JP2006015920A - 自転車用チャイルドシート - Google Patents

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Abstract

【課題】走行中の運転者の負荷を軽減することができ、シート本体に着座した幼児に安心感を与えることができる自転車用チャイルドシートを提供すること。
【解決手段】自転車用チャイルドシート11は、座部21と、背もたれ部22と、肘かけ部24とよりなるシート本体20を有し、自転車12の後部荷台13に設置される。シート本体20には、座部21を覆うための保護カバー30を取付け支持するための取付部40が設けられている。保護カバー30はシート本体20に対する設置状態ではシート本体20を上方及び側方から取り囲む幌状をなし前部及び後部に開口部30a,30bが形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自転車の後部荷台に設置される自転車用チャイルドシートに関する。
従来より、自転車のハンドル近傍又は後部荷台に設置されたチャイルドシートに着座した幼児を雨、雪、風、日光等から保護するために特許文献1に開示されるような保護カバーが提案されている。図6に示すように、この保護カバー100は、コの字型の固定フレーム90にU字型の骨組91及び可動フレーム92を軸93によって接続し、さらに、前記固定フレーム90、骨組91及び可動フレーム92をシート94によって繋いで形成されている。そして、可動フレーム92を固定フレーム90から離れるように軸93を回動中心として回動させると、シート94が扇形状に広がりチャイルドシート97を覆うようになっている。また、シート94が広がった状態では、可動フレーム92に沿って開口が形成されている。
図6では、上記構成の保護カバー100を自転車95の後部荷台96に設置した状態を示すが、保護カバー100は自転車95のハンドル近傍に設置したチャイルドシート(図示せず)に固定して使用することも可能である。ただ、保護カバー100がハンドル近傍に設置されたチャイルドシート97に固定された場合、広げられたシート94が自転車95の運転者にとって非常に邪魔であるため、保護カバー100は後部荷台96に固定されて使用されることが多い。
そして、後部荷台96に設置されたチャイルドシート97に、保護カバー100が固定されて使用される場合、保護カバー100は2種類の固定パターンでチャイルドシート97に固定される。第1の固定パターンは、可動フレーム92を前方に向かって回動させたときにシート94が広がるように、保護カバー100がチャイルドシート97に固定されるパターンである。第2の固定パターンは、可動フレーム92を後方に向かって回動させたときにシート94が広がるように、保護カバー100がチャイルドシート97に固定されるパターンである。
特開平10−297567号公報
ところで、第1の固定パターンで保護カバー100がチャイルドシート97に固定された場合、広がったシート94の開口は前方に向かって開放され、シート94の後部は閉鎖されるようになっている。このため、自転車95の走行時に、シート94が空気抵抗を受けやすい状態となり運転者にとって大きな負荷が作用してしまう。一方、第2の固定パターンで保護カバー100がチャイルドシート97に固定された場合、広がったシート94の開口は後方に向かって開放され、シート94の前部は閉鎖されるようになっている。このため、チャイルドシート97に着座した幼児と運転者との間にシート94が介在され該シート94が幼児の視界を遮ることとなるため、幼児に不安感を与えてしまうという問題があった。
本発明の目的は、走行中の運転者の負荷を軽減することができ、シート本体に着座した幼児に安心感を与えることができる自転車用チャイルドシートを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、シート本体と、保護カバーとを備え、前記保護カバーは、幌状をなすとともに前部及び後部に開口部が形成されている。したがって、自転車の走行中は、保護カバーの前部に形成された開口部から後部に形成された開口部へと空気が抜けるようになる。このため、例えば、保護カバーが、その前部に開口部が形成され後部が閉鎖されるように構成された場合とは異なり、保護カバーが空気抵抗を受けにくくなり運転者の自転車運転の際の負荷を軽減することができる。また、シート本体に着座した幼児と運転者との間に保護カバーが介在しないため、幼児の前方の視界が保護カバーによって遮られることがなく、さらに、保護カバーが幼児と運転者とを隔てることがないため、幼児に不安感を与えず安心感を与えることができる。
請求項2に記載の発明は、保護カバーの好適な一態様について言及するものである。すなわち、請求項1に記載の自転車用チャイルドシートにおいて、前記保護カバーは、逆U字状をなす一対のフレームの各下端部同士を軸支しそれら一対のフレームにカバーを固定して構成されている。そして、一対のフレームをそれぞれ回動させることによってカバーを開閉可能に形成されている。したがって、例えば、一対のフレームのうち一方のフレームがシート本体に固定され、他方のフレームのみを回動させて一方のフレーム側からシートを開く場合のように、保護カバーにおける一方のフレーム側がカバーによって閉鎖されたままとなることがない。したがって、一対のフレームを回動させてカバーを開閉させる構成においては、保護カバーをその前部及び後部が開口した状態でカバーを開閉させることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の自転車用チャイルドシートにおいて、前記シート本体には前記保護カバーを取付け支持するための取付部が設けられ、前記保護カバーには前記取付部に着脱可能な連結部が設けられ、前記取付部と連結部とにより保護カバーがシート本体に対して着脱可能に形成されている。したがって、シート本体に幼児を着座させないときや、幼児を保護カバーによって保護する必要のないとき、といった保護カバーの未使用時には保護カバーをシート本体から容易に取外すことができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の自転車用チャイルドシートにおいて、前記取付部は上方へ開口するように形成され、前記連結部は保護カバーの下端部に設けられて該連結部は前記取付部の上方から該取付部に挿入可能に形成されている。したがって、取付部の上方から連結部を取付部に挿入するだけで保護カバーをシート本体に取付けることができる。また、取付部のほぼ真上に保護カバーが位置するように、保護カバーが取付部によって支持される。このため、例えば、取付部の側方に保護カバーが位置するように、保護カバーが取付部によって支持される場合と比較して、保護カバーのシート本体に対する取付状態を安定したものとすることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の自転車用チャイルドシートにおいて、前記保護カバーは紫外線遮断機能を有する。したがって、シート本体に向かって照射された紫外線は保護カバーによって遮断され、紫外線がシート本体に着座した幼児に紫外線が直接適に照射されることが防止できる、幼児を紫外線から保護することができる。
本発明によれば、走行中の運転者の負荷を軽減することができ、シート本体に着座した幼児に安心感を与えることができる。
以下、本発明を具体化した自転車用のチャイルドシートの一実施形態を図1〜図5にしたがって説明する。
図1に示すように、自転車用チャイルドシート11は、自転車12の後部荷台13に設置して使用されるものであり、自転車12の後部荷台13は、金属棒を所定の形状に折り曲げて形成されている。
自転車用チャイルドシート11は、シート本体20と、シート本体20に着脱可能に形成された保護カバー30とを備えている。まず、シート本体20について説明する。シート本体20を構成する座部21の後端部には背もたれ部22が一体形成され、座部21の前端部には握り23が一体形成されている。また、座部21の両側部にはそれぞれ肘かけ部24が一体形成されている。各肘かけ部24の側面には、それぞれ保護カバー30を取付けるための取付部40が設けられている。さらに、握り23より後方位置であり、各肘かけ部24の前方位置には足出し空間25が設けられている。そして、両足出し空間25よりも下部には、足載せ部26が座部21から下方へ延設されている。
図2に示すように、座部21の前部及び後部の上面(表面)から座部21を貫通したボルトBは、座部21の下面(裏面)側に配置された取付板14に螺着されている。すなわち、座部21の下面と取付板14との間に後部荷台13を配置し、取付板14にボルトBを螺着することによって、自転車用チャイルドシート11が後部荷台13に設置されている。
座部21の下面には、座部21の下面縁部のほぼ全体に沿って延びる外側リブ28が立設されている。さらに、座部21の下面において外側リブ28の内側には、内側リブ29が形成され、その内側リブ29の内側には、座部21の前後方向及び左右方向へ延びる補強リブ29aが対向する内側リブ29間に架設されている。座部21の前後方向へ延びる補強リブ29aと、座部21の左右方向へ延びる補強リブ29aとは互いに直交するように形成されている。そして、外側リブ28、内側リブ29及び補強リブ29aによって座部21が下面側から補強されている。
座部21の後部21aに位置する内側リブ29の後部29cの真ん中には、ストッパ29bが下方へ延びるように形成されている。そして、後部荷台13に自転車用チャイルドシート11を設置したとき、座部21の後部21aに位置する外側リブ28の後部28aと、内側リブ29の後部29cとの間の隙間に、後部荷台13の後部13aが嵌め込まれ、その後部13aにストッパ29bが係合するようになっている。
次に、保護カバー30について説明する。図1に示すように、保護カバー30は幌状に形成され、シート本体20に対する設置状態ではその前部及び後部に開口部30a,30bが形成されているものである。また、保護カバー30は逆U字状をなす金属製の一対のフレーム31をそれらの各下端部同士を軸部材32によって連結し、さらに、軸部材32を連結部33に支持させて骨格が形成されている。図3(a)に示すように、各フレーム31の中央部より若干下側にはそれぞれストッパ部材38の一端が軸39によって回動可能に軸支され、それらストッパ部材38の他端同士が連結軸37によって連結されている。一対のストッパ部材38のうち一方のストッパ部材38の他端には当接片38aが側方に向かって突設されている。
保護カバー30は、シート状のカバー34を一対のフレーム31に支持させ、さらに、カバー34を各フレーム31に固定することによって構成されている。カバー34は、そのほぼ全体がナイロン(縦糸と横糸を一本ずつ交差させて織ったナイロン生地であるナイロンタフタを使用)によって形成され、カバー34を展開した状態では細長楕円形状をなしている。カバー34には紫外線カット剤が塗布されて紫外線遮断加工が施されている。カバー34はその一対の長縁部をそれぞれ前記フレーム31に沿わせ、さらにそれら長縁部を内側に折り返し、生地同士を溶着することによってフレーム31に固定されている。保護カバー30の前部の開口部30aの上部内側には、透明材料である塩化ビニルによって略半円状に形成された保護シート35が取着されている。これに対し、後部の開口部30bの内側には保護シート35が取着されていない。
そして、上記保護カバー30は、一対のフレーム31をそれぞれ軸部材32を回動中心として回動させると、カバー34が開閉するようになっている。一対のフレーム31をそれぞれ回動させて互いに離間させるとカバー34を開くことができるようになっている。カバー34を開くとき、一対のストッパ部材38も軸39及び連結軸37を回動中心として回動し、一対のストッパ部材38がほぼ直線状をなす状態まで回動すると、それらストッパ部材38によって一対のフレーム31が過剰に開くことが規制される。また、カバー34が開いた状態では、当接片38aが他方のストッパ部材38に当接して、一対のフレーム31が閉じる方向へ回動することが規制される。そして、カバー34が開いた状態から各フレーム31をそれぞれ回動させて互いに接近させると、一対のストッパ部材38も軸39及び連結軸37を回動中心として回動して折りたたまれ、カバー34を閉じることができるようになっている。
次に、シート本体20に保護カバー30を取付けるための構成について説明する。
図3(a)及び(b)に示すように、前記取付部40は略箱状をなす。そして、取付部40の上部には、挿入開口40aが上方に向かって開口するように形成されている。また、取付部40の側面には、円形状をなす係合凹部42が形成されている。そして、取付部40の上方から挿入開口40a内に、連結部33の先端部33aを挿入可能になっている。
次いで、保護カバー30の連結部33について説明する。連結部33の先端部33aは連結部33の基端側(フレーム31が連結されている側)よりも薄板状をなすとともに略円盤状に形成されている。連結部33の先端部33aには、一部が切り欠かれた円環状に延びるスリット33bが連結部33の厚み方向へ貫通して形成されている。先端部33aにおいてスリット33bの内側には係合部36が形成され、この係合部36は連結片36aによって先端部33aに連結されている。また、図4(a)及び(b)に示すように、係合部36はその厚み方向へ円弧状に膨らんだ形状をなし、係合部36の中央部の厚みが最も厚くなり周縁部に向かって厚みが薄くなるように形成されている。さらに、係合部36において、係合部36を介した前記連結片36aの反対側には係止突片36bが形成されている。
そして、図4(a)に示すように、連結部33の先端部33aを挿入開口40aから取付部40内に挿入すると、係合部36が先端部33aの厚み内に収まる方向へ連結片36aが弾性変形することによって係合部36の挿入開口40aの通過が許容される。係合部36が取付部40内に入り込むと、連結片36aが元の形状に復帰するため、係合部36が係合凹部42内に入り込む。その結果、係合部36が、係合凹部42に係合するとともに、係止突片36bが係合凹部42の周縁部に係合して連結部33が取付部40から抜け出ることが規制され、連結部33が取付部40に連結される。すなわち、図1及び図5に示すように、保護カバー30が、連結部33と取付部40とによってシート本体20に取付けられ、シート本体20と保護カバー30により自転車用チャイルドシート11が構成される。自転車用チャイルドシート11において、保護カバー30は取付部40のほぼ真上に位置するように取付部40によって支持されている。
図1に示すように、シート本体20に保護カバー30が取付けられた状態で一対のフレーム31を回動させてカバー34を開くと、カバー34によって座部21の上部及び両側部を覆って取り囲むことができ、座部21に幼児が着座していればカバー34によって幼児を風、雨、雪等から保護することができる。また、座部21の前方上部となる位置には保護シート35が配置されている。さらに、座部21の前方及び後方となる保護カバー30の前部及び後部にはそれぞれ開口部30a,30bが形成され、それら開口部30a,30bによってカバー34内の前から後へと空気を抜けさせることができるようになっている。
また、図5に示すように、自転車用チャイルドシート11において、座部21の重心を重心Gとした場合、取付部40は重心Gよりも座部21における前方に位置するように肘かけ部24に取付けられている。このため、取付部40に保護カバー30を取付けても、保護カバー30の荷重が座部21の重心Gよりも後方位置に作用しない。
一方、シート本体20から保護カバー30を取外すときは、一対のフレーム31を互いに近づくように回動させ、ストッパ部材38を折り畳む。そして、図4(b)に示すように、係合部36を取付部40の内方へ向かって押圧すると、連結片36aの弾性変形によって、係合部36と係合凹部42との係合、及び係止突片36bと係合凹部42の周縁部との係合が解除される。このため、上記係合解除状態で保護カバー30を上方へ移動させると、連結部33を取付部40内から上方へ抜き出すことが可能となる。そして、連結部33を取付部40から取外すと、保護カバー30をシート本体20から取り外すことができ、シート本体20のみを使用することができるようになる。
上記実施形態の自転車用チャイルドシート11によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)保護カバー30は、その前部及び後部となる位置に開口部30a,30bが形成されている。そして、自転車12を運転する際には、カバー34内を前部の開口部30aから後部の開口部30bへと空気が通り抜けるため、保護カバー30内に空気が溜まりにくい状態となる。このため、自転車12の走行中は保護カバー30が空気抵抗を受けにくく自転車12走行中の運転の負荷になることを抑制でき、運転者の負担を軽減することができる。また、座部21に着座した幼児の前部は開口部30aによって開放されているため、幼児と運転者との間にカバー34が介在せずカバー34が幼児の視界を遮ることがない。したがって、シート本体20に着座した幼児は常に運転者を視認することができ、幼児に安心感を与えることができる。
(2)保護カバー30は、軸部材32によって軸支された一対のフレーム31にカバー34を固定して形成されている。このため、両フレーム31を回動させてカバー34の開閉を行うことができ、また、保護カバー30の前部及び後部に開口部30a,30bを形成することができる。
(3)シート本体20の肘かけ部24に取付部40を設け、保護カバー30に連結部33を設けた。そして、取付部40と連結部33とを着脱可能に構成することによって、シート本体20に保護カバー30を着脱可能に構成した。したがって、座部21に幼児を載せないときや、幼児をカバー34によって保護する必要のないときといった保護カバー30の未使用時には、保護カバー30をシート本体20から取外すことができる。
(4)取付部40の挿入開口40aに対して上方から連結部33を挿入することにより、シート本体20に保護カバー30を取付けることができる構成とした。このため、取付部40の上方から連結部33を挿入開口40aに挿入するだけで保護カバー30をシート本体20に取付けることができ、自転車用チャイルドシート11の組立作業を容易に行うことができる。また、取付部40のほぼ真上に保護カバー30が位置する状態で、保護カバー30が取付部40に支持される。したがって、例えば、固定フレームが座部21の側面に沿うような状態でシート本体20に取付け支持される特許文献1と異なり、保護カバー30のシート本体20に対する取付状態をより安定したものとすることができる。
(5)保護カバー30は紫外線遮断機能を有し、その紫外線遮断機能により座部21に着座した幼児を紫外線から保護することができる。
(6)カバー34を開いた状態では、座部21の前方上部となる位置に透明の保護シート35が配置されている。このため、幼児の運転者の視認を可能としながら、保護シート35によって幼児の顔面を、前方からの雨、雪、風から保護できる。
(7)シート本体20を後部荷台13に設置したとき、ストッパ29bが後部荷台13の後部13aに係合するようになっている。このため、自転車用チャイルドシート11が後部荷台13に設置された状態では、ストッパ29bと後部13aとの係合によって、自転車用チャイルドシート11が後部荷台13よりも後方へ移動することが阻止される。
(8)座部21の重心Gよりも前方位置となる肘かけ部24に取付部40が設けられている。このため、取付部40に保護カバー30を取付けても、保護カバー30の重量によって座部21が後方へ傾倒することを防止できる。
なお、上記実施形態に係る自転車用チャイルドシート11は、本発明の一実施形態を示すものにすぎず、それぞれ、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で変形することが可能である。例えば、以下に記すように変形することも可能であり、また、各変形例を、互いに矛盾しない範囲内で適宜組み合わせて実施することも可能である。
・ ストッパ29bを削除してもよい。
・ カバー34の後部に、保護シート35を設けてもよい。
・ カバー34から保護シート35を削除してもよい。
・ カバー34を、ナイロンの代わりにポリエステルや塩化ビニルによって形成し紫外線遮断加工を施したものとしてもよい。また、保護カバー30をカバー34における紫外線遮断加工がなされていないものとしてもよい。
・ 取付部40に係合凹部42を形成し、連結部33に係合部36を形成したが、取付部40に係合部を形成し、連結部33に係合凹部を形成して実施形態とは逆の凹凸関係により取付部40に連結部33を取り付る構成としてもよい。
・ シート本体20の取付部40と、保護カバー30の連結部33とによって、シート本体20に対して保護カバー30を着脱可能に構成したがシート本体20に保護カバー30を一体化してもよい。
・ 取付部40を肘かけ部24に設けたが、背もたれ部22や足載せ部26に取付部40を設けてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(1)前記シート本体には自転車の後部荷台に係合してシート本体の後方への移動を阻止するストッパが形成されている請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の自転車用チャイルドシート。
(2)前記保護カバーの前部開口部の内側には透明材料製の保護シートが設けられている請求項1〜5のいずれか一項に記載の自転車用チャイルドシート。
実施形態の自転車用チャイルドシートを示す斜視図。 後部荷台に自転車用チャイルドシートを取付けた状態を示す裏面図。 (a)及び(b)は連結部を取付部に挿入する前の状態を示す図。 (a)及び(b)は連結部を取付部に挿入した状態を示す断面図。 後部荷台に自転車用チャイルドシートを取付けた状態を示す側面図。 従来の保護カバーを示す側面図。
符号の説明
11…自転車用チャイルドシート、12…自転車、13…後部荷台、20…シート本体、30…保護カバー、30a,30b…開口部、31…フレーム、33…連結部、34…カバー、40…取付部。

Claims (5)

  1. シート本体と、該シート本体に着座した幼児を保護するための保護カバーとを備え自転車の後部荷台に設置される自転車用チャイルドシートであって、
    前記保護カバーは、幌状をなすとともに前部及び後部に開口部が形成されていることを特徴とする自転車用チャイルドシート。
  2. 前記保護カバーは、逆U字状をなす一対のフレームの各下端部同士を軸支しそれら一対のフレームにカバーを固定して構成され、一対のフレームをそれぞれ回動させることによってカバーを開閉可能に形成されている請求項1に記載の自転車用チャイルドシート。
  3. 前記シート本体には前記保護カバーを取付け支持するための取付部が設けられ、前記保護カバーには前記取付部に着脱可能な連結部が設けられ、前記取付部と連結部とにより保護カバーがシート本体に対して着脱可能に形成されている請求項1又は2に記載の自転車用チャイルドシート。
  4. 前記取付部は上方へ開口するように形成され、前記連結部は保護カバーの下端部に設けられて該連結部は前記取付部の上方から該取付部に挿入可能に形成されている請求項3に記載の自転車用チャイルドシート。
  5. 前記保護カバーは紫外線遮断機能を有する請求項1〜4のいずれか一項に記載の自転車用チャイルドシート。
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