JP2006014801A - グリル付き加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 自動調理処理用及びタイマ処理用の設定入力及び表示を小さなコストで実現可能なグリル付き加熱調理器を提供する。
【解決手段】 設定調理条件に基づいてグリル用加熱手段2による加熱量及び加熱時間を制御する自動調理処理及び設定タイマ時間になるとグリル用加熱手段2による加熱を停止させるタイマ処理を実行するように構成されているグリル付き加熱調理器であって、設定調理条件の設定入力及び設定タイマ時間の設定入力が選択的に行われる兼用の設定入力手段24と、設定調理条件の表示及び設定タイマ時間の表示が選択的に行われる兼用の表示手段25とが設けられている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、グリル庫内に設置された被加熱物載置部に載置された被加熱物を加熱するグリル用加熱手段と、前記グリル用加熱手段による加熱開始及び加熱停止を指令するグリル用加熱状態指令手段と、前記グリル用加熱手段による加熱状態を制御する制御手段とが設けられ、前記制御手段が、設定調理条件に基づいて前記グリル用加熱手段による加熱量及び加熱時間を制御する自動調理処理及び設定タイマ時間になると前記グリル用加熱手段による加熱を停止させるタイマ処理を実行するように構成されているグリル付き加熱調理器に関する。
かかるグリル付き加熱調理器は、グリル庫内に設置された被加熱物載置部に載置された被加熱物を加熱するグリル用加熱手段と、グリル用加熱手段による加熱開始及び加熱停止を指令するグリル用加熱状態指令手段とが設けられたものである。従来のグリル付き加熱調理器では、設定調理条件に基づいて前記グリル用加熱手段による加熱量及び加熱時間を制御するための自動調理処理の設定調理条件、例えば、干物魚の調理、切身魚の調理、姿焼きの調理などの調理条件を指令するための自動調理用の設定入力手段と、設定タイマ時間になるとグリル用加熱手段による加熱を停止させるタイマ処理の内容を指令するための設定入力手段とが各別に設けられている。そして、自動調理処理の設定調理条件及びタイマ処理の設定タイマ時間の表示手段も各別に設けられている。また、自動調理処理の設定調理条件を設定可能な時期は、グリル用加熱状態指令手段によって加熱開始が指令される前の加熱停止中に限定され、タイマ処理の設定タイマ時間を設定可能な時期は、グリル用加熱状態指令手段によって加熱開始が指令された後の加熱中に限定されている(例えば、特許文献1参照)。
また、別形態のグリル付き加熱調理器の例として、つまり、上記自動調理処理の設定調理条件を指令するための自動調理用の設定入力手段と、タイマ処理用の設定入力手段と、自動調理処理の設定調理条件の表示手段と、タイマ処理の設定タイマ時間の表示手段が各別に設けられている別形態のグリル付き加熱調理器の例として、図13に示すものがある。このグリル付き加熱調理器では、点火及び消火スイッチ100を押し操作することでグリル用加熱手段の加熱開始(点火)及び加熱停止(消火)が制御され、「−」スイッチ101及び「+」スイッチ102を押し操作することで設定タイマ時間が増減されてタイマ表示部103に表示されてその設定タイマ時間が設定され、火力切替スイッチ104を押し操作することで上火燃焼状態、下火燃焼状態、及び、上火及び下火燃焼状態が切り替えられて、その燃焼状態が燃焼状態表示部105、106に表示され、メニュースイッチ107を押し操作することで自動調理処理の設定調理条件としての姿焼、切身、干物の各調理条件が切り替えられて、その設定調理条件が設定調理条件表示部108に表示され、焼き加減スイッチ109を押し操作することで強め、標準、弱めの焼き加減が切り替えられて、焼き加減表示部110に表示され、とりけしスイッチ111を押し操作することで現状の設定が取り消されるように構成されている。
特開平6−311931号公報(図6、図7A)
従来のグリル付き加熱調理器は、自動調理処理の設定調理条件の設定入力手段、タイマ処理の設定タイマ時間の設定入力手段、上記設定調理条件の表示手段、及び、上記設定タイマ時間の表示手段が各別に設けられているものであり、2種類の設定入力手段と2種類の表示手段とを備えさせるものであるため、グリル付き加熱調理器を作成するための構成部品数が増加してコストアップを招くものとなるものであり、また、グリル付き加熱調理器の前面パネル部分には、2種類の設定入力手段と2種類の表示手段とを設置する大きな設置領域を必要とするものとなるため、それらの設置箇所を確保することに苦慮するものとなるものであった。
ところで、グリル付き加熱調理器としては、図14に示すように、タイマ処理のみを実行可能な形態のものもある。つまり、上キー121を押し操作することで設定タイマ時間が増加し、下キー122を押し操作することで設定タイマ時間が減少して、その設定タイマ時間がタイマ表示部120に表示される形態のものである。
そして、グリル付き加熱調理器として、自動調理処理とタイマ処理との両処理を実行する形態のものと、タイマ処理のみを実行する形態のものとの両者を製造する際において、自動調理処理とタイマ処理との両処理を実行するグリル付き加熱調理器として、2種類の設定入力手段と2種類の表示手段とを備えさせる形態を採用すると、タイマ処理のみを実行するグリル付き加熱調理器との間で前面パネル部分の共通化を図ることができないものとなって、自動調理処理とタイマ処理との両処理を実行するグリル付き加熱調理器の前面パネル部分と、タイマ処理のみを実行するグリル付き加熱調理器の前面パネル部分とを全く別仕様のものとして製作する必要が生じて、グリル付き加熱調理器の低コスト化を図りにくいものとなっていた。
また、タイマ処理のみを実行する形態のグリル付き加熱調理器を、自動調理処理とタイマ処理との両処理を実行する形態のグリル付き加熱調理器に改良して製造する際において、自動調理処理とタイマ処理との両処理を実行するグリル付き加熱調理器として2種類の設定入力手段と2種類の表示手段とを備えさせる形態を採用する場合には、2種類の設定入力手段と2種類の表示手段を設置することができるように大幅な改造を必要とするものであり、この大幅な改造によってコストアップを招くものであった。
本発明は、上記の実状に鑑みて為されたものであって、その目的は、自動調理処理用及びタイマ処理用の設定入力及び表示を、構成部品数の減少化及び設置領域の縮小化を図る形態で行うことができ、また、自動調理処理とタイマ処理との両処理を実行する形態のものと、タイマ処理のみを実行する形態のものとの両形態のグリル付き加熱調理器を製造する場合や、タイマ処理のみを実行する形態のグリル付き加熱調理器を改良して、自動調理処理とタイマ処理との両処理を実行する形態のグリル付き加熱調理器を得る場合に有用なグリル付き加熱調理器を提供する点にある。
上記目的を達成するための本発明に係るグリル付き加熱調理器の第1特徴構成は、グリル庫内に設置された被加熱物載置部に載置された被加熱物を加熱するグリル用加熱手段と、前記グリル用加熱手段による加熱開始及び加熱停止を指令するグリル用加熱状態指令手段と、前記グリル用加熱手段による加熱状態を制御する制御手段とが設けられ、前記制御手段が、設定調理条件に基づいて前記グリル用加熱手段による加熱量及び加熱時間を制御する自動調理処理及び設定タイマ時間になると前記グリル用加熱手段による加熱を停止させるタイマ処理を実行するように構成されているグリル付き加熱調理器であって、前記設定調理条件の設定入力及び前記設定タイマ時間の設定入力が選択的に行われる兼用の設定入力手段と、前記設定調理条件の表示及び前記設定タイマ時間の表示が選択的に行われる兼用の表示手段とが設けられている点にある。
上記第1特徴構成によれば、兼用の設定入力手段によって設定調理条件の設定入力及び設定タイマ時間の設定入力が行われ、また、兼用の表示手段によって設定された設定調理条件の表示及び設定された設定タイマ時間の表示が行われることになる。
このように、設定調理条件の設定入力及び設定タイマ時間の設定入力が兼用の設定入力手段にて行われ、設定された設定調理条件の表示及び設定された設定タイマ時間の表示が兼用の表示手段にて行われることになるので、設定調理条件の設定入力及び設定タイマ時間の設定入力に必要とする構成部品や、設定された設定調理条件の表示及び設定された設定タイマ時間の表示に必要とする構成部品を少なくすることができ、しかも、兼用の設定入力手段や兼用の表示手段を、グリル付き加熱調理器の前面パネル部分等に設置すればよいので、設定調理条件の設定入力及び設定タイマ時間の設定入力を行うための設定入力手段や設定された設定調理条件の表示及び設定された設定タイマ時間の表示を行うための表示手段を設けるための設置領域を小さくすることができる。
また、設定調理条件の設定入力及び設定タイマ時間の設定入力を兼用の設定入力手段にて行ない、設定された設定調理条件の表示及び設定された設定タイマ時間の表示を兼用の表示手段にて行うので、グリル付き加熱調理器として、自動調理処理とタイマ処理との両処理を実行する形態のものと、タイマ処理のみを実行する形態のものとの両者を製造する際において、加熱調理器の前面パネル部分を両形態において兼用させることが可能となるのであり、自動調理処理とタイマ処理との両処理を実行する形態のものと、タイマ処理のみを実行する形態のものとの両形態のグリル付き加熱調理器を製造する場合において低コスト化を図るのに有利となる。
さらに、設定調理条件の設定入力及び設定タイマ時間の設定入力が兼用の設定入力手段にて行われ、設定された設定調理条件の表示及び設定された設定タイマ時間の表示が兼用の表示手段にて行うので、例えば、設定タイマ時間の設定入力手段と設定タイマ時間の表示手段を備えたタイマ処理のみを実行可能な形態のグリル付き加熱調理器を、自動調理処理とタイマ処理との両処理を実行する形態に改良する場合において、設定タイマ時間の設定入力手段を設定調理条件の設定入力にも用い、設定タイマ時間の表示手段を設定された設定調理条件の表示にも用いて、自動調理処理とタイマ処理との両処理を実行する形態に改良する形態でのグリル付き加熱調理器に改良することも可能となるのである。
したがって、自動調理処理用及びタイマ処理用の設定入力及び表示を、構成部品数の減少化及び設置領域の縮小化を図る形態で行うことができ、また、自動調理処理とタイマ処理との両処理を実行する形態のものと、タイマ処理のみを実行する形態のものとの両形態のグリル付き加熱調理器を製造する場合や、タイマ処理のみを実行する形態のグリル付き加熱調理器を改良して、自動調理処理とタイマ処理との両処理を実行する形態のグリル付き加熱調理器を得る場合において有用なグリル付き加熱調理器を得るに至った。
本発明に係るグリル付き加熱調理器の第2特徴構成は、上記第1特徴構成に加えて、設定される前記設定調理条件と前記設定タイマ時間とが、互いに異なる表示形式に従って前記表示手段において記号表示されるように構成されている点にある。
上記第2特徴構成によれば、上記表示手段において設定調理条件の表示及び前記設定タイマ時間の表示が選択的に行われるとき、互いに異なる表示形式に従って記号表示されるように構成されているので、表示手段において表示されているのが設定調理条件であるのか又は設定タイマ時間であるのかを表示形式に従って容易に判別することが可能となる。この記号表示には、アルファベットや数字等、一定の内容を表示するための文字、標章、符号やそれらの組合せによる表示などが含まれる。
本発明に係るグリル付き加熱調理器の第3特徴構成は、上記第1又は第2特徴構成に加えて、前記グリル用加熱手段による加熱停止中に前記設定入力手段によって行われる設定入力が前記設定調理条件の設定入力となり、前記グリル用加熱手段による加熱中に前記設定入力手段によって行われる設定入力が前記設定タイマ時間の設定入力となるように構成されている点にある。
上記第3特徴構成によれば、グリル用加熱手段による加熱停止中に設定入力手段によって行われる設定入力が設定調理条件の設定入力となるように構成されていることで、加熱停止中に使用者が行う設定入力を自動的に設定調理条件の設定入力とすることが可能となり、且つ、グリル用加熱手段による加熱中に設定入力手段によって行われる設定入力が設定タイマ時間の設定入力となることで、加熱中に使用者が行う設定入力を自動的に設定タイマ時間の設定入力とすることが可能となる。その結果、設定入力手段が設定調理条件の設定入力及び設定タイマ時間の設定入力を兼用して行うものであったとしても、いずれか一方を選択的に設定入力することが可能となる。
本発明に係るグリル付き加熱調理器の第4特徴構成は、上記第1又は第2特徴構成に加えて、前記グリル用加熱手段による加熱停止中に前記設定入力手段によって行われる設定入力により、前記設定調理条件及び前記設定タイマ時間を選択して設定可能に構成されている点にある。
上記第4特徴構成によれば、グリル用加熱手段による加熱停止中に設定入力手段によって行われる設定入力により、設定調理条件及び設定タイマ時間を選択して設定可能に構成されているので、設定入力手段が設定調理条件の設定入力及び設定タイマ時間の設定入力を兼用して行うものであったとしても、いずれか一方を選択的に設定入力することが可能となる。
本発明に係るグリル付き加熱調理器の第5特徴構成は、上記第1又は第2特徴構成に加えて、前記設定入力手段によって行われる設定入力が前記設定調理条件の設定入力となる設定調理条件入力待機状態及び前記設定タイマ時間の設定入力となる設定タイマ時間入力待機状態を切り替える選択切替手段が設けられている点にある。
上記第5特徴構成によれば、選択切替手段が、設定入力手段によって行われる設定入力が設定調理条件の設定入力となる設定調理条件入力待機状態及び設定タイマ時間の設定入力となる設定タイマ時間入力待機状態を切り替えるように構成されているので、設定入力手段が設定調理条件の設定入力及び設定タイマ時間の設定入力を兼用して行うものであったとしても、いずれか一方を選択的に設定入力することが可能となる。
以下に本発明のグリル付き加熱調理器について、グリル付きのガスコンロを例にして図面を参照して説明する。
図1〜図3に示すように、このガスコンロには、2つのコンロバーナ1a、1bを備えたコンロ部1、及び、グリル用加熱手段としてのグリルバーナ2を備えたグリル部3が設けられている。2つのコンロバーナ1a、1bは標準バーナ1aと、高火力バーナ1bとによって構成されている。そして、グリル部3の燃焼排ガスを排気するためのグリル排気口4が形成され、トッププレート5にてガスコンロ上面が覆われており、このトッププレート5の上部に鍋等を受け止め支持するための五徳6が載置支持されている。また、ガスコンロ前側面には各コンロバーナ1a、1b及びグリルバーナ2の点火及び消火や火力調節を指令する手動操作部Sが設けられている。又、このガスコンロは、マイクロコンピュータを備えて各種の制御を実行するように構成された運転状態を制御する制御手段としての制御部Hが手動操作部Sにて指令された運転状態に基づいて、コンロバーナ1a、1bおよびグリルバーナ2を制御するように構成されている。
図2に示すように、2つのコンロバーナ1a、1bの夫々には、点火手段としての点火器7及び着火状態を検出する熱電対8が設けられており、グリルバーナ2は上面バーナ2aと左右一対の下面バーナ2b,2cとを備えた両面バーナにて構成されて、上面バーナ2a及び左右一対の下面バーナ2b,2cの夫々にも点火器7及び熱電対8が夫々備えられている。又、標準バーナ1aには、五徳6にて載置支持された被加熱物の底面部に接触して被加熱物の温度を検出する温度センサ10が設けられている。
これら2つのコンロバーナ1a、1b及びグリルバーナ2へのガス供給構成について説明すると、元ガス供給路11から、標準バーナ用分岐路13a、高火力バーナ用分岐路13b、グリルバーナ用分岐路13cの3系統に分岐しており、標準バーナ用分岐路13a、及び、高火力バーナ用分岐路13bの夫々には、ガスの供給を断続するための手動式遮断弁14、安全弁15、及び、ガスの流量を調節して加熱量を調節するための手動式調節弁16aが設けられている。
そして、グリルバーナ2へのグリルバーナ用分岐路13cには、手動式遮断弁14、安全弁15、及び、ガス量を安定させるためのガスガバナGが設けられ、グリルバーナ用分岐路13cが分岐された上面バーナ用の分岐路と下面バーナ用分岐路との夫々には電動式調節弁16bが設けられている。
上記安全弁15は、マグネットユニットと呼ばれることもある、ガスコンロ一般に用いられている電磁式開閉弁にて実現され、熱電対8が断火を検出すると制御部Hによって閉弁作動されるように構成されている。
図3に示すように、前記グリル部3は、前面部が開口されかつ後面部が閉塞された箱状に形成されたグリル庫17内に、魚などの被加熱物を載置させる被加熱物載置部としての焼き網18を設けて、その被加熱物をグリルバーナ2にて加熱するように構成されている。前記グリル庫17の後方側には、グリルバーナ2の燃焼排ガスを機外に排気させる排気路19が上方側に延びる状態で連設され、その排気路19にてグリルバーナ2の燃焼排ガスをグリル排気口4に導くように構成されている。ちなみに、グリルバーナ2の二次空気は、グリル庫17の前面部側箇所、左右両側壁部箇所及び底面部に形成された通気孔を通して取り入れるようにして、この二次空気の流動により、後述する汁受皿20を冷却させるように構成されている。
そして、焼き網18の下方には、魚などの被加熱物からの油などを受け止める汁受皿20が設けられ、汁受皿20は、図示はしないが、グリル庫17の側壁部に設けられたガイドの案内により、焼き網18を載置した状態で、グリル庫17に対して、収納移動可能でかつ取り出し移動可能に構成されている。また、汁受皿20の前面部には、汁受皿20をグリル庫17内に収納したときに、グリル庫17の前面部を閉塞する把手付きのグリル扉21が設けられている。そして、使用者が把手にてグリル扉21を開閉させることで、汁受皿20と焼き網18とをグリル庫17に対して収納移動および取り出し移動させるように構成されている。
次に、前記手動操作部Sの構成について説明する。ガスコンロ前側面には、手動操作部Sとして、標準バーナ1aの点火及び消火を指令するための点火及び消火スイッチS1と標準バーナ1aの火力調整を行うための火力調節レバーT1、高火力バーナ1bの点火及び消火を指令するための点火及び消火スイッチS2と高火力バーナ1bの火力調整を行うための火力調節レバーT2、及び、グリルバーナ2の点火及び消火を指令するための点火及び消火スイッチS3とグリルバーナ2の火力調整を指令するための火力調節スイッチT3(上面バーナ2a用の火力調節スイッチT3a及び下面バーナ2b、2c用の火力調節スイッチT3b)が設けられている。そして、上記点火及び消火スイッチS1〜S3に対して点火指令のための押し込み操作が行われると手動式遮断弁14が開弁され、消火指令のための押し戻し操作が行われると手動式遮断弁14が閉弁されるように構成されている。
図4を参照して本発明のガスコンロのグリルバーナ2について詳細に説明すると、設定調理条件に基づいてグリルバーナ2による加熱量及び加熱時間を制御する自動調理処理及び設定タイマ時間になるとグリルバーナ2による加熱を停止させるタイマ処理を実行可能に構成され、押し操作式のスイッチにて構成されて押し操作する毎にグリルバーナ2に点火を指令するオン状態と消火を指令するオフ状態とに切り換わる点火及び消火スイッチS3、グリルバーナ2が加熱中は点灯し、加熱停止中は消灯する燃焼ランプ22、上面バーナ2aの加熱量を調節するための火力調節スイッチT3aと下面バーナ2b、2cの加熱量を調節するための火力調節スイッチT3b、上面バーナ2aの火力を表示するための火力表示部23a及び下面バーナ2b、2c夫々の火力を表示するための火力表示部23bが設けられている。
また、自動調理処理の設定調理条件の設定入力及び上記タイマ処理の設定タイマ時間の設定入力が選択的に行われる兼用の設定入力手段としての上下キー24(上キー24a及び下キー24b)と、その設定調理条件の表示及び設定タイマ時間の表示が選択的に行われる兼用の表示部25とが設けられている。本実施形態において、この表示部25は2桁の7セグメント表示による記号表示が可能に構成されている。
そして、自動調理処理の設定調理条件は表1に示すように用意されており、それらの設定調理条件は表示部25において表2に示すような記号で表示される。
Figure 2006014801
Figure 2006014801
次に、設定入力手段としての上下キー24の操作による設定調理条件及び設定タイマ時間の設定と、それらの設定に基づく自動調理処理制御及びタイマ処理制御の実行について図5のフローチャート及び図6の表示部25での表示例を参照して説明する。
ステップ100において制御部Hは、上下キー24の操作入力があるか否かを判定し、上下キー24の操作入力がある場合にはステップ102に移行して、設定調理条件の設定入力処理制御を行う。他方で、上下キー24の操作入力がない場合にはステップ104に移行して、点火及び消火スイッチS3を用いた点火操作があるか否かの判定を行う。つまり、使用者がグリルバーナ2の加熱停止中に行うことができるのは設定調理条件の設定入力に限定され、設定タイマ時間の設定入力は行えないようになっている。
そして、ステップ102において制御部Hは、設定調理条件の設定入力処理制御において、上キー24aが押し操作される毎に、例えば初期設定としての「P1」から、「P2」→「P3」→・・・というように設定調理条件が変化しながら表示部25に表示されて設定される。例えば、上キー24aが2回押し操作されたとき、表示部25は図6(a)に示す表示画面から図6(b)に示す表示画面「P2」に移行する。
次に、ステップ104において制御部Hは、点火及び消火スイッチS3を用いた点火操作があるか否かを判定する。点火操作があるとき、ステップ106において制御部Hは、安全弁15を開け、電動式調節弁16bにて火力調節スイッチT3の火力位置に関係なくガス流量を所定の点火用ガス流量に調節し、点火器7を作動させてグリルバーナ2の点火制御を行う。そして、ステップ108において制御部Hは、グリルバーナ2の点火が正常に行われたことを熱電対8によって確認すると、燃焼ランプ22を点灯させて、次にステップ112に移行する。他方で、ステップ108において制御部Hは、グリルバーナ2の点火が正常に行われていない不着火の状態を熱電対8によって確認すると、ステップ110に移行して、燃焼ランプ22を点滅させてブザーBを発報するエラー報知を行う。尚、上述のステップ102において設定調理条件が設定された後の設定時間(例えば3分)の間、点火操作が行われなかったとき、制御部Hは、ステップ102において設定された設定調理条件をリセットする。
グリルバーナの点火が正常に行われたことが確認されたとき、制御部Hはステップ112において、自動調理処理制御の設定調理条件が設定済であるか否かを判定する。そして、上述したステップ102において設定調理条件が設定済であるときには、制御部Hは、電動式調節弁16bにて自動調理処理制御用ガス流量に調節した後、ステップ114において、設定済である設定調理条件に従って後述するような自動調理処理制御を行う。図6(c)に示すのは、グリルバーナ2の燃焼が自動調理処理制御に基づいて行われている途中の表示部25の表示画面例であり、設定調理条件がP2であることが表示され、更に、自動調理処理制御中であることが表示部25の右下部分のドットの点滅によって表示されている。尚、制御部Hは、自動調理処理制御中は上下キー24の操作入力を受け付けないが、点火及び消火スイッチS3の操作入力は受け付けるように構成され、点火及び消火スイッチS3によってグリルバーナ2がオフ操作されたときには、ステップ126の消火制御においてグリルバーナ2の消火を行う。また、グリル庫17内に設けられた排気温度センサ26によって検出される排気温度が設定温度以上になると、制御部Hは、温度異常が発生していると判別し、ステップ126に移行して自動的にグリルバーナ2を消火し、上述したのと同様に燃料ランプ22及びブザーBを用いてエラー報知を行う。
他方で、自動調理処理制御の設定調理条件が設定済ではないとき、制御部Hは、電動式調節弁16bにて火力調節スイッチT3の火力位置に対応したガス流量に調節した後、ステップ116において、上下キー24の操作入力があるか否かを判定する。つまり、設定タイマ時間の設定入力があるか否かを判定する。そして、上下キー24の操作入力があるとき、制御部Hはステップ118においてその操作入力に応じた設定タイマ時間の設定入力処理制御を行う。例えば、上キー24aが押し操作される毎に、初期設定である「1分」から、「2分」→「3分」→「4分」→・・・というように設定タイマ時間が変化しながら表示部25に表示されて設定される。そして制御部Hは、ステップ120においてグリルバーナ2による被加熱物の調理をその設定タイマ時間に応じて行うタイマ処理制御を開始する。このタイマ処理制御の実行中、制御部Hは表示部25に残加熱時間を表示する。また、制御部Hは、グリルバーナ2による加熱中に点火及び消火スイッチS3によってグリルバーナ2がオフ操作されたときには、ステップ126の消火制御においてグリルバーナ2の消火を行う。或いは、グリル庫17内に設けられた排気温度センサ26によって検出される排気温度が設定温度以上になると、制御部Hは、温度異常が発生していると判別し、ステップ126に移行して自動的にグリルバーナ2を消火し、上述したのと同様に燃焼ランプ22及びブザーBを用いてエラー報知を行う。尚、設定タイマ時間は、後述する消し忘れタイマ時間よりも長く設定することはできない。
また、制御部Hがステップ116において上下キー24の操作入力が無いと判定したとき、ステップ122に移行してグリルバーナ2の燃焼制御は使用者による火力調節スイッチT3を用いた手動制御によって行われる。この手動制御中、制御部Hは、グリルバーナ2の消し忘れを防止するための消し忘れタイマを自動的に設定するように構成され、例えば、手動制御が開始されてから15分経過しても点火及び消火スイッチS3によってグリルバーナ2がオフ操作されないときには、消し忘れタイマの15分が経過した後でステップ126に移行して自動的にグリルバーナ2を消火するように構成されている。また、グリル庫17内に設けられた排気温度センサ26によって検出される排気温度が設定温度以上になると、制御部Hは、温度異常が発生していると判別し、ステップ126に移行して自動的にグリルバーナ2を消火し、上述したのと同様に燃焼ランプ22及びブザーBを用いてエラー報知を行う。
そして、制御部Hはステップ124において点火及び消火スイッチS3を用いた消火操作が行われるか否かを判定し、消火操作が行われたときにはステップ126に移行して、安全弁15を閉じて消火制御を行い、燃焼ランプ22を消灯する。他方で、消火操作が行われないときには、制御部Hは、ステップ116に戻って上下キー24の操作入力があるか否かの判定を行う。つまり、グリルバーナ2の加熱中であっても設定タイマ時間の設定入力が可能に構成されている。
以下に上記自動調理処理制御について説明する。
このグリルには、グリルバーナ2による加熱を開始した後の初期において、焼き網18における被加熱物の載置状態の違いに応じて変化する温度上昇勾配、並びに、被加熱物の熱容量の違いに応じて変化するグリルバーナ2による加熱を開始してから設定判別温度に上昇するまでの熱容量判別用経過時間を計測するための温度検出手段Kが備えられ、制御部Hが、温度検出手段Kの検出情報に基づいて温度上昇勾配並びに熱容量判別用経過時間を求める判定用情報算出処理、及び、その判定用情報算出処理にて求めた上記温度上昇勾配並びに上記熱容量判別用経過時間の情報に基づいて、上記判定用情報算出処理を実行してから被加熱物に対する加熱を終了するまでの残加熱時間を設定する残加熱時間設定処理を実行するように構成されている。
そして、上記温度検出手段Kとして、排ガス温度センサ26が設けられている。具体的に説明すると、図3に示すように、上記グリル庫17内における焼き網18の高さよりも少し高い位置であって且つ上面バーナ2a及び左右一対の下面バーナ2b,2cの夫々の燃焼排気ガスが流動して排気路19を通して排出される箇所に排ガス温度センサ26が設けられている。この排ガス温度センサ26が設けられる位置は、上面バーナ2a及び左右一対の下面バーナ2b,2cの夫々の燃焼排気ガスが流動する箇所であり、加熱初期における温度上昇勾配が焼き網18上の被加熱物の載置状態の違いに応じて異なり、且つ、加熱を開始してから設定判別温度に上昇するまでの熱容量判別用経過時間の変化が被加熱物の熱負荷の大きさに応じて異なる箇所である。
そして、制御部Hは、上記残加熱時間設定処理として、上記判定用情報算出処理にて求められた上記熱容量判別用経過時間と上記温度上昇勾配との比率を求めて、その求めた比率に基づいて上記残加熱時間を設定するように構成され、上記熱容量判別用経過時間と上記温度上昇勾配との比率が大きいほど長くする状態で、且つ、設定上限値を越えない状態で、上記残加熱時間を設定するように構成されている。
そして、上記制御部Hが、上記排ガス温度センサ26の検出温度が加熱量調整用の設定温度を超えるとグリルバーナ2の加熱量を減少させるように構成されている。
また、制御部Hは、判定用情報算出処理として、グリルバーナ2による加熱を開始したときの排ガス温度センサ26の検出温度が基準温度より低ければ、グリルバーナ2による加熱を開始したときの排ガス温度センサ26の検出温度と上記基準温度との差が大きいほど短くなるように、上記熱容量判別用経過時間を補正するように構成され、グリルバーナ2による加熱を開始したときの排ガス温度センサ26の検出温度が基準温度より高ければ、グリルバーナ2による加熱を開始したときの排ガス温度センサ26の検出温度と基準温度との差が大きいほど長くなるように、上記熱容量判別用経過時間を補正するように構成されている。
更に、制御部Hは、上記残加熱時間設定処理として、グリルバーナ2による加熱を開始したときの排ガス温度センサ26の検出温度が基準温度より低ければ、グリルバーナ2による加熱を開始したときの排ガス温度センサ26の検出温度と基準温度との差が大きいほど短くなるように、上記残加熱時間を補正するように構成され、グリルバーナ2による加熱を開始したときの排ガス温度センサ26の検出温度が基準温度より高ければ、グリルバーナ2による加熱を開始したときの排ガス温度センサ26の検出温度と上記基準温度との差が大きいほど長くなるように、上記残加熱時間を補正するように構成されている。
次に、自動調理処理制御の具体例について説明する。
制御部Hは、温度異常判別処理を実行した後に判定用情報算出処理を実行する。この判定用情報算出処理において制御部Hは、グリルバーナ2に対する点火が行われて加熱が開始されてから100秒経過すると、そのときの排気温度センサ26の検出値を第1検出値TB1として検出し、グリルバーナ2に対する点火が行われて加熱が開始されてから160秒経過すると、そのときの排気温度センサ26の検出値を第2検出値TB2として検出する。そして、排ガス温度センサ26の検出値が設定判別温度としての第1監視温度X1(例えば、140℃)に達すると、加熱を開始してからその第1監視温度X1に到達するまでに要した経過時間を熱容量判別用経過時間Toとして算出する。
グリルバーナ2の加熱を開始した時点から最大計測時間Tomaxが経過しても排ガス温度センサ26の検出温度が第1監視温度X1に到達しない場合には、最大計測時間Tomaxを熱容量判別用経過時間Toとして設定するようになっている。つまり、何らかの不具合で温度が計測できない場合であっても調理時間が不必要に長くなることを回避するようにしている。
上述したような第1検出値TB1、第2検出値TB2、及び、熱容量判別用経過時間Toの夫々が全て検出されて判定用算定処理が可能か否かが判断され、全てのデータが検出されて判定用算定処理が可能であれば、前記各データを用いて判定用情報を算出する。具体的に説明すると、先ず、下記数1に示す演算式にて加熱が開始されてから100秒経過した時点から160秒経過するまでの間の排気温度センサ26による検出温度の温度上昇勾配αを求める。そして、前記熱容量判別用経過時間Toと前記温度上昇勾配αとの比率を前記判定用情報として算出するのである。前記温度上昇勾配αを求める場合に、演算結果が予め設定した下限値(例えば零)を下回るような結果が出た場合には、温度上昇勾配αを下限値に設定するようにしている。このようにして、何らかの不具合で温度が計測できない場合であっても調理時間が不必要に長くなることを回避するようにしている。
[数1]
α=(TB2−TB1)/(160−100)
また、温度異常判別処理にて温度異常が発生していると、消火処理を実行した後に、ブザーBを鳴らしてエラー報知して燃焼ランプ22を10回点滅させた後に処理を終了する。このときは上述したように異常状態であるからインターロック状態となり、以後の処理は受け付けない。
次に、前記判定用情報として算出された熱容量判別用経過時間Toと温度上昇勾配αとの比率(To/α)に基づいて、前記判定用情報算出処理を実行してから被加熱物に対する加熱を終了するまでの残加熱時間を設定する残加熱時間設定処理を実行する。
この残加熱時間設定処理について説明すると、残加熱時間TMは、下記数2に記載される演算式に基づいて求める構成となっている。但し、前記比率(To/α)が予め設定調理条件毎に定められた値Cよりも大きい場合には、数2における(To/α)はCに置き換えて計算する。又、係数A,Bについても前記値Cと同様に、本出願人による実験データに基づいて予め設定調理条件毎に定めた所定の値である(図7参照)。
[数2]
TM=A×(To/α)+B
図8には、設定調理条件として「姿焼き」で「標準」の焼き加減を設定した場合の前記比率(To/α)と残加熱時間TMとの関係をグラフで示している。この図から明らかなように、熱容量判別用経過時間Toと温度上昇勾配αとの比率(To/α)が大きいほど長くする状態で、且つ、設定上限値TMmax(図8に示す例では300秒)を越えない状態で、前記残加熱時間TMを設定する構成となっている。図6(d)に示すのは、残加熱時間TMが3分に設定されたときの表示部25の表示画面例である。
上述したように、グリルバーナ2の加熱を開始した時点から判定用情報算出処理が行われるまでの間の熱容量判別用経過時間Toとしては最大計測時間Tomaxを越えることがなく、この熱容量判別用経過時間Toとして最大計測時間Tomaxが設定されたときに、求められた残加熱時間TMと前記最大計測時間Tomaxとを合せた合計の調理時間が、設定調理条件毎に予め設定されている最大計測時間Tomaxと設定上限値TMmaxを足した値である最大燃焼時間(図7参照)を越えることがないように設定されている。また、排ガス温度センサ26の検出値が加熱量調整用の設定温度としての第2監視温度X2以上になったことが検出されると、制御部Hは、グリルバーナ2を消火させ、被加熱物の焦げすぎが防止されることになる。この第2監視温度X2は、図7に示すように設定調理条件毎に予め設定されるものである。
残加熱時間TMとして設定されている時間が経過してタイマがカウントアップすると、グリルバーナ2の消火処理制御(図5のステップ126)を実行する。つまり、安全弁15及び電動式調節弁16bを閉弁して、燃焼ランプ22を消灯させる。又、ブザーBを鳴らして報知して表示部25に表示されている「00」の表示を10回点滅させる。図6(e)に示すのは、このグリルバーナ2の消火処理制御実行時での表示部25の表示画面例である。
<第2実施形態>
第2実施形態のグリル付き加熱調理器は、グリルバーナ2による加熱停止中に設定入力手段としての上下キー24によって行われる設定入力により、自動調理処理の設定調理条件及びタイマ処理の設定タイマ時間を選択して設定可能に構成されている点で、第1実施形態(グリルバーナ2による加熱停止中に設定入力手段としての上下キー24によって行われる設定入力が自動調理処理の設定調理条件の設定入力となり、グリルバーナ2による加熱中に設定入力手段としての上下キー24によって行われる設定入力がタイマ処理の設定タイマ時間の設定入力となるように構成されている)と異なっている。
以下に第2実施形態のグリル付き加熱調理器について図9のフローチャートを参照して説明するが、第1実施形態と同様の構成については説明を省略する。
図9に示すように、ステップ200において制御部Hは、上下キー24の操作入力があるか否かを判定し、上下キー24の操作入力がある場合にはステップ202に移行して、設定調理条件の設定入力処理制御を行う。他方で、上下キー24の操作入力がない場合にはステップ208に移行して、点火及び消火スイッチS3を用いた点火操作があるか否かの判定を行う。つまり、上記第1実施形態と異なり、設定調理条件の設定入力及び設定タイマ時間の設定入力の両方がグリルバーナ2の点火操作の前に行うことができるように構成されている。
そして、ステップ202において制御部Hは、操作入力されたキーが上キー24aであるか、又は、下キー24bであるかの判定を行う。操作入力されたキーが上キー24aであるとき、制御部Hは、設定タイマ時間の設定入力処理制御の実行が選択されたと判定してステップ204に移行する。他方で、操作入力されたキーが下キー24bであるとき、制御部Hは、設定調理条件の設定入力処理制御の実行が選択されたと判定してステップ206に移行する。この設定タイマ時間の設定入力制御の内容は第1実施形態において説明した図5のステップ102と同様であり、設定タイマ時間の設定入力制御の内容は第1実施形態において説明した図5のステップ118と同様である。
次に、ステップ208において制御部Hは、点火及び消火スイッチS3を用いた点火操作があるか否かを判定する。点火操作があるとき、ステップ210において制御部Hは、安全弁15を開け、電動式調節弁16bにて火力調節スイッチT3の火力位置に関係なくガス流量を所定の点火用ガス流量に調節し、点火器7を作動させてグリルバーナ2の点火操作を行う。そして、ステップ212において制御部Hは、グリルバーナ2の点火が正常に行われたことを熱電対8によって確認すると燃焼ランプ22を点灯させ、次にステップ216に移行する。他方で、ステップ212において制御部Hは、グリルバーナ2の点火が正常に行われていない不着火の状態を熱電対8によって確認すると、ステップ214に移行して、燃焼ランプ22を点滅させてブザーBを発報するエラー報知を行う。尚、上述のステップ204において設定タイマ時間が設定された後、又は、上述のステップ206において設定調理条件が設定された後の設定時間(例えば3分)の間、点火操作が行われなかったとき、制御部Hは、ステップ204において設定された設定タイマ時間又はステップ206において設定された設定調理条件をリセットする。
グリルバーナ2の点火が正常に行われたことが確認されたとき、制御部Hはステップ216において、自動調理処理制御の設定調理条件が設定済であるか否かを判定する。そして、上述したステップ206において設定調理条件が設定済であるときには、制御部Hは、電動式調節弁16bにて火力調節スイッチT3の火力位置に関係なくガス流量を自動調理処理制御用ガス量に調節後、ステップ218において、設定済である設定調理条件に従って第1実施形態において説明したのと同様の自動調理処理制御を行う。尚、制御部Hは、自動調理処理制御中は上下キー24の操作入力を受け付けないが、点火及び消火スイッチS3の操作入力は受け付けるように構成され、点火及び消火スイッチS3によってグリルバーナ2がオフ操作されたときには、ステップ232の消火制御においてグリルバーナ2の消火を行う。また、グリル庫17内に設けられた排気温度センサ26によって検出される排気温度が設定温度以上になると、制御部Hは、温度異常が発生していると判別し、ステップ232に移行して自動的にグリルバーナ2を消火し、上述したのと同様に燃焼ランプ22及びブザーBを用いてエラー報知を行う。
他方で、自動調理処理制御の設定調理条件が設定済ではないとき、制御部Hは、電動式調節弁16bにて火力調節スイッチT3の火力位置に対応したガス流量に調節後、ステップ220において、タイマ処理制御の設定タイマ時間が設定済であるか否かを判定する。そして、上述したステップ204において設定タイマ時間が設定済であるときには、制御部Hはステップ226において、設定済である設定タイマ時間に従って第1実施形態において説明したのと同様のタイマ処理制御を行う。また、制御部Hは、グリルバーナ2による加熱中に点火及び消火スイッチS3によってグリルバーナ2がオフ操作されたときには、ステップ232の消火制御においてグリルバーナ2の消火を行う。或いは、グリル庫17内に設けられた排気温度センサ26によって検出される排気温度が設定温度以上になると、制御部Hは、温度異常が発生していると判別し、ステップ232に移行して自動的にグリルバーナ2を消火し、上述したのと同様に燃焼ランプ22及びブザーBを用いてエラー報知を行う。尚、設定タイマ時間は、消し忘れタイマ時間よりも長く設定することはできない。
そして、タイマ処理制御の設定タイマ時間が設定済ではないとき、つまり、自動調理処理制御の設定調理条件及びタイマ処理制御の設定タイマ時間の両方が設定されていないとき、制御部Hはステップ222において、上下キーの操作入力があるか否かを判定する。つまり、設定タイマ時間の設定入力があるか否かを判定する。そして、上下キー24の操作入力があるとき、制御部Hはステップ224においてその設定入力に応じた設定タイマ時間の設定入力処理制御を行い、ステップ226において被加熱物の調理をその設定タイマ時間に応じて行うタイマ処理制御を開始する。
また、制御部Hがステップ222において上下キー24の操作入力が無いと判定したとき、ステップ228に移行してグリルバーナ2の燃焼制御は使用者による火力調節スイッチT3を用いた手動制御によって行われる。この手動制御中、制御部Hは、グリルバーナ2の消し忘れを防止するための消し忘れタイマを自動的に設定するように構成され、例えば、手動制御が開始されてから15分経過しても点火及び消火スイッチS3によってグリルバーナ2がオフ操作されないときには、消し忘れタイマの15分が経過した後でステップ232に移行して自動的にグリルバーナ2を消火するように構成されている。また、グリル庫17内に設けられた排気温度センサ26によって検出される排気温度が設定温度以上になると、制御部Hは、温度異常が発生していると判別し、ステップ232に移行して自動的にグリルバーナ2を消火し、上述したのと同様に燃焼ランプ22及びブザーBを用いてエラー報知を行う。
そして、制御部Hはステップ230において点火及び消火スイッチS3を用いた消火操作が行われるか否かを判定し、消火操作が行われたときにはステップ232に移行して消火制御を行う。他方で、消火操作が行われないときには、制御部Hは、ステップ222に戻って上下キー24の操作入力があるか否かの判定を行う。つまり、グリルバーナ2の燃焼中であっても設定タイマ時間の設定入力が可能に構成されている。
<別実施形態>
<1>
上記実施形態では、図4に示したように上キー24a及び下キー24bの2つのキーで構成される上下キー24を用いて、設定入力手段の設置数を極力少なくしながらも、自動調理処理制御の設定調理条件の設定入力とタイマ処理制御の設定タイマ時間の設定入力とを選択的に行うように構成した場合について説明したが、追加の設定入力手段を設けるように改変してもよい。例えば、図10に示すガスコンロにおいては、図4に示した例に対して、設定調理条件の設定及び設定タイマ時間の設定を切り替えるための設定切替手段としての選択切替スイッチ27が追加で設けられている。
グリルバーナ2の燃焼停止中にこの選択切替スイッチ27が押し操作されたとき、制御部Hは、設定タイマ時間の設定入力処理制御の待機状態、及び、設定調理条件の設定入力処理制御の待機状態を交互に切り替えるように構成されている。そして、選択切替スイッチ27を押し操作されることで設定調理条件の設定入力制御の待機状態に切り替えられたとき、制御部Hは、表1及び表2に示したような設定調理条件とその設定調理条件に対応した「P1」などの記号を初期設定として表示部25に表示させ、上下キー24の操作入力に応じて設定調理条件を順次切り替えるようにする。また、選択切替スイッチ27を押し操作されることで設定タイマ時間の設定入力制御の待機状態に切り替えられたとき、制御部Hは、設定タイマ時間をリセットして初期設定として表示部25には何も表示させず、上下キー24の最初の操作入力に応じて設定タイマ時間を初期値(例えば、1分)表示させ、以後の上下キー24の操作入力に応じてその値を増加又は減少させるようにする。尚、設定タイマ時間の設定入力制御の待機状態において上下キー24の操作入力がないままグリルバーナ2が点火されたときには、制御部Hは、グリルバーナ2を手動制御にて制御する。また、設定調理条件又は設定タイマ時間が設定された後の設定時間(例えば3分)の間、点火操作が行われなかったとき、制御部Hは、設定された設定調理条件又は設定タイマ時間をリセットする。
グリルバーナ2の燃焼中にこの選択切替スイッチ27が押し操作されたとき、制御部Hは、現時点での制御をキャンセルするように構成されている。例えば、自動調理処理制御中に選択切替スイッチ27が押し操作されたとき、制御部Hは、その自動調理処理制御をキャンセルして手動制御に移行して、表示部25を消灯する。同様に、タイマ処理制御中に選択切替スイッチ27が押し操作されたとき、制御部Hは、そのタイマ処理制御をキャンセルして手動制御に移行して、表示部25を消灯する。尚、手動制御中に選択切替スイッチ27が押し操作されたとしても、制御部Hは、特別な制御を行わない。そして、自動調理処理制御がキャンセルされた後の手動制御、及び、タイマ処理制御がキャンセルされた後の手動制御において、設定タイマ時間を設定して、制御部Hにタイマ処理制御を実行させることもできる。
<2>
上記実施形態では、自動調理処理制御の設定調理条件を表2に示したような2桁の7セグメント表示させる例について説明したが、表2に記載した記号は例であり、表3及び表4に例示するような数字やアルファベットなどの文字及びそれらの組合せ等によって一定の内容を表示するために用いられる文字、標章、符号などの記号によって自動調理処理制御の設定調理条件を表示してもよい。
Figure 2006014801
Figure 2006014801
また、2桁の7セグメントに限定されることはなく、他の桁数の7セグメント表示や、表示部25を液晶表示部によって実現することにより他の文字、画像などによって自動調理処理制御の設定調理条件及びタイマ処理制御の設定タイマ時間を記号表示するように改変してもよい。
<3>
上記実施形態及び別実施形態では、表示部25を7セグメント表示可能な表示装置で実現することで、自動調理制御の設定調理条件とタイマ処理制御の設定タイマ時間とを互いに識別可能に異なる表示形式に従って記号表示していたが、発光ダイオードなどの光学素子や電球などを備えた他の表示装置を用いて設定調理条件と設定タイマ時間とを互いに識別可能に異なる表示形式に従って記号表示するように改変してもよい。例えば、図11に示すようなLED28a、28b、28c、28d、28eが配列された表示部28においてタイマ処理制御の設定タイマ時間を表示させるとき、4分、6分、8分、10分、12分のいずれか該当する設定タイマ時間又は残加熱時間のLEDを点灯させればよい。また、この表示部28において自動調理処理制御の「姿焼き」を表示させるとき、自動調理処理制御中であることを示す「オート」に該当するLED28eと、「姿焼き」に該当するLED28dとを点灯させればよい。
<4>
上記実施形態では、グリル庫17内に設けられた1個の排気温度センサ26の検出温度に基づいて自動調理処理制御を行う場合について説明したが、複数個の温度センサを用いて自動調理処理制御を行ってもよい。例えば、上記第1監視温度X1を検出するための温度センサと、温度勾配αを検出するための温度センサとを別々に設けてもよい。
<5>
上記実施形態では、上記第2監視温度をグリルバーナ2の消火温度として説明したが、グリルバーナ2の火力切替温度とするように改変してもよい。例えば、排ガス温度センサ26の検出値が加熱量調整用の設定温度としての第2監視温度X2以上になったことが検出されると、グリルバーナ2の火力を減少調整する火力切替処理を行う。つまり、上面バーナ2aと下面バーナ2b,2cの加熱量を共に弱火力になるように、上面バーナ用の分岐路と下面バーナ用分岐路とに分岐した分岐路の夫々に備えられる電動式調節弁16bを共に切り替えることで、グリル庫17内の温度が高くなり過ぎて被加熱物が焼け焦げたりするのを防止することができる。また、グリルバーナ2の消火温度としての第3監視温度を設定してもよい。
<6>
上記実施形態では、設定調理条件の設定入力処理制御において、設定調理条件の初期設定が「P1」である場合について説明したが、「P9」や「P5」などの他の設定調理条件を初期設定としてもよい。同様に、設定タイマ時間の設定入力制御において、設定タイマ時間の初期設定が「1分」である場合について説明したが、「5分」や「10分」などの他の設定タイマ時間を初期設定としてもよい。
<7>
上記実施形態では、設定調理条件として表1から表4に示したような9通りの条件を設定可能に構成しているが、設定調理条件の数はこれに限定されず、例えば10通りの設定調理条件や5通りの設定調理条件など、様々な数の設定調理条件を設定可能であるように改変することができる。又、設定調理条件の種類もこれに限定されず、例えば鶏肉の照焼きやグラタン等、様々な種類の設定調理条件を設定可能であるように改変することもできる。
<8>
上記実施形態では、自動調理処理制御において、残加熱時間TMとして設定されている時間が経過してタイマがカウントアップすると、グリルバーナ2の消火処理制御を実行する例について説明したが、これに代えて、制御部Hが、ブザーBを用いてタイマがカウントアップしたことを報知するように構成したり、タイマがカウントアップするとグリルバーナ2の火力を減少させるように構成したりする改変を行うこともできる。
<9>
上記実施形態では示していないが、電源スイッチを設け、制御部Hが、電源スイッチがオン操作されるまでは手動操作部Sの操作入力を含む全ての操作入力を受け付けないように構成してもよい。
<10>
上記実施形態では、グリル付き加熱調理器の一例としてコンロバーナ1a、1b及びグリルバーナ2が設けられたグリル付きガスコンロの説明を行ったが、これに代えて電磁調理式や電気ヒータ式の加熱手段を設けるように改変してもよい。
<11>
上記実施形態では、グリルバーナ2の加熱量を調節するために電動式調節弁16bを用いたが、これに代えて、コンロバーナ1a、1bの加熱量を調節するのに用いられているのと同様の手動式調節弁16aを用いるようにしてもよい。この場合、図12に例示するように、火力調節スイッチT3が火力調節レバーT3’となる。そして、自動調理処理制御を実行するためには、図12に示すように「自動」と表記された予め定めた火力位置(例えば、上面バーナ2aを強火、下面バーナ2b、2cを強火)に火力調節レバーT3’をセットしておく必要があるなどの使用上の制約があるが、自動調理処理制御を実行する機能が搭載されていない従来のグリル付きガスコンロの手動調節弁16aを使用することができ、低コストで本発明に係るグリル付き加熱調理器を作製することが可能となる。
グリル付き加熱調理器の斜視図 グリル付き加熱調理器の機能ブロック図 グリル部の縦断面図 設定入力手段及び表示部を説明する図 制御動作のフローチャート 表示部での表示例 設定調理条件毎の係数、温度条件を示す図 比率と残加熱時間との関係を示す図 制御動作のフローチャート 設定入力手段及び表示部を説明する図 設定入力手段及び表示部を説明する図 設定入力手段及び表示部を説明する図 従来の設定入力手段及び表示部を説明する図 従来の設定入力手段及び表示部を説明する図
符号の説明
2 グリルバーナ(グリル用加熱手段)
24 上下キー(設定入力手段)
25 表示部(表示手段)

Claims (5)

  1. グリル庫内に設置された被加熱物載置部に載置された被加熱物を加熱するグリル用加熱手段と、前記グリル用加熱手段による加熱開始及び加熱停止を指令するグリル用加熱状態指令手段と、前記グリル用加熱手段による加熱状態を制御する制御手段とが設けられ、前記制御手段が、設定調理条件に基づいて前記グリル用加熱手段による加熱量及び加熱時間を制御する自動調理処理及び設定タイマ時間になると前記グリル用加熱手段による加熱を停止させるタイマ処理を実行するように構成されているグリル付き加熱調理器であって、
    前記設定調理条件の設定入力及び前記設定タイマ時間の設定入力が選択的に行われる兼用の設定入力手段と、
    前記設定調理条件の表示及び前記設定タイマ時間の表示が選択的に行われる兼用の表示手段とが設けられているグリル付き加熱調理器。
  2. 設定される前記設定調理条件と前記設定タイマ時間とが、互いに異なる表示形式に従って前記表示手段において記号表示されるように構成されている請求項1記載のグリル付き加熱調理器。
  3. 前記グリル用加熱手段による加熱停止中に前記設定入力手段によって行われる設定入力が前記設定調理条件の設定入力となり、前記グリル用加熱手段による加熱中に前記設定入力手段によって行われる設定入力が前記設定タイマ時間の設定入力となるように構成されている請求項1又は2記載のグリル付き加熱調理器。
  4. 前記グリル用加熱手段による加熱停止中に前記設定入力手段によって行われる設定入力により、前記設定調理条件及び前記設定タイマ時間を選択して設定可能に構成されている請求項1又は2記載のグリル付き加熱調理器。
  5. 前記設定入力手段によって行われる設定入力が前記設定調理条件の設定入力となる設定調理条件入力待機状態及び前記設定タイマ時間の設定入力となる設定タイマ時間入力待機状態を切り替える選択切替手段が設けられている請求項1又は2記載のグリル付き加熱調理器。
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