第1、第2連結片30,40により連結固定した状態でドアフレーム3の取付部13内に載置すれば、第1、第2連結片30,40により各ブラケット11L,12Lの相対的な位置関係を調整しながら、第1ブラケット11Lの右側壁16を、ドアフレーム3の一方の傾斜壁(図2中右側の傾斜壁)20に、また、第2ブラケット12Lの左側壁56をドアフレーム3の他方の傾斜壁(図2中左側の傾斜壁)19に隙間なく当接させて最適な位置に固定することが可能となる。
よって、ドアフレーム3の第1、第2ブラケット11L,12Lにより取付部13を確実に補強できる。また、第1、第2ブラケット11L,12Lは単一のブラケット10Lとして一体で取り扱われるため、取り扱い易く組み付け作業性を向上できる。
また、第1ブラケット11Lをドアフレーム3に取り付けた後に第2ブラケット12Lをドアフレーム3に取り付けるに際して、第1連結片30、第2連結片40を介して第2ブラケット12Lを車体前後方向、車幅方向に偏りがなく位置調整できるため、これら第1、第2ブラケット11L,12Lが取り付けられる取付部13に対して位置調整自由度を高めることができる。更に、取り扱う際にどのような方向から外力が作用しても、前述した第1連結片30、第2連結片40により、方向を選ばずに第1、第2連結片30,40で両者が位置調整されることで外力に対応しつつ両者の結合強度を確保できるため、搬送や組み付け時の取り扱いも容易となる。同じく、ブラケット10Rについてもドアフレーム3の取付部13に確実に結合強度を確保して取り付けることができる。
そして、第1連結片30と第2連結片40に各々折り曲げ部32,42を設けたため第1連結片30と第2連結片40の変形代を大きく確保でき、第1ブラケット11Lと第2ブラケット12Lとの相対的な位置関係を余裕をもって調整することができる。
また、第1連結片30の折り曲げ部32にスリット33を設けたため第1連結片30に可撓性を付与することができるため、第1ブラケット11Lと第2ブラケット12Lとの相対的な位置関係を柔軟に調整することができる。
尚、この発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、ドアフレーム3に第1ブラケット11L、第2ブラケット12Lを取り付ける場合について説明したが、第1ブラケット11Lと第2ブラケット12Lを車体開口部のテールゲート取付部に取り付ける場合にも適用できる。また、支持部材として、テールゲート1の開閉作業をアシストするためのクッションバー8と、テールゲート1を電動で開閉するために設けた駆動装置の出力アーム9との取付部13を例にして説明したが、これらに限られない。
更に、第1連結部30、第2連結部40は第1ブラケット11Lに設けた場合について説明したが、第2ブラケット12L側に設けてもよく、あるいは第1ブラケット11Lと第2ブラケット12Lとに振り分けて設けてもよい。また、スリット33に替えて折り曲げ部32,42の外縁から切り込みを入れた切欠部を形成してもよい。
この発明の実施形態のテールゲートの車室外側から見た斜視図である。 前記実施形態のブラケット取付状態を車室内側から見た斜視図である。 前記実施形態のブラケット取付状態を示す平面図である。 この発明の実施形態のブラケットの平面図である。 この発明の実施形態のブラケットの側面図である。 この発明の実施形態のブラケットを下方から見た図である。 図2のA−A線に沿う断面図である。 図2のB−B線に沿う断面図である。
符号の説明
1 テールゲート(ドア)
3 ドアフレーム
8 クッションバー(支持部材)
9 出力アーム(支持部材)
10L 左側のブラケット
10R 右側のブラケット
11L 左側の第1ブラケット
11R 右側の第1ブラケット
12L 左側の第2ブラケット
12R 右側の第2ブラケット
13 取付部(断面コの字部)
30 第1連結片
31 接合面(連結面)
32 折り曲げ部
33 スリット(切欠部)
40 第2連結片
41 接合面(連結面)
42 折り曲げ部

Claims (5)

  1. 車体開口部にドアを開閉可能に取り付ける支持部材をブラケットを介して取り付けるドア支持部材の取付部補強構造であって、前記支持部材の取付部であるドアあるいは車体開口部周縁に取付部を形成し、この取付部に接合されるブラケットを第1ブラケットと第2ブラケットとで分割構成し、これら第1ブラケットと第2ブラケットとを、これら第1ブラケットと第2ブラケットとを相対変位可能に固定する連結片で接合した状態で、前記取付部に接合することを特徴とするドア支持部材の取付部補強構造。
  2. 断面コの字状に形成されたドアフレームと、前記ドアフレームの断面コの字部内にブラケットが設けられるドア支持部材の取付部補強構造であって、前記ブラケットは第1ブラケットと第2ブラケットとで構成され、第1ブラケットまたは第2ブラケットに形成された連結片が他方に固定され、前記連結片は前記ドアフレームの断面コの字部において前記第1ブラケットと第2ブラケットが相対変位可能に形成されていることを特徴とするドア支持部材の取付部補強構造。
  3. 前記連結片は、前記第1ブラケットまたは第2ブラケットに当接する連結面を有する第1連結片と、この第1連結片の連結方向と異なる方向で前記第1ブラケットまたは第2ブラケットに当接する連結面を有する第2連結片とを備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のドア支持部材の取付部補強構造。
  4. 前記連結片には、切欠部が形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載のドア支持部材の取付部補強構造。
  5. 前記連結片には、折り曲げ部が形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載のドア支持部材の取付部補強構造。
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