JP2006010944A5 - - Google Patents

Claims (7)

1. 励起光ビームを射出するための光源部と、
   光源部からの励起光ビームを走査するための走査光学系と、
   励起光ビームを試料に照射するための対物レンズと、
   試料に照射される励起光と励起光照射に起因して試料から生じる検出光（蛍光と反射光を含む）とを分離するための分離光学素子と、
   共焦点効果を得るための共焦点検出部と、
   検出光を分光検出するための分光検出装置と、
   前記分光検出装置によって得られた蛍光情報（蛍光分光画像または蛍光特性データ）から蛍光の種類ごとのスペクトル成分に対応した蛍光情報を分離演算する蛍光分離演算処理部を備えており、
   前記分光検出装置は、検出光を分光するための分光器と、分光器によって分光された光から任意の幅の波長帯の光を抽出するための光抽出部と、光抽出部によって抽出された光を検出するための検出器と、光抽出部によって抽出される光の波長帯を移動させる波長帯移動部とを有している、光走査型共焦点顕微鏡。
2. 請求項１において、波長域シフト部による波長帯のシフト量が波長帯の幅よりも小さい、光走査型共焦点顕微鏡。
3. 請求項１において、波長域シフト部による波長帯のシフト量が波長帯の幅よりも大きい、光走査型共焦点顕微鏡。
4. 請求項１において、分光器は、検出光を波長ごとに異なる方向に偏向させる分散素子を備えている、光走査型共焦点顕微鏡。
5. 請求項１において、光抽出部は、開口幅を変更可能な機械的な可変開口を備え、開口を規定している遮光板が抽出する光の波長帯の上限と下限を定める、光走査型共焦点顕微鏡。
6. 請求項４において、波長帯移動部は、分散素子を光軸に直交する軸周りに回転させる回転デバイスを備えている、光走査型共焦点顕微鏡。
7. 請求項１において、分光器は、特定の波長帯の光を選択的に透過するバンドパスフィルターを備え、波長帯移動部は、バンドパスフィルターを光軸に直交する軸周りに回転させる回転デバイスを備えている、光走査型共焦点顕微鏡。