JP2006012786A - 有機電界発光素子、並びに該製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 耐久年限を延長させるために有機電界発光素子を処理する方法及び耐久年限が延長された有機電界発光素子を提供する。
【解決手段】 印加される光線照射のスペクトルが、有機材料層の吸収スペクトルに少なくとも部分的に対応する電磁波照射下で影響される有機電界発光素子、並びに該製造方法である。これにより、一般的なものより、特に長い耐久年限、また短い初期輝度減衰、さらに飽和された色座標シフトを備えることが可能である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、有機電界発光素子(OLED:Organic Light―Emitting Diode)の耐久年限を延長させる処理方法、及び耐久年限の改善された有機電界発光素子に関する。
ディスプレイ素子において、OLEDの商業的使用は絶えず増大している。かようなディスプレイ素子の類型及び特性は、平面、単一色相、7セグメントディスプレイから総天然色能動マトリックス(AM)ディスプレイに至るまで、多様である。ディスプレイ素子の複雑性が増大すると同時に、例えばOLEDの耐久年限に関わるように、OLED製造に要求される事項が増えている。
OLED基盤ディスプレイ素子は、さる1980年代以来から知られている。OLEDは、高分子OLED(pLED)と低分子OLED(SM−OLED)とに区分できる。OLEDにおいて、輝度(brightness)の急速な減衰は、このようなディスプレイ素子が初めて作動し始めるときから発生する。かかる減衰は、望まれない現象でOLEDの耐久年限をかなり短縮させる。ディスプレイ素子を安定化させるために、耐久年限の測定が始まる前に、所定の輝度でほぼ24時間の間初期に作動する、いわゆるバーンイン工程が主に行われる。かかる初期の急速な減衰の原因は、明確ではなかった。
特許文献1及び特許文献2には、密封用の紫外線(UV)硬化接着剤の硬化のためにUV光線を使用することが記述されている。特許文献3には、乾燥剤の固定のためにUV硬化接着剤の使用を記述する。特許文献4は、インクジェットプリント法用として、基板表面構造化には、ポリイミドに基づいたフォトレジストを使用することを記述している。フォトレジストの構造化にUV光線が要求される。近隣画素を分離させて活性ITO(Indium TIN Oxide)の表面を形成するために、UV光線を介して構造化可能なフォトレジストを使用することは、特許文献5に開示されている。特許文献6から、いわゆる「色低下変換(colour down conversion)」でOLEDディスプレイ素子を生産するために、OLED材料としてUVエミッタを使用することが開示されている。
しかし、従来技術では、OLEDの耐久年限曲線の急激な初期減少を効果的に回避できるいかなる方法も開示されていない。所定の輝度で一定の時間(ほぼ、24時間)作動する従来技術によるバーンイン工程は、個々のディスプレイ素子(OLED)への電力供給可用性を要求して相当な時間がかかるが、これはOLEDの製造において費用面で短所となる。
米国特許第2004/0031917A1号明細書 国際公開第2003/088371号パンフレット 欧州特許出願公開第1351323号明細書 国際公開第2003/08960号パンフレット 国際公開第01/93332号パンフレット 米国特許第2003/0222577号明細書
本発明の目的は、耐久年限が延長されたOLED、及びOLEDの製造及び/または処理方法を提供することである。
前記の目的は、特許請求の範囲の請求項1(方法請求項)及び請求項11(製品−工程請求項)の特徴部によって解決される。従属項には、本発明の特定の実施形態が含まれる。
本発明による方法を介して製造/処理されたOLEDは、一般的なOLEDより、特に長い耐久年限を、また短い初期輝度減衰を、さらに飽和された色座標シフトを備える。
本発明の特別の長所は、本発明によるOLEDディスプレイ素子の耐久年限が、従来技術によって製造/処理されたOLEDディスプレイ素子と比較して、かなり延長されうるという点にある。このために、OLEDは、採択された照射スペクトルがOLEDの有機材料層の吸収スペクトルに少なくとも部分的に対応する電磁波照射下で影響されるように考慮される。その後、例えば強いUV/Vis(Visible)照射でOLEDに光線を照射する段階は、耐久年限をさらに長くし、輝度の初期減衰をさらに小さくし、またさらに飽和された色座標へのシフトを誘導することが確認された。
OLEDディスプレイ素子の製造時と初期スタート−アップ時との間の貯蔵時間は、ディスプレイ素子の耐久年限に相当な影響を及ぼす。
一定限度まではさらに長い貯蔵を介してOLEDの耐久年限が延長されうる。可視光線を透過させられるが、UV光線を不透過とするボックスが貯蔵のために使われる。耐久年限を50%程度延長させる効果は実験室で達成された。貯蔵期間の第二に重要な効果は、耐久年限曲線の初期下落をかなり減少させられるということである。ほとんどのOLEDディスプレイ素子で、初期減少は、初期輝度の20%ないし30%である。また、初期減少は、個別的な色相について要求される材料に依存するために、最初の作動時間の間、色シフトが発生する方式であり、ディスプレイ素子のホワイト色相座標は、連続的に否定的影響を受ける。貯蔵期間の第三の効果として、個別的な色相についてさらに飽和された色座標への色シフトは、貯蔵の30日後に観測されるということである。従って、貯蔵期間の効果は相当であり、製品品質においてかなり重要である。しかし、要求されるほぼ30日の時間は、OLEDディスプレイ素子の製造に許容されない。
本発明の目的は、貯蔵によって引き起こされる、プリエージング工程の目標特定加速化を具体化させるところにある。電磁波でOLEDを照射する段階は、OLEDの耐久年限をかなり延長させることが明らかにされた。望ましい実施形態の変形で、光線照射段階は、OLEDの最初の作動スタートアップ前に、特にOLEDカソード蒸着後に実施される。しかし、カソード蒸着が不活性気体ボックス、または真空蒸着チャンバ内で実行される場合、可能な代案としては、光線照射段階がカソード蒸着前に実施されることである。さらに他の本発明の方法の代案的な変形例で、光線照射段階が最初の作動スタートアップ後、望ましくはバーンイン工程の間実行されることが可能なことである。望ましくは、光線照射は、特に透明電極(一般的に、正極)を備えるOLEDの特定側面を介して走査される。光線照射期間は、1分ないし10時間、特に望ましい変形例として、光線照射期間が3時間ないし6時間であることである。
光線照射ソースとしては、太陽シミュレータまたは対応する強度を有するUVダイオードを使用することが望ましい。光線ソースにおいて要求される唯一の事項は、光線としてOLEDディスプレイ素子で光発光を励起させる可能性、すなわち光線ソースの励起スペクトルとOLEDディスプレイ素子の発光材料の吸収スペクトルとの間に少なくとも部分的な重複区間がなければならないということである。励起スペクトルが吸収スペクトルと完全に重畳されることが望ましい。
光線照射段階の効果は、測定可能基準を介して完成したディスプレイ素子で証明されうる。光線照射は:
1.さらに低い波長で約20nmまでOLED発光スペクトルの長波バンドエッジのシフトに基づいた、さらに強く飽和された色座標と、
2.耐久年限曲線の急激な初期減少とを除去すると確認された。
第1電極、有機材料層及び第2電極を有する、本発明によるOLEDは、OLEDの電磁波を介して本発明によって再生できるが、電磁波照射のスペクトルは、少なくとも部分的にOLED有機材料層の吸収スペクトルに対応する。望ましい実施形態の変形では、光線照射段階は、OLEDの最初の作動スタートアップ前に実行される。
本発明は、次の図面で少なくとも部分的に図示された実施形態に基づき、さらに詳細に説明される。
従来技術によるOLEDに比べ、本発明によって光線照射されたOLEDの耐久年限延長は、図1に概略的に図示されている。図1は、UV/Vis光線照射がなされたpLED構造要素についての耐久年限曲線(曲線12及び曲線14)と、UV/Vis照射がなされていないpLED構造要素についての耐久年限曲線(曲線10)を図示する。個々の曲線は、相対輝度(LREL:百分率)の時間推移(tは、時間単位)を図示するが、ここで、LREL=L(t)/LMAXである。
OLEDの本発明による光線照射に基づき、耐久年限はかなり延長されうる。かような方式で、3時間(曲線12)または6時間(曲線14)UV光線照射されたOLEDは、500時間より長い作動時間後に(初期輝度に比べて)70%の輝度を表す一方、従来技術による非処理のOLEDは、200ないし300時間の作動時間後に前記に対応する輝度減衰を有する(曲線10参照)。
本発明によるOLEDの製造のために、100nmのITOでコーティングされたフッ素シリケートガラスが基板として使われる。前記ITOは、2mmのITO外リップが基板の中央に配置される方式で構造化される。かような基板は、イソプロパノールの超音波バスで5分間洗浄された後で窒素流動で乾燥され、UV/オゾンで10分ほど処理される。
次の段階で、LVW 142(Bayer AGのBaytron P(登録商標))がスピンコーティングを介して50nm厚さの正孔輸送層として蒸着され、窒素雰囲気で180℃で10分間乾燥される。
次の段階で、無水キシレンの1%溶液(重量%)から製造される発光Polymer Green 1300(DOW ChemicalのDOW LUMINATION(登録商標))が窒素雰囲気でスピンコーティングを介して70nm厚さの膜として蒸着され、加熱プレートで190℃で10分間同じ雰囲気で乾燥される。
次の段階で、基板は、窒素雰囲気下で真空プラントに送られる。ここで、熱蒸着を介してカソードを形成するために、1nmのフッ化リチウム、10nmのカルシウム、及び500nmのアルミニウムが、ITOとの重畳部として外部との電気的接触のための適切な表面が2mmサイズで基板中央に形成され、外部との電気的接触のための適切な表面が形成されるように連続的に蒸着される。
保護気体下で基板の転送がなされた後、外部領域からOLEDへの酸素及び湿気の接近が、かなり制限された方式で、基板は、密封ガラス及び熱硬化エポキシ接着剤を介して密封される。OLEDに含まれている酸素及び湿気の最小レベルを確保するために、まずSAES Getter S.A.のゲッター(GDO/CA1/R/T−F)が密封ガラスに塗布される。
エポキシ接着剤の熱硬化がなされた後に、OLEDディスプレイ素子は、光源(KSH Lichttechnik GmhH DeutschlandのSolarconstant 1200)下に配置される。OLEDは、透明ITO電極が光源に向けて配向されるようにほぼ30cmの間隙をおいて配置される。スペクトルは、ほぼ太陽スペクトルと同一である。OLEDディスプレイ素子は、100mW/cmで3時間照射される。
上述の光線照射は、高分子OLED構造素子の耐久年限を延長させるのに効果的である。もちろん、代案として、本発明による光線照射を介して低分子有機エミッタの耐久年限も延長される。実施形態に記述されたOLEDについて、UV/Vis処理していないOLEDに比べ、+50%の耐久年限が延長されることが証明された。
本発明による光線照射工程を介し、OLEDディスプレイ素子の急激な初期減衰(曲線10のような)は完全に回避できる。かような方式で、最初の作動時間のホワイト点の変移及び輝度の急激な減少は回避されうる。記述されたプリエージング工程に基づき、従来技術による他のバーンイン工程は要求されず、これは製造をさらに廉価で速くする。さらに、OLEDディスプレイ素子の耐久年限は、一般的に製造されるOLEDディスプレイ素子と比較してかなり延長される。さらに、製造時間は、バーンイン工程または貯蔵段階をなくすことによって短縮されうる。
その上、図2に図示されたように、光線照射段階を介して、OLED発光スペクトルの長波長バンドエッジが短波長側に約20nmまでシフトできるようにするために、さらに飽和されたCIE(Commission Internationale d’Eclairage)色座標を参照し、OLEDディスプレイ素子の特性改善が達成されうる。この場合、処理されたOLEDの電界発光スペクトル(18,20)の長波長バンドエッジは、非処理のOLEDの電界発光スペクトル(16)と比較し、短波長側にかなりシフトされ、これは、さらに飽和された色座標を誘導する。
一方、図3には、本発明の一実施形態として、AM駆動型OLEDの概略的な部分断面図が図示されている。基板110の一面上に形成されたバッファ層120の上部に半導体活性層130が形成される。半導体活性層130は、非晶質シリコン層で構成されるか、または、多結晶シリコン層で構成されることもある。図面で詳細に図示されていないが、半導体活性層130は、N+型またはP+型のドーパントでドーピングされるソース及びドレーン領域と、チャンネル領域とから構成されるが、半導体活性層130は、有機半導体からなりうるなど、多様な構成が可能である。
半導体活性層130の上部には、ゲート電極150が配置されるが、ゲート電極150は、隣接層との密着性、積層される層の表面平坦性、そして加工性などを考慮し、例えばMoW、Al/Cuのような物質から形成されることが望ましい。しかし、これに限定されるものではない。
ゲート電極150と半導体活性層130との間には、それらを絶縁させるためのゲート絶縁層140が位置する。ゲート電極150及びゲート絶縁層140の上部には、絶縁層としての中間層160が単層及び/または複層として形成され、その上部には、ソース/ドレーン電極170a、170bが形成されるが、ソース/ドレーン電極170a、170bは、Mo、Alのうち一つ以上の材料を備えることも可能である。すなわち、ソース/ドレーン電極170a、170bは、MoWのような材料から構成されることも可能であり、Mo/Alのように複層より構成されることもあるなど、多様な構成が取れ、半導体活性層130とのさらに円滑なオーミックコンタクトをなすために続いて熱処理されうる。
ソース/ドレーン電極170a、170bの上部には、一層以上の絶縁層が形成されるが、これはパシベーション層180a及び/または下部薄膜トランジスタ層を平坦化させるための平坦化層180bから構成される。パシベーション層180aは、SiNやSiOのような無機物で、平坦化層180bは、例えばBCB(Benzo Cyclo Butene)またはアクリルのような有機物層から構成されることもあるが、前記絶縁層は、単層または複層からも形成されるなど、多様な変形が可能である。前記絶縁層180には、ビアホール181が形成される。
前記絶縁層180の一面上には、第1電極層190が画素電極をなしうるように形成されるが、第1電極層190を構成する材料としては、ITOのような導電性酸化物を含むことができる。
第1電極層190が形成された後には、画素を定義するための画素定義層191が形成され、画素定義層191によって定義された画素の第1電極層190の一面上には、有機材料層、すなわち発光層を含む有機電界発光部192が配置される。
有機電界発光部192は、正孔注入層、正孔輸送層、発光層、電子輸送層、電子注入層を含むことができるが、本発明はこれに限定されず、少なくとも一部がOLEDに加えられる電磁波照射のスペクトルに対応する吸収スペクトルを備える範囲内で、正孔注入層及び/または正孔輸送層、発光層を含むようにするなど、多様な組み合わせが可能である。
有機電界発光部192の上部には、第2電極層193が形成されるが、一層以上の層を備えうる。第1電極層191及び第2電極層193は、スペックにより、透明電極を含むことができるなど、多様な変形が可能である。
前記のように、図3に図示されたOLEDの場合にも、光線照射段階は、最初の作動スタートアップ前に実施されたり、またはカソード(第2電極層)の形成後に実施されるなど、多様な構成が可能であり、本発明によるOLEDの製造方法は、OLEDを備える有機電界発光ディスプレイ装置の製造にも同様に適用できるなど、多様な変形が可能である。
本発明は、添付された図面に図示された一実施形態を参考に説明されたが、これは例示的なものに過ぎず、当技術分野で当業者ならば、これから多様な変形及び同等な他の実施形態が可能であるという点が理解できるであろう。よって、本発明の真の保護範囲は、請求範囲の範囲によってのみ決まるものである。
本発明のOLED、並びに該製造方法は、例えばディプレイ素子に効果的に適用可能である。
UV/Vis光線が照射された場合と、照射されない場合の、pLED構造素子の耐久年限曲線を示す図面である。 UV/Vis光線が照射された場合と、照射されない場合の、pLED構造素子用の電界発光スペクトルを示す図面である。 本発明の一実施形態であり、AM駆動型OLEDの概略的な部分断面図である。
符号の説明
10 非処理のOLEDの耐久年限曲線
12 3時間UV−光線照射された後のOLEDの耐久年限曲線
14 6時間UV−光線照射された後のOLEDの耐久年限曲線
16 非処理のOLEDの電界発光スペクトル
18 3時間UV−光線照射された後のOLEDの電界発光スペクトル
20 6時間UV−光線照射された後のOLEDの電界発光スペクトル
110 基板
120 バッファ層
130 半導体活性層
140 ゲート絶縁層
150 ゲート電極
160 中間層
170a、170b ソース/ドレイン電極
180 絶縁層
180a パシベーション層
180b 平坦化層
181 ビアホール
190 第1電極
191 画素定義層
192 電界発光部
193 第2電極

Claims (13)

  1. 吸収スペクトルを有する有機物質を備え、前記吸収スペクトルの電磁波照射の吸収を介してフォト発光に励起されうる有機電界発光素子の耐久年限を延長させるための有機電界発光素子の製造方法において、
    光線照射ソースから前記有機電界発光素子に電磁波照射させる光線照射段階を含み、前記電磁波照射光線のスペクトルは、前記有機電界発光素子の有機材料層の吸収スペクトルと少なくとも部分的に重畳されることを特徴とする有機電界発光素子の製造方法。
  2. 前記光線照射段階は、前記有機電界発光素子の最初の作動スタートアップ前に実施されることを特徴とする請求項1に記載の有機電界発光素子の製造方法。
  3. 前記光線照射段階は、前記有機電界発光素子に対するカソード蒸着後に実施されることを特徴とする請求項1に記載の有機電界発光素子の製造方法。
  4. 前記光線照射段階によって印加されるエネルギー密度は、500Ws/cm以上であることを特徴とする請求項1に記載の有機電界発光素子の製造方法。
  5. 前記有機電界発光素子は、透明電極を備え、
    前記光線照射段階は、前記透明電極側面を介して走査されることを特徴とする請求項1に記載の有機電界発光素子の製造方法。
  6. 前記光線照射段階により、前記有機電界発光素子は、1分ないし10時間の間電磁波照射の影響を受けることを特徴とする請求項1に記載の有機電界発光素子の製造方法。
  7. 前記光線照射段階により、前記有機電界発光素子は、3時間ないし6時間の間電磁波照射に影響を受けることを特徴とする請求項6に記載の有機電界発光素子の製造方法。
  8. 前記光線照射段階時に、前記有機電界発光素子と前記光線照射ソースは、5cm及び150cmの間隔をおいて配置されることを特徴とする請求項1に記載の有機電界発光素子の製造方法。
  9. 前記光線照射段階で、前記有機電界発光素子の基板が0.5より大きい透過率を備える高周波部のスペクトルと、前記有機電界発光素子の有機材料層吸収スペクトルに少なくとも部分的に対応する低周波部のスペクトルと、を有する光線照射ソースが使われることを特徴とする請求項1に記載の有機電界発光素子の製造方法。
  10. 前記光線照射段階で、前記有機電界発光素子の前記透明電極と前記有機材料層との間に配置される層に、0.5より大きい透過率を備えさせるスペクトルを有する光線照射ソースが使われることを特徴とする請求項1に記載の有機電界発光素子の製造方法。
  11. 前記光線照射ソースは、太陽光シミュレータまたはUV光線ソースであることを特徴とする請求項1に記載の有機電界発光素子の製造方法。
  12. 第1電極、有機材料層及び第2電極を備え、
    前記有機材料層の吸収スペクトルに少なくとも部分的に対応するスペクトルを備える電磁波照射で光線照射される有機電界発光素子。
  13. 前記光線照射は、最初の作動スタートアップ前に実施されることを特徴とする請求項12に記載の有機電界発光素子。
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